JP5018330B2 - スライド型携帯電話機 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機にかかり、特に、積層状に重ね合わせられた筐体が相互にスライドするスライド型携帯電話機に関する。
近年、携帯電話機は、薄型化、小型化の要求がより強くなっている。これと共に、操作性向上のため、広い面積のディスプレイや操作部を設けることも要求されている。かかる要求に応じて、近年では、主にディスプレイ側の筐体と操作キー部側の筐体といった2つの筐体が積層状態から相互にスライドする構造のスライド型携帯電話機が用いられている。
一方で、携帯電話機のさらなる薄型化を実現するとなると、仮に、操作キー部側筐体の背面側にアンテナを設けた場合に、アンテナエレメントと金属体であるスライド機構部の距離を十分に取ることができず、放射効率を確保することが困難となっていた。同時に、薄型化によって、アンテナエレメントと人体との距離がより近くなるため、SAR(比吸収率)も増大し、日本国内基準(2.0W
10g平均)を満足することが困難となる、という問題があった。
上記問題の解決方法として、スライド展開・収納に関わらず、筐体の一部を突起させて形成し、かかる突起部にアンテナを納める方法も使われている。しかしながら、かかる方法では、スライド収納時に突起部が筐体から突出したままの状態となり、ユーザが携帯電話機をポケットやバッグなどに収納する場合にひっかかるなど、携帯電話機の収納が困難になる、という問題があった。また、アンテナ部の形成位置によっては、携帯電話機を操作するユーザが手でアンテナを覆ってしまうことがあり、かかる場合には放射効率が劣化しうる、という問題があった。
また、近年では、湾曲スライド型の携帯電話機が登場している。湾曲スライド型とは、筐体が湾曲状にスライド移動し、これによって、スライド展開時には、操作キー側筐体と表示部側筐体が適度な角度を成して位置する、という構造である。このようにすることで、ユーザは自然な操作感を得るとともに、通話を行う際に顔面側面の形状にスライド展開した筐体がフィットするため、レシーバーと耳、マイクと口、をより自然と近づけることができる。その結果、ストレスを感じることなく通話が可能となり、操作性が向上しうる。
しかしながら、上述した通常のスライド型端末同様に湾曲スライド型携帯電話機においても薄型化を追及した場合、スライド機構部の影響によってアンテナ放射効率が低下する問題は同様に発生しうる。また、その解決策は、上記スライド型端末同様に、アンテナ部分を突起させるなどの方法しかない。さらに、SAR測定においても、上述したように、筐体と擬似人体の顔面側面がフィットすることから、アンテナエレメントが人体の顔面表面により近付くため、上記通常のスライド型端末よりもSARが大きくなってしまう傾向がある。
特開2004−328346号公報
ここで、上記特許文献1には、2つの筐体が開閉する折り畳み式携帯電話機において、アンテナの放射効率あるいはSARを改善する構成が開示されている。この文献では、携帯電話機の開閉動作に連動して、アンテナの先端部がその基端部を始点として、携帯電話機本体つまり筐体の背面より離れるよう構成されている。
しかしながら、上記特許文献1に開示の構成は折り畳み式携帯電話機に適用可能なよう構成されているため、かかる構造を上述したスライド型携帯電話機に適用することはできず、スライド型携帯電話機にて小型化、薄型化を図りつつ、通信品質の向上を図ることができない、という問題があった。また、上記文献では、本体からアンテナ先端部が常に突出しており、使用時には伸ばして利用する構成のロッド状アンテナを対象としているため、長いアンテナ部分を本体から離間させる構造が複雑かつ大型化してしまう、という問題があった。
このため、本発明では、上記不都合を改善し、特に、スライド型携帯電話機において、スライド収納時にアンテナ構造を筐体から突出させること無く小型化を図ると共に、薄型化を図りつつ、スライド展開時に十分な放射効率を得ることができる携帯電話機を提供することをその目的とする。
そこで、本発明のスライド型携帯電話機では、相互に積層状に配置される一対の筐体と、当該一対の筐体の間に設けられこれらを相互にスライド開閉させるスライド機構と、通信用電波の送受信を行うアンテナ部と、を備え、一対の筐体をスライドさせて開く時に、アンテナ部をスライド機構から離間するよう可動するアンテナ可動手段を備えた、という構成を採っている。
本発明は、以上のように構成することにより、スライド型携帯電話機にて筐体をスライドして開くと、アンテナ部がスライド機構から離間するよう可動する。従って、アンテナ部と金属体などで形成されたスライド機構との距離が離れるため、アンテナの放射効率の向上を図ることができ、通信品質の向上を図ることができる、という従来にない優れた効果を有する。
本発明は、スライド型携帯電話端末において、簡単な構成でスライド展開時のアンテナ放射効率を確保することができ、同時に、SAR(比吸収率)を改善することが出来ることを特徴とする。また、本発明を湾曲スライド型端末に適用した場合、スライド展開時、収納時に関わらず、カメラ撮影時にカメラの光軸と表示装置の表示面の角度を垂直に保つこともできる。
そして、本発明の一形態であるスライド型携帯電話機は、相互に積層状に配置される一対の筐体と、当該一対の筐体の間に設けられこれらを相互にスライド開閉させるスライド機構と、通信用電波の送受信を行うアンテナ部と、を備えたスライド型携帯電話機であって、一対の筐体をスライドさせて開く時に、アンテナ部をスライド機構から離間するよう可動するアンテナ可動手段を備えた、という構成を採る。
上記発明によると、スライド型携帯電話機にて筐体をスライドして開くと、アンテナ部がスライド機構から離間するよう可動する。従って、通話時など筐体をスライドして開いたときに、アンテナ部と金属体などで形成されたスライド機構との距離が離れるため、アンテナの放射効率の向上を図ることができる。その結果、通信品質の向上を図ることができる。
また、本発明では、上記アンテナ可動手段は、一対の筐体に設けられた受話音を出力するスピーカ及び送話音を入力するマイクの形成面からアンテナ部を離間するよう可動する、という構成を採る。これにより、ユーザが携帯電話機をスライドさせて開き、通話を行う際に、筐体のスピーカ及びマイクの形成面からアンテナ部の距離が離れる。従って、携帯電話機を頭部に当てて通話するユーザの頭部からアンテナ部を離すことができ、SAR(比吸収率)の低下を図ることができる。
また、本発明では、アンテナ部を、筐体のスピーカ及びマイクの形成面とは反対側の面に設けた、という構成を採る。さらに、本発明では、アンテナ部を、一対の筐体をスライドさせて開いたときに当該筐体が相互に重なって位置する筐体の端部に設けた、という構成を採る。
これにより、筐体に対して人の頭部がより近づくスピーカ及びマイクの形成面とは反対側の面にアンテナ部が設けられているため、スライド展開時にはさらにスピーカ及びマイクや、スライド機構からより離間させることができる。特に、スライドさせて開いたときに、中央付近に位置する筐体の端部であり筐体同士が重なる面とは反対側にアンテナ部を設けているため、頭部から最も離れた位置にアンテナ部が位置することとなる。従って、さらなる通信品質の向上、SARの低下を図ることができる。
また、本発明では、上記アンテナ可動手段は、一対の筐体をスライドさせて開く時に、一方の筐体に設けられたアンテナ部に連動する部材に対して、他方の筐体のスライド動作によって所定の力を付勢することで、アンテナ部を可動させる、という構成を採る。具体的には、アンテナ可動手段は、アンテナ部を装備し一方の筐体に係合すると共に当該一方の筐体に対して可動する可動部と、他方の筐体に設けられ当該他方の筐体をスライドさせて開く時に可動部を可動させる力を付勢する可動力付勢部と、を備えた、という構成を採る。さらに具体的には、可動部は、他方の筐体のスライド面に向かって突出する突出部を備えると共に、可動力付勢部は、他方の筐体のスライド面に形成され、可動部の突出部を収容すると共に他方の筐体をスライドさせて開いた時に突出部を押圧して可動部を可動させる力を付勢する溝部を備えた、という構成を採る。
これにより、筐体をスライド動作させる際にアンテナ部と連動する部材、例えば、アンテナ部を装備した可動部に形成された突出部を、スライドする他方の筐体に設けられた可動力付勢部の溝部にて押圧して所定の力を付勢することで、アンテナ部を可動する。このように、簡易な構成にて実現することができ、製造の容易化、低コスト化を図ることができる。
また、本発明では、スライド機構は、一対の筐体を相互に湾曲状にスライド開閉させる機構であり、一対の筐体に設けられた受話音を出力するスピーカ及び送話音を入力するマイクの形成面とは反対側の筐体面にカメラ部を備え、一対の筐体をスライドさせて開く時にカメラ部の撮影方向が変化するよう当該カメラ部を可動するカメラ可動手段を備えた、という構成を採る。そして、上記カメラ可動手段は、カメラ部による撮影方向を表す光軸が、筐体に設けられた表示部の表示面に対して直角になるようカメラ部を可動する、という構成を採る。さらに、本発明では、上記アンテナ部を装備した可動部に、カメラ部を装備する、という構成を採る。
これにより、例えば、湾曲スライド型端末の場合、湾曲してスライドする一対の筐体のために、スライドして開いたときに表示部とカメラの光軸が直角にならず自然な撮影ができないなどの問題があるが、スライドして開いた時においてもカメラ部の光軸と表示部の表示面が直角に位置するため、自然かつ簡易な撮影が可能となる。
本発明の第1の実施例を、図1乃至図5、図10乃至図13を参照して説明する。図1は、本実施例におけるスライド型携帯電話機の外観を示す図であり、スライド展開させたときの様子を示している。図2は、携帯電話機の側方断面図であり、図3は、スライド展開させたときの側方断面図である。図4乃至図5は、各筐体の構成を示す図である。また、図10乃至図13は、携帯電話機の基本構成を示す図である。
[構成]
本実施例における携帯電話機1は、一対の所定の厚みを有する略長方形の筐体10,20が、相互にスライド可能なよう係合している。そして、図1に示すように、一対の筐体10,20は、表示部11が設けられた上側筐体10と、操作部21が設けられた下側筐体20とによって構成されており、各筐体10,20の長辺方向に沿って相互にスライド可能なよう構成されている(矢印A参照)。例えば、通話などの操作時にスライド展開し(スライドさせて開く(図1の状態))、不使用時や表示画面のみを閲覧する場合には、スライド収納する(スライドさせて閉じる)。なお、本発明におけるスライド型携帯電話機1は、図1に示す構成及び形状に限定されない。例えば、上側筐体10の表示部11の下部に、十字キーや決定キーなどを有する操作部の一部が形成されていてもよい。
ここで、図10乃至図13を参照して、スライド型携帯電話機の基本構成について説明する。図10は、スライド型携帯電話機201をスライド収納させたときの側方断面図を示しており、図11は、スライド展開させたときの側方断面図を示している。まず、上側筐体210は、内部に基板212を装備し、この基板212上に設置され上側筐体210の表面(図10の右側の面)に位置する表示部211を備えている。また、その反対側の面である上側筐体210の背面(図10の左側の面)には、下側筐体220と係合してスライド開閉を可能とする上側スライド機構213を備えている。この上側スライド機構213が形成された上側筐体210を背面側から見た図を、図12(a)に示す。また、図12(a)のE−E線断面図を図12(b)に示す。
図12に示すように、上側スライド機構213は、上側筐体210の背面側のほぼ全面に設けられた所定の厚みを有する薄板状の金属板にて形成されており、上側筐体210の略長方形である背面よりも一回り小さい略長方形状にて形成されている。そして、その長辺方向に沿って、各長辺付近に、所定の深さの凹状のレール溝213aが2本形成されている。なお、上側筐体210の下端部、つまり、図11では、スライド展開された時に下側筐体220の操作部221側に位置して表示部211の下方側となる端部側で、各レース溝213aは終端しており、レールエンドが形成されている。
また、下側筐体220は、内部に基板222を装備し、この基板222上に設置され下側筐体220の表面(図10の右側の面)に位置する操作部221を備えている。また、その反対側の面である下側筐体220の背面(図10の左側の面)には、電池224を備えている。さらに、基板222上には、表面側に、上述した上側筐体210と係合してスライド開閉を可能とする下側スライド機構223を備えている。この下側スライド機構223が形成された下側筐体220を表面側から見た図を、図13(a)に示す。また、図13(a)のF−F線断面図を図13(b)に示す。
図13に示すように、下側スライド機構223は、下側筐体220の背面側の上方に配設されており、所定の厚みを有する薄板状の金属板にて形成されている。そして、この下側スライド機構223は、略長方形である下側筐体220の長辺側に短辺を有する略長方形にて形成されており、当該短辺(筐体220の長辺)に沿って、各短辺付近に所定の高さの凸状のガイド223aが2本形成されている。そして、このガイド223aは、上記上側スライド機構213に形成された各レール溝213aにそれぞれ嵌合して、当該レール溝213a内をガイド223aが滑ることで、一対の筐体210,220がスライド移動可能となり、展開、収納が実現される。なお、上記レール溝213aは下端側で終端しており、このレールエンドにガイド223aが当接することで、図11に示すように、スライド展開された状態でスライド動作が止まり、各筐体210,220のスライド展開時の位置が決定される。なお、ガイド223aの長さ、レール溝213aの長さを調節することで、展開、収納時の上側筐体210、下側筐体220の位置関係を設定することができる。
なお、上記上側スライド機構213及び下側スライド機構223は、携帯電話機201の落下等の時に強い力がかかるため、強度を確保する必要があり、金属が望ましい。特に、外気にさらされる箇所であるため、金属の中でも腐食に強いSUS304を用いて形成されているとよい。但し、これは一例であって、スライド機構213,223はいかなる材料にて形成されていてもよい。
また、下側筐体220の背面側には、その上端部、つまり、図11に示すように、スライド展開した時の中央付近であり、上側筐体210と重なる部分に、通信用電波の送受信を行うアンテナ部240が設けられている。換言すると、スライド展開されてユーザにて把持される電池224が装備された下端側とは反対側の上端側に、アンテナ部240が装備されている。また、下側筐体220の背面側には、画像取得を行うためのカメラ部250も装備されている。
そして、本実施例における携帯電話機1は、上述した図10乃至図13を参照して説明した構成をベースにして構成されている。本実施例における携帯電話1の構成を、図1乃至図5を参照して説明する。
本実施例における携帯電話機1は、まず、上述同様に、一対の所定の厚みを有する略長方形の筐体10,20が、相互にスライド可能なよう係合している。一対の筐体10,20は、表面に表示部11及び受話音を出力するスピーカ16が設けられた上側筐体10(他方の筐体)と、表面に操作部21及び送話音を入力するマイク26が設けられた下側筐体20(一方の筐体)とによって構成されている。
そして、図2は、スライド型携帯電話機1をスライド収納させたときの側方断面図を示しており、図3は、スライド展開させたときの側方断面図を示している。まず、上側筐体10は、上述同様に、内部に基板11を装備し、この基板11上に設置され上側筐体10の表面(図2の右側の面)に位置する表示部11を備えている。また、その反対側の面である上側筐体10の背面(図2の左側の面)には、下側筐体20と係合してスライド開閉を可能とする上側スライド機構13を備えている。この上側スライド機構13が形成された上側筐体10を背面側から見た図を、図4(a)に示す。また、図4(a)のA−A線断面図を図4(b)に示す。
図4に示すように、上側スライド機構13は、上側筐体10の背面側のほぼ全面に設けられた所定の厚みを有する薄板状の金属板にて形成されており、上側筐体10の略長方形である背面よりも一回り小さい略長方形状にて形成されている。そして、その長辺方向に沿って、各長辺付近に、所定の深さの凹状のレール溝13aが2本形成されている。なお、上側筐体10の下端部、つまり、図3のようにスライド展開された時に下側筐体20の操作部21側に位置して表示部11の下方側となる端部側で、各レース溝13aは終端しており、レールエンドが形成されている。そして、さらに、本実施例における上側スライド機構13には、長手方向に沿った中心線上であって、上端から長手方向の中央よりもやや下の位置にかけて、上記レール溝13aよりも深く形成された凹状のアンテナ可動用溝13b(可動力付勢部(溝部))が形成されている。このアンテナ可動用溝13bには、後述するように、アンテナ部40が設けられた可動部30の突起23bが嵌合し、さらには、アンテナ可動用溝13bがスライド展開時に可動部30に対して可動力を付勢することとなる。
また、下側筐体20は、内部に基板22を装備し、この基板22上に設置され下側筐体20の表面(図2の右側の面)に位置する操作部21を備えている。また、その反対側の面である下側筐体20の背面(図2の左側の面)には、電池24を備えている。そして、上述同様に、基板22上の表面側に、上述した上側筐体10と係合してスライド開閉を可能とする下側スライド機構23を備えている。この下側スライド機構23が形成された下側筐体20を表面側から見た図を、図5(a)に示す。また、図5(a)のB−B線断面図を図5(b)に示す。
図5に示すように、下側スライド機構23は、下側筐体20の背面側の上方に配設されており、所定の厚みを有する薄板状の金属板にて形成されている。そして、この下側スライド機構23は、略長方形である下側筐体20の長辺側に短辺を有する略長方形にて形成されており、当該短辺に沿って、各短辺付近に、所定の高さの凸状のガイド23aが2本形成されている。そして、このガイド23aは、上記上側スライド機構13に形成された各レール溝13aにそれぞれ嵌合して、当該レール溝13a内をガイド23aが滑ることで、一対の筐体10,20がスライド移動可能となり、展開、収納が実現される。
さらに、本実施例における下側筐体20には、その上端部、つまり、上側筐体10がスライド展開した場合でも当該上側筐体10に重なる部位となる端部が、操作部21側と切り離されて、アンテナ部40を含む可動部30を構成している。そして、この可動部30は、背面側で蝶番31にて下側筐体20と回動自在に係合されている。なお、蝶番31は、例えば、2個設けられており、金属製のバネ、ゴム等弾性のある部品によって、可動部30側と操作部21側の筐体20とが、適切な力で密着する方向に力がかかるように構成されている。なお、可動部30は、後述するようにスライド展開時に、蝶番31を支点として回転することで、背面側に位置するアンテナ部40がさらに背面側に移動することとなる(図3参照)。
また、可動部30の表面側には、上側筐体10の背面側、つまり、上側スライド機構13に向かって突出する突起23b(突出部)が形成されている。この突起23bは、図5に示すように、可動部30の下側筐体20側のほぼ中心に位置しており、上述した上側スライド機構13に形成されたアンテナ可動用溝13bの位置に対応している。そして、その深さも、アンテナ可動用溝13bに収容可能な長さだけ突出している。この突起23bは、図3に示すように、上側筐体10が上方に移動すると、上側スライド機構13のほぼ中央に形成されたアンテナ可動用溝13bの終端であるレールエンドが当接して、上方に押圧される力が付勢される。これにより、可動部30は蝶番31を支点として回転することとなる。なお、可動部30よりも下方に位置する下側筐体20の背面には、画像取得を行うためのカメラ部50も装備されている。
以上のように、アンテナ部40が装備された可動部30と、これに形成された突起23bと、この突起23bを収容してガイドとなると共に当該突起23bをスライド展開時に押圧する上側スライド機構13に形成されたアンテナ可動用溝13bとは、後述するように、スライド機構13,23からアンテナ部40を離間するよう可動するアンテナ可動手段として機能している。なお、突起23bとアンテナ可動用溝13bの配置、当該溝13bの長さ、幅、蝶番31のバネの強度は、スライド展開時にアンテナ部40が蝶番31を支点に適切な角度にまで回転するよう調整される。
[動作]
次に、上記構成のスライド型携帯電話機1の動作を説明する。まず、図2に示すように、上側筐体10と下側筐体10とが、全面的に積層された状態となるスライド収納時には、突起23bがアンテナ可動用溝13bに収容されており、また、蝶番31のバネ力により、可動部30は蝶番31を支点として時計回り方向に付勢されている。従って、可動部31は下側筐体20に密着し、可動部30の背面と、下側筐体20の背面とが一直線上になり、平らな平面を形成することとなる。つまり、アンテナ部40は、電池24の面に対して平坦になっている。
その後、図3の矢印Y1に示すように、上側筐体10を下側筐体20に対して上方にスライド展開すると、上述したように、下側スライド機構23に形成されたガイド23aが上側スライド機構13に形成されたレール溝13aに沿って移動すると共に、及び、可動部30の突起23bが上側スライド機構13に形成されたアンテナ可動用溝13bに沿って移動する。そして、上側筐体10が上方に最大限スライド可能な位置まで移動すると、上側スライド機構13の長手方向のほぼ中心位置に形成されたアンテナ可動用溝13bのレールエンドに、可動部30の突起23bが当接し、当該突起23bを上方に押圧する。すると、可動部30は背面側で下側筐体20に蝶番31にて軸支されているため、突起23bに対して上方に押圧力が付勢されると、当該突起23bと一体的な可動部30は蝶番31を支点として反時計割りに回動することとなる(矢印Y2参照)。つまり、突起23bはアンテナ部40を装備した可動部30と一体的であるため、当該突起23bの移動に連動して可動部30つまりアンテナ部40が可動することとなる。すると、図3に示すように、可動部30の背面側に設けたアンテナ部40を、当該背面からさらに離間させることができる。
特に、上記動作により、アンテナ部40を金属製のスライド機構13,23から離すことができるため、通話時における放射効率の向上を図ることができる。その結果、通話品質の向上を図ることができる。同時に、スピーカやマイクが形成された表面ではなく背面側に位置するアンテナ部40を、さらに表面側から離間させているため、通話時において人体の頭部からアンテナ部40の距離をより離すことができ、SAR(比吸収率)の低下をも図ることができる。このとき、特に、アンテナ部40を可動させる可動部30を下側筐体20の上端部に設けることで、アンテナ部40が通話時に利用者にて把持されることを抑制しつつ、頭部からより離れた位置となるため、さらに通信品質の向上を図りつつ、SARの低下を図ることができる。そして、上述したように、簡易な構成で実現できるため、製造の容易化、低コスト化を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施例を、図6乃至図9を参照して説明する。本実施例における携帯電話機101は、まず、上述同様に、一対の所定の厚みを有する略長方形の筐体110,120が、相互にスライド可能なよう係合している。特に、一対の筐体110,120は、後述するように、スライド機構のスライド面が湾曲して形成されており、相互に湾曲状にスライドし、スライド展開したときに相互に所定の角度を成して「く」の字状となるよう構成されている。
具体的な構成としては、まず、一対の筐体110,120は、表面側に表示部111及び受話音を出力するスピーカ(図1の符号16参照)が設けられた上側筐体110(他方の筐体)と、表面に操作部121及び送話音を入力するマイク(図1の符号26参照)が設けられた下側筐体120(一方の筐体)とによって構成されている。そして、図6は、スライド型携帯電話機101をスライド収納させたときの側方断面図を示しており、図7は、スライド展開させたときの側方断面図を示している。
まず、上側筐体110は、上述同様に、内部に基板112を装備し、この基板112上に設置され上側筐体110の表面(図6の右側の面)に位置する表示部111を備えている。また、その反対側の面である上側筐体110の背面(図6の左側の面)には、下側筐体120と係合してスライド開閉を可能とする上側スライド機構113を備えている。この上側スライド機構113が形成された上側筐体110を背面側から見た図を、図8(a)に示す。また、図8(a)のC−C線断面図を図8(b)に示す。
図8に示すように、上側スライド機構113は、上側筐体110の背面側のほぼ全面に設けられた所定の厚みを有する薄板状の金属板にて形成されており、上側筐体110の略長方形である背面よりも一回り小さい略長方形状にて形成されている。そして、その長辺方向に沿って、各長辺付近に、所定の深さの凹状のレール溝113aが2本形成されている。なお、各レース溝113aは、上側筐体110の下端部、つまり、図7のようにスライド展開された時に下側筐体120の操作部121側に位置して表示部111の下方側となる端部側において、溝が終端してレールエンドが形成されている。そして、さらに、本実施例における上側スライド機構113には、長手方向の中心線上であって、その上端から長手方向の中央部分にかけて、上記レール溝113aよりも深く形成された凹状のアンテナ可動用溝113b(可動力付勢部(溝部))が形成されている。このアンテナ可動用溝13bには、後述するように、アンテナ部140が設けられた可動部130と連動する梃子125の一端部が嵌合し、さらには、アンテナ可動用溝113bが梃子125を介して可動部130に対して可動力を付勢することとなる。
また、下側筐体120は、内部に基板122を装備し、この基板122上に設置され下側筐体120の表面(図2の右側の面)に位置する操作部121を備えている。また、その反対側の面である下側筐体120の背面(図2の左側の面)には、電池124を備えている。そして、上述同様に、基板122上の表面側に、上述した上側筐体110と係合してスライド開閉を可能とする下側スライド機構123を備えている。この下側スライド機構123が形成された下側筐体120を表面側から見た図を、図9(a)に示す。また、図9(a)のD−D線断面図を図9(b)に示す。
また、図9に示すように、下側スライド機構123は、下側筐体120の背面側の上方に配設されており、所定の厚みを有する薄板状の金属板にて形成されている。そして、この下側スライド機構123は、略長方形である下側筐体120の長辺側に短辺を有する略長方形にて形成されており、当該短辺に沿って、各短辺付近に、所定の高さの凸状のガイド123aが2本形成されている。そして、このガイド123aは、上記上側スライド機構113に形成された各レール溝113aにそれぞれ嵌合して、当該レール溝113a内をガイド123aが滑ることで、一対の筐体110,120がスライド移動可能となり、展開、収納が実現される。なお、上記上側スライド機構113と下側スライド機構123の当接面であるスライド面は弧を描いて湾曲して形成されており、これにより、スライド動作は湾曲状となる。
さらに、本実施例における下側筐体120は、その上端部、つまり、上側筐体110がスライド展開した場合に重なる部位となる端部の一部が、操作部121側と別部材にて構成されており、アンテナ部140及びカメラ部150を含む可動部130を構成している。そして、この可動部130は、表面側の両端で、蝶番131にて下側筐体120から延びる枠体部分と回動自在に係合されている。なお、蝶番131は、例えば、2個設けられており、金属製のバネ、ゴム等弾性のある部品によって、可動部130の背面側と下側筐体120の表面側とが、適切な力で近接する方向に力がかかるように構成されている。なお、可動部130は、蝶番131を支点として回転することで、背面側に位置するアンテナ部140及びカメラ部150がさらに背面側に移動することとなる(図7参照)。
また、下側筐体120には、略L字上の梃子125がその中心にて回動自在に軸支されており、その一端が、上側筐体110の背面側、つまり、上側スライド機構113に向かって突出する突起(突出部)となっている。この突起は、図9に示すように、下側筐体120の短辺のほぼ中心に位置しており、上述した上側スライド機構113に形成されたアンテナ可動用溝113bの位置に対応している。そして、その高さも、アンテナ可動用溝113bに収容可能な長さだけ突出している。そして、この突起は、図7に示すように、上側筐体110が上方に移動すると、上側スライド機構113の長手方向に沿った中央部分に形成されたアンテナ可動用溝113bの終端であるレールエンドが当接して、上方に押圧されて回転する。すると、梃子125の他端が可動部130に固定装備された爪部132を押圧し、これによって、可動部130は蝶番131を支点として回転することとなる。
なお、スライド展開時には、図7に示すように、一対の筐体110,120は相互に湾曲スライドするため、各筐体110,120の表面は角度を成して位置することとなるが、これに連動して可動部130が回転して当該可動部130のカメラ部150が装備された背面の角度も変化する。このとき、カメラ部150の撮影方向である光軸Cが、上側筐体110に設けられた表示部111の表示面に対して直角になるよう、可動部130が可動する。なお、可動部130の可動角度は、梃子125の突起、アンテナ可動用溝113bの配置、当該溝113bの長さ、幅、蝶番131のバネの強度など、可動部130の可動に関連するあらゆる様子を調整することで、所望の角度つまり光軸Cと表示部111の表示面とが直角になるよう設定できる。
以上のように、アンテナ部140及びカメラ部150が装備された可動部130と、この可動部130を可動させる梃子125と、梃子125の一端である突起を収容してガイドとなって筐体をスライドさせると共にスライド展開時に可動部130を押圧する上側スライド機構113に形成されたアンテナ可動用溝113bとは、アンテナ部140を可動させるアンテナ可動手段であると共に、カメラ部150も可動させるカメラ可動手段として機能している。
[動作]
次に、上記構成のスライド型携帯電話機の動作を説明する。まず、図6に示すように、上側筐体110と下側筐体120とが、全面的に積層された状態となるスライド収納時には、梃子125の突起はアンテナ可動用溝113bに収容されている。また、蝶番131のバネ力により、可動部130は蝶番131を支点として反時計回り方向に回転するよう付勢されている。従って、可動部130の背面と、下側筐体120の背面とが一直線上になり、平らな平面を形成することとなる。つまり、アンテナ部140及びカメラ部150は、電池124の面と平坦になっている。その結果、カメラ部150の光軸Cと表示部111の表面とは直角になっている。
その後、図7の矢印Y11に示すように、上側筐体110を下側筐体120に対して上方にスライド展開すると、上述したように、下側スライド機構123に形成されたガイド123aが上側スライド機構113に形成されたレール溝113aに沿って、及び、梃子125の突起が上側スライド機構113に形成されたアンテナ可動用溝113bに沿って移動する。そして、各スライド機構113,123のスライド面は湾曲して形成されているため、上側筐体110も下側筐体120に対して湾曲移動し、相互に所定の角度を有して「く」の字状となる。
そして、上側筐体110が最大限にスライド可能な位置まで移動すると、上側スライド機構113の長手方向のほぼ中心位置に形成されたアンテナ可動用溝113bのレールエンドに、梃子125の突起が当接し、当該突起をスライド展開方向、つまり、図7では上方に押圧する。すると、梃子125は、図7の矢印Y12に示すように、反時計周り方向に回転し、突起とは反対側の端部が、可動部130に設けられた爪部132を背面側に押圧する。これにより、可動部130は蝶番131を支点として、下側筐体120に対して回動することとなる(矢印Y13参照)。つまり、可動部130の背面側に設けたアンテナ部140を、当該背面からさらに離間させることができる。同時に、可動部130の背面側に設けたカメラ部150も当該背面から離間し、その光軸Cの角度が変化するが、上述したように湾曲スライドにより上側筐体110の表示部111の表示面の角度も変化しており、かかる変化に対応してカメラ部150の光軸Cの角度も変化するよう可動状態が設定されている。具体的には、カメラ部150の撮影方向である光軸Cが、上側筐体110に設けられた表示部111の表示面に対して直角になるよう、可動部130が可動するよう設定されている。
以上により、湾曲してスライドする一対の筐体110,120のために、スライドして開いたときに表示部111とカメラ部150の光軸が直角にならないという不都合が生じうるが、上記構成にすることで、スライドして開いた時においてもカメラ部150の光軸Cと表示部111の表示面が直角に位置することとなる。従って、自然かつ容易な撮影が可能となる。
また、上述同様に、アンテナ部140を金属製のスライド機構113,123からの距離を離すことができるため、通話時における放射効率の向上を図ることができる。同時に、スピーカやマイクが形成された表面ではなく背面側に位置するアンテナ部140を、さらに表面側から離間させているため、通話時において人体の頭部からアンテナ部140の距離をより離すことができ、SAR(比吸収率)の低下をも図ることができる。そして、かかる構成を簡易な構成で実現できるため、製造の容易化、低コスト化を図ることができる。
さらに、上述した実施例1,2のように、筐体の一部であるアンテナ部140及び/あるいはカメラ部150を装備した部分が、スライド動作と連動して可動するため、かかる変則的な動作を楽しむことができ、デザイン性の向上を図ることができる。
本発明は、通話機能を有するPDAや携帯電話機など、スライド型機構を有する携帯電話機に利用することができ、産業上の利用可能性を有する。
スライド型携帯電話機の外観を示す正面図であり、スライド展開させたときの様子を示す。 実施例1におけるスライド型携帯電話機の側方断面図であり、スライド収納したときの様子を示す。 実施例1におけるスライド型携帯電話機の側方断面図であり、スライド展開したときの様子を示す。 実施例1における上側筐体の構成を示す図であり、図4(a)は背面側から見た図を示し、図4(b)は図4(a)のA−A線断面図を示す。 実施例1における下側筐体の構成を示す図であり、図5(a)は背面側から見た図を示し、図5(b)は図5(a)のB−B線断面図を示す。 実施例2におけるスライド型携帯電話機の側方断面図であり、スライド収納したときの様子を示す。 実施例2におけるスライド型携帯電話機の側方断面図であり、スライド展開したときの様子を示す。 実施例2における上側筐体の構成を示す図であり、図8(a)は背面側から見た図を示し、図8(b)は図8(a)のC−C線断面図を示す。 実施例2における下側筐体の構成を示す図であり、図9(a)は背面側から見た図を示し、図9(b)は図9(a)のD−D線断面図を示す。 スライド型携帯電話機の基本構成を示す図であり、スライド収納時の側方断面図を示す。 スライド型携帯電話機の基本構成を示す図であり、スライド展開時の側方断面図を示す。 スライド型携帯電話機の基本構成を示す図である。図12(a)は上側筐体を背面側から見た図を示し、図12(b)は図12(a)のE−E線断面図を示す。 スライド型携帯電話機の基本構成を示す図である。図13(a)は下側筐体を背面側から見た図を示し、図13(b)は図13(a)のF−F線断面図を示す。
符号の説明
1 携帯電話機
10,110 上側筐体
11,111 表示部
12,112 基板
13,113 上側スライド機構
13a,113a レール溝
13b,113b アンテナ可動用溝
16 スピーカ
20,120 下側スライド機構
21,121 操作部
22,122 基板
23,123 下側スライド機構
23a,123a ガイド
23b 突起
24,124 電池
30,130 可動部
31,131 蝶番
40,140 アンテナ部
50,150 カメラ部
125 梃子
C 光軸

Claims (4)

  1. 相互に積層状に配置される一対の筐体と、当該一対の筐体の間に設けられこれらを相互にスライド開閉させるスライド機構と、通信用電波の送受信を行うアンテナ部と、を備えたスライド型携帯電話機であって、
    前記一対の筐体をスライドさせて開く時に、前記アンテナ部を前記スライド機構から離間するよう可動するアンテナ可動手段を備え、
    前記アンテナ可動手段は、前記アンテナ部を装備し一方の前記筐体に係合すると共に当該一方の筐体に対して可動する可動部と、他方の前記筐体に設けられ当該他方の筐体を前記一方の筺体に対してスライドさせて開く時に当該他方の筐体のスライド動作によって前記可動部を可動させる力を付勢する可動力付勢部と、を備えた、
    ことを特徴とするスライド型携帯電話機。
  2. 前記アンテナ可動手段は、前記一対の筐体に設けられた受話音を出力するスピーカ及び送話音を入力するマイクの形成面から前記アンテナ部を離間するよう可動する、
    ことを特徴とする請求項1記載のスライド型携帯電話機。
  3. 前記アンテナ部を、前記筐体の前記スピーカ及び前記マイクの形成面とは反対側の面に設けた、
    ことを特徴とする請求項2記載のスライド型携帯電話機。
  4. 前記アンテナ部を、前記一対の筐体をスライドさせて開いたときに当該筐体が相互に重なって位置する筐体の端部に設けた、
    ことを特徴とする請求項3記載のスライド型携帯電話機。
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