JP3953841B2 - ギャップ測定方法及びギャップ測定装置、並びに露光装置 - Google Patents

ギャップ測定方法及びギャップ測定装置、並びに露光装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロキシミティ露光装置における基板とフォトマスクとのプロキシミティギャップのように、基準面と基準面に平行に置かれた透明な板との間隔を測定するギャップ測定方法及びギャップ測定装置、並びにそれらを用いた露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プロキシミティ露光装置は、半導体集積回路や液晶ディスプレイ等の製造において、フォトリソグラフィ技術により基板上にパターンを形成する際、フォトレジストを塗布した基板の表面とフォトマスク(以下、「マスク」と称す)のパターン面との間に微小な間隙(プロキシミティギャップ)を設けて、マスクのパターンを基板に転写するものである。このようなプロキシミティ露光装置においては、基板の表面とマスクのパターン面とのプロキシミティギャップを正確に測定して管理する必要がある。
【0003】
図5は、従来のプロキシミティギャップ測定方法を説明する図である。表面にフォトレジストを塗布した基板3の上方に、マスク1がパターン面1aを下に向けて基板3と平行に配置されている。マスク1の斜め上方から入射角θで入射光I0 を照射し、マスク1のパターン面1aからの反射光Iaと、基板3の表面からの反射光Icとを検出することにより、基板3の表面とマスク1のパターン面1aとのプロキシミティギャップを測定する。
【0004】
図6は、従来のプロキシミティギャップ測定方法における反射光強度を示す図である。これは、マスク1が石英からなり、照射する光がS偏光の場合の例を示している。図6の縦軸は各反射光の強度と入射光I0 の強度との比、横軸は入射角θの角度を示し、破線aはマスク1のパターン面1aからの反射光Ia、実線cは基板3の表面からの反射光Icである。両反射光の強度は入射角θによって大きく変化するので、マスク1の素材の屈折率及び透過率に応じて、入射角θを最適に設定しなければならない。図6の例では、入射角θを65度付近に設定すると、両反射光の強度を高くすることができる。なお、従来のプロキシミティギャップ測定装置に関するものとして、特開平7−140042号公報がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
大型の基板を対象としたプロキシミティ露光装置では、マスクが大型化して自重によるたわみが発生するため、マスクのたわみを抑制してプロキシミティギャップを所定の範囲内に維持する必要がある。従来、マスクのたわみを抑制する方法としては、マスクの4辺をベース等に真空吸着する方法や、マスクの2辺を支持し、支持部の外側にモーメントをかける方法が行われていた。
【0006】
近年、より大型化した基板に対応するマスクでは、マスク上面に負圧室を設け、マスクに単位面積当たりの質量を相殺する負圧をかけることによってたわみを抑制する方法が主流となってきている。負圧室はマスクとマスクの上方に設けた天井板とで構成され、負圧室の天井板には露光光が透過するようにガラス板が使用されている。このような負圧室を設けた場合、負圧室のガラス板を通して従来と同じ入射角で光を照射しても、マスクのパターン面で反射して負圧室のガラス板から射出する光、及び基板の表面で反射して負圧室のガラス板から射出する光は十分な強度が得られず、プロキシミティギャップを測定することができなかった。
【0007】
このように負圧室を設けた従来のプロキシミティ露光装置では、プロキシミティギャップを直接測定することができないため、予め露光前にマスクの平面度と基板の平面度を公知の変位センサーで測定し、それらの測定結果に基づいてプロキシミティギャップを設定する際に補正を行っていた。そのため、プロキシミティギャップの設定に時間がかかり、またプロキシミティギャップを精度よく設定することが困難であった。
【0008】
本発明は、負圧室の外側からガラス板を介して、基板の表面とマスクのパターン面とのプロキシミティギャップを測定することのできるギャップ測定方法及びギャップ測定装置を提供することを目的とする。
【0009】
本発明はまた、プロキシミティ露光装置に限らず、透明な第2の板を介して、基準面と基準面に平行に置かれた透明な第1の板との間隔を測定することのできるギャップ測定方法及びギャップ測定装置を提供することを目的とする。
【0010】
本発明はさらに、プロキシミティギャップを短時間で精度よく設定することのできる露光装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のギャップ測定方法は、基準面と、基準面に平行に置かれた透明な第1の板との間隔を、第1の板に対して基準面と反対側に平行に置かれた透明な第2の板を介して測定する方法であって、基準面、第1の板及び第2の板の屈折率が約1.5のとき、第2の板に約50度の入射角で光を照射することにより、第2の板及び第1の板を透過し、基準面で反射して、第1の板及び第2の板を透過する光の強度を最大にし、第1の板の基準面側の面で反射して第2の板から射出する光と、基準面で反射して第2の板から射出する光とを検出するものである。
【0012】
また、本発明のギャップ測定装置は、屈折率が約1.5の基準面と、基準面に平行に置かれた屈折率が約1.5の透明な第1の板との間隔を、第1の板に対して基準面と反対側に平行に置かれた屈折率が約1.5の透明な第2の板を介して測定する装置であって、第2の板に約50度の入射角で光を照射することにより、第2の板及び第1の板を透過し、基準面で反射して、第1の板及び第2の板を透過する光の強度を最大にする投光手段と、第1の板の基準面側の面で反射して第2の板から射出する光と、基準面で反射して第2の板から射出する光とを検出する受光手段とを備えたものである。
【0013】
負圧室のガラス板に照射された光は、ガラス板及びマスクを通過する際、空気とガラス板との境界面及び空気とマスクとの境界面で反射成分と透過成分に分離される。また、マスクのパターン面又は基板の表面で反射した光は、マスク及びガラス板を通過する際、空気とマスクとの境界面及び空気とガラス板との境界面で反射成分と透過成分に分離される。発明者は、負圧室のガラス板及びマスクの屈折率が約1.5の条件で、負圧室のガラス板に約50度の入射角で光を照射したとき、基板の表面で反射して負圧室のガラス板から射出する光の強度が最大となることを発見した。また、このとき、マスクのパターン面で反射して負圧室のガラス板から射出する光の強度と、基板の表面で反射して負圧室のガラス板から射出する光の強度には大きな差が無いことを発見した。
【0014】
本発明はこれらの発見に基づいてなされたものであって、第2の板に約50度の入射角で光を照射することにより、第1の板の基準面側の面で反射して第2の板から射出する光と、基準面で反射して第2の板から射出する光はいずれも十分な強度が得られ、S/N比の高い良好な検出を行うことができる。
【0015】
本発明の露光装置は、表面の屈折率が約1.5の露光対象の基板に平行に配置された屈折率が約1.5のフォトマスクと、フォトマスク及びフォトマスクに平行に配置された屈折率が約1.5の透明板から構成された負圧室と、負圧室の透明板を介して基板の表面とフォトマスクのパターン面とのプロキシミティギャップを測定する測定手段と、測定手段の測定結果に基づいて、基板の表面とフォトマスクのパターン面とのプロキシミティギャップを調整する手段とを備え、測定手段が、負圧室の透明板に約50度の入射角で光を照射することにより、透明板及びフォトマスクを透過し、基板の表面で反射して、フォトマスク及び透明板を透過する光の強度を最大にする投光手段と、フォトマスクのパターン面で反射して負圧室の透明板から射出する光と、基板の表面で反射して負圧室の透明板から射出する光とを検出する受光手段とを備えたものである。負圧室の透明板を介してプロキシミティギャップを直接測定し、その測定結果に基づいてプロキシミティギャップを調整するので、プロキシミティギャップを短時間で精度よく設定することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。図1は、本発明の一実施の形態によるギャップ測定方法を説明する図である。基板3の表面には、フォトレジストが塗布されている。フォトレジストが塗布された基板3の表面の屈折率は1.52である。基板3の上方には、マスク1がパターン面1aを下に向けて基板3と平行に配置されている。マスク1は石英からなり、屈折率は1.47である。さらに、マスク1の上方には、負圧室を構成するガラス板2がマスク1と平行に配置されている。ガラス板2の屈折率は約1.5である。
【0017】
ガラス板2の斜め上方から、入射角θで入射光I0 を照射する。入射光I0 は、一部がガラス板2の上面で反射し、一部がガラス板2の内部へ透過する。ガラス板2の内部へ透過した光は、一部がガラス板2の下面で反射し、一部がガラス板2の下面を透過する。ガラス板2の下面を透過した光は、入射光I0 と平行になり、入射角θでマスク1へ照射される。
【0018】
マスク1へ照射された光は、一部がマスク1の裏面1bで反射し、一部がマスク1の内部へ透過する。マスク1の裏面1bで反射した光の一部は、ガラス板2を透過し、反射光IMB としてガラス板2から射出する。
【0019】
マスク1の内部へ透過した光は、一部がマスク1のパターン面1aで反射し、一部がマスク1のパターン面1aを透過する。マスク1のパターン面1aで反射した光の一部は、マスク1の内部及びガラス板2を透過し、反射光IMP として ガラス板2から射出する。一方、マスク1のパターン面1aを透過した光は、入射光I0 と平行になり、入射角θで基板3へ照射される。
【0020】
基板3へ照射された光は、一部が基板3の表面で反射し、一部が基板3の内部へ透過する。基板3の表面で反射した光の一部は、マスク1及びガラス板2を透過し、反射光IS としてガラス板2から射出する。本実施の形態においては、反射光IMP 及び反射光IS を検出することにより、基板3の表面とマスク1のパ ターン面1aとのプロキシミティギャップを測定する。
【0021】
図2は、本発明の一実施の形態によるギャップ測定方法における反射光強度を示す図である。これは、照射する光がS偏光の場合の例を示している。図2の縦軸は各反射光の強度と入射光I0 の強度との比、横軸は入射角θの角度を示し、一点鎖線MBは反射光IMB 、破線MPは反射光IMP 、実線Sは反射光IS である。各反射光の強度は入射角θによって大きく変化するが、入射角θが50度付近のとき、反射光IS の強度が最大となる。また、このとき、反射光IMP の強 度と反射光IS の強度には大きな差が無い。従って、入射角θを約50度に設定すると、反射光IMP 及び反射光IS はいずれも十分な強度が得られ、S/N比 の高い良好な検出を行うことができる。
【0022】
なお、図2から分かるように、反射光IMP 及び反射光IS の強度は、反射光 IMB の強度に比べてかなり低い。これは、反射光IMP 及び反射光IS がマスク1の内部を透過しているためである。即ち、反射光IMP 及び反射光IS の強度 は、マスク1の素材の透過率や厚さによって変化する。しかしながら、マスク1の透過率や厚さが変わっても、反射光IS の強度は入射角θが約50度のときに最大となる。
【0023】
また、図2はマスク1が屈折率1.47の石英からなる場合の例であるが、マスク1が屈折率約1.5のガラスからなる場合にも、反射光強度の入射角θによる変化は図2とほぼ同様で、入射角θが50度付近のときに反射光IS の強度が最大となる。
【0024】
図3は、本発明の一実施の形態によるギャップ測定装置の概略構成を示す図である。表面にフォトレジストを塗布した基板3が、プロキシミティ露光装置のチャック10上に真空吸着されている。プロキシミティ露光装置は、チャック10を図示しないX,Y,θ移動機構及びチルト機構によって移動することで、基板3とマスク1との位置合わせ及びプロキシミティギャップの設定を行う。ギャップ測定装置は、投光系20と受光系30とを含んで構成されている。
【0025】
投光系20は、光源21、S偏光板22、コリメーションレンズ群23、スリット24、投影レンズ25、及び全反射ミラー26を含んで構成されている。光源21は、半導体レーザーや発光ダイオード等の特定の波長の光を発生する光源であってもよく、また白色光を発生する光源であってもよい。光源21から発生された光は、S偏光板22を透過してS偏光成分が抽出され、コリメーションレンズ群23で集光される。コリメーションレンズ群23で集光された光は、スリット24を通った後、投影レンズ25から全反射ミラー26を介してガラス板2へ照射される。全反射ミラー26の角度を調整することにより、ガラス板2へ照射される光の入射角を約50度に設定する。
【0026】
受光系30は、全反射ミラー31、結像レンズ32、及び受光素子33を含んで構成されている。ガラス板2から射出されたマスク1のパターン面からの反射光及び基板3の表面からの反射光は、全反射ミラー31を介して結像レンズ32を通り、受光素子33の受光面にそれぞれ結像する。受光素子33は、例えばCCDラインセンサで構成され、受光面で検出した反射光の強度を電気信号に変換して出力する。受光素子33で検出した両反射光の結像の距離から、基板3の表面とマスク1のパターン面とのプロキシミティギャップが検出される。
【0027】
なお、図2と図6を比較すると分かるように、本発明のギャップ測定方法における各反射光の強度は、従来のプロキシミティギャップ測定方法における反射光の強度より低い。そこで本実施の形態では、光源21の輝度を従来よりも高くすることによって、受光素子33の感度に応じた反射光の強度を確保している。
【0028】
図4(a)は本発明の一実施の形態による露光装置の概略構成を示す上面図、図4(b)は同側面図である。露光装置は、マスク1、マスク1と共に負圧室を構成するガラス板2、チャック10、チルト機構11、X,Y,θ移動機構12、ギャップ測定装置100a,100b,100c,100d、及び図示しない露光光照射部を含んで構成されている。
【0029】
表面にフォトレジストを塗布した基板3は、チャック10上に搭載される。チャック10は、基板3を真空吸着して固定する。チャック10の上方には、マスク1が図示しない固定具により固定されている。マスク1の上方にはスペーサを介してガラス板2が設けられ、マスク1とガラス板2とで負圧室が構成されている。X,Y,θ移動機構12は、チャック10をX,Y,θ方向に移動することで、基板3とマスク1との位置合わせを行う。
【0030】
ガラス板2の上方には、ガラス板2の4隅付近の適当な位置にギャップ測定装置100a,100b,100c,100dが設けられている。ギャップ測定装置100a,100b,100c,100dはそれぞれ、図3に示した投光系20及び受光系30を含んで構成されており、ガラス板2の上方からガラス板2を介して、基板3の表面とマスク1のパターン面とのプロキシミティギャップを測定する。ギャップ測定装置100a,100b,100c,100dによる4箇所の測定結果に基づいて、チルト機構11は、チャック10をZ方向(上下方向)に移動することで、基板3とマスク1とのプロキシミティギャップの設定を行う。ガラス板2の上方には図示しない露光光照射部が設けられており、露光光照射部はガラス板2及びマスク1を介して、チャック10に搭載された基板3の表面に露光光を照射する。
【0031】
なお、図4ではギャップ測定装置が4箇所に設けられているが、ギャップ測定装置は、ガラス板2の上方の適当な位置に3箇所または5箇所以上設けてもよい。
【0032】
以上説明した実施の形態において、マスク1と負圧室を構成するガラス板2との間隔を知りたい場合には、反射光IMB 及び反射光IMP を検出することにより、マスク1とガラス板2との間隔を測定することもできる。
【0033】
以上、本発明をプロキシミティ露光装置のプロキシミティギャップの測定に適用した例について説明したが、本発明はこれに限らず、基準面と基準面に平行に置かれた透明な板との間隔の測定に適用することができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明のギャップ測定方法及びギャップ測定装置によれば、屈折率が約1.5の透明な第2の板を介して、基準面と基準面に平行に置かれた屈折率が約1.5の透明な第1の板との間隔を測定することができる。
【0035】
本発明のギャップ測定方法及びギャップ測定装置をプロキシミティギャップの測定に適用すると、負圧室の外側からガラス板を介して、基板の表面とマスクのパターン面とのプロキシミティギャップを測定することができる。
【0036】
本発明の露光装置によれば、プロキシミティギャップを短時間で精度よく設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態によるギャップ測定方法を説明する図である。
【図2】 本発明の一実施の形態によるギャップ測定方法における反射光強度を示す図である。
【図3】 本発明の一実施の形態によるギャップ測定装置の概略構成を示す図である。
【図4】 図4(a)は本発明の一実施の形態による露光装置の概略構成を示す上面図、図4(b)は同側面図である。
【図5】 従来のプロキシミティギャップ測定方法を説明する図である。
【図6】 従来のプロキシミティギャップ測定方法における反射光強度を示す図である。
【符号の説明】
1…マスク、2…ガラス板、3…基板、10…チャック、11…チルト機構、12…X,Y,θ移動機構、20…投光系、21…光源、22…S偏光板、23…コリメーションレンズ群、24…スリット、25…投影レンズ、26…全反射ミラー、30…受光系、31…全反射ミラー、32…結像レンズ、33…受光素子、100a,100b,100c,100d…ギャップ測定装置

Claims (5)

  1. 基準面と、基準面に平行に置かれた透明な第1の板との間隔を、第1の板に対して基準面と反対側に平行に置かれた透明な第2の板を介して測定する方法であって、
    基準面、第1の板及び第2の板の屈折率が約1.5のとき、
    第2の板に約50度の入射角で光を照射することにより、第2の板及び第1の板を透過し、基準面で反射して、第1の板及び第2の板を透過する光の強度を最大にし、
    第1の板の基準面側の面で反射して第2の板から射出する光と、基準面で反射して第2の板から射出する光とを検出することを特徴とするギャップ測定方法。
  2. 基準面がフォトレジストを塗布した基板の表面、第1の板がフォトマスク、第2の板がガラス板であることを特徴とする請求項1に記載のギャップ測定方法。
  3. 屈折率が約1.5の基準面と、基準面に平行に置かれた屈折率が約1.5の透明な第1の板との間隔を、第1の板に対して基準面と反対側に平行に置かれた屈折率が約1.5の透明な第2の板を介して測定する装置であって、
    第2の板に約50度の入射角で光を照射することにより、第2の板及び第1の板を透過し、基準面で反射して、第1の板及び第2の板を透過する光の強度を最大にする投光手段と、
    第1の板の基準面側の面で反射して第2の板から射出する光と、基準面で反射して第2の板から射出する光とを検出する受光手段とを備えたことを特徴とするギャップ測定装置。
  4. 基準面がフォトレジストを塗布した基板の表面、第1の板がフォトマスク、第2の板がガラス板であることを特徴とする請求項3に記載のギャップ測定装置。
  5. 表面の屈折率が約1.5の露光対象の基板に平行に配置された屈折率が約1.5のフォトマスクと、
    前記フォトマスク及び前記フォトマスクに平行に配置された屈折率が約1.5の透明板から構成された負圧室と、
    前記透明板を介して基板の表面と前記フォトマスクのパターン面とのプロキシミティギャップを測定する測定手段と、
    前記測定手段の測定結果に基づいて、基板の表面と前記フォトマスクのパターン面とのプロキシミティギャップを調整する手段とを備え、
    前記測定手段は、
    前記透明板に約50度の入射角で光を照射することにより、前記透明板及び前記フォトマスクを透過し、基板の表面で反射して、前記フォトマスク及び前記透明板を透過する光の強度を最大にする投光手段と、
    前記フォトマスクのパターン面で反射して前記透明板から射出する光と、基板の表面で反射して前記透明板から射出する光とを検出する受光手段とを備えたことを特徴とする露光装置。
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