JP2008527898A - スライドヒンジ装置、個人携帯端末機、ヒンジ装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
スライド式で開閉する2つの端末機本体の間に装着されるスライドヒンジ装置が開示される。スライドヒンジ装置は、レールヒンジ部と、スライドヒンジ部とを備えている。レールヒンジ部は、上部固定台と、上部固定台に所定の距離が離隔した下部固定台と、上部固定台と下部固定台に連結される少なくとも1本のガイドバーと含む。スライドヒンジ部は、中央部に前記ガイドバーに対応する貫通ホールが形成され、前記ガイドバーに沿ってスライド移動するためのスライドガイドと、スライドガイドを一体に連結するガイドフレームとを含む。したがって、根本的に上部固定台および下部固定台が成形工程と同時にガイドバーを収容するため、部品間の誤差を最小化できる。
Description
本発明は、スライド式の個人携帯端末機に関し、より詳細には、スライド式の個人携帯端末機および該端末機に装着されるスライドヒンジ装置、その製造方法に関する。
携帯電話は、その外形や作動方式に伴い、フリップ式、フォルダ式(folder-type)、スライド式(sliding-type)に区分されるのが一般的である。
このうち、スライド式の携帯電話は、2つのスライディング本体を相互に重ねて配置し、スライディング本体それぞれにはディスプレイ部およびキー入力部が同じ方向に配置されている。一般的に、スライド式の携帯電話は、前方のスライディング本体を相対的に移動させることで、後方に隠されたディスプレイ部またはキー入力部を露出する。一例として、前方のスライディング本体を上に押し上げながら後方のスライディング本体の前面に形成されたキー入力部を露出するスライド式の携帯電話がある。さらに他の例として、キー入力部が形成された前方のスライディング本体を下に移動することで、後方のスライディング本体の前面に形成されたディスプレイ部を露出する携帯電話もある。
スライド式の携帯電話は、上下に重なったスライディング本体を含んでいる。スライディング本体の間には両本体を連結するスライドヒンジ装置が介在しており、スライディング本体を相互連結したり、相互間のスライド移動を補助したりする。スライドヒンジ装置に関しては、様々な構造のヒンジ装置が開示されているが、そのうちガイドバーまたはシャフトを用いるものがあり、ガイドバーを用いてスライディング本体を安定的に滑走させることができる。
図1は、従来のスライディング装置を説明するための斜視図である。図1を参照すれば、従来のスライディング装置100は、ガイドレール部材110と、ガイドレール部材110上を滑走するスライド部材120と、スライド部材120の滑走を援助する第1および第2トーションスプリング130、140とを含む。
ガイドレール部材110は、長方形板112を中心として形成されており、長方形板112の対向する平行な両側面に沿って第1および第2ガイドバー150a、150bが装着されている。第1および第2ガイドバー150a、150bは、長方形板112の両側面から一定間隔だけ離隔されており、その両端が長方形板112の上下固定台114、116に固定されている。
また、第1および第2ガイドバー150a、150bの上下両端には、緩衝ゴム152a〜152b’が挿嵌した状態で上下固定台114、116に進入固定されている。上下緩衝ゴム152a〜152b’は、第1および第2ガイドバー150a、150bの端部に帽子のような形状で被されており、ガイドレール部材110でスライド部材120が直接的に上下に衝突することを防いでいる。さらには、スライド部材120が滑走する際に、ガイドレール部材110に装着された第1および第2ガイドバー150a、150bが互いに平行を維持できるようにもする。
長方形板112の両側端付近のほぼ中央付近の互いに若干外れた位置にはそれぞれホールが形成されており、該ホールに第1トーションスプリング130の一側アーム132aと第2トーションスプリング140の一側アーム142aが旋回可能に挿入される。
第1および第2ガイドバー150a、150bと対向している長方形板112の両側面には、第1および第2案内爪118a、118bが形成されている。さらに具体的に説明すれば、第1ガイドバー150aと対向する第1案内爪118aと第2ガイドバー150bと対向する第2案内爪118bは、長方形板112の両側面から平行な直線で延長されており、突出した直線で成されている。
スライド部材120は、ガイドレール部材110に直線方向に滑走する。このために、スライド部材120は、長方形基板部122の両側端に形成された第1および第2滑走結合部124a、124bを含む。第1および第2滑走結合部124a、124bには、第1および第2ガイドバー150a、150bがそれぞれ貫通しており、滑走が可能なように挿嵌される第1および第2ガイド溝126a、126bが形成される。第1および第2ガイド溝126a、126bには、第1および第2ガイドバー150a、150bと、滑走の際に接触摩擦を和らげるためのベアリング127a〜127b’とが、それぞれ上下1組ずつ挿入される。ベアリング127a〜127b’は、一般的にPOM(PolyOxyMethylene)を用いる。これにより、ガイドレール部材110とスライド部材120は直接接触することなく、対応するベアリングと緩衝ゴムを用いることによって、衝撃の緩和および騒音の低減が可能となる。
第1および第2滑走結合部124a、124bのさらに内側には、突出状の第1および第2レール128a、128bが対向して形成されており、該第1レール128aおよび第2レール128bは、ガイドレール部材110の第1案内爪118aおよび第2案内爪118bにそれぞれ滑走が可能なように噛合する。このとき、第1および第2レール128a、128bとこれと噛合する第1および第2案内爪118a、118bとの間には若干の遊隔があり、滑走の際に互いに接触することはない。滑走の際には、第1および第2ガイドバー150a、150bと第1および第2ガイド溝126a、126bが主導的に互いに作用しながら運動し、第1および第2案内爪118a、118bと第1および第2レール128a、128bは、補助的に水平運動によって他方向に捩れたりずれたりすることを抑制し、ガイドレール部材110でスライド部材120が安定して走行できるようにする。
スライディング装置100を組み立てた後に、ガイドレール部材110とスライド部材120に携帯電話の上部本体と下部本体をそれぞれねじ結合すれば、スライド式の携帯電話(図示せず)が完成する。通常、スライド式の携帯電話は、下部本体を手で握り、カバーに該当する上部本体を上に押し上げて用いるため、下部本体に固定されたスライド部材上で上部本体に固定されたガイドレール部材が移動するようになる。
一般的に、ガイドレール部材110およびスライド部材120は、アルミニウムで構成されており、ダイカストなどの方法によって生産される。一般的に、第1および第2ガイドバー150a、150bは、ガイドレール部材110とは個別に形成される。したがって、下部固定台116は、長方形板112から分離した構造を有しており、第1および第2ガイドバー150a、150bを挿入した後に、長方形板112に組み立てられる。また、第1および第2ガイドバー150a、150bを収容するための第1および第2ガイド溝126a、126bは、ダイカストによる形成が不可能であるため、スライド部材120を生産した後に、別途のホール加工によって生成しなければならない。その後に、POMなどで構成されたベアリング127a〜127b’を追加で挿入している。
ガイドバーまたはシャフトを用いたスライドヒンジ装置は、スライディング本体を安定的に滑走させることができる。しかし、ガイドバー構造を追加することでハンジ装置の製造が複雑化し、既存にはなかった下部固定台116の組み立て過程およびガイド溝126a、126bのためのホール加工が追加されることによって、製造費用や不良製品の発生
率が増加する恐れがある。
率が増加する恐れがある。
本発明は、上述した問題点を解決するために案出されたものであって、製造が容易なスライドヒンジ装置、その製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、製造のための工程数を減らすことができ、不良発生率を減少させることができるスライドヒンジ装置、その製造方法を提供することを他の目的とする。
上述した本発明の目的を達成するために、本発明の好ましい実施形態によれば、本発明のスライドヒンジ装置は、レールヒンジ部と、スライドヒンジ部とを備える。
レールヒンジ部は、上部固定台と、上部固定台と所定の距離が離隔された下部固定台と、上部固定台と下部固定台に連結される少なくとも1本のガイドバーとを含む。また、スライドヒンジ部は、中央部にガイドバーに対応する貫通ホールが形成され、ガイドバーに沿ってスライド移動するためのスライドガイドと、各ガイドバーのスライドガイドを一体に連結するガイドフレームとを含む。さらに、スライドガイドは、ガイドバーに沿ってスライド移動する移動ブッシュをさらに含むことができ、潤滑性素材を用いて形成される。
ガイドバーを有する従来のスライドヒンジ装置は、ガイドバーを別途で組み立てなければならない。このため、上部または下部固定台を構造的に分離させている。したがって、上部または下部固定台をレールプレートと別途に製作し、ガイドバーを組み立てた後にねじまたはその他の締結部を用いて上部または下部固定台を個別に組み立てなければならない。
また、スライドヒンジ部を製作する際にも、ダイカストまたは射出成形などを用いるため、スライドヒンジ部を長さ方向に貫通するホールを形成するのが困難である。その結果、別途のホール加工によってガイド溝を形成するしかない。たとえ圧出成形などを用いたとしても、バレル研磨などを行わなければならない。また、ガイド溝を形成した後には、POMなどの樹脂を用いたベアリングを挿入装着しなければならないが、ガイド溝およびベアリングのサイズが小さいため、現在は一般的に手作業に依存しており、極めて非効率的である。
しかし、本発明に係るスライドヒンジ装置は、ガイドバー上に直接的に上部固定台および下部固定台を成形するため、ホールを形成したりベアリングを挿入するための別途の過程が必要なく、上部または下部固定台を別途で製作する必要もなく、1度の成形で製作できるため、製造過程が容易となる。
また、インサート射出またはダイカストによってレールヒンジ部およびスライドヒンジ部を同時に成形できるため、ホールを形成したりベアリングを挿入するための別途の過程を省略できるため、組み立て過程が省略されて便利になる。
また、移動ブッシュおよびガイドバーが結合した状態でレールヒンジ部およびスライドヒンジ部が形成されるため、スライドヒンジ部のホール位置などが自動的に定義されるため、サイズ誤差に対する負担がない。
また、上述した本発明の目的を達成するための本発明の好ましい他の実施形態によれば、個人携帯端末機は、第1端末機本体と、レールヒンジ部と、スライドヒンジ部と、第2
端末本体とを備える。
端末本体とを備える。
第1端末機本体は、個人携帯端末機の本体を成し、レールヒンジ部は、第1端末機本体に装着される上部固定台と、上部固定台に所定の距離が離隔して位置し、上部固定台に対応して形成されて第1端末機本体に装着される下部固定台と、上部固定台と下部固定台との間に配置される少なくとも1本のガイドバーとを含む。したがって、第1端末機本体およびレールヒンジ部は一体を成して、同時に動作するようになる。また、スライドヒンジ部は、中央部に前記ガイドバーに対応する貫通ホールが形成され、ガイドバーに沿ってスライド移動するためのスライドガイドと、スライドガイドを一体に連結するガイドフレームとを含む。このとき、スライドガイドおよびガイドフレームは、インサート射出によって1度に成形することも可能である。さらに、第2端末機本体はガイドフレームに装着され、第1端末機本体に対してスライド移動する。
本明細書において、個人携帯端末機(Personal Portable Device)とは、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン(smart phone)、ハンドヘルド(handheld)PC、携帯電話、MP3プレーヤなどのような携帯用電気電子装置であって、CDMA(Code Division Multiplexing Access)モジュール、ブルートゥースモジュール、赤外線通信モジュール(IrDA)、有無線LANカードのような所定の通信モジュールを備えることができ、マルチメディア再生機能を行う所定のマイクロプロセッサを搭載することによって、所定の演算能力を備えた端末機を通称する概念で用いられる。
また、上述した本発明の目的を達成するための本発明の好ましいさらに他の実施形態によれば、スライドヒンジ装置の製造方法は、少なくとも1本のガイドバーおよびガイドバーに沿ってスライド移動するようにガイドバーを収容する移動ブッシュを提供する段階と、ガイドバーおよび移動ブッシュを金型に配置する段階と、金型を用いてガイドバーの両端部を収容する上部固定台および下部固定台を含むレールヒンジ部と、移動ブッシュを収容するスライドヒンジ部とを成形する段階とを含む。したがって、レールヒンジ部およびスライドヒンジ部を1度の成形によって製造できるため、複数回の成形過程と組み立て過程を省略できるため便利である。
また、スライドヒンジ装置の製造方法は、少なくとも1本のガイドバーと、ガイドバーに対応する貫通ホールが形成されて潤滑性素材を用いて形成された少なくとも1つのスライドガイドとを提供する段階と、ガイドバーおよび前記スライドガイドを第1金型に配置する段階と、前記第1金型を用いて前記ガイドバーの両端部を収容する上部固定台および下部固定台を成形する段階と、レールプレートを用いて上部固定台および下部固定台を連結する段階と、ガイドフレームを用いて前記スライドガイドを一体に連結する段階とを含む。したがって、第1金型を用いた射出成形によって上部固定台および下部固定台とガイドバーの組み立てが便利であり、レールプレートを別途で連結して厚さを薄く製造できる方法である。
以下、添付の図面に基づき、本発明の好適な実施の形態を詳細に説明するが、本発明がこれらの実施形態によって制限または限定されることはない。
第1実施形態
図2は、本発明の第1実施形態に係るスライドヒンジ装置を説明するための斜視図であり、図3は、図2のスライドヒンジ装置の側面図であり、図4は、図2のスライドヒンジ装置を説明するための部分斜視図である。
図2は、本発明の第1実施形態に係るスライドヒンジ装置を説明するための斜視図であり、図3は、図2のスライドヒンジ装置の側面図であり、図4は、図2のスライドヒンジ装置を説明するための部分斜視図である。
図2〜4を参照すれば、スライドヒンジ装置200は、レールヒンジ部210と、スラ
イドヒンジ部220とを含む。
イドヒンジ部220とを含む。
レールヒンジ部210は、上部固定台212と、下部固定台214と、ガイドバー216とを含む。上部固定台212はスライド移動式の個人形態端末機本体に装着され、下部固定台214はガイドバー216の長さだけ上部固定台212と離隔して形成され、上部固定台212に対応する形状で製造される。しかし、本発明の他の実施形態では、設計者の意図によって、上部固定台および下部固定台が同じ形状で形成されたり、互いに異なる多様な形状で形成されたりする。また、ガイドバー216は、上部固定台212および下部固定台214の間に配置され、ガイドバー216の両端部が上部固定台212および下部固定台214に収容および固定される。したがって、スライドヒンジ部220はガイドバー216上に成形され、ガイドバー216に沿ってスライド移動できるようになる。ガイドレール216aは、ガイドバー216に隣接するように長さ方向に沿ってL字形で形成される。
また、スライドヒンジ装置200が外部の端末機に装着される際に、ガイドレール216aは、ガイド突起228の外側に位置されるように外部の端末機に装着される。しかし、本発明の他の実施形態では、設計者の意図によって、ガイドレールおよび外部の端末機が一体に形成されることもできる。このとき、ガイドレール216aは、スライドヒンジ部220がレールヒンジ部210から離脱することを防ぐためのものであって、スライドヒンジ部220が正常に動く場合には、スライドヒンジ部220から所定の間隔だけ離隔されている。
また、ガイドバー216と上部固定台212および下部固定台214の連結部位には、隣接するようにリング状のダンパ218が提供される。ダンパ218は、スライドヒンジ部220およびレールヒンジ部210の間の直接的な接触によって発生する衝撃および騒音を減らすためのものであって、ダンパ218は円形、四角形など多様な断面を有することができる。ダンパは、従来の緩衝ゴムのように天然ゴムまたはその他の緩衝性を有する樹脂および構成で形成される。ただし、従来の緩衝ゴムは、帽子のような形状で形成され、ガイドバー216の端部に被せられるが、図4のダンパ218はリング状で形成され、ガイドバー216上での位置の調整が可能である。
さらに、ガイドバー216の端部には凹凸が形成され、射出成形の際に上部固定台212および下部固定台214からガイドバー216が離脱しないように両側で押さえる。
スライドヒンジ部220は、移動ブッシュ222と、スライドガイド224と、ガイドフレーム226とを含む。移動ブッシュ222はガイドバー216を収容できる中空形で形成されており、黄銅のような無給油(oil less bush)で用いることができる材質を用いて形成される。スライドガイド224は、キャスティングまたは射出成形などによって製造されるため、金型に配置される移動ブッシュ222も耐熱性を有する材質が一般的に用いられる。
移動ブッシュ222の周辺には、スライドガイド224およびガイドフレーム226が一体に形成される。本発明の製造方法によれば、スライドガイド224およびガイドフレーム226は、1つの金型空間でインサート射出成形によって製造される。しかし、本発明の他の実施形態では、設計者の意図によって、スライドガイドおよびガイドフレームは、キャスティングまたは射出成形以外の方法でも、移動ブッシュと一体に形成できるであろう。また、ガイドフレーム226の両側面には、ガイドレール216aに対応してL字形のガイド突起228が突出している。したがって、ガイド突起228の上面がガイドレール216aの突出した下面と接する位置に挿入され、スライドヒンジ部220がスライド移動する際に、スライドヒンジ部220およびレールヒンジ部210が相互離脱するこ
とを防ぐことができる。しかし、本発明の他の実施形態では、設計者の意図によって、ガイドレールが省略されることもある。また、ガイド突起228もスライドガイド224の長さ方向に沿って連続的に形成されるが、非連続的に形成されても、スライドヒンジ部220およびレールヒンジ部210が相互離脱することを防ぐことができる。
とを防ぐことができる。しかし、本発明の他の実施形態では、設計者の意図によって、ガイドレールが省略されることもある。また、ガイド突起228もスライドガイド224の長さ方向に沿って連続的に形成されるが、非連続的に形成されても、スライドヒンジ部220およびレールヒンジ部210が相互離脱することを防ぐことができる。
したがって、レールヒンジ部210上にスライドヒンジ部220が同時に成形されており、スライドヒンジ部220がレールヒンジ部210のガイドバー216に沿ってスライド移動できるため、本発明に係るスライドヒンジ装置は、スライド開閉型の個人携帯端末機に装着されて用いられるようになる。ここで、スライド開閉型の個人携帯端末機は、上下に重なるメイン本体およびスライド本体が互いにスライド移動しながら開閉する個人携帯端末機を意味する。
図5は、本発明の第1実施形態に係るスライドヒンジ装置の金型を説明するための断面図であり、図6は、本発明のスライドヒンジ装置の製造方法を説明するための制御フローチャートである。
図5および図6を参照すれば、少なくとも1本のガイドバー216と、ガイドバー216とともにスライド移動するようにガイドバー216を収容する移動ブッシュ222とを提供する(S610)。このとき、移動ブッシュ222の中空にガイドバー216が挿入するようになり、移動ブッシュ222はガイドバー216に一定した位置に配置する。
また、ガイドバー216およびガイドバー216に組み立てられた移動ブッシュ222を金型に配置する(S620)。図5を参照すれば、金型250は、上部固定台212と、下部固定台216と、スライドヒンジ部220とを同時に成形できる。このために、上部固定台212を成形するための第1金型空間252と、下部固定台214を成形するための第2金型空間254と、スライドヒンジ部220を成形するための第3金型空間256とを含む。第1〜第3金型空間252、254、256は相互分離しており、それぞれ分離された上部固定台212、下部固定台214およびスライドヒンジ部220を1度の工程によって成形できる。
また、金型250は、第3金型空間256に隣接しながらガイドバー216上に位置する余裕空間258を含む。余裕空間258は、成形をするための空間と言うよりは、ダンパ218を臨時に保護するための空間であって、初期にダンパ218をガイドバー216に挿入する過程において、余裕空間258に位置するように挿入される位置を調節できる。
また、金型250を用いて、ガイドバー216の両端部を収容する上部固定台212および下部固定台214を含むレールヒンジ部210と、移動ブッシュ222を収容するスライドヒンジ部220とを成形する(S630)。このとき、レールヒンジ部210およびスライドヒンジ部220を成形するためには、ダイカストまたはインサート射出成形などの方法が用いられる。したがって、用いられ得る素材としては、エンジニアリングプラスチック(EP)などの合成樹脂の他にも、アルミニウムなどの金属を用いることができる。
さらに、上部固定台212のための第1金型空間252と、下部固定台214のための第2金型空間254と、スライドヒンジ部220のための第3金型空間256を提供するが、第1〜第3金型空間252、254、256はそれぞれ分離している。また、第1〜第3金型空間252、254、256で1度の射出成形によってレールヒンジ部210およびスライドヒンジ部220を製造する(S640)。
したがって、本発明に係るスライドヒンジ装置は、ガイドバー216上に直接的に上部固定台212、下部固定台214およびスライドヒンジ部220を成形するため、ガイドバー216を組み立てるための別途の過程が必要ない。また、上部固定台212、下部固定台214およびスライドヒンジ部220が1度の成形によって製作できるため、製造過程が簡単かつ便利になる。
また、移動ブッシュ222およびガイドバー216が結合された状態でレールヒンジ部210およびスライドガイド220が形成されるため、スライドガイド220のホール位置などが自動的に定義され、サイズ誤差などに対する負担を無くすことができる。
第2実施形態
図7は、本発明の第2実施形態に係る個人携帯端末機を説明するための斜視図であり、図8は、図7の個人携帯端末機を説明するための内部斜視図であり、図9は、図7の個人携帯端末機のスライド駆動を説明するための内部透視図である。
図7は、本発明の第2実施形態に係る個人携帯端末機を説明するための斜視図であり、図8は、図7の個人携帯端末機を説明するための内部斜視図であり、図9は、図7の個人携帯端末機のスライド駆動を説明するための内部透視図である。
図7〜9を参照すれば、個人携帯端末機は、第1端末機本体305と、レールヒンジ部310と、スライドヒンジ部320と、第2端末機本体330と、弾性部材340とを備える。
スライド方式の個人携帯端末機において、レールヒンジ部310およびスライドヒンジ部320はそれぞれ端末機本体に固定され、端末機本体はその間に介在したレールヒンジ部310およびスライドヒンジ部320の間の移動によってスライド式で開閉されるようになる。レールヒンジ部310は、ディスプレイ部が装着された前方の端末機本体に装着され、スライドヒンジ部320は、キー入力盤およびバッテリなどが装着された後方の端末機本体に装着されるのが一般的である。
第1端末機本体305は、端末機本体の一本体を成し、レールヒンジ部310と連結される。端末機本体は、一般的な端末機機能を含む内外部品および回路構成を含む。端末機本体は、端末機ケース、キーパッド、ディスプレイモジュール、無線送受信モジュール、バッテリ、マイクおよびレシーバなどを含むことができ、製造社によってその内部構成は異なる。本発明では、端末機本体は、第1端末機本体305と、第2端末機本体330とを含む。第1端末機本体305の前面にはディスプレイモジュールが装着され、第2端末機本体330の前面にはキーパッドおよびバッテリなどが装着される。しかし、本発明の他の実施形態では、設計者の意図によって、第1端末機本体および第2端末機本体は、前記機能を他の機能に代替することもあるし、より多様な機能を装着することもある。
また、第1端末機本体305は、スライドヒンジ部320に一端が結束し、他端が第1端末機本体305に結束して、個人携帯端末機が開閉する際に第1端末機本体305および第2端末機本体330が半自動的に開閉するようにできる。図8に示すように、レールヒンジ部310およびスライドヒンジ部320の間には、介在する弾性部材340をさらに含んでおり、弾性部材340は、スライドヒンジ部320の移動経路のうち一地点を基準として互いに反する反発力を提供できる。したがって、ユーザが最初の位置から個人携帯端末機の第1端末機本体305を一定距離だけ移動すれば、レールヒンジ部310およびスライドヒンジ部320の間で自動的に力の方向が転換され、残りの経路が自動的に移動されるようになる。
このため、第1トーションスプリング342は、第1端末機本体305の第1スプリングブッシュ342aおよびスライドヒンジ部320の第1スプリングリベット342bに旋回可能に連結される。また、第2トーションスプリング344は、第1端末機本体305の第2スプリングブッシュ344aおよびスライドヒンジ部320の第2スプリングリ
ベット344bに旋回可能に連結される。
ベット344bに旋回可能に連結される。
第2端末機本体330は、ガイドフレーム326に装着されており、第1端末機本体305に対してスライド移動をする。その他のレールヒンジ部310およびスライドヒンジ部320は第1実施形態と実質的に同じであり、構成要素の機能および効果も実質的に同じであるため、本実施形態の説明では前記実施形態の説明および図面を参照することができるため、重複する内容は省略する。
図8に示すように、第1端末機本体305には、ガイドレール316aが一体に形成され、ガイドレール316aにはスライドヒンジ部320のガイド突起(図示せず)に対応した挿入溝329が形成され、スライドヒンジ部320のガイド突起(図示せず)が挿入溝329によって第1端末機本体305に挿入されるようになる。したがって、挿入溝329によってガイドレール316aを別途に組み立てなければならない過程を省略できる。このとき、外部から個人携帯端末機に大きい衝撃が発生してガイドバー316が潰れたり、レールヒンジ部310から離脱するときには、ガイド突起(図示せず)がガイドレール316aと密着するようになって外部への離脱を防ぐことができ、ガイドレール316aに沿って継続的なスライド移動が可能となる。このとき、ガイド突起(図示せず)は、第1実施形態と同じように形成されるため、詳細な説明は第1実施形態のガイド突起を参照すれば良い。
第3実施形態
図10は、本発明の第3実施形態に係るスライドヒンジ装置を説明するための平面図であり、図11は、図10のスライドヒンジ装置の斜視図である。
図10は、本発明の第3実施形態に係るスライドヒンジ装置を説明するための平面図であり、図11は、図10のスライドヒンジ装置の斜視図である。
図10および図11を参照すれば、スライドヒンジ装置400は、レールヒンジ部410と、スライドヒンジ部420と、トーションスプリング432とを含む。
スライド式の個人携帯端末機(図示せず)において、レールヒンジ部410およびスライドヒンジ部420はそれぞれ端末機本体に固定され、端末機本体は、その間に介在したレールヒンジ部410およびスライドヒンジ部420の間の移動によってスライド式に開閉するようになる。レールヒンジ部410はディスプレイ部が装着された前方の端末機本体に装着され、スライドヒンジ部420はキー入力盤およびバッテリなどが装着された後方の端末機本体に装着されるのが一般的である。
端末機本体は、一般的な端末機機能を含む内外部品および回路構成を含む。端末機本体は、端末機ケース、キーパッド、ディスプレイモジュール、無線送受信モジュール、バッテリ、マイクおよびレシーバなどを含むことができ、製造社によってその内部構成は異なる。
レールヒンジ部410は、個人携帯端末機の第1端末機本体に装着されるレールプレート412と、上部固定台413aと、下部固定台413bと、レールプレート412との側部に平行に配置される2本のガイドバー414を含む。しかし、本発明の他の実施形態では、設計者の意図によって、複数本のガイドバーが形成されることもある。
レールプレート412は、上部固定台413aおよび下部固定台413bを両端部に一体に連結し、内面は個人携帯端末機に装着される。レールプレート412はプレス加工によって製造され、その厚さを薄く製造できる。したがって、従来はスライドヒンジ装置の厚さを3.5〜3.6mmで製造していたが、本発明は2.7mmまで減らすことができる。レールプレート412の側部には、2度以上折り曲げてL字形で連結するガイド爪412aが形成される。しかし、本発明の他の実施形態では、設計者の意図によって、上部
固定台または下部固定台を形成せずに、レールプレートを1つの部品として形成させることもできる。
固定台または下部固定台を形成せずに、レールプレートを1つの部品として形成させることもできる。
また、ガイドバー414と隣接したレールプレート412の側面には、長さ方向に沿ってガイド爪412aが形成される。ガイド爪412aは、スライドヒンジ部420がレールヒンジ部410から離脱することを防ぐためのものであって、スライドヒンジ部420が正常に動く場合には、スライドヒンジ部420から所定間隔だけ離隔されている。また、ガイド爪412aは、レールプレート412の強度を強化するリブ(rib)の役割も行う。
また、ガイドバー414およびレールプレート412の連結部位に隣接するように、リング状のダンパ416が提供される。ダンパ416は、スライドヒンジ部420およびレールヒンジ部410の間の直接的な接触によって発生する衝撃および騒音を減らすためのものであって、円形、四角形など多様な断面を有することができる。ダンパ416は、従来の緩衝ゴムのように天然ゴムまたはその他の緩衝性を有する樹脂および構成で形成される。ただし、従来の緩衝ゴムは、帽子のような形状で形成され、ガイドバー414の端部に被せられるが、図2および図3のダンパ416はリング状で形成され、ガイドバー414上での位置の調整が可能となる。
スライドヒンジ部420は、スライドガイド422、424と、ガイドフレーム426とを含む。
スライドガイド422、424は、ガイドバー414に沿ってスライド移動するため、スライドガイド422、424の中央部を貫く貫通ホールが形成される。したがって、ガイドバー414およびスライドガイド422、424は、互いに直接的に摩擦しながらスライド移動するようになる。
このとき、ガイドバー414およびスライドガイド422、424が長期間に渡って摩擦されれば、材料の特性による粉塵が発生する恐れがあり、騒音が発生し、互いに磨耗が発生する恐れがある。しかし、本発明では、スライドガイド422、424をPOM(ポリアセタール)素材を用いて製造できる。このとき、ポリアセタールは、長期間に渡る広範囲な使用温度範囲においても、機械的、熱的、化学的な性質が優れている。さらに、ポリアセタールは、耐クリフ性、耐疲労性が他の樹脂に比べて極めて優れており、自己潤滑性があるため、スライドガイド422、424への使用が適合する。しかし、本発明の他の実施形態では、設計者の意図によって、ポリアセタールの他にポリアミド(polyamide)およびポリアミドイミド(polyamideimide)などの潤滑性素材に代替して用いることもできる。
また、スライドガイド422、424には、上部に余裕溝423が提供される。余裕溝423は、スライドガイド422、424の内部に余裕空間が提供され、前記余裕空間にガイドバー414が長さ方向に通過するようになる。さらに、スライドガイド422、424は、射出成形で製造される。このとき、スライドガイド422、424を貫通するホールを形成するためにコア(core)を用いることができるが、1つのコアを用いてスライドガイド422、424を貫通するように配置し、成形後に成形物を毀損せずにコアを引き出すことは現実的に容易ではない。したがって、スライドガイド422、424の余裕溝423を中心として両側に射出成形のためのコアが進入できるようにする。余裕溝423によって、スライドガイド422、424には、ホールまたは溝が形成される。
また、レールプレート412の側面にガイド爪412aが形成されたことに対応し、ガイド爪412aと対向するスライドガイド422、424の側面には、ガイド突起422
a、424aが形成される。ガイド突起422a、424aもスライドガイド422、424の長さ方向に沿って連続的に形成されが、非連続的に形成されても、スライドヒンジ部420およびレールヒンジ部410が相互離脱することを防ぐことができる。
a、424aが形成される。ガイド突起422a、424aもスライドガイド422、424の長さ方向に沿って連続的に形成されが、非連続的に形成されても、スライドヒンジ部420およびレールヒンジ部410が相互離脱することを防ぐことができる。
スライドガイド422、424は、ガイドバー414を中心としてそれぞれ回転できる。ただし、スライドガイド422、424がガイドフレーム426によって連結されることによって、スライドガイド422、424はガイドバー414に沿って直線往復運動のみが可能となる。スライドガイド422、424およびガイドフレーム426には、ねじホール422bまたはその他の締結部のための締結孔が形成されている。さらに、前記締結孔は約0.1〜0.2mmで外部に突出するように形成されるため、ねじ締結の際に、ねじの端部がスライドガイド422、424およびガイドフレーム426の内部に突出しないように設計される。したがって、レールヒンジ部410およびスライドガイド422、424を成形した後に、ガイドフレーム426にスライドガイド422、424を連結することによって、スライドヒンジ部420を提供できるようになる。また、ガイドフレーム426の内面には溝426aが長く形成され、外部の衝撃に対して強度を強化する役割をする。
図10に示すように、レールヒンジ部410およびスライドヒンジ部420の間には、介在する弾性部材をさらに含んでおり、弾性部材は、スライドヒンジ部420の移動経路のうち一地点を基準として互いに反する反発力を提供できる。したがって、ユーザが個人携帯端末機の第1端末機本体を一定距離だけ移動すれば、レールヒンジ部410およびスライドヒンジ部420の間では自動的に力の方向が転換され、残りの経路が自動的に移動するようになる。このため、弾性部材は、トーションスプリング432を含む。トーションスプリング432は、レールヒンジ部410のスプリングブッシュ418およびスライドヒンジ部420のスプリングリベット428に旋回可能に連結される。しかし、本発明の他の実施形態では、設計者の意図によって、トーションスプリングを2つ以上設置することもできる。
以下、図10のスライドヒンジ装置を製造する方法を説明する。
図12〜17は、図10のスライドヒンジ装置の製造および組み立て方法を説明するための斜視図または断面図である。
図12〜17は、図10のスライドヒンジ装置の製造および組み立て方法を説明するための斜視図または断面図である。
図12を参照すれば、上部固定台413aおよび下部固定台413bには、ガイドバー414が射出成形によって収容される。このとき、まず、ガイドバー414には、スライドガイド422、424およびダンパ416が組み立てられる。ガイドバー414の端部は、キャスティングまたは射出などによって上部固定台413aおよび下部固定台413bに部分的に収容されるため、ガイドバー414の端部に凹凸を形成することによって、さらに強固に固定させることができる。また、レールプレート412を連結するねじが上部固定台413aには下から上に締結され、下部固定台413bには上から下に締結される。その理由は、上部固定台413aに連結されるねじがレールヒンジ部410およびスライドヒンジ部420がスライド駆動する際に外部に露出するため、端末機本体と装着される方向に締結するのである。しかし、本発明の他の実施形態では、設計者の意図によって、ねじを多様な方法で締結できる。
図13および図14を参照すれば、上部固定台413aおよび下部固定台413bにレールプレート412を一体に連結する。このとき、レールプレート412は、ねじによって上部固定台413aおよび下部固定台413bと締結するようになる。このとき、レールプレート412の側部には、2度以上折り曲げてL字形で連結されるガイド爪412aが形成されており、ガイド爪412aは、スライドガイド422、424に突出したガイド突起422a、424aと噛合するように配置される。また、ガイド爪412aは、レ
ールプレート412の強度を強化するリブの役割を行う。
ールプレート412の強度を強化するリブの役割を行う。
さらに、レールプレート412を成形するためには、プレス加工などの方法が用いられる。したがって、レールプレート412は、金属素材を用いることができる。
図15を参照すれば、ガイドバー414は、潤滑性素材を用いて製造されたスライドガイド422、424を貫通し、ダンパ416を貫通するように形成される。したがって、スライドガイド422、424およびダンパ416がガイドバー414に組み立てられる。さらに、スライドガイド422、424およびダンパ416を組み立てたガイドバー414を第1金型450に配置するようになる。
図16を参照すれば、ガイドバー414をスライドガイド422、424の貫通ホールに結合させ、ガイドバー414の両端にダンパ416を結合するようになる。さらに、ガイドバー414およびスライドガイド422、424を第1金型450に配置する。このとき、ガイドバー414と、スライドガイド422、424と、Oリング状のダンパ416とを挿嵌した後に、スライドガイド422、424およびダンパ416周辺の金型空間452と分離した余裕空間458に位置させる。このとき、余裕空間458は、成形をするための空間と言うよりは、ダンパ416を臨時に保護するための空間であって、初期にダンパ416をガイドバー414に挿入する過程において、余裕空間458に位置するように挿入される位置を調節できる。
また、第1金型450の金型空間452に射出成形を用いてガイドバー414の両端部を収容する上部固定台413aおよび下部固定台413bを製造するようになる。さらに、レールプレート412を用いて、上部固定台413aおよび下部固定台413bが連結される。
図17を参照すれば、スライドガイド422、424を回転させて結合球が上方向に向かうようにした後に、ガイドフレーム426を用いてスライドガイド422、424を1つに連結できる。スライドガイド422、424は、ガイドフレーム426によって一体を形成しており、ガイドフレーム426の移動に伴いながらガイドバー414に沿ってともに移動するようになる。
ここで、ガイドフレーム426の組み立て前または後に、トーションスプリング432をレールヒンジ部410およびスライドヒンジ部420の間に介在させる。トーションスプリング432は、レールヒンジ部410のスプリングブッシュ418およびスライドヒンジ部420のスプリングリベット428に旋回可能に連結される。
このように、スライドヒンジ装置400を製造した後に、レールヒンジ部410とスライドヒンジ部420をそれぞれ個人携帯端末機の第1端末機本体および第2端末機本体に装着できる。第1および第2端末機本体は、スライドヒンジ装置400によって往復運動を成し、レールヒンジ部410およびスライドヒンジ部420は、ガイドバー414を用いて相対的に移動するため、安定的に移動できる。
図18は、本発明の一実施形態に係るスライドガイドを製造するための第2金型を説明するための断面図である。
図18を参照すれば、スライドガイド422、424は、第2金型460を用いて射出成形できる。第2金型460には、一部分が金型空間の内部に突出するため、射出成形の際にスライドガイド422、424に余裕溝423が形成される。また、余裕溝423を中心として両側部に向かってコアが進入するため、スライドガイド422、424には、
ガイドバー416のための貫通ホールが形成される(a)。したがって、スライドガイド422、424は、射出成形の際に第2金型460と従来より相対的に広い面積が接するようにるため材料の冷却が早まり、これにより、スライドガイド422、424の生産性を高めることができる。しかし、本発明の他の実施形態では、設計者の意図によって、スライドガイドに余裕溝を省略することもある。
ガイドバー416のための貫通ホールが形成される(a)。したがって、スライドガイド422、424は、射出成形の際に第2金型460と従来より相対的に広い面積が接するようにるため材料の冷却が早まり、これにより、スライドガイド422、424の生産性を高めることができる。しかし、本発明の他の実施形態では、設計者の意図によって、スライドガイドに余裕溝を省略することもある。
したがって、本発明に係るスライドヒンジ装置では、上部固定台413aおよび下部固定台413bをガイドバー414の両端部で収容するように射出成形するため、サイズ誤差に対する負担がなく、製造工程が便利である。また、レールプレート412をプレス加工によって製造するため、厚さを薄く製作できるようになる。
また、スライドヒンジ装置は、潤滑性素材を用いて製造するため、スライド感が向上し、粉塵が発生せずに親環境的である。さらに、スライドヒンジ装置は、ポリアセタールの素材を用いることができるため、機械的、熱的、化学的な性質が優れており、従来のヒンジ装置に比べて耐クリフ性、体疲労性が優れている。
また、ガイドフレーム426を固定させる前または後に、トーションスプリングなどを装着することで、半自動的な開閉機能の追加も可能である。
図19は、本発明の第3実施形態に係るスライドガイドのねじホールを説明するための部分断面図である。
図19を参照すれば、スライドガイド422、424には、ガイドフレーム426を締結するためのねじホール422b、424bが形成される。このとき、ねじホール422b、424bの入口には、ねじ425の頭を支持するためのカウンタボア422c、424cが形成されている。ねじ425は、ねじ頭425aと、ねじ頭425aより小さい直径を有するねじ軸425bと、ねじ軸425bの端部に形成されたねじ部425cとを含む。これにより、ねじ425は2重ねじを用いることができる。ねじ425は、ねじ軸425bによって、ねじ部425cがガイドフレーム426の内部に必要以上に締結されなくなるため、必要以上の力での加圧によりスライドガイド422、424が破損することを防ぐことができる。また、ねじホール422b、424bの形状が変形することも防ぐ。しかし、本発明の他の実施形態では、設計者の意図によって、ガイドフレームおよびスライドガイドの形状をねじに対応して多様に設定きる。
図20は、本発明の他の実施形態に係るスライドヒンジ装置を説明するための斜視図であり、図21は、図20のスライドヒンジ装置を説明するための断面図である。
図20および図21を参照すれば、スライドガイド522、524には、外部に向かって突出したガイド爪522aが形成される。このとき、ガイド爪522aは連続的に提供されるが、本発明の他の実施形態では、設計者の意図によって、非連続的に提供されることもある。
また、第1端末機本体の両側部にはガイドレール522bが設置され、ガイド爪522aは、ガイドレール522bに密着するようになる。したがって、スライドヒンジ装置が端末機本体から相互離脱することを防ぐことができる。
このとき、上部固定台513aおよび下部固定台513bと一体に連結されるレールプレート512の側部には、上部に向かって折り曲げられた溝が形成される。したがって、前記溝によってレールプレート512の強度が補強されるようになる。このとき、レールプレート512は、前記溝の代わりに側部を上部または下部に向かって折り曲げてリブの
役割を行うことができる。本発明の他の実施形態では、前記溝の形状を多様に製造できる。
役割を行うことができる。本発明の他の実施形態では、前記溝の形状を多様に製造できる。
また、レールプレート512の内部には弾性部材を装着することで、半自動的にスライド移動が成されるようになる。しかし、本発明の他の実施形態では、設計者の意図によって、レールプレートが第1端末機本体と一体に製造され、1度の組み立て工程で第1端末機本体およびスライドヒンジ装置を互いに組み立てることができる。
本発明のスライドヒンジ装置は、製造が容易であり、製造するための工程数を減らすことができ、不良製品の発生率を減少させることができて非常に経済的である。
また、製造した後にも、サイズなどを手動で合わせることができるため、サイズによる不良を防ぐことができ、精密工程に近い安全性を得ることができる。
また、スライドヒンジ装置は、潤滑性素材を用いて製造するため、スライド感を向上させ、粉塵が発生されずに親環境的である。さらに、スライドヒンジ装置は、ポリアセタールの素材を用いることができるため、機械的、熱的、化学的な性質が優れており、従来のヒンジ装置に比べて耐クリフ性、体疲労性がすぐれている。
また、スライドヒンジ部がガイドバーに沿ってスライディング移動するため、スライド感が優れており、ガイドフレームを固定させる前または後にトーションスプリングなどを装着するため、半自動的な開閉機能の追加が可能である。
上述したように、本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、該当の技術分野において熟練した当業者にとっては、特許請求の範囲に記載された本発明の思想および領域から逸脱しない範囲内で、本発明を多様に修正および変更させることができることを理解することができるであろう。すなわち、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲に基づいて定められ、発明を実施するための最良の形態により制限されるものではない。
Claims (37)
- 上部固定台と、前記上部固定台に所定の距離が離隔される下部固定台と、前記上部固定台と前記下部固定台に連結される少なくとも1本のガイドバーと含むレールヒンジ部と、
中央部に前記ガイドバーに対応する貫通ホールが形成され、前記ガイドバーに沿ってスライド移動するためのスライドガイドと、前記スライドガイドを一体に連結するガイドフレームとを含むスライドヒンジ部と、
を備える、スライドヒンジ装置。 - 前記スライドガイドは、前記ガイドバーに沿ってスライド移動する移動ブッシュをさらに含む、請求項1に記載のスライドヒンジ装置。
- 前記スライドガイドは、潤滑性素材を用いて形成される、請求項1に記載のスライドヒンジ装置。
- 前記レールヒンジ部および前記スライドヒンジ部の間には、介在する弾性部材をさらに含んでおり、
前記弾性部材は、前記スライドヒンジ部の移動経路のうち一地点を基準として互いに反する力を提供する、請求項1に記載のスライドヒンジ装置。 - 前記ガイドバーおよび前記レールヒンジ部の連結部位には、前記ガイドバーを収容するOリング状のダンパが提供される、請求項1に記載のスライドヒンジ装置。
- 上部固定台と、前記上部固定台に所定の距離が離隔される下部固定台と、前記上部固定台と前記下部固定台に連結される少なくとも1本のガイドバーを含むレールヒンジ部と、
前記ガイドバーに沿ってスライド移動する移動ブッシュと、前記移動ブッシュと一体に形成されるスライドガイドと、前記スライドガイドと一体に形成されるガイドフレームとを含むスライドヒンジ部と、
を備える、スライドヒンジ装置。 - 前記スライドヒンジ部の側面に隣接するように外部のガイドレールが長さ方向に形成されており、
前記スライドガイドには、前記ガイドレールに対応するガイド突起が形成される、請求項6に記載のスライドヒンジ装置。 - 前記ガイドバーの端部は、前記上部固定台および前記下部固定台に部分的に収容されており、
前記ガイドバーの端部には凹凸が形成された、請求項6に記載のスライドヒンジ装置。 - 上部固定台と、前記上部固定台に所定の距離が離隔されて形成される下部固定台と、前記上部固定台および前記下部固定台の間に垂直に配置される少なくとも1本のガイドバーと含むレールヒンジ部と、
中央部に前記ガイドバーに対応する貫通ホールが形成され、潤滑性素材を用いて形成されるスライドガイドと、前記スライドガイドを一体に連結するガイドフレームとを含むスライドヒンジ部と、
を備える、スライドヒンジ装置。 - 前記レールヒンジ部は、前記上部固定台および前記下部固定台の間に介在するレールプレートをさらに含む、請求項9に記載のスライドヒンジ装置。
- 前記レールプレートは、前記上部固定台および前記下部固定台と一体に形成される、請求項10に記載のスライドヒンジ装置。
- 前記レールプレートの側面には、2度以上折り曲げられてL字形で連結されるガイド爪が形成され、
前記スライドガイドは、前記ガイド爪に対応するガイド突起を含む、請求項10に記載のスライドヒンジ装置。 - 前記スライドガイドには、外部に向かって突出するガイド突起が形成され、
前記ガイド突起は、前記スライドヒンジ部の側面に隣接するように提供される外部のガイドレールに密着する、請求項9に記載のスライドヒンジ装置。 - 前記スライドガイドは、ポリアセタール、ポリアミドおよびポリアミドイミドを用いて形成される、請求項9に記載のスライドヒンジ装置。
- 前記スライドガイドの一部には余裕溝が形成され、
前記余裕溝を中心として前記スライドガイドの両側部に前記ガイドバーのためのホールが形成される、請求項9に記載のスライドヒンジ装置。 - 前記スライドガイドには、前記ガイドフレームを締結するためのねじホールが形成され、
前記ねじホールの入口には、ねじの頭を支持するためのカウンタボアが形成されており、
前記ねじは、ねじ頭と、前記ねじ頭より小さい直径を有するねじ軸と、前記ねじ軸の端部に形成されたねじ部とを含む2重ねじであって、
前記ねじ部が前記ガイドフレームに締結される、請求項9に記載のスライドヒンジ装置。 - 第1端末機本体と、
上部固定台と、前記上部固定台に所定の距離が離隔される下部固定台と、前記上部固定台と前記下部固定台に連結される少なくとも1本のガイドバーと含むレールヒンジ部と、
中央部に前記ガイドバーに対応する貫通ホールが形成され、前記ガイドバーに沿ってスライド移動するためのスライドガイドと、前記スライドガイドを一体に連結するガイドフレームとを含むスライドヒンジ部と、
前記ガイドフレームに装着されており、前記第1端末機本体に対してスライド移動をする第2端末機本体と、
を備える、個人携帯端末機。 - 前記スライドガイドは、前記ガイドバーに沿ってスライド移動する移動ブッシュをさらに含む、請求項17に記載の個人携帯端末機。
- 前記レールヒンジ部および前記スライドヒンジ部の間には、介在する弾性部材をさらに含んでおり、
前記弾性部材は、前記スライドヒンジ部の移動経路のうち一地点を基準として互いに反する力を提供する、請求項17に記載の個人携帯端末機。 - 前記ガイドバーおよび前記レールヒンジ部の連結部位には、前記ガイドバーを収容するOリング状のダンパが提供される、請求項17に記載の個人携帯端末機。
- 前記スライドヒンジ部の側面に隣接するように外部のガイドレールが長さ方向に形成さ
れており、
前記スライドガイドには、前記ガイドレールに対応するガイド突起が形成される、請求項17に記載の個人携帯端末機。 - 前記ガイドレールには、前記スライドヒンジ部が外部から前記第1端末機本体に挿入されるために、前記ガイド突起に対応する挿入溝が形成される、請求項21に記載の個人携帯端末機。
- 前記ガイドバーの端部は、前記上部固定台および下部固定台に部分的に収容されており、
前記ガイドバーの端部には凹凸が形成された、請求項17に記載の個人携帯端末機。 - 前記スライドガイドは、潤滑性素材を用いて形成される、請求項17に記載の個人携帯端末機。
- 前記スライドガイドは、ポリアセタール、ポリアミドおよびポリアミドイミドを用いて形成される、請求項24に記載の個人携帯端末機。
- 前記レールヒンジ部は、前記上部固定台および前記下部固定台の間に介在するレールプレートをさらに含む、請求項17に記載の個人携帯端末機。
- 前記レールプレートは、前記上部固定台および前記下部固定台と一体に形成される、請求項26に記載の個人携帯端末機。
- 前記スライドガイドには、外部に向かって突出するガイド突起が形成され、
前記ガイド突起は、前記スライドヒンジ部の側面に隣接するように提供される外部のガイドレールに密着する、請求項26に記載の個人携帯端末機。 - 前記スライドガイドの一部には余裕溝が形成され、
前記余裕溝を中心として前記スライドガイドの両側部に前記ガイドバーのためのホールが形成される、請求項17に記載の個人携帯端末機。 - 前記スライドガイドには、前記ガイドフレームを締結するためのねじホールが形成され、
前記ねじホールの入口には、ねじの頭を支持するためのカウンタボアが形成されており、
前記ねじは、ねじ頭と、前記ねじ頭より小さい直径を有するねじ軸と、前記ねじ軸の端部に形成されたねじ部とを含む2重ねじであって、
前記ねじ部が前記ガイドフレームに締結される、請求項17に記載の個人携帯端末機。 - 少なくとも1つのガイドバーおよび前記ガイドバーに沿ってスライド移動するように前記ガイドバーを収容する移動ブッシュを提供する段階と、
前記ガイドバーおよび前記移動ブッシュを金型に配置する段階と、
前記金型を用いて前記ガイドバーの両端部を収容する上部固定台と、下部固定台を含むレールヒンジ部と、前記移動ブッシュを収容するスライドヒンジ部とを成形する段階と、
を含む、スライドヒンジ装置の製造方法。 - 前記金型を用いて前記レールヒンジ部および前記スライドヒンジ部を成形する段階において、
前記上部固定台のための第1金型空間と、前記下部固定台のための第2金型空間とを提
供し、前記スライドヒンジ部のための第3金型空間を提供するが、前記第1〜第3金型空間はそれぞれ分離している、請求項31に記載のスライドヒンジ装置の製造方法。 - 少なくとも1つのガイドバーおよび前記ガイドバーに対応する貫通ホールが形成され、潤滑性素材を用いて形成された少なくとも1つのスライドガイドを提供する段階と、
前記ガイドバーおよび前記スライドガイドを第1金型に配置する段階と、
前記第1金型を用いて前記ガイドバーの両端部を収容する上部固定台および下部固定台を成形する段階と、
別途のレールプレートを用いて前記上部固定台および前記下部固定台を連結する段階と、
ガイドフレームを用いて前記スライドガイドを一体に連結する段階と、
を備える、スライドヒンジ装置の製造方法。 - 前記スライドガイドは、第2金型を用いて金型空間に射出成形し、潤滑性素材を用いて形成される、請求項33に記載のスライドヒンジ装置の製造方法。
- 前記第2金型の一部分が前記金型空間の内部に突出し、スライドガイドには所定の余裕溝が提供され、前記余裕溝を中心として両側部に向かってコアが進入して、前記スライドガイドに前記ガイドバーのためのホールを形成させる、請求項34に記載のスライドヒンジ装置の製造方法。
- 前記レールヒンジ部および前記スライドヒンジ部の間には弾性部材を介在させ、
前記弾性部材を用いて前記スライドヒンジ部の移動経路のうち一地点を基準として互いに反する力を提供する、請求項33に記載のスライドヒンジ装置の製造方法。 - 前記ガイドバーに前記スライドヒンジ部およびOリング状のダンパを挿嵌し、前記スライドヒンジ部および前記ダンパを周辺の前記第1金型と分離した余裕空間に位置させた後に、前記レールヒンジ部を成形する、請求項33に記載のスライドヒンジ装置の製造方法。
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