JP5473793B2 - プロキシミティ露光装置、及びプロキシミティ露光装置のギャップ制御方法 - Google Patents

プロキシミティ露光装置、及びプロキシミティ露光装置のギャップ制御方法 Download PDF

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本発明は、液晶ディスプレイ装置等の表示用パネル基板の製造において、プロキシミティ方式を用いて基板の露光を行うプロキシミティ露光装置、及びプロキシミティ露光装置のギャップ制御方法に係り、特に、複数のギャップセンサーによりマスクと基板とのギャップを検出して、マスクと基板とのギャップ合わせを行うプロキシミティ露光装置、及びプロキシミティ露光装置のギャップ制御方法に関する。
表示用パネルとして用いられる液晶ディスプレイ装置のTFT(Thin Film Transistor)基板やカラーフィルタ基板、プラズマディスプレイパネル用基板、有機EL(Electroluminescence)表示パネル用基板等の製造は、露光装置を用いて、フォトリソグラフィー技術により基板上にパターンを形成して行われる。露光装置としては、レンズ又は鏡を用いてマスクのパターンを基板上に投影するプロジェクション方式と、マスクと基板との間に微小な間隙(プロキシミティギャップ)を設けてマスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ方式とがある。プロキシミティ方式は、プロジェクション方式に比べてパターン解像性能は劣るが、照射光学系の構成が簡単で、かつ処理能力が高く量産用に適している。
プロキシミティ方式では、マスクと基板とを数百μm程度のプロキシミティギャップまで接近させて露光を行う。マスクと基板とのギャップ合わせは、複数のギャップセンサーによりマスクと基板とのギャップを複数箇所で検出し、検出結果に基づいて、複数のZ−チルト機構により、マスクを保持するマスクホルダ又は基板を支持するチャックをZ方向へ移動及びチルトして行われる。特許文献1には、ギャップセンサーを用いてマスクと基板とのギャップを検出する基板露光装置が記載されている。
特開2005−99094号公報
ギャップセンサーは、マスクへ光を斜めに照射する投光系と、投光系から照射されてマスクの下面で反射された光、及び投光系から照射されて基板の表面で反射された光を受光する受光系とを有し、受光系で受光した各光の位置から、マスクと基板とのギャップを検出する。投光系からマスクへ照射された光は、その一部がマスクの上面で反射され、一部がマスクの内部へ透過する。マスクの内部へ透過した光は、その一部がマスクの下面で反射され、一部がマスクの下面から基板の表面へ照射される。基板の表面へ照射された光は、その一部が基板の表面で反射され、一部が基板の内部へ透過する。ギャップセンサーの受光系は、結像レンズ及び受光器を有し、マスクの下面で反射された光及び基板の表面で反射された光を、結像レンズで集光して、受光器の受光面に結像させる。
ギャップセンサーの投光系から照射された光が、マスクの内部へ透過してマスクの下面で反射される位置、及びマスクの下面から照射されて基板の表面で反射される位置は、マスクの厚さにより異なってくる。そのため、異なる厚さのマスクを使用する場合、マスクの下面で反射された光及び基板の表面で反射された光が、受光系の受光器の受光面から外れて、ギャップの検出ができなくなるという問題がある。この問題を解決するためには、マスクを交換するとき、マスクの厚さに応じて、ギャップセンサーの受光系の位置を調整する必要があった。また、マスクの厚さにかかわらず、マスクと基板とのギャップを同じ位置で検出するためには、マスクを交換するとき、マスクの厚さに応じて、ギャップセンサーの投光系の位置を調整する必要があった。
本発明の課題は、マスクの厚さが異なっても、ギャップセンサーの受光系の位置を調整することなく、マスクと基板とのギャップを検出することである。また、本発明の課題は、マスクの厚さが異なっても、ギャップセンサーの投光系の位置を調整することなく、マスクと基板とのギャップを同じ位置で検出することである。
本発明のプロキシミティ露光装置は、基板を支持するチャックと、マスクを保持するマスクホルダとを備え、マスクと基板との間に微小なギャップを設けて、マスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ露光装置であって、マスクホルダをZ方向へ移動及びチルトする複数のZ−チルト機構と、マスクへ光を斜めに照射する投光系と、投光系から照射されてマスクの下面で反射された光、及び投光系から照射されて基板の表面で反射された光を受光する受光系とを有し、受光系で受光した各光の位置から、マスクと基板とのギャップを検出する複数のギャップセンサーと、複数のZ−チルト機構を駆動する駆動回路と、複数のギャップセンサーの検出結果に基づき、駆動回路により複数のZ−チルト機構を駆動して、マスクと基板とのギャップ合わせを行う制御装置とを備え、各ギャップセンサーが、マスクの厚さの増減による光路の変化を補正する光学部品と、光学部品を移動する移動機構とを有し、マスクの厚さに応じて、光学部品を、投光系と受光系との間の光路内へ移動し、または光路外へ移動するものである。
また、本発明のプロキシミティ露光装置のギャップ制御方法は、基板を支持するチャックと、マスクを保持するマスクホルダとを備え、マスクと基板との間に微小なギャップを設けて、マスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ露光装置のギャップ制御方法であって、マスクへ光を斜めに照射する投光系と、投光系から照射されてマスクの下面で反射された光、及び投光系から照射されて基板の表面で反射された光を受光する受光系とを有する複数のギャップセンサーを用いて、各ギャップセンサーの受光系で受光した各光の位置から、マスクと基板とのギャップを検出し、検出結果に基づき、マスクホルダをZ方向へ移動及びチルトして、マスクと基板とのギャップ合わせを行い、異なる厚さのマスクを使用するとき、マスクの厚さに応じて、マスクの厚さの増減による光路の変化を補正する光学部品を、各ギャップセンサーの投光系と受光系との間の光路内へ移動し、または光路外へ移動するものである。
異なる厚さのマスクを使用するとき、マスクの厚さに応じて、マスクの厚さの増減による光路の変化を補正する光学部品を、各ギャップセンサーの投光系と受光系との間の光路内へ移動し、または光路外へ移動するので、マスクの厚さにかかわらず、マスクの下面で反射された光及び基板の表面で反射された光がギャップセンサーの受光系へ到達する位置が同じになる。従って、マスクの厚さが異なっても、マスクの下面で反射された光及び基板の表面で反射された光がギャップセンサーの受光系で受光され、ギャップセンサーの受光系の位置を調整することなく、マスクと基板とのギャップが検出される。
さらに、本発明のプロキシミティ露光装置は、各ギャップセンサーが、マスクの厚さに応じて、屈折率及び厚さが同じ光学部品を、投光系とマスクとの間、及びマスクと受光系との間の両方で出し入れするものである。また、本発明のプロキシミティ露光装置のギャップ制御方法は、マスクの厚さに応じて、屈折率及び厚さが同じ光学部品を、各ギャップセンサーの投光系とマスクとの間、及びマスクと各ギャップセンサーの受光系との間の両方で出し入れするものである。屈折率及び厚さが同じ光学部品を、各ギャップセンサーの投光系とマスクとの間、及びマスクと各ギャップセンサーの受光系との間の両方で出し入れするので、投光系から照射された光がマスクの下面で反射される位置及び基板の表面で反射される位置を挟んで、投光系から照射された光の光路が左右対称に補正される。従って、マスクの厚さにかかわらず、投光系から照射された光がマスクの下面で反射される位置及び基板の表面で反射される位置が同じになり、マスクの厚さが異なっても、ギャップセンサーの投光系の位置を調整することなく、マスクと基板とのギャップが同じ位置で検出される。
本発明のプロキシミティ露光装置及びプロキシミティ露光装置のギャップ制御方法によれば、異なる厚さのマスクを使用するとき、マスクの厚さに応じて、マスクの厚さの増減による光路の変化を補正する光学部品を、各ギャップセンサーの投光系と受光系との間の光路内へ移動し、または光路外へ移動することにより、マスクの厚さが異なっても、ギャップセンサーの受光系の位置を調整することなく、マスクと基板とのギャップを検出することができる。
さらに、本発明のプロキシミティ露光装置及びプロキシミティ露光装置のギャップ制御方法によれば、屈折率及び厚さが同じ光学部品を、各ギャップセンサーの投光系とマスクとの間、及びマスクと各ギャップセンサーの受光系との間の両方で出し入れすることにより、マスクの厚さが異なっても、ギャップセンサーの投光系の位置を調整することなく、マスクと基板とのギャップを同じ位置で検出することができる。
本発明の一実施の形態によるプロキシミティ露光装置の概略構成を示す図である。 マスクホルダの上面図である。 チャックをロード/アンロード位置へ移動した状態を示す図である。 図4(a)はZ−チルト機構の正面図、図4(b)はZ−チルト機構の側面図である。 ギャップセンサーの概略構成を示す図である。 ギャップセンサーの動作を説明する図である。 図7(a)は光路補正部品移動機構の側面図、図7(b)は同下面図である。 光路補正部品の動作を説明する図である。 主制御装置のギャップ合わせ動作を行う部分を示すブロック図である。 ギャップ合わせ動作のフローチャートである。
図1は、本発明の一実施の形態によるプロキシミティ露光装置の概略構成を示す図である。プロキシミティ露光装置は、ベース3、Xガイド4、Xステージ5、Yガイド6、Yステージ7、θステージ8、チャック支持台9、チャック10、マスクホルダ20、ホルダフレーム21、トップフレーム22、エアクッション23、Z−チルト機構30、ギャップセンサー40、主制御装置50、Xステージ駆動回路61、Yステージ駆動回路62、θステージ駆動回路63、及びZ−チルト機構駆動回路64を含んで構成されている。プロキシミティ露光装置は、これらの他に、基板1をチャック10へ搬入し、また基板1をチャック10から搬出する基板搬送ロボット、露光光を照射する照射光学系、装置内の温度管理を行う温度制御ユニット等を備えている。
なお、以下に説明する実施の形態におけるXY方向は例示であって、X方向とY方向とを入れ替えてもよい。
図1において、チャック10は、基板1の露光を行う露光位置にある。露光位置の上空には、トップフレーム22が設置されている。トップフレーム22には、エアクッション23を介して、ホルダフレーム21が取り付けられている。ホルダフレーム21には、マスク2を保持するマスクホルダ20が取り付けられている。図2は、マスクホルダの上面図である。図2において、マスクホルダ20には、露光光が通過する開口20aが設けられており、開口20aの下方には、マスク2が装着されている。マスクホルダ20の下面の開口20aの周囲には、吸着溝が設けられており、マスクホルダ20は、吸着溝により、マスク2の周辺部を真空吸着して保持している。マスクホルダ20に保持されたマスク2の上空には、図示しない照射光学系が配置されている。露光時、照射光学系からの露光光がマスク2を透過して基板1へ照射されることにより、マスク2のパターンが基板1の表面に転写され、基板1上にパターンが形成される。
図3は、チャックをロード/アンロード位置へ移動した状態を示す図である。ロード/アンロード位置において、図示しない基板搬送ロボットにより、基板1がチャック10へ搬入され、また基板1がチャック10から搬出される。チャック10への基板1のロード及びチャック10からの基板1のアンロードは、チャック10に設けた複数の突き上げピンを用いて行われる。突き上げピンは、チャック10の内部に収納されており、チャック10の内部から上昇して、基板1をチャック10にロードする際、基板搬送ロボットから基板1を受け取り、基板1をチャック10からアンロードする際、基板搬送ロボットへ基板1を受け渡す。チャック10は、基板1の裏面を真空吸着して支持する。
図1及び図3において、チャック10は、チャック支持台9を介してθステージ8に搭載されており、θステージ8の下にはYステージ7及びXステージ5が設けられている。Xステージ5は、ベース3に設けられたXガイド4に搭載され、Xガイド4に沿ってX方向(図1及び図3の図面横方向)へ移動する。Yステージ7は、Xステージ5に設けられたYガイド6に搭載され、Yガイド6に沿ってY方向(図1及び図3の図面奥行き方向)へ移動する。θステージ8は、Yステージ7に搭載され、θ方向へ回転する。チャック支持台9は、θステージ8に搭載され、チャック10を複数箇所で支持する。
Xステージ5のX方向への移動及びYステージ7のY方向への移動により、チャック10は、ロード/アンロード位置と露光位置との間を移動される。ロード/アンロード位置において、Xステージ5のX方向への移動、Yステージ7のY方向への移動、及びθステージ8のθ方向への回転により、チャック10に搭載された基板1のプリアライメントが行われる。露光位置において、Xステージ5のX方向への移動及びYステージ7のY方向への移動により、チャック10に搭載された基板1のXY方向へのステップ移動が行われる。そして、Xステージ5のX方向への移動、Yステージ7のY方向への移動、及びθステージ8のθ方向への回転により、基板1のアライメントが行われる。また、マスクホルダ20の側面に設けたZ−チルト機構30により、マスクホルダ20をZ方向(図1の図面上下方向)へ移動及びチルトすることによって、マスク2と基板1とのギャップ合わせが行われる。
図1において、Xステージ駆動回路61は、主制御装置50の制御により、Xステージ5を駆動する。Yステージ駆動回路62は、主制御装置50の制御により、Yステージ7を駆動する。θステージ駆動回路63は、主制御装置50の制御により、θステージ8を駆動する。Z−チルト機構駆動回路64は、主制御装置50の制御により、各Z−チルト機構30を駆動する。
図4(a)はZ−チルト機構の正面図、図4(b)はZ−チルト機構の側面図である。Z−チルト機構30は、ケーシング31、直動ガイド32、可動ブロック33、モータ34、軸継手35、ボールねじ36a、ナット36b、及びボール37を含んで構成されている。図4(b)に示す様に、ケーシング31は、トップフレーム22の側面に取り付けられている。図4(a)に示す様に、ケーシング31の内部には、直動ガイド32が設けられており、直動ガイド32には、可動ブロック33が搭載されている。ケーシング31の上方には、モータ34が設置されており、モータ34の回転軸には、軸継手35を介して、ボールねじ36aが接続されている。可動ブロック33には、ボールねじ36aにより移動されるナット36bが取り付けられており、可動ブロック33は、モータ34の回転により、直動ガイド32に沿って上下に移動する。
図4(b)に示す様に、ホルダフレーム21の下面には、チルト用腕24が設けられている。可動ブロック33の下面には、ボール37が取り付けられており、ボール37は、可動ブロック33によりチルト用腕24に押し付けられている。図2において、Z−チルト機構30は、ホルダフレーム21の側面近くの三箇所に設置されている。3つのZ−チルト機構30は、可動ブロック33を上下に移動して、チルト用腕24を押すボール37の高さをそれぞれ変更することにより、エアクッション23により支持されているホルダフレーム21の高さを三箇所で変更して、マスクホルダ20をZ方向へ移動及びチルトする。
図2において、マスクホルダ20に保持されたマスク2の上方には、4つのギャップセンサー40が設けられている。マスク2と基板1とのギャップ合わせを行う際、各ギャップセンサー40は、図示しない移動機構により、マスクホルダ20の開口20aの四隅の上方へ移動され、マスク2と基板1とのギャップを、マスク2の四隅で検出する。マスク2と基板1とのギャップ合わせが終了した後、各ギャップセンサー40は、図示しない移動機構により、マスクホルダ20の開口20aの外側へ移動される。
図5は、ギャップセンサーの概略構成を示す図である。ギャップセンサー40は、マスク2へ光を斜めに照射する投光系40aと、投光系40aから照射されてマスク2の下面で反射された光、及び投光系40aから照射されて基板1の表面で反射された光を受光する受光系40bとを有する。投光系40aは、LED光源41、コリメーションレンズ群42、ミラー43、及び投影レンズ44を含んで構成されている。なお、LED光源41の代わりに、レーザー光源を用いてもよい。受光系40bは、結像レンズ45、ミラー46,47、及び検出基板48を含んで構成されている。
図6は、ギャップセンサーの動作を説明する図である。図5の検出基板48には、図6に示すCCDラインセンサー49が搭載されている。図6において、投光系40aのLED光源41から発生された光は、コリメーションレンズ群42を透過して平行光線束となり、ミラー43で反射された後、投影レンズ44からマスク2へ斜めに照射される。マスク2へ照射された光は、その一部がマスク2の上面で反射され、一部がマスク2の内部へ透過する。マスク2の内部へ透過した光は、その一部がマスク2の下面で反射され、一部がマスク2の下面から基板1の表面へ照射される。基板1の表面へ照射された光は、その一部が基板1の表面で反射され、一部が基板1の内部へ透過する。マスク2の下面で反射された光及び基板1の表面で反射された光は、マスクの上面から射出された後、受光系40bの結像レンズ45で集光され、ミラー46,47で反射されて、CCDラインセンサー49の受光面に結像する。CCDラインセンサー49は、受光面で受光した光の強度に応じた検出信号を出力する。CCDラインセンサー49のマスク2の下面で反射された光の検出信号の位置と、基板1の表面で反射された光の検出信号の位置とから、マスク2と基板1とのギャップGが検出される。
ギャップセンサー40の投光系40aから照射された光が、マスク2の内部へ透過してマスク2の下面で反射される位置、及びマスク2の下面から照射されて基板1の表面で反射される位置は、マスク2の厚さにより異なってくる。そのため、異なる厚さのマスクを使用する場合、そのままでは、マスク2の下面で反射された光及び基板1の表面で反射された光が、受光系40bのCCDラインセンサー49の受光面から外れて、ギャップGの検出ができなくなる。そのため、従来は、マスク2を交換するとき、マスク2の厚さに応じて、ギャップセンサー40の受光系40bの位置を調整する必要があった。また、マスク2の厚さにかかわらず、マスク2と基板1とのギャップを同じ位置で検出するためには、マスク2を交換するとき、マスク2の厚さに応じて、ギャップセンサー40の投光系40aの位置を調整する必要があった。
図5において、ギャップセンサー40は、光路補正部品移動機構を備え、光路補正部品移動機構は、エアシリンダ71、アーム72、移動板73、及び支持枠74を含んで構成されている。図7(a)は光路補正部品移動機構の側面図、図7(b)は同下面図である。図7(a)において、エアシリンダ71の移動部71aには、アーム72を介して移動板73が取り付けられている。図7(b)に示す様に、移動板73の両端には、支持枠74がそれぞれ取り付けられており、各支持枠74には、光路補正部品70a,70bがそれぞれ装着されている。光路補正部品70a,70bは、例えばガラス板や石英板等の様に、光を透過し、屈折率が空気の屈折率より大きな材料から成る光学部品である。この光路補正部品70a,70bは、異なる厚さのマスクを使用するとき、マスク2の厚さの増減に応じて、後述する光路の補正に適した屈折率及び厚さを有するものを使用する。本実施の形態では、2つの光路補正部品70a,70bに、同じ屈折率及び厚さのものを使用する。
エアシリンダ71の移動部71aが図7(a)に実線で示した位置にあるとき、図5において、各支持枠74は、ギャップセンサー40の投光系40aと受光系40bとの間の光路から図面奥行き方向に外れた位置にある。図7(a)に破線で示す様に、エアシリンダ71の移動部71aを矢印方向へ移動すると、移動部71aに接続されたアーム72が矢印方向へ移動し、各支持枠74に装着された光路補正部品70a,70bが、ギャップセンサー40の投光系40aと受光系40bとの間の光路内へ移動する。
図8は、光路補正部品の動作を説明する図である。図8において、図6に示したマスク2よりも薄いマスク2を使用する場合、ギャップセンサー40の光路補正部品移動機構は、主制御装置50の制御により、光路補正部品70aを投光系40aとマスク2との間に挿入し、光路補正部品70bをマスク2と受光系40bとの間に挿入する。投光系40aから斜めに照射された光は、投光系40aとマスク2との間に挿入された光路補正部品70aを透過して、マスク2へ照射される。光路補正部品70aを透過する際、投光系40aから斜めに照射された光の光路は、光路補正部品70aへの入射角と、光路補正部品70aの屈折率及び厚さとに応じて、図面下向き方向に平行移動される。また、マスク2の下面で反射された光及び基板1の表面で反射された光は、マスク2の上面から射出された後、マスク2と受光系40bの間に挿入された光路補正部品70bを透過して、受光系40bの結像レンズ45へ到達する。光路補正部品70bを透過する際、マスク2の下面で反射された光及び基板1の表面で反射された光の光路は、光路補正部品70bへの入射角と、光路補正部品70bの屈折率及び厚さとに応じて、図面上向き方向に平行移動される。
従って、光路補正部品70a,70bの屈折率及び厚さをマスク2の厚さの増減に応じて適切に選択すると、マスク2の厚さにかかわらず、マスク2の下面で反射された光及び基板の1表面で反射された光がギャップセンサー40の受光系40bへ到達する位置が同じになる。従って、マスク2の厚さが異なっても、マスク2の下面で反射された光及び基板1の表面で反射された光がギャップセンサー40の受光系40bで受光され、ギャップセンサー40の受光系40bの位置を調整することなく、マスク2と基板1とのギャップGが検出される。
また、本実施の形態では、屈折率及び厚さが同じ光路補正部品70a,70bを、ギャップセンサー40の投光系40aとマスク2との間、及びマスク2とギャップセンサー40の受光系40bとの間の両方で出し入れするので、投光系40aから照射された光がマスク2の下面で反射される位置及び基板1の表面で反射される位置を挟んで、投光系40aから照射された光の光路が左右対称に補正される。従って、マスク2の厚さにかかわらず、投光系40aから照射された光がマスク2の下面で反射される位置及び基板1の表面で反射される位置が同じになり、マスク2の厚さが異なっても、ギャップセンサーの投光系40aの位置を調整することなく、マスク2と基板1とのギャップGが同じ位置で検出される。
図9は、主制御装置のギャップ合わせ動作を行う部分を示すブロック図である。主制御装置50のギャップ合わせ動作を行う部分は、Z−チルト機構制御部51、移動量算出部52、メモリ53、判定部54、移動量決定部55、及び累積値確認部56を含んで構成されている。Z−チルト機構制御部51は、Z−チルト機構駆動回路64の制御を行い、Z−チルト機構駆動回路64が駆動した各Z−チルト機構30のZ方向の位置を検出する。移動量算出部52は、Z−チルト機構制御部51が検出した各Z−チルト機構30のZ方向の位置に基づき、3つのZ−チルト機構30で構成される平面の傾きを算出し、各ギャップセンサー40の検出点でのマスク2の移動量を算出する。メモリ53は、マスク2と基板1とのギャップの目標値、及び各ギャップセンサー40の検出点でのマスク2のZ方向の移動量の上限値を予め記憶している。
図10は、ギャップ合わせ動作のフローチャートである。まず、各ギャップセンサー40は、マスク2と基板1とのギャップを、マスク2の四隅で検出する(ステップ301)。判定部54は、メモリ53に記憶されたマスク2と基板1とのギャップの目標値、及び各ギャップセンサー40の検出結果に基づき、マスク2と基板1とのギャップが許容範囲内であるか判定し(ステップ302)、マスク2と基板1とのギャップが許容範囲内であれば、ギャップ合わせ動作を終了する。
マスク2と基板1とのギャップが許容範囲内でない場合、移動量決定部55は、メモリ53に記憶されたマスク2と基板1とのギャップの目標値、及び各ギャップセンサー40の検出結果に基づき、各ギャップセンサー40の検出点でマスク2を移動する移動量を決定し、それらに基づいて、各Z−チルト機構30を移動する移動量を決定する(ステップ303)。累積値確認部56は、Z−チルト機構制御部51がZ−チルト機構駆動回路64により各Z−チルト機構30を駆動する前に、各ギャップセンサー40の検出点について、移動量算出部52が算出したマスク2の移動量及び移動量決定部55が決定したマスク2の移動量の累積値が、メモリ53に記憶された上限値以下であるか確認する(ステップ304)。移動量の累積値が上限値以下である場合、Z−チルト機構制御部51は、Z−チルト機構駆動回路64を駆動して、各Z−チルト機構30を移動量決定部55が決定した各Z−チルト機構30の移動量だけ移動させ、ステップ301へ戻る。マスク2の移動量の累積値が上限値以下でない場合、ギャップ合わせ動作を停止する。
各ギャップセンサー40の検出点でのマスク2の移動量を算出し、マスク2と基板1とのギャップの目標値、及びマスク2と基板1とのギャップの検出結果に基づき、各ギャップセンサー40の検出点でマスク2を移動する移動量を決定し、複数のZ−チルト機構30を駆動する前に、各ギャップセンサー40の検出点について、算出した移動量及び決定した移動量の累積値が上限値以下であるか確認するので、ギャップ合わせ時にマスク2と基板1の接触が防止される。
以上説明した実施の形態によれば、異なる厚さのマスクを使用するとき、マスク2の厚さに応じて、マスク2の厚さの増減による光路の変化を補正する光路補正部品70a,70bを、各ギャップセンサー40の投光系40aと受光系40bとの間の光路内へ移動し、または光路外へ移動することにより、マスク2の厚さが異なっても、ギャップセンサー40の受光系40bの位置を調整することなく、マスク2と基板1とのギャップを検出することができる。
さらに、屈折率及び厚さが同じ光路補正部品70a,70bを、各ギャップセンサー40の投光系40aとマスク2との間、及びマスク2と各ギャップセンサー40の受光系40bとの間の両方で出し入れすることにより、マスク2の厚さが異なっても、ギャップセンサー40の投光系40aの位置を調整することなく、マスク2と基板1とのギャップを同じ位置で検出することができる。しかしながら、本発明はこれに限らず、マスク2の厚さの増減による光路の変化を補正する光学部品を、各ギャップセンサー40の投光系40aとマスク2との間、またはマスク2と各ギャップセンサー40の受光系40bとの間のいずれか一方で出し入れしてもよい。
1 基板
2 マスク
3 ベース
4 Xガイド
5 Xステージ
6 Yガイド
7 Yステージ
8 θステージ
9 チャック支持台
10 チャック
20 マスクホルダ
21 ホルダフレーム
22 トップフレーム
23 エアクッション
24 チルト用腕
30 Z−チルト機構
31 ケーシング
32 直動ガイド
33 可動ブロック
34 モータ
35 軸継手
36a ボールねじ
36b ナット
37 ボール
40 ギャップセンサー
40a 投光系
40b 受光系
41 LED光源
42 コリメーションレンズ群
43,46,47 ミラー
44 投影レンズ
45 結像レンズ
48 検出基板
49 CCDラインセンサー
50 主制御装置
51 Z−チルト機構制御部
52 移動量算出部
53 メモリ
54 判定部
55 移動量決定部
56 累積値確認部
61 Xステージ駆動回路
62 Yステージ駆動回路
63 θステージ駆動回路
64 Z−チルト機構駆動回路
70a,70b 光路補正部品
71 エアシリンダ
72 アーム
73 移動板
74 支持枠

Claims (4)

  1. 基板を支持するチャックと、マスクを保持するマスクホルダとを備え、マスクと基板との間に微小なギャップを設けて、マスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ露光装置であって、
    前記マスクホルダをZ方向へ移動及びチルトする複数のZ−チルト機構と、
    マスクへ光を斜めに照射する投光系と、該投光系から照射されてマスクの下面で反射された光、及び該投光系から照射されて基板の表面で反射された光を受光する受光系とを有し、該受光系で受光した各光の位置から、マスクと基板とのギャップを検出する複数のギャップセンサーと、
    前記複数のZ−チルト機構を駆動する駆動回路と、
    前記複数のギャップセンサーの検出結果に基づき、前記駆動回路により前記複数のZ−チルト機構を駆動して、マスクと基板とのギャップ合わせを行う制御装置とを備え、
    各ギャップセンサーは、マスクの厚さの増減による光路の変化を補正する光学部品と、該光学部品を移動する移動機構とを有し、マスクの厚さに応じて、該光学部品を、前記投光系と前記受光系との間の光路内へ移動し、または光路外へ移動することを特徴とするプロキシミティ露光装置。
  2. 各ギャップセンサーは、マスクの厚さに応じて、屈折率及び厚さが同じ光学部品を、前記投光系とマスクとの間、及びマスクと前記受光系との間の両方で出し入れすることを特徴とする請求項1に記載のプロキシミティ露光装置。
  3. 基板を支持するチャックと、マスクを保持するマスクホルダとを備え、マスクと基板との間に微小なギャップを設けて、マスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ露光装置のギャップ制御方法であって、
    マスクへ光を斜めに照射する投光系と、投光系から照射されてマスクの下面で反射された光、及び投光系から照射されて基板の表面で反射された光を受光する受光系とを有する複数のギャップセンサーを用いて、各ギャップセンサーの受光系で受光した各光の位置から、マスクと基板とのギャップを検出し、
    検出結果に基づき、マスクホルダをZ方向へ移動及びチルトして、マスクと基板とのギャップ合わせを行い、
    異なる厚さのマスクを使用するとき、マスクの厚さに応じて、マスクの厚さの増減による光路の変化を補正する光学部品を、各ギャップセンサーの投光系と受光系との間の光路内へ移動し、または光路外へ移動することを特徴とするプロキシミティ露光装置のギャップ制御方法。
  4. マスクの厚さに応じて、屈折率及び厚さが同じ光学部品を、各ギャップセンサーの投光系とマスクとの間、及びマスクと各ギャップセンサーの受光系との間の両方で出し入れすることを特徴とする請求項3に記載のプロキシミティ露光装置のギャップ制御方法。
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