JP4426361B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置に関する発明であって、より特定的には、複数のメモリセルがマトリクス状に配置され、複数のセクタに分割されるメモリセルアレイを有する不揮発性半導体記憶装置に関する発明である。
従来の不揮発性半導体記憶装置、たとえばフラッシュEEPROMでは、種々の高電圧を利用し、書込み/消去及び読出し動作を実現している。これらの種々の高電圧を発生する際には、電源電圧を昇圧して高電圧を出力する昇圧回路が一般的に用いられ、それゆえ昇圧回路を内蔵した不揮発性半導体記憶装置が広く利用されている(例えば、特許文献1参照。)。
以下、従来の不揮発性半導体記憶装置である図16について説明する。
図16は、従来のEEPROMの構成を示すブロック図である。メモリセルアレイ1は、N(自然数)個のセクタS1〜SNに分割されており、各セクタS1〜SNは、電気的に書換え可能な不揮発性メモリセルとして、図17に示すように、フローティングゲート型メモリセルMCがNOR型に配列接続されている。メモリセルMCのドレインはビット線BLに接続され、ソースは、共通ソース線SLに接続され、コントロールゲートは、ワード線WLに接続される。各セクタS1〜SNのワード線WLは、N(自然数)個のデコーダブロックXDEC1〜XDECNに分割されたロウデコーダ2により選択され、ビット線BLは、カラムデコーダ3により駆動されるカラムゲート4により選択される。アドレスADは、アドレス/データバッファ5に入力され、ロウアドレス及びカラムアドレスが、それぞれロウデコーダ2及びカラムデコーダ3でデコードされる。
データ読出し時、カラムゲート4により選択されたビット線データは、センスアンプ6により検知増幅され、アドレス/データバッファ5を介して、I/O端子に取り出される。また、データ書込み時には、I/O端子から入力されるデータDBは、アドレス/データバッファ5を介して、センスアンプ6にラッチされ、そのラッチされたデータDBは、カラムゲート4により選択されたビット線BLに転送される。
高電圧発生用昇圧回路7及び低電圧発生用昇圧回路8は、データの書込み/消去/読出し時に必要な電源電圧よりも高い昇圧電圧を発生するために設けられている。低電圧発生用昇圧回路8の低昇圧出力電圧VPPLは、レギュレータ回路9に供給され、電圧安定化後に、レギュレータ回路9は出力電圧VROを出力する。また、高電圧発生用昇圧回路7の高昇圧出力電圧VPPHは、レギュレータ回路9の出力電圧VROと共に電圧切換スイッチ回路10に供給される。電圧切換スイッチ回路10は、制御回路11から供給されるスイッチ制御信号に応じて、高昇圧出力電圧VPPHかレギュレータ回路9の出力電圧VROのいずれか一方の電圧を選択し、ロウデコーダ2にワード線供給用電圧Vwl1〜VwlNとして供給する。制御回路11は、モード信号MD、チップイネーブル信号CEB、書込みイネーブル信号WEB、出力イネーブル信号OEBに応じて、データの書込み/消去/読出しモード毎に所定の動作をするように、アドレス/データバッファ5、高電圧発生用昇圧回路7、低電圧発生用昇圧回路8、レギュレータ回路9及び電圧切換スイッチ回路10を制御するために設けられている。
図18に、高電圧発生用昇圧回路7の一例を示す。ここでは、ダイオード接続されたNMOSトランジスタMn1〜Mn6、Mn10を直列に7段接続し、1段目のNMOSトランジスタMn1の入力端子を電源電位VCC(=2.5V)に固定し、高昇圧出力電圧VPPHを供給する出力端子と接地電位VSS間に平滑容量Co及びツェナーダイオードDzhが挿入され、出力端子と電源電位VCC間に、ストップモード信号により導通/非導通の制御が行われるスイッチ回路12が挿入された、昇圧クロックにより駆動される2相クロック方式の昇圧回路を示した。
図19に、低電圧発生用昇圧回路8の一例を示す。図19において、図18と対応する部分には同一の符号付す。ここでは、ダイオード接続された NMOSトランジスタMn1〜Mn4,Mn10の段数は5段であり、低昇圧出力電圧VPPLを供給する出力端子と接地電位VSS間にツェナーダイオードDzlが挿入されている。
レギュレータ回路9は、図20に示すように、電源として低昇圧出力電圧VPPLを使用するコンパレータCMPと、コンパレータCMPの出力によりオンオフ制御される、VPPLノードとVSS端子の間に直列接続されたPMOSトランジスタMp1を備える。この時、PMOSトランジスタMp1のドレイン端子が出力端子となり、レギュレータ出力電圧VROを供給する。VRO出力端子には、抵抗R1〜R3が直列接続された抵抗分圧回路が備えられ、抵抗R3のフィードバック電圧VFBがコンパレータCMPの非反転入力端子に帰還される。コンパレータCMPの反転入力端子には、基準電圧VREFが入力される。従って、フィードバック電圧VFBが基準電圧VREFと等しくなるように、PMOSトランジスタMp1のオンオフ制御が行われる。また、抵抗R1と抵抗R2間のノードNRと、VRO出力端子間には、モード制御信号RDBにより制御される短絡用PMOSトランジスタMp2が接続されている。例えば、読出し動作では、モード制御信号RDBが非活性となり、PMOSトランジスタMp2がオンし、書込みベリファイ動作では、PMOSトランジスタMp2がオフするような電位制御が行われる。これにより、例えば、読出し動作では、VRO=4.5Vを出力し、書込みベリファイ動作では、VRO=5.5Vを出力できる。さらに、VRO出力端子とVCC電源端子間にストップモード信号により制御されるスイッチ回路13が挿入され、抵抗R3のノードN1とVSS接地端子間にストップモードバー信号により制御されるスイッチ回路14が設けられている。
図21に、ロウデコーダ2を構成する単位デコーダの一例を示す。単位デコーダは、複数の行アドレスADRの論理積をとるNANDゲートG1と、レベルシフト回路15及びドライバー回路16から構成される。選択された単位デコーダについては、ノードN2は、非活性レベルになる。レベルシフト回路15は、PMOSトランジスタMp3、Mp4と、NMOSトランジスタMn11、Mn12及びインバータゲートG2から構成される。ノードN2の信号がNMOSトランジスタMn11のゲートに入力され、ノードN2の反転信号が、他方のNMOSトランジスタMn12のゲートに入力されている。ドライバー回路16は、レベルシフト回路15の出力を入力とし、電源としてワード線供給用電圧Vwl1が用いられた、NMOSトランジスタMn13及びPMOSトランジスタMp5から構成せれたインバータ回路であり、その出力電圧がメモリセルMCのコントロールゲートに印加される。また、ここでは、PMOSトランジスタMp3〜Mp5のNウェルノードNWは、全てワード線供給用電圧Vwl1に接続されている。
以上のように構成された不揮発性半導体記憶装置について、以下その動作を説明する。
データの書込み動作では、書込みアドレスAD及びデータDB入力に応じて選択されたメモリセルMCのコントロールゲートには、ワード線WL電圧として高昇圧出力電圧VPPH(=10V)が印加され、非選択ワード線WLには、0Vが印加される。このとき、ビット線BLには、書き込むデータDBに応じて、5V又は0Vが印加される。また共通ソース線SLには、0Vが印加される。その結果、選択ワード線WLに接続され、かつビット線BLを通じてドレイン端子に5Vが印加されるメモリセルMCの書込みが行われ、フローティングゲートに電子が注入され、メモリセルMCのしきい値が正方向に上昇する。電源回路及びロウデコーダ2の具体的な動作としては、図18に示す高電圧発生用昇圧回路7に、制御回路11から昇圧クロックが入力され、公知の電荷転送動作により、電源電圧より高い昇圧電圧を発生し、出力端子に設けられたツェナーダイオードDzhにより10Vにクランプされ、高昇圧出力電圧VPPH(=10V)が電圧切換スイッチ回路10に供給される。このとき、制御回路11から入力されるストップモード信号は非活性状態であり、スイッチ回路12は、非導通となる。また、図19に示す低電圧発生用昇圧回路8にも、同様に昇圧クロックが入力され、電源電圧より高い昇圧電圧を発生し、出力端子に設けられたツェナーダイオードDzlにより7Vにクランプされ、低昇圧出力電圧VPPL(=7V)がレギュレータ回路9に供給される。このとき、図20に示すレギュレータ回路9は、書込み動作中は停止するため、ストップモード信号が活性化され、ストップモードバー信号が非活性化されるため、スイッチ回路13及びスイッチ回路14は、それぞれ導通、非導通状態になり、レギュレータ出力電圧VRO(=VCC)が電圧切換スイッチ回路10に供給される。続いて、電圧切換スイッチ回路10では、制御回路11から供給されるスイッチ制御信号により、高昇圧出力電圧VPPH(=10V)が選択され、ロウデコーダ2の全てのデコーダブロックXDEC1〜XDECNにワード線供給用電圧Vwl1〜VwlNとして供給される。この時、図21に示すように、ワード線供給用電圧Vwl1〜VwlNは、全てのデコーダブロックXDEC1〜XDECNで共通化されているNウェルノードNW等の非常に大きな負荷容量に充電され、充電完了後に所定のワード線WL(1本)が選択され、選択ワード線WLを駆動する単位デコーダのノードN2のみ、非活性レベルになり、高昇圧出力電圧VPPH(=10V)が出力され、選択メモリセルMCのコントロールゲートに印加される。他の非選択ワード線WL電圧は、0Vのままである。
次に、書込みベリファイ動作では、書込み対象セルのコントロールゲートに、レギュレータ出力電圧VRO(=5.5V)が印加され、同時に選択ビット線BLには、1Vが印加される。また、共通ソース線には、0Vが印加される。このとき、ビット線電位をセンスアンプ6にて検知増幅し、書込みセルと判定されれば、次書込み動作がキャンセルされ、消去セルと判定されれば、次書込み動作を引き続き行う。電源回路及びロウデコーダ2の具体的な回路動作としては、図18に示す高電圧発生用昇圧回路7に供給される昇圧クロックが停止され、同時にストップモード信号が活性化され、スイッチ回路12が導通状態になるため、電源電位VCCが電圧切換スイッチ回路10に供給される。図19に示す低電圧発生用昇圧回路8は、書込み動作と同様に、昇圧クロックが入力され、電源電圧より高い昇圧電圧を発生し、出力端子に設けられたツェナーダイオードDzlにより7Vにクランプされ、低昇圧出力電圧VPPL(=7V)がレギュレータ回路9に供給される。このとき、図20に示すレギュレータ回路9は、モード制御信号RDBが活性化され、PMOSトランジスタMp2がオフ状態になり、抵抗R1が有効になる。同時に、ストップモード信号が非活性化され、ストップモードバー信号が活性化されるため、スイッチ回路13及びスイッチ回路14は、それぞれ非導通、導通状態になり、レギュレータ出力電圧VRO(=5.5V)が電圧切換スイッチ回路10に供給される。続いて、電圧切換スイッチ回路10において、制御回路11から供給されるスイッチ制御信号により、レギュレータ出力電圧VRO(=5.5V)が選択され、ロウデコーダ2の全てのデコーダブロックXDEC1〜XDECNにワード線供給用電圧Vwl1〜VwlNとして供給される。この時、図21に示すように、ワード線供給用電圧Vwl1〜VwlNは、全てのデコーダブロックXDEC1〜XDECNで共通化されているNウェルノードNW等に充電され、充電完了後に所定のワード線WL(1本)が選択され、レギュレータ出力電圧VRO(=5.5V)が出力され、選択メモリセルMCのコントロールゲートに印加される。他の非選択ワード線WL電圧は、0Vのままである。
以上の書込み/書込みベリファイ動作に関して、ワード線WLに供給される電圧系に絞ってタイミングチャートに表すと、図22になる。先ず、ストップ状態(STOP)では、高電圧発生用昇圧回路7、低電圧発生用昇圧回路8及びレギュレータ回路9が全て停止状態になるため、ワード線供給用電圧Vwl1〜VwlNは、電源電位VCCとなる。次に書込み(Program)状態に遷移すると、高電圧発生用昇圧回路7及び低電圧発生用昇圧回路8は動作状態になり、電源電位VCCから、それぞれ高昇圧出力電圧VPPH(=10V)及び低昇圧出力電圧VPPL(=7V)まで負荷容量を充電するが、このとき、電圧切換スイッチ回路10により、高昇圧出力電圧VPPH(=10V)がロウデコーダ2に通されているため、高電圧発生用昇圧回路7から見える負荷容量が非常に大きくなり、非常に長いセットアップ時間τl1を要する。続いて、書込み状態から書込みベリファイ(PV)状態に遷移すると、高電圧発生用昇圧回路7は、停止状態になり、高昇圧出力電圧VPPH(=10V)が電源電位VCCに放電される。また、レギュレータ回路9は動作状態になり、低昇圧出力電圧VPPL(=7V)を降圧したレギュレータ出力電圧VRO(=5.5V)が、電圧切換スイッチ回路10を介して、ロウデコーダ2に供給される。もし、このPV動作で書込み完了と判定されなければ、次のProgram動作及びPV動作に遷移する。但し、2回目以降の書込みモードにおける高昇圧出力電圧VPPH(=10V)のセットアップ時間τ1は、レギュレータ出力電圧VRO(=5.5V)からの充電になるため、1回目のセットアップ時間τl1よりも若干短くなる。以下、所望のメモリセルMCが全て書込み状態になるまで、上記書込み/書込みベリファイ動作を繰り返す。このように、書込み/書込みベリファイ動作を、多い場合には複数回繰り返す方式では、書込みモードに遷移する毎に高昇圧出力電圧VPPH(=10V)をロウデコーダ2のNウェルノードNW等の非常に大きな負荷容量に充電しなければならず、非常に長いセットアップ時間τlが、ループの回数だけ必要となる。従って、書込み/書込みベリファイ動作の所要時間が非常に長くなり、同時に、非常に大きな負荷容量に高昇圧電荷を充放電するため、高昇圧電荷を供給する高電圧発生用昇圧回路7の消費電力が増大してしまうという欠点があった。また、τ1を短くするためにVPPHを発生する高電圧発生用昇圧回路7の電流供給能力を上げると、消費電力が増大するという問題を招くことになる。
特開平5−290587号公報(第4−5頁、第一図)
このように、上記従来の構成では、書込み/書込みベリファイ動作の所要時間の短縮及び消費電力の削減が困難であり、所要時間を短縮するためには、消費電力が増大してしまうという問題があった。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、消費電力を削減しつつ、書込み/書込みベリファイ動作の所要時間を短縮することができる高性能な不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的としている。
本発明に係る不揮発性半導体記憶装置では、メモリセルアレイは、複数のメモリセルがマトリクス状に配置され、複数のセクタに分割され、複数のロウデコード回路は、メモリセルアレイの各セクタに対応するように設けられ、外部から入力してくるアドレス信号に基づいて、対応するセクタに含まれるメモリセルを選択し、複数のスイッチは、複数種類の電圧の供給を受けており、複数のロウデコード回路に対応するように設けられ、当該複数種類の電圧のうちいずれかの電圧を、対応するロウデコード回路に対してそれぞれが独立に切換えて出力できる。各ロウデコード回路は、対応するスイッチから出力されてくる電圧を用いてメモリセルを選択する。
また、昇圧回路は、複数種類の電圧を、電源電圧を昇圧することにより生成する。
また、レギュレータ回路は、昇圧回路が生成した複数種類の電圧のうち少なくとも1種類の電圧を降圧することにより電圧値を安定化させて各スイッチに出力する。
また、制御回路は、アドレス信号に基づいて、各スイッチを切換えるためのスイッチ制御信号を生成し、各スイッチは、スイッチ制御信号に基づいて、対応するロウデコード回路に対して出力する電圧を切換える。
また、複数種類の電圧は、少なくとも第1の電圧と当該第1の電圧よりも低い第2の電圧とを含み、制御回路は、メモリセルにデータを書き込む際に、当該メモリセルを選択するためのロウデコード回路に対して第1の電圧を出力させ、当該ロウデコード回路以外のロウデコード回路に対して第2の電圧を出力させるためのスイッチ制御信号を、アドレス信号に基づいて生成する。
また、各ロウデコード回路は、Nウェル中に構成された複数のPMOSトランジスタを含む。Nウェル入力端子は、昇圧回路が生成した複数種類の電圧のうちのいずれかの電圧をNウェルに印加するための端子であり、昇圧制御回路は、メモリセルにデータを書き込む前にNウェル入力端子に対して電圧を印加するように昇圧回路を制御する。
また、Nウェル入力端子には、データを書き込む前において、複数種類の電圧のうち最も大きい第3の電圧が印加される。
また、Nウェル電圧切り替えスイッチは、Nウェル入力端子に出力する電圧を切換え、スイッチ制御回路は、第3の電圧と、当該第3の電圧よりも小さな第4の電圧とを切換えてNウェル電圧切り替えスイッチに出力させる。
また、スイッチ制御回路は、データを書き込む前には、第3の電圧をNウェル入力端子に印加するようにNウェル電圧切り替えスイッチを制御し、データを読み出す際には、第4の電圧を当該Nウェル入力端子に印加するように当該Nウェル電圧切り替えスイッチを制御する。
また、電圧降下回路は、第4の電圧を印加するようにスイッチ制御回路がNウェル電圧切り替えスイッチを切換えるときに、Nウェル入力端子の電圧を降下させ、比較回路は、電圧降下回路が降下させたNウェル入力端子の電圧と第4の電圧とを比較し、スイッチ制御回路は、電圧降下回路が降下させたNウェル入力端子の電圧と第4の電圧とが等しくなったと比較回路が判定した場合に、第4の電圧をNウェル入力端子に印加するようにNウェル電圧切り替えスイッチを切換える。
また、ロウデコード回路は、Nウェル中に形成された複数のPMOSトランジスタと、Nウェル中に形成されたPウェル中に形成された複数のNMOSトランジスタとを含む。
負電圧入力端子は、昇圧回路が生成した複数の電圧に含まれる少なくとも1つの負電圧または接地電圧のうちのいずれかの電圧を、ロウデコード回路を介してメモリセルのコントロールゲートに印加するための端子であり、昇圧制御回路は、メモリセルに設けられる浮遊ゲートから電子を引き抜く際に、負電圧入力端子に対して負電圧を印加するように昇圧回路を制御する。
第1の発明によれば、書込みモードに遷移した場合、スイッチを設けたことにより、所定のデコーダブロックにおけるNウェル等の負荷容量に対してのみ、高電圧を充電することができるようになる。その結果、負荷容量が大幅に削減され、負荷容量に対する高電圧の充放電電荷が削減され、消費電力が削減されると共に、高電圧のセットアップ時間も短縮されるため、書込み/書込みベリファイ動作の所要時間を短縮することができる。
第2の発明によれば、昇圧回路を備えることにより、外部から複数の電源を供給することなく、不揮発性半導体記憶装置が単一電源で動作できるようになる。そのため、不揮発性半導体記憶装置の汎用性が向上する。さらに、昇圧回路が用いられた場合、外部高電圧電源が使用される場合に比べて、電圧セットアップ時間が大幅に掛かり、また、高昇圧電圧の充放電電流が、消費電力に大きな影響を与えることを考慮すると、消費電力削減効果がより大きくなると共に、高昇圧電圧のセットアップ時間もより短縮されるため、書込み/書込みベリファイ動作の所要時間をより効果的に短縮することが可能となる。
第3の発明によれば、レギュレータ回路が設けられることにより、スイッチから出力される電圧が安定化される。その結果、メモリセルゲート電圧を高精度に制御可能となり、書込み及び読出しディスターブ特性が向上する。
第4の発明によれば、制御回路によりスイッチの制御がなされるようになる。
第5の発明によれば、書込みモードに遷移した場合、スイッチを設けたことにより、所定のデコーダブロックにおけるNウェル等の負荷容量に対してのみ、高電圧を充電することができるようになる。その結果、負荷容量が大幅に削減され、負荷容量に対する高電圧の充放電電荷が削減され、消費電力が削減されると共に、高電圧のセットアップ時間も短縮されるため、書込み/書込みベリファイ動作の所要時間を短縮することができる。
第6の発明によれば、書込み/書込みベリファイ動作中に、常時、不揮発性半導体記憶装置内部で使用している最高電圧をNウェル電圧入力端子に印加することにより、メモリセルゲート供給用電圧セットアップ時間のさらなる短縮及び無駄なNウェル容量等の負荷容量の充放電電流がさらに削減できるため、高性能、低消費電力の不揮発性半導体記憶装置を実現できる。
第7の発明によれば、既存の最高電圧を発生する昇圧回路を利用することにより、外部高電圧加印加端子及び外部印加電圧制御回路が不要になるため、面積削減が可能となる。
第8の発明および第9の発明によれば、読出し動作時に第3の電圧よりも低い第4の電圧がPMOSトランジスタのNウェルに対して印加される。このような既存の昇圧回路を用いた簡易な制御で、通常読出し動作において、ロウデコーダ部を構成するPMOSトランジスタのバックバイアス効果によるしきい値電圧上昇を抑えることができるため、電流駆動能力が向上し、高速読出しが可能となる。また、最高電圧を供給する昇圧回路を読出し動作時に停止することができ、読出し時の消費電力を大幅に削減可能となる。
第10の発明によれば、ディスチャージ回路として動作する電圧降下回路および比較回路を設けたことにより、高昇圧電荷の引き抜きスピードが速くなるため、読出しセットアップ時間短縮が可能となる。
第11および第12の発明によれば、ロウデコード回路中のトランジスタが所謂トリプルウェル構造をとることにより、消去時にWL線に負電圧を印加することが可能となり、メモリセルのディスターブ、エンデュランス特性等の信頼性が向上可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施形態における不揮発性半導体記憶装置の構成を示す構成図であり、図16と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
この第1の実施形態の特徴は、高昇圧出力電圧VPPH(=10V)とレギュレータ出力電圧VRO(=5.5V)の二種類の電圧を入力として、スイッチ制御信号に応じて、この二種類の電圧から1つを選択して出力する単位スイッチN(自然数)個から構成される電圧切換スイッチ回路17を備えたことである。この電圧切換スイッチ回路17は、ストップ状態(STOP)及び書込みベリファイ動作(PV)の場合には、スイッチ制御信号により、全ての単位スイッチがレギュレータ出力電圧VROを選択し、書込み動作(Program)の場合には、所望の1つの単位スイッチのみ高昇圧出力電圧VPPHを選択し、それ以外の単位スイッチは、レギュレータ出力電圧VROを選択する。このとき、電圧切換スイッチ回路17の出力電圧であるワード線供給用電圧Vwl1〜VwlNのそれぞれは、対応するデコーダブロックXDEC1〜XDECNに供給される。
以上のように構成された本実施例の不揮発性半導体記憶装置について、以下、その動作を説明する。
書込み/書込みベリファイ動作に関して、ワード線WLに供給される電圧系に絞ったタイミングチャートを図2に示す。先ず、ストップ状態(STOP)では、高電圧発生用昇圧回路7、低電圧発生用昇圧回路8及びレギュレータ回路9が全て停止状態になり、また、スイッチ制御信号により、電圧切換スイッチ回路17の全ての単位スイッチがレギュレータ出力電圧VROを選択するため、ワード線供給用電圧Vwl1〜VwlNは、電源電位VCCとなる。次に書込み(Program)状態に遷移すると、高電圧発生用昇圧回路7及び低電圧発生用昇圧回路8は動作状態になり、電源電位VCCから、それぞれ高昇圧出力電圧VPPH(=10V)及び低昇圧出力電圧VPPL(=7V)まで負荷容量を充電するが、このとき、電圧切換スイッチ回路17において、所望の1つの単位スイッチのみ高昇圧出力電圧VPPHを選択するため、高電圧発生用昇圧回路7から見える負荷容量が非常に小さく(従来比約1/N)なり、デコーダブロックXDEC1の負荷容量に充電するセットアップ時間τs1(<τl1)が著しく短縮される。続いて、書込み状態から書込みベリファイ(PV)状態に遷移すると、高電圧発生用昇圧回路7は、停止状態になり、高昇圧出力電圧VPPH(=10V)が電源電位VCCに放電される。また、レギュレータ回路9は動作状態になり、低昇圧出力電圧VPPL(=7V)を降圧したレギュレータ出力電圧VRO(=5.5V)が、スイッチ制御信号により、電圧切換スイッチ回路17の全ての単位スイッチがレギュレータ出力電圧VROを選択するため、全てのデコーダブロックXDEC1〜XDECNに供給される。もし、このPV動作で書込み完了と判定されなければ、次のProgram動作及びPV動作に遷移する。但し、2回目以降の書込みモードにおける高昇圧出力電圧VPPH(=10V)のセットアップ時間τs(<τl)は、レギュレータ出力電圧VRO(=5.5V)からの充電になるため、1回目のセットアップ時間τs1よりも若干短くなる(τs<τs1)。以下、所望のメモリセルMCが全て書込み状態になるまで、上記書込み/書込みベリファイ動作を繰り返す。
以上のように第1の実施形態によれば、電圧切換スイッチ回路17を設けたことにより、所定のデコーダブロックにおけるNウェル等の負荷容量に対してのみ、高電圧を充電することができるようになるため、負荷容量が大幅に削減され、その結果、負荷容量に対する高電圧の充放電電荷が削減され、消費電力が削減されると共に、高電圧のセットアップ時間も短縮されるため、書込み/書込みベリファイ動作の所要時間を短縮することができ、高性能な不揮発性半導体記憶装置を実現できる。また、昇圧回路を備えたことにより、単一電源での動作が可能になり、汎用性が向上し、さらにレギュレータ回路を設けたことにより、メモリセルゲート電圧を高精度に制御可能となるため、読出しディスターブ特性が向上し、メモリセルの高信頼性化が可能となる。
なお、本実施例の各デコーダブロックXDEC1〜XDECNを構成するNウェルは、それぞれ独立であり、各デコーダブロックXDEC1〜XDECN内のNウェルは、1つでも、複数個に分割されていても良いが、各デコーダブロックXDEC1〜XDECN内のNウェル分割数は、少なければ少ないほど、デコーダブロック面積を削減可能となる。
なお、本実施例では、メモリセルアレイ1を構成するセクタS1〜SN数(N個)とデコーダブロックXDEC1〜XDECN数(N個)は、一致しているが、必ずしも一致している必要は無い。また、単位スイッチ数(N個)とデコーダブロックXDEC1〜XDECN数(N個)も、一致しているが、必ずしも一致している必要は無い。
図3は本発明の第2の実施形態における不揮発性半導体記憶装置の構成を示す構成図であり、図1に示した第1の実施形態と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
この第2の実施形態の特徴は、ロウデコーダ2中のPMOSトランジスタを構成するNウェルの電圧を、メモリセルに印加されるゲート電圧と独立に制御できるように、1つのNウェル電位入力端子を設け、さらに高電圧発生用昇圧回路7の出力端子とを接続したことである。
図3に示すように、ロウデコーダ2にNウェル電位入力端子が設けられ、そのNウェル電位入力端子と高電圧発生用昇圧回路7の出力とが接続され、ロウデコーダ2は、図4に示すN(自然数)個のデコーダブロックXDEC1〜XDECNから構成され、各デコーダブロックXDEC1〜XDECNは、M(自然数)個の単位デコーダU1X〜UMX(X=1、2、・・・、N)から構成され、各単位デコーダU1X〜UMX(X=1、2、・・・、N)には、Nウェル電位入力端子を介して、高昇圧出力電圧VPPHが入力される。各単位デコーダU1X〜UMX(X=1、2、・・・、N)は、図5に示すようにNウェルノードNWの電圧Vnwellをワード線供給用電圧Vwl1と独立に制御できるようにされたレベルシフト回路117及びドライバー回路18から構成される。
以上のように構成された本実施例の不揮発性半導体記憶装置について、以下、その動作を説明する。
書込み/書込みベリファイ動作に関して、ワード線WLに供給される電圧系に絞ったタイミングチャートを図6に示す。先ず、ストップ状態(STOP)では、高電圧発生用昇圧回路7、低電圧発生用昇圧回路8及びレギュレータ回路9が全て停止状態になり、また、スイッチ制御信号により、電圧切換スイッチ回路17の全ての単位スイッチがレギュレータ出力電圧VROを選択するため、ワード線供給用電圧Vwl1〜VwlNは、電源電位VCCとなる。次に書込み(Program)状態に遷移すると、高電圧発生用昇圧回路7及び低電圧発生用昇圧回路8は動作状態になり、電源電位VCCから、それぞれ高昇圧出力電圧VPPH(=10V)及び低昇圧出力電圧VPPL(=7V)まで負荷容量を充電するが、このとき、高昇圧出力電圧VPPHが、Nウェル電位入力端子を介して、ロウデコーダ2の非常に大きなNウェル負荷容量に充電され、同時に電圧切換スイッチ回路17において選択された所望のデコーダブロックXDEC1の負荷容量に充電される。この時、Nウェル及びデコーダブロックXDEC1の負荷容量に充電するセットアップ時間は、τm1(τs1<τm1<τl1)となる。続いて、書込み状態から書込みベリファイ(PV)状態に遷移すると、レギュレータ回路9は動作状態になり、低昇圧出力電圧VPPL(=7V)を降圧したレギュレータ出力電圧VRO(=5.5V)が、スイッチ制御信号により、電圧切換スイッチ回路17の全ての単位スイッチがレギュレータ出力電圧VROを選択するため、全てのデコーダブロックXDEC1〜XDECNに供給される。もし、このPV動作で書込み完了と判定されなければ、次のProgram動作及びPV動作に遷移する。但し、2回目以降の書込みモードにおける高昇圧出力電圧VPPH(=10V)のセットアップ時間τss(<τs<τl)は、ロウデコーダ2のNウェル負荷容量が既に高昇圧出力電圧VPPH(=10V)に充電されているため、所望のデコーダブロックXDEC1の負荷容量のみの充電でよく、劇的に短縮される。以下、所望のメモリセルMCが全て書込み状態になるまで、上記書込み/書込みベリファイ動作を繰り返す。
以上のように第2の実施形態によれば、ロウデコーダ2中のPMOSトランジスタを構成するNウェルの電圧を、メモリセルに印加されるゲート電圧と独立に制御できるようにNウェル電位入力端子を設け、さらにそのNウェル電位入力端子と高電圧発生用昇圧回路7の出力端子とを接続したことにより、書込み/書込みベリファイ動作中に、常時、不揮発性半導体記憶装置内部で使用している最高電圧をNウェル電位入力端子に印加できるようになるため、一連の書込み/書込みベリファイサイクル中にロウデコーダ2のNウェル負荷容量を充放電する必要がなくなるため、メモリセルゲート供給用電圧セットアップ時間のさらなる短縮及び無駄なNウェル容量等の負荷容量の充放電電流が削減できるため、高性能、低消費電力の不揮発性半導体記憶装置を実現できる。また、既存の最高電圧を発生する昇圧回路を利用することにより、外部高電圧加印加端子及び外部印加電圧制御回路が不要になるため、回路面積削減が可能となる。
なお、非常に大きなNウェルをロウデコーダ2に1つ設け、そのNウェルにPMOSトランジスタを構成すると、Nウェルを分離する必要がなくなるため、回路面積削減が可能となる。
図7は本発明の第3の実施形態における不揮発性半導体記憶装置の構成を示す構成図であり、図3に示した第2の実施形態と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
この第3の実施形態の特徴は、高昇圧出力電圧VPPHとレギュレータ出力電圧VROの二種類の電圧を入力として、Nウェル制御信号に応じて、この二種類の電圧から1つを選択してNウェル電位入力端子に供給するNウェル電圧切換スイッチ19を備えたことである。このNウェル電圧切換スイッチ19は、ストップ状態(STOP)及び読出し(Read)動作の場合には、Nウェル制御信号に応じて、レギュレータ出力電圧VROを選択し、書込み(Program)/書込みベリファイ(PV)動作の場合には、高昇圧出力電圧VPPHを選択する。
以上のように構成された本実施例の不揮発性半導体記憶装置について、以下、その動作を説明する。
書込み/書込みベリファイ動作の場合には、Nウェル制御信号に応じて、高昇圧出力電圧VPPHがNウェル電位入力端子に供給されるので、本発明の第2の実施形態と同様のため、ここでは、その説明は省略し、読み出し動作に関して説明する。読み出し動作では、読み出し対象セルのコントロールゲートに、レギュレータ出力電圧VRO(=4.5V)が印加され、同時に選択ビット線BLには、1Vが印加される。また、共通ソース線SLには、0Vが印加される。このとき、ビット線電位をセンスアンプ6にて検知増幅し、アドレス/データバッファ5を介して、読み出しデータDBを出力する。ここで、読み出し動作に関して、ワード線WLに供給される電圧系に絞ったタイミングチャートを図8に示す。先ず、ストップ状態(STOP)では、高電圧発生用昇圧回路7、低電圧発生用昇圧回路8及びレギュレータ回路9が全て停止状態になり、また、Nウェル制御信号及びスイッチ制御信号により、Nウェル電圧切換スイッチ19及び電圧切換スイッチ回路17の全ての単位スイッチがレギュレータ出力電圧VROを選択するため、Nウェルノードの電圧Vnwell及びワード線供給用電圧Vwl1〜VwlNは、電源電位VCCとなる。次に読み出し(Read)状態に遷移すると、高電圧発生用昇圧回路7は停止状態のままだが、低電圧発生用昇圧回路8は動作状態になり、電源電位VCCから、低昇圧出力電圧VPPL(=7V)まで負荷容量を充電する。この時、図20に示すレギュレータ回路9も動作状態になり、モード制御信号RDBが非活性化され、PMOSトランジスタMp2がオン状態になり、抵抗R1が無効になり、同時に、ストップモード信号が非活性化され、ストップモードバー信号が活性化されるため、スイッチ回路13及びスイッチ回路14は、それぞれ非導通、導通状態になり、レギュレータ出力電圧VRO(=4.5V)がNウェル電圧切換スイッチ19及び電圧切換スイッチ回路17に供給される。続いて、Nウェル電圧切換スイッチ19は、Nウェル制御信号により、レギュレータ出力電圧VROを選択し、電圧切換スイッチ回路17も、スイッチ制御信号により、レギュレータ出力電圧VROを選択するため、Nウェルノードの電圧Vnwell及びワード線供給用電圧Vwl1〜VwlNは、全てレギュレータ出力電圧VRO(=4.5V)に充電される。このため、図5に示す単位デコーダを構成するPMOSトランジスタMp3、Mp4、Mp5のソース電位とNウェル電位が同電位となるため、基板バイアス効果によるしきい値電圧上昇が発生しない。
以上のように第3の実施形態によれば、Nウェル制御信号に応じて、高昇圧出力電圧VPPHとレギュレータ出力電圧VROの二種類の電圧から1つを選択してNウェル電位入力端子に供給するNウェル電圧切換スイッチ19を設けたことにより、第2の実施形態と同様の効果である、一連の書込み/書込みベリファイサイクルにおけるメモリセルゲート供給用電圧セットアップ時間の短縮及び無駄なNウェル容量等の負荷容量充放電電流を削減しつつ、既存のレギュレータ回路9を用いた簡易な制御で、読み出し動作において、単位デコーダを構成するPMOSトランジスタのバックバイアス効果によるしきい値電圧上昇を抑えることができるため、電流駆動能力が向上し、高速読出しが可能となる。また、最高電圧を供給する昇圧回路を読み出し動作時に停止することができ、読み出し時の消費電力を大幅に削減可能となる。
図9は本発明の第4の実施形態における不揮発性半導体記憶装置の構成を示す構成図であり、図7に示した第3の実施形態と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
この第4の実施形態の特徴は、ディスチャージ制御信号DENに応じて、レギュレータ出力電圧VROとNウェルノードの電圧Vnwellを比較しつつ、Nウェルノードの電圧Vnwellが、高昇圧出力電圧VPPHからレギュレータ出力電圧VROまでディスチャージされると、ディスチャージ動作を停止し、ディスチャージ判定信号RDYを制御回路11に出力するディスチャージ回路20を備えたことである。
図9に示すように、Nウェル電圧切換スイッチ19は、制御回路11から出力されるNウェル制御信号NW[1:0]に応じて、高昇圧出力電圧VPPH選択、レギュレータ出力電圧VRO選択、及び、いずれも選択しない非選択状態(HiZ)と、三つの状態に切換えられる。具体的には、Nウェル電圧切換スイッチ19は、Nウェル制御信号NW[1:0]が0hの時には、高昇圧出力電圧VPPHを選択し、1hの時には、非選択状態(HiZ)になり、2hの時には、レギュレータ出力電圧VROを選択する。
また、ディスチャージ回路20の具体的な構成としては、図10に示すように、主要部は、カレントミラー部21、電圧検知比較部22、検知結果増幅部23及びディスチャージ部24で構成される。カレントミラー部21は、NMOSトランジスタMn14、PMOSトランジスタMp6、及び抵抗R4で構成され、ゲート端子とドレイン端子とが接続されたNMOSトランジスタMn14のソース端子が接地電位VSSに固定され、ミラーゲート電位Vgmを出力し、そのドレイン端子が抵抗R4の一端と接続され、その抵抗R4の他端がPMOSトランジスタMp6のドレイン端子と接続され、ソース端子及び基板端子が電源電位VCCに固定され、ゲート端子には、ディスチャージ制御信号DENの反転信号が入力されている。このように、カレントミラー部21は、ディスチャージ制御信号DENが活性化状態の時、PMOSトランジスタMp6が導通し、電流10uAを流すカレントミラー回路として動作し、ゲート電位Vgmを電圧検知比較部22、ディスチャージ部24に出力し、ディスチャージ制御信号DENが非活性化状態の時は、PMOSトランジスタMp6が非導通となり、DC電流パスを遮断する。電圧検知比較部22は、NMOSトランジスタMn14とレシオが等しいNMOSトランジスタMn15、Mn16及びPMOSトランジスタMp7、Mp8で構成され、NMOSトランジスタMn15、Mn16のゲート端子には、ミラーゲート電位Vgmが入力され、ソース端子は接地電位VSSに固定され、NMOSトランジスタMn15のドレイン端子は、ゲート端子とドレイン端子が接続されたPMOSトランジスタMp7のドレイン端子と接続され、PMOSトランジスタMp7のソース端子及び基板端子には、レギュレータ出力電圧VROが入力され、そのゲート端子はPMOSトランジスタMp8のゲート端子と接続され、PMOSトランジスタMp8のソース端子及び基板端子には、Nウェルノードの電圧Vnwellが入力され、ドレイン端子は、検知電圧VOを出力し、NMOSトランジスタMn16のドレイン端子と接続される。このように、電圧検知比較部22は、ディスチャージ制御信号DENが活性時には、Nウェルノードの電圧Vnwellをレギュレータ出力電圧VROと比較して、もし、Nウェルノードの電圧Vnwellがレギュレータ出力電圧VROよりも高ければ、検知電圧VOとして、ハイレベルを出力し、Nウェルノードの電圧Vnwellがレギュレータ出力電圧VROよりも低ければ、ローレベルを出力する。この時、カレントミラーされたNMOSトランジスタMn15、Mn16に流れる電流は、共に10uAである。検知結果増幅部23は、NMOSトランジスタMn17、Mn18及びPMOSトランジスタMp9、Mp10から構成される2入力NOR回路と、NMOSトランジスタMn19とPMOSトランジスタMp11から構成されるインバータからなる。NOR回路は、電源として、Nウェルノードの電圧Vnwellが入力され、検知電圧VO、及び、ディスチャージ制御信号DENの反転信号を、レベルシフト回路25により、電源電圧振幅からNウェルノードの電圧Vnwell振幅にレベルシフトされたディスチャージ制御バー信号DENBが入力され、NOR出力電圧VO1を出力する。Nウェルノードの電圧Vnwellを電源とするインバータ回路は、NOR出力電圧VO1を反転し、検知結果増幅出力電圧VO2を出力する。このように、検知結果増幅部23は、ディスチャージ制御信号DENが活性化されると、ディスチャージ制御バー信号DENBがローレベルとなり、PMOSトランジスタMp10が導通となり、NMOSトランジスタMn18が非導通となるので、インバータの2段増幅回路として動作し、検知電圧VOを増幅して、検知結果増幅出力電圧VO2を出力する。一方、ディスチャージ制御信号DENが非活性化されると、ディスチャージ制御バー信号DENBがハイレベルとなり、その結果、PMOSトランジスタMp10が非導通となり、NMOSトランジスタMn18が導通となるので、DC電流パスが遮断される。ディスチャージ部24は、直列に接続されたNMOSトランジスタMn20、Mn21から構成され、NMOSトランジスタMn20のゲート端子及びソース端子には、それぞれミラーゲート電位Vgm及び接地電位VSSが入力され、NMOSトランジスタMn21のゲート端子及びドレイン端子には、それぞれ検知結果増幅出力電圧VO2及びNウェルノードの電圧Vnwellが入力される。このように、ディスチャージ部24は、ディスチャージ制御信号DEN活性時において、検知結果増幅出力電圧VO2がハイレベルの場合には、NMOSトランジスタMn20、Mn21が導通状態になり、NMOSトランジスタMn20が、NMOSトランジスタMn14の50倍のレシオを持つとすると、500uAのカレントミラーされたDC電流により、Nウェルノードの電圧Vnwellが放電され、検知結果増幅出力電圧VO2がローレベルの場合には、NMOSトランジスタMn21が非導通状態になるため、Nウェルノードの電圧Vnwellの放電動作が停止する。NMOSトランジスタMn22は、ディスチャージ制御信号DEN が非活性状態である停止時に、カレントミラー部21、電圧検知比較部22、及びディスチャージ部24のDC電流パスを遮断するために設けられ、NMOSトランジスタMn22のゲート端子には、ディスチャージ制御信号DENの反転信号が入力され、ソース端子は接地電位VSSに固定され、ドレイン端子は、NMOSトランジスタMn14〜Mn16、Mn20のゲート端子と接続される。従って、ディスチャージ制御信号DENが活性状態の時には、NMOSトランジスタMn22は、非導通状態になり、ディスチャージ制御信号DENが非活性状態の時には、NMOSトランジスタMn22は、導通状態になり、ミラーゲート電位Vgmは、接地電位VSSに固定され、カレントミラー部21、電圧検知比較部22、及びディスチャージ部24のDC電流パスを遮断する。また、ディスチャージ回路20は、検知結果増幅出力電圧VO2の反転増幅されたディスチャージ判定信号RDYを出力する。図11は、図10のレベルシフト回路25の具体的な回路構成であり、NMOSトランジスタMn23、Mn24、PMOSトランジスタMp12、Mp13及びインバータゲートG3から構成されており、入力端子INにハイレベルが入力されると、電圧供給端子SUPPLYに入力されている電圧レベルが出力端子OUTに出力され、入力端子INにローレベルが入力されると、接地電位VSSレベルが出力端子OUTに出力される。このように、ディスチャージ回路20は、ディスチャージ制御信号DENが非活性状態の場合には、停止状態になり、ディスチャージ判定信号RDYは、ローレベルとなり、ディスチャージ制御信号DENが活性状態の場合で、かつNウェルノードの電圧Vnwellがレギュレータ出力電圧VROよりも高い場合には、約510uAの電流で、Nウェルノードの電圧Vnwellが放電されていき、Nウェルノードの電圧Vnwellがレギュレータ出力電圧VROよりも低くなった時、放電動作を停止し、ディスチャージ判定信号RDYは、ハイレベルとなる。
以上のように構成された本実施例の不揮発性半導体記憶装置について、以下、その動作を説明する。
書込みベリファイ(PV)動作から読出し(Read)動作に遷移する場合において、Nウェルノードの電圧Vnwellのディスチャージ動作を説明するタイミングチャートを図12に示す。先ず、書込みベリファイ状態(PV)では、高電圧発生用昇圧回路7、低電圧発生用昇圧回路8及びレギュレータ回路9が全て動作状態になり、かつ制御回路11がNウェル制御信号NW[1:0]として0hを出力するため、Nウェル電圧切換スイッチ19は、高昇圧出力電圧VPPH(=10V)を選択するので、Nウェルノードの電圧Vnwellは、10Vとなる。この時、モード制御信号RDBはハイレベルとなるので、レギュレータ回路9は、VRO=5.5Vを出力する。一方、ディスチャージ制御信号DENは、ローレベルのままであるので、Nウェルノードの電圧Vnwellのディスチャージ動作は行われず、ディスチャージ判定信号RDYもローレベルのままとなる。従って、書込みベリファイ(PV)動作は、本発明の第3の実施形態と同様な動作を行うため、ここでは、その説明は、省略する。次に、書込みベリファイが全てパスし、書込みベリファイ(PV)状態から読出しレディ(Read_Ready)状態に遷移すると、先ず、高電圧発生用昇圧回路7が停止状態になり、高昇圧出力電圧VPPH(10V)は、電源電位VCCに放電され、制御回路11がNウェル制御信号NW[1:0]として1hを出力するため、Nウェル電圧切換スイッチ19は、非選択状態(HiZ)となる。この時、モード制御信号RDBはローレベルとなるので、レギュレータ回路9は、VRO=4.5Vを出力する。一方、ディスチャージ制御信号DENは、ハイレベルとなり、Nウェルノードの電圧Vnwell(=10V)がレギュレータ出力電圧VRO(=5.5V)よりも高いため、Nウェルノードの電圧Vnwellがレギュレータ出力電圧VRO(=4.5V)まで放電され、放電完了後、ディスチャージ判定信号RDYがハイレベルとなり、このディスチャージ判定信号RDYを受けた制御回路11は、ディスチャージ制御信号DENをローレベルにするため、ディスチャージ回路20は停止状態になり、ディスチャージ判定信号RDYがローレベルになる。このディスチャージ判定信号RDYの立ち下りをトリガーとして、制御回路11は、Nウェル制御信号NW[1:0]として2hを出力するため、Nウェル電圧切換スイッチ19は、レギュレータ出力電圧VRO(=4.5V)を選択するので、Nウェルノードの電圧Vnwellとして、安定した電圧(4.5V)が供給され、読出しレディ(Read_Ready)状態から読出し(Read)動作に遷移する。ここで、本読出し(Read)動作は、本発明の第3の実施形態と同様な動作を行うため、ここでは、その説明は、省略する。
以上のように第4の実施形態によれば、第3の実施形態と同様の効果を実現し、さらに、ディスチャージ制御信号DENに応じて、レギュレータ出力電圧VROとNウェルノードの電圧Vnwellを比較しつつ、Nウェルノードの電圧Vnwellを、高昇圧出力電圧VPPHからレギュレータ出力電圧VROまでディスチャージするディスチャージ回路20を設けたことにより、高昇圧電荷の引き抜きスピードが速くなるため、読出しセットアップ時間短縮が可能となる。
図13は本発明の第5の実施形態における不揮発性半導体記憶装置の構成を示す構成図であり、図7と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
この第5の実施形態の特徴は、ロウデコーダ2を構成する各デコーダブロックXDEC1〜XDECNが、Nウェル中の複数のPMOSトランジスタと、そのNウェル中に設けられたPウェル中の複数のNMOSトランジスタとで構成されていることである。つまり、トリプルウェル構造のロウデコーダ2を採用していることである。
図13に示すように、図外の負電圧発生用昇圧回路または負電圧外部印加端子等から負電圧入力端子に入力された負電圧VNG(=−8V)と、接地電位VSSの二種類の電圧を入力として、負電圧制御信号に応じて、この二種類の電圧から1つを選択して出力する単位スイッチN(自然数)個から構成される負電圧切換スイッチ回路26が設けられ、この負電圧切換スイッチ回路26は、消去動作の場合には、負電圧制御信号により、所望の1つの単位スイッチのみ負電圧VNGを選択し、それ以外の単位スイッチは、接地電位VSSを選択し、その他の動作状態の場合には、負電圧制御信号により、全ての単位スイッチが接地電位VSSを選択する。この時、負電圧切換スイッチ回路26の出力電圧である非選択ワード線電圧VNG1〜VNGNのそれぞれは、対応するデコーダブロックXDEC1〜XDECNに供給される。ロウデコーダ2は、図14に示す各単位デコーダU1X〜UMX(X=1、2、・・・、N)から構成され、各単位デコーダU1X〜UMX(X=1、2、・・・、N)には、非選択ワード線電圧VNGX(X=1、2、・・・、N)が入力される。各単位デコーダU1X〜UMX(X=1、2、・・・、N)は、図15に示すようにトリプルウェル構造で、Nウェルが共通なNMOSトランジスタMn25〜Mn27、PMOSトランジスタMp3〜Mp5、及びインバータゲートG2とで構成され、レベルシフト回路27は、図5のレベルシフト回路117をトリプルウェル構造にしたものであり、ドライバー回路28は、図5のドライバー回路18をトリプルウェル構造にし、かつ、接地電位VSSを非選択ワード線電圧VNG1に変更したものである。従って、ワード線WLに負電圧を印加する消去動作時には、負電圧制御信号により、負電圧切換スイッチ回路26は、所望の非選択ワード線電圧VNG1のみ、負電圧VNG(=−8V)を供給し、それ以外の非選択ワード線電圧VNG2〜VNGNには、接地電位VSSを供給するので、全単位デコーダU1X〜UMX(X=1、2、・・・、N)は、非選択状態にされ、非選択ワード線電圧VNG1(=−8V)、VNG2〜VNGN(=0V)が対応するセクタSX(X=1〜N)の各ワード線WLに接続されるメモリセルMCのコントロールゲートに印加される。
以上のように構成された本実施例の不揮発性半導体記憶装置について、以下、その動作を説明する。
データの消去動作では、消去セクタS1のアドレスAD入力に応じて選択されたセクタS1のメモリセルMCのコントロールゲートには、ワード線WL電圧として、非選択ワード線電圧VNG1(=−8V)が印加され、他のセクタS2〜SNのワード線WLには、0Vが印加される。このとき、全ビット線BLには、5Vが印加され、共通ソース線SLは、ハイインピーダンスとなる。その結果、負電圧が印加されたワード線WLに接続され、かつビット線BLを通じてドレイン端子に5Vが印加されるセクタS1の全メモリセルMCの消去が行われ、フローティングゲートから電子が引き抜かれ、メモリセルMCのしきい値が負方向に下降する。電源回路及びロウデコーダ2の具体的な動作としては、図13に示す高電圧発生用昇圧回路7、低電圧発生用昇圧回路8、及びレギュレータ回路9は、全て停止状態となり、高昇圧出力電圧VPPH及びレギュレータ出力電圧VROは、共に電源電位VCCとなり、電圧切換スイッチ回路17及びNウェル電圧切換スイッチ19に供給される。続いて、電圧切換スイッチ回路17では、制御回路11から供給されるスイッチ制御信号により、レギュレータ出力電圧VRO(=VCC)が選択され、ロウデコーダ2の全てのデコーダブロックXDEC1〜XDECNにワード線供給用電圧Vwl1〜VwlNとして供給される。同時に、Nウェル電圧切換スイッチ19では、制御回路11から供給されるNウェル制御信号により、レギュレータ出力電圧VRO(=VCC)が選択され、ロウデコーダ2のNウェル電位入力端子には、レギュレータ出力電圧VRO(=VCC)が印加される。この時、負電圧制御信号により、負電圧切換スイッチ回路26は、所望の非選択ワード線電圧VNG1のみ、負電圧VNG(=−8V)を供給し、それ以外の非選択ワード線電圧VNG2〜VNGNには、接地電位VSSを供給するので、全単位デコーダU1X〜UMX(X=1、2、・・・、N)は、非選択状態にされ、非選択ワード線電圧VNG1(=−8V)と非選択ワード線電圧VNG2〜VNGN(=0V)は、それぞれ、セクタS1及び、対応するセクタS2〜SNの各ワード線WLに接続されるメモリセルMCのコントロールゲートに印加され、セクタS1の全メモリセルMCが消去される。
以上のように第5の実施形態によれば、第3の実施形態と同様の効果を実現し、さらに、ロウデコーダ2を構成する各デコーダブロックXDEC1〜XDECNが、Nウェル中の複数のPMOSトランジスタと、そのNウェル中に設けられたPウェル中の複数のNMOSトランジスタとで構成(トリプルウェル構造)されることにより、消去時にワード線WLに負電圧を印加することが可能となり、正電圧のみを用いて消去する場合よりも、メモリセルMCのディスターブ、エンデュランス特性等の信頼性向上が可能となる。
なお、本実施例では、メモリセルアレイ1を構成するセクタS1〜SN数(N個)と非選択ワード線電圧VNG1〜VNGNの数(N個)は、一致しているが、必ずしも一致している必要は無い。
なお、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、消費電力を削減しつつ、書込み/書込みベリファイ動作の所要時間を短縮することができる効果を有し、複数のメモリセルがマトリクス状に配置され、複数のセクタに分割されたメモリセルアレイを有する不揮発性半導体記憶装置等として有用である。
本発明の第1の実施形態における不揮発性半導体記憶装置の構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態における書込み及び書込みベリファイ動作を示すタイミング図 本発明の第2の実施形態における不揮発性半導体記憶装置の構成を示すブロック図 本発明の第2、第3、第4の実施形態におけるロウデコーダの構成の一例を示すブロック図 本発明の第2、第3、第4の実施形態における単位デコーダの構成を示す回路図 本発明の第2の実施形態における書込み及び書込みベリファイ動作を示すタイミング図 本発明の第3の実施形態における不揮発性半導体記憶装置の構成を示すブロック図 本発明の第3の実施形態における読出し動作を示すタイミング図 本発明の第4の実施形態における不揮発性半導体記憶装置の構成を示すブロック図 本発明の第4の実施形態におけるディスチャージ回路の構成の一例を示す回路図 本発明の第4の実施形態におけるレベルシフト回路 本発明の第4の実施形態における書込みベリファイ及び読出し動作を示すタイミング図 本発明の第5の実施形態における不揮発性半導体記憶装置の構成を示すブロック図 本発明の第5の実施形態におけるロウデコーダの構成の一例を示すブロック図 本発明の第5の実施形態における単位デコーダの構成を示す回路図 従来の不揮発性半導体記憶装置の構成を示すブロック図 フローティングゲート型メモリセルアレイを示す等価回路図 高電圧発生用昇圧回路の構成を示す回路図 低電圧発生用昇圧回路の構成を示す回路図 レギュレータ回路の構成を示す回路図 従来、及び本発明の第1の実施例における単位デコーダの構成を示す回路図 従来の不揮発性半導体記憶装置における書込み及び書込みベリファイ動作を示すタイミング図
符号の説明
1 メモリセルアレイ
2 ロウデコーダ
3 カラムデコーダ
4 カラムゲート
5 アドレス/データバッファ
6 センスアンプ
7 高電圧発生用昇圧回路
8 低電圧発生用昇圧回路
9 レギュレータ回路
10、17 電圧切換スイッチ回路
11 制御回路
12〜14 スイッチ回路
15、117、25、27 レベルシフト回路
16、18、28 ドライバー回路
19 Nウェル電圧切換スイッチ
20 ディスチャージ回路
21 カレントミラー部
22 電圧検知比較部
23 検知結果増幅部
24 ディスチャージ部
26 負電圧切換スイッチ回路
S1〜SN セクタ
MC メモリセル
BL ビット線
SL 共通ソース線
WL ワード線
XDEC1〜XDECN デコーダブロック
AD アドレス
DB データ
VPPL 低昇圧出力電圧
VPPH 高昇圧出力電圧
VRO レギュレータ出力電圧
Vwl1〜VwlN ワード線供給用電圧
MD モード信号
CEB チップイネーブル信号
WEB 書込みイネーブル信号
OEB 出力イネーブル信号
Mn1〜Mn6、Mn10〜Mn27 NMOSトランジスタ
VCC 電源電位
VSS 接地電位
Co 平滑容量
Dzh、Dzl ツェナーダイオード
CMP コンパレータ
Mp1〜Mp13 PMOSトランジスタ
R1〜R4 抵抗
VFB フィードバック電圧
VREF 基準電圧
NR、N1、N2 ノード
RDB モード制御信号
ADR 行アドレス
G1 NANDゲート
G2、G3 インバータゲート
NW Nウェルノード
τl1、τl、τs1、τs、τm1、τss セットアップ時間
U1X〜UMX(X=1、2、・・・、N) 単位デコーダ
Vnwell Nウェルノードの電圧
DEN ディスチャージ制御信号
RDY ディスチャージ判定信号
NW[1:0] Nウェル制御信号
Vgm ミラーゲート電位
VO 検知電圧
DENB ディスチャージ制御バー信号
VO1 NAND出力電圧
VO2 検知結果増幅出力電圧
IN 入力端子
SUPPLY 電圧供給端子
OUT 出力端子
VNG 負電圧
VNG1〜VNGN 非選択ワード線電圧

Claims (6)

  1. 複数のメモリセルがマトリクス状に配置され、複数のセクタに分割されるメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイの各前記セクタに対応するように設けられ、外部から入力してくるアドレス信号に基づいて、対応する前記セクタに含まれるメモリセルを選択する複数のロウデコード回路と、
    電源電圧を昇圧することにより複数種類の電圧を生成する少なくとも1つ以上の昇圧回路と、
    数の前記ロウデコード回路に対応するように設けられ、前記複数種類の電圧のうちいずれかの電圧を、対応する前記ロウデコード回路に対してそれぞれが独立に切換えて出力できる複数のスイッチと
    対応する前記ロウデコード回路に対して出力する電圧を切換える各前記スイッチを制御するためのスイッチ制御信号を生成する制御回路と、
    前記複数種類の電圧のうちいずれかの電圧を、前記ロウデコード回路のNウェルに供給するためのNウェル入力端子とを備え、
    前記メモリセルにデータを書き込む前に、前記Nウェル入力端子に対して前記複数種類の電圧のうち最も大きい第1の電圧が印加され、一連の書込み/書込みベリファイ動作中は当該第1の電圧が印加された電圧状態を保持することを特徴とする、不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記Nウェル入力端子に出力する電圧を切換えるNウェル電圧切り替えスイッチと、
    前記第の電圧と、当該第の電圧よりも小さな第の電圧とを切換えて前記Nウェル電圧切り替えスイッチに出力させるスイッチ制御回路とをさらに備える、請求項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記スイッチ制御回路は、データを書き込む前には、前記第の電圧を前記Nウェル入力端子に印加するように前記Nウェル電圧切り替えスイッチを制御し、データを読み出す際には、前記第の電圧を当該Nウェル入力端子に印加するように当該Nウェル電圧切り替えスイッチを制御することを特徴とする、請求項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記第の電圧を印加するように前記スイッチ制御回路が前記Nウェル電圧切り替えスイッチを切換えるときに、前記Nウェル入力端子の電圧を降下させる電圧降下回路と、
    前記電圧降下回路が降下させた前記Nウェル入力端子の電圧と前記第の電圧とを比較する比較回路とを備え、
    前記スイッチ制御回路は、前記電圧降下回路が降下させた前記Nウェル入力端子の電圧と前記第の電圧とが等しくなったと前記比較回路が判定した場合に、前記第の電圧を前記Nウェル入力端子に印加するように前記Nウェル電圧切り替えスイッチを制御することを特徴とする、請求項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記ロウデコーダは、
    Nウェル中に形成された複数のPMOSトランジスタと、
    前記Nウェル中に形成されたPウェル中に形成された複数のNMOSトランジスタとを含む、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記昇圧回路が生成した複数の電圧に含まれる少なくとも1つの負電圧または接地電圧のうちのいずれかの電圧を、前記ロウデコード回路を介して前記メモリセルのコントロールゲートに印加するための負電圧入力端子とを備え
    前記メモリセルを消去する際に、前記負電圧入力端子に対して負電圧を印加するように前記制御回路により前記昇圧回路を制御することを特徴とする、請求項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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