JP4510609B2 - 基板とマスクのアライメント方法および有機薄膜蒸着方法ならびにアライメント装置 - Google Patents

基板とマスクのアライメント方法および有機薄膜蒸着方法ならびにアライメント装置 Download PDF

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本発明は、蒸着方法によって基板に薄膜を形成する際の基板とマスクのアライメント方法、およびそのアライメントを利用した有機薄膜蒸着方法、ならびにアライメントの実施に使用するアライメント装置に関する。
近年、次世代フラットパネルディスプレイとして、ガラス基板上に有機EL薄膜を成膜した有機ELディスプレイが実用化されつつある。この有機EL薄膜は、基板上に成膜する場合、高温環境に耐えられないため、従来用いられているようなドライエッチングによって素子パターンを形成することができない。
このため、基板の蒸着面である表面を下側にした基板を水平状態に保持し、この下側を向いた基板表面に所定パターンが形成された磁性材製のメタルマスクを密着させ、マスクの下方に設けた蒸着源から有機EL物質や電極材料等の蒸着物質を蒸発させて、蒸着物質をマスクを通して基板表面に付着し、基板表面に所定の素子パターンの有機EL薄膜を成膜するようにした有機薄膜蒸着方法(マスキング蒸着)が開発されている。
最近では、基板およびマスクが大型化され、基板およびマスクのたわみが問題になる場合がある。そこで、マスクと基板を密着させ、かつ、たわみを防止するため、表面を下に向けた基板の裏面に磁石保持体を配置し、基板表面に接触させたメタルマスクを磁石保持体の磁気吸引力により密着状態に取り付けるようにした技術が種々開発されている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、最近は、素子の細密化により、基板とマスクのアライメントを精密に行うことが求められている。有機薄膜蒸着方法におけるアライメント方法としては、従来、図13や図14に示すものが知られている。
図13に示すアライメント方法では、透明基板100の隅に反射性のある金属光沢のあるマーク103を、メタルマスク101の隅に貫通孔からなるマーク102をそれぞれ複数箇所設ける。基板100の表面を下に向けて、基板100とマスク101とを上下に重ね合わせ、マーク102、103に上方から光を当てて、CCDカメラ104でマーク102、103を一緒に撮影する。そして、マスク101および基板100の複数箇所のマーク102と103の撮影画像を画像処理して、各マークの位置の座標を演算し、マーク102と103の相対的な位置からマスク101と基板100のずれを検出する。ついで両者の位置ずれが許容値内になければ、許容値内になるように基板100の位置を移動して、基板100とマスク101のアライメントを得るものである。
一方、図14に示すアライメント方法では、透明基板100の隅の複数箇所にマーク103をメタルマスク101の隅の複数箇所の貫通孔のマーク102の中に位置するように設けておき、表面を下に向けた基板100とマスク101とを基板100のマーク103がマーク102中に位置させるとともに上下に隙間を開けて重ね合わせ、マーク102、103に下から光を当てて、CCDカメラ104でマーク102、103を一緒に撮影するものである。この方法でも、上記と同様に、各マーク102、103の画像を画像処理し、各マークの位置の座標を演算し、マスク101と基板100の相対的な位置ずれを演算して、位置ずれがあったら基板100を移動してアライメントを得る。
特開平11−158605号公報
しかしながら、図13のアライメント方法では、基板100側のマーク103が金属光沢のあるマークであるため、メタルマスク101の表面と輝度の差が少なく、CCDカメラ104で撮影した基板側マーク103の画像の輪郭がはっきりしない場合がある。このため、アライメント精度の悪化を招いたり、アライメントエラーによって製造工程の停止を生じさせたりする問題があった。また基板100の表面にマスク101を接触させているので、位置修正の際、基板100を移動するためにマスク101から離すが、その基板100を離す動作で基板100の表面に傷を発生しまうこともあった。
一方、図14のアライメント方法の場合は、基板100とマスク101との間に隙間を設けているので、基板100が自重でたわむ問題がある。このため、たわみを考慮して基板100とマスク101とが接触しないように離すと、隅にあるマスク側のマーク102と基板側のマーク103とが高さ方向に離れてしまう。このため、CCDカメラ104で両方のマークを一度に撮影する場合、焦点が両方のマークに合わなくなって、各マークの正確な位置を撮影できなくなる。特に基板100が大きい場合、たわみが大きく基板側のマーク103とマスク側のマーク102が離れるので、両方に焦点を合わせることが困難となる。
この基板100のたわみを防止するために、基板100にテンションをかけて保持する方法が提案されている。しかし、テンションをかけることによって基板100が割れる場合があり、特に大サイズの基板では、割れないように保持することは難しかった。また、基板100にテンションをかけて保持するための保持機構(不図示)が必要となり、基板100の厚さに応じた複数の保持機構を用意しなければならない難点もあった。
さらに、透明基板100のマーク103をメタルマスク101の貫通孔のマーク102の中に位置させて下から照明して撮影する場合、マスク側のマーク102の中に基板側のマーク103を入れる必要があるので、最初に精度良く位置合わせしておかなければならない面倒もあった。
このようなことから、基板にテンションをかけずにマスクと非接触に支持して、しかも基板とマスクの位置検出用マークの位置を正確に検出して、基板とマスクとの高精度なアライメントを行うことができる技術の開発が望まれていた。
したがって、本発明の課題は、基板にテンションをかけずにマスクと非接触に支持して、しかも基板とマスクの位置検出用マークの位置を正確に検出して、基板とマスクとを高精度にアライメントすることができるアライメント方法、そのアライメントを利用した有機薄膜蒸着方法、およびそのアライメントに使用するアライメント装置を提供することである。
上記課題は本発明によって達成される。要約すれば、本発明に係るアライメント方法は、パターンが形成されたメタルマスクをマスク台に保持させる工程と、前記マスクの所定位置に設けられた位置検出用のマークを上方に設置した撮影手段で撮影する工程と、蒸着する表面を下向きにして前記マスクの上方に搬送された透明基板と前記マスクとの間に隙間を開けるようにして、前記基板を縁部において支持する工程と、前記基板の所定位置に設けられた位置検出用のマークを前記撮影手段で撮影する工程と、前記撮影した画像の処理によって得られる前記マスク側のマークの位置情報と前記基板側のマークの位置情報とから、前記基板と前記マスクの相対位置を演算する工程と、前記基板とマスクの相対位置が所定の許容範囲内になるように、前記基板と前記マスクとを前記演算された相対位置に基づいて相対移動させる工程と、前記相対移動後の基板とマスクとを密着させる工程とを備え、前記マスクの所定位置に設けられた位置検出用のマークを上方に設置した撮影手段で撮影する工程と、前記基板の所定位置に設けられた位置検出用のマークを前記撮影手段で撮影する工程とが別々に行われることを特徴とする。
また本発明の有機蒸着方法は、前記基板とマスクとの密着工程に続けて、前記マスクの下方で有機材料を蒸発させて、前記マスクを通して前記基板の表面に付着させることによって、前記基板の表面に前記有機材料の薄膜を前記マスクのパターン状に形成する工程を備える。
本発明によれば、前記マスク側のマークを撮影する前に、前記基板を支持する工程を先に行い、その後、前記マスク側のマークの撮影と前記基板側のマークの撮影を別々に行うようにすることができる。また前記マスク側のマークはマスクに形成した貫通孔からなり、前記マスク側のマークの撮影は、前記マスク側のマークの近傍に下方から光を照射して行うようにすることができる。前記基板側のマークの撮影は、前記マークの近傍に上方から光を照射して行うようにすることができる。前記マスク側のマークの1つと前記基板側のマークの1つとが前記撮影手段の撮影視野内に位置するようにして、前記マスク側のマークと前記基板側のマークとを前記マスクと前記基板の複数の隅部に設けるようにすることができる。前記基板の支持は、前記基板に生じるたわみが前記基板の中心に対して対称となる位置の縁部を支持部材に乗せることによって行い、かつ、前記基板側のマークと前記マスク側のマークは、前記基板の中心に対し対称となる基板位置とマスク位置に設けるようにすることができる。
さらに、本発明のアライメント装置は、パターンが形成されたメタルマスクの左右両側の縁部の前後位置を保持する昇降自在なマスク台と、蒸着する表面を下向きにして前記マスクの上方に搬送された透明基板と前記マスクとの間に隙間を開けるようにして、前記基板の左右両側の縁部をそれぞれの側のマスク台同士の間で支持する、開閉可能かつ前後左右および周方向に移動可能なフック手段と、前記フック手段の開閉ならびに前後左右および周方向の移動を行う駆動手段と、前記マスクと前記基板の複数の隅部に設けられた前記マスクの貫通孔からなる位置検出用のマークと前記基板の蒸着メタルからなる位置検出用のマークの同一隅部に位置するそれぞれ1つのマークを撮影視野に収め、その撮影視野内のマスクのマークと基板のマークとに別々に焦点を合わせて撮影する、前記基板の上方に設置された撮影手段と、前記撮影手段の光軸と平行な光軸を有する前記基板上方の光源と、該光源からのスポット光を複数回反射して前記マスクのマークに下側から照射する該マスク下方の反射板組立体とからなるマスク用照明手段と、前記撮影手段の光軸に対し傾斜した前記基板のマークに向けた光軸を有する前記基板上方の光源からなる基板用照明手段と、前記マスクのマークと前記基板のマークの撮影画像を画像処理して得られるそれぞれのマークの位置情報から前記基板と前記マスクの相対位置を演算し、前記基板と前記マスクの相対位置の演算値が既定の許容範囲内にあるか否かを判断し、許容範囲内にないときは、前記基板と前記マスクの相対位置が許容範囲内になるのに必要な量で基板を移動させる命令を前記駆動手段に出力する演算手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、前記演算手段は、前記撮影手段から入力される前記基板と前記マスクの複数のマークの位置情報から、前記基板の基準点もしくは基準線と前記マスクの基準点もしくは基準線とを算出し、この算出結果に基づいて前記基板と前記マスクの相対位置を算出する。前記基板の移動後に上昇させた前記マスクに前記基板を介して相対して、前記マスクを磁力により吸引して前記基板に密着させる磁石板を備えた磁石保持部材を前記フック手段の内側に昇降自在に設けるようにすることができる。
また前記磁石保持部材は、前記基板のたわみ量の最大部分に対応する位置に、弾性体により入没可能な突起からなる押さえ部材を有する。前記基板を前記マスクに近づけ、前記基板のたわみ量が最大の部分が前記マスクに接するときに、たわみ量が最大の部分で前記押さえ部材が前記基板を前記マスクに押さえ、前記磁石保持部材、前記基板、および前記マスクが密着したときに前記押さえ部材は前記磁石保持部材内に格納される。このように突起状の押さえ部材で、基板とマスクが初めに接する点で固定することにより、密着時に基板とマスクのずれを抑制することができる。
さらに、本発明のアライメント装置は、前記撮影手段を上下に移動させて焦点を合わせるカメラ移動手段を有する。これにより、基板のマークとマスクのマークが上下方向に離れていても焦点を合わせることができる。
本発明によれば、(1)基板の位置が確定するまでは、基板をマスクに対し非接触に支持しており、基板の移動によってアライメントする際、マスクと基板とが接触しているときのように、基板の移動のために基板をマスクから離す動作を要しないので、基板を離す動作による基板表面の傷の発生がない。(2)フック手段によってテンションを掛けずに基板を支持するので、基板の割れを防ぐことができ、またテンションをかけて支持する支持機構が不要である。基板の厚さが変わっても支持することができる。(3)マスクのマークに下から光を当てて上方から撮影するので、マークの輪郭が明確な画像を得ることができる。(4)基板のマークは上から光を当ててマスクのマークとは別に撮影するので、基板のマークのみに焦点を合わすことができる。その際、フック手段によって、基板に生じるたわみが基板の中心に対して対称になるように支持し、基板の中心に対し対称にマークを設けるので、基板のマークは高さ方向の位置がほぼ同じになるため、焦点をあわせるのに困難はない。これにより、輪郭が明確な基板のマークの画像を得ることができる。(5)マスクのマーク中に基板のマークを入れる必要がないので、マスクの上方に搬入したときの基板の位置精度はラフでよく、高精度が求められない。(6)基板とマスクが最初に接するたわみが大きい部分を突起状の押さえ部材で固定するので、マスクと基板を合わせるときの微小なずれを防ぐことができる。(7)カメラ移動機構を備えているので、たわみが大きい場合でも、マスクのマークと基板のマークに焦点を合わせることができる。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。図1は、本発明の方法を実施するのに使用するアライメント装置を示す概略構成図である。本アライメント装置は、透明基板に有機EL膜を蒸着によって成膜する際に、基板とマスクとを位置合わせ(アライメント)するのに用いる。このアライメント装置は、真空蒸着装置外で使用することもできるが、本実施例では、真空蒸着装置に組み込んで使用するタイプを示す。
図1に示すように、本アライメント装置1は、図示しない真空蒸着装置の真空室の上壁部開口にシール部を介して配置された不動な水平ステージ2を有する。真空室の内側となるステージ2の下方に、メタルマスクおよび透明基板を所定のパスラインに沿って搬送する搬送装置3と、搬送されたマスクを保持する昇降自在なマスク台4と、搬送された基板を保持する開閉自在なフック部材5と、マスク用の光源8からの光を照射する反射板組立体6と、アライメント後に基板にマスクを密着させる昇降自在な磁石保持部材7を備える。真空室の外側となるステージ2の上方に、反射板組立体6と協同してマスクのマークを下側から照射する前記のマスク用の光源8と、基板のマークを上から照射する基板用の光源9と、マスクのマークおよび基板のマークを上から撮影するCCDカメラ10とを備える。さらに真空室の外側に演算装置20を備えてなっている。
本実施例で使用する透明基板およびメタルマスクの撮影時の重ね合わせ状況を図2に示す。図2(a)は上視図(平面図)を、図2(b)は断面図を示す。四隅を支持された基板11が、メタルマスク12上に正対させた姿勢でかつ隙間を開けて位置されている。基板11は、蒸着する表面を下に向けられている。
下側に位置するメタルマスク12は、磁性材で作製されており、基板11よりやや大きい所定の寸法を有する。マスク12の左右両側の下面にはマスク台4によって支持される支持枠12aが設けられている。支持枠12aには、フック部材5の後述するフック5aを収容する図示しない切り欠き部が設けられている。マスク12には、基板11の中心に対し対称の位置となる縁部に、貫通孔からなる位置検出用のマーク14が複数個設けられる。本実施例では、位置検出用のマーク14を、基板11の一方の対角線w1にほぼ載るマスク12の直線上の両側の左右の隅に、基板11内に位置させて設けている。
上側に位置する基板11は、縦横が400mm×500mm、厚みが0.5mmのガラス基板である。基板11は、予め透明電極膜が成膜された蒸着面を下向きに設置される。さらに基板11には、位置検出用のマーク13が、一方の対角線w1上の両側の左右の隅にマスク12のマーク14に近接させて設けられている。基板11のマーク13は、金属を蒸着してメタル光沢を有するようにしている。
これらマスク12および基板11の左右各側のマーク13、14は、下記するアライメント部において、予め位置調整した左右各側のCCDカメラ10の撮影視野内に位置する。基板11のマーク13とマスク12のマーク14は、マスク12と基板11を密着させたときに、重なるように設定される場合があるが、本発明は重なる場合に限定されない。
アライメント部は、マスク台4、フック部材5および磁石保持部材7で囲まれる領域に、パスラインの一部を含んで区画される。パスラインは所定の高さ位置に図の紙面に垂直に設定されている。搬送装置3はロボットハンドからなり、アライメント部に対し前後方向に進退自在に設けられている。搬送装置3は、真空蒸着装置に付属の各フィダー部から搬送されたマスク12および基板11を受け取って、パスラインに沿って順次搬送してアライメント部に搬入する。マスク台4は、ステージ2に昇降自在に取付けたシャフト18aの下端に固定のフレーム19にアーム4aに取付けて、ステージ2の下方の左右それぞれの側の前後の位置に設置されている。シャフト18aの上端に設けた昇降モータM1によってシャフト18aを駆動することによって、マスク台4が昇降される。左右各側の前後のマスク台4は、アライメント部に搬入されたマスク12の左右の支持枠12aの前後位置の下面に当接して、マスク12を支持する。
フック部材5は、左右各側の前後のマスク台4の間に各1対設けられている。各フック部材5の下端は内側を向いたフック5aを有する。フック5aはマスク台4の上方に位置している。各フック部材5は、ステージ2の下側に配置された支持フレーム16aにヒンジ機構15を介して取付けられる。支持フレーム16aの上端は、ステージ2上に設けた姿勢制御機構16に接続されている。ヒンジ機構15は、これに取付けた軸16bによってステージ2の上方に設置した開閉モータ17の出力軸に接続されている。かくして、フック部材5は、姿勢制御機構16によって前後左右方向(XY方向)および周方向(θ方向)に移動可能で、かつモータ17およびヒンジ機構15によって、垂直な閉じた位置から外側に略水平に開いた解除位置までヒンジ機構15を支点として開閉可能である。左右各側の前後のフック部材5は、その閉じた位置で、アライメント部に搬入された基板11を該基板11の左右両側の前後2箇所の位置で保持する。これによって、基板11は、該基板に生じるたわみが基板の中心に対して対称となる位置で保持される。
磁石保持部材7は、シャフト18aに貫装させた中心シャフト18bの下端に取付け板18cを介して取付けられる。磁石保持部材7は、フック部材5のフック5aと上方に間隔を開けて設置される。中心シャフト18bを上端に取付けた昇降モータM2によって駆動することにより、磁石保持部材7が上下に移動するようになっている。この磁石保持部材7は、取付け板18cに支持板7aを介して固定された磁石板7bと、支持板7aおよび磁石板7bを周囲4箇所で貫いて支持板7aに上下動自在に吊下げられたピン7dと、該ピン7dの下端に取付けた押さえ板7cとからなっている。
押さえ板7cには、図12に示すように、押さえ部材7eが設置されている。図12を参照して押さえ部材の詳細を説明すると、押さえ部材7eは突起からなり、押さえ板7cの下側の、基板11の最大のたわみ部に対応する位置の、奥側と手前側の2箇所に設けられている。押さえ板7cには、上記奥側と手前側の位置の下面に凹部7e1が形成され、この凹部7e1内に取付けたばねに例示される弾性体7e2で押さえ部材7eを支持することにより、押さえ部材7eは凹部7e1に入没可能に設けられている。押さえ部材7eは、常態では、図12(a)に示すように、弾性体7e2の伸長により凹部7e1から突出し、押さえ板7cが基板11と密着した状態では、図12(c)に示すように、弾性体7e2の伸縮により凹部7e1に格納される。磁石保持部材7の作用については後述する。
CCDカメラ10は、ステージ2上の左右両側にそれぞれ設けられている。左側のCCDカメラ10は、予め位置調整することによって、アライメント部に位置されたマスク12および基板11の左側後方のマーク13、14が撮影視野内に収まる後方位置に位置され、右側のCCDカメラ10は、同様に、マスク12および基板11の右側前方のマーク13、14が撮影視野内に収まる前方位置に位置されている。本発明では、基板11のマーク13とマスク12のマーク14を上下方向に離れた位置で別々に撮影するため、CCDカメラ10は、焦点を合わせるため上下に移動可能に設置される。
マスク用の光源8は、アライメント部に位置されたマスク12のマーク14を、反射板組立体6と協同して下から光照射する。光源8は、CCDカメラ10の光軸と平行な光軸を有するように、CCDカメラ10の近くに鉛直姿勢に設けられる。反射板組立体6は、左側後と右側前のマスク台4の近くの2箇所に設置され、マスク12の対角線w1の下方の平行な直線上に配置された、45°に傾斜して互いに対向する第1、第2のミラー6a、6bとを備える。第1ミラー6aは光源8の光軸上に置かれ、光源8からの光を水平に45°反射して第2ミラー6bに向けて送る。第2ミラー6bはマーク14の下方に置かれ、第1ミラー6aからの光を垂直に45°反射してマーク14に送る。
基板用の光源9は、アライメント部に位置された基板11のマーク13を上から光照射するように、CCDカメラ10の近くに光軸をマーク13に向けた傾斜姿勢で設置される。
演算装置20は、各CCDカメラ10で撮影したマスク12のマーク14と基板11のマーク13の画像情報を記憶し、画像処理してマーク13、14の位置情報を演算する。さらに演算装置20は、位置情報に基づいて基板11とマスク12の相対位置を演算し、基板11とマスク12の相対位置の演算値と予め設定した所定の許容値とを比較する。相対位置の演算値が所定の許容値から外れていると判定したときは、姿勢制御装置16を駆動制御して、基板11とマスク12の相対位置が許容値内になるようにフック部材5をXY方向に移動させる(詳細は後述する)。
つぎに、本アライメント装置1によるマスクと基板のアライメント動作について説明する。先ず、図3に示すように、開閉モータ17を作動させて左右両側の前後のフック部材5を外側にやや開いた姿勢に位置させる。ついで搬送装置3(ロボットハンド)によって、メタルマスク12をパスラインに沿って後方からアライメント部に搬入し、左右両側のフック部材5の内側の上方に位置させる。
ついで図4に示すように、搬送装置3を下降してマスク12を下げ、マスク12の左右両側の保持枠12aの下面をフック部材5のフック5aに掛けて、マスク12をフック部材5で一旦受け取る。
続いて図5に示すように、搬送装置3をアライメント部から退出させた後、モータM1を作動させて左右両側の前後のマスク台4を上昇し、マスク12の両側の保持枠12aの下面をその前後の隅の位置でマスク台4に掛けて、マスク12をマスク台4に保持する。これによりフック5a上のマスク12が、マスク台4上に受け渡される。マスク台4は、保持したマスク12の保持枠12aを除くマスク本体部分をパスラインの高さに位置させたところで停止する。
ついで図6に示すように、左右の光源8からスポット光をそれぞれの側の反射板組立体6に発射する。組立体6は、第1ミラー6a、第2ミラー6bによって光を反射して、マスク台4上のマスク12のマーク14の近傍に下から光を照射する。そしてその下からの光照射下に左右の各マーク14を左右それぞれの側のCCDカメラ10によって上方から撮影する。撮影したマーク14の画像情報は、演算装置20に送って記憶させる。
つぎに図7に示すように、昇降モータM1を作動させてマスク台4を下降し、マスク12を下げる。続いて搬送装置3によって透明基板11をパスラインに沿って後方からアライメント部に搬入し、左右両側のフック部材5の内側の上方に位置させる。基板11は蒸着する表面が下側に向けられている。
ついで搬送装置3を下降して基板11を下げ、図8に示すように、基板11の両側の下面をフック部材5のフック5aに掛けて、フック部材5に支持させる。基板11のフック5aに掛けた部分はほぼパスラインの高さに位置される。フック部材5に支持させた基板11は自重で中央部がたわむ。基板11が、厚みが薄くかつ大サイズのガラス基板の場合たわみが大きくなる。しかし、基板11の左右両側の前後の4箇所の位置でフック5aにより持しているので、そのたわみは基板11の中心に対して対称になる。
ついで図9に示すように、昇降モータM1を作動させてマスク台4によりマスク12を上昇させ、マスク12を基板11に隙間を開けた位置で正対させる。そして左右の光源9からスポット光を基板11の対角線上の左右の隅に位置するマーク13の近傍に照射し、その光照射下に左右の各マーク13を左右それぞれの側のCCDカメラ10によって上方から撮影する。撮影したマーク13の画像情報は、演算装置20に送ってメモリに記憶させる。
さらに、図6の段階でのマスク12のマーク14の撮影の代わりに、またはその撮影と合わせて、上記図9のマスク12を基板11に隙間を開けた位置で正対させた段階で、マスク12のマーク14を撮影してもよい。具体的には、図6の状態でマスク12のマーク14を撮影し、マスク12の搬入の確認と、マスク12が所定の範囲内に設置されたことの確認を行う。そして、図9のマスク12を基板11に隙間を開けた位置で正対させた状態で、マスク12のマーク14を撮影して、位置情報を取得する。これにより、マスク12の位置情報取得後の移動を最小限に抑えることができ、マスク12の位置情報の精度が向上する。
このとき基板11がたわみ、基板11とマスク12が上下方向に離れているので、CCDカメラ10は、マスク12を撮影するときと基板11を撮影するときとに応じて、焦点を合わせるために上下に移動させる場合がある。
演算装置20は、メタルマスク12の左右のマーク14と透明基板11の左右のマーク13を撮影した画像情報をメモリから呼び出し、画像処理によって左右各側におけるマーク13、14の位置を求める。さらに演算装置20はマーク13の位置情報から基板11の中心および基準線を求め、マーク14の位置情報からマスク12の中心および基準線を求める。演算装置20はこれらの位置情報、中心および基準線から基板11とマスク12の相対位置を演算する。そして演算装置20は、基板11とマスク12の相対位置が予め設定した許容範囲内に入るか否かを判断する。基板11とマスク12の相対位置が許容範囲外あるときは、許容範囲内に入らせるのに必要な基板11のXYθ方向の移動量を演算し、各姿勢制御装置16に制御命令を出力する。姿勢制御装置16は、フック部材5に支持された基板11をXYθ方向に移動して、マスク12に対する基板11の位置を許容範囲内とする。
上記のようにして基板11とマスク11がアライメントされたら、図10に示すように、昇降モータM2を作動して、中心シャフト18b下端の磁石保持部材7を下降させると同時に、昇降モータM1を作動して、マスク台4上のマスク12を上昇させ、基板11とマスク12とを密着させてアライメント作業を完了する。
基板11とマスク12の密着過程を図12により詳細に説明する。図12(a)の状態から、磁石保持部材7を下降し、マスク12を上昇すると、初めに、図12(b)に示すように、マスク12が基板11のたわみ部に下から接触し、続いて磁石保持部材7の押さえ板7cから突出した押さえ部材7eが基板11のたわみ部分に上から接触して押さえ、基板11のたわみ部分をマスク12に固定する。ついで図12(c)に示すように、磁石保持部材7の下降とマスク12の上昇がさらに進むと、押さえ部材7eが押さえ板7cの凹部7e1内に格納されながら、押さえ板7cの全体が基板11に当接する。続いて図12(d)に示すように、一体に設けられた磁石板7bおよび支持板7aが押さえ板7cに対して下降し、磁石板7bが上昇するマスク12に押さえ板7cおよび基板11を介して相対する。これにより磁石板7bがマスク12を吸引し、間に挟まれた基板11にマスク12が密着される。かくして、基板11とマスク12のアライメント作業が完了する。
図12では、煩雑を避けるために、基板11を支持した左右各側のフック5aは示していないが、押さえ板7cの全体が基板11に当接する過程で、フック5aはマスク12の左右各側の支持枠12aに形成された切り欠き部に収容される。
この後に再度、アライメントの確認のためマーク13、14の撮影をする場合がある。この確認の撮影のとき、マーク13がマーク14の中に重なるように設定しておくと、下からの照明で一度で撮影可能であるため好ましい。
その後は、アライメント装置が真空蒸着装置と別に設けてあれば、アライメントされた基板11とマスク12とを真空蒸着装置に運んで基板11への蒸着を行うが、本実施例では、アライメント装置1を真空蒸着装置の真空室に組み込んでいる。アライメント装置1の下方には、有機EL物質の蒸着源が設置され、上記のアライメント作業は、蒸着に適する所定の真空度に調整された真空室内で行われている。したがってアライメント後、図11に示すように、開閉モータ17を作動させてフック部材5を開いて、フック部材5による基板11の支持を解除し、その状態で蒸着源から蒸発した蒸着物質(有機EL物質)を基板11の表面にマスク12を通して蒸着して、基板11の表面にマスク12に形成されているパターンで半導体素子等の有機EL膜を成膜する。
本発明は以上のように構成され、これによればつぎの効果を有する。
(1)基板11の位置が確定するまでは、基板11をマスク12に対し非接触に支持しており、基板11の移動によってアライメントする際、マスクと基板とが接触しているときのように、基板の移動のために基板をマスクから離す動作を要しないので、基板を離す動作による基板表面の傷の発生がない。
(2)基板11の左右両側の縁部をそれぞれの側のフック部材5のフック5aに乗せて、基板11にテンションをかけずに支持するので、基板の割れを防ぐことができ、またテンションをかけて支持する支持機構が不要である、基板の厚さが変わっても支持することができる。
(3)マスク12のマーク14に下から光を当てて上方から撮影するので、マーク14の輪郭が明確な画像を得ることができる。
(4)基板11のマーク13は上から光を当ててマスク12のマーク14とは別に撮影するので、基板11のマーク13のみに焦点を合わすことができる。その際、フック5aによる基板11の支持は、基板11の左右両側の前後の4箇所の位置としているので、基板11に生じるたわみは基板の中心に対して対称になり、基板11の中心に対し対称に設けた対角線上の両側のマーク13は、高さ方向の位置がほぼ同じになるため、焦点をあわせるのに困難はない。これにより、マーク13の輪郭が明確な画像を得ることができる。
(5)マスク12のマーク14中に基板11のマーク13を入れる必要がないので、マスク12の上方に搬入したときの基板11の位置精度はラフでよく、高精度が求められない。
(6)基板とマスクが最初に接するたわみが大きい部分を、磁石保持部材7の突起状の押え部分で固定するので、マスクと基板を合わせるときの微小なずれを防ぐことができる。
(7)カメラ移動機構を備えているので、たわみが大きい場合でも、マスクのマークと基板のマークに焦点を合わせることができる。
以上の実施例では、透明基板の表面に有機EL膜を蒸着法によって成膜する際の基板とマスクとのアライメントについて説明したが、本発明はこれに限られず、透明基板の表面に有機EL膜以外の膜を蒸着法によって成膜する場合にも等しく適用でき、同様な効果を奏する。
本発明の方法を実施するのに使用するアライメント装置を示す概略正面図である。 図1の装置でアライメントする透明基板とメタルマスクとを示す図で、平面図(a)および断面図(b)である。 図1の装置による基板とマスクのアライメント方法を示す説明図である。 図3の続きを示す図である。 図4の続きを示す図である。 図5の続きを示す図である。 図6の続きを示す図である。 図7の続きを示す図である。 図8の続きを示す図である。 図9の続きを示す図である。 図10の続きを示す図である。 図1の装置に設置された磁石保持部材の詳細を示す図である。 従来のアライメント方法における位置検出用マークの撮影を示す図である。 従来の他のアライメント方法における位置検出用マークの撮影を示す図である。
符号の説明
1 アライメント装置 2 ステージ
3 搬送装置 4 マスク台
5 フック部材 5a フック
6 反射板組立体 7 磁石保持部材
7b 磁石板 7c 押さえ板
7e 押さえ部材 7e1 凹部
7e2 弾性体 8 マスク用光源
9 基板用光源 10 CCDカメラ
11 透明基板(ガラス基板) 12 メタルマスク
13 基板の位置検出用マーク 14 マスクの位置検出用マーク
15 ヒンジ機構 16 姿勢制御装置
17 開閉モータ 20 演算装置
M1 昇降モータ M2 昇降モータ

Claims (17)

  1. パターンが形成されたメタルマスクをマスク台に保持させる工程と、
    前記マスクの所定位置に設けられた位置検出用のマークを上方に設置した撮影手段で撮影する工程と、
    蒸着する表面を下向きにして前記マスクの上方に搬送された透明基板と前記マスクとの間に隙間を開けるようにして、前記基板を縁部において支持する工程と、
    前記基板の所定位置に設けられた位置検出用のマークを前記撮影手段で撮影する工程と、
    前記撮影した画像の処理によって得られる前記マスク側のマークの位置情報と前記基板側のマークの位置情報とから、前記基板と前記マスクの相対位置を演算する工程と、
    前記基板とマスクの相対位置が所定の許容範囲内になるように、前記基板と前記マスクとを前記演算された相対位置に基づいて相対移動させる工程と、
    前記相対移動後の基板とマスクとを密着させる工程とを備え
    前記マスクの所定位置に設けられた位置検出用のマークを上方に設置した撮影手段で撮影する工程と、前記基板の所定位置に設けられた位置検出用のマークを前記撮影手段で撮影する工程とが別々に行われることを特徴とする基板とマスクのアライメント方法。
  2. 前記マスク側のマークを撮影する前に、前記基板を支持する工程を先に行い、その後、前記マスク側のマークの撮影と前記基板側のマークの撮影を別々に行うことを特徴とする請求項1記載のアライメント方法。
  3. 前記マスク側のマークはマスクに形成した貫通孔からなり、前記マスク側のマークの撮影は、前記マスク側のマークの近傍に下方から光を照射して行うことを特徴とする請求項1または2記載のアライメント方法。
  4. 前記基板側のマークの撮影は、前記マークの近傍に上方から光を照射して行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載のアライメント方法。
  5. 前記マスク側のマークの1つと前記基板側のマークの1つとが前記撮影手段の撮影視野内に位置するようにして、前記マスク側のマークと前記基板側のマークとを前記マスクと前記基板の複数の隅部に設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載のアライメント方法。
  6. 前記基板の支持は、前記基板に生じるたわみが前記基板の中心に対して対称となる位置の縁部を支持部材に乗せることによって行い、かつ、前記基板側のマークと前記マスク側のマークは、前記基板の中心に対し対称となる基板位置とマスク位置に設けることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載のアライメント方法。
  7. 蒸着する表面を下に向けた基板とパターンが形成されたメタルマスクとを密着させて、前記マスクを通して前記基板の表面に有機材料を蒸着する有機薄膜蒸着方法において、
    パターンが形成されたメタルマスクをマスク台に保持させる工程と、
    前記マスクの所定位置に設けられた位置検出用のマークを上方に設置した撮影手段で撮影する工程と、
    蒸着する表面を下向きにして前記マスクの上方に搬送された透明基板と前記マスクとの間に隙間を開けるようにして、前記基板を縁部において支持する工程と、
    前記基板の所定位置に設けられた位置検出用のマークを前記撮影手段で撮影する工程と、
    前記撮影した画像の処理によって得られる前記マスク側のマークの位置情報と前記基板側のマークの位置情報とから、前記基板と前記マスクの相対位置を演算する工程と、
    前記基板とマスクの相対位置が所定の許容範囲内になるように、前記基板と前記マスクとを前記演算された相対位置に基づいて相対移動させる工程と、
    前記相対移動後の基板とマスクとを密着させる工程と、
    前記マスクの下方で有機材料を蒸発させて、前記マスクを通して前記基板の表面に付着させることによって、前記基板の表面に前記有機材料の薄膜を前記マスクのパターン状に形成する工程とを備え
    前記マスクの所定位置に設けられた位置検出用のマークを上方に設置した撮影手段で撮影する工程と、前記基板の所定位置に設けられた位置検出用のマークを前記撮影手段で撮影する工程とが別々に行われることを特徴とする有機薄膜蒸着方法。
  8. 前記マスク側のマークを撮影する前に、前記基板を支持する工程を先に行い、その後、前記マスク側のマークの撮影と前記基板側のマークの撮影を別々に行うことを特徴とする請求項7記載の有機薄膜蒸着方法。
  9. 前記マスク側のマークはマスクに形成した貫通孔からなり、前記マスク側のマークの撮影は、前記マスク側のマークの近傍に下方から光を照射して行うことを特徴とする請求項7または8記載の有機薄膜蒸着方法。
  10. 前記基板側のマークの撮影は、前記マークの近傍に上方から光を照射して行うことを特徴とする請求項7〜9のいずれかの項に記載の有機薄膜蒸着方法。
  11. 前記マスク側のマークの1つと前記基板側のマークの1つとが前記撮影手段の撮影視野内に位置するようにして、前記マスク側のマークと前記基板側のマークとを前記マスクと前記基板の複数の隅部に設けたことを特徴とする請求項7〜10のいずれかの項に記載の有機薄膜蒸着方法。
  12. 前記基板の支持は、前記基板に生じるたわみが前記基板の中心に対して対称となる位置の縁部を支持部材に乗せることによって行い、かつ、前記基板側のマークと前記マスク側のマークは、前記基板の中心に対し対称となる基板位置とマスク位置に設けることを特徴とする請求項7〜11のいずれかの項に記載の有機薄膜蒸着方法。
  13. パターンが形成されたメタルマスクの左右両側の縁部の前後位置を保持する昇降自在なマスク台と、
    蒸着する表面を下向きにして前記マスクの上方に搬送された透明基板と前記マスクとの間に隙間を開けるようにして、前記基板の左右両側の縁部をそれぞれの側のマスク台同士の間で支持する、開閉可能かつ前後左右方向および周方向に移動可能なフック手段と、
    前記フック手段の開閉ならびに前後左右方向および周方向の移動を行う駆動手段と、
    前記マスクと前記基板の複数の隅部に設けられた前記マスクの貫通孔からなる位置検出用のマークと前記基板の蒸着メタルからなる位置検出用のマークの同一隅部に位置するそれぞれ1つのマークを撮影視野に収め、その撮影視野内のマスクのマークと基板のマークとに別々に焦点を合わせて撮影する、前記基板の上方に設置された撮影手段と、
    前記撮影手段の光軸と平行な光軸を有する前記基板上方の光源と、該光源からのスポット光を複数回反射して前記マスクのマークに下側から照射する該マスク下方の反射板組立体とからなるマスク用照明手段と、
    前記撮影手段の光軸に対し傾斜した前記基板のマークに向けた光軸を有する前記基板上方の光源からなる基板用照明手段と、
    前記マスクのマークと前記基板のマークの撮影画像を画像処理して得られるそれぞれのマークの位置情報から前記基板と前記マスクの相対位置を演算し、前記基板と前記マスクの相対位置の演算値が既定の許容範囲内にあるか否かを判断し、許容範囲内にないときは、前記基板と前記マスクの相対位置が許容範囲内になるのに必要な量で基板を移動させる命令を前記駆動手段に出力する演算手段とを有することを特徴とする基板とマスクのアライメント装置。
  14. 前記演算手段は、前記撮影手段から入力される前記基板と前記マスクの複数のマークの位置情報から、前記基板の基準点もしくは基準線と前記マスクの基準点もしくは基準線とを算出し、この算出結果に基づいて前記基板と前記マスクの相対位置を算出することを特徴とする請求項13記載のアライメント装置。
  15. 前記基板の移動後に上昇させた前記マスクに前記基板を介して相対して、前記マスクを磁力により吸引して前記基板に密着させる磁石板を備えた磁石保持部材を前記フック手段の内側に昇降自在に設けたことを特徴とする請求項13または14記載のアライメント装置。
  16. 前記磁石保持部材は、前記基板のたわみ量の最大部分に対応する位置に弾性体により入没可能な突起からなる押さえ部材を有し、
    前記基板を前記マスクに近づけ、前記基板のたわみ量が最大の部分が前記マスクに接するときに、たわみ量が最大の部分で前記押さえ部材が前記基板を前記マスクに押さえ、
    前記磁石保持部材、前記基板、および前記マスクが密着したときに前記押さえ部材が前記磁石保持部材内に格納されることを特徴とする請求項15記載のアライメント装置。
  17. さらに、前記撮影手段を上下に移動させて焦点を合わせるカメラ移動手段を有する請求項13〜16のいずれかの項に記載のアライメント装置。
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