JP2011211767A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体集積回路装置の消費電流を抑制する。
【解決手段】半導体記憶装置70には、昇圧回路2乃至4、スイッチSW1、スイッチSW2、及びレギュレータ5が設けられる。昇圧回路2乃至4は、電源電圧Vddがそれぞれ入力され、電源電圧Vddを昇圧して、値の異なる昇圧電圧Vpg、昇圧電圧Vdd、及び昇圧電圧Veraをそれぞれ発生する。スイッチSW1は、昇圧電圧Vpgが入力され、イネーブル状態の切り替え信号Ssw1に基づいて昇圧電圧Vpgを通過する。スイッチSW2は昇圧電圧Vppが入力され、イネーブル状態の切り替え信号Ssw2に基づいて昇圧電圧Vppを通過する。レギュレータ5はスイッチSW1或いはスイッチSW2を介して、昇圧電圧Vpg及び昇圧電圧Vpgの内1つが電源電圧として入力され、昇圧電圧を降圧し、値の異なる複数の降圧電圧Vregを生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レギュレータを有する半導体集積回路装置に関する。
レギュレータを有する各種の半導体集積回路装置、例えばNORフラッシュメモリ、NANDフラッシュメモリなどの半導体記憶装置では、外部から供給される電源電圧を昇圧して昇圧電圧を発生する昇圧回路と、昇圧電圧を降圧し、複数の降圧電圧を発生するレギュレータが設けられる。このレギュレータには、比較的電圧の高い昇圧電圧が電源電圧として入力される(例えば、特許文献1参照。)。
近年、半導体記憶装置の記憶容量を増大するために、メモリセルトランジスタに4つ(2bit)以上の多値記憶情報を持たせる製品が多数開発されている。2bit以上の多値記憶を有する半導体記憶装置では、データの読み出し、データの書き込み、データの消去等に使用するために値の異なる昇圧電圧を発生する昇圧回路が複数設けられる。また、データの書き換え、書き込みベリファイ、消去ベリファイ、読み出し等に使用するために、レギュレータから出力される値の異なる降圧電圧の数が増大する。
このため、昇圧回路の使用頻度が増大して半導体記憶装置の消費電流が増大するという問題点がある。また、半導体記憶装置のレギュレータに限らず、レギュレータでは比較的高い電圧である昇圧電圧を電源電圧として入力し、昇圧電圧よりも低い降圧電圧を発生しているのでレギュレータの内部損失が増大するという問題点がある。
特開2003−162896号公報
本発明は、消費電流を抑制する半導体集積回路装置を提供することにある。
本発明の一態様の半導体集積回路装置は、入力電圧が入力され、前記入力電圧を昇圧して、値の異なる昇圧電圧をそれぞれ発生するn個(ただし、nは2以上の整数)の昇圧回路と、前記n個の昇圧回路から出力される昇圧電圧の内いずれか1つが入力され、イネーブル状態の切り替え信号に基づいて昇圧電圧をそれぞれ通過し、ディセーブル状態の切り替え信号で昇圧電圧を遮断し、イネーブル状態の期間が互いにオーバーラップしないn個のスイッチと、前記n個のスイッチから出力される昇圧電圧の内いずれか1つが電源電圧として入力され、昇圧電圧を降圧し、前記昇圧電圧とそれよりも低い次の昇圧電圧の間の降圧電圧を生成し、或いは一番低い昇圧電圧の場合、接地電位以上の値の降圧電圧を生成するレギュレータとを具備することを特徴とする。
更に、本発明の他態様の半導体集積回路装置は、入力電圧が入力され、前記入力電圧を昇圧して、値の異なる昇圧電圧をそれぞれ発生するn個(ただし、nは2以上の整数)の昇圧回路と、前記n個の昇圧回路から出力される昇圧電圧の内いずれか1つが入力され、イネーブル状態の切り替え信号に基づいて昇圧電圧をそれぞれ通過し、ディセーブル状態の切り替え信号で昇圧電圧を遮断し、イネーブル状態の期間が互いにオーバーラップしないn個のスイッチと、前記n個のスイッチから出力される昇圧電圧の内いずれか1つが電源電圧として入力され、昇圧電圧を降圧し、前記昇圧電圧とそれよりも低い次の昇圧電圧の間の値の異なる複数の降圧電圧を生成し、或いは一番低い昇圧電圧の場合、接地電位以上の値の異なる複数の降圧電圧を生成するレギュレータと、n種類の前記切り替え信号を生成し、前記レギュレータのオン・オフを制御するレギュレータ制御信号を生成し、前記レギュレータで生成する複数の降圧電圧の値を設定するレギュレータ出力電圧制御信号を生成するレギュレータ制御回路と、前記n個の昇圧回路でそれぞれ生成される昇圧電圧と前記レギュレータで生成される複数の降圧電圧とが入力され、書き込み、読み出し、及び消去動作が行われるメモリ部とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、消費電流を抑制する半導体集積回路装置を提供することができる。
本発明の実施例1に係る半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図。 本発明の実施例1に係るメモリセルのデータと閾値電圧分布の関係を示す図。 本発明の実施例1に係る昇圧回路を示す図。 本発明の実施例1に係るレギュレータを示す回路図。 本発明の実施例1に係る比較例の半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図。 本発明の実施例1に係るレギュレータの入力電圧と出力電圧の関係を示す図。 本発明の実施例1に係るレギュレータの内部損失を説明する図。 本発明の実施例1に係るデータ書き換え及びデータ読み出しの一例を示す図。 本発明の実施例1に係るステップアップ書き込みを示す図。 本発明の実施例2に係る半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図。 本発明の実施例2に係るメモリセルのデータと閾値電圧分布の関係を示す図。 本発明の実施例2に係る比較例の半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図。 本発明の実施例2に係るレギュレータの入力電圧と出力電圧の関係を示す図。 本発明の実施例2に係るレギュレータの内部損失を説明する図。
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施例1に係る半導体集積回路装置である半導体記憶装置について、図面を参照して説明する。図1は半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図、図2はメモリセルのデータと閾値電圧分布の関係を示す図。図3は昇圧回路を示す回路図、図4はレギュレータを示す回路図、図5は比較例の半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図である。本実施例では、2つ昇圧回路から入力される値の異なる昇圧電圧を、スイッチを用いて降圧レギュレータに適宜選択入力し、降圧レギュレータで複数の降圧電圧を発生してメモリ部に供給している。
図1に示すように、半導体記憶装置70には、メモリ部1、昇圧回路2乃至4、レギュレータ5、モード制御回路6、レギュレータ制御回路7、スイッチSW1、及びスイッチSW2が設けられる。半導体記憶装置70は、メモリセルトランジスタに4値(2bit)の情報が記憶されるNORフラッシュメモリである。
メモリ部1には、データが格納されるメモリセルがマトリックス状に配置されるメモリセルアレイ11と、メモリセルのアドレスを指定するアドレスレジスタ15と、メモリセルアレイ11のワード線(WL)に接続されるローデコーダ14と、メモリセルアレイ11のビット線(BL)に接続されるカラムデコーダ13と、データの書き換え及び読み出しを行うデータ書き換え及び読み出し回路12とが設けられる。
メモリセルアレイ11に設けられるメモリセルトランジスタは、図2に示すように“11”、“10”、“01”、“00”の4値(2bit)の情報が記憶される。
“11”の情報は、閾値電圧(Vth)が0(ゼロ)から読み出し電圧Vread10の間に、例えば1.2〜2.0Vの範囲に分布する。“10”の情報は、閾値電圧(Vth)が読み出し電圧Vread10と読み出し電圧Vread01の間で、且つ書き込みベリファイ電圧Vvfy10以上の、例えば2.8〜2.9Vの範囲に分布する。“01”の情報は、閾値電圧(Vth)が読み出し電圧Vread01と読み出し電圧Vread00の間で、且つ書き込みベリファイ電圧Vvfy01以上の、例えば3.6〜3.7Vの範囲に分布する。“00”の情報は、閾値電圧(Vth)が読み出し電圧Vread00よりも大きく、且つ書き込みベリファイ電圧Vvfy00以上の、例えば4.5〜5.5Vの範囲に分布する。
読み出し電圧Vread10は、例えば2.4Vに設定される。読み出し電圧Vread01は、例えば3.2Vに設定される。読み出し電圧Vread00は、例えば4.0Vに設定される。書き込みベリファイ電圧Vvfy10は2.8Vである。書き込みベリファイ電圧Vvfy01は3.6Vである。書き込みベリファイ電圧Vvfy00は4.5Vである。
モード制御回路6は、昇圧回路2乃至4をそれぞれ制御する昇圧回路制御信号Secp1乃至3と、動作モード信号Sdmとを生成する。昇圧回路制御信号Secp1乃至3がイネーブル状態のときにそれぞれ昇圧回路2乃至4が動作し、昇圧回路制御信号Secp1乃至3がディセーブル状態のときにそれぞれ昇圧回路2乃至4がオフする。
昇圧回路2は、半導体記憶装置70に供給される電源電圧Vddを入力電圧として入力し、昇圧回路制御信号Secp1がイネーブル状態のときに電源電圧Vddを昇圧した昇圧電圧Vpgを生成し、昇圧回路制御信号Secp1がディセーブル状態のときに動作を停止する。ここで、電源電圧Vddは、例えば1.8Vから3.3Vの範囲の値、例えば1.8Vに設定される。電源電圧Vddを半導体記憶装置70の外部から供給しているが、代わりに半導体記憶装置70の内部で発生したものを使用してもよい。
昇圧回路3は、電源電圧Vddを入力電圧として入力し、昇圧回路制御信号Secp2がイネーブル状態のときに電源電圧Vddを昇圧した昇圧電圧Vppを生成し、昇圧回路制御信号Secp2がディセーブル状態のときに動作を停止する。
昇圧回路4は、電源電圧Vddを入力電圧として入力し、昇圧回路制御信号Secp3がイネーブル状態のときに電源電圧Vddを昇圧した負電圧である昇圧電圧Veraを生成し、昇圧回路制御信号Secp3がディセーブル状態のときに動作を停止する。
昇圧回路2乃至4は、チャージポンプ回路である。昇圧回路2から出力され、メモリセル部1に入力される昇圧電圧Vpgは、例えば書き込み、読み出し動作などに使用される。昇圧回路3から出力され、メモリセル部1に入力される昇圧電圧Vppは、例えば書き込み、消去動作などに使用される。昇圧回路4から出力され、メモリセル部1に入力される昇圧電圧Veraは、例えば消去動作に使用される。
昇圧回路2から出力される昇圧電圧Vpgは、スイッチSW1に出力される。昇圧回路3から出力される昇圧電圧Vppは、スイッチSW2に出力される。昇圧電圧Vpgは、例えば5Vに設定される。昇圧電圧Vppは、例えば10Vに設定される。昇圧電圧Veraは、例えば−7Vに設定される。
昇圧回路2及び昇圧回路3は、図3(a)及び図3(b)に示すように、Dickson型チャージポンプ回路である。昇圧回路2及び昇圧回路3は、転送段がNchMOSトランジスタQN11とコンデンサC1から構成され、出力側にコンデンサCoutが設けられる。昇圧回路2及び昇圧回路3では、昇圧回路制御信号SecpiがインバータINV1及びINV2を介して制御信号Saとなり、奇数段目のコンデンサC1に供給される。昇圧回路2及び昇圧回路3では、昇圧回路制御信号SecpiがインバータINV1乃至3を介して制御信号Sb(昇圧回路制御信号Secpiの反転信号)となり、が偶数段目のコンデンサC1に供給される。
昇圧回路2から出力される昇圧電圧Vpg、昇圧回路3から出力される昇圧電圧Vppは、
Vpg=(m+1)×(Vdd-Vthn)・・・・・・・・・・式(1)
Vpp=(n+1)×(Vdd-Vthn)・・・・・・・・・・式(2)
で表される。なお、n>m、VthnはNch MOSトランジスタQN11の閾値電圧(Vth)である。
昇圧回路2の消費電流Ish1、昇圧回路3の消費電流Ish2は、
Ish1=(Vpg×Iocp1×Ycp1)/Vdd・・・・・・・・式(3)
Ish2=(Vpp×Iocp2×Ycp2)/Vdd・・・・・・・・式(4)
で表される。なお、Iocp1は昇圧回路2の出力電流、Iocp2は昇圧回路3の出力電流、Ycp1は昇圧回路2の昇圧効率、Ycp2は昇圧回路3の昇圧効率である。
昇圧回路の出力電流は転送段数に比例し、昇圧回路の昇圧効率は転送段数に反比例するので、式(1)乃至(4)から、昇圧回路2の消費電流Ish1と昇圧回路3の消費電流Ish2の関係は、
Ish1/Ish2=A×{(m+1)/(n+1)}・・・・・・・・式(5)
で表される。なお、Aは定数である。つまり、チャージポンプ回路での消費電流は、転送段数に応じて増加する。
レギュレータ制御回路7は、モード制御回路6から出力される動作モード信号Sdmが入力される。レギュレータ制御回路7は、動作モード信号Sdmに基づいて、切り替え信号Ssw1、切り替え信号Ssw2、レギュレータ制御信号Srs1、及びレギュレータ出力電圧制御信号Srs2を生成する。
スイッチSW1は、昇圧電圧Vpgが入力され、切り替え信号Ssw1がイネーブル状態のときにオンして昇圧電圧Vpgを通過させ、切り替え信号Ssw1がディセーブル状態のときにオフして昇圧電圧Vpgを遮断する。
スイッチSW2は、昇圧電圧Vppが入力され、切り替え信号Ssw2がイネーブル状態のときにオンして昇圧電圧Vppを通過させ、切り替え信号Ssw2がディセーブル状態のときにオフして昇圧電圧Vppを遮断する。
ここで、イネーブル状態の切り替え信号Ssw1とイネーブル状態の切り替え信号Ssw2は、オーバーラップしない。つまり、スイッチSW1がオンしたとき(このとき、スイッチSW2はオフ)、昇圧電圧Vpgがレギュレータ5に電源電圧として供給される。スイッチSW2がオンしたとき(このとき、スイッチSW1はオフ)、昇圧電圧Vppがレギュレータ5に電源電圧として供給される。
レギュレータ5は、レギュレータ制御信号Srs1及びレギュレータ出力電圧制御信号Srs2が入力され、昇圧電圧Vpg或いは昇圧電圧Vppが電源電圧として供給される。レギュレータ5は、レギュレータ制御信号Srs1及びレギュレータ出力電圧制御信号Srs2に基づいて、昇圧電圧を降圧して、値の異なる昇圧電圧よりも低電圧な複数の降圧電圧Vregを生成して、メモリ部11の、例えば選択ワード線(WL)に供給する。複数の降圧電圧Vregは、例えば書き換え、書き込み、ステップアップ書き込み、書き込みベリファイ、消去ベリファイ、読み出し等の動作に適用される。
図4に示すように、レギュレータ5には、コンパレータ51、コンパレータ52、可変抵抗部53、Nch MOSトランジスタQN1、Nch MOSトランジスタQN2、Pch MOSトランジスタQP1乃至3、及び抵抗R1が設けられる。レギュレータ5は、可変抵抗部53を有するシリーズレギュレータである。
Pch MOSトランジスタQP1は、ソースに昇圧電圧Vpg或いは昇圧電圧Vppが供給され、ゲートがドレインに接続され、ドレインがノードN1に接続される。Pch MOSトランジスタQP2は、ソースに昇圧電圧Vpg或いは昇圧電圧Vppが供給され、ゲートがPch MOSトランジスタQP1のゲートに接続され、ドレインがノードN2に接続される。Pch MOSトランジスタQP1及びQP2は、カレントミラー回路を構成する。
Nch MOSトランジスタQN1は、ドレインがノードN1に接続され、ゲートにコンパレータ51の出力信号が入力され、ソースが接地電位Vssに設定される。Nch MOSトランジスタQN2は、ドレインがノードN2に接続され、ゲートにコンパレータ52の出力信号が入力され、ソースが接地電位Vssに設定される。
抵抗R1は、一端がノードN2に接続され、他端がノードN3に接続される。可変抵抗部53は、ノードN3と接地電位Vssの間に設けられ、縦続接続されるn個の抵抗Ra、・・・、Rnが設けられる。可変抵抗部53は、レギュレータ出力電圧制御信号Srs2に基づいて、図示しないMOSトランジスタからなるスイッチにより抵抗値を可変する。この結果、ノードN3の電圧が出力電圧制御信号Srs2により可変され、ノードN3の可変される帰還電圧がコンパレータ51及び52に帰還入力される。
コンパレータ51は、入力側の(+)ポートに基準電圧Vrefが入力され、入力側の(−)ポートにノードN3の帰還電圧が入力され、比較増幅された信号をNch MOSトランジスタQN1のゲートに出力する。
コンパレータ52は、入力側の(+)ポートにノードN3の帰還電圧が入力され、入力側の(−)ポートに基準電圧Vrefが入力され、比較増幅された信号をNch MOSトランジスタQN2のゲートに出力する。
Pch MOSトランジスタQP3は、ソースがノードN2に接続され、ゲートにレギュレータ制御信号Srs1が入力される。レギュレータ制御信号Srs1がイネーブル状態のとき、Pch MOSトランジスタQP3がオンする。このとき、レギュレータ出力電圧制御信号Srs2に基づいて生成され、ドレイン側から値の異なる複数の降圧電圧Vregが出力される。レギュレータ制御信号Srs1がディセーブル状態のときに、Pch MOSトランジスタQP3がオフし、レギュレータ5からは降圧電圧Vregは出力されない。
図5に示すように、比較例の半導体記憶装置80には、メモリ部1、昇圧回路2乃至4、レギュレータ5a、モード制御回路6a、及びレギュレータ制御回路7aが設けられる。半導体記憶装置80は、メモリセルトランジスタに4値(2bit)の情報が記憶されるNORフラッシュメモリである。ここでは、本実施例の半導体記憶装置70と異なる部分について説明する。
モード制御回路6aは、昇圧回路2乃至4をそれぞれ制御する昇圧回路制御信号Secp1a、昇圧回路制御信号Secp2a、昇圧回路制御信号Secp3、及び動作モード信号Sdmaを生成する。昇圧回路制御信号Secp1a、昇圧回路制御信号Secp2a、及び昇圧回路制御信号Secp3がイネーブル状態のときにそれぞれ昇圧回路2乃至4が動作し、昇圧回路制御信号Secp1a、昇圧回路制御信号Secp2a、昇圧回路制御信号Secp3がディセーブル状態のときにそれぞれ昇圧回路2乃至4がオフする。
昇圧回路2は、半導体記憶装置80に供給される電源電圧Vddを入力電圧として入力し、昇圧回路制御信号Secp1aがイネーブル状態のときに電源電圧Vddを昇圧した昇圧電圧Vpgを生成してメモリ部1に出力し、昇圧回路制御信号Secp1aがディセーブル状態のときに動作を停止する。
昇圧回路3は、電源電圧Vddを入力電圧として入力し、昇圧回路制御信号Secp2aがイネーブル状態のときに電源電圧Vddを昇圧した昇圧電圧Vppを生成してメモリ部1及びレギュレータ5aに出力し、昇圧回路制御信号Secp2aがディセーブル状態のときに動作を停止する。
レギュレータ制御回路7aは、モード制御回路6aから出力される動作モード信号Sdmaが入力される。レギュレータ制御回路7aは、動作モード信号Sdmaに基づいて、レギュレータ制御信号Srs1a及びレギュレータ出力電圧制御信号Srs2aを生成する。
レギュレータ5aは、レギュレータ制御信号Srs1a及びレギュレータ出力電圧制御信号Srs2aが入力され、昇圧電圧Vppが電源電圧として供給される。レギュレータ5aは、レギュレータ制御信号Srs1a及びレギュレータ出力電圧制御信号Srs2aに基づいて、昇圧電圧を降圧して、値の異なる昇圧電圧よりも低電圧な複数の降圧電圧Vregを生成して、メモリ部11の、例えば選択ワード線(WL)に供給する。レギュレータ5aは、図4に示すレギュレータ5と同様な回路構成で、可変抵抗部を有するシリーズレギュレータである。
このため、比較例の半導体記憶装置80では、昇圧電圧Vppがメモリ部1の書き込み、消去動作に使用されるばかりでなく、レギュレータ5aの電源電圧にも使用される(本実施例の半導体記憶装置70では、昇圧電圧Vppと昇圧電圧Vpgとを適宜使い分けている)ので、消費電流の一番大きな昇圧回路2の使用頻度が本実施例の半導体記憶装置70よりも増大する。したがって、比較例の半導体記憶装置80では、平均消費電流が本実施例の半導体記憶装置70よりも増大する。平均消費電流とは、半導体記憶装置全体で消費される消費電流を平均化したものをいう。
次に、レギュレータで発生する内部損失について図6及び図7を参照して説明する。図6はレギュレータの入力電圧と出力電圧の関係を示す図、図7はレギュレータの内部損失を説明する図である。
図6に示すように、比較例の半導体記憶装置80のレギュレータ5aは、電源電圧として昇圧電圧Vppのみ入力され、昇圧電圧Vppを降圧して値の異なる複数の降圧電圧Vreg0、・・・、Vregnを生成している。
一方、本実施例の半導体記憶装置70のレギュレータ5は、降圧電圧が比較的低電圧の期間1の領域では、昇圧電圧Vppよりも低電圧の昇圧電圧Vpgが電源電圧として入力され、昇圧電圧Vpgを降圧して値の異なる複数の降圧電圧Vreg0、・・・、Vregmを生成している。降圧電圧が比較的電圧の高い期間2の領域では、昇圧電圧Vpgよりも電圧の高い昇圧電圧Vppが電源電圧として入力され、昇圧電圧Vppを降圧して、昇圧電圧Vpgよりも電圧の高い、値の異なる複数の降圧電圧Vreg(m+1)、・・・、Vregnを生成している。期間2では、レギュレータ5とレギュレータ5aの入力電圧Vinが同一(昇圧電圧Vpp)である。
ここで、降圧シリーズレギュレータの内部損失Ross、入力電圧Vin、出力電圧Vout、出力電流Ioutの関係は、
Ross=(Vin-Vout)×Iout・・・・・・・・・・式(6)
で表される。内部損失Rossは、例えば熱として放出され半導体記憶装置の温度を上昇させ、値が大きいほど温度上昇は大きくなる。
期間1における、比較例の半導体記憶装置80のレギュレータ5aの内部損失RossAと本実施例の半導体記憶装置70のレギュレータ5の内部損失RossBは、
RossA=(Vpp-Vregi)×Iout・・・・・・・・・・・式(7)
RossB=(Vpg-Vregi)×Iout・・・・・・・・・・・式(8)
と表される。なお、Vregiは、期間1での降圧電圧である。ここではレギュレータ5aとレグレータ5での出力電流を同じ値としている。
昇圧電圧Vppは昇圧電圧Vpgよりも大きいので、図7に示すように、比較例の半導体記憶装置80のレギュレータ5aの内部損失RossAが本実施例の半導体記憶装置70のレギュレータ5の内部損失RossBよりも大きい。このため、本実施例の半導体記憶装置70では、期間1でのレギュレータの内部損失が改善される。レギュレータの内部損失の改善量ΔRossは、
ΔRoss=(Vpp-Vpg)×Iout・・・・・・・・・・・式(9)
で表される。
次に、レギュレータ5で発生した複数の降圧電圧を用いた半導体記憶装置の動作について図8及び図9を参照して説明する。レギュレータ5で生成された図6に示す複数の降圧電圧Vreg0、・・・、Vregm、Vreg(m+1)、・・・、Vregnは、例えば選択ワード線(WL)に供給され、書き換え、書き込み、ステップアップ書き込み、書き込みベリファイ、消去ベリファイ、読み出し等の動作に適用される。ここでは、その一例としてデータ書き換え及びデータ読み出し、ステップアップ書き込みについて説明する。ここでは、説明を簡略化するために選択ワード線(WL)についてのみ述べ、ビット線(BL)、非選択ワード線(WL)、ソース線(SL)、ウェル(Well)などの電圧設定については図示及び説明を省略する。
図8はデータ書き換え及びデータ読み出しの一例を示す図である。ここでは、下位ビットの書き換え及び読み出しをデータ書き換え例1とし、上位ビットの書き換え及び読み出しをデータ書き換え例2としている。
図8に示すように、データ書き換え例1では、下位ビットの“0”書き込みを実行して“11”の情報を“10”に変更する。具体的には、選択ワード線(WL)を0(ゼロ)Vに設定する。次に、選択ワード線(WL)を書き込み電圧Vpgmiに設定する。続いて、選択ワード線(WL)を書き込みベリファイ電圧Vvfy10に設定してデータを書き換える。書き換え後の読み出しでは、選択ワード線(WL)を読み出し電圧Vread10に設定してメモリセルトランジスタのデータを読み出す。
データ書き換え例2では、上位ビットの“0”書き込みを実行して“11”の情報を“01”に変更する。具体的には、選択ワード線(WL)を0(ゼロ)Vに設定する。次に、選択ワード線(WL)を書き込み電圧Vpgmiに設定する。続いて、選択ワード線(WL)を書き込みベリファイ電圧Vvfy00に設定する。次に、選択ワード線(WL)を書き込みベリファイ電圧Vvfy01に設定してデータを書き換える。書き換え後の読み出しでは、選択ワード線(WL)を読み出し電圧Vread01に設定してメモリセルトランジスタのデータを読み出す。
図9はステップアップ書き込みを示す図である。図9に示すように、レギュレータ5で生成された複数の降圧電圧Vregを用いてステップアップ書き込みを行う。具体的には、選択ワード線(WL)をパルスの期間T1、パルスの間隔T2、ステップアップ量が0.2Vを有し、0Vから順次昇圧されるステップアップ書き込み電圧である書き込み電圧Vpgmiに設定する。ステップアップ書き込みを用いるとメモリセルトランジスタへの書き込みの精度が向上する。
上述したように、本実施例の半導体記憶装置では、メモリ部1、昇圧回路2乃至4、レギュレータ5、モード制御回路6、レギュレータ制御回路7、スイッチSW1、及びスイッチSW2が設けられる。昇圧回路2乃至4は、電源電圧Vddがそれぞれ入力され、電源電圧Vddを昇圧して、値の異なる昇圧電圧Vpg、昇圧電圧Vdd、及び昇圧電圧Veraをそれぞれ発生する。スイッチSW1は、昇圧電圧Vpgが入力され、イネーブル状態の切り替え信号Ssw1に基づいて昇圧電圧Vpgを通過する。スイッチSW2は昇圧電圧Vppが入力され、イネーブル状態の切り替え信号Ssw2に基づいて昇圧電圧Vppを通過する。レギュレータ5はスイッチSW1或いはスイッチSW2を介して、昇圧電圧Vpg及び昇圧電圧Vpgの内1つが電源電圧として入力され、昇圧電圧を降圧し、値の異なる複数の降圧電圧Vergを生成してメモリ部1に出力する。
このため、レギュレータ5では昇圧電圧Vppと昇圧電圧Vpgとを適宜使い分けているので、消費電流の一番大きな昇圧回路2の使用頻度を低減することができ、半導体記憶装置70での平均消費電流を大幅に抑制することができる。また、レギュレータ5では入力電圧と出力電圧の差を小さくすることができるので、レギュレータ5の内部損失を大幅に改善することができる。
なお、本実施例では、昇圧回路2及び昇圧回路3には、Dickson型チャージポンプ回路を使用しているが、必ずしもこれに限定されるものではない。代わりにDickson型チャージポンプ回路よりも昇圧効率のよい、相補型チャージポンプ回路やブースト・コンバータ回路などを適宜使用してもよい。また、SPST(single pole single throw)スイッチであるスイッチSW1及びSW2を用いているが、代わりにDPST(double pole single throw)スイッチを使用してもよい。
次に、本発明の実施例2に係る半導体集積回路装置である半導体記憶装置について、図面を参照して説明する。図10は半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図、図11はメモリセルのデータと閾値電圧分布の関係を示す図、図12は比較例の半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図である。本実施例では、4つ昇圧回路から入力される値の異なる昇圧電圧をスイッチを用いて降圧レギュレータに適宜選択入力し、降圧レギュレータで複数の降圧電圧を発生してメモリ部に供給している。
図10に示すように、半導体記憶装置90には、メモリ部21、昇圧回路22乃至25、レギュレータ26、モード制御回路27、レギュレータ制御回路28、及びスイッチSW11乃至14が設けられる。半導体記憶装置90は、メモリセルトランジスタに4値(2bit)の情報が記憶されるNANDフラッシュメモリである。ここでは、SPSTスイッチであるスイッチSW11乃至14を設けているが、代わりに4PSTスイッチを設けてもよい。
メモリ部21には、データが格納されるメモリセルがマトリックス状に配置されるメモリセルアレイ31と、メモリセルのアドレスを指定するアドレスレジスタ35と、メモリセルアレイ31のワード線(WL)に接続されるローデコーダ34と、メモリセルアレイ31のビット線(BL)に接続されるカラムデコーダ33と、データの書き換え及び読み出しを行うデータ書き換え及び読み出し回路32とが設けられる。
メモリセルアレイ21に設けられるメモリセルトランジスタは、図11に示すように“11”、“10”、“01”、“00”の4値(2bit)の情報が記憶される。
“11”の情報は、閾値電圧(Vth)が0(ゼロ)よりも小さく、例えば−2.0V以上に分布する。“10”の情報は、閾値電圧(Vth)が読み出し電圧Vread10と読み出し電圧Vread01の間で、且つ書き込みベリファイ電圧Vvfy10以上に分布する。“01”の情報は、閾値電圧(Vth)が読み出し電圧Vread01と読み出し電圧Vread00の間で、且つ書き込みベリファイ電圧Vvfy01以上に分布する。“00”の情報は、閾値電圧(Vth)が読み出し電圧Vread00よりも大きく、且つ書き込みベリファイ電圧Vvfy00以上に分布する。
読み出し電圧Vread10は、例えば0(ゼロ)Vに設定される。読み出し電圧Vread01は、例えば1.0Vに設定される。読み出し電圧Vread00は、例えば2.0Vに設定される。書き込みベリファイ電圧Vvfy10は、例えば0.4Vである。書き込みベリファイ電圧Vvfy01は、例えば1.4Vである。書き込みベリファイ電圧Vvfy00は、例えば2.4Vである。
モード制御回路27は、昇圧回路22乃至25をそれぞれ制御する昇圧回路制御信号Secp11乃至14と、動作モード信号Sdm1とを生成する。昇圧回路制御信号Secp11乃至14がイネーブル状態のときにそれぞれ昇圧回路22乃至25が動作し、昇圧回路制御信号Secp11乃至14がディセーブル状態のときにそれぞれ昇圧回路22乃至25がオフする。
昇圧回路22は、半導体記憶装置90に供給される電源電圧Vddを入力電圧として入力し、昇圧回路制御信号Secp11がイネーブル状態のときに電源電圧Vddを昇圧した昇圧電圧Vcp1を生成し、昇圧回路制御信号Secp11がディセーブル状態のときに動作を停止する。ここで、電源電圧Vddは、例えば1.8Vから3.3Vの範囲の値、例えば1.8Vに設定される。電源電圧Vddを半導体記憶装置90の外部から供給しているが、代わりに半導体記憶装置90の内部で発生したものを使用してもよい。
昇圧回路23は、電源電圧Vddを入力電圧として入力し、昇圧回路制御信号Secp12がイネーブル状態のときに電源電圧Vddを昇圧した昇圧電圧Vcp2を生成し、昇圧回路制御信号Secp12がディセーブル状態のときに動作を停止する。
昇圧回路24は、電源電圧Vddを入力電圧として入力し、昇圧回路制御信号Secp13がイネーブル状態のときに電源電圧Vddを昇圧した昇圧電圧Vcp3を生成し、昇圧回路制御信号Secp13がディセーブル状態のときに動作を停止する。
昇圧回路25は、電源電圧Vddを入力電圧として入力し、昇圧回路制御信号Secp14がイネーブル状態のときに電源電圧Vddを昇圧した昇圧電圧Vcp4を生成し、昇圧回路制御信号Secp14がディセーブル状態のときに動作を停止する。
昇圧回路22乃至25は、チャージポンプ回路である。昇圧回路22から出力され、メモリセル部21に入力される昇圧電圧Vcp1は、書き込みなどに使用され、例えば20Vに設定される(選択ワード(WL)線の設定)。昇圧回路23から出力され、メモリセル部21に入力される昇圧電圧Vcp2は、書き込みなどに使用され、例えば12Vに設定される(非選択ワード(WL)線の設定)。昇圧回路24から出力され、メモリセル部21に入力される昇圧電圧Vcp3は、読み出し動作などに使用され、例えば8Vに設定される。メモリセル部21に入力される昇圧電圧Vcp4は、ベリファイ動作などに使用され、例えば4Vに設定される。
ここでは、NANDフラッシュメモリのメモリセルに設けられるビット線(BL)側の選択トランジスタS1とソース線(SL)側の選択トランジスタS2を制御する制御信号の電位設定用に使用される昇圧回路、消去用に使用される昇圧回路については図示及び説明を省略する。
昇圧回路22から出力される昇圧電圧Vcp1は、スイッチSW11に出力される。昇圧回路23から出力される昇圧電圧Vcp2は、スイッチSW12に出力される。昇圧回路24から出力される昇圧電圧Vcp3は、スイッチSW13に出力される。昇圧回路25から出力される昇圧電圧Vcp4は、スイッチSW14に出力される。昇圧回路22乃至昇圧回路25は、Dickson型チャージポンプ回路である。昇圧回路22乃至昇圧回路25は、転送段数が異なり、昇圧回路22の転送段数が一番多い。
レギュレータ制御回路28は、モード制御回路27から出力される動作モード信号Sdm1が入力される。レギュレータ制御回路28は、動作モード信号Sdm1に基づいて、切り替え信号Ssw11乃至14、レギュレータ制御信号Srs11、及びレギュレータ出力電圧制御信号Srs12を生成する。
スイッチSW11は、昇圧電圧Vcp1が入力され、切り替え信号Ssw11がイネーブル状態のときにオンして昇圧電圧Vcp1を通過させ、切り替え信号Ssw11がディセーブル状態のときにオフして昇圧電圧Vcp1を遮断する。
スイッチSW12は、昇圧電圧Vcp2が入力され、切り替え信号Ssw12がイネーブル状態のときにオンして昇圧電圧Vcp2を通過させ、切り替え信号Ssw12がディセーブル状態のときにオフして昇圧電圧Vcp2を遮断する。
スイッチSW13は、昇圧電圧Vcp3が入力され、切り替え信号Ssw13がイネーブル状態のときにオンして昇圧電圧Vcp3を通過させ、切り替え信号Ssw13がディセーブル状態のときにオフして昇圧電圧Vcp3を遮断する。
スイッチSW14は、昇圧電圧Vcp4が入力され、切り替え信号Ssw14がイネーブル状態のときにオンして昇圧電圧Vcp4を通過させ、切り替え信号Ssw14がディセーブル状態のときにオフして昇圧電圧Vcp4を遮断する。
ここで、イネーブル状態の切り替え信号Ssw1乃至4は、互いにオーバーラップしない。つまり、スイッチSW11がオンしたとき(このとき、スイッチSW12乃至14はオフ)、昇圧電圧Vcp1がレギュレータ26に電源電圧として供給される。スイッチSW12がオンしたとき(このとき、スイッチSW11、スイッチSW13、スイッチSW14はオフ)、昇圧電圧Vcp2がレギュレータ26に電源電圧として供給される。スイッチSW13がオンしたとき(このとき、スイッチSW11、スイッチSW12、スイッチSW14はオフ)、昇圧電圧Vcp3がレギュレータ26に電源電圧として供給される。スイッチSW14がオンしたとき(このとき、スイッチSW11乃至13はオフ)、昇圧電圧Vcp4がレギュレータ26に電源電圧として供給される。
レギュレータ26は、レギュレータ制御信号Srs11及びレギュレータ出力電圧制御信号Srs12が入力され、昇圧電圧Vcp1乃至4の内1つが電源電圧として供給される。レギュレータ26は、レギュレータ制御信号Srs11及びレギュレータ出力電圧制御信号Srs12に基づいて、昇圧電圧を降圧して、値の異なる昇圧電圧よりも低電圧な複数の降圧電圧Vregを生成して、メモリ部21の、例えば選択ワード線(WL)に供給する。
レギュレータ26は、実施例1のレギュレータ5と同様な回路構成で、可変抵抗部を有するシリーズレギュレータである。複数の降圧電圧Vregは、例えば書き換え、書き込み、ステップアップ書き込み、書き込みベリファイ、消去ベリファイ、読み出し等の動作に適用される。
図12に示すように、比較例の半導体記憶装置100には、メモリ部21、昇圧回路22乃至25、レギュレータ26a、モード制御回路27a、及びレギュレータ制御回路28aが設けられる。半導体記憶装置100は、メモリセルトランジスタに4値(2bit)の情報が記憶されるNANDフラッシュメモリである。ここでは、本実施例の半導体記憶装置90と異なる部分について説明する。
モード制御回路27aは、昇圧回路22乃至25をそれぞれ制御する昇圧回路制御信号Secp11a、昇圧回路制御信号Secp12a、昇圧回路制御信号Secp13a、昇圧回路制御信号Secp14a、及び動作モード信号Sdm1aを生成する。昇圧回路制御信号Secp11a、昇圧回路制御信号Secp12a、昇圧回路制御信号Secp13a、及び昇圧回路制御信号Secp14aがイネーブル状態のときにそれぞれ昇圧回路22乃至25が動作し、昇圧回路制御信号Secp11a、昇圧回路制御信号Secp12a、昇圧回路制御信号Secp13a、及び昇圧回路制御信号Secp14aがディセーブル状態のときにそれぞれ昇圧回路22乃至25がオフする。
昇圧回路22は、半導体記憶装置100に供給される電源電圧Vddを入力電圧として入力し、昇圧回路制御信号Secp11aがイネーブル状態のときに電源電圧Vddを昇圧した昇圧電圧Vcp1を生成してメモリ部21及びレギュレータ26aに出力し、昇圧回路制御信号Secp11aがディセーブル状態のときに動作を停止する。
昇圧回路23は、電源電圧Vddを入力電圧として入力し、昇圧回路制御信号Secp12aがイネーブル状態のときに電源電圧Vddを昇圧した昇圧電圧Vcp2を生成してメモリ部21に出力し、昇圧回路制御信号Secp12aがディセーブル状態のときに動作を停止する。
昇圧回路24は、電源電圧Vddを入力電圧として入力し、昇圧回路制御信号Secp13aがイネーブル状態のときに電源電圧Vddを昇圧した昇圧電圧Vcp3を生成してメモリ部21に出力し、昇圧回路制御信号Secp13aがディセーブル状態のときに動作を停止する。
昇圧回路25は、電源電圧Vddを入力電圧として入力し、昇圧回路制御信号Secp14aがイネーブル状態のときに電源電圧Vddを昇圧した昇圧電圧Vcp4を生成してメモリ部21に出力し、昇圧回路制御信号Secp14aがディセーブル状態のときに動作を停止する。
レギュレータ制御回路28aは、モード制御回路27aから出力される動作モード信号Sdm1aが入力される。レギュレータ制御回路28aは、動作モード信号Sdm1aに基づいて、レギュレータ制御信号Srs11a及びレギュレータ出力電圧制御信号Srs12aを生成する。
レギュレータ26aは、レギュレータ制御信号Srs11a及びレギュレータ出力電圧制御信号Srs12aが入力され、昇圧電圧Vcp1が電源電圧として供給される。レギュレータ26aは、レギュレータ制御信号Srs11a及びレギュレータ出力電圧制御信号Srs12aに基づいて、昇圧電圧Vcp1を降圧して、値の異なる昇圧電圧よりも低電圧な複数の降圧電圧Vregを生成して、メモリ部21の、例えば選択ワード線(WL)に供給する。レギュレータ26aは、レギュレータ26と同様な回路構成で、可変抵抗部を有するシリーズレギュレータである。
このため、比較例の半導体記憶装置100では、昇圧電圧Vcp1がメモリ部21の書き込み動作などに使用されるばかりでなく、レギュレータ26aの電源電圧にも使用される(本実施例の半導体記憶装置90では、昇圧電圧Vcp1乃至4の内1つを適宜使い分けている)ので、消費電流の一番大きな昇圧回路22の使用頻度が本実施例の半導体記憶装置90よりも増大する。したがって、比較例の半導体記憶装置100では、平均消費電流が本実施例の半導体記憶装置90よりも増大する。
次に、レギュレータで発生する内部損失について図13及び図14を参照して説明する。図13はレギュレータの入力電圧と出力電圧の関係を示す図、図14はレギュレータの内部損失を説明する図である。
図13に示すように、比較例の半導体記憶装置100のレギュレータ26aは、電源電圧として昇圧電圧Vcp1のみ入力され、昇圧電圧Vcp1を降圧して値の異なる複数の降圧電圧Vreg0、・・・、Vregnを生成している。
一方、本実施例の半導体記憶装置90のレギュレータ26は、降圧電圧が比較的低電圧の期間Aの領域では、昇圧電圧Vcp1よりも低電圧で、且つ一番低い電圧の昇圧電圧Vcp4が電源電圧として入力され、昇圧電圧Vcp4を降圧して値の異なる複数の降圧電圧Vreg0、・・・、Vregfを生成している。
降圧電圧が期間Aよりも比較的電圧の高い期間Bの領域では、昇圧電圧Vcp4よりも電圧の高い昇圧電圧Vcp3が電源電圧として入力され、昇圧電圧Vcp3を降圧して、昇圧電圧Vcp4よりも電圧の高い、値の異なる複数の降圧電圧Vreg(f+1)、・・・、Vregkを生成している。
降圧電圧が期間Bよりも比較的電圧の高い期間Cの領域では、昇圧電圧Vcp3よりも電圧の高い昇圧電圧Vcp2が電源電圧として入力され、昇圧電圧Vcp2を降圧して、昇圧電圧Vcp3よりも電圧の高い、値の異なる複数の降圧電圧Vreg(k+1)、・・・、Vregmを生成している。期間Dでは、レギュレータ26とレギュレータ26aの入力電圧Vinが同一(昇圧電圧Vcp1)である。
ここで、期間Aでの本実施例の半導体記憶装置90のレギュレータ26の内部損失Ross11、期間Aでの比較例の半導体記憶装置100のレギュレータ26aの内部損失Ross11a、期間Bでの本実施例の半導体記憶装置90のレギュレータ26の内部損失Ross12、期間Bでの比較例の半導体記憶装置100のレギュレータ26aの内部損失Ross12a、期間Cでの本実施例の半導体記憶装置90のレギュレータ26の内部損失Ross13、期間Cでの比較例の半導体記憶装置100のレギュレータ26aの内部損失Ross13aは、それぞれ、
Ross11=(Vcp4-Vregi)×Iout1・・・・・・・・式(10)
Ross11a=(Vcp1-Vregi)×Iout1・・・・・・・・式(11)
Ross12=(Vcp3-Vregi)×Iout2・・・・・・・・式(12)
Ross12a=(Vcp1-Vregi)×Iout2・・・・・・・・式(13)
Ross13=(Vcp2-Vregi)×Iout3・・・・・・・・式(14)
Ross13a=(Vcp1-Vregi)×Iout3・・・・・・・・式(15)
で表される。なお、Iout1乃至3は出力電流である。
このため、Iout1乃至3が同じ値であれば図14に示すように、期間Aにおける本発明でのレギュレータの内部損失の改善量ΔRoss11、期間Bにおける本発明でのレギュレータの内部損失の改善量ΔRoss12、期間Cにおけるレギュレータの内部損失の改善量ΔRoss13は、それぞれ
ΔRoss11=(Vcp1-Vcp4)×Iout・・・・・・・・・式(16)
ΔRoss12=(Vcp1-Vcp3)×Iout・・・・・・・・・式(17)
ΔRoss13=(Vcp1-Vcp2)×Iout・・・・・・・・・式(18)
ΔRoss11>ΔRoss12>ΔRoss13・・・・・・・・式(20)
で表される。
なお、レギュレータ26で発生した複数の降圧電圧を用いた半導体記憶装置90での書き換え、書き込み、ステップアップ書き込み、書き込みベリファイ、消去ベリファイ、読み出し等の動作については、図示及び説明を省略する。
上述したように、本実施例の半導体記憶装置では、メモリ部21、昇圧回路22乃至25、レギュレータ26、モード制御回路27、レギュレータ制御回路28、及びスイッチSW11乃至14が設けられる。昇圧回路22乃至25は、電源電圧Vddがそれぞれ入力され、電源電圧Vddを昇圧して、値の異なる昇圧電圧Vcp1、昇圧電圧Vcp2、昇圧電圧Vcp3、昇圧電圧Vcp4をそれぞれ発生する。スイッチSW11は、昇圧電圧Vcp1が入力され、イネーブル状態の切り替え信号Ssw11に基づいて昇圧電圧Vcp1を通過する。スイッチSW12は昇圧電圧Vcp2が入力され、イネーブル状態の切り替え信号Ssw12に基づいて昇圧電圧Vcp2を通過する。スイッチSW13は、昇圧電圧Vcp3が入力され、イネーブル状態の切り替え信号Ssw13に基づいて昇圧電圧Vcp3を通過する。スイッチSW14は昇圧電圧Vcp4が入力され、イネーブル状態の切り替え信号Ssw14に基づいて昇圧電圧Vcp4を通過する。レギュレータ26はスイッチSW11乃至14のいずれか1つを介して、昇圧電圧Vcp1乃至4の内1つが電源電圧として入力され、昇圧電圧を降圧し、値の異なる複数の降圧電圧Vergを生成してメモリ部21に出力する。
このため、レギュレータ26では昇圧電圧Vcp1乃至4の内1つを適宜使い分けているので、消費電流の一番大きな昇圧回路22の使用頻度を低減することができ、半導体記憶装置90での平均消費電流を大幅に抑制することができる。また、レギュレータ26では入力電圧と出力電圧の差を小さくすることができるので、レギュレータ26の内部損失を大幅に改善することができる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々、変更してもよい。
実施例では4値(2bit)記憶の場合に適用したが、8値(3bit)記憶、16値(4bit)記憶、或いは2値(1bit)記憶の場合にも適用することができる。実施例1ではNORフラッシュメモリに適用し、実施例2ではNANDフラッシュメモリに適用しているがMRAM(magnetic random access memory)、PRAM(phase-change random access memory)、ReRAM(resistance random access memory)、或いはFeRAM(ferroelectric random access memory)などにも適用することができる。実施例2ではレギュレータ26で生成された複数の降圧電圧を選択WLに供給しているが、複数の昇圧電圧を入力してBLの電圧設定用の複数の降圧電圧を生成するレギュレータを別途設けてもよい。また、複数の昇圧電圧を入力して非選択WLの電圧設定用の複数の降圧電圧を生成するレギュレータを別途設けてもよい。また、半導体記憶装置に限らず、レギュレータを有する種々の半導体集積回路装置に適用することが可能である。
本発明は、以下の付記に記載されているような構成が考えられる。
(付記1) 入力電圧が入力され、前記入力電圧を昇圧して、値の異なる昇圧電圧をそれぞれ発生し、MOSトランジスタとコンデンサから構成されるn個(ただし、nは2以上の整数)のチャージポンプ回路と、前記n個のチャージポンプ回路から出力される昇圧電圧の内いずれか1つが入力され、イネーブル状態の切り替え信号に基づいて昇圧電圧をそれぞれ通過し、ディセーブル状態の切り替え信号で昇圧電圧を遮断し、イネーブル状態の期間がオーバーラップしないn個のスイッチと、前記n個のスイッチから出力される昇圧電圧の内いずれか1つが電源電圧として入力され、可変抵抗部を用いて昇圧電圧を降圧し、前記昇圧電圧とそれよりも低い次の昇圧電圧の間の値の異なる複数の降圧電圧を生成し、或いは一番低い昇圧電圧の場合、接地電位以上の値の異なる複数の降圧電圧を生成するシリーズレギュレータと、n種類の前記切り替え信号を生成し、前記レギュレータのオン・オフを制御するレギュレータ制御信号を生成し、前記レギュレータで生成する複数の降圧電圧の値を設定するレギュレータ出力電圧制御信号を生成するレギュレータ制御回路と、前記n個の昇圧回路でそれぞれ生成される昇圧電圧と前記レギュレータで生成される複数の降圧電圧とが入力され、書き込み、読み出し、及び消去動作が行われるメモリ部とを具備する半導体集積回路装置。
(付記2) メモリ部には、データが格納されるメモリセルアレイと、メモリセルのアドレスを指定するアドレスレジスタと、前記メモリセルアレイのワード線に接続されるローデコーダと、前記メモリセルアレイのビット線に接続されるカラムコーダと、データの書き換え及び読み出しを行うデータ書き換え及び読み出し回路とを有する付記1に記載の半導体集積回路装置。
(付記3) 前記メモリセル部のメモリセルトランジスタには、2ビット以上の情報が記憶される付記1又は2に記載の半導体集積回路装置。
1、21 メモリ部
2〜4、22〜25 昇圧回路
5、5a、26、26a レギュレータ
6、6a、27、27a モード制御回路
7、7a、28、28a レギュレータ制御回路
11、31 メモリセルアレイ
12、32 データ書き換え及び読み出し回路
13、33 カラムデコーダ
14、34 ローデコーダ
15、35 アドレスレジスタ
51、52 コンパレータ
53 可変抵抗部
70、80、90、100 半導体記憶装置
C1、Cout コンデンサ
INV1〜3 インバータ
N1〜3 ノード
QN1、QN2、QN11 Nch MOSトランジスタ
QP1〜3 Pch MOSトランジスタ
R1、Ra、Rn 抵抗
Sa、Sb 制御信号
Secp1〜3、Secpi、Secp1a、Secp2a、Secp11〜14、Secp11a〜14a 昇圧回路制御信号
Sdm、Sdma、Sdm1、Sdm1a 動作モード信号
Srs1、Srs1a、Srs11、Srs11a レギュレータ制御信号
Srs2、Srs2a、Srs12、Srs12a レギュレータ出力電圧制御信号
Ssw1、Ssw2、Ssw11〜14 切り替え信号
SW1、SW2、Ssw11〜14 スイッチ
Vdd 電源電圧
Vpg、Vpp、Vera、Ccp1〜4 昇圧電圧
Vread10、Vread01、Vread00 読み出し電圧
Vref 基準電圧
Vvfy10、Vvfy01、Vvfy00 書き込みベリファイ電圧
Vreg 降圧電圧
Vss 接地電位

Claims (5)

  1. 入力電圧が入力され、前記入力電圧を昇圧して、値の異なる昇圧電圧をそれぞれ発生するn個(ただし、nは2以上の整数)の昇圧回路と、
    前記n個の昇圧回路から出力される昇圧電圧の内いずれか1つが入力され、イネーブル状態の切り替え信号に基づいて昇圧電圧をそれぞれ通過し、ディセーブル状態の切り替え信号で昇圧電圧を遮断し、イネーブル状態の期間が互いにオーバーラップしないn個のスイッチと、
    前記n個のスイッチから出力される昇圧電圧の内いずれか1つが電源電圧として入力され、昇圧電圧を降圧し、前記昇圧電圧とそれよりも低い次の昇圧電圧の間の降圧電圧を生成し、或いは一番低い昇圧電圧の場合、接地電位以上の値の降圧電圧を生成するレギュレータと、
    を具備することを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 入力電圧が入力され、前記入力電圧を昇圧して、値の異なる昇圧電圧をそれぞれ発生するn個(ただし、nは2以上の整数)の昇圧回路と、
    前記n個の昇圧回路から出力される昇圧電圧の内いずれか1つが入力され、イネーブル状態の切り替え信号に基づいて昇圧電圧をそれぞれ通過し、ディセーブル状態の切り替え信号で昇圧電圧を遮断し、イネーブル状態の期間が互いにオーバーラップしないn個のスイッチと、
    前記n個のスイッチから出力される昇圧電圧の内いずれか1つが電源電圧として入力され、昇圧電圧を降圧し、前記昇圧電圧とそれよりも低い次の昇圧電圧の間の値の異なる複数の降圧電圧を生成し、或いは一番低い昇圧電圧の場合、接地電位以上の値の異なる複数の降圧電圧を生成するレギュレータと、
    n種類の前記切り替え信号を生成し、前記レギュレータのオン・オフを制御するレギュレータ制御信号を生成し、前記レギュレータで生成する複数の降圧電圧の値を設定するレギュレータ出力電圧制御信号を生成するレギュレータ制御回路と、
    前記n個の昇圧回路でそれぞれ生成される昇圧電圧と前記レギュレータで生成される複数の降圧電圧とが入力され、書き込み、読み出し、及び消去動作が行われるメモリ部と、
    を具備することを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 前記レギュレータから出力される複数の降圧電圧は、前記メモリ部の選択ワード線に供給されることを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記レギュレータから出力される複数の降圧電圧は、書き換え、書き込み、ステップアップ書き込み、書き込みベリファイ、読み出し、及び消去ベリファイの少なくとも1つの動作に適用されることを特徴とする請求項2或いは3に記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記メモリ部に設けられるメモリセルは、NORフラッシュメモリ、NANDフラッシュメモリ、MRAM、PRAM、ReRAM、或いはFeRAMから構成されることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置。
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