JP2008262669A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、NAND型フラッシュメモリにおいて、ダミーキャパシタを用いてセンスアンプのセンス時間を制御する場合に、より低い電圧レベルまでダミーキャパシタを定電流放電させることができるようにする。
【解決手段】たとえば、コア制御ロジック回路からのSTARTパルスがロウレベルからハイレベルに変化すると、ロジック回路321がハイレベルのゲートパルスPCHを生成する。これにより、pMOSトランジスタMP1がオフされる。このとき、ゲートに与えられるSTOPパルスがハイレベルとなり、nMOSトランジスタMN1がオン状態となる。すると、センスノードSENおよびnMOSトランジスタMN1を介して、ダミーキャパシタC1が定電流放電回路322の放電パス(DMBL)より定電流放電される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、半導体記憶装置に関するもので、たとえば、二重(積層)ゲート構造のMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタによってメモリセルが構成されてなるNAND型フラッシュメモリに関する。
従来、NAND型フラッシュメモリは、電気的にデータの書き換え(書き込みおよび消去)が可能で、高密度化および大容量化に適した不揮発性の半導体記憶装置として、よく知られている。また、このNAND型フラッシュメモリにおいては、センス時間(セル電流がセンスノードのキャパシタンスを放電する放電時間またはSTBパルス幅)の制御が可能なセンスアンプを備えたものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
NAND型フラッシュメモリで用いられるセンスアンプのセンス方式としては、センス時間を回路により規定される固定値とする方法もある。その一方で、センスアンプを構成するトランジスタの温度依存によるセンス特性のバラツキを補償する1つの方法として、センス時間を制御することが行われている。
センスアンプのセンス時間を制御する方法として、ダミーのセンスアンプを用いる方法が考えられている。この方法は、本来(実際)のセンスアンプと同じ構成のダミーのセンスアンプを用意し、本来のセンスアンプのキャパシタと同じ容量のダミーキャパシタを、定電流放電回路によって定電流放電させる。そして、この定電流放電により、センスノードの電圧を受けるダミートランジスタ(たとえば、pMOSトランジスタ)がオンするまでの時間によって、本来のセンスアンプのセンス時間を制御しようとするものである。
上記した方法の場合、センスノードの電圧を受けるダミートランジスタがオンするまで、ダミーキャパシタを定電流放電させ続ける必要がある。そのため、装置の内部動作電圧がある程度の低い電圧レベルでも、ダミーキャパシタを定電流放電させ続けられるだけの能力が、定電流放電回路には要求される。この要求は、内部動作電圧の低電圧化とともに強くなってきている。特に、本来のセンスアンプの、キャパシタの初期充電レベルおよびpMOSトランジスタのソース電位が低くなると、それにともなって、ダミートランジスタがオンするのに必要なゲートの電圧レベルも低下する。このため、定電流放電回路としては、より低い電圧レベルまでダミーキャパシタを定電流放電させることができる能力が必要であった。すなわち、ソース電位が低下したダミートランジスタをオンさせるためには、より低いゲート電位を発生できるようにする必要があった。
上記したように、NAND型フラッシュメモリにおいては、内部動作電圧の低電圧化が図られている。そのため、センスアンプを構成するトランジスタの温度依存によるセンス特性のバラツキを補償するために、より低い電圧レベルまでダミーキャパシタを定電流放電させることが可能な定電流放電回路が求められていた。
米国特許第7,023,736号明細書
本発明は、上記の問題点を解決すべくなされたもので、内部動作電圧の低電圧化にともない、ダミーキャパシタを用いてセンスアンプのセンス時間を制御する場合にも、より低い電圧レベルまでダミーキャパシタを定電流放電させることができ、センスアンプを構成するトランジスタの温度依存によるセンス特性のバラツキを補償することが可能な半導体記憶装置を提供することを目的としている。
本願発明の一態様によれば、複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの前記複数のメモリセルからそれぞれデータを読み出す複数のセンスアンプと、
前記複数のセンスアンプがそれぞれ備えるキャパシタと同等のサイズを有するダミーキャパシタ、前記ダミーキャパシタの一方の電極に接続された制御用トランジスタ、および、前記制御用トランジスタを制御して、前記ダミーキャパシタを定電流放電させる定電流放電回路を有する、前記複数のセンスアンプのセンス時間を制御するためのセンス時間生成回路と
を具備し、
前記定電流放電回路は、直列に接続された第1および第2のnMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタと、前記第1および前記第2のnMOSトランジスタを最低電圧により飽和領域で動作させるためのゲート電圧を生成するミラー回路と、を有することを特徴とする半導体記憶装置が提供される。
また、本願発明の一態様によれば、複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの前記複数のメモリセルからそれぞれデータを読み出す複数のセンスアンプと、
前記複数のセンスアンプがそれぞれ備えるキャパシタと同等のサイズを有するダミーキャパシタ、前記ダミーキャパシタの一方の電極に接続された制御用トランジスタ、および、前記制御用トランジスタを制御して、前記ダミーキャパシタを定電流放電させる定電流放電回路を有する、前記複数のセンスアンプのセンス時間を制御するためのセンス時間生成回路と
を具備し、
前記定電流放電回路は、前記制御用トランジスタのソースにドレインが接続された第1のnMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタと、前記第1のnMOSトランジスタのソースにドレインが接続された第2のnMOSトランジスタと、前記第1のnMOSトランジスタのゲートに接続された第1の電流源と、前記第2のnMOSトランジスタのゲートに接続された第2の電流源と、前記第1の電流源からの出力がゲートおよびドレインに供給される第3のnMOSトランジスタと、前記第1の電流源からの出力がゲートに供給され、前記第2の電流源からの出力がドレインに供給される第4のnMOSトランジスタと、前記第2の電流源からの出力がゲートに供給される第5のnMOSトランジスタと、を有することを特徴とする半導体記憶装置が提供される。
上記の構成により、内部動作電圧の低電圧化にともない、ダミーキャパシタを用いてセンスアンプのセンス時間を制御する場合にも、より低い電圧レベルまでダミーキャパシタを定電流放電させることができ、センスアンプを構成するトランジスタの温度依存によるセンス特性のバラツキを補償することが可能な半導体記憶装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。ただし、図面は模式的なものであり、各図面の寸法および比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面の相互間においても、互いの寸法の関係および/または比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。特に、以下に示すいくつかの実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための装置および方法を例示したものであって、構成部品の形状、構造、配置などによって、本発明の技術思想が特定されるものではない。この発明の技術思想は、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることができる。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態にしたがった半導体記憶装置の基本構成を示すものである。本実施形態では、不揮発性の半導体記憶装置である、二重ゲート構造を有するMOSトランジスタによってメモリセルが構成されてなるNAND型フラッシュメモリを例に説明する。
図1に示すように、このメモリチップは、メモリセルアレイ11、ロウデコーダ部21、センスアンプ部22、コア制御駆動部23、カラムデコーダ部24、アドレス回路25、高電圧発生回路26、入出力(I/O)回路27、および、制御回路30を有している。メモリセルアレイ11は複数のメモリセルトランジスタを有し、書き込みデータを不揮発に記憶するものである。メモリセルアレイ11の詳細については、後述する。ロウデコーダ部21は、アドレス回路25からのブロック選択信号を受けて、そのブロック選択信号に対応するブロックをメモリセルアレイ11より選択する。そして、その選択ブロックのワード線に動作に応じた適切な電位を供給するものである。
センスアンプ部22は複数のセンスアンプ(S/A)を有し、選択セルトランジスタの状態(保持データ)の読み出しを行うものである。コア制御駆動部23は、このメモリチップのコア部分を制御するもので、メモリセルアレイ11、ロウデコーダ部21およびセンスアンプ部22に、動作に応じた制御信号(制御パルス)および動作に応じた適切な電圧を供給するドライバ回路である。カラムデコーダ部24は、アドレス回路25からのカラム選択信号に応じて、メモリセルアレイ11より選択されたカラム(センスアンプS/A)とデータ線DLとの接続を制御するものであって、入出力回路27とセンスアンプS/Aとの間で読み出しデータおよび書き込みデータの転送を行うものである。アドレス回路25は、チップの外部より入力されるアドレス情報および動作に応じてブロック選択信号およびカラム選択信号を生成し、ブロック選択信号をロウデコーダ部21に、カラム選択信号をカラムデコーダ部24に、それぞれ供給するものである。
高電圧発生回路26はチャージポンプ回路を含み、制御回路30からの指示により動作に応じた電圧を発生させてコア制御駆動部23に供給するものである。入出力回路27は、制御回路30からの指示により、ライト動作時には、チップのI/Oパッドから入力されたコマンド、アドレス情報、書き込みデータを取り込み、コマンドを制御回路30に、アドレス情報をアドレス回路25に、書き込みデータをデータ線DL上に、それぞれ出力するものである。また、リード動作時には、制御回路30からの指示により、データ線DL上の読み出しデータをI/Oパッドに出力するものである。制御回路30は、チップの外部より入力されるコントロール信号を受けて、コア制御駆動部23、アドレス回路25、高電圧発生回路26、および、入出力(I/O)回路27を制御するもので、後述するセンス時間生成回路を有して構成されている。なお、書き込みデータはセルトランジスタに書き込まれて保持データとなり、その保持データがセルトランジスタより読み出されて読み出しデータとなる。
図2は、上記したメモリチップのコア部分の構成を示すものである。本実施形態の場合、たとえば直列に接続された32個のメモリセルトランジスタCTと、その両端に接続された選択トランジスタSTd,STsとによって、それぞれNANDセル列(NAND string)NCSが構成されている。NANDセル列NCSは、メモリセルアレイ11の構成単位である。メモリセルトランジスタCTのそれぞれは、二重ゲート構造を有するMOSトランジスタによって構成されている。メモリセルトランジスタCTの制御ゲート電極には、それぞれ、ワード線WL0〜WL31が接続されている。
NANDセル列NCSの一端側の選択トランジスタSTdは、ビット線BL0〜BLmのいずれかに接続されている。選択トランジスタSTdのゲート電極には、選択信号線SGDが共通に接続されている。NANDセル列NCSの他端側の選択トランジスタSTsはソース線(CELSRC)に共通に接続されている。選択トランジスタSTsのゲート電極には、選択信号線SGSが共通に接続されている。ワード線WL0〜WL31および選択信号線SGD,SGSは、ロウデコーダ部21にそれぞれ接続されている。ビット線BL0〜BLmは、それぞれ、センスアンプS/Aに接続されている。ワード線WL0〜WL31および選択信号線SGD,SGSを共有するm個のNANDセル列NCSによって、各ブロック(一単位)BLK0〜BLKnが構成されている。
すなわち、メモリセルアレイ11には、n個のブロックBLK0〜BLKnが設けられている。各ブロックBLK0〜BLKnには、それぞれ、ビット線BL0〜BLmを共有するm個のNANDセル列NCSが設けられている。各ブロックBLK0〜BLKnのm個のNANDセル列NCSは、ワード線WL0〜WL31および選択信号線SGD,SGSを共有している。
なお、データの書き込みおよび消去は、選択されたメモリセルトランジスタCTの浮遊ゲート電極に対して、FNトンネル電流を用いて電子を出し入れすることにより行われる。
図3は、センスアンプのセンス時間を制御するためのセンス時間生成回路(制御部)の構成を示すものである。本実施形態の場合、センス時間生成回路31は、制御回路30内に設けられている。センス時間生成回路31は、センスタイミング発生器32とコア制御ロジック回路33とから構成されている。
センスタイミング発生器32は、コア制御ロジック回路33からのSTARTパルスにしたがってSTOPパルスを生成し、そのSTOPパルスをコア制御ロジック回路33に出力する。コア制御ロジック回路33は、STARTパルスおよびセンスタイミング発生器32からのSTOPパルスに応じてコア制御駆動部23を制御する。つまり、コア制御ロジック回路33は、STARTパルスおよびセンスタイミング発生器32からのSTOPパルスにもとづいて、センスアンプ部22の各センスアンプS/Aを制御するためのFLTパルスおよびSTBパルスを生成し、コア制御駆動部23に供給する。
なお、センスアンプS/Aの構成およびセンスアンプS/Aのセンス時間制御に関しては、たとえば米国特許第7,023,736号明細書に開示されているので、ここでの詳細な説明は割愛する。
図4は、センス時間生成回路31を構成するセンスタイミング発生器32の構成例を示すものである。センスタイミング発生器32は、センスアンプS/Aとほぼ同様の構成を有するダミーのセンスアンプDSA、ロジック回路321、および、定電流放電(sink)回路322を備えている。
ロジック回路321は、コア制御ロジック回路33からのSTARTパルスの立ち上がりを検出し、ハイレベルのゲートパルスPCHを生成する。定電流放電回路322は、センス時に、ダミーのセンスアンプDSAが備えるダミーキャパシタC1を定電流放電させるためのものである。ダミーのセンスアンプDSAは、pMOSトランジスタMP1,MP2(ダミートランジスタ)、nMOSトランジスタMN1,MN2、センスアンプS/Aに設けられたキャパシタ(図示していない)と同等のサイズ(容量)を有するダミーキャパシタC1、および、インバータ回路INV1,INV2からなるラッチ回路Laを有している。
すなわち、pMOSトランジスタMP1は、ゲートがロジック回路321に接続され、ソースにはメモリチップの内部動作電圧VDDが供給されている。pMOSトランジスタMP1のドレインは、nMOSトランジスタMN1のドレインに接続されている。nMOSトランジスタMN1は、ソースが定電流放電回路322の放電パス(DMBL)に接続されている。pMOSトランジスタMP1およびnMOSトランジスタMN1の共通ドレイン(センスノードSEN)には、pMOSトランジスタMP2のゲートおよびキャパシタC1の一方の電極が接続されている。キャパシタC1の他方の電極およびpMOSトランジスタMP2のソースには、それぞれ、内部動作電圧VDDが供給されている。pMOSトランジスタMP2のドレインは、nMOSトランジスタMN2のドレインに接続されている。nMOSトランジスタMN2は、ゲートが図示せぬリセット(RST)端子に接続され、ソースが接地(接地電位VSSに接続)されている。
ラッチ回路Laは、インバータ回路INV1の入力端およびインバータ回路INV2の出力端が、pMOSトランジスタMP2およびnMOSトランジスタMN2の共通ドレインに接続されている。ラッチ回路Laの出力(ノードLAT)である、インバータ回路INV1の出力端およびインバータ回路INV2の入力端は、nMOSトランジスタMN1のゲートおよび定電流放電回路322に接続されている。また、このラッチ回路Laの出力が、センスタイミング発生器32の出力(STOPパルス)として外部に取り出されるようになっている。なお、ロジック回路321および定電流放電回路322には、コア制御ロジック回路33からのSTARTパルスが供給されている。
図5は、上記したセンスタイミング発生器32の動作を説明するために示すものである。たとえば、コア制御ロジック回路33からのSTARTパルスがロウレベルからハイレベルに変化したとする。すると、ロジック回路321は、ハイレベルのゲートパルスPCHを生成し、pMOSトランジスタMP1のゲートを制御する。これにより、pMOSトランジスタMP1はオフされる。このとき、ゲートに与えられるSTOPパルスがハイレベルとされて、nMOSトランジスタMN1はオン状態である。よって、センスノードSENおよびnMOSトランジスタMN1を介して、ダミーキャパシタC1が定電流放電回路322の放電パス(DMBL)より定電流放電される。
しばらくして、センスノードSENの電位が徐々に低下し、pMOSトランジスタMP2のしきい値電圧に達すると、pMOSトランジスタMP2がオンする。すると、ラッチ回路Laの出力が反転する。また、STOPパルスがロウレベルになるとともに、nMOSトランジスタMN1がオフする。これにより、ダミーキャパシタC1の定電流放電回路322による定電流放電は終了される。こうして、センスアンプS/Aを構成するトランジスタの温度依存によるセンス特性のバラツキを補償するのに最適なセンス時間が、センスタイミング発生器32によって間接的に求められる。すなわち、このセンスタイミング発生器32によれば、pMOSトランジスタMP1をオフしてから、定電流放電によりpMOSトランジスタMP2がオンするまでの時間が、最適なセンス時間として求められる。
本実施形態の場合、コア制御ロジック回路33において、STARTパルスの立ち上がりをもとにFLTパルス(ハイレベル)を、また、STOPパルスの立ち下がりをもとにSTBパルス(ロウレベル)を、それぞれ生成する。これにより、センスアンプ部22の各センスアンプS/Aを最適なセンス時間によって駆動するための、FLTパルスおよびSTBパルスが得られる。
ここで、定電流放電回路322としては、より低い電圧レベルまでダミーキャパシタC1を定電流放電できる能力が求められる。たとえば、メモリチップの内部動作電圧(VDD)の低電圧化、または、センスアンプS/Aのキャパシタの初期充電レベルの低下およびpMOSトランジスタMP2のソース電位の低下により、pMOSトランジスタMP2がオンする電圧レベルが低下した場合にも、pMOSトランジスタMP2がオンするまではダミーキャパシタC1を定電流放電させ続けるための工夫が、定電流放電回路322には施されている。
図6は、上記した定電流放電回路322の構成例を示すものである。本実施形態の定電流放電回路322は、カレントミラー回路であって、pMOSトランジスタMP11,MP12およびpMOSトランジスタMP13,MP14にそれぞれ流れるリファレンス電流Irefを、nMOSトランジスタMN11,MN12,MN13によりミラーして、nMOSトランジスタMN14,MN15にIsink(=Iref)なる放電電流が流れるように構成されている。なお、以下の説明においては、理解を容易なものとするために、nMOSトランジスタMN11〜NM15を同一のサイズ(しきい値電圧VT を一定)とした場合について説明する。
すなわち、pMOSトランジスタMP11は、ドレインがpMOSトランジスタMP12のソースに接続されている。pMOSトランジスタMP11のソースには、内部動作電圧VDDが与えられている。pMOSトランジスタMP12のドレインは、ダイオード接続されたnMOSトランジスタMN11のドレインおよびゲートに接続されている。nMOSトランジスタMN11のソースは接地されている。同様に、pMOSトランジスタMP13は、ドレインがpMOSトランジスタMP14のソースに接続されている。pMOSトランジスタMP13のソースには、内部動作電圧VDDが与えられている。
pMOSトランジスタMP14のドレインは、nMOSトランジスタMN12のドレインおよびnMOSトランジスタMN13,MN15の各ゲートに接続されている。nMOSトランジスタMN12のソースは、nMOSトランジスタMN13のドレインに接続されている。nMOSトランジスタMN12のゲートは、nMOSトランジスタMN11のゲートおよびドレインに接続されるとともに、nMOSトランジスタMN14のゲートに接続されている。nMOSトランジスタMN14は、ソースがnMOSトランジスタMN15のドレインに接続され、ドレインが上記nMOSトランジスタMN1のソースにつながる放電パス(DMBL)となっている。
なお、nMOSトランジスタMN13は、ソースがnMOSトランジスタMN16を介して接地され、nMOSトランジスタMN15は、ソースがnMOSトランジスタMN17を介して接地されている。nMOSトランジスタMN16,MN17は、ゲートに内部動作電圧VDDがそれぞれ与えられ、スイッチとして機能するものである。また、pMOSトランジスタMP11,MP12,MP13,MP14の各ゲートは、ゲート電圧を発生するための回路(図示していない)に接続されている。この回路が、STARTパルスおよびSTOPパルスによって制御されることにより、pMOSトランジスタMP11,MP12およびpMOSトランジスタMP13,MP14にそれぞれリファレンス電流Irefが流れる。
定電流放電回路322において、ダミーキャパシタC1をより低い電圧レベルまで定電流放電させるためには、nMOSトランジスタMN14,MN15を五極管動作(飽和領域で動作)させる必要がある。そのためには、ノードNaの電圧が2Vov以上でなければならない。ただし、Vovは、nMOSトランジスタMN14,MN15を飽和領域で動作させるための最低電圧であり、下記数1の式(1)〜(4)によって与えられる。
Figure 2008262669
なお、VDSは、nMOSトランジスタのソースドレイン電圧、VGSは、nMOSトランジスタのソースゲート電圧、β,β’は、nMOSトランジスタのアスペクト比(ゲート幅)である。
すなわち、この定電流放電回路322は、nMOSトランジスタMN14,MN15を飽和領域で動作させる際に、その最低電圧Vovにより動作させることができるようにしたものである。そのために、nMOSトランジスタMN12のゲート電圧を生成するnMOSトランジスタMN11のサイズ(アスペクト比β’)が、nMOSトランジスタMN12のサイズ(β)の1/4とされている。これにより、nMOSトランジスタMN11を飽和領域で動作させるための最低電圧Vovは、nMOSトランジスタMN12を飽和領域で動作させるための最低電圧Vovの2倍となる。よって、ノードNbの電圧はVT +2Vovとなる(ノードNcの電圧はVT +Vov)。ゆえに、放電パス(DMBL)に接続される、nMOSトランジスタMN14のゲート電圧はVT +2Vov、nMOSトランジスタMN15のゲート電圧はVT +Vovとなる。その結果、nMOSトランジスタMN14,MN15のソースドレイン電圧は、それぞれ、Vovとなる。したがって、2つのnMOSトランジスタMN14,NM15は、ともに、飽和領域での動作が可能となる。つまり、nMOSトランジスタMN14のドレイン電圧(ノードNaの電圧)が、2つのnMOSトランジスタMN14,NM15のソースドレイン電圧の和である2Vovまで下がったとしても、この放電パス(DMBL)は飽和領域で動作できることになる。
本実施形態の構成において、たとえばnMOSトランジスタMN11〜MN15のトランジスタ特性をVT =0.7[V(ボルト)],Vov=0.1[V]とした場合について、以下に考察する。この定電流放電回路322の場合、たとえば図7に示すように、センスノードSENの電圧が0.2[V]程度に下がるまで、定電流放電のための動作特性を維持できるようになる。なぜならば、nMOSトランジスタMN14,MN15が飽和領域で動作する最低電圧は、0.2[V]となる。これにより、たとえ内部動作電圧VDDが低電圧化され、センスノードSENの初期充電レベルが下がったとしても、0.2[V]程度まではダミーキャパシタC1を定電流放電させ続けることが可能となる。要するに、仮に、内部動作電圧VDDを3[V]から2[V]に低電圧化した場合でも、3[V]用に設計されたMOSトランジスタを、特性を変更することなしに安定に動作させることが可能となり、より低い電圧レベルまでダミーキャパシタC1を定電流放電できるものである。
上記したように、本実施形態の定電流放電回路は、より低い電圧レベルまでダミーキャパシタを定電流放電させることができるようにしている。すなわち、放電パスに接続されるnMOSトランジスタを飽和領域で動作させるための最低電圧ができるだけ小さくなるように、定電流放電回路を構成している。これにより、センスノードの電圧が低下したとしても、ダミートランジスタがオンするまで、ダミーキャパシタを定電流放電させ続けることが可能となる。したがって、センスアンプを構成するトランジスタの温度依存によるセンス特性のバラツキを補償するために、ダミーキャパシタを用いてセンスアンプのセンス時間を制御する場合にも、より低い電圧レベルまでダミーキャパシタを定電流放電させることが可能となる。その結果、NAND型フラッシュメモリにおいて、センスアンプのセンス時間の制御性を格段に向上できるものである。
特に、本実施形態の定電流放電回路によれば、内部動作電圧が低電圧化された場合にも、低電圧化にともなってMOSトランジスタを設計し直したりすることなしに、より低い電圧レベルまでダミーキャパシタを定電流放電させることが可能となるものである。
なお、上記した第1の実施形態においては、便宜上、定電流放電回路322のnMOSトランジスタMN11〜NM15のしきい値電圧VT を一定とした場合について説明した。これに限らず、たとえばしきい値電圧VT が異なるnMOSトランジスタを用いて構成される定電流放電回路にも適用できる。
また、nMOSトランジスタMN11のアスペクト比β’は、nMOSトランジスタMN12のアスペクト比の1/4に限らず、たとえばnMOSトランジスタMN12のアスペクト比よりも小さければよい。
また、ダミーキャパシタC1の一端に接続される電源電圧は、内部動作電圧VDDに限定されるものではない。
また、ダミーキャパシタC1のサイズは、センスアンプS/Aに設けられたキャパシタのサイズと同等でなくともよい。たとえば図4に示した構成において、一定電流によりダミーキャパシタC1を放電させる場合、ダミーキャパシタC1の容量をC、pMOSトランジスタMP2をオンさせるのに必要な電圧をV、放電電流をI、放電時間をtとすると、電荷量qは、
q=CV=It
となる。これより、
t=CV/I
となる。
すなわち、放電時間tを調整するにはC/Iを制御すればよいことになる。したがって、たとえばダミーキャパシタC1のサイズを、センスアンプS/Aに設けられたキャパシタの2倍とした場合には、放電電流Iを2倍にすることによって、同じ放電時間tを作り出すことができる。
なお、請求項の記載に関連して、本発明の半導体記憶装置はさらに以下の態様をとり得る。たとえば、
1. 複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの前記複数のメモリセルからそれぞれデータを読み出す複数のセンスアンプと、
前記複数のセンスアンプのセンス時間を制御するための、前記複数のセンスアンプがそれぞれ備えるキャパシタと同等のサイズを有するダミーキャパシタ、前記ダミーキャパシタの一方の電極に接続された制御用トランジスタ、および、前記制御用トランジスタを制御して、前記ダミーキャパシタを定電流放電させる定電流放電回路を含む、センス時間生成回路と
を具備し、
前記定電流放電回路は、直列に接続された第1および第2のnMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタと、前記第1および前記第2のnMOSトランジスタを最低電圧により飽和領域で動作させるためのゲート電圧を生成するミラー回路と、を有する。
2. 上記1において、前記ダミーキャパシタは他方の電極に装置の動作電圧が与えられて、センス時に定電流放電させられる。
3. 上記1において、前記定電流放電回路の、前記第1のnMOSトランジスタのドレインは、前記制御用トランジスタのソースに接続され、前記第1のnMOSトランジスタのソースは、前記第2のnMOSトランジスタのドレインに接続されている。
4. 上記1において、
前記ミラー回路は、
第1の電流源と、
第2の電流源と、
前記第1の電流源からの出力がゲートおよびドレインに供給される第3のnMOSトランジスタと、
前記第1の電流源からの出力がゲートに供給され、前記第2の電流源からの出力がドレインに供給される第4のnMOSトランジスタと、
前記第2の電流源からの出力がゲートに供給される第5のnMOSトランジスタと
を備える。
5. 上記4において、前記第3のnMOSトランジスタはダイオード接続されている。
6. 上記4において、前記第3のnMOSトランジスタは、アスペクト比が前記第4のnMOSトランジスタの1/4である。
7. 上記1において、
前記ミラー回路は、
第1の電流源と、
第2の電流源と、
前記第1の電流源からの出力がゲートおよびドレインに供給される第3のnMOSトランジスタと、
前記第1の電流源からの出力がゲートに供給され、前記第2の電流源からの出力がドレインに供給される第4のnMOSトランジスタと、
前記第2の電流源からの出力がゲートに供給される第5のnMOSトランジスタと
を備え、
前記第1の電流源からの出力が前記第1のnMOSトランジスタのゲートに供給され、前記第2の電流源からの出力が前記第2のnMOSトランジスタのゲートに供給される。
8. 上記7において、前記第1,前記第2,前記第3,前記第4および前記第5のnMOSトランジスタのしきい値をそれぞれVT とし、前記第3のnMOSトランジスタのアスペクト比を前記第4のnMOSトランジスタの1/4とすると、前記第1および前記第2のnMOSトランジスタには、前記第1の電流源からの出力および前記第2の電流源からの出力と等価な放電電流が流れる。
9. 上記7において、前記第1,前記第2,前記第3,前記第4および前記第5のnMOSトランジスタのしきい値をそれぞれVT とし、前記第3のnMOSトランジスタのアスペクト比を前記第4のnMOSトランジスタの1/4とすると、前記第1および前記第2のnMOSトランジスタのソースドレイン間に、前記第1および前記第2のnMOSトランジスタを飽和領域で動作させるための最低電圧が印加される。
10. 上記1において、前記複数のメモリセルは、FNトンネル電流を用いてデータの書き込みおよび消去が行われる積層ゲート構造のMOSトランジスタであって、所定個ずつ接続されてNAND型セル列を構成する。
11. 上記1において、
前記定電流放電回路は、
前記制御用トランジスタのソースにドレインが接続された第1のnMOSトランジスタと、
前記第1のnMOSトランジスタのソースにドレインが接続された第2のnMOSトランジスタと、
前記第1のnMOSトランジスタのゲートに接続された第1の電流源と、
前記第2のnMOSトランジスタのゲートに接続された第2の電流源と、
前記第1の電流源からの出力がゲートおよびドレインに供給される第3のnMOSトランジスタと、
前記第1の電流源からの出力がゲートに供給され、前記第2の電流源からの出力がドレインに供給される第4のnMOSトランジスタと、
前記第2の電流源からの出力がゲートに供給される第5のnMOSトランジスタと
を備える。
12. 複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの前記複数のメモリセルからそれぞれデータを読み出す複数のセンスアンプと、
前記複数のセンスアンプのセンス時間を制御するための、前記複数のセンスアンプがそれぞれ備えるキャパシタと同等のサイズを有するダミーキャパシタ、前記ダミーキャパシタの一方の電極に接続された制御用トランジスタ、および、前記制御用トランジスタを制御して、前記ダミーキャパシタを定電流放電させる定電流放電回路を含む、センス時間生成回路と
を具備し、
前記定電流放電回路は、
前記制御用トランジスタのソースにドレインが接続された第1のnMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタと、
前記第1のnMOSトランジスタのソースにドレインが接続された第2のnMOSトランジスタと、
前記第1のnMOSトランジスタのゲートに接続された第1の電流源と、
前記第2のnMOSトランジスタのゲートに接続された第2の電流源と、
前記第1の電流源からの出力がゲートおよびドレインに供給される第3のnMOSトランジスタと、
前記第1の電流源からの出力がゲートに供給され、前記第2の電流源からの出力がドレインに供給される第4のnMOSトランジスタと、
前記第2の電流源からの出力がゲートに供給される第5のnMOSトランジスタと
を備える。
13. 上記12において、前記ダミーキャパシタは他方の電極に装置の動作電圧が与えられて、センス時に定電流放電させられる。
14. 上記12において、前記第1の電流源からの出力および前記第2の電流源からの出力は等しい。
15. 上記12において、前記第3のnMOSトランジスタはダイオード接続されている。
16. 上記12において、前記第3のnMOSトランジスタは、アスペクト比が前記第4のnMOSトランジスタの1/4である。
17. 上記12において、前記第1,前記第2,前記第3,前記第4および前記第5のnMOSトランジスタのしきい値をそれぞれVT とし、前記第3のnMOSトランジスタのアスペクト比を前記第4のnMOSトランジスタの1/4とし、前記第1の電流源からの出力および前記第2の電流源からの出力が等しいとすると、前記第1および前記第2のnMOSトランジスタには、前記第1の電流源からの出力および前記第2の電流源からの出力と等価な放電電流が流れる。
18. 上記12において、前記第1,前記第2,前記第3,前記第4および前記第5のnMOSトランジスタのしきい値をそれぞれVT とし、前記第3のnMOSトランジスタのアスペクト比を前記第4のnMOSトランジスタの1/4とし、前記第1の電流源からの出力および前記第2の電流源からの出力が等しいとすると、前記第1および前記第2のnMOSトランジスタのソースドレイン間に、前記第1および前記第2のnMOSトランジスタを飽和領域で動作させるための最低電圧が印加される。
19. 上記12において、前記複数のメモリセルは、FNトンネル電流を用いてデータの書き込みおよび消去が行われる積層ゲート構造のMOSトランジスタであって、所定個ずつ接続されてNAND型セル列を構成する。
その他、本願発明は、上記(各)実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、上記(各)実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、(各)実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題(の少なくとも1つ)が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果(の少なくとも1つ)が得られる場合には、その構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態にしたがった、NAND型フラッシュメモリの構成例を示すブロック図。 NAND型フラッシュメモリのコア部分を取り出して示す構成図。 センスアンプのセンス時間を制御するための制御部の構成例を示すブロック図。 図3の制御部を構成するセンスタイミング発生器の構成例を示す回路図。 センスタイミング発生器の動作を説明するために示すタイミングチャート。 定電流放電回路の構成例を示す回路図。 定電流放電回路の動作特性を説明するために示す波形図。
符号の説明
11…メモリセルアレイ、21…ロウデコーダ部、22…センスアンプ部、23…コア制御駆動部、30…制御回路、31…センス時間生成回路、32…センスタイミング発生器、33…コア制御ロジック回路、321…ロジック回路、322…定電流放電回路、DSA…ダミーのセンスアンプ、C1…ダミーキャパシタ、MN1…nMOSトランジスタ。

Claims (5)

  1. 複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイの前記複数のメモリセルからそれぞれデータを読み出す複数のセンスアンプと、
    前記複数のセンスアンプがそれぞれ備えるキャパシタと同等のサイズを有するダミーキャパシタ、前記ダミーキャパシタの一方の電極に接続された制御用トランジスタ、および、前記制御用トランジスタを制御して、前記ダミーキャパシタを定電流放電させる定電流放電回路を有する、前記複数のセンスアンプのセンス時間を制御するためのセンス時間生成回路と
    を具備し、
    前記定電流放電回路は、直列に接続された第1および第2のnMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタと、前記第1および前記第2のnMOSトランジスタを最低電圧により飽和領域で動作させるためのゲート電圧を生成するミラー回路と、を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記ミラー回路は、第1の電流源と、第2の電流源と、前記第1の電流源からの出力がゲートおよびドレインに供給される第3のnMOSトランジスタと、前記第1の電流源からの出力がゲートに供給され、前記第2の電流源からの出力がドレインに供給される第4のnMOSトランジスタと、前記第2の電流源からの出力がゲートに供給される第5のnMOSトランジスタと、を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記ミラー回路は、第1の電流源と、第2の電流源と、前記第1の電流源からの出力がゲートおよびドレインに供給される第3のnMOSトランジスタと、前記第1の電流源からの出力がゲートに供給され、前記第2の電流源からの出力がドレインに供給される第4のnMOSトランジスタと、前記第2の電流源からの出力がゲートに供給される第5のnMOSトランジスタと、を備え、
    前記第1の電流源からの出力が前記第1のnMOSトランジスタのゲートに供給され、前記第2の電流源からの出力が前記第2のnMOSトランジスタのゲートに供給されることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  4. 複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイの前記複数のメモリセルからそれぞれデータを読み出す複数のセンスアンプと、
    前記複数のセンスアンプがそれぞれ備えるキャパシタと同等のサイズを有するダミーキャパシタ、前記ダミーキャパシタの一方の電極に接続された制御用トランジスタ、および、前記制御用トランジスタを制御して、前記ダミーキャパシタを定電流放電させる定電流放電回路を有する、前記複数のセンスアンプのセンス時間を制御するためのセンス時間生成回路と
    を具備し、
    前記定電流放電回路は、前記制御用トランジスタのソースにドレインが接続された第1のnMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタと、前記第1のnMOSトランジスタのソースにドレインが接続された第2のnMOSトランジスタと、前記第1のnMOSトランジスタのゲートに接続された第1の電流源と、前記第2のnMOSトランジスタのゲートに接続された第2の電流源と、前記第1の電流源からの出力がゲートおよびドレインに供給される第3のnMOSトランジスタと、前記第1の電流源からの出力がゲートに供給され、前記第2の電流源からの出力がドレインに供給される第4のnMOSトランジスタと、前記第2の電流源からの出力がゲートに供給される第5のnMOSトランジスタと、を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 前記ダミーキャパシタは他方の電極に装置の動作電圧が与えられて、センス時に定電流放電させられることを特徴とする請求項1または請求項4に記載の半導体記憶装置。
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