JP5745136B1 - 不揮発性半導体記憶装置とその書き込み方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置とその書き込み方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より小さい回路規模でプログラム・ディスターブを回避するためのプログラム電圧をフレキシブルに設定して書き込む。【解決手段】ワード線を指定して所定の電圧を不揮発性のメモリセルに印加することによりデータの書き込みを行う不揮発性半導体記憶装置において、ワード線指定コマンドと、電圧源指定データとを含む、データの書き込みためのプログラムコードを実行して制御データを発生して出力する制御プロセッサと、制御データをデコードして、ワード線指定コマンドの制御信号と、電圧源指定データの制御信号を発生する書き込みコントローラと、データの書き込みのための複数の電圧を発生する電圧発生回路と、ワード線指定コマンドの制御信号と、電圧源指定データの制御信号とに基づいて、複数の電圧のうちの電圧源指定データに対応する電圧を選択してワード線指定コマンドに対応するワード線に対して出力するスイッチ回路とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、例えばフラッシュメモリなどの電気的書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置(EEPROM)とその書き込み方法に関する。
ビット線とソース線との間に複数のメモリセルトランジスタ(以下、メモリセルという)を直列に接続してNANDストリングを構成し、高集積化を実現したNAND型不揮発性半導体記憶装置が知られている(例えば、特許文献1〜4参照。)。
一般的なNAND型不揮発性半導体記憶装置において、消去は、半導体基板に例えば20Vの高電圧を印加し、ワード線に0Vを印加する。これにより、例えばポリシリコンなどからなる電荷蓄積層であるフローティングゲートより電子を引き抜いて、しきい値を消去しきい値(例えば、−3V)よりも低くする。一方、書き込み(プログラム)においては、半導体基板に0Vを与え、制御ゲートに例えば20Vの高電圧を印加する。これにより、半導体基板よりフローティングゲートに電子を注入することにより、しきい値を書き込みしきい値(例えば、1V)よりも高くする。これらのしきい値をとるメモリセルは、書き込みしきい値と読み出ししきい値の間の読み出し電圧(例えば、0V)を制御ゲートに印加することにより、そのメモリセルに電流が流れるか否かにより、その状態を判断することができる。そして、この書き込みは上記NANDストリング内に直列接続されたメモリセルのうちの選択されたメモリセルに対して行われるが、非選択メモリセルについてはそれらのワード線にパス電圧(例えば8V)が印加される。
以上のように構成された不揮発性半導体記憶装置において、書き込み対象であるメモリセルにプログラム動作により書き込みを行うと、メモリセルトランジスタのフローティングゲートに電荷が注入されしきい値電圧が上昇する。これにより、ゲートにしきい値以下の電圧を印加しても電流が流れなくなり、データ「0」を書き込んだ状態が達成される。一般に、消去状態のメモリセルのしきい値電圧や書き込み特性にはバラツキがある。従って、所定の書き込み電圧を印加してプログラム動作を実行し、しきい値電圧がベリファイレベル以上になるようにベリファイすると、書き込み後のメモリセルのしきい値電圧はベリファイレベル以上である程度分布を有するものとなる。
メモリセルを異なるしきい値電圧に設定することで多値を表現する多値メモリセルの不揮発性半導体記憶装置の場合には、しきい値電圧が広い分布を有すると、隣り合うレベル値の間の間隔が狭くなり確実なデータ記録を実行することが困難になる。この問題点を解決するために、特許文献5においては、メモリセルに複数の異なるしきい値を設定することにより多値を記録する不揮発性のメモリコア回路と、上記メモリコア回路への書き込みを制御する制御回路を含み、上記制御回路は、ある1つのしきい値にメモリセルをプログラムする際に上記1つのしきい値に設定されるメモリセル及び上記1つのしきい値より高いしきい値に設定されるメモリセルを上記1つのしきい値にプログラムし、上記複数の異なるしきい値の低い方のしきい値から順番にプログラム(書き込み)することを特徴としている。
ところで、不揮発性半導体記憶装置をプログラムするときに、プログラム・ディスターブという現象が発生する。これは、プログラム動作によってしきい電圧が上昇してしまう不良モードであって、同一のワード線(制御ゲート)に対してプログラムを繰り返すことにより発生し、ワード線を共有する非選択のメモリセルおよび書き込まないメモリセルで、プログラムの高電圧のためにしきい値電圧が上昇してしまう現象である。また、書き込みで選択されたNANDストリングの非選択ワード線のパス電圧によっても、しきい値電圧が上昇する。またさらに、近年の微細化されたNANDストリングにおいては、上記の選択ワード線に印加されるプログラム電圧と非選択ワード線に印加されるパス電圧によりブーストされたチャネル電圧に起因するホットキャリヤー電子によりしきい値電圧が上昇する現象も観測されている。
特開平9−147582号公報 特開2000−285692号公報 特開2003−346485号公報 特開2001−028575号公報 特開2001−325796号公報 米国特許出願公開第2011−0167206号明細書 米国特許出願公開第2012−0106250号明細書 特開2011−150746号公報
上記プログラム・ディスターブを回避するためには、プログラム動作時において、例えばNAND型フラッシュメモリの非選択ワード線に、当該非選択ワード線からの位置に対応した所定のパス電圧を印加される。しかし、最近の高密度のNAND型フラッシュメモリでは、以前よりもプログラム・ディスターブが容易に発生し、回避のためにはより複雑なパス電圧パターンが必要とされるという問題点があった。
例えば特許文献6では、CPU制御によりプログラム・ディスターブを回避するように書き込み電圧を制御しているが、各ワード線に対してどのように印加電圧を割り当てるかについては開示も示唆もない。
また、例えば特許文献7では、ISPP(Increment Step Pulse Program)法を用いてプログラムするときの電圧発生装置について記載しているが、ロジック回路を用いて構成しているために、上記プログラム・ディスターブを回避するための印加電圧の発生を柔軟に発生することができないという問題点があった。
さらに、特許文献8では、固定されたロジック及びアナログ回路を用いて書き込み電圧を割り当てる回路を構成しているが、印加するパス電圧の種類数が増大した場合に当該ロジック及びアナログ回路はより複雑になり、回路規模が大幅に増大するという問題点があった。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、従来技術に比較して小さい回路規模で、ワード線電圧設定時の上記ディスターブを回避するためのプログラム電圧およびパス電圧をフレキシブルに設定して書き込むことができる不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法を提供することにある。なお、以降の文章においては、プログラム・ディスターブは上記の3種類のディスターブを総称し、プログラム電圧はプログラム電圧とパス電圧を総称するものとする。
第1の発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、ワード線を指定して所定の電圧を不揮発性のメモリセルに印加することによりデータの書き込みを行う不揮発性半導体記憶装置であって、
ワード線指定コマンドと、電圧源指定コードとを含む、データの書き込みためのプログラムコードを実行して制御データを発生して出力する制御プロセッサと、
上記制御データをデコードして、上記ワード線指定コマンドの制御信号と、上記電圧源指定コードの制御信号を発生する書き込みコントローラと、
データの書き込みのための複数の電圧を発生する電圧発生回路と、
上記ワード線指定コマンドの制御信号と、上記電圧源指定コードの制御信号とに基づいて、上記複数の電圧のうちの上記電圧源指定コードに対応する電圧を選択して、選択した電圧を上記ワード線指定コマンドに対応するワード線に対して出力するスイッチ回路とを備えることを特徴とする。
上記不揮発性半導体記憶装置において、上記プログラムコード、制御プロセッサ、書き込みコントローラ、電圧発生回路およびスイッチ回路を書き込みの他の読み出し又は消去の動作にも拡張して適用することを特徴とする。
また、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記スイッチ回路は、
複数のワード線に対応してそれぞれ設けられ、上記ワード線指定コマンドの制御信号に応じて上記電圧源指定データを記憶する複数のレジスタと、
上記複数のレジスタに対応してそれぞれ設けられ、上記電圧発生回路からの複数の電圧のうち、対応するレジスタからの制御信号に基づいて動作し、上記電圧源指定コードに対応する電圧を選択して出力する複数のスイッチとを備えることを特徴とする。
さらに、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記プログラムコードを格納して上記制御プロセッサに出力するROMをさらに備えることを特徴とする。
またさらに、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記プログラムコードは上記メモリセルの所定の領域に格納されて上記制御プロセッサに読み出されることを特徴とする。
また、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記プログラムコードは外部装置から上記制御プロセッサに入力されることを特徴とする。
さらに、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記プログラムコードを格納して上記制御プロセッサに出力するSRAMをさらに備えることを特徴とする。
またさらに、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記プログラムコードは、
(1)電圧を設定することを命令するアセンブリコードと、
(2)選択すべき1本又は複数本のワード線を指定するワード線指定コマンドと、
(3)上記選択すべきワード線に印加すべき電圧源を指定する電圧源指定データと
を含むことを特徴とする。
また、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記ワード線指定コマンドは、選択ワード線に対する相対アドレス又は絶対アドレスでワード線を指定することを特徴とする。
さらに、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記電圧源指定データは、以前に設定された電圧からの相対電圧又は実電圧で上記印加すべき電圧源の電圧を指定することを特徴とする。
第2の発明に係る不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法は、ワード線を指定して所定の電圧を不揮発性のメモリセルに印加することによりデータの書き込みを行う不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法であって、
制御プロセッサが、ワード線指定コマンドと、電圧源指定コードとを含む、データの書き込みためのプログラムコードを実行して制御データを発生して出力するステップと、
書き込みコントローラが、上記制御データをデコードして、上記ワード線指定コマンドの制御信号と、上記電圧源指定コードの制御信号を発生する書き込みコントローラと、
データの書き込みのための複数の電圧を発生するステップと、
スイッチ回路が、上記ワード線指定コマンドの制御信号と、上記電圧源指定コードの制御信号とに基づいて、上記複数の電圧のうちの上記電圧源指定コードに対応する電圧を選択して、選択した電圧を上記ワード線指定コマンドに対応するワード線に対して出力するステップとを含むことを特徴とする。
本発明に係る不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法によれば、CPU及び書き込みコントローラを内蔵してデータの書き込みを行うように構成したので、従来技術に比較して小さい回路規模で、プログラム・ディスターブを回避するためのプログラム電圧をフレキシブルに設定して書き込むことができる。また、従来はマスクを改訂してウェハプロセスを経てはじめて評価できたようなことが、例えばメモリテスターからプログラムコード(ソフトウェア)を入力することによってプログラム電圧の電圧種類やシーケンスの変更を行う事ができるので、コスト削減に限らず開発時間の大幅な短縮を実現できる。
本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMのメモリセルアレイ2の構造を示す概略回路図である。 図1のメモリセルアレイ2の構造とその周辺回路を示す概略ブロック図である。 図1のNAND型フラッシュEEPROMの全体構成を示すブロック図である。 図3のNAND型フラッシュEEPROMにおいてワード線とグローバルワード線(GWL)との関係を示す回路図である。 図3のグローバルワード線(GWL)スイッチ回路40の構成を示すブロック図である。 図3のNAND型フラッシュEEPROMのワード線電圧設定時などのワード線電圧制御のCPU命令構造を示す図である。 (a)は図3のNAND型フラッシュEEPROMのワード線電圧設定時に用いるプログラムコードを示す図であり、(b)は(a)のプログラムコードをコンパイラしたときのROM21内のコードを示す図である。 図3のNAND型フラッシュEEPROMのワード線電圧設定時に用いるROM21内の電圧源指定データと、プログラムコード内の電圧源指定データ(名称)との関係を示す表である。 図3のNAND型フラッシュEEPROMのワード線電圧設定時に用いるワード線指定コマンドと、そのコード及び意義を示す表である。 図3のGWLスイッチ回路40の単位回路40aの詳細構成を示すブロック図である。 図3のGWL電圧コントローラ30の構成を示すブロック図である。 図11のシフト回路33及びワード線デコーダ回路35の構成を示すブロック図である。 図11のMCODEデコーダ回路35の構成を示すブロック図である。 図11のWE信号発生回路34の構成を示すブロック図である。 図3のNAND型フラッシュEEPROMのワード線電圧設定時の指令コマンドの一例を示す図である。 図15の指令コマンドを実行したときのタイミングチャートである。 図3のNAND型フラッシュEEPROMにおいてワード線指定コマンドで設定可能な組み合わせでのワード線電圧の割り当てセット例を示す図である。 図17のワード線電圧割り当てセット例とは異なる一例に、異なる電圧源を割り付けた3例を示す図である。 図3のNAND型フラッシュEEPROMにおいて選択ワード線を変化させたときのワード線電圧の割り当てセット例である。 図3のNAND型フラッシュEEPROMにおいて読み出し及び消去動作のときのワード線電圧の割り当てセット例である。 図3のNAND型フラッシュEEPROMにおいて読み出し動作のときのワード線電圧の割り当てセットに電圧源を割り付けた例である。 変形例に係るNAND型フラッシュEEPROMの全体構成を示すブロック図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。
実施形態.
図1は本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMのメモリセルアレイ2の構造を示す概略回路図である。また、図2は図1のメモリセルアレイ2の構造とその周辺回路を示す概略ブロック図である。
図1を参照すると、NANDフラッシュメモリアレイ2は、複数のワード線WL0〜WLxと、2本のダミーワード線DWL0,DWL1と、2つの選択されるゲート線SGSL及びSGDLと、複数のグローバルビット線GBL0〜GBLnと、ソース線SLとを含み、x及びnはそれぞれ0以上の整数である。アクティブ領域に係るワード線WL0〜WLx,DWL0,DWL1は、各メモリセルの制御ゲート電極に接続されている。メモリセルを直接に接続して構成される各セルストリングはそれぞれグローバルビット線GBL0〜GBLnの下に配置され、セルストリング1aはグローバルビット線GBL0へ接続され、セルストリング1bはグローバルビット線GBL1へ接続される。すなわち、グローバルビット線GBL0〜GBLnとワード線WL0〜WLx,DWL0,DWL1との交点はそれぞれメモリセルに対応する。この例では、例えば、グローバルビット線GBL0は選択されるビット線であって他のビット線は選択されないビット線であり、ワード線WL2は選択されるワード線であって他のワード線は選択されないワード線である。選択されないビット線と接続されるセルストリングは、禁止セルストリングと呼ぶ。
アクティブ領域に係る2つの選択ゲート線SGDL及びSGSLはそれぞれ、ドレイン側セレクトトランジスタ又はSGDLトランジスタのゲート、及びソース側セレクトトランジスタ又はSGSLトランジスタのゲートとして機能する。
図2を参照すると、NANDメモリアレイ2は複数のブロック12に分割され、個々のグローバルビット線GBL0〜GBLnはグローバルビット線(GBL)スイッチ回路13を介してページバッファ6へ接続される。
図3は図1のNAND型フラッシュEEPROMの全体構成を示すブロック図である。なお、図3においては、NAND型フラッシュEEPROMへのデータのプログラム(書き込み)のための回路を中心に図示し、データの読み出しについては概略図示している。図3において、本実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMは、メモリセルアレイ2と、ロウデコーダ14と、ページバッファ(データ書き換え及び読み出し回路)6と、カラムデコーダ15と、データ入出力バッファ90と、入出力端子91と、データ線92と、データ書き込みや消去、読み出しなどの動作の制御のためのプログラムコードを記憶するROM21と、プログラムコードを実行して制御データを出力するCPU20と、CPU20からの指示信号に基づいてグローバルワード線(GWL)スイッチ回路40及びページバッファ6の動作を制御するGWL電圧コントローラ30と、各種の電圧を発生する電圧発生回路50と、GWL電圧コントローラ30からの制御信号に基づいて電圧発生回路50からの各電圧を用いてデータ書き込み等のためのGWL電圧を発生してロウデコーダ14に出力するGWLスイッチ回路40と、データの読み出しのためにページバッファ6等を制御する動作シーケンスコントローラ17と、選択アドレスを保持してGWL電圧コントローラ30などに出力するアドレスレジスタ18とを備えて構成される。
メモリセルアレイ2は、図1に示すように、例えばx+1個のスタックト・ゲート構造の電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルを直列接続して各NANDセルユニットNUが構成される。各NANDセルユニットは、ドレイン側が選択ゲートトランジスタを介してグローバルビット線GBL0,GBL1に接続され、ソース側が選択ゲートトランジスタを介して共通ソース線SLに接続される。ロウ方向に並ぶメモリセルの制御ゲートは共通にワード線WLに接続され、各選択ゲートトランジスタのゲート電極はワード線WLと平行して配設される選択ゲート線SGDL,SGSLに接続される。1本のワード線WLにより選択されるメモリセルの範囲が書き込み及び読み出しの単位となる1ページである。1ページ又はその整数倍の範囲の複数のNANDセルユニットNUの範囲がデータ消去の単位である1ブロックとなる。ページバッファ(書き換え及び読み出し回路)6は、ページ単位のデータ書き込み及び読み出しを行うために、ビット線毎に設けられたセンスアンプ回路(SA)及びラッチ(DL)を含み構成される。
図3のメモリセルアレイ2は、簡略化した構成を有し、複数のビット線でページバッファを共有してもよい。この場合は、データ書き込み又は読み出し動作時にページバッファに選択的に接続されるビット線数が1ページの単位となる。また、図2は、1個の入出力端子との間でデータの入出力が行われるセルアレイのブロック12の範囲を示している。メモリセルアレイ2のワード線WL及びグローバルビット線GBLの選択を行うために、それぞれロウデコーダ14及びカラムデコーダ15が設けられている。GWL電圧コントローラ30はGWLスイッチ回路40を制御してデータの書き込みや読み出し時のワード線電圧の制御を行う。動作シーケンスコントローラ17はCPU20からの指示のもとページバッファ6等を制御してデータの読み出しの制御を行う。電圧発生回路50はデータの書き込みや読み出し等に必要な種々の電圧を発生してGWLスイッチ回路40に出力し、GWLスイッチ回路40はGWL電圧コントローラ30からの制御信号に基づいて所定の電圧を発生してロウデコーダ14に出力する。
データ入出力バッファ90は、データの入出力及びアドレス信号及びコマンドの入力に用いられる。すなわち、データ入出力バッファ90及びデータ線92を介して、入出力端子91とページバッファ6の間で書き込みデータ及び読み出しデータの転送が行われる。また、入出力端子91から入力されるアドレス信号は、アドレスレジスタ18に保持され、ロウデコーダ14及びカラムデコーダ15及びGWL電圧コントローラ30に送られてデコードされる。また、入出力端子91からは動作制御のコマンドも入力される。入力されたコマンドは動作シーケンスコントローラ17によりデコードされてページバッファ6及びアドレスレジスタ18等を制御することによりデータの読み出しが制御される。チップイネーブル信号CEB、コマンドラッチイネーブルCLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、書き込みイネーブル信号WEB、読み出しイネーブル信号REB等の制御信号はコントローラ17,30により入力され、動作モードに応じてさらに内部制御信号が発生される。内部制御信号は、データ入出力バッファ90でのデータラッチ、転送等の制御に用いられ、さらにコントローラ17,30に送られて、動作制御が行われる。
ページバッファ6は、2個のレジスタを備え、多値動作の機能とキャッシュの機能を切り換えて実行できるように構成されている。すなわち、1つのメモリセルに1ビットの2値データを記憶する場合に、キャッシュ機能を備え、1つのメモリセルに2ビットの4値データを記憶する場合には、動作タイミング又はアドレスによって制限されるがキャッシュ機能を有効とすることができる。
図4は図3のNAND型フラッシュEEPROMにおいてワード線とグローバルワード線(GWL)との関係を示す回路図である。図4において、2Bはメモリセルブロックであり、ロウデコーダ14からのブロック選択信号により選択される。グローバルワード線電圧は、ロウデコーダ14からのブロック選択信号により制御されるワード線ドライバトランジスタ16を介してメモリセルブロック2B内のメモリセルのグローバルワード線に印加される。ここで、グローバルワード線は、複数のメモリセルブロック2Bの各対応するワード線を集線して構成される。
図5は図3のGWLスイッチ回路40の構成を示すブロック図である。図5において、GWLスイッチ回路40は、64個のスイッチ41−0〜41−63と、レジスタ42−0〜42−63とを備えて構成される。GWL電圧コントローラ30からの電圧源指定データは各レジスタ42−0〜42−63に入力され、ライトイネーブル信号(WE信号)により対応する1つの選択されたレジスタ(42−0〜42−63のうちの1つあるいは複数)が一時的に格納した後、電圧源指定データにより対応するスイッチ(41−0〜41−63のうちの1つ)が入力する電圧を選択されて該当するグローバルワード線に出力される。なお、GWL電圧コントローラ30からのダミーワード線(2本)についても同様にコントロールされるが、ワード線電圧設定の種類は少ない。
図6は図3のNAND型フラッシュEEPROMのワード線電圧設定時のCPU命令(プログラムコード)の構造を示す図である。図6において、CPU命令(プログラムコード)は、以下のものを含む。(1)命令コードであるGWLセットアセンブリコード(例えば、ワード線電圧セット(WLSET))、
(2)ワード線指定コマンド(図9参照)、及び
(3)電圧源指定データ(図8参照)。
図7(a)図3のNAND型フラッシュEEPROMのワード線電圧設定時に用いるプログラムコードの例を示す図であり、図7(b)は図7(a)のプログラムコードをコンパイラしたときのROM21内のオブジェクトコードを示す図である。図6および7から明らかなように、プログラムコードをコンパイルすると、ROM21内では、7ビット、5ビット、4ビットの合計16ビットのコードとなる。このうち後者の9ビットを、ワード線指定コマンド及び電圧源指定データを含む指定コードM2BCODE[8:0]という。図7(a)の例(1)では、選択されたワード線(WLN)に電圧源VWWを接続することを意味する。図7(a)の例(2)では、選択されたワード線より1つ下(N−1)のワード線(NMINUSONE)に電圧源VPASSWADJを接続することを意味する。図7(a)の例(3)では、選択されたワード線より9つ下のWLからWL0までの全部のワード線(SOURCESIDE0)を電圧源VPASSWSに接続するという意味である。なお、ワード線指定コマンドと、電圧源指定データはそれぞれ図9、図8にそれらのリストを示す。
図8は、図3のNAND型フラッシュEEPROMのワード線電圧設定時に用いるROM21内の電圧源指定データと、プログラムコード内の電圧源指定データ(名称)との関係を示す表である。すなわち、図8では、電圧源の種類とそれに対応した電圧源指定データ(アセンブラコード名)と電圧源指定データ(オブジェクトコード)を示す。これら電圧源(一例)の主要な目的は以下の通りである。
VCPCK:汎用7V
VWW:書き込み電圧
VREAD:読み出し電圧
VPASSR:読み出し時の非選択ワード線のパス電圧
VPASSWxx:書込み時の非選択ワード線のパス電圧
VPASSWDT/SB:ダミーワード線の電圧設定
ここで、本例ではこれらの電圧源はプログラム動作時にはすべて使用可能としているが、読み出しや消去時には一般にはこれほどの種類は必要ないので、使用を制限しても問題はない。また、例えば、「VREAD」であるが、これは読み出し動作では選択されたワード線に印加する例えば1.5Vが供給されるが、プログラム動作時や消去時は例えば0.5Vが供給される、というように動作モードで違う電圧の供給源とする。同様に、例えば「VPASSR」は読み出し動作時の非選択ワード線に印加されるパス電圧で5〜6V程度であるが、プログラム動作時は3Vというようにして使用する。
図9は図3のNAND型フラッシュEEPROMのワード線電圧設定時に用いるワード線指定コマンドと、そのコード及び意義を示す表である。すなわち、図9は、ワード線の指定を行うコマンドコードであり、ラフな説明をリストに示している。
図9において、例えば「NMINUSTWO」は選択されたワード線から2つ下(N−2)のワード線を指定する。「SOURCESIDE0」は選択されたワード線から9つ下のワード線からワード線WL2までの複数のワード線を指定する。これらのコマンドは設計により自由に変えられるのは言うまでもない。本例ではあまり重複するコマンドを使用していないが、例えば「SOURCESIDE0」を選択されたワード線の下側のワード線すべてを指定するとして、必要ならば、改めてその後「NMINUSONE」や「NMINUSTWO」を使用して再設定するようにもできる。図9から明らかなように、ワード線指定コマンドにより1本又は複数本のワード線を指定することができる。
図10は図3のGWLスイッチ回路40の単位回路40aの詳細構成を示すブロック図である。すなわち、図10は、GWLスイッチ回路40の1ワード線分の単位回路40aを示す。64段のNANDストリングの場合は、これが64個並び、さらにダミーワード線用に少しの電源源の数を減らした2個の単位回路40aが並ぶことになる。4ビットのレジスタ42には、電圧源を指定する電圧源指定データGWL_REG_DATAの4ビットと、当該レジスタ42の選択信号GWL_REG_WE(ライトイネーブル信号)が入力され、クロックCLK1のトリガーでデータがレジスタ42に取り込まれる。レジスタ42から出力される電圧源指定データにより指定される電圧源の電圧がスイッチ41により選択されて所定のグローバルワード線GWL[x]に出力される。
図11は図3のGWL電圧コントローラ30の構成を示すブロック図である。図11において、GWL電圧コントローラ30は、ワード線デコーダ回路31と、ワード線カウンタ32と、シフト回路33と、ライトイネーブル信号(WE信号)発生回路34と、MCODEデコーダ回路35と、スイッチ36と、インバータ37と、アンドゲート38とを備えて構成される。GWL電圧コントローラ30は、ワード線WLのアドレス入力データWLADD[5:0]とROM21からのオブジェクトコードである指定データM2BCODE[8:0]から、電圧源指定データ信号GWL_REG_DATA[3:0]及びレジスタ42の選択信号とライトイネーブル信号GWL_REG_WE[63:0]を発生する。
ワード線デコーダ回路31は、ワード線のアドレスWLADD[5:0]に加えてダミーワード線のアドレスDWLADD[1:0]をデコードして66本のアドレス信号をシフト回路33に出力する。この66本のアドレス信号のうち1本のアドレス信号が選択ワード線を示すライトイネーブル信号となる。シフト回路33は、66本のアドレス信号中の選択ワード線を示すライトイネーブル信号から、図9のNMINUSONE、NMINUSTWOやSOURCESIDE0などに相当する信号を出力する。ライトイネーブル信号GWL_REG_WE[63:0]は64本を有し、当該ライトイネーブル信号GWL_REG_WE[63:0]において、図9の信号の意味に該当するワード線の位置のビットが“1”となる。MCODEデコーダ回路35は、ROM21からのオブジェクトコードである指定コードM2BCODEの4〜8ビット目のワード線指定コマンドをデコードして、入力されたコマンドが何であるかを信号としてWE信号発生回路34に出力する。WE信号発生回路34は、上記シフト回路33とMCODEデコーダ回路35からの信号からライトイネーブル信号GWL_REG_WE信号を発生する。一方、指定コードM2BCODEの0〜3ビット目の電圧源指定データはスイッチ36及びアンドゲート38等を含むロジック回路を経て電圧源指定データ信号GWL_REG_DATA信号として出力される。ここで、指定コードM2BCODEは信号M2HXWLがハイレベルのときにスイッチ36により選択され出力されるが、それ以外はデータ4ビットには“0000”がスイッチ36から出力されるが、これは電圧源を接地電位(GND)に指定してリセットするために使用される。
図12は図11のシフト回路33及びワード線デコーダ回路35の構成を示すブロック図である。図12では特にシフト回路33の一部の構成を示す。図12において、シフト回路33は、データシフト回路を含むロジック回路51〜59等を備えて構成され、ワード線デコーダ回路35からのワード線指定データWLSELに基づいて、ライトイネーブル信号を発生するための各種信号を発生する。例えばMONE信号は上述の(N−1)の意味でNMINUSONE信号に相当し、選択されたワード線の1つ下のワード線のビットに“1”を立てる。これら(N−1)や(N−2)や(N+1)などはデータシフト回路が基本となっている。ビット列を1ビット下の方にシフトすると、選択されたワード線の1つ下のワード線の位置のビットが“1”となる。また、ビット列を2ビットシフトさせると2つ下のワード線を表すビットが“1”となる。他のいくつかの信号はワード線の番号そのものと選択ワード線の関係あるいはさらに他の信号とのロジック回路51〜59等で作られる。なお、ワード線オプション信号はアドレス信号以外の信号でワード線を指定するために用いられる。
図13は図11のMCODEデコーダ回路35の構成を示すブロック図である。図13では特に、MCODEデコーダ回路35の一部を示す。図13において、MCODEデコーダ回路35は、デコーダ61〜69及びアンドゲート71〜79等を備えて構成される。ここで、5h’01、5h’02、5h’03などの入力信号は、図6のワード線指定コマンド(図9参照)を示すコードであり、例えば5h’03は図9のコマンドNMINUSTHREEに相当し、従って、当該コマンドに対応して出力信号MTHREE_SETという名称を付与している。指定コードM2BCODEがROM21から読み出されCPU20を経てMCODEデコーダ回路35に入力され、入力された指定コードM2BCODEと上記の例えば5h’03が一致すれば、出力信号MTHREE_SETが“1”となり、以下同様である。
図14は図11のWE信号発生回路34の構成を示すブロック図である。図14において、2入力アンドゲートA0−1〜A63−xと、オアゲート81−0〜81−63を備えて構成される。2入力アンドゲートA0−1〜A63−xの2つの入力端子のうち、1つの入力端子には、MCODEデコーダ回路35からのワード線指定コマンドをデコードした信号のうちの1つの信号が入力される一方、もう1つの入力端子にはシフト回路33からのワード線指定コマンドに対応した信号の64本のうちの1本の信号が入力される。従って、この2入力アンドゲートA0−1〜A63−xは基本的には図9のワード線指定コマンドの数だけある。さらに、オプションやテストモードなどのため、ロジック回路等で付け加えることも可能である。
そして、各オアゲート81−0〜81−63はそれぞれ入力される信号を集線してGWLスイッチ回路40に出力する。すなわち、各アンドゲートA0−1〜A63−xに入力される2つの信号がいずれも1”であれば、その後段のオアゲート81−0〜81−63の出力信号GWL_REG_WEが“1”となり、そのグローバルワード線GWLのレジスタGWL_REGにGWL_REG_DATAを取り込むための選択信号がオンになったことを意味する。例えば選択されたワード線がWL30で、今処理するプログラムコードである指定コードM2BCODEのうちのワード線指定コマンドがNPLUSTWOであれば、シフト回路33からのワード線指定コマンドNPLUSTWOに相当するPTWO出力信号のうちの64本の信号中のGWL32のビットが“1”となり、かつMCODEデコーダ回路35からのワード線指定コマンドNPLUSTWOに相当するPTWO_SET信号が“1”となり、これにより、WE信号発生回路34のGWL32用回路の2入力アンドゲートA0の入力信号であるPTWO[32]とPTWO_SETのアンドゲートA0の出力信号が“1”になり、従ってオアゲート81の出力信号GWL_REG_WE[32]が“1”になる。ここで、図9のSOURCESIDE0の場合などは複数のライトイネーブル信号GWL_REG_WEが“1”となるのは当然である。また、ダミーワード線についても同様の回路が設けられる。
以上のように構成されたハードウエア回路の動作について、図15及び図16を参照して以下説明する。図15は図3のNAND型フラッシュEEPROMのワード線電圧設定時の指令コマンドの一例を示す図である。また、図16は図15の指令コマンドを実行したときのタイミングチャートである。ここで、図16の時刻t1からt3までが図15のプログラムコードT1の処理に対応し、図16の時刻t3からt5までが図15のプログラムコードT2の処理に対応し、図16の時刻t9からt11までが図15のプログラムコードT3の処理に対応する。
図15の時刻t0において、GWL32が選択されたことがデコードされ、シフト回路33が動作し、WLSEL信号(WLNに相当する)、MONE信号やSOURCE0信号が決定され出力される。GWL32が選択されているので、WLSEL[32]=ハイレベル、その他のWLSEL[x]信号はローレベルで、MONE[31]信号がハイレベル、SOURCE0信号はN−9=23以降のグローバルワード線GWL23〜GWL1に相当するSOURCE0[23:1]信号がハイレベルとなる。
次に、時刻t1においてROM21からの指定コードM2BCODE[8:0]が入力され、M2HXWL信号のハイレベルによりワード線指定コマンドWLN(5h’00)がデコードされ、WLN_SET信号がハイレベルとなり、また、電圧源指定データVWW(4h’3)が出力データGWL_REG_DATAとして出力される。WLN_SET信号は前述のシフト回路33からの出力信号のうち、WE信号発生回路34において、WLN_SET信号と、2入力アンドゲートA0で対になるWLSEL信号と、ハイレベルであるWLSEL[32]信号とに基づいて、アンドゲートA0及びオアゲート81の出力信号がハイレベルになり、結局、GWL_REG_WE[32]信号のみがハイレベルになる。
次の時刻t2で、図10のレジスタ42に電圧源指定データGWL_REG_DATAが取り込まれる。また、選択ワード線に変化はないのでワード線WL32が選択されたままとなる。そして、他の回路では次の指定コードM2BCODEをMCODEデコーダ回路35に送る準備がなされる。
そして、時刻t3で、次の指定コードM2BCODEが入力され、ワード線指定コマンドNMINUSONEの5h’01と、電圧源指定データVPASSWADJの4h’6に分解され、ワード線指定コマンドNMINUSONEはMCODEデコーダ回路35によりMONE_SET信号が前述のようにハイレベルになり、シフト回路33によりハイレベルであるMONE[31]信号とのアンドゲートA0による論理積演算により、WE信号発生回路34からの出力信号GWL_REG_WE[31]がハイレベルになる。
さらに、時刻t4で、電圧源指定データVPASSWADJの4h’6は、GWL_REG_WE[31]信号がハイレベルであるので、図10のレジスタ42に取り込まれる。時刻t5〜t8は次のコマンドがNOP(No Operation)なので、時刻t4後の状態を保持する。
そして、時刻t9に次の指定コマンドM2BCODEを取り込んで、前述のように結局、出力信号GWL_REG_WE[23]〜[1]がそれぞれハイレベルとなり、時刻t10で図5のレジスタ42−23〜42−1にデータ4h’8が取り込まれる。
図17は図3のNAND型フラッシュEEPROMのワード線電圧設定時においてワード線指定コマンドで設定可能な組み合わせでのワード線電圧の割り当てセット例を示す図である。図17から明らかなように、図9のワード線指定コマンドで設定可能な組み合わせで、最も多く設定したセットの例を示しており、図9に示したワード線指定コマンドのほとんどを使用している。
図18は図17のワード線電圧割り当てセット例とは異なる一例を示す図である。そして、図18では、異なる電圧源を対応させる3つのモードを示している。選択されているワード線はWL32で、N=32の場合の例で、例えばワード線WL(N−3)(NMINUSTHREE、WL29に対応)には、モード0とモード1では電圧源VREADが接続され、モード2では電圧源VPASSRが接続されるようにプログラムされている。また、ワード線WL(N−6)(NMINUSSIX、WL26に対応)には、モード0では電圧源VPASSWSを、モード1では電圧源VPASSRを、モード2ではVREADを接続する。
図19は図3のNAND型フラッシュEEPROMにおいて選択ワード線を変化させたときのワード線電圧の割り当てセット例である。図19において、選択ワード線をWL60→WL59→WL58→と順次変化させていったときの例を示す。ここで、必要があれば、ワード線指定コマンドのWL63やWL62コマンドを使用して、ワード線指定コマンドDRAINSIDE0が割り付けられているワード線とは別の電圧源を割り当てすることもできる。
以上の実施形態では、プログラム(書込み)動作の例について説明したが、以下、読み出し(Read)と消去(Erase)動作の場合の割り付けの例を示す。
図20は図3のNAND型フラッシュEEPROMにおいて読み出し及び消去動作のときのワード線電圧の割り当てセット例である。また、図21は図3のNAND型フラッシュEEPROMにおいて読み出し動作のときのワード線電圧の割り当てセット例である。図20では、可能な割り付けをほとんど使用した場合を示す。図21では、読み出しの例で、選択ワード線の両隣のワード線にワード線指定コマンドVPASSWADJを割り付けている例を示す。
以上のように構成された本実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMによれば、CPU20及びGWL電圧コントローラ30を内蔵してデータの書き込みを行うように構成したので、従来技術に比較して小さい回路規模で、プログラム・ディスターブを回避するためのプログラム電圧をフレキシブルに設定して書き込むことができる。
変形例.
図22は変形例に係るNAND型フラッシュEEPROMの全体構成を示すブロック図である。図1の実施形態では、書き込みのためのプログラムコードを内部ROM21に内蔵している例を示したが、本発明はこれに限らず、図22に示すように、書き込みのためのプログラムコードを外部コントローラ70から、入出力端子91及びデータ入出力バッファ90を介してNAND型フラッシュEEPROM内部のCPU20(GWL電圧コントローラ30の機能を含む)にロードして、CPU20により、実施形態と同様に実行してもよい。
また、NAND型フラッシュEEPROMチップ内にSRAM(Static Random Access Memory)22を設け、このSRAM22にプログラムコードをロードしてからCPU20に実行させるようにする動作モードを装備すれば、ROM21による実施形態と全く同じに動作させることが可能となる。さらに、ROM21のデータはメモリセルアレイ2内の一部の領域(例えば、図22のヒューズデータ領域)を使用することにより、プログラムコードの改変は容易に可能となる。この場合、チップ電源投入時に自動でSRAM22に読み出すことで、後は通常の動作と同じくコントロールされる。
これらの方法により、外部コントローラ70などの外部装置よりワード線への電圧割り当てが容易に変更できると、開発段階でのコストと開発期間を大幅に短縮することができる。例えば、従来のハードウエア(回路)を変えて設定を変えなければならないと、回路変更、マスク作成およびウェハプロセスを経てやっとその評価ができるのに対して、本変形例では単に外部からプログラムコードをロードして実行するだけで済む。
例えば、ワード線WL32のメモリセルの書き込み時にワード線WL29に予定外の電圧を印加しなければならなくなった場合、良くてROM21と少しの回路変更の数枚のマスク変更、悪いと全メタル配線層のマスク変更となり、さらにそれで解決するかどうかはそれがウェハプロセスから上がってきて評価するまではわからない。しかし、本変形例では、メモリテスターよりワード線電圧割り付けの新プログラムコードをその部分に対してロードして評価するだけで良い。数週間と数時間の差は極めて大きいし、マスク代とプロセスコストも大きい。
以上の実施形態では、NAND型フラッシュEEPROMについて説明しているが、本発明はこれに限らず、種々の形式の不揮発性半導体記憶装置に適用することができる。
以上の実施形態では、CPU20を用いて構成しているが、本発明はこれに限らず、例えばDSPなどの制御プロセッサを用いて構成してもよい。
以上の実施形態では、データの書き込みのためのプログラムコードをROM21に格納しているが、本発明はこれに限らず、例えば内蔵するSRAMに格納してもよく、NAND型フラッシュEEPROMのメモリセルアレイ2内のヒューズデータ領域2Fなどの所定の領域であってもよい。
図6のワード線電圧設定時のCPU命令(プログラムコード)は、GWLセットアセンブリコードと、ワード線指定コマンドと、電圧源指定データとから構成される。ここで、ワード線指定コマンドは、選択されたグローバルワード線(又はワード線)からの相対アドレスで示していいし、グローバルワード線(又はワード線)の絶対アドレスで示してもよい。また、電圧源指定データは、以前に印加された電圧からの相対電圧で示してもいいし、グローバルワード線(又はワード線)に実際に印加される実電圧であってもよい。
以上詳述したように、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法によれば、CPU20及び書き込みコントローラを内蔵してデータの書き込みを行うように構成したので、従来技術に比較して小さい回路規模で、プログラム・ディスターブを回避するためのプログラム電圧をフレキシブルに設定して書き込むことができる。また、従来はマスクを改訂してウェハプロセスを経てはじめて評価できたようなことが、例えばメモリテスターからプログラムコード(ソフトウェア)を入力することによってプログラム電圧の電圧種類やシーケンスの変更を行うことができるので、コスト削減に限らず開発時間の大幅な短縮を実現できる。
1a,1b…セルストリング、
2…メモリセルアレイ、
2B…メモリセルブロック、
2F…ヒューズデータ領域、
3…ページ、
6…ページバッファ、
12…ブロック、
13…GBLスイッチ回路、
14…ロウデコーダ、
15…カラムデコーダ、
16…ワード線ドライバ、
17…動作シーケンスコントローラ、
18…アドレスレジスタ、
20…CPU、
21…ROM、
22…SRAM、
30…GWL電圧コントローラ、
31…ワード線デコーダ回路、
32…ワード線加算カウンタ、
33…シフト回路、
34…WE信号発生回路、
35…MCODEデコーダ回路、
36…スイッチ、
37…インバータ、
38…アンドゲート、
40…グローバルワード線(GWL)スイッチ回路、
41−0〜41−63…スイッチ、
42−0〜42−63…レジスタ、
50…電圧発生回路、
51〜58…ロジック回路、
59…ロジック回路、
61〜69…デコーダ、
70…外部コントローラ、
71〜79…アンドゲート、
81−0〜81−63…オアゲート、
90…データ入出力バッファ、
91…入出力端子、
92…データ線、
A0−1〜A63−x…アンドゲート、
GBL0〜GBLn…グローバルビット線、
WL0〜WLx…ワード線。

Claims (11)

  1. ワード線を指定して所定の電圧を不揮発性のメモリセルに印加することによりデータの書き込みを行う不揮発性半導体記憶装置であって、
    ワード線指定コマンドと、電圧源指定データとを含む、データの書き込みためのプログラムコードを実行して制御データを発生して出力する制御プロセッサと、
    上記制御データをデコードして、上記ワード線指定コマンドの制御信号と、上記電圧源指定データの制御信号を発生する書き込みコントローラと、
    データの書き込みのための複数の電圧を発生する電圧発生回路と、
    上記ワード線指定コマンドの制御信号と、上記電圧源指定データの制御信号とに基づいて、上記複数の電圧のうちの上記電圧源指定データに対応する電圧を選択して、選択した電圧を上記ワード線指定コマンドに対応するワード線に対して出力するスイッチ回路とを備えることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 上記プログラムコード、制御プロセッサ、書き込みコントローラ、電圧発生回路およびスイッチ回路を書き込みの他の読み出し又は消去の動作にも拡張して適用することを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 上記スイッチ回路は、
    複数のワード線に対応してそれぞれ設けられ、上記ワード線指定コマンドの制御信号に応じて上記電圧源指定データを一時的に記憶する複数のレジスタと、
    上記複数のレジスタに対応してそれぞれ設けられ、上記電圧発生回路からの複数の電圧のうち、対応するレジスタからの制御信号に基づいて動作し、上記電圧源指定データに対応する電圧を選択して出力する複数のスイッチとを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 上記プログラムコードを格納して上記制御プロセッサに出力するROMをさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 上記プログラムコードは上記メモリセルの所定の領域に格納されて上記制御プロセッサに読み出されることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 上記プログラムコードは外部装置から上記制御プロセッサに入力される動作モードを持つことを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 上記プログラムコードを格納して上記制御プロセッサに出力するSRAMをさらに備えることを特徴とする請求項5又は6記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 上記プログラムコードは、
    (1)電圧を設定することを命令するアセンブリコードと、
    (2)選択すべき1本又は複数本のワード線を指定するワード線指定コマンドと、
    (3)上記選択すべきワード線に印加すべき電圧源を指定する電圧源指定データと
    を含むことを特徴とする請求項1〜7のうちのいずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 上記ワード線指定コマンドは、選択ワード線に対する相対アドレス又は絶対アドレスでワード線を指定することを特徴とする請求項8記載の不揮発性半導体記憶装置。
  10. 上記電圧源指定データは、以前に設定された電圧からの相対電圧又は実電圧で上記印加すべき電圧源の電圧を指定することを特徴とする請求項8記載の不揮発性半導体記憶装置。
  11. ワード線を指定して所定の電圧を不揮発性のメモリセルに印加することによりデータの書き込みを行う不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法であって、
    制御プロセッサが、ワード線指定コマンドと、電圧源指定データとを含む、データの書き込みためのプログラムコードを実行して制御データを発生して出力するステップと、
    書き込みコントローラが、上記制御データをデコードして、上記ワード線指定コマンドの制御信号と、上記電圧源指定データの制御信号を発生する書き込みコントローラと、
    データの書き込みのための複数の電圧を発生するステップと、
    スイッチ回路が、上記ワード線指定コマンドの制御信号と、上記電圧源指定データの制御信号とに基づいて、上記複数の電圧のうちの上記電圧源指定データに対応する電圧を選択して、選択した電圧を上記ワード線指定コマンドに対応するワード線に対して出力するステップとを含むことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。
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