JP2008209632A - マスク装着方法及び露光装置ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】マスクがマスク保持部に対して高い位置精度で搭載され、且つアパーチャブレードによる遮光精度を向上させることができるマスク装着方法及び露光装置ユニットを提供する。
【解決手段】マスク装着方法は、プリアライメント装置70のアライメントテーブル74に保持されたマスクMのアライメントマークMaをプリアライメントカメラ76で検出しながら、マスクMのアライメントマークMaを基準にプリアライメントし、その後、マスクMをプリアライメント装置70から露光装置PEのマスク保持枠12へ搬送して、マスク保持枠12に装着する。
【選択図】図6
【解決手段】マスク装着方法は、プリアライメント装置70のアライメントテーブル74に保持されたマスクMのアライメントマークMaをプリアライメントカメラ76で検出しながら、マスクMのアライメントマークMaを基準にプリアライメントし、その後、マスクMをプリアライメント装置70から露光装置PEのマスク保持枠12へ搬送して、マスク保持枠12に装着する。
【選択図】図6
Description
本発明は、マスク装着方法及び露光装置ユニットに関し、より詳細には、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等の大型のフラットパネルディスプレイの基板上に、マスクのマスクパターンを近接(プロキシミティ)露光転写または密着露光転写するのに好適なマスク装着方法及び露光装置ユニットに関する。
露光装置は、基板を保持する基板保持部と、基板保持部をX、Y、Z方向に駆動する基板駆動機構と、マスクを保持するマスク保持部と、マスク保持部をX、Y、θ方向に駆動するマスク駆動機構と、基板に対してパターン露光用の光をマスクに向けて照射する照射手段と、を主に備え、感光剤が塗布された基板にパターンが形成されたマスクを介して露光光を照射して、基板上にマスクのパターンを露光転写する。
マスクは、マスクローダによってマスク保持部に搬送・装着されるが、マスクの装着位置が大きくズレていると、上記した基板とマスクの高精度の位置合わせが困難であったり、位置合わせに長時間を要する等の不都合が生じる。このため、通常、マスクはプリアライメント装置によってプリアライメントされてマスク保持部に供給される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−349022号公報
ところで、従来のプリアライメント装置は、露光装置から独立した装置として露光装置の近傍に配置されており、マスクを外形基準で位置決めしてからマスク保持部に搬送する。このため、図13(a)に示すように、アライメントマーク202が形成されたマスクMをマスク保持部201に保持させるとき、マスクMの外形を基準として位置決めすると、マスク保持部201の所定の位置に対してアライメントマーク202を含むマスクパターンPが傾いて貼り付けられる場合がある。
マスク保持部201にマスクMのマスクパターンPが傾いて貼り付けられた場合には、マスクMに形成されたアライメントマーク202をアライメントカメラ203によって観察し、マスク保持部201の所定の位置に対するマスクMの位置ずれを測定する。そして、この位置ずれ量を補正するようにマスク駆動機構204によってマスク保持部201を移動させることでマスクMのアライメントを行い(図13(b)参照。)、マスクMが図示しない基板上の所定の位置に位置決めされる。
このとき、図13(b)に示すようにアライメントが行なわれると、マスク保持部201に搭載されたアパーチャブレード205の端面205aと、マスクMのアパーチャブレード205によって遮光すべき部分(即ち、マスクパターンPの辺部)とが平行とならず、本来アパーチャブレード205によって遮光すべき部分が遮光されなかったり、露光転写すべきパターンの一部が遮光されてしまう等、遮光精度に悪影響を及ぼす可能性があった。
このような問題は、マスクが小型であった場合には、マスクの外径寸法公差が小さく、外形に対するパターンのズレも小さいので、外形基準でマスクMをマスク保持部201に装着しても、アパーチャブレード205によって遮光すべき部分とアパーチャブレード205の端面205aとのズレも少なく、露光精度が安定していた。しかし、近年のマスクMの大型化に伴ってマスクの外形寸法公差が大きくなっており、マスクMの外形に対するパターンの位置精度が粗くなる傾向がある。また、マスクMの大型化により、マスクローダによるマスク保持部201への搭載精度も粗くなっている。このため、大型のマスクMの場合において、マスク保持部201が大きく傾けられると、アパーチャブレード205によって遮光すべき部分とアパーチャブレード205の端面205aとのズレも大きくなり、遮光精度の問題が顕著となる。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、マスクがマスク保持部に対して高い位置精度で搭載され、且つアパーチャブレードによる遮光精度を向上させることができるマスク装着方法及び露光装置ユニットを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 被露光材としての基板を保持する基板保持部と、前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、前記基板に対してパターン露光用の光を前記マスクを介して照射する照射手段と、を備えた露光装置の前記マスク保持部に、プリアライメント装置でプリアライメントされたマスクを装着するマスク装着方法であって、
前記プリアライメント装置のアライメントテーブルに保持された前記マスクのアライメントマークをプリアライメントカメラで検出しながら、前記マスクのアライメントマークを基準にプリアライメントするプリアライメント工程と、
前記マスクを前記プリアライメント装置から前記マスク保持部へ搬送して、前記マスク保持部に装着する搬送・装着工程と、
を備えることを特徴とするマスク装着方法。
(2) 被露光材としての基板を保持する基板保持部と、前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、前記基板に対してパターン露光用の光を前記マスクを介して照射する照射手段と、を備えた露光装置の前記マスク保持部に、プリアライメント装置でプリアライメントされたマスクを装着するマスク装着方法であって、
前記プリアライメント装置のアライメントテーブルに保持された前記マスクを、前記マスクの外形を基準にプリアライメントするプリアライメント工程と、
前記プリアライメントされたマスクの位置に対するマスクパターンの位置ズレ量を前記プリアライメント装置のプリアライメントカメラを用いて算出する算出工程と、
前記位置ズレ量分だけ前記マスク保持部を移動させる移動工程と、
前記マスクを前記プリアライメント装置から前記マスク保持部へ搬送して、前記マスク保持部に装着する搬送・装着工程と、
を備えることを特徴とするマスク装着方法。
(3) 被露光材としての基板を保持する基板保持部と、前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、前記基板に対してパターン露光用の光を前記マスクを介して照射する照射手段と、を備えた露光装置と、
前記マスクを保持するアライメントテーブルを備えて、前記マスクをプリアライメントするプリアライメント装置と、
前記マスクを前記プリアライメント装置から前記マスク保持部へ搬送可能なマスクローダと、
を備える露光装置ユニットであって、
前記プリアライメント装置は、前記マスクのアライメントマークを撮像するプリアライメントカメラと、前記アライメントテーブルを移動させて、前記マスクのアライメントマークを基準にプリアライメントするように制御する制御装置と、を備えることを特徴とする露光装置ユニット。
(4) 被露光材としての基板を保持する基板保持部と、前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、前記基板に対してパターン露光用の光を前記マスクを介して照射する照射手段と、を備えた露光装置と、
前記マスクを保持するアライメントテーブルを備えて、前記マスクをプリアライメントするプリアライメント装置と、
前記マスクを前記プリアライメント装置から前記マスク保持部へ搬送可能なマスクローダと、
を備える露光装置ユニットであって、
前記プリアライメント装置は、前記マスクのアライメントマークを撮像するプリアライメントカメラを備えると共に、
前記露光装置は、前記マスクの外形を基準にプリアライメントされたマスクの位置に対するマスクパターンの位置ズレ量分だけ前記マスク保持部を移動させるように制御する制御装置を備えることを特徴とする露光装置ユニット。
(1) 被露光材としての基板を保持する基板保持部と、前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、前記基板に対してパターン露光用の光を前記マスクを介して照射する照射手段と、を備えた露光装置の前記マスク保持部に、プリアライメント装置でプリアライメントされたマスクを装着するマスク装着方法であって、
前記プリアライメント装置のアライメントテーブルに保持された前記マスクのアライメントマークをプリアライメントカメラで検出しながら、前記マスクのアライメントマークを基準にプリアライメントするプリアライメント工程と、
前記マスクを前記プリアライメント装置から前記マスク保持部へ搬送して、前記マスク保持部に装着する搬送・装着工程と、
を備えることを特徴とするマスク装着方法。
(2) 被露光材としての基板を保持する基板保持部と、前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、前記基板に対してパターン露光用の光を前記マスクを介して照射する照射手段と、を備えた露光装置の前記マスク保持部に、プリアライメント装置でプリアライメントされたマスクを装着するマスク装着方法であって、
前記プリアライメント装置のアライメントテーブルに保持された前記マスクを、前記マスクの外形を基準にプリアライメントするプリアライメント工程と、
前記プリアライメントされたマスクの位置に対するマスクパターンの位置ズレ量を前記プリアライメント装置のプリアライメントカメラを用いて算出する算出工程と、
前記位置ズレ量分だけ前記マスク保持部を移動させる移動工程と、
前記マスクを前記プリアライメント装置から前記マスク保持部へ搬送して、前記マスク保持部に装着する搬送・装着工程と、
を備えることを特徴とするマスク装着方法。
(3) 被露光材としての基板を保持する基板保持部と、前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、前記基板に対してパターン露光用の光を前記マスクを介して照射する照射手段と、を備えた露光装置と、
前記マスクを保持するアライメントテーブルを備えて、前記マスクをプリアライメントするプリアライメント装置と、
前記マスクを前記プリアライメント装置から前記マスク保持部へ搬送可能なマスクローダと、
を備える露光装置ユニットであって、
前記プリアライメント装置は、前記マスクのアライメントマークを撮像するプリアライメントカメラと、前記アライメントテーブルを移動させて、前記マスクのアライメントマークを基準にプリアライメントするように制御する制御装置と、を備えることを特徴とする露光装置ユニット。
(4) 被露光材としての基板を保持する基板保持部と、前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、前記基板に対してパターン露光用の光を前記マスクを介して照射する照射手段と、を備えた露光装置と、
前記マスクを保持するアライメントテーブルを備えて、前記マスクをプリアライメントするプリアライメント装置と、
前記マスクを前記プリアライメント装置から前記マスク保持部へ搬送可能なマスクローダと、
を備える露光装置ユニットであって、
前記プリアライメント装置は、前記マスクのアライメントマークを撮像するプリアライメントカメラを備えると共に、
前記露光装置は、前記マスクの外形を基準にプリアライメントされたマスクの位置に対するマスクパターンの位置ズレ量分だけ前記マスク保持部を移動させるように制御する制御装置を備えることを特徴とする露光装置ユニット。
本発明のマスク装着方法及び露光装置ユニットによれば、プリアライメント装置のアライメントテーブルに保持されたマスクのアライメントマークをプリアライメントカメラで検出しながら、マスクのアライメントマークを基準にプリアライメントし、その後、マスクをプリアライメント装置からマスク保持部へ搬送して、マスク保持部に装着するようにしたので、マスクがマスク保持部に対して高い位置精度で搭載され、且つアパーチャブレードによる遮光精度を向上させることができる。
本発明の他のマスク装着方法及び露光装置ユニットによれば、プリアライメント装置のアライメントテーブルに保持されたマスクを、マスクの外形を基準にプリアライメントし、プリアライメントされたマスクの位置に対するマスクパターンの位置ズレ量をプリアライメント装置のプリアライメントカメラを用いて算出し、当該位置ズレ量分だけマスク保持部を移動させ、その後、マスクをプリアライメント装置からマスク保持部へ搬送して、マスク保持部に装着するようにしたので、同様に、マスクがマスク保持部に対して高い位置精度で搭載され、且つアパーチャブレードによる遮光精度を向上させることができる。
以下、本発明に係るマスク装着方法及び露光装置ユニットの各実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の露光装置ユニット100(図6参照。)に使用される分割逐次近接露光装置PEについて、図1〜4を参照して説明する。分割逐次近接露光装置PEは、フラットパネルディスプレイのカラーフィルタ基板を露光するためのもので、図1に示すように、マスクMを保持するマスクステージ10と、ガラス基板(被露光材)Wを保持する基板ステージ20と、パターン露光用の照射手段としての照明光学系40と、制御装置80(図5参照。)と、を備えている。
まず、本発明の露光装置ユニット100(図6参照。)に使用される分割逐次近接露光装置PEについて、図1〜4を参照して説明する。分割逐次近接露光装置PEは、フラットパネルディスプレイのカラーフィルタ基板を露光するためのもので、図1に示すように、マスクMを保持するマスクステージ10と、ガラス基板(被露光材)Wを保持する基板ステージ20と、パターン露光用の照射手段としての照明光学系40と、制御装置80(図5参照。)と、を備えている。
なお、ガラス基板W(以下、単に「基板W」と称する。)は、マスクMに対向配置されており、このマスクMに描かれたパターンを露光転写すべく表面(マスクMの対向面側)に感光剤が塗布されている。
マスクステージ10は、図1〜図4に示すように、中央部に矩形形状の開口11aが形成されるマスクステージベース11と、マスクステージベース11の開口11aにX軸,Y軸,θ方向(X,Y平面における回転方向)に移動可能に装着されるマスク保持部であるマスク保持枠12と、マスクステージベース11の上面に設けられ、マスク保持枠12をX軸,Y軸,θ方向に移動させて、マスクMの位置を調整するマスク駆動機構16と、を備える。
マスクステージベース11は、装置ベース50上に立設される支柱51、及び支柱51の上端部に設けられるZ軸移動装置52によりZ軸方向に移動可能に支持され(図2参照。)、基板ステージ20の上方に配置される。
図4に示すように、マスクステージベース11の開口11aの周縁部の上面には、平面ベアリング13が複数箇所配置されており、マスク保持枠12は、その上端外周縁部に設けられるフランジ12aを平面ベアリング13に載置している。これにより、マスク保持枠12は、マスクステージベース11の開口11aに所定のすき間を介して挿入されるので、このすき間分だけX軸,Y軸,θ方向に移動可能となる。
また、マスク保持枠12の下面には、マスクMを保持するチャック部14が間座15を介して固定されている。このチャック部14には、マスクMのマスクパターンが描かれていない周縁部を吸着するための複数の吸引ノズル14aが開設されており、マスクMは、吸引ノズル14aを介して図示しない真空式吸着装置によりチャック部14に着脱自在に保持される。また、チャック部14は、マスク保持枠12と共にマスクステージベース11に対してX軸,Y軸,θ方向に移動可能である。
マスク駆動機構16は、マスク保持枠12のX軸方向に沿う一辺に取り付けられる2台のY軸方向駆動装置16yと、マスク保持枠12のY軸方向に沿う一辺に取り付けられる1台のX軸方向駆動装置16xと、を備える。
Y軸方向駆動装置16yは、マスクステージベース11上に設置され、Y軸方向に伸縮するロッド162を有する駆動用アクチュエータ(例えば、電動アクチュエータ等)161と、ロッド162の先端にピン支持機構163を介して連結されるスライダ164と、マスク保持枠12のX軸方向に沿う辺部に取り付けられ、スライダ164を移動可能に取り付ける案内レール165と、を備える。なお、X軸方向駆動装置16xも、Y軸方向駆動装置16yと同様の構成を有する。
そして、マスク駆動機構16では、1台のX軸方向駆動装置16xを駆動させることによりマスク保持枠12をX軸方向に移動させ、2台のY軸方向駆動装置16yを同等に駆動させることによりマスク保持枠12をY軸方向に移動させる。また、2台のY軸方向駆動装置16yのどちらか一方を駆動することによりマスク保持枠12をθ方向に移動(Z軸回りの回転)させる。
さらに、マスクステージベース11の上面には、図3に示すように、マスクMと基板Wとの対向面間のギャップを測定するギャップセンサ17と、チャック部14に保持されるマスクMの取り付け位置を確認するためのアライメントカメラ18と、が設けられる。これらギャップセンサ17及びアライメントカメラ18は、移動機構19を介してX軸,Y軸方向に移動可能に保持され、マスク保持枠12内に配置される。
移動機構19は、マスク保持枠12のY軸方向に互いに対向する二辺にそれぞれ配置され、ギャップセンサ17及びアライメントカメラ18を保持する保持架台191と、保持架台191をX軸,Y軸方向に移動可能に支持するリニアガイド192,193と、保持架台191をX軸,Y軸方向に移動させる駆動用アクチュエータ194,195と、を備える。また、リニアガイド192が固定されるスライド板196は、マスク保持枠12に対して図示しないベアリングを介してY軸方向に移動可能に載置されている。
そして、移動機構19では、リニアガイド192及び駆動用アクチュエータ194により保持架台191をX軸方向に移動させ、リニアガイド193及び駆動用アクチュエータ195によりスライド板196と共に保持架台191をY軸方向に移動させる。これにより、ギャップセンサ17及びアライメントカメラ18は、マスク保持枠12と独立してX軸,Y軸方向に移動可能である。なお、移動機構19は、リニアガイド及び駆動用アクチュエータを使用して保持架台をX軸,Y軸方向に移動させているが、リニアモータ等を使用してもよい。
なお、ギャップセンサ17及びアライメントカメラ18は、マスク保持枠12の四辺にそれぞれ配置されてもよく、また、ギャップセンサ17とアライメントカメラ18は独立に駆動されてもよい。このため、ギャップセンサ17、アライメントカメラ18、及び駆動機構19の構成は、露光装置や露光すべきパターン等に応じて適宜設定可能である。特に、1層目となるブラックマトリクスを露光する場合には、アライメントカメラ18は、マスクMのアライメントマークMa(図6参照。)を検出しており、2層目以降の各色(赤、青、緑)を露光する場合には、マスクMのアライメントマークと基板Wのアライメントマークとを検出する。
また、マスク保持枠12上には、図3に示すように、マスクステージベース11の開口11aのX軸方向の両端部に、マスクMの両端部を必要に応じて遮蔽するアパーチャブレード38が設けられる。このアパーチャブレード38は、モータ、ボールねじ、及びリニアガイド等からなるアパーチャブレード駆動機構39によりX軸方向に移動可能とされて、マスクMの両端部の遮蔽面積を調整する。なお、アパーチャブレード38は、開口11aのX軸方向の両端部だけでなく、開口11aのY軸方向の両端部に同様に設けられている(図6参照。)。
基板ステージ20は、図1及び図2に示すように、基板Wを保持する基板保持部21と、基板保持部21を装置ベース50に対してX軸,Y軸,Z軸方向に移動する基板駆動機構22と、を備える。基板保持部21は、図示しない真空吸着機構によって基板Wを着脱自在に保持する。基板駆動機構22は、基板保持部21の下方に、Y軸テーブル23、Y軸送り機構24、X軸テーブル25、X軸送り機構26、及びZ−チルト調整機構27と、を備える。
Y軸送り機構24は、図2に示すように、リニアガイド28と送り駆動機構29とを備えて構成され、Y軸テーブル23の裏面に取り付けられたスライダ30が、装置ベース50上に延びる2本の案内レール31に転動体(図示せず)を介して跨架されると共に、モータ32とボールねじ装置33とによってY軸テーブル23を案内レール31に沿って駆動する。
なお、X軸送り機構26もY軸送り機構24と同様の構成を有し、X軸テーブル25をY軸テーブル23に対してX方向に駆動する。また、Z−チルト調整機構27は、くさび状の移動体34,35と送り駆動機構36とを組み合わせてなる可動くさび機構をX方向の一端側に1台、他端側に2台配置することで構成される。なお、送り駆動機構29,36は、モータとボールねじ装置とを組み合わせた構成であってもよく、固定子と可動子とを有するリニアモータであってもよい。また、Z-チルト調整機構27の設置数は任意である。
これにより、基板移動機構22は、基板保持部21をX方向及びY方向に送り駆動するとともに、マスクMと基板Wとの対向面間のギャップを微調整するように、基板保持部21をZ軸方向に微動且つチルト調整する。
基板保持部21のX方向側部とY方向側部にはそれぞれバーミラー61,62が取り付けられ、また、装置ベース50のY方向端部とX方向端部には、計3台のレーザー干渉計63,64,65が設けられている。これにより、レーザー干渉計63,64,65からレーザー光をバーミラー61,62に照射し、バーミラー62により反射されたレーザー光を受光して、レーザー光とバーミラー61,62により反射されたレーザー光との干渉を測定して基板ステージ20の位置を検出する。
図1に示すように、照明光学系40は、紫外線照射用の光源である例えば高圧水銀ランプ41と、この高圧水銀ランプ41から照射された光を集光する凹面鏡42と、この凹面鏡42の焦点近傍に切替え自在に配置された二種類のオプチカルインテグレータ43と、光路の向きを変えるための平面ミラー45,46及び球面ミラー47と、この平面ミラー45とオプチカルインテグレータ43との間に配置されて照射光路を開閉制御する露光制御用シャッター44と、を備える。
そして、照明光学系40では、露光時に露光制御用シャッター44が開制御されると、高圧水銀ランプ41から照射された光が、図1に示す光路Lを経て、マスクステージ10に保持されるマスクM、さらには基板ステージ20に保持される基板Wの表面に対して垂直にパターン露光用の平行光として照射される。これにより、マスクMのマスクパターンPが基板W上に露光転写される。
図5に示すように、制御装置80は、露光制御シャッター44の開制御、基板保持部21の送り制御、レーザー測長装置60の検出値に基づく補正量の演算、マスク駆動機構16の駆動制御の他に、アライメント調整時の補正量の演算、基板駆動機構22の駆動制御、ワーク自動供給装置(図示せず)の駆動制御等、分割逐次近接露光装置PEに組み込まれた殆どのアクチュエータの駆動及び所定の演算処理を、マイクロコンピュータやシーケンサ等を用いたシーケンス制御を基本として実行する。また、制御装置80は、後述するプリアライメント装置70の制御装置81との間で、位置ズレ量等のデータやマスク駆動機構16の駆動指令等を伝送可能に構成されている。なお、露光装置PEの制御装置80とプリアライメント装置70の制御装置81は、統合されてもよい。
図6に示すように、本実施形態の露光装置ユニット100は、上述した分割逐次近接露光装置PEと、プリアライメント装置70と、マスクローダ71と、を備えており、マスクストッカ72に保管されているマスクMをマスクローダ71によってプリアライメント装置70に載置し、更に露光装置PEのマスク保持枠12へ搬送して装着する。
プリアライメント装置70は、マスクMをマスクステージ10に供給するのに先立って位置決めするためのものであり、マスクMが載置されるアライメントテーブル74と、アライメントテーブル74に対して、Y軸に沿って配設された1台のX軸駆動装置75xとX軸に沿って配設された2台のY軸駆動装置75y,75yとを備えるテーブル駆動機構75を備える。これにより、アライメントテーブル74は、X軸,Y軸,θ方向(X,Y平面における回転方向)に移動自在であり、テーブル74に載置されたマスクMの位置を調整する。
また、プリアライメント装置70は、アライメントテーブル74に載置されたマスクMのマスクパターンPの位置を確認するための2台のプリアライメントカメラ76が基台73に固設されている。プリアライメントカメラ76は、マスクMに形成されたマスクパターンPの位置と対応付けられたアライメントマークMaを撮像することで、アライメントテーブル74に載置されたマスクMのマスクパターンPの位置を検出する。具体的に、プリアライメントカメラ76は、その撮像位置77内にマスクMのアライメントマークMaが入り込むように、アライメントテーブル74をテーブル駆動機構75によって移動させながら、マスクMのマスクパターンPの位置を検出する。
マスクローダ71は、搬送部71aをx、y、z軸方向に水平移動且つ、xy平面において回転移動可能であり、マスクストッカ72から供給されたマスクMをプリアライメント装置70へ搬送し、またプリアライメント装置70からマスクMを露光装置PEへ搬送する。
次に、本実施形態の露光装置ユニット100を用いたマスクMの装着方法について図6〜図8の動作説明図及び図9のフローチャートを参照して説明する。
本実施形態の露光装置ユニット100では、まず、マスクローダ71が、マスクMをマスクストッカ72からプリアライメント装置70に搬送し、アライメントテーブル74上に載置する(ステップS1)。このとき、図6に示すように、マスクMのアライメントマークMaは、プリアライメントカメラ76の撮像位置77から外れた位置にある。
このため、図7に示すように、プリアライメント装置70は、マスクMのアライメントマークMaがプリアライメントカメラ76の撮像位置77内に入り込むように、テーブル駆動機構75によってアライメントテーブル74をX軸,Y軸,θ方向に移動させる。これにより、マスクMのアライメントマークMaを基準としたプリアライメントが行なわれる(ステップS2)。
そして、図8に示すように、マスクローダ71がプリアライメントされたマスクMを保持して露光装置PEへ搬送し、マスクMをマスク保持枠12に装着する(ステップS3)。上記したように、マスクMは、プリアライメント装置70によってマスクMのアライメントマークを基準にプリアライメントした後に搬送されるので、マスクパターンPの辺部は基準位置に位置するマスク保持枠12の縁部に平行状態で装着される。
これにより、アパーチャブレード38の端面38aは、マスクパターンPの辺部と平行になっているので、露光する際、アパーチャブレード38は、マスクパターンPの露光不要部分を精度よく遮光することができる。従って、マスクパターンPの遮光されるべき部分が遮光されなかったり、露光されるべき部分が遮光されてしまうことが防止される。
その後、制御装置80からの指令に基づいてマスク駆動機構16を作動させ、基板保持部21に装着された基板Wに対してアライメント調整を行う(ステップS4)。
従って、本実施形態のマスクMの装着方法及び露光装置ユニット100によれば、プリアライメント装置70のアライメントテーブル74に保持されたマスクMのアライメントマークMaをプリアライメントカメラ76で検出しながら、マスクMのアライメントマークMaを基準にプリアライメントし、その後、マスクMをプリアライメント装置70からマスク保持枠12へ搬送して、マスク保持枠12に装着するようにしたので、マスクMがマスク保持枠12に対して高い位置精度で搭載され、且つアパーチャブレード38による遮光精度を向上させることができる。これにより、高品質なカラーフィルタ基板を製造することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態のマスクの装着方法及び露光装置ユニットについて、図10及び図11の動作説明図及び図12のフローチャートに基づいて説明する。なお、本実施形態は、マスクの装着に関わる制御装置の制御方法を除いて第1実施形態と同様の構成であり、第1実施形態と同等部分については同一符号を付し、説明を省略或は簡略化する。
次に、第2実施形態のマスクの装着方法及び露光装置ユニットについて、図10及び図11の動作説明図及び図12のフローチャートに基づいて説明する。なお、本実施形態は、マスクの装着に関わる制御装置の制御方法を除いて第1実施形態と同様の構成であり、第1実施形態と同等部分については同一符号を付し、説明を省略或は簡略化する。
本実施形態では、マスクローダ71が、マスクMをマスクストッカ72からプリアライメント装置70に搬送し、アライメントテーブル74上に載置する(ステップS11)。そして、プリアライメント装置70は、テーブル駆動機構75によってアライメントテーブル74を移動させ、マスクMの外形(端面)を基準としてプリアライメントを行なう(ステップS12)。ここで、プリアライメントされたマスクMの位置は、マスク保持枠12の基準位置と対応づけられている。
このとき、図10に示すように、マスクMの外形に対してマスクパターンPの位置がズレていると、マスクMのアライメントマークMaは、プリアライメントカメラ76の撮像位置77から外れた位置にある。
このため、プリアライメント装置70は、テーブル駆動機構75によってアライメントテーブル74を、プリアライメントした位置からマスクMのアライメントマークMaがプリアライメントカメラ76の撮像位置77内に入り込む位置へX軸,Y軸,θ方向に移動させる。これにより、制御装置81は、その移動量に基づいて、プリアライメントされたマスクMの位置に対するマスクパターンPの位置ズレ量を算出する(ステップS13)。なお、位置ズレ量は、プリアライメントカメラ76を広角レンズとすることで、アライメントテーブル74を移動させずに検出してもよい。
露光装置PEの制御装置80は、プリアライメント装置70の制御装置81から位置ズレ量に関する情報を入手し、1台のX軸方向駆動装置16xと、2台のY軸方向駆動装置16y、16yを作動させて、図10に示すように、マスク保持枠12を基準位置からX軸,Y軸,θ方向に位置ズレ量分だけ移動させる(ステップS14)。
次いで、図11に示すように、マスクローダ71は、プリアライメント装置70に載置されている外形基準でプリアライメントされたマスクMを保持して露光装置PEへ搬送し、マスクMをマスク保持枠12に装着させ(ステップS15)、その後、再びX軸方向駆動装置16xとY軸方向駆動装置16y、16yを作動させてマスク保持枠12を基準位置に戻す(ステップS16)。
これにより、アパーチャブレード38の端面38aは、マスクパターンPの辺部と平行になっているので、露光する際、アパーチャブレード38は、マスクパターンPの露光不要部分を精度よく遮光することができる。従って、マスクパターンPの遮光されるべき部分が遮光されなかったり、露光されるべき部分が遮光されてしまうことが防止される。
その後、制御装置80からの指令に基づいてマスク駆動機構16を作動させ、基板保持部21に装着された基板Wに対してアライメント調整を行う(ステップS17)。
従って、本実施形態のマスク装着方法及び露光装置ユニット100によれば、プリアライメント装置70のアライメントテーブル74に保持されたマスクMを、マスクMの外形を基準にプリアライメントし、プリアライメントされたマスクMの位置に対するマスクパターンPの位置ズレ量をプリアライメント装置70のプリアライメントカメラ76を用いて算出し、当該位置ズレ量分だけマスク保持枠12を移動させ、その後、マスクMをプリアライメント装置70からマスク保持枠12へ搬送して、マスク保持枠12に装着するようにしたので、マスクMがマスク保持枠12に対して高い位置精度で搭載され、且つアパーチャブレード38による遮光精度を向上させることができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、本実施形態では、露光装置は分割逐次近接露光装置として説明したが、これに限定されず、ミラープロジェクション式露光装置、レンズ投影式露光装置であってもよい。また、逐次式、走査式等のいずれの露光方法にも適用することができる。
例えば、本実施形態では、露光装置は分割逐次近接露光装置として説明したが、これに限定されず、ミラープロジェクション式露光装置、レンズ投影式露光装置であってもよい。また、逐次式、走査式等のいずれの露光方法にも適用することができる。
10 マスクステージ
70 プリアライメント装置
71 マスクローダ
74 アライメントテーブル
76 プリアライメントカメラ
100 露光装置ユニット
M マスク
Ma アライメントマーク
P マスクパターン
PE 分割逐次近接露光装置
70 プリアライメント装置
71 マスクローダ
74 アライメントテーブル
76 プリアライメントカメラ
100 露光装置ユニット
M マスク
Ma アライメントマーク
P マスクパターン
PE 分割逐次近接露光装置
Claims (4)
- 被露光材としての基板を保持する基板保持部と、前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、前記基板に対してパターン露光用の光を前記マスクを介して照射する照射手段と、を備えた露光装置の前記マスク保持部に、プリアライメント装置でプリアライメントされたマスクを装着するマスク装着方法であって、
前記プリアライメント装置のアライメントテーブルに保持された前記マスクのアライメントマークをプリアライメントカメラで検出しながら、前記マスクのアライメントマークを基準にプリアライメントするプリアライメント工程と、
前記マスクを前記プリアライメント装置から前記マスク保持部へ搬送して、前記マスク保持部に装着する搬送・装着工程と、
を備えることを特徴とするマスク装着方法。 - 被露光材としての基板を保持する基板保持部と、前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、前記基板に対してパターン露光用の光を前記マスクを介して照射する照射手段と、を備えた露光装置の前記マスク保持部に、プリアライメント装置でプリアライメントされたマスクを装着するマスク装着方法であって、
前記プリアライメント装置のアライメントテーブルに保持された前記マスクを、前記マスクの外形を基準にプリアライメントするプリアライメント工程と、
前記プリアライメントされたマスクの位置に対するマスクパターンの位置ズレ量を前記プリアライメント装置のプリアライメントカメラを用いて算出する算出工程と、
前記位置ズレ量分だけ前記マスク保持部を移動させる移動工程と、
前記マスクを前記プリアライメント装置から前記マスク保持部へ搬送して、前記マスク保持部に装着する搬送・装着工程と、
を備えることを特徴とするマスク装着方法。 - 被露光材としての基板を保持する基板保持部と、前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、前記基板に対してパターン露光用の光を前記マスクを介して照射する照射手段と、を備えた露光装置と、
前記マスクを保持するアライメントテーブルを備えて、前記マスクをプリアライメントするプリアライメント装置と、
前記マスクを前記プリアライメント装置から前記マスク保持部へ搬送可能なマスクローダと、
を備える露光装置ユニットであって、
前記プリアライメント装置は、前記マスクのアライメントマークを撮像するプリアライメントカメラと、前記アライメントテーブルを移動させて、前記マスクのアライメントマークを基準にプリアライメントするように制御する制御装置と、を備えることを特徴とする露光装置ユニット。 - 被露光材としての基板を保持する基板保持部と、前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、前記基板に対してパターン露光用の光を前記マスクを介して照射する照射手段と、を備えた露光装置と、
前記マスクを保持するアライメントテーブルを備えて、前記マスクをプリアライメントするプリアライメント装置と、
前記マスクを前記プリアライメント装置から前記マスク保持部へ搬送可能なマスクローダと、
を備える露光装置ユニットであって、
前記プリアライメント装置は、前記マスクのアライメントマークを撮像するプリアライメントカメラを備えると共に、
前記露光装置は、前記マスクの外形を基準にプリアライメントされたマスクの位置に対するマスクパターンの位置ズレ量分だけ前記マスク保持部を移動させるように制御する制御装置を備えることを特徴とする露光装置ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007045929A JP2008209632A (ja) | 2007-02-26 | 2007-02-26 | マスク装着方法及び露光装置ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007045929A JP2008209632A (ja) | 2007-02-26 | 2007-02-26 | マスク装着方法及び露光装置ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008209632A true JP2008209632A (ja) | 2008-09-11 |
Family
ID=39785999
Family Applications (1)
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JP2007045929A Pending JP2008209632A (ja) | 2007-02-26 | 2007-02-26 | マスク装着方法及び露光装置ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008209632A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011248217A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Hitachi High-Technologies Corp | プロキシミティ露光装置、及びプロキシミティ露光装置のマスク搬送方法 |
JP2014164109A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | パターン形成装置およびパターン形成方法 |
CN112662990A (zh) * | 2019-10-15 | 2021-04-16 | 上海微电子装备(集团)股份有限公司 | 金属薄膜预对准装置、金属薄膜预对准方法及张网设备 |
-
2007
- 2007-02-26 JP JP2007045929A patent/JP2008209632A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011248217A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Hitachi High-Technologies Corp | プロキシミティ露光装置、及びプロキシミティ露光装置のマスク搬送方法 |
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CN112662990B (zh) * | 2019-10-15 | 2023-12-29 | 上海微电子装备(集团)股份有限公司 | 金属薄膜预对准装置、金属薄膜预对准方法及张网设备 |
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