JP2006093999A - スライド型携帯電話機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 2つの筐体をスライド機構を介して、スライド可能に連結されたスライド型携帯電話機は、スライダと溝の間隙によって2つの筐体ががたつく問題があった。
【解決手段】 このような2つの筐体間のがたつきを防止するため、本発明は、上筐体1に設けられた溝7を、上筐体1の外面と内面が貫通するよう形成されてスライダ9がスライド可能に形成された第1の溝14と、この第1の溝に沿って、上筐体1の長手方向に延在するがたつき防止用の突出部8がスライド可能に嵌合する第2の溝15を含むように形成した。
【選択図】 図3
【解決手段】 このような2つの筐体間のがたつきを防止するため、本発明は、上筐体1に設けられた溝7を、上筐体1の外面と内面が貫通するよう形成されてスライダ9がスライド可能に形成された第1の溝14と、この第1の溝に沿って、上筐体1の長手方向に延在するがたつき防止用の突出部8がスライド可能に嵌合する第2の溝15を含むように形成した。
【選択図】 図3
Description
本発明は、表示部と受話部を備えた上筐体と、操作部と送話部を備えた下筐体とをスライド可能に結合してなるスライド型携帯電話機に関するものであり、特に上筐体と下筐体のがたつきを防止したスライド型携帯電話機に関するものである。
スライド型携帯電話機は、表示部と受話部を備えた上筐体に対して、操作部と送話部を備えた下筐体がほぼ平行に相対移動して、上筐体の表示部と受話部が露出し、下筐体の操作部が上筐体に覆われている「閉状態」から上筐体の表示部と受話部、下筐体の操作部がともに露出した「開状態」に移行する。スライド型携帯電話機は、かかる動作を実現するために、上筐体と下筐体をスライド可能に結合するスライド機構を有する。
このスライド機構は、「スライドカバー」と「ロックプレート」からなるスライドケース内に摺動可能に「スライダ」が設けられてなる。スライダには、スライドケース内を摺動可能に設けられた状態で、スライドケースから突出して筐体と固定される「ピン」が設けられる。このように構成されたスライド機構は、例えば上筐体に設けられ、スライダのピンを介して下筐体と接続される。スライド機構の構成、およびスライド機構を携帯電話機に取り付ける方法については下記の特許文献1に開示されている。
ところで、上記スライド型携帯電話機は、スライドカバー内を摺動するスライダを介して上筐体と下筐体が連結されている。スライダをスライドカバーに対してなめらかに摺動させるため、スライダとスライドカバーの内壁の間には隙間が存在する。この隙間が、上筐体と下筐体の相対的なねじれやがたつきの原因となっている。かかるねじれやがたつきの発生を防止するため、例えば上筐体側にスライド機構のほか、上筐体の長手方向の両側に「溝」が形成され、下筐体側にこの溝と嵌合する突出部を設けることで、ねじれやがたつきを防止した携帯電話機が特許文献2に開示されている。
しかし、上記のようながたつき防止用の「突出部」は左右方向のがたつきを防止するため、ある程度の長さを必要とするので、上筐体と下筐体を開状態にしたとき、筐体の背面側に突出部が露出することになり意匠性を損ねている。また、この突出部が嵌合する溝は、溝が設けられた筐体の内部に突出部の頂部が一部露出するため、部品実装領域を狭めてしまうという問題もある。本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、意匠性を損ねず、かつ部品実装領域を狭めずに上筐体と下筐体のがたつきやねじれを防止するスライド型携帯電話機を提供することを目的とする。
本発明に係るスライド型携帯電話機は、少なくとも画像情報を表示する表示部を備えた第1の筐体と、音声情報が入力される送話部を備えた第2の筐体と、第1の筐体と第2の筐体を相対的に平行移動させるスライダを含み、このスライダを介して、第1の筐体と第2の筐体をスライド可能に結合するスライド機構と、第1の筐体の表示部が設けられた正面の反対側の背面において、第1の筐体の外面と内面を貫通して形成されるとともに、スライド機構が第1の筐体の内面側に設けられ、第2の筐体と固定されたスライダが摺動する第1の溝、および第1の筐体の外面と内面を貫通しないように形成され、第1の溝に沿って延在する第2の溝を有する溝と、第1の筐体と第2の筐体がスライド機構により結合された状態で、第1の筐体と対向する第2の筐体の正面側に設けられ、溝を形成する第2の溝と嵌合する突出部とを設けたものである。
本発明に係るスライド型携帯電話機は、少なくとも画像情報を表示する表示部を備えた第1の筐体と、音声情報が入力される送話部を備えた第2の筐体と、第1の筐体と第2の筐体を相対的に平行移動させるスライダを含み、このスライダを介して、第1の筐体と第2の筐体をスライド可能に結合するスライド機構と、第1の筐体の表示部が設けられた正面の反対側の背面において、第1の筐体の外面と内面を貫通して形成されるとともに、スライド機構が第1の筐体の内面側に設けられ、第2の筐体と固定された前記スライダが摺動する溝と、第1の筐体と第2の筐体がスライド機構により結合された状態で、第1の筐体と対向する第2の筐体の正面側に設けられ、スライダの両端部側において溝と嵌合する突起とを設けたものである。
本発明に係るスライド型携帯電話機は、少なくとも画像情報を表示する表示部を備えた第1の筐体と、音声情報が入力される送話部を備えた第2の筐体と、第1の筐体と第2の筐体を相対的に平行移動させるスライダを含み、このスライダを介して、第1の筐体と第2の筐体をスライド可能に結合するスライド機構と、第1の筐体の表示部が設けられた正面の反対側の背面において、第1の筐体の外面と内面を貫通して形成されるとともに、スライド機構が第1の筐体の内面側に設けられ、第2の筐体と固定されたスライダが摺動する第1の溝、および第1の筐体の外面と内面を貫通しないように形成され、第1の溝に沿って延在する第2の溝を有する溝と、第1の筐体と第2の筐体がスライド機構により結合された状態で、第1の筐体と対向する第2の筐体の正面側に設けられ、溝を形成する第2の溝と嵌合する突出部とを設けたので、スライド機構が設けられた溝を、スライダが摺動する貫通溝である第1の溝と、がたつき防止用の突出部が嵌合する第2の溝を一体に形成でき、溝にスライダのガイド機能とがたつき防止機能とをともに持たせることが可能になる。
本発明に係るスライド型携帯電話機は、少なくとも画像情報を表示する表示部を備えた第1の筐体と、音声情報が入力される送話部を備えた第2の筐体と、第1の筐体と第2の筐体を相対的に平行移動させるスライダを含み、このスライダを介して、第1の筐体と第2の筐体をスライド可能に結合するスライド機構と、第1の筐体の表示部が設けられた正面の反対側の背面において、第1の筐体の外面と内面を貫通して形成されるとともに、スライド機構が第1の筐体の内面側に設けられ、第2の筐体と固定された前記スライダが摺動する溝と、第1の筐体と第2の筐体がスライド機構により結合された状態で、第1の筐体と対向する第2の筐体の正面側に設けられ、スライダの両端部側において溝と嵌合する突起とを設けたので、スライダを中心とするがたつきをより効率的に防止することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について説明する。図1および図2はスライド型携帯電話機の外観を示す外観斜視図である。図1は上筐体1と下筐体2が閉じられた状態のスライド型携帯電話機を示す。図1のように上筐体1と下筐体2が閉じられた状態では、上筐体1の表示部3と受話部4が露出しており、下筐体2の操作部5と送話部6が上筐体1に覆われている。図2は上筐体1と下筐体2が開けられた状態のスライド型携帯電話機を示す。図2のように上筐体1と下筐体2が開けられた状態では、上筐体1の表示部3と受話部4、下筐体2の操作部5と送話部6がともに露出した状態になる。
以下、この発明の実施の形態1について説明する。図1および図2はスライド型携帯電話機の外観を示す外観斜視図である。図1は上筐体1と下筐体2が閉じられた状態のスライド型携帯電話機を示す。図1のように上筐体1と下筐体2が閉じられた状態では、上筐体1の表示部3と受話部4が露出しており、下筐体2の操作部5と送話部6が上筐体1に覆われている。図2は上筐体1と下筐体2が開けられた状態のスライド型携帯電話機を示す。図2のように上筐体1と下筐体2が開けられた状態では、上筐体1の表示部3と受話部4、下筐体2の操作部5と送話部6がともに露出した状態になる。
図3は、上筐体と下筐体を開いた状態のスライド型携帯電話の背面側外観を示す外観斜視図である。図3において、上筐体1の背面側に、上筐体1の長手方向に沿って延びる溝7が2本形成されている。それぞれの溝7は上筐体1の外側と内側を貫通するように形成されている。この溝7に沿って、上筐体1の内側にスライド機構が設けられ、スライド機構を構成するスライダの一部が溝7から下筐体2方向に突出する。スライド機構自体は、従来から用いられているものを本発明に適用可能であるため、その構成の詳細な説明は省略する。上筐体1の背面側と対向する下筐体2の面には、溝7に沿って延在する突出部8が設けられる。この突出部8は溝7と嵌合することにより、上筐体1と下筐体2ががたつくのを防止する。なお、図3において図1と同一の符号は同一または相当部分を示すので、説明は省略する。
図4は、図3に示すスライド型携帯電話機を分解した分解斜視図である。図4には、上筐体1の背面側に設けられた溝7からスライダ9が突出している様子が明示されている。一方、下筐体2の操作部5および送話部6が設けられた正面側に突出部8と、スライダ9が固定されるスライダ固定部10が設けられている。スライダ9はスライダ固定部10にねじなどを用いて固定される。溝7と嵌合する突出部8は、下筐体2の長手方向に延在した形状となっている。図4において、図3と同一の符号は同一または相当部分を示すので説明は省略する。突出部8を溝7に沿って長く形成することにより、上筐体1と下筐体2のがたつきを防止する効果を高めることができる。また、突出部8を下筐体2の操作部5や送話部6が設けられた正面側に形成することにより、上筐体1と下筐体2をスライド可能に結合した状態では、開状態および閉状態に関わらず上筐体1に覆われているため、突出部8が外部に露出することがなくなる。したがって、がたつき防止用の突出部が外部に露出して意匠性を損ねるという問題を解決することができる。
図5は、図3に示すスライド型携帯電話機の断面を示す断面図である。ロックプレート11とスライドカバー12より構成されたスライド機構13はスライダ9を摺動可能に保持している。このスライド機構13は上筐体1の内面に設けられ、スライダ9の頂部が溝7から突出している。上筐体1の溝7から突出したスライダ9の頂部は下筐体2と固定される。上筐体1に形成された溝7は、上筐体1の外側と内側を貫通する貫通溝である第1の溝14と、上筐体8に設けられた突出部8が嵌合する第2の溝15とを含む。第2の溝15は第1の溝14の近傍に設けられている。この第2の溝15は第1の溝14と異なり、上筐体1の外側と内側を貫通する貫通溝ではない。上筐体1が下筐体2に対してスライドするのに伴って、第2の溝15に嵌合した突出部8が第2の溝15に沿ってスライドする。
このように、スライド機構13が設けられた溝7を、スライダ9が摺動する貫通溝である第1の溝14と、がたつき防止用の突出部8が嵌合する第2の溝15を一体に形成することにより、溝7にスライダのガイド機能とがたつき防止機能とをともに持たせることが可能になる。スライダ9のガイドとなる第1の溝14とがたつき防止用の第2の溝を溝7として一体に形成することにより、従来のスライド型携帯電話機のごとく、がたつき防止用の溝ないし突出部を新たに形成する必要がなくなるので、がたつき防止用の溝ないし突出部により意匠性が損なわれるという問題も解決できる。
実施の形態2.
上記説明の実施の形態1にかかるスライド型携帯電話機は、上筐体1のスライド機構13が設けられた溝7を、スライダ9が摺動する貫通溝である第1の溝14と、がたつき防止用の突出部8が嵌合する第2の溝15を一体に形成することにより、溝7にスライダのガイド機能とがたつき防止機能とをともに持たせていた。また、がたつき防止用の突出部8を溝7に沿って長く形成することにより、上筐体1と下筐体2のがたつきを防止する効果を高めていた。しかし、デザインや部品実装の関係から、突出部8の長さを十分に取れないことも考えられる。突出部8の長手方向の長さを短縮すると、がたつき防止の効果は減少する。以下、突出部8の長手方向の長を充分に取れない場合であっても、がたつき防止機能が損なわれないスライド型携帯電話機について説明する。
上記説明の実施の形態1にかかるスライド型携帯電話機は、上筐体1のスライド機構13が設けられた溝7を、スライダ9が摺動する貫通溝である第1の溝14と、がたつき防止用の突出部8が嵌合する第2の溝15を一体に形成することにより、溝7にスライダのガイド機能とがたつき防止機能とをともに持たせていた。また、がたつき防止用の突出部8を溝7に沿って長く形成することにより、上筐体1と下筐体2のがたつきを防止する効果を高めていた。しかし、デザインや部品実装の関係から、突出部8の長さを十分に取れないことも考えられる。突出部8の長手方向の長さを短縮すると、がたつき防止の効果は減少する。以下、突出部8の長手方向の長を充分に取れない場合であっても、がたつき防止機能が損なわれないスライド型携帯電話機について説明する。
図6は、本発明の実施の形態2にかかるスライド型携帯電話機の分解斜視図である。図6において、上筐体1の背面側にはがたつき防止用の爪16が形成されている。一方、上筐体1の背面側と対向する下筐体1の正面側には、爪16をガイドする第3の溝17が形成されている。図6に示すスライド型携帯電話機においても、実施の形態1にかかる携帯電話機と同様、がたつきを防止するための突出部8と、第1の溝14と第2の溝15を含む溝7が形成されている。しかし、図6に示すスライド型携帯電話機は、爪16と第3の溝17によりがたつき防止機能が一部担保されるため、突出部8の長手方向の長さが短縮されている。なお、図6において、図4に示す符号と同一の符号は同一または相当部分を示すので説明は省略する。
上記説明のスライド型携帯電話機は、実施の形態1にかかるスライド型携帯電話機と同様、スライド機構13が設けられた溝7を、スライダ9が摺動する貫通溝である第1の溝14と、がたつき防止用の突出部8が嵌合する第2の溝15を一体に形成することにより、溝7にスライダのガイド機能とがたつき防止機能とをともに持たせることが可能になる。また、爪16と第3の溝17をさらに設けることにより、突出部8の長さを短くすることができるので、設計の自由度が増すという効果がある。さらに、爪16と第3の溝17を設けた状態で、突出部8の長さを長くした場合、実施の形態1にかかるスライド型携帯電話機よりもがたつき防止機能がより強化されるという効果がある。
実施の形態3.
実施の形態1および2にかかるスライド型携帯電話機では、上筐体1のスライド機構13が設けられた溝7を、スライダ9が摺動する貫通溝である第1の溝14と、がたつき防止用の突出部8が嵌合する第2の溝15を一体に形成することにより、溝7にスライダのガイド機能とがたつき防止機能とをともに持たせていた。しかし、溝7のようにひとつの溝に第1の溝14と第2の溝15を形成せずに、スライダ9の前後に配置された突起部を溝に嵌合させることで、実施の形態1および2と同様のがたつき防止の効果を得ることができる。
実施の形態1および2にかかるスライド型携帯電話機では、上筐体1のスライド機構13が設けられた溝7を、スライダ9が摺動する貫通溝である第1の溝14と、がたつき防止用の突出部8が嵌合する第2の溝15を一体に形成することにより、溝7にスライダのガイド機能とがたつき防止機能とをともに持たせていた。しかし、溝7のようにひとつの溝に第1の溝14と第2の溝15を形成せずに、スライダ9の前後に配置された突起部を溝に嵌合させることで、実施の形態1および2と同様のがたつき防止の効果を得ることができる。
図7は、本発明の実施の形態3にかかるスライド型携帯電話機の分解斜視図である。図7において、上筐体1の背面側と対向する下筐体1の正面側には、スライダ9が固定されるスライダ固定部10の長手方向の前後に、突起18が設けられている。この突起18はスライダ9を間にはさみこむように、上筐体1の背面側に形成された溝19に嵌合し、スライダ9とともに溝19を摺動する。突起18は、上筐体1の背面側に2本形成された溝19において、それぞれスライダ9の前後に計4ヶ所設けられている。この4ヶ所の突起18がスライダ9の前後に配置されて、スライダ9を中心として回転やねじれによるがたつきを防止する。このように、スライダ9の前後で溝19に嵌合する突起18ががたつきを防止するので、実施の形態1および2で説明したスライド型携帯電話機に設けられた、第2の溝15および突出部8のサイズ分下筐体2の幅を小さくすることができる。なお、図7において、図4に示す符号と同一の符号は同一または相当部分を示すので説明は省略する。
また、図7に示す上筐体1のスライダ固定部10の前後において、スライダ9をはさむように設けるのではなく、スライダ固定部10の前後に配置された突起18のうち、操作部5側の突起18を、上筐体1の溝19に平行な位置の操作部5側に設けることが考えられる。図8は、図7に示すスライド型携帯電話機の変形例を示す平面図である。図8(a)はスライド型携帯電話機の上筐体1を下筐体2に対して開いた状態を、図8(b)はスライド型携帯電話機の上筐体1を下筐体2に対して閉じた状態を示す。図8において、4箇所の突起18のうち、操作部5側の2ヶ所の突起18aが、操作部5側に近い下筐体1のほぼ中心部付近に設けられ、溝19と嵌合している。
操作部5側の2ヶ所の突起18aを、操作部5側に近い下筐体1のほぼ中心部付近に設けることにより、図8(a)のように、スライド型携帯電話機が開かれた状態のとき、下筐体2の端部側に位置する2ヶ所の突起18が上筐体1のほぼ中央部の溝19に位置し、下筐体2の操作部5側に位置する2ヶ所の突起18aが上筐体1の下側端部の溝19に位置する。一方、図8(b)のように、スライド型携帯電話機が閉じられた状態のとき、下筐体2の端部側に位置する2ヶ所の突起18が上筐体1の上側端部の溝19に位置し、下筐体2の操作部5側に位置する2ヶ所の突起18aが上筐体1のほぼ中央部の溝19に位置する。つまり、下筐体2の上端部側の2ヶ所の突起18と、下筐体2の操作部5側の2ヶ所の突起18aは、スライド型携帯電話機が開かれた状態および閉じられた状態に関わらず、上筐体1の中央部および上側端部(閉状態)ないし下側端部(開状態)の溝19に位置し、この位置において、上筐体1の溝19と嵌合して上筐体1を保持するので、スライダ9を中心とするがたつきをより効率的に防止することができる。
1 上筐体、2 下筐体、3 表示部、4 受話部(スピーカ)、5 操作部、
6 送話部(マイク)、7 溝、8 突出部、9 スライダ、10 スライダ固定部、
11 ロックプレート、12 スライドカバー、13 スライド機構、14 第1の溝、15 第2の溝、16 爪、17 第3の溝、18 突起、19 溝
6 送話部(マイク)、7 溝、8 突出部、9 スライダ、10 スライダ固定部、
11 ロックプレート、12 スライドカバー、13 スライド機構、14 第1の溝、15 第2の溝、16 爪、17 第3の溝、18 突起、19 溝
Claims (3)
- 少なくとも画像情報を表示する表示部を備えた第1の筐体と、
音声情報が入力される送話部を備えた第2の筐体と、
前記第1の筐体と前記第2の筐体を相対的に平行移動させるスライダを含み、このスライダを介して、前記第1の筐体と前記第2の筐体をスライド可能に結合するスライド機構と、
前記第1の筐体の前記表示部が設けられた正面の反対側の背面において、前記第1の筐体の外面と内面を貫通して形成されるとともに、前記スライド機構が前記第1の筐体の内面側に設けられ、前記第2の筐体と固定された前記スライダが摺動する第1の溝、および前記第1の筐体の外面と内面を貫通しないように形成され、前記第1の溝に沿って延在する第2の溝を有する溝と、
前記第1の筐体と前記第2の筐体が前記スライド機構により結合された状態で、前記第1の筐体と対向する前記第2の筐体の正面側に設けられ、前記溝を形成する前記第2の溝と嵌合する突出部とを設けたことを特徴とするスライド型携帯電話機。 - 第1の筐体の背面ないし第2の筐体の正面の何れかに爪が設けられ、この爪が設けられていない他方の筐体に前記爪と嵌合する第3の溝がさらに形成されたことを特徴とする請求項1に記載のスライド型携帯電話機。
- 少なくとも画像情報を表示する表示部を備えた第1の筐体と、
音声情報が入力される送話部を備えた第2の筐体と、
前記第1の筐体と前記第2の筐体を相対的に平行移動させるスライダを含み、このスライダを介して、前記第1の筐体と前記第2の筐体をスライド可能に結合するスライド機構と、
前記第1の筐体の前記表示部が設けられた正面の反対側の背面において、前記第1の筐体の外面と内面を貫通して形成されるとともに、前記スライド機構が前記第1の筐体の内面側に設けられ、前記第2の筐体と固定された前記スライダが摺動する溝と、
前記第1の筐体と前記第2の筐体が前記スライド機構により結合された状態で、前記第1の筐体と対向する前記第2の筐体の正面側に設けられ、前記スライダの両端部側において前記溝と嵌合する突起とを設けたことを特徴とするスライド型携帯電話機。
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