JP2013164444A - 表示用パネル基板のプロキシミティ露光装置とその方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 スループットの低下なく、基板の露光位置への移動を行う表示用パネル基板のプロキシミティ露光装置とその方法を提供する。
【解決手段】 プロキシミティ方式を用いて表示用パネル基板の露光を行うプロキシミティ露光装置において、チャックの一部に、当該チャックにより保持された表示用パネル基板の板厚を検出する板厚検出センサ100を設け、制御部は、当該板厚検出センサにより検出された表示用パネル基板の板厚に基づいて、ギャップ調整手段により前記マスクと前記表示用パネル基板との間のギャップを調整する。
【選択図】 図1
【解決手段】 プロキシミティ方式を用いて表示用パネル基板の露光を行うプロキシミティ露光装置において、チャックの一部に、当該チャックにより保持された表示用パネル基板の板厚を検出する板厚検出センサ100を設け、制御部は、当該板厚検出センサにより検出された表示用パネル基板の板厚に基づいて、ギャップ調整手段により前記マスクと前記表示用パネル基板との間のギャップを調整する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、所謂、プロキシミティ方式を用いて基板の露光を行って液晶ディスプレイ装置をはじめとする各種の表示用パネル基板を製造するプロキシミティ露光装置に関し、特に、板厚の異なる表示用パネル基板を露光位置に移動して露光を行う表示用パネル基板のプロキシミティ露光装置と、そのための表示用パネル基板の露光方法に関する。
従来、プロキシミティ方式を用いて液晶ディスプレイ装置等の表示用パネル基板を製造するため、基板の露光を行うプロキシミティ露光装置、かかる装置における基板移動方法、更にはそれらを用いた表示用パネル基板の製造方法は、以下の特許文献等により既に知られており、また、既に実用されている。
一方、かかるプロキシミティ露光装置により製造される表示用パネル基板は、使用される各種の装置に応じて、様々な板厚のものが必要とされており、そのため、各種の板厚に対応することができるプロキシミティ露光装置が要求されている。
しかしならが、上述した従来技術により知られるプロキシミティ露光装置や表示用パネル基板の製造方法では、以下の理由により、必ずしも十分に上述した要求を満たすことは出来なかった。
即ち、従来のプロキシミティ露光装置では、表示用パネル基板を、その受け渡し位置でチャックに搭載し、搭載した当該基板をチャックの受け渡し位置からマスクの下に位置する露光位置に移動する際、マスクと基板との接触を防止するために、マスクと基板との間隔を、必要なプロキシミティギャップよりも大きくして行われる。
しかしながら、このマスクと基板との間隔(プロキシミティギャップ)を大きくすると、基板の移動後、露光位置でのマスクと基板とのギャップ合わせに時間が掛かり、タクトタイムが長くなってしまい、スループットが低下してしまう。一方、そのため、基板を搭載したチャックを受け渡し位置から露光位置へ移動する際のマスクと基板との間隔を、できるだけプロキシミティギャップに近くすることが考えられるが、しかしながら、基板を搭載したチャックを受け渡し位置から露光位置へ移動する際のマスクと基板との間隔を小さくすると、当該移動の際に、基板とマスクが接触してしまい、マスク又は基板が損傷する恐れがあった。なお、このことは、特に、様々な板厚の表示用パネル基板に対応して露光を行うプロキシミティ露光装置では、極めて重要な問題であった。
そこで、本発明は、上述した従来技術における問題点に鑑みて達成されたものであり、即ち、板厚の異なる表示用パネル基板を、スループットを低下することなく、確実に、露光位置に移動して露光を行う表示用パネル基板のプロキシミティ露光装置と、そのための表示用パネル基板の露光方法を提供することをその目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明によれば、まず、プロキシミティ方式を用いて表示用パネル基板の露光を行うプロキシミティ露光装置であって、マスクを保持するマスクホルダと、前記マスクを介して表示用パネル基板の表面に露光光を照射する照射光学系と、前記表示用パネル基板を保持するチャックと、前記チャックを移動して、前記表示用パネル基板のXY方向への移動及び露光時の位置決めを行うステージと、前記マスクホルダと前記ステージとを相対的に移動して、前記マスクと前記表示用パネル基板との間のギャップを調整する手段と、少なくとも前記ステージ、前記ギャップ調整手段、前記照射光学系の動作を制御する制御部とを備えたプロキシミティ露光装置において、前記チャックの一部に、当該チャックにより保持された前記表示用パネル基板の板厚を検出する手段を設け、前記制御部は、当該板厚検出手段により検出された表示用パネル基板の板厚に基づいて、前記ギャップ調整手段により前記マスクと前記表示用パネル基板との間のギャップを調整する表示用パネル基板のプロキシミティ露光装置が提供される。なお、前記に記載したプロキシミティ露光装置において、前記板厚検出手段は、光学式の検出手段であることが好ましい。
また、本発明によれば、やはり上記の目的を達成するため、プロキシミティ方式を用いて表示用パネル基板の露光を行うプロキシミティ露光方法であって、受け渡し位置において、前記表示用パネル基板をチャック上に保持し、前記チャック上に保持した前記表示用パネル基板を露光位置に移動し、前記露光位置において露光光をマスクを介して表示用パネル基板の表面に露光光を照射して露光を行う表示用パネル基板のプロキシミティ露光方法において、前記受け渡し位置において前記表示用パネル基板をチャック上に保持する際に前記表示用パネル基板の板厚を検出し、当該検出した表示用パネル基板の板厚に基づいて、露光の際の前記マスクと前記表示用パネル基板との間のギャップを調整する表示用パネル基板のプロキシミティ露光方法が提供される。なお、前記に記載したプロキシミティ露光方法において、前記マスクと前記表示用パネル基板との間のギャップを調整を、遅くとも、前記表示用パネル基板の露光位置への移動の開始と同時、又は、その前に行うことが好ましい。
上述した本発明によれば、板厚の異なる表示用パネル基板であっても、スループットを低下することなく、確実に、露光位置に移動して露光を行う表示用パネル基板のプロキシミティ露光装置と、そのための表示用パネル基板の露光方法を提供するという優れた効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら、詳細に説明する。
まず、添付の図1には、本発明の一実施の形態になるプロキシミティ露光装置の概略が示されており、特に、一例として、板厚1mm以下で、その縦横寸法が数m×数mのガラス基板1に対してプロキシミティ方式の露光を行って液晶ディスプレイ装置の表示用パネル基板を製造する、所謂、プロキシミティ露光装置が示されている。このプロキシミティ露光装置は、図にも示すように、大きく区別して、その表面にガラス基板1を搭載して移動するチャック機構10と、露光光を照射する照射光学系20と、当該照射光学系からの露光光が照射される露光位置に配置されるマスク30と、これらを制御する制御部40と共に、その他、ここでは図示しないが、ガラス基板を搬入するための搬入ユニット、ガラス基板を搬出するための搬出ユニット、更には、装置内の温度管理を行う温度制御ユニット等を備えている。
また、上記チャック機構10は、複数のベースから構成されたステージベース16上にX方向及びY方向、更には、θ方向に移動可能に搭載されている。即ち、ステージベース16上には、図の紙面の左右方向であるX軸方向に伸びる複数のXガイド17が設けられており、これにより、チャック機構10は、Xステージ14により、Xガイド17に沿って、当該ベース上の受け渡し位置とベース上の露光位置の間を移動される。更に、上記のXステージ14の上面には、図の紙面の前後方向であるY軸方向に延びる複数のYガイド15が設けられ、Yステージ13が、当該Yガイド15上に移動可能に搭載されている。そして、当該Yステージ13上には、チャック11を保持するチャック支持台/θステージ12が設けられている。なお、この図1では、チャック機構10が露光位置に配置されている状態を実線で示し、ガラス基板の受け渡し位置にある状態を破線で示している。
即ち、かかる構成によれば、チャック機構10は、ステージベース16上において、Xステージ14とXガイド17、そして、Yステージ13とYガイド15により、ガラス基板1を受け取り又は受け渡すための搬入/搬出位置と露光位置との間を移動することが可能であると共に、チャック支持台/θステージ12により、ガラス基板1をθ方向に変更・調整可能となっている。そして、本発明によれば、更に、上述したチャック機構10の一部、例えば、本例では、チャック11及びチャック支持台/θステージ12には、ガラス基板の搬入位置において上記チャック11の上面に搭載されるガラス基板1の板厚を検出するための板厚検出センサ100が設けられている。
一方、上記のマスク30は、ガラス基板の露光を行う露光位置の上空に設置されたマスクを保持するための枠状のマスクホルダ31により保持されている。即ち、マスクホルダ31は、マスク30の周辺部を真空吸着して保持する。更に、このマスクホルダ31は、複数のエアクッション32、32を介して、トップフレーム33に保持されている。そして、これらを上面から見た図2にも示すように、枠状のマスクホルダ31とトップフレーム33の間(以下に述べるホルダフレームの側面近傍)には、Z−チルト機構50が、合計三箇所に設けられている。また、図中の符号34は、上記マスクホルダ31の外周に形成されたホルダフレームを示している。
なお、上記Z−チルト機構50は、各々、その正面図である図3(A)及びその側面図である図3(B)にも示すように、ケーシング51、直動ガイド52、可動ブロック53、モータ54、軸継手55、ボールネジ56a、ナット56b、及びボール57から構成されている。ケーシング51は、トップフレーム33の側面に取り付けられ、直動ガイド52には、可動ブロック53が搭載されている。ケーシング51の上方には、モータ54が設置されており、その回転軸には、軸継手55を介して、ボールネジ56aが接続されている。また、可動ブロック53には、ボールネジ56aにより移動されるナット56bが取り付けられている。即ち、Z−チルト機構のかかる構成により、可動ブロック53は、モータ54の回転に伴って、直動ガイド52に沿って上下に移動する。
更に、上述したマスクホルダ31の外周に形成されたホルダフレーム34の下面には、チルト用腕35が設けられている。一方、可動ブロック53の下面には、ボール57が取り付けられており、このボール57は、可動ブロック53により、チルト用腕35に押し付けられている。かかる構成のZ−チルト機構50は、既述のように、ホルダフレーム34の側面近傍において、三箇所設置されており、これらの3つのZ−チルト機構50は、それぞれ、可動ブロック53を上下に移動することによりチルト用腕35を押すボール57の高さを変更することにより、上述したエアクッション32により支持されているマスクホルダ31の高さを三箇所で変更し、もって、マスク30をZ方向へ移動し、及び/又はチルト(傾斜)する。
なお、上記の例では、Z−チルト機構によりマスクをZ方向へ移動し、及び/又はチルト(傾斜)することにより、マスク30と基板1との間のギャップ(隙間)の調整を行っているが、しかしながら、本発明はこれに限定されることなく、例えば、チャック支持台にチルト機構を設け、チャックをZ方向へ移動し、及び/又はチルトすることにより、マスク30と基板1との間のギャップ(隙間)の調整を行ってもよい。
また、制御部40は、上記の図1にも示すように、主に、照明光学系20の動作を制御するための主制御装置41、上述したZ−チルト機構を制御・駆動するためのZ−チルト機構駆動回路42、θステージを制御・駆動するためのθ−ステージ駆動回路43、Yステージを制御・駆動するためのYステージ駆動回路44、Xステージを制御・駆動するためのXステージ駆動回路45を備えている。
更に、添付の図4(A)及び(B)には、上述したチャック機構10の一部、具体的には、チャック11及びチャック支持台/θステージ12の一部に設けた、ガラス基板1の板厚を検出するための板厚検出センサ100が示されている。これらの図からも明らかなように、チャック11の一部には切欠(開口)部18が形成されており、当該切欠(開口)部18の下部(即ち、チャック支持台/θステージ12の一部)には、本例では、光によってガラス基板1の板厚を検出する光学式の板厚検出センサ100が配置されている。この板厚検出センサ100では、その内部に搭載した、例えば、レーザダイオード等の光源101から、チャック11の表面、即ち、ガラス基板1の面に対して所定の角度で入射し、当該ガラス基板1の表面及び裏面において反射した光を、例えば、CCDラインセンサにより構成された受光素子102の受光面で検出し、当該受光面で検出した反射光の強度を電気信号に変換して出力する。そして、受光素子102で検出した両反射光の決像距離から、当該ガラス基板1の板厚を検出する。
以上にその構成を述べたプロキシミティ露光装置では、上述したチャック機構10により、その上面に搭載したガラス基板1に対してプロキシミティ方式の露光を行って、液晶ディスプレイ装置の表示用パネル基板を製造することができる。即ち、ガラス基板1は、ステージベース上の受け渡し位置(図1の右側に破線で示す位置)において、図示しない搬入ユニットにより、チャック機構10上に搭載され、又は、やはり図示しない搬出ユニットにより、チャック機構10から回収される。なお、この時、チャック11は、ガラス基板1を真空吸着して保持する。その後、チャック機構10は、θステージ12により、チャック11に搭載したガラス基板1の方向を変更・調整し、更に、Yステージ13とXステージ14により、Yガイド15及びXガイド17に沿って、Y方向及びX方向に移動する。これにより、ガラス基板1を保持したチャック11は、主に、XステージのX方向への移動により、ステージベース16上の受け渡し位置と露光位置との間を移動し、露光位置においては、Xステージ14のX方向への移動及びYステージ13のY方向への移動により、チャックに保持された基板のXY方向へのステップ移動が行われる。
また、この時、本発明によれば、同時に、制御部40の主制御装置41は、上述したチャック機構10の一部に取り付けられた板厚検出センサ100により、チャック11上に搭載したガラス基板1の板厚dを検出する。より具体的には、本例では、搬送ユニットから、チャック11の突き上げピン(図示せず)上にガラス基板1が置かれ、当該突き上げピンが下降して基板がチャック上に搭載された際に、上記板厚検出センサ100により、ガラス基板1の板厚を検出する。そして、当該検出したガラス基板1の板厚dに基づいて、Z−チルト機構50により、マスク30を保持するマスクホルダ31の高さ制御を行う。即ち、上述したZ−チルト駆動回路42を介して、Z−チルト機構50を駆動し、もって、マスク30と基板1との間のギャップ(隙間:図1において符号Gで示す)を最適に、即ち、露光に必要な間隔(プロキシミティギャップ)により近い間隔に調整する。
その後、照射光学系20の下方に位置する露光位置(図1の左側に実線で示す位置)において露光を行う。露光時、照射光学系からの露光光がマスクを透過して基板へ照射されることにより、マスクのパターンがガラス基板の表面に転写され、ガラス基板上にパターンが形成される。なお、その後、チャック11上に搭載したガラス基板1が、再び、受け渡し位置に戻り、搬出ユニットにより、チャック機構10から回収され、次の工程へ送られることは従来と同様である。
上述したように、本発明によるプロキシミティ露光装置では、表示用パネル基板(ガラス基板1)を、その受け渡し位置でチャックに搭載した際、当該ガラス基板の板厚を検出することから、搭載した当該ガラス基板をチャックの受け渡し位置からマスクの下に位置する露光位置に移動する際にも、当該ガラス基板の板厚に適合してチャックの調整を行い、マスク30と基板1との間のギャップ(隙間)を必要な間隔(プロキシミティギャップ)に調整することが可能となる。そのため、従来のように、ガラス基板を必要なプロキシミティギャップよりも大きなギャップを確保して移動した後に露光位置でのマスクと基板とのギャップ合わせを行った場合、そのギャップ合わせに時間が掛かり、タクトタイムが長くなってしまい、スループットが低下してしまうという問題点を解消することが可能となる。
また、当該ガラス基板をマスクの下に位置する露光位置に移動する際にも、当該ガラス基板の板厚は既に検出されていることから、露光位置へ移動する際のマスクと基板との間隔を、必要なプロキシミティギャップにすることが可能であり、その際においても、当該ギャップを小さくし過ぎることにより、移動の際に、ガラス基板とマスクとが接触してマスク又は基板が損傷する恐れをも解消することが出来る。このように、当該ガラス基板の板厚を、チャック上に搭載した際に検出してマスクとガラス基板とのギャップ合わせを行うことは、特に、様々な板厚の表示用パネル基板に対応して露光を行うプロキシミティ露光装置において、極めて有効である。
更に、本発明によるプロキシミティ露光装置における(I)ガラス基板の板厚の検出とマスクとガラス基板とのギャップ合わせ、そして、(II)チャックの受け渡し位置から露光位置への移動のタイミングについて、添付の図5に示す。図5(A)は、(I)ガラス基板の板厚の検出とマスクとガラス基板とのギャップ合わせを行った後に、(II)チャックの受け渡し位置から露光位置への移動を、順次行う場合を示しており、この場合においても、既に、ギャップ合わせは終了しており、ガラス基板の露光位置への移動と同時に、露光を行うことができることから、やはり、タクトタイムの短縮につながる。
また、図5(B)は、上記(I)ガラス基板の板厚の検出とマスクとガラス基板とのギャップ合わせ、(II)チャックの受け渡し位置から露光位置への移動を、同時に行う場合を示しており、この場合には、特に、タクトタイムの短縮に有効である。更には、図示しないが、これらの(I)と(II)のタイミングを、適宜、重ね合わせることによっても、タクトタイムの短縮を図り、スループットを向上することが可能となる。
1…ガラス基板、10…チャック機構、11…チャック、12…チャック支持台/θステージ、13…Yステージ、14…Xステージ、15…Yガイド、16…ステージベース、17…Xガイド、20…照射光学系、30…マスク、31…マスクホルダ、32…エアクッション、33…トップフレーム、34…ホルダフレーム、35…チルト用腕、40…制御部、41…主制御装置、42…Z−チルト機構駆動回路、43…θ−ステージ駆動回路、44…Yステージ駆動回路、45…Xステージ駆動回路、50…Z−チルト機構、100…板厚検出センサ、18…切欠(開口)部、101…光源、102…受光素子
Claims (4)
- プロキシミティ方式を用いて表示用パネル基板の露光を行うプロキシミティ露光装置であって、
マスクを保持するマスクホルダと、
前記マスクを介して表示用パネル基板の表面に露光光を照射する照射光学系と、
前記表示用パネル基板を保持するチャックと、
前記チャックを移動して、前記表示用パネル基板のXY方向への移動及び露光時の位置決めを行うステージと、
前記マスクホルダを前記ステージとを相対的に移動して、前記マスクと前記表示用パネル基板との間のギャップを調整する手段と、
少なくとも前記ステージ、前記ギャップ調整手段、前記照射光学系の動作を制御する制御部とを備えたプロキシミティ露光装置において、
前記チャックの一部に、当該チャックにより保持された前記表示用パネル基板の板厚を検出する手段を設け、前記制御部は、当該板厚検出手段により検出された表示用パネル基板の板厚に基づいて、前記ギャップ調整手段により前記マスクと前記表示用パネル基板との間のギャップを調整することを特徴とする表示用パネル基板のプロキシミティ露光装置。 - 請求項1に記載したプロキシミティ露光装置において、前記板厚検出手段は、光学式の検出手段であることを特徴とする表示用パネル基板のプロキシミティ露光装置。
- プロキシミティ方式を用いて表示用パネル基板の露光を行うプロキシミティ露光方法であって、
受け渡し位置において、前記表示用パネル基板をチャック上に保持し、
前記チャック上に保持した前記表示用パネル基板を露光位置に移動し、
前記露光位置において露光光をマスクを介して表示用パネル基板の表面に露光光を照射して露光を行う表示用パネル基板のプロキシミティ露光方法において、
前記受け渡し位置において前記表示用パネル基板をチャック上に保持する際に前記表示用パネル基板の板厚を検出し、当該検出した表示用パネル基板の板厚に基づいて、露光の際の前記マスクと前記表示用パネル基板との間のギャップを調整することを特徴とする表示用パネル基板のプロキシミティ露光方法。 - 請求項3に記載したプロキシミティ露光方法において、前記マスクと前記表示用パネル基板との間のギャップの調整を、遅くとも、前記表示用パネル基板の露光位置への移動の開始と同時、又は、その前に行うことを特徴とする表示用パネル基板のプロキシミティ露光方法。
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