JP2011150746A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置 Download PDF

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Abstract

【課題】回路面積の縮小を図ることが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】不揮発性半導体記憶装置の前記ワード線ドライバは、第1の昇圧電圧を出力する第1のポンプ回路と、前記第1の端子に一端が接続され、前記複数の転送トランジスタのうちの第1の転送トランジスタの他端に他端が接続された第1のnMOSトランジスタと、前記第1のポンプ回路の出力と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続された第1のスイッチ回路と、第2の電圧が供給される第2の端子に一端が接続され、前記第1の転送トランジスタの他端に他端が接続された第2のnMOSトランジスタと、前記第1のポンプ回路の出力と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続された第2のスイッチ回路と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、NAND型フラッシュメモリ等の不揮発性半導体記憶装置に関する。
従来、不揮発性半導体記憶装置であるNAND型フラッシュメモリのワード線へ印加する電圧は、読み出し、プログラム、消去等の動作に応じて異なる。また、ワード線へ印加する電圧は、同一動作においても、ワード線毎に異なる。更に、ワード線の昇圧スピードは適度にコントロールされている必要がある。
このため、従来のNAND型フラッシュメモリでは、1つのワード線へ印加する電圧を選択するために、印加電圧毎にローカルポンプが設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
このローカルポンプは、ワード線の昇圧スピードをコントロールする。そして、このローカルポンプは、電源が入力に接続されるとともに、ワード線へ印加する電圧と同じ電圧が入力され、この電圧を昇圧し出力する。そして、その昇圧後の電圧をロウデコーダの転送用のnMOSトランジスタのゲートへ印加し、この転送用のnMOSトランジスタをオンさせる。
これにより、ロウデコーダは、読み出し、プログラム、消去等の動作に対応した電位を、該転送用のnMOSトランジスタを介して、ワード線へ転送する。
既述のように、従来技術では、上記構成において、読み出し、プログラム、消去等の動作に対応した各々の電圧毎に該ローカルポンプを設けている。このため、NAND型フラッシュメモリの印加電圧の種類が増えるのに応じて、回路面積が大きくなる問題がある。
結果として、回路面積が大きいほど、チップサイズも大きくなり、製造コストが増すことになる。
特開2009-117018号公報
本発明は、回路面積の縮小を図ることが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供する。
本発明の一態様に係る実施例に従った不揮発性半導体記憶装置は、
閾値電圧に応じてデータを記憶可能な複数のメモリセルトランジスタを含むメモリセルアレイと、
前記複数のメモリセルトランジスタの制御ゲート電極にそれぞれ接続された複数のワード線に一端が接続された複数の転送MOSトランジスタを有するロウデコーダと、
供給された電圧を選択し、前記複数の転送MOSトランジスタの他端に供給するワード線ドライバと、
前記ワード線ドライバに電圧を供給する電圧発生回路と、
前記ロウデコーダ、前記ワード線ドライバ、および、前記電圧発生回路の動作を制御する制御回路と、を備え、
前記ワード線ドライバは、
第1の端子に供給される第1の電圧を昇圧し、この昇圧した第1の昇圧電圧を出力する第1のポンプ回路と、
前記第1の端子に一端が接続され、前記複数の転送トランジスタのうちの第1の転送トランジスタの他端に他端が接続された第1のnMOSトランジスタと、
前記第1のポンプ回路の出力と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、オンすることにより前記第1のポンプ回路の出力と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間を導通し、オフすることにより前記第1のポンプ回路の出力と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間を遮断する第1のスイッチ回路と、
第2の電圧が供給される第2の端子に一端が接続され、前記第1の転送トランジスタの他端に他端が接続された第2のnMOSトランジスタと、
前記第1のポンプ回路の出力と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、オンすることにより前記第1のポンプ回路の出力と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間を導通し、オフすることにより前記第1のポンプ回路の出力と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間を遮断する第2のスイッチ回路と、を有する
ことを特徴とする。
本発明の他の態様に係る実施例に従った不揮発性半導体記憶装置は、
閾値電圧に応じてデータを記憶可能な複数のメモリセルトランジスタがマトリクス状に配置されたメモリセルアレイと、
前記複数のメモリセルトランジスタの制御ゲート電極にそれぞれ接続された複数のワード線に一端が接続された複数の転送MOSトランジスタを有するロウデコーダと、
供給された電圧を選択し、前記複数の転送MOSトランジスタの他端に供給するワード線ドライバと、
前記ワード線ドライバに電圧を供給する電圧発生回路と、
前記ロウデコーダ、前記ワード線ドライバ、および、前記電圧発生回路の動作を制御する制御回路と、を備え、
前記ワード線ドライバは、
電源端子に供給される電源電圧を昇圧し、この昇圧した第1の昇圧電圧を出力する第1のポンプ回路と、
前記電源端子に一端が接続され、前記第1の昇圧電圧がゲートに供給される共通nMOSトランジスタと、
第1の電圧が供給される第1の端子に一端が接続され、前記複数の転送トランジスタのうちの第1の転送トランジスタの他端に他端が接続された第1のnMOSトランジスタと、
前記共通nMOSトランジスタの他端と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、オンすることにより前記共通nMOSトランジスタの他端と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間を導通し、オフすることにより前記共通nMOSトランジスタの他端と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間を遮断する第1のスイッチ回路と、
第2の電圧が供給される第2の端子に一端が接続され、前記第1の転送トランジスタの他端に他端が接続された第2のnMOSトランジスタと、
前記共通nMOSトランジスタの他端と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、オンすることにより前記共通nMOSトランジスタの他端と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間を導通し、オフすることにより前記共通nMOSトランジスタの他端と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間を遮断する第2のスイッチ回路と、を有する
ことを特徴とする。
本発明のさらに他の態様に係る実施例に従った不揮発性半導体記憶装置は、
閾値電圧に応じてデータを記憶可能な複数のメモリセルトランジスタがマトリクス状に配置されたメモリセルアレイと、
前記複数のメモリセルトランジスタの制御ゲート電極にそれぞれ接続された複数のワード線に一端が接続された複数の転送MOSトランジスタを有するロウデコーダと、
供給された電圧を選択し、前記複数の転送MOSトランジスタの他端に供給するワード線ドライバと、
前記ワード線ドライバに電圧を供給する電圧発生回路と、
前記ロウデコーダ、前記ワード線ドライバ、および、前記電圧発生回路の動作を制御する制御回路と、を備え、
前記ワード線ドライバは、
第1の電源端子に供給される電圧を昇圧し、この昇圧した第1の昇圧電圧を出力する第1のポンプ回路と、
前記第1の電源端子に一端が接続され、前記第1の昇圧電圧がゲートに供給される第1の共通nMOSトランジスタと、
第1の電圧が供給される第1の端子に一端が接続され、前記複数の転送トランジスタのうちの第1の転送トランジスタの他端に他端が接続された第1のnMOSトランジスタと、
前記第1の共通nMOSトランジスタの他端と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、オンすることにより前記第1の共通nMOSトランジスタの他端と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間を導通し、オフすることにより前記第1の共通nMOSトランジスタの他端と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間を遮断する第1のスイッチ回路と、
前記第1の端子に一端が接続され、前記複数の転送トランジスタのうちの第2の転送トランジスタの他端に他端が接続された第2のnMOSトランジスタと、
前記第1の共通nMOSトランジスタの他端と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、オンすることにより前記第1の共通nMOSトランジスタの他端と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間を導通し、オフすることにより前記第1の共通nMOSトランジスタの他端と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間を遮断する第2のスイッチ回路と、を有する
ことを特徴とする。
本発明のさらに他の態様に係る実施例に従った不揮発性半導体記憶装置は、
閾値電圧に応じてデータを記憶可能な複数のメモリセルトランジスタを含むメモリセルアレイと、
前記複数のメモリセルトランジスタの制御ゲート電極にそれぞれ接続された複数のワード線に一端が接続された複数の転送MOSトランジスタを有するロウデコーダと、
供給された電圧を選択し、前記複数の転送MOSトランジスタの他端に供給するワード線ドライバと、
前記ワード線ドライバに電圧を供給する電圧発生回路と、
前記ロウデコーダ、前記ワード線ドライバ、および、前記電圧発生回路の動作を制御する制御回路と、を備え、
前記ワード線ドライバは、
第1の端子に供給される第1の電圧を昇圧し、この昇圧した第1の昇圧電圧を出力する第1のポンプ回路と、
前記第1の端子に一端が接続され、前記複数の転送トランジスタのうちの第1の転送トランジスタの他端に他端が接続され、前記第1のポンプ回路の出力にゲートが接続された第1のnMOSトランジスタと、
第2の電圧が供給される第2の端子に一端が接続され、前記第1の転送トランジスタの他端に他端が接続された第2のnMOSトランジスタと、
第3の電圧が印加される第3の端子と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、オンすることにより前記第3の端子と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間を導通し、オフすることにより前記第3の端子と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間を遮断する第2のスイッチ回路と、
第4の電圧が印加される第4の端子に一端が接続され、前記第1の転送トランジスタの他端に他端が接続された第3のnMOSトランジスタと、
前記第3の端子と前記第3のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、オンすることにより前記第3の端子と前記第3のnMOSトランジスタのゲートとの間を導通し、オフすることにより前記第3の端子と前記第3のnMOSトランジスタのゲートとの間を遮断する第3のスイッチ回路と、を有する
ことを特徴とする。
本発明に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、回路面積の縮小を図ることができる。
図1は、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置100の構成の一例を示すブロック図である。 図1に示すドライバ回路50の実施例1に係るワード線ドライバ53の構成の一例を示す回路図である。 図1に示すドライバ回路50の実施例2に係るワード線ドライバ53の構成の一例を示す回路図である。 図1に示すドライバ回路50の実施例3に係る複数のワード線ドライバ53の構成の一例を示す回路図である。 図5は、図1に示すドライバ回路50の実施例4に係る複数のワード線ドライバ53の構成の一例を示す回路図である。 図1に示すドライバ回路50の実施例5に係るワード線ドライバ53の構成の一例を示す回路図である。 従来のワード線ドライバが接続されたワード線(信号線)の電圧と、時間との関係の一例を示す図である。 実施例5のワード線ドライバが接続されたワード線(信号線)の電圧と、時間との関係の一例を示す図である。
以下、本発明に係る各実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置100の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、不揮発性半導体記憶装置(NAND型フラッシュメモリ)100は、メモリセルアレイ10と、センスアンプ20と、ソース線ドライバ30と、ロウデコーダ40と、ドライバ回路50と、電圧発生回路60と、制御回路70と、を備えている。
メモリセルアレイ10は、複数のメモリセルユニット11を備えている。メモリセルユニット11の各々は、例えば32個のメモリセルトランジスタMTと、選択トランジスタST1、ST2とを含んでいる。
メモリセルトランジスタMTは、半導体基板上にゲート絶縁膜を介在して形成された電荷蓄積層(例えば浮遊ゲート)と、電荷蓄積層上にゲート間絶縁膜を介在して形成された制御ゲート電極とを有する積層ゲート構造を備えている。このメモリセルトランジスタMTは、閾値電圧に応じてデータを記憶可能になっている。なお、メモリセルトランジスタMTの個数は32個に限られず、8個や16個、64個、128個、256個等であってもよく、その数は限定されるものではない。
メモリセルトランジスタMTは、隣接するもの同士でソース、ドレインを共有している。そして、選択トランジスタST1、ST2間に、その電流経路が直列接続されるようにして配置されている。直列接続されたメモリセルトランジスタMTの一端側のドレインは選択トランジスタST1のソースに接続され、他端側のソースは選択トランジスタST2のドレインに接続されている。
同一行にあるメモリセルトランジスタMTの制御ゲート電極はワード線WL0〜WL31のいずれかに共通接続されている。同一行にあるメモリセルの選択トランジスタST1、ST2のゲートは、それぞれセレクトゲート線SGD、SGSに共通して接続されている。
なお説明の簡単化のため、以下ではワード線WL0〜WL31を、単にワード線WLと呼ぶことがある。
また、メモリセルアレイ10において同一列にある選択トランジスタST1のドレインは、ビット線BL〜BLm(mは自然数)に共通接続される。ビット線BL0〜BLmについても、単にビット線BLと呼ぶことがある。選択トランジスタST2のソースはソース線SLに共通して接続されている。
図1では、1行のメモリセルユニット11のみを図示している。しかし、メモリセルアレイ10内には複数行のメモリセルユニット11が設けられてもよい。この場合、同一列にあるメモリセルユニット11は同一のビット線BLに接続される。
また、同一のワード線WLに接続された複数のメモリセルトランジスタMTには一括してデータが書き込まれ、この単位をページと呼ぶ。更に、同一行にある複数のメモリセルユニット11は一括してデータが消去され、この単位をブロックと呼ぶ。
センスアンプ20は、メモリセルトランジスタMTからビット線BLに読み出されたデータをセンスして増幅する。
ソース線ドライバ30は、ソース線に電圧を与える。
ロウデコーダ40は、セレクトゲート線SGD、SGS毎に設けられた転送MOSトランジスタ41、42と、複数のメモリセルトランジスタMTの制御ゲート電極にそれぞれ接続されたワード線WL0〜WL31毎に設けられた転送MOSトランジスタ43と、ブロックデコーダ44と、を備えている。
転送MOSトランジスタ41、42の電流経路の一端は、それぞれ対応するセレクトゲート線SGD、SGSに接続され、他端はそれぞれ信号線SGDD、SGSDに接続される。
また、転送MOSトランジスタ43の電流経路の一端は、それぞれ対応するワード線WL0〜WL31に接続され、他端はそれぞれ信号線CG0〜CG31に接続される。以下、信号線CG0〜CG31を区別しない場合には、単に信号線CGと呼ぶ。
そして、同一のメモリブロック内の選択トランジスタST1、ST2及びメモリセルトランジスタMTに接続されたセレクトゲート線SGD、SGS、及びワード線WLに接続された転送MOSトランジスタ41〜43のゲートは、同一の制御線TGに接続される。
ブロックデコーダ44は、外部からブロックアドレスを受け取りデコードする。そして、このブロックデコーダ44は、選択メモリセルトランジスタが含まれるメモリセルユニット11に対応する転送MOSトランジスタ43が接続された制御線TGを選択して、転送MOSトランジスタ41〜43を、オン状態にする。
ドライバ回路50は、信号線SGDD、SGSD毎に設けられたセレクトゲート線ドライバ51、52と、信号線CG毎に設けられたワード線ドライバ53と、を備えている。
セレクトゲート線ドライバ51、52は、例えば、アドレス指定されたページアドレスに応じて、信号線SGDD、SGSDに電圧を印加する。
ワード線ドライバ53は、例えば、アドレス指定されたページアドレスに応じて、供給された電圧を選択し、信号線CG0〜CG31に電圧を印加することにより、転送MOSトランジスタ43の他端に供給する。
制御回路70は、外部からコマンドを受け取り、コマンドに応じて電圧発生回路60の動作を制御する。すなわち制御回路70は、データの書き込み時、読み出し時、消去時等において、適切な電圧を発生するよう、電圧発生回路60に対して命令する。さらに、制御回路70は、該コマンドに応じて、センスアンプ20、ソース線ドライバ30、ロウデコーダ40、および、ドライバ回路50の動作を制御するようになっている。
電圧発生回路60は、ドライバ回路50のセレクトゲート線ドライバ51、52、ワード線ドライバ53に電圧を供給するようになっている。この電圧発生回路60は、複数のチャージポンプ回路61を備えている。
ここで、図2は、図1に示すドライバ回路50の実施例1に係るワード線ドライバ53の構成の一例を示す回路図である。
図2に示すように、ワード線ドライバ53は、ポンプ回路53aと、nMOSトランジスタ53b、53d、53f、53h、53j、53lと、スイッチ回路53c、53e、53g、53i、53k、53mと、放電回路53n、53oと、端子n1〜n9と、を有する。
ポンプ回路53aは、端子n3に供給される電圧VUSELHを昇圧し、この昇圧した昇圧電圧VBSTCを、端子n9に、出力するようになっている。
nMOSトランジスタ53bは、端子n3に一端が接続され、複数の転送トランジスタ43のうちの1つの転送トランジスタ43の他端に、信号線CGを介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53cは、ポンプ回路53aの出力(端子n9)とnMOSトランジスタ53bのゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53cは、オンすることによりポンプ回路53aの出力(端子n9)とnMOSトランジスタ53bのゲートとの間を導通し、一方、オフすることによりポンプ回路53aの出力(端子n9)とnMOSトランジスタ53bのゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53dは、電圧VUSELが供給される端子n4に一端が接続され、該転送トランジスタ43の他端に、該信号線CGを介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53eは、ポンプ回路53aの出力(端子n9)とnMOSトランジスタ53dのゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53eは、オンすることによりポンプ回路53aの出力(端子n9)とnMOSトランジスタ53dのゲートとの間を導通し、一方、オフすることによりポンプ回路53aの出力(端子n9)とnMOSトランジスタ53dのゲートとの間を遮断する。
nMOSトランジスタ53fは、電圧VUSELLが供給される端子n5に一端が接続され、該転送トランジスタ43の他端に、該信号線CGを介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53gは、ポンプ回路53aの出力(端子n9)とnMOSトランジスタ53fのゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53gは、オンすることによりポンプ回路53aの出力(端子n9)とnMOSトランジスタ53fのゲートとの間を導通し、一方、オフすることによりポンプ回路53aの出力(端子n9)とnMOSトランジスタ53fのゲートとの間を遮断する。すなわち、スイッチ回路53gがオンすることにより、nMOSトランジスタ53fのゲートに電圧VBSTCが印加され、nMOSトランジスタ53fはオンする。
nMOSトランジスタ53hは、電圧VGPが供給される端子n6に一端が接続され、該転送トランジスタ43の他端に、該信号線CGを介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53iは、ポンプ回路53aの出力(端子n9)とnMOSトランジスタ53hのゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53iは、オンすることによりポンプ回路53aの出力(端子n9)とnMOSトランジスタ53hのゲートとの間を導通し、一方、オフすることによりポンプ回路53aの出力(端子n9)とnMOSトランジスタ53hのゲートとの間を遮断する。すなわち、スイッチ回路53iがオンすることにより、nMOSトランジスタ53hのゲートに電圧VBSTCが印加され、nMOSトランジスタ53hはオンする。
nMOSトランジスタ53jは、電圧VISOが供給される端子n8に一端が接続され、該転送トランジスタ43の他端に、該信号線CGを介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53kは、電圧VREADHが供給される端子n7とnMOSトランジスタ53jのゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53kは、オンすることにより端子n7とnMOSトランジスタ53jのゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより端子n7とnMOSトランジスタ53jのゲートとの間を遮断する。すなわち、スイッチ回路53kがオンすることにより、nMOSトランジスタ53jのゲートに電圧VREADHが印加され、nMOSトランジスタ53jはオンする。
nMOSトランジスタ53lは、電圧VCGSELが供給される端子n2に一端が接続され、該転送トランジスタ43の他端に、該信号線CGを介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53mは、電圧VBSTが供給される端子n1とnMOSトランジスタ53lのゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53mは、オンすることにより端子n1とnMOSトランジスタ53lのゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより端子n1とnMOSトランジスタ53lのゲートとの間を遮断する。すなわち、スイッチ回路53mがオンすることにより、nMOSトランジスタ53lのゲートに電圧VBSTが印加され、nMOSトランジスタ53lはオンする。
放電回路53nは、該信号線CGと接地との間に接続されている。この放電回路53nは、信号線CGの電圧を、接地電圧にするように、例えば、制御回路70により制御される。
放電回路53oは、端子n9と接地との間に接続されている。この放電回路53oは、端子n9の電圧を、接地電圧にするように、例えば、制御回路70により制御される。
ここで、ポンプ回路53aが出力する該昇圧電圧VBSTCは、nMOSトランジスタ53b、53d、53f、53hの閾値電圧よりも高く設定されている。すなわち、該昇圧電圧VBSTCがnMOSトランジスタ53b、53d、53f、53hのゲートに印加されることにより、nMOSトランジスタ53b、53d、53f、53hはオンするようになっている。
なお、電圧VBST、電圧VCGSEL、電圧VUSELH、電圧VUSEL、電圧VUSELL、電圧VGP、電圧VISOは、電圧発生回路60のチャージポンプ回路61により生成される。電圧VUSELHは、電圧VUSELよりも高く設定されている。また、電圧VUSELは、電圧VUSELLよりも高く設定されている。また、電圧VUSELLは、電圧VGPよりも高く設定されている。また、電圧VISOは、例えば、0Vである。
すなわち、ポンプ回路53aに入力する電圧は、ポンプ回路が共通化されたスイッチ回路に接続された複数のnMOSトランジスタに入力される電圧のうちで一番高い電圧VUSELHに設定されている。これにより、他の電圧に設定する場合よりも初期電位が高いため、昇圧必要量を少なくできる。
次に、以上のような構成を有するワード線ドライバ53の動作の一例について説明する。
例えば、アドレス指定されたページアドレスにより、ワード線ドライバ53が選択ワード線WLに対応する場合、このワード線ドライバ53は、スイッチ回路53mをオンし、残りのスイッチ回路53c、53e、53g、53i、53kをオフする。
これにより、nMOSトランジスタ53lがオンし、残りのnMOSトランジスタ53b、53d、53f、53h、53jがオフすることにより、電圧VCGSELが信号線CGに転送される。そして、信号線CGに転送された電圧VCGSELは、ロウデコーダ40により、選択ワード線に供給される。
一方、アドレス指定されたページアドレスにより、ワード線ドライバ53が非選択ワード線に対応する場合、このワード線ドライバ53は、スイッチ回路53mをオフし、スイッチ回路53c、53e、53g、53i、53kのうち1つのみをオンする。
これにより、nMOSトランジスタ53lがオフし、nMOSトランジスタ53b、53d、53f、53h、53jのうち1つのみがオンすることにより、電圧VUSELH、VUSEL、VUSELL、VGP、VISOのうち1つが、信号線CGに転送される。そして、信号線CGに転送された電圧は、ロウデコーダ40により、非選択ワード線に供給される。
なお、例えば、信号線CGの昇圧された電圧を降圧する場合には、放電回路53nが信号線CGと接地とを導通する。これにより、信号線CGの電圧が接地電圧になる。同様に、端子n9の昇圧された電圧を降圧する場合には、放電回路53oが端子n9と接地とを導通する。これにより、端子n9の電圧が接地電圧になる。
以上により、ワード線ドライバ53は、電圧発生回路60により生成された電圧を、例えば、アドレス指定されたページアドレスに応じて、信号線CGに転送する。
そして、既述のように、本実施例に係るワード線ドライバでは、ワード線WL(信号線CG)に対して複数の電圧を転送する複数のnMOSトランジスタのゲート電圧を生成するポンプ回路を共有化している。これにより、不揮発性半導体記憶装置100の回路面積を縮小することができる。
以上のように、本実施例に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、回路面積の縮小を図ることができる。
既述の実施例1においては、ワード線WL(信号線CG)に対して複数の電圧を転送する複数のnMOSトランジスタのゲート電圧を生成するポンプ回路を共有化した例について説明した。
本実施例2においては、ワード線WL(信号線CG)に対して複数の電圧を転送する複数のnMOSトランジスタのゲート電圧を生成するポンプ回路を共有化した他の例について説明する。なお、実施例2に係るワード線ドライバも、図1に示す不揮発性半導体記憶装置100に適用される。
ここで、図3は、図1に示すドライバ回路50の実施例2に係るワード線ドライバ53の構成の一例を示す回路図である。なお、図3において図2の符号と同じ符号は実施例1と同様の構成を示す。
図3に示すように、ワード線ドライバ53は、ポンプ回路253aと、nMOSトランジスタ53b、53d、53f、53h、53j、53lと、共通nMOSトランジスタ202と、電源用nMOSトランジスタ203と、スイッチ回路53c、53e、53g、53i、53k、53mと、放電回路53n、53oと、端子n1〜n9と、電源端子n10と、電源回路201と、を有する。
このように、実施例2に係るワード線ドライバ53は、実施例1と比較して、電源回路201、共通nMOSトランジスタ202、電源用nMOSトランジスタ203が追加されている。なお。ポンプ回路253aは、実施例1のポンプ回路53aと同様のものが用いられる。
電源回路201は、電圧VUSELHよりも電源nMOSトランジスタ203の閾値電圧だけ高い電圧(電源電圧)VUSELHHを電源端子n10に出力するようになっている。
なお、電源端子n10に供給される電圧VUSELHHは、チャージポンプ回路61で生成されてもよい。
ポンプ回路253aは、電源端子n10に供給される電圧VUSELHH(電源電圧)を昇圧し、この昇圧した昇圧電圧Vpを出力するようになっている。
電源用nMOSトランジスタ203は、電源端子n10と端子n3との間にダイオード接続されている。これにより、電源端子n10に電圧(電源電圧)VUSELHHが印加されると、端子n3には、電圧(電源電圧)VUSELHHが閾値電圧だけ降下した電圧VUSELHが出力される。
共通nMOSトランジスタ202は、電源端子n10に一端が接続され、端子n9に他端が接続され、昇圧電圧Vpがゲートに供給されている。この共通nMOSトランジスタ202は、昇圧電圧Vpがゲートに供給されるとオンする。これにより、端子n9に電圧VUSELHH(電圧VBSTC)が転送される。
このように、実施例2に係るワード線ドライバ53においても、端子9に電圧VUSELHH(電圧VBSTC)が印加され、端子n3に電圧VUSELHが印加される。
なお、ワード線ドライバ53のその他の構成は、実施例1と同様である。
このように、本実施例2のワード線ドライバ53では、ポンプ回路253aの出力と各電圧を転送するnMOSトランジスタのゲートとの間に、nMOSトランジスタを実施例1の構成に対して1段追加している。これにより、ポンプ回路の出力負荷が一定に保たれる。このため、転送する電圧の数に拘わらず、ワード線の電圧の立ち上げスロープの調整が容易になる。
なお、以上のような構成を有する実施例2に係るワード線ドライバ53の動作は、実施例1で説明したワード線ドライバの動作と同様である。
すなわち、ワード線ドライバ53は、実施例1と同様に、電圧発生回路60により生成された電圧を、例えば、アドレス指定されたページアドレスに応じて、信号線CGに転送する。
また、実施例1と同様に、本実施例に係るワード線ドライバでは、ワード線WL(信号線CG)に対して複数の電圧を転送する複数のnMOSトランジスタのゲート電圧を生成するポンプ回路を共有化している。これにより、不揮発性半導体記憶装置100の回路面積を縮小することができる。
以上のように、本実施例に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、実施例1と同様に、回路面積の縮小を図ることができる。
さらに、本実施例に係るワード線ドライバでは、既述のように、ポンプ回路の出力と各電圧を転送するnMOSトランジスタのゲートとの間に、nMOSトランジスタを実施例1の構成と比較して1段追加している。これにより、ポンプ回路の出力負荷が一定に保たれる。このため、転送する電圧の数に拘わらず、ワード線の電圧の立ち上げスロープの調整が容易になる。
本実施例3においては、複数のワード線ドライバにおいて、同じ電圧を転送する複数のnMOSトランジスタのゲート電圧を生成するポンプ回路を共有化した一例について説明する。なお、実施例3に係るワード線ドライバも、図1に示す不揮発性半導体記憶装置100に適用される。
ここで、図4は、図1に示したドライバ回路50の実施例3に係るワード線ドライバの構成の一例を示す回路図である。なお、図4においては、図1に示すワード線ドライバ53が複数個(ここでは4個)合体して構成されるワード線ドライバの一例を示している。なお、図4において図3の符号と同じ符号は実施例2と同様の構成を示す。
図4に示すように、ワード線ドライバは、ポンプ回路353a−1〜353a−4と、nMOSトランジスタ53b−1〜53b−4、53d−1〜53b−4、53f−1〜53f−4、53h−1〜53h−4、53j−1〜53j−4、53l−1〜53l−4と、共通nMOSトランジスタ302−1〜302−4と、電源用nMOSトランジスタ303−1〜303−4と、スイッチ回路53c−1〜53c4、53e−1〜53e4、53g−1〜53g−4、53i−1〜53i−4、53k−1〜53k−4、53m−1〜53m−4と、放電回路53n−1〜53n−4、53o−1〜53o−4と、端子n1〜n8、n9−1〜n9−4と、電源端子n10−1〜n10−4と、を有する。
なお、ここでは、電源端子n10−1〜n10−4に、チャージポンプ回路61で生成された電圧VUSELHH、VUSELH、VUSEL、VGPHがそれぞれ印加されるようになっている。
また、信号線CG−1〜CG−4は、図1の信号線CG0〜CG31の何れかに相当する。
ポンプ回路353a−1は、電源端子n10−1に供給される電圧VUSELHHを昇圧し、この昇圧した昇圧電圧Vp1を出力するようになっている。
共通nMOSトランジスタ302−1は、電源端子n10−1に一端が接続され、端子n3に他端が接続され、昇圧電圧Vp1がゲートに供給されている。この共通nMOSトランジスタ302−1は、昇圧電圧Vp1がゲートに供給されるとオンする。これにより、端子n9−1に電圧VUSELHHが転送される。
電源用nMOSトランジスタ303−1は、電源端子n10−1と端子n3との間にダイオード接続されている。これにより、電源端子n10−1に電圧(電源電圧)VUSELHHが印加されると、端子n3には、電圧(電源電圧)VUSELHHが閾値電圧だけ降下した電圧VUSELHが出力される。
nMOSトランジスタ53b−1は、電圧VUSELHが供給される端子n9−1に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの1つの1つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−1を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53c−1は、共通nMOSトランジスタ302−1の他端とnMOSトランジスタ53b−1のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53c−1は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−1の他端とnMOSトランジスタ53b−1のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−1の他端とnMOSトランジスタ53b−1のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53b−2は、端子n9−1に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの2つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−2を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53c−2は、共通nMOSトランジスタ302−1の他端とnMOSトランジスタ53b−2のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53c−2は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−1の他端とnMOSトランジスタ53b−2のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−1の他端とnMOSトランジスタ53b−2のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53b−3は、端子n9−1に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの3つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−3を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53c−3は、共通nMOSトランジスタ302−1の他端とnMOSトランジスタ53b−3のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53c−3は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−1の他端とnMOSトランジスタ53b−3のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−1の他端とnMOSトランジスタ53b−3のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53b−4は、端子n9−1に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの4つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−4を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53c−4は、共通nMOSトランジスタ302−1の他端とnMOSトランジスタ53b−4のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53c−4は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−1の他端とnMOSトランジスタ53b−4のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−1の他端とnMOSトランジスタ53b−4のゲートとの間を遮断するようになっている。
ポンプ回路353a−2は、電源端子n10−2に供給される電圧を昇圧し、この昇圧した昇圧電圧Vp2を出力するようになっている。
共通nMOSトランジスタ302−2は、電源端子n10−2に一端が接続され、端子n9−2に他端が接続され、昇圧電圧Vp2がゲートに供給されている。この共通nMOSトランジスタ302−2は、昇圧電圧Vp2がゲートに供給されるとオンする。これにより、端子n9−2に電圧VUSELHが転送される。
nMOSトランジスタ53d−1は、電圧VUSELが供給される端子n4に一端が接続され、該1つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−1を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53e−1は、共通nMOSトランジスタ302−2の他端とnMOSトランジスタ53d−1のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53e−1は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−2の他端とnMOSトランジスタ53d−1のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−2の他端とnMOSトランジスタ53d−1のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53d−2は、端子n4に一端が接続され、該2つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−2を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53e−2は、共通nMOSトランジスタ302−2の他端とnMOSトランジスタ53d−2のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53e−2は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−2の他端とnMOSトランジスタ53d−2のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−2の他端とnMOSトランジスタ53d−2のゲートとの間を遮断するように7なっている。
nMOSトランジスタ53d−3は、端子n4に一端が接続され、該3つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−3を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53e−3は、共通nMOSトランジスタ302−2の他端とnMOSトランジスタ53d−3のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53e−3は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−2の他端とnMOSトランジスタ53d−3のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−2の他端とnMOSトランジスタ53d−3のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53d−4は、端子n4に一端が接続され、該4つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−4を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53e−4は、共通nMOSトランジスタ302−2の他端とnMOSトランジスタ53d−4のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53e−4は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−2の他端とnMOSトランジスタ53d−4のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−2の他端とnMOSトランジスタ53d−4のゲートとの間を遮断するようになっている。
ポンプ回路353a−3は、電源端子n10−3に供給される電圧VUSELを昇圧し、この昇圧した昇圧電圧Vp3を出力するようになっている。
共通nMOSトランジスタ302−3は、電源端子n10−3に一端が接続され、端子n5に他端が接続され、昇圧電圧Vp3がゲートに供給されている。この共通nMOSトランジスタ302−3は、昇圧電圧Vp3がゲートに供給されるとオンする。これにより、端子n9−3に電圧VUSELが転送される。
電源用nMOSトランジスタ303−3は、電源端子n10−3と端子n5との間にダイオード接続されている。これにより、電源端子n10−3に電圧(電源電圧)VUSELが印加されると、端子n5には、電圧(電源電圧)VUSELが閾値電圧だけ降下した電圧VUSELLが出力される。
nMOSトランジスタ53f−1は、電圧VUSELが供給される端子n9−3に一端が接続され、該1つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−1を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53g−1は、共通nMOSトランジスタ302−3の他端とnMOSトランジスタ53f−1のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53g−1は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−3の他端とnMOSトランジスタ53f−1のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−3の他端とnMOSトランジスタ53f−1のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53f−2は、端子n9−3に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの2つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−2を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53g−2は、共通nMOSトランジスタ302−3の他端とnMOSトランジスタ53f−2のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53g−2は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−3の他端とnMOSトランジスタ53f−2のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−3の他端とnMOSトランジスタ53f−2のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53f−3は、端子n9−3に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの3つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−3を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53g−3は、共通nMOSトランジスタ302−3の他端とnMOSトランジスタ53f−3のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53g−3は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−3の他端とnMOSトランジスタ53f−3のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−3の他端とnMOSトランジスタ53f−3のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53f−4は、端子n9−3に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの4つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−4を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53g−4は、共通nMOSトランジスタ302−3の他端とnMOSトランジスタ53f−4のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53g−4は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−3の他端とnMOSトランジスタ53f−4のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−3の他端とnMOSトランジスタ53f−4のゲートとの間を遮断するようになっている。
ポンプ回路353a−4は、電源端子n10−4に供給される電圧VGPHを昇圧し、この昇圧した昇圧電圧Vp4を出力するようになっている。
共通nMOSトランジスタ302−4は、電源端子n10−4に一端が接続され、端子n5に他端が接続され、昇圧電圧Vp4がゲートに供給されている。この共通nMOSトランジスタ302−4は、昇圧電圧Vp4がゲートに供給されるとオンする。これにより、端子n9−4に電圧VGPHが転送される。
電源用nMOSトランジスタ303−3は、電源端子n10−4と端子n5との間にダイオード接続されている。これにより、電源端子n10−4に電圧(電源電圧)VGPHが印加されると、端子n5には、電圧(電源電圧)VGPHが閾値電圧だけ降下した電圧VGPが出力される。
nMOSトランジスタ53h−1は、電圧VUSELが供給される端子n9−4に一端が接続され、該1つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−1を介して、他端が接続されている。
また、スイッチ回路53i−1は、共通nMOSトランジスタ302−4の他端とnMOSトランジスタ53h−1のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53i−1は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−4の他端とnMOSトランジスタ53h−1のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−4の他端とnMOSトランジスタ53h−1のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53h−2は、端子n9−4に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの2つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−2を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53i−2は、共通nMOSトランジスタ302−4の他端とnMOSトランジスタ53h−2のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53i−2は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−4の他端とnMOSトランジスタ53h−2のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−4の他端とnMOSトランジスタ53h−2のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53h−3は、端子n9−4に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの3つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−3を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53i−3は、共通nMOSトランジスタ302−4の他端とnMOSトランジスタ53h−3のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53i−3は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−4の他端とnMOSトランジスタ53h−3のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−4の他端とnMOSトランジスタ53h−3のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53h−4は、端子n9−4に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの4つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−4を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53i−4は、共通nMOSトランジスタ302−4の他端とnMOSトランジスタ53h−4のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53i−4は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−4の他端とnMOSトランジスタ53h−4のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−4の他端とnMOSトランジスタ53h−4のゲートとの間を遮断するようになっている。
また、nMOSトランジスタ53j−1は、電圧VISOが供給される端子n8に一端が接続され、該1つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−1を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53k−1は、電圧VREADHが供給される端子n7とnMOSトランジスタ53j−1のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53k−1は、オンすることにより端子n7とnMOSトランジスタ53j−1のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより端子n7とnMOSトランジスタ53j−1のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53j−2は、端子n8に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの2つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−2を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53k−2は、端子n7とnMOSトランジスタ53j−2のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53k−2は、オンすることにより端子n7とnMOSトランジスタ53j−2のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより端子n7とnMOSトランジスタ53j−2のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53j−3は、端子n8に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの3つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−3を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53k−3は、端子n7とnMOSトランジスタ53j−3のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53k−3は、オンすることにより端子n7とnMOSトランジスタ53j−3のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより端子n7とnMOSトランジスタ53j−3のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53j−4は、端子n8に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの4つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−4を介して、他端が接続されている。
また、スイッチ回路53k−4は、端子n7とnMOSトランジスタ53j−4のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53k−4は、オンすることにより端子n7とnMOSトランジスタ53j−4のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより端子n7とnMOSトランジスタ53j−4のゲートとの間を遮断するようになっている。
また、nMOSトランジスタ53l−1は、電圧VCGSELが供給される端子n2に一端が接続され、該1つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−1を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53m−1は、電圧VBSTが供給される端子n1とnMOSトランジスタ53l−1のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53m−1は、オンすることにより端子n1とnMOSトランジスタ53l−1のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより端子n1とnMOSトランジスタ53l−1のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53l−2は、端子n2に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの2つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−2を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53m−2は、端子n1とnMOSトランジスタ53l−2のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53m−2は、オンすることにより端子n1とnMOSトランジスタ53l−2のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより端子n1とnMOSトランジスタ53l−2のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53l−3は、端子n2に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの3つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−3を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53m−3は、端子n1とnMOSトランジスタ53l−3のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53m−3は、オンすることにより端子n1とnMOSトランジスタ53l−3のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより端子n1とnMOSトランジスタ53l−3のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53l−4は、端子n2に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの4つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−4を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53m−4は、端子n1とnMOSトランジスタ53l−4のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53m−4は、オンすることにより端子n1とnMOSトランジスタ53l−4のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより端子n1とnMOSトランジスタ53l−4のゲートとの間を遮断するようになっている。
なお、各スイッチ回路はそれぞれオンすることにより、各電圧VUSELHH、VUSELH、VUSEL、VGPH、VREADH、VBSTが、それぞれnMOSトランジスタのゲートに供給される。これにより、各nMOSトランジスタがオンするようになっている。
また、例えば、信号線CG−1〜CG−4の昇圧された電圧を降圧する場合には、放電回路53n−1〜53n−4が信号線CG−1〜CG−4と接地とを導通する。これにより、信号線CG−1〜CG−4の電圧が接地電圧になる。同様に、端子n9−1〜n9−4、n7の昇圧された電圧を降圧する場合には、放電回路53o−1〜53o−5が端子n9−1〜n9−4、n7と接地とを導通する。これにより、n9−1〜n9−4、n7の電圧が接地電圧になる。
以上のように、本実施例3においては、ワード線へ印加する各電圧VUSELH、VUSEL、VUSELL、VGP、VREADH、VISOごとに、同じ電圧を転送する複数のnMOSトランジスタのゲート電圧を生成するポンプ回路を共有化する。
これにより、ワード線の数が例えば32本、64本に増加させても、実施例2と同様に、ポンプ回路の出力の付加容量はnMOSトランジスタのゲートのみとなる。このため、ワード線の電圧の立ち上げスロープが保存できる。
また、実施例1と同様に、本実施例に係るワード線ドライバでは、ワード線WL(信号線CG)に対して複数の電圧を転送する複数のnMOSトランジスタのゲート電圧を生成するポンプ回路を共有化している。
これにより、不揮発性半導体記憶装置100の回路面積をさらに縮小することができる。
なお、以上のような構成を有する実施例3に係るワード線ドライバの動作は、実施例1で説明したワード線ドライバの動作と同様である。
すなわち、ワード線ドライバは、実施例1と同様に、電圧発生回路60により生成された電圧を、例えば、アドレス指定されたページアドレスに応じて、信号線CGに転送する。
ただし、本実施例では、ワード線(信号線CG−1〜CG−4)の昇圧は、対象となるワード線の目標電圧が同じ場合は、ポンプ回路が共有されているため、対象となる各ワード線に対して、昇圧のタイミングが同じとなる。
以上のように、本実施例に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、回路面積の縮小を図ることができる。
本実施例4においては、複数のワード線ドライバにおいて、同じ電圧を転送する複数のnMOSトランジスタのゲート電圧を生成するポンプ回路を共有化した他の例について説明する。なお、実施例4に係るワード線ドライバも、図1に示す不揮発性半導体記憶装置100に適用される。
ここで、図5は、図1に示すドライバ回路50の実施例4に係る複数のワード線ドライバ53の構成の一例を示す回路図である。なお、図5においては、図1に示すワード線ドライバ53が複数個(ここでは4個)合体して構成されるワード線ドライバの一例を示している。なお、図5において図4の符号と同じ符号は実施例3と同様の構成を示す。
図5に示すように、ワード線ドライバは、ポンプ回路353a−1〜353a−5と、nMOSトランジスタ53b−1〜53b−4、53d−1〜53b−4、53f−1〜53f−4、53h−1〜53h−4、53j−1〜53j−4、53l−1〜53l−4、53p−1〜53p−4と、共通nMOSトランジスタ302−1〜302−5と、電源用nMOSトランジスタ303−1〜303−5と、スイッチ回路53c−1〜53c4、53e−1〜53e4、53g−1〜53g−4、53i−1〜53i−4、53k−1〜53k−4、53m−1〜53m−4、53q−1〜53q−4と、放電回路53n−1〜53n−4、53o−1〜53o−5と、端子n1〜n8、n9−1〜n9−5と、電源端子n10−1〜n10−5と、を有する。
なお、ここでは、電源端子n10−1〜n10−5に、チャージポンプ回路61で生成された電圧VUSELHH、VUSELH、VUSEL、VGPHがそれぞれ印加されるようになっている。ここでは、電源端子n10−3に供給される電圧VUSELと電源端子n10−5に供給される電圧とが等しく設定されている。
ポンプ回路353a−5は、電源端子n10−5に供給される電圧VUSELを昇圧し、この昇圧した昇圧電圧Vp3を出力するようになっている。
共通nMOSトランジスタ302−5は、電源端子n10−5に一端が接続され、端子n11に他端が接続され、昇圧電圧Vp5がゲートに供給されている。この共通nMOSトランジスタ302−5は、昇圧電圧Vp5がゲートに供給されるとオンする。これにより、端子n9−3に電圧VUSELが転送される。
電源用nMOSトランジスタ303−5は、電源端子n10−5と端子n11との間にダイオード接続されている。これにより、電源端子n10−5に電圧(電源電圧)VUSELが印加されると、端子n11には、電圧(電源電圧)VUSELが閾値電圧だけ降下した電圧VUSELLが出力される。
nMOSトランジスタ53p−1は、電圧VUSELが供給される端子n9−3に一端が接続され、該1つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−1を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53q−1は、共通nMOSトランジスタ302−5の他端とnMOSトランジスタ53p−1のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53q−1は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−5の他端とnMOSトランジスタ53p−1のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−5の他端とnMOSトランジスタ53p−1のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53p−2は、端子n9−3に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの2つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−2を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53q−2は、共通nMOSトランジスタ302−5の他端とnMOSトランジスタ53p−2のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53q−2は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−5の他端とnMOSトランジスタ53p−2のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−5の他端とnMOSトランジスタ53p−2のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53p−3は、端子n9−3に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの3つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−3を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53q−3は、共通nMOSトランジスタ302−5の他端とnMOSトランジスタ53p−3のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53q−3は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−5の他端とnMOSトランジスタ53p−3のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−5の他端とnMOSトランジスタ53p−3のゲートとの間を遮断するようになっている。
nMOSトランジスタ53p−4は、端子n9−3に一端が接続され、複数の転送トランジスタのうちの4つ目の転送トランジスタの他端に、信号線CG−4を介して、他端が接続されている。
スイッチ回路53q−4は、共通nMOSトランジスタ302−5の他端とnMOSトランジスタ53p−4のゲートとの間に接続されている。このスイッチ回路53q−4は、オンすることにより共通nMOSトランジスタ302−5の他端とnMOSトランジスタ53p−4のゲートとの間を導通し、一方、オフすることにより共通nMOSトランジスタ302−5の他端とnMOSトランジスタ53p−4のゲートとの間を遮断するようになっている。
このように、実施例4に係るワード線ドライバは、実施例3と比較して、ポンプ回路353a−5、nMOSトランジスタ53p−1〜53p−4、共通nMOSトランジスタ302−5、電源用nMOSトランジスタ303−5、スイッチ回路53q−1〜53q−4、放電回路53o−5、端子n9−5、および電源端子n10−5が追加されている。
なお、各スイッチ回路はそれぞれオンすることにより、各電圧VUSELHH、VUSELH、VUSEL、VGPH、VREADH、VBSTが、それぞれnMOSトランジスタのゲートに供給される。これにより、各nMOSトランジスタがオンするようになっている。
また、例えば、信号線CG−1〜CG−4の昇圧された電圧を降圧する場合には、放電回路53n−1〜53n−5が信号線CG−1〜CG−4と接地とを導通する。これにより、信号線CG−1〜CG−4の電圧が接地電圧になる。同様に、端子n9−1〜n9−5、n7の昇圧された電圧を降圧する場合には、放電回路53o−1〜53o−6が端子n9−1〜n9−5、n7と接地とを導通する。これにより、n9−1〜n9−5、n7の電圧が接地電圧になる。
なお、以上のような構成を有する実施例4に係るワード線ドライバの動作は、実施例1で説明したワード線ドライバの動作と同様である。
すなわち、ワード線ドライバは、実施例1と同様に、電圧発生回路60により生成された電圧を、例えば、アドレス指定されたページアドレスに応じて、信号線CGに転送する。
ここで、例えば、2つのワード線(信号線CG−1、CG−2)のみに着目した場合について説明する。
例えば、アドレス指定されたページアドレスにより、ワード線(信号線CG−1)を電圧VUSELLに昇圧する場合、ワード線ドライバは、スイッチ回路53g−1をオンし、残りのスイッチ回路53c−1、53e−1、53i−1、53k−1、53m−1、53q−1をオフする。さらに、ワード線ドライバは、スイッチ回路53c−2、53e−2、53g−2、53i−2、53k−2、53m−2、53q−2をオフする。
これにより、nMOSトランジスタ53f−1のみがオンし、残りのnMOSトランジスタがオフすることにより、電圧VSELLが信号線CG−1に転送される。
その後、アドレス指定されたページアドレスにより、ワード線(信号線CG−2)を電圧VUSELLに昇圧する場合、ワード線ドライバは、スイッチ回路53c−1、53e−1、53g−1、53i−1、53k−1、53m−1、53q−1をオフする。さらに、ワード線ドライバは、スイッチ回路53k−2をオンし、残りのスイッチ回路53c−2、53e−2、53g−2、53i−2、53m−2、53q−2をオフする。
これにより、nMOSトランジスタ53j−2のみがオンし、残りのnMOSトランジスタがオフすることにより、電圧VSELLが信号線CG−2に転送される。
このように、本実施例では、ワード線(信号線CG−1〜CG−4)の昇圧は、対象となるワード線の目標電圧(ここでは、電圧VUSELL)が同じ場合でも、ポンプ回路を共有していないため、対象となる各ワード線に対して、昇圧のタイミングを異ならせることができる。
通常、ポンプ回路が所定の昇圧電圧を出力するまでには或る程度の時間が必要になるが、ポンプ回路が異なる2つの同じ電圧の転送に関しては、上記のような動作が可能になる。
また、本実施例に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、実施例3と同様に、回路面積の縮小を図ることができる。
既述の実施例1においては、ワード線WL(信号線CG)に対して複数の電圧を転送する複数のnMOSトランジスタのゲート電圧を生成するポンプ回路を共有化した例について説明した。
本実施例5においては、ワード線WL(信号線CG)に対して複数の電圧を転送する複数のnMOSトランジスタのゲート電圧を生成するポンプ回路を共有化した他の例について説明する。なお、実施例5に係るワード線ドライバも、図1に示す不揮発性半導体記憶装置100に適用される。
ここで、図6は、図1に示すドライバ回路50の実施例5に係るワード線ドライバ53の構成の一例を示す回路図である。なお、図6において図2の符号と同じ符号は実施例1と同様の構成を示す。
図6に示すように、ワード線ドライバ53は、ポンプ回路553aと、nMOSトランジスタ53b、53d、53f、53h、53j、53lと、スイッチ回路53c、53e、53g、53i、53k、53mと、放電回路53n、53oと、端子n1〜n9、n501と、を有する。
ポンプ回路553aは、端子n4に供給される電圧VUSELを昇圧し、この昇圧した昇圧電圧Vp1を、nMOSトランジスタ53dのゲートに、出力するようになっている。
nMOSトランジスタ53dは、ポンプ回路553aの出力に一端が接続され、該転送トランジスタ43の他端に、該信号線CGを介して、他端が接続され、ポンプ回路553aの出力にゲートが接続されたている。すなわち、nMOSトランジスタ53dのゲートは、端子n9に接続されていない。そして、ポンプ回路553aが出力した昇圧電圧Vp2がnMOSトランジスタ53dのゲートに印加されることにより、nMOSトランジスタ53dがオンするようになっている。
また実施例5に係るワード線ドライバ53は、実施例1と比較して、スイッチ回路53eが省略されている。すなわち、nMOSトランジスタ53dに対するポンプ回路553aが共有化されていない。さらに、端子n9に、電圧発生回路60から電圧VUSELHH(VBSTC)が、端子501を介して、直接供給されている。
なお、既述のように、電圧VBST、電圧VCGSEL、電圧VUSELH、電圧VUSEL、電圧VUSELL、電圧VGP、電圧VISOは、電圧発生回路60のチャージポンプ回路61により生成される。電圧VUSELHHは、電圧VUSELHよりも高く設定されている。また、電圧VUSELHは、電圧VUSELよりも高く設定されている。また、電圧VUSELは、電圧VUSELLよりも高く設定されている。また、電圧VUSELLは、電圧VGPよりも高く設定されている。また、電圧VISOは、例えば、0Vである。
また、電圧VUSELHHは、nMOSトランジスタ53b、53f、53hの閾値電圧よりも高く設定されており、昇圧電圧Vpaは、nMOSトランジス53dタの閾値電圧よりも高く設定されている。
なお、ワード線ドライバ53のその他の構成は、実施例1と同様である。
なお、以上のような構成を有する実施例5に係るワード線ドライバ53の動作の基本的な部分は、実施例1で説明したワード線ドライバの動作と同様である。
すなわち、ワード線ドライバ53は、実施例1と同様に、電圧発生回路60により生成された電圧を、例えば、アドレス指定されたページアドレスに応じて、信号線CGに転送する。
しかし、この実施例5の動作では、信号線CGの電圧を昇圧する点で、実施例1とは異なる。
ここで、図7は、従来のワード線ドライバが接続されたワード線(信号線)の電圧と、時間との関係の一例を示す図である。なお、図7に示す特性は、実施例1も同様になる。
既述のように、従来のワード線ドライバでは、それぞれ電圧VUSELH、VUSEL、VUSELL、VGPを転送する複数のnMOSトランジスタに対してポンプ回路が設けられている。したがって、そのうちの1つのポンプ回路が昇圧動作することにより該nMOSトランジスタうちの1つのゲート電圧が上昇して、1つの該nMOSトランジスタがオンする。これにより、ワード線(信号線)の電圧が転送される電圧に応じて上昇する(図7)。
一方、図8は、実施例5のワード線ドライバが接続されたワード線(信号線)の電圧と、時間との関係の一例を示す図である。
実施例5に係るワード線ドライバ53は、まず、時間t0〜t1において、ポンプ回路553aから昇圧電圧Vpaを出力し、且つ、スイッチ回路53c、53g、53i、53k、53mをオフする。したがって、nMOSトランジスタ53dのみがオンする。
これにより、信号線の電圧が、電圧VUSELまで昇圧される。この期間では、電圧VUSELH、VUSEL、VUSELL、VGPの何れでも信号線の昇圧のスロープが同じである。
その後、時間t1以降、継続して、ポンプ回路553aから昇圧電圧Vpaを出力し、且つ、スイッチ回路53c、53g、53i、53k、53mをオフする。したがって、継続して、nMOSトランジスタ53dのみがオンする。
これにより、信号線の電圧が、電圧VUSELに維持される。
または、時間t1以降、ポンプ回路553aから昇圧電圧Vpaの出力を停止し且つ第スイッチ回路53c、53g、53iのうち何れか1つをオンし、残りのスイッチ回路をオフし、スイッチ回路53k、53mをオフする。
これにより、nMOSトランジスタ53b、53f、53hのうちのオンしたnMOSトランジスタが転送する電圧(電圧VSELH、VUSELL、VGPの何れかの電圧)が信号線に転送される。
なお、上述のように、中間的な電圧である電圧VUSELに信号線CGの電圧を昇圧し、その後、各電圧に信号線CGの電圧を昇圧または降圧することにより、遷移時間を短縮できる。
このように、この実施例5の動作では、信号線CGの電圧を昇圧する動作が実施例1とは異なる。実施例1では、ポンプ回路の負荷が増えてしまうため、ポンプ回路のサイズの調整が必要である。
しかし、本実施例5では、ワード線(信号線)の昇圧を、ポンプ回路でコントロールする電圧を1つに設定する(電圧VUSEL)。そして、ワード線ドライバは、電圧VUSELへの昇圧完了後、それぞれ必要なレベルへ信号線の電圧を遷移させる。
ワード線昇圧スロープ区間は、1つの電圧(電圧VUSEL)に限定することにより、ポンプ回路を1つとすることができる。これにより、不揮発性半導体記憶装置の回路面積の縮小の効果がある。さらに、ポンプ回路のサイズ調整も不要となる。
以上のように、本実施例に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、回路面積の縮小を図ることができる。
10 メモリセルアレイ
20 センスアンプ
30 ソース線ドライバ
40 ロウデコーダ
50 ドライバ回路
60 電圧発生回路
70 制御回路
100 不揮発性半導体記憶装置(NAND型フラッシュメモリ)

Claims (16)

  1. 閾値電圧に応じてデータを記憶可能な複数のメモリセルトランジスタを含むメモリセルアレイと、
    前記複数のメモリセルトランジスタの制御ゲート電極にそれぞれ接続された複数のワード線に一端が接続された複数の転送MOSトランジスタを有するロウデコーダと、
    供給された電圧を選択し、前記複数の転送MOSトランジスタの他端に供給するワード線ドライバと、
    前記ワード線ドライバに電圧を供給する電圧発生回路と、
    前記ロウデコーダ、前記ワード線ドライバ、および、前記電圧発生回路の動作を制御する制御回路と、を備え、
    前記ワード線ドライバは、
    第1の端子に供給される第1の電圧を昇圧し、この昇圧した第1の昇圧電圧を出力する第1のポンプ回路と、
    前記第1の端子に一端が接続され、前記複数の転送トランジスタのうちの第1の転送トランジスタの他端に他端が接続された第1のnMOSトランジスタと、
    前記第1のポンプ回路の出力と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、オンすることにより前記第1のポンプ回路の出力と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間を導通し、オフすることにより前記第1のポンプ回路の出力と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間を遮断する第1のスイッチ回路と、
    第2の電圧が供給される第2の端子に一端が接続され、前記第1の転送トランジスタの他端に他端が接続された第2のnMOSトランジスタと、
    前記第1のポンプ回路の出力と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、オンすることにより前記第1のポンプ回路の出力と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間を導通し、オフすることにより前記第1のポンプ回路の出力と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間を遮断する第2のスイッチ回路と、を有する
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記第1の電圧は、前記第2の電圧よりも高いことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記第1の昇圧電圧は、前記第1のnMOSトランジスタおよび前記第2のnMOSトランジスタの閾値電圧よりも高い
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記第1のスイッチ回路および前記第2のスイッチ回路の何れか一方がオンし他方がオフする
    ことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 閾値電圧に応じてデータを記憶可能な複数のメモリセルトランジスタがマトリクス状に配置されたメモリセルアレイと、
    前記複数のメモリセルトランジスタの制御ゲート電極にそれぞれ接続された複数のワード線に一端が接続された複数の転送MOSトランジスタを有するロウデコーダと、
    供給された電圧を選択し、前記複数の転送MOSトランジスタの他端に供給するワード線ドライバと、
    前記ワード線ドライバに電圧を供給する電圧発生回路と、
    前記ロウデコーダ、前記ワード線ドライバ、および、前記電圧発生回路の動作を制御する制御回路と、を備え、
    前記ワード線ドライバは、
    電源端子に供給される電源電圧を昇圧し、この昇圧した第1の昇圧電圧を出力する第1のポンプ回路と、
    前記電源端子に一端が接続され、前記第1の昇圧電圧がゲートに供給される共通nMOSトランジスタと、
    第1の電圧が供給される第1の端子に一端が接続され、前記複数の転送トランジスタのうちの第1の転送トランジスタの他端に他端が接続された第1のnMOSトランジスタと、
    前記共通nMOSトランジスタの他端と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、オンすることにより前記共通nMOSトランジスタの他端と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間を導通し、オフすることにより前記共通nMOSトランジスタの他端と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間を遮断する第1のスイッチ回路と、
    第2の電圧が供給される第2の端子に一端が接続され、前記第1の転送トランジスタの他端に他端が接続された第2のnMOSトランジスタと、
    前記共通nMOSトランジスタの他端と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、オンすることにより前記共通nMOSトランジスタの他端と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間を導通し、オフすることにより前記共通nMOSトランジスタの他端と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間を遮断する第2のスイッチ回路と、を有する
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記ワード線ドライバは、
    前記電源端子に前記電源電圧を供給する電源回路と、
    前記電源端子と前記第1の端子との間にダイオード接続された電源用nMOSトランジスタと、を有する
    ことを特徴とする請求項5に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 前記第1の電圧は、前記第2の電圧よりも高いことを特徴とする請求項5に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 閾値電圧に応じてデータを記憶可能な複数のメモリセルトランジスタがマトリクス状に配置されたメモリセルアレイと、
    前記複数のメモリセルトランジスタの制御ゲート電極にそれぞれ接続された複数のワード線に一端が接続された複数の転送MOSトランジスタを有するロウデコーダと、
    供給された電圧を選択し、前記複数の転送MOSトランジスタの他端に供給するワード線ドライバと、
    前記ワード線ドライバに電圧を供給する電圧発生回路と、
    前記ロウデコーダ、前記ワード線ドライバ、および、前記電圧発生回路の動作を制御する制御回路と、を備え、
    前記ワード線ドライバは、
    第1の電源端子に供給される電圧を昇圧し、この昇圧した第1の昇圧電圧を出力する第1のポンプ回路と、
    前記第1の電源端子に一端が接続され、前記第1の昇圧電圧がゲートに供給される第1の共通nMOSトランジスタと、
    第1の電圧が供給される第1の端子に一端が接続され、前記複数の転送トランジスタのうちの第1の転送トランジスタの他端に他端が接続された第1のnMOSトランジスタと、
    前記第1の共通nMOSトランジスタの他端と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、オンすることにより前記第1の共通nMOSトランジスタの他端と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間を導通し、オフすることにより前記第1の共通nMOSトランジスタの他端と前記第1のnMOSトランジスタのゲートとの間を遮断する第1のスイッチ回路と、
    前記第1の端子に一端が接続され、前記複数の転送トランジスタのうちの第2の転送トランジスタの他端に他端が接続された第2のnMOSトランジスタと、
    前記第1の共通nMOSトランジスタの他端と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、オンすることにより前記第1の共通nMOSトランジスタの他端と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間を導通し、オフすることにより前記第1の共通nMOSトランジスタの他端と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間を遮断する第2のスイッチ回路と、を有する
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  9. 前記ワード線ドライバは、
    第2の電源端子に供給される電圧を昇圧し、この昇圧した第2の昇圧電圧を出力する第2のポンプ回路と、
    前記第2の電源端子に一端が接続され、前記第2の昇圧電圧がゲートに供給される第2の共通nMOSトランジスタと、
    第2の電圧が供給される第2の端子に一端が接続され、前記第1の転送トランジスタの他端に他端が接続された第3のnMOSトランジスタと、
    前記第2の共通nMOSトランジスタの他端と前記第3のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、オンすることにより前記第2の共通nMOSトランジスタの他端と前記第3のnMOSトランジスタのゲートとの間を導通し、オフすることにより前記第2の共通nMOSトランジスタの他端と前記第3のnMOSトランジスタのゲートとの間を遮断する第3のスイッチ回路と、
    前記第2の端子に一端が接続され、前記第2の転送トランジスタの他端に他端が接続された第4のnMOSトランジスタと、
    前記第2の共通nMOSトランジスタの他端と前記第4のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、オンすることにより前記第2の共通nMOSトランジスタの他端と前記第4のnMOSトランジスタのゲートとの間を導通し、オフすることにより前記第2の共通nMOSトランジスタの他端と前記第4のnMOSトランジスタのゲートとの間を遮断する第4のスイッチ回路と、をさらに有する
    ことを特徴とする請求項8に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  10. 前記第1の電圧と前記第2の電圧とが等しいことを特徴とする請求項9に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  11. 前記第2のスイッチ回路、前記第3のスイッチ回路、および前記第4のスイッチ回路がオフし、且つ、前記第1のスイッチ回路がオンし、
    その後、前記第1のスイッチ回路、前記第2のスイッチ回路、および前記第3のスイッチ回路がし、且つ、前記第4のスイッチ回路がオンする
    ことを特徴とする請求項10に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  12. 前記第1の昇圧電圧は、前記第1のnMOSトランジスタおよび前記第2のnMOSトランジスタの閾値電圧よりも高い
    ことを特徴とする請求項9に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  13. 閾値電圧に応じてデータを記憶可能な複数のメモリセルトランジスタを含むメモリセルアレイと、
    前記複数のメモリセルトランジスタの制御ゲート電極にそれぞれ接続された複数のワード線に一端が接続された複数の転送MOSトランジスタを有するロウデコーダと、
    供給された電圧を選択し、前記複数の転送MOSトランジスタの他端に供給するワード線ドライバと、
    前記ワード線ドライバに電圧を供給する電圧発生回路と、
    前記ロウデコーダ、前記ワード線ドライバ、および、前記電圧発生回路の動作を制御する制御回路と、を備え、
    前記ワード線ドライバは、
    第1の端子に供給される第1の電圧を昇圧し、この昇圧した第1の昇圧電圧を出力する第1のポンプ回路と、
    前記第1の端子に一端が接続され、前記複数の転送トランジスタのうちの第1の転送トランジスタの他端に他端が接続され、前記第1のポンプ回路の出力にゲートが接続された第1のnMOSトランジスタと、
    第2の電圧が供給される第2の端子に一端が接続され、前記第1の転送トランジスタの他端に他端が接続された第2のnMOSトランジスタと、
    第3の電圧が印加される第3の端子と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、オンすることにより前記第3の端子と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間を導通し、オフすることにより前記第3の端子と前記第2のnMOSトランジスタのゲートとの間を遮断する第2のスイッチ回路と、
    第4の電圧が印加される第4の端子に一端が接続され、前記第1の転送トランジスタの他端に他端が接続された第3のnMOSトランジスタと、
    前記第3の端子と前記第3のnMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、オンすることにより前記第3の端子と前記第3のnMOSトランジスタのゲートとの間を導通し、オフすることにより前記第3の端子と前記第3のnMOSトランジスタのゲートとの間を遮断する第3のスイッチ回路と、を有する
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  14. 前記第1のポンプ回路から前記第1の昇圧電圧を出力し、且つ、前記第1のスイッチ回路および前記第2のスイッチ回路をオフし、
    その後、継続して前記第1のポンプ回路から前記第1の昇圧電圧を出力し且つ前記第1のスイッチ回路および前記第2のスイッチ回路をオフし、または、前記第1のポンプ回路から前記第1の昇圧電圧の出力を停止し且つ前記第1のスイッチ回路および前記第2のスイッチ回路の一方をオフし他方をオンする
    ことを特徴とする請求項13に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  15. 前記第1の電圧は、前記第4の電圧よりも高く、前記第2の電圧よりも低いことを特徴とする請求項13または14に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  16. 前記第1の昇圧電圧は、前記第1のnMOSトランジスタの閾値電圧よりも高く、
    前記第3の電圧は、前記第2のnMOSトランジスタおよび前記第3のnMOSトランジスタの閾値電圧よりも高い
    ことを特徴とする請求項13ないし15に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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