JP4233940B2 - 車両用ルーフモールディング - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開口部を開閉するためのスライドプレートを有する車両用ルーフモールディングに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車などの車両のルーフに取り付けられるルーフモールディングに開口部を設け、該開口部に、ルーフレールやルーフラック、ルーフキャリアなどの屋根上部品を取り付けるための取付部品を挿入して固定するものが知られている。前記開口部は、屋根上部品をルーフに取り付けない場合には、適宜のカバー(キャップ)等によって塞がれる。
ルーフモールディングの開口部を塞ぐカバーとしては、該開口部と連通する窓部と該窓部を開閉するスライドプレートとを有したカバーが知られている。このようなカバーによれば、該カバーを取り外さなくても、スライドプレートのスライド移動させて前記窓部を開くことにより、屋根上部品の取り付け等を行うことができる(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特許第3318046号公報
【特許文献2】
特開平7−329654号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記したスライド開閉式のカバーの場合、窓部を有するカバー(カバー本体)とスライドプレートとの2部品で構成されるので、コストがかかる。
また、モールディングの開口部の周縁部とカバー本体との間に段差が生じるとともに、プレート本体とスライドプレートとの間に段差が生じており、2箇所の段差のため、見栄えが悪い。
【0005】
スライドプレートをスライド可能に支持するため、カバー本体の幅方向の両側に、内向きに開口する鉤状(溝状)のガイドを設けているが、カバー本体を射出成形などで成形する際、ガイドの溝部がアンダーカットであるのでこれを形成する成形金型にはスライド型が必要となり、金型のコストが高くなる。
前記ガイドは、窓部の幅方向両側に設けられているため、窓部の開口幅を広く取りにくく、このため、窓部にボルト等を挿入する際、該ボルト等が開口端縁に当たるなどにして、モールディングや車体等を傷つけてしまうことがある。
【0006】
窓部の長手方向の一端付近に設けられた外れ防止板は、カバー本体との間にスライドプレートを挿通可能な隙間を有しており、この隙間を形成するためには、周囲のガイドが邪魔となるので、外れ防止板とカバー本体とを一体に成形することはできない。従って、別途形成した外れ防止板をカバー本体に取り付ける必要があり、コストがかかる。
【0007】
スライドプレートは、窓部を開いたときにカバー本体の裏側に隠される構造となっているため、ルーフモールディングの開口部の大きさは、屋根上部品(例えばルーフレール)の取り付け等に必要な窓部の大きさと比べて、2倍以上の大きさが必要になる。このため、ルーフモールディングに大きな開口部が形成されることにより、剛性が不足してルーフモールディングの組み付け時に開口部付近で折れ曲がるおそれがある。
また、カバー本体の長さが長くなるので、長手方向の熱収縮により、開口部から外れるおそれがある。特許文献2に記載のカバーでは、カバー本体の一端をモールディングに溶着し、他端を開口部の端縁に係着するようにしているが、構造および製造工程が複雑化するとともに、コストが高くなる。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、モールディングの開口部を開閉する部品を一体で形成できるとともに、開口部の大きさが小さく済む車両用ルーフモールディングを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明は、外表面に開口部が形成された上壁を有する長尺なモールディング本体と、前記開口部を開閉するスライドプレートとを有する車両用ルーフモールディングであって、前記モールディング本体は、前記上壁の裏面と間隔を隔てて対向するように、幅方向に相対して形成された棚部を有し、該棚部の前記開口部に対向する位置には、前記スライドプレートが前記モールディング本体の長手方向に沿ってスライド移動可能に装着され、両側の前記棚部から延出された側壁が前記モールディング本体の長手方向にわたって形成されており、前記側壁が前記車体パネルに形成された凹溝の底壁に当接され、前記側壁のいずれか一方または両方に前記開口部付近で部分的に除去された切欠部が形成されており、前記スライドプレートは、前記棚部に向けて突出するとともに前記棚部から反力を受けて前記スライドプレートを前記上壁に向けて付勢する弾性部と、前記スライドプレートの端縁または裏面側に前記スライドプレートをスライド移動して前記開口部を開いたときに前記切欠部の端縁に当接しうる突出部とを有することを特徴とする。
【0010】
この車両用ルーフモールディングにおいて、前記棚部は、前記上壁から、該上壁の幅方向内方に折り返された折返し部により形成することができる。
前記スライドプレートは、前記開口部の全閉位置において、前記開口部の開口端縁に嵌合されるとともに、前記上壁と実質的に同一面を形成する嵌合部を有することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態に基づいて、本発明を詳しく説明する。
図1は、本発明の車両用ルーフモールディング(以下、単にルーフモールディングということがある)が取り付けられた自動車(車両)の一例を示す外観斜視図である。図2〜図9は、本発明の車両用ルーフモールディングの第1実施の形態を説明する図である。
【0012】
図1において、自動車(車両)9のルーフ7の両側部には、車長方向に延びる凹溝4が形成されている。ルーフモールディング1はこの凹溝4に沿って、外側から覆うようにして取り付けられている。
図2に示すように、凹溝4は、車両9の車体パネル(詳しくは、ルーフアウターパネル2とピラーアウターパネル3との接合部5)に形成されている。
【0013】
図2〜4等に示すように、ルーフモールディング1は、長尺なモールディング本体10と、該モールディング本体10の上壁11に形成された開口部12を開閉するスライドプレート20とを備える。
モールディング本体10は、帯状の上壁11と、該上壁11から、該上壁11の幅方向内方に折り返された折返し部13a,13bにより、上壁11の裏面11bと間隔を隔てて対向するように、上壁11の幅方向両側(図2の左右方向)に相対して形成された棚部14a,14bと、これら両側の前記棚部14a,14bから延出された側壁18,19とを含んで、裏側に収納空間15を形成するように断面略コ字状に形成されている。
上記側壁18,19は、モールディング本体10の長手方向にわたって形成されており、その下端部18b,19bにおいて、前記凹溝4の底壁4bに当接されている。
【0014】
図2,図3に示すように、モールディング本体10の上壁11の外表面11aは、凹溝4の開口側(図2の上方)に面しており、意匠面として機能する(以下、上壁の外表面11aを単に意匠面ということがある)。
モールディング本体10としては、例えば、(イ)ステンレス等の金属薄板を冷間ロール成形したものに合成樹脂を被覆形成したもの、(ロ)硬質合成樹脂のみから形成したもの、(ハ)硬質合成樹脂中に耐伸縮性に富む芯材(例えばガラス繊維など)を埋設したもの等がある。本実施の形態では、図3等に示すように、ステンレス板などの金属部10aを成形して芯材とし、金属部10aの表面に合成樹脂を複合押出成形して、樹脂部10bの被覆を形成した成形品(前記(イ)に属する)が採用されている。
モールディング本体10の側部外方には、凹溝4の外側壁4aおよび内側壁4cに弾接するリップ16,17が設けられている。リップ16,17は、合成樹脂により柔軟に形成されており、樹脂部10bと一体に成形されている。
【0015】
このモールディング本体10の上壁11には開口部12が形成されている。また、折返し部13a,13bにより上壁11と間隔を隔てて、該上壁11の裏面11bと対向する棚部14a,14bが形成されている。詳しくは後述するが、棚部14a,14bには、上記開口部12を開閉するためのスライドプレート20が、モールディング本体10の長手方向に沿ってスライド移動可能に装着されている。
【0016】
図1〜図3に示すように、車両9の車幅方向両側の各ルーフモールディング1は、ルーフレール8を車両に取り付けるための取付部8a(図1参照)に対応して、それぞれ、モールディング本体10の前後2箇所に、開口部12を有する。開口部12は、図3に示すように、モールディング本体10の長手方向に沿う細長い矩形状に形成されている。
【0017】
モールディング本体10は、開口部12を避けた部位で、例えば、上壁11の裏面11bに取り付けられたクリップ(図示略)と、凹溝4側に固定された係止部材(図示略)とを係止させるなどして、車体に取り付けられている。
開口部12に対応する凹溝4の底壁4bには、溶接ナット6aを有するブラケット6が溶接などにより固着されている。
モールディング本体10の両側壁18,19は、凹溝4の底壁4bに当接しうる下端部18b,19bの側が、幅方向の内方に屈曲されたフランジ部18a,19aとなっている。フランジ部18a,19aには、ブラケット6との干渉を回避するように、開口部12の下側付近で部分的に切欠除去された切欠部18c,19cが形成されている。
ルーフレール8は、開口部12を開口した状態で、溶接ナット6aに図示しないボルトを挿通して、ブラケット6とルーフレール8の取付部8aとを固着することにより、ルーフレール8を車両のルーフ7に組み付けることができるようになっている。
【0018】
図4,図5に、上記開口部12を開閉するためのスライドプレート20の一例を示す。このスライドプレート20は、矩形状のプレート本体21と、プレート本体21の端縁24の四隅24c付近から外方に突出した弾性部25とを有する。プレート本体21の表側21aには、該プレート本体21の端縁24に面する周縁部21cを残して、開口部12に嵌合するように前記周縁部21cから突出して形成された嵌合部22と、この嵌合部22に連接して形成され、該嵌合部22の上面(突端)22aよりも突出した突出部26とが、設けられている。
【0019】
図2,図4,図5,図7に示すように、スライドプレート20の嵌合部22は、外面22bが開口部12の端縁12a(開口端縁)に沿うように、四角枠状に形成されている。嵌合部22の内側は、嵌合部22の突端22aから凹陥した凹陥部23となっている。これにより、スライドプレート20がスライド移動したとき、開口端縁12aは、嵌合部22には接触するものの、凹陥部23には接触しないようになり、その接触による傷つきが抑制される。図6等では、凹陥部23が嵌合部22の突端22aから凹陥していることが明確に分かるように、凹陥部23の深さdを誇張して図示しているが、この深さdは、目視では見分けが付かない程度でもよい。凹陥部23の深さdの好ましい範囲は、0.1〜5mm程度である。
【0020】
図7に示すように、スライドプレート20の嵌合部22の高さ(プレート本体21の周縁部21cから嵌合部22の突端22aまでの高さ)は、モールディング本体10の開口端縁12a付近における上壁11の厚み(金属板10aと樹脂部10bを合わせた厚み)と同程度になっている。これにより、スライドプレート20が開口部12を閉じた状態では、嵌合部22の突端22aが意匠面11aと実質的に同一面になり、面一な(段差がない)状態になっている。
図6に示すように、開口部12が閉じた状態では、嵌合部22が開口端縁12aに嵌合して、開口端縁12aの露出を防止するようになっている。このため、開口部12に露出した金属部10aの端縁が目視されることがなく、モールディング本体10とスライドプレート20との一体感がある外観を呈し、見栄えがよい。
【0021】
開口部12を開閉する際に、スライドプレート20がスライド移動すると、嵌合部22が開口部12の端縁12aに接触することがある。この際に嵌合部22の傷つくことを抑制するため、開口部12の端縁12aのバリを、ヤスリやサンドペーパーなどで除去しておくことが好ましい。バリ取りは、開口部12の端縁12aの全周に行う必要はなく、少なくとも、嵌合部22が当接しうる部位のみでよい。
【0022】
本実施の形態においては、嵌合部22の突端22aが接触しうる部位として、少なくとも、スライドプレート20の開き方向(図3,図8の上方)にある辺部12bの両側端12cのバリ取りをするのがよい。プレート本体21の表面21aの大部分は、嵌合部22の突端22aから凹陥した凹陥部23となっているから、嵌合部22の突端22aが接触しうる部位のバリ取りをすることにより、スライドプレート20の表面部21aの傷つきを効果的に抑制することができる。なお、スライドプレート20の開き方向にある開口端縁12aの前記辺部12bを全幅にわたってバリ取りする場合、図17に示すように、嵌合部22に凹陥部23を形成する必要はない。このように、嵌合部22の上面22aが段差のない面になっている場合、嵌合部22の表面全体とモールディング本体10の意匠面11aとが面一なデザインとすることができ、意匠性が一層向上する。
【0023】
図2,図5(a),(b)に示すように、弾性部25は、プレート本体21の端縁24の短辺側24aから、プレート本体21の裏側21bおよび幅方向の外側に向かって若干傾いた方向に延びている。
図6〜図9に示すように、スライドプレート20は、モールディング本体10の上壁11と棚部14a,14bとの間に装着されている。
スライドプレート20は、弾性部25が棚部14a,14b上に載った状態で折返し部13a,13b内に収容され、モールディング本体10の長手方向(図7や図9の左右方向)の両方向にスライド移動可能となっている。
【0024】
スライドプレート20の弾性部25は、棚部14a,14bに向かってプレート本体21から突出し、該弾性部25の先端部25aが少なくとも棚部14a,14bに当接している。図7に示すように、弾性部25は、棚部14a,14bから反力を受けることにより、外力を受けない状態での位置(図7に二点鎖線で示す位置)と比べて、先端部25aがより上向きになるように弾性変形している。そして、弾性部25の弾性力により、プレート本体21が意匠面11aに向けて付勢されている。
【0025】
このため、スライドプレート20を開口部12からスライド移動させて開いたとき、スライドプレート20は上壁11に押し付けられ、摩擦力により静止する。このため、スライドプレート20を操作しないかぎり、開口部12を閉じる方向に戻りにくく、屋根上部品8の取り付け作業が行いやすい。
スライドプレート20を移動させるときには、スライドプレート20が上壁11から離れるように押し込むことにより、上壁11との摩擦力を軽減して軽く動かすことができる。開口部12を閉じるとき、スライドプレート20は、開口部12の真下に位置したときに、弾性部25の付勢力によって自ずから開口部12に嵌入されるようになる。このように、開口部12をごく単純な操作で開閉することができ、操作感に優れる。
【0026】
また、弾性部25は、スライドプレート20の幅方向外側への突出先端である外側辺部25bが、折返し部13a,13bの内面に向かって近接しまたは当接するように、プレート本体21から幅方向外方に突出している。このため、スライドプレート20がモールディング本体10の幅方向中央からずれるように変位すると、弾性部25が折返し部13a,13b内面に接触して該折返し部13a,13bからの反力を受けることになるので、スライドプレート20を幅方向中央に戻す作用が働き、スライドプレート20の幅方向の変位が規制される。すなわち、折返し部13a,13bが、スライドプレート20を案内するガイドとして機能する。
【0027】
図6,図7に示すように、スライドプレート20がモールディング本体10の開口部12を閉じているとき(スライドプレート20が全閉位置にある状態)には、プレート本体21が意匠面11aに向けて付勢されることにより、嵌合部22が開口部12に嵌入され、嵌合部22の外面22bが開口端縁12aに当接するとともに、前記嵌合部22よりも外側である周縁部21cがモールディング本体10の上壁11の裏面11bに当接している。また、突出部26は、意匠面11aよりも突出している。
【0028】
図8,図9に示すように、モールディング本体10の開口部12を開いたとき(スライドプレート20が全開位置にある状態)には、開口部12が閉じているときに比べて、プレート本体21が沈み込んだ状態となり、弾性部25の付勢により、嵌合部22の突端22aが上壁11の裏面11bに当接する。スライドプレート20とモールディング本体10とが接触する箇所は、弾性部25の先端部25aと棚部14a,14bならびに嵌合部22の突端22aと上壁11の裏面11bであり、ごく狭い面積での接触であるので、摩擦力が小さく、軽い力でスライドプレート20をスライド移動させることができる。
突出部26が嵌合部22の突端22aよりも突出しているので、開口端縁12aに当接したときにスライドプレート20のスライド移動を停止させることができる。すなわち、突出部26が、スライドプレート20のスライド移動を開口部12が開いた状態で停止させるストッパーとして機能する。これにより、スライドプレート20がモールディング本体10の上壁11の裏側に潜り込んで、引き出せなくなることが防止される。
【0029】
モールディング本体10の開口部12が開いた状態から閉じるときには、例えば突出部26を手指などで押し出すことにより、スライドプレート20のスライド移動を開始して閉じることができる。スライドプレート20が開口部12の真下に位置したときに、弾性部25の付勢力により自ずから開口部12に嵌入される。
このように、本実施の形態のルーフモールディング1によれば、開口部12をごく単純な操作で開閉することができる。
【0030】
本発明によれば、スライドプレートをモールディング本体の開口部付近に直接装着できるので、スライドプレートのスライド移動を案内するための部材を別途作製してモールディング本体に取り付ける必要がない。従来の発明におけるカバー本体が不要となる。カバー本体をモールディング本体に熱溶着する工程も省略されるので、コストを低減することができる。
また、モールディングの開口部の大きさを小さくできる。つまり、上述の従来のモールディングでは、カバー本体を取り付けるため、ルーフモールディングの開口部は、屋根上部品の取り付け等に必要な窓部の大きさの2倍以上の大きさが必要であったが、本発明では、屋根上部品(ルーフレールなど)の取り付け等に必要な大きさのみを少なくとも確保すればよい。従って、開口部12の大きさを従来品の半分以下とすることができるので、モールディング本体10の開口部12周辺での剛性を確保できるとともに、スライドプレート20の熱収縮の影響を抑制できる。
【0031】
ここで、スライドプレート20の熱収縮の影響について、具体的に説明する。なお、この説明は、例示に過ぎず、本発明を限定するものではない。
例えばスライドプレート20をABS樹脂で形成し、スライドプレート20の長さLを10cm、とした場合、ABS樹脂の線熱膨張係数はα=85×10-6/℃であるので、温度差Δtが40℃である場合の伸びΔLは、0.34mmとなる。開口部12とスライドプレート20のクリアランス(隙間)としては、上記程度のスライドプレート20の伸びΔLを許容するように設計すればよい。これにより、プレート本体21の短辺側の両端縁24aが同時に開口部12の端縁12aに当たって歪みが生じることを抑制できる。プレート本体21の短辺側の端縁24aと開口部12の端縁12aとの隙間(片側当たりの平均)は、伸びΔLの半分(ΔL/2)すなわち約0.17mmとなるので、この程度の隙間は目視では殆ど目立たず、良好な美観を呈する。
【0032】
次に、本発明のルーフモールディングの第2の実施の形態について、図10〜図13を参照しながら説明する。
図10〜図13において、図1〜図9と同一の符号は、図1〜図9に示す構成と同一または同様であることを示し、重複する説明を省略する。
【0033】
本実施の形態のルーフモールディング30において、スライドプレート20は、プレート本体21の端縁24の短辺側24aの一方から延出する延出部27aと、該延出部27aの先端27bから垂設された縦杆部27cとからなる突出部27を有する。
図10,図11に示すように、延出部27aは、ここでは弾性部25との干渉を避けて、略L字状に形成されている。図12に示すように、縦杆部27cは、車幅方向外側(ピラーアウターパネル3の側;図12の右側)の側壁18のフランジ部18aに形成された切欠部18cの端縁18dに当接しうるように、延出部27aを介して車幅方向外側に張り出している。
【0034】
図13に示すように、縦杆部27cが当接しうる切欠部18cの端縁18dと開口部12との位置関係は、プレート本体21の一部が開口部12から露出されているうちに、縦杆部27cが該切欠端縁18dに当接してプレート本体21のスライド移動を停止するような関係となっている。これにより、スライドプレート20がモールディング本体10の上壁11の裏側に潜り込んで、引き出せなくなることが防止される。
なお、突出部27の形状は、特に限定されるものではなく、要は、側壁18,19のいずれか一方または両方に形成された切欠部18c,19cの端縁18d,19dに当接することにより、スライドプレート20が開口部12を開いた状態で停止するようになっているとともに、スライドプレート20がスライド移動する範囲内の全域で、該突出部27が弾性部25やブラケット6などとを干渉を避け、スライドプレート20のスライド移動を阻害しないように形成されていればよい。
【0035】
本実施の形態のルーフモールディング30における開口部12の開閉は、第1実施の形態のルーフモールディング1と同様、スライドプレート20をモールディング本体10の棚部14a,14bに沿ってスライド移動させることによって実現できる。本実施の形態においては、スライドプレート20のスライド移動を開口部12が開いた状態で停止させるストッパーとなる突出部27が、スライドプレート20の裏面21b側に突出していて、開口部12から露出されることがないから、開口部12を閉じた状態であっても、開口部12から突出する部分をなくすことができ、見栄えがよい。また、突出部が開口部12から突出している場合、ルーフの清掃中などに、誤って突出部に触れてしまい、スライドプレートを開いてしまうおそれがあるが、本実施の形態のルーフモールディング30では、このような問題がない。
【0036】
以上、本発明を好適な実施の形態例に基づいて説明してきたが、本発明はこの実施の形態のみに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。なお、以下の改変例を示す図面では、上述の説明と同一または同様の構成には、上記説明で用いた図面と同一の符号を付して、重複する説明を省略することがある。
例えば、取っ手となる突出部26の代わりに、プレート本体21の表側に、図14に示すような窪み28aや、図15に示すようなローレット状の溝条28b等を設けてもよい。手指の腹などをプレート本体21の表側に当てたときに、滑りにくくなり、スライドプレート20を動かしやすくなる。嵌合部22を開口部12に嵌入させたときに、意匠面11aよりも突出する取っ手26が省略できる。
【0037】
本発明では、スライドプレートのスライド移動を、開口部が開いた状態で停止させるストッパーを有することが好ましく、上記実施の形態においては、ストッパーとして、モールディング本体の開口端縁または切欠部端縁に当接しうる突出部を例示した。本発明においては、上記ストッパーとして、他の構成を採用してもよく、例えば、モールディング本体の内面に突出部を形成して、開口部を開いたときにスライドプレートに当たることにより、スライドプレートのスライド移動を停止させるようにした構成も可能である。
【0038】
上記実施例のルーフモールディングにおいては、スライドプレート20の凹陥部23は、嵌合部22の突端22aから段差をもって形成されているが、本発明では、特にこれに限定されるものではない。例えば、図16に示すように、凹陥部23が、嵌合部22の突端22aから徐々に低くなっていく湾曲形状の曲面であってもよい。これにより、モールディングの開口部12を閉じた状態で、嵌合部22の突端22aと凹陥部23との境界付近に段差が目立たず、平坦であるかのような外観をもたせつつ、開口部12の端縁12aと凹陥部23との擦れを防止し、プレート本体21の表側の傷つきを抑制することができる。また、凹陥部23にゴミがたまりにくく、清掃しやすい。
また、図17に示すように、嵌合部22に凹陥部23を形成せず、嵌合部22の上面22aが段差のない面にしてもよい。この場合、嵌合部22の表面全体とモールディング本体10の意匠面11aとが面一なデザインとすることができる。
【0039】
上記実施例においては、スライドプレート20の嵌合部22は、開口端縁12aの全周に沿って嵌合するように枠状に形成されたものとしたが、本発明は、特にこれに限定されるものではない。例えば、図18に示すように一個または複数の突起29(点状の突部)であってもよく、また、突条(一方向に伸びる突部)などでもよい。この場合でも、スライドプレート20を開口部12の端縁12aに位置決めして嵌合させ、開口部12が閉じた状態を安定的に維持することができる。
【0040】
上記実施例においては、ブラケットとの干渉防止のために切欠部18c,19cを形成した例を示したが、本発明は特にこれに限定されるものではない。例えば、モールディング1を上記実施例とは異なる取付手段で車体に取り付けることにより、側壁18,19を、折返し部13a,13bから実質的に直線状に形成可能な場合には、この切欠部18c,19cは設ける必要はない。
【0041】
また、上記実施例においては、棚部14a,14bから凹溝4の底壁4bに向けて側壁18,19が一体的に形成されているが、側壁18,19は必須の構成ではない。モールディング本体10の車体への取り付けに、他の公知の取付方法を適用できる場合、図19に例示したルーフモールディング40のように、側壁18,19を省略することができる。上記他の公知の取付方法としては、例えば、棚部14a,14bの一方に、クリップの一方を係合させ、棚部14a,14bの他方を車体パネルに形成された係合部と係合させる構造などが挙げられる。
【0042】
さらに、図20に例示したルーフモールディング50のように、モールディング本体10の外表面11aを形成する上壁11が、凹溝4の開口幅を越えて存在するような場合には、棚部14a,14bは、上壁11の幅方向の両側縁11c,11dから中央寄りに変位した位置から突出して、上壁11の幅方向内方に屈曲する屈曲部13c,13dによって形成されたものであってもよい。なお、屈曲部13c,13dは、上壁11の両側縁11c,11dから突出したものでないことを除き、折返し部13a,13bと同様に機能しうるものである。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の車両用ルーフモールディングによれば、上壁と棚部との間にスライドプレートを収容して、該スライドプレートをスライド移動可能に案内することができる。このため、スライドプレートの案内部を設けたカバー本体が不要となり、モールディング本体の開口部付近にスライドプレートを直接装着できるので、部品数を少なくして、コストを低減することができる。スライドプレートはアンダーカット部を有しないように形成できるので、金型費用などを安くすることができる。
また、棚部から弾性部への反力により、スライドプレートがモールディング本体の上壁に向けて付勢されるので、開口部を開いたとき、スライドプレートは上壁に押し付けられ、摩擦力により静止する。スライドプレートを移動させるときには、スライドプレートが上壁から離れるように押し込むことにより、上壁との摩擦力を軽減して軽く動かすことができる。開口部を閉じる際、スライドプレートは、開口部の真下に位置したときに、弾性部の付勢力により自ずから開口部に嵌入されるようになる。このように、開口部をごく単純な操作で開閉することができる。
モールディング本体の開口部付近にスライドプレートを直接装着できるので、開口部の大きさを小さくできる。このため、モールディング本体の開口部周辺での剛性を確保できるとともに、スライドプレートの熱収縮の影響を抑制できる。また、スライドプレートをスライド可能に保持する構成が、モールディング本体に形成された棚部によるので、開口部の開口幅を広く取りやすく、ボルト等の取付部材などの挿入や取り外しが容易になり、車体やモールディングなどの傷つきも抑制できる。
【0044】
前記棚部が、前記上壁から、該上壁の幅方向内方に折り返された折返し部により形成されている場合、上壁と棚部とを、折返しにより一体に成形することが可能となり、コストが削減できる。また、芯材として金属部を入れたモールディングの場合、金属部が上壁から棚部まで連続したものにすることができるので、強度や耐久性に優れる。
【0045】
スライドプレートが全開位置にあるときに開口部の端縁に当接しうる突出部を、該スライドプレートの表面側に有する場合、スライドプレートを開いたときに、突出部がストッパーの役割を果たし、スライドプレート全体がモールディング本体の裏側に隠れてしまうおそれがない。また、スライドプレートを移動させる際には、取っ手(つまみ)としても使用できる。
【0046】
スライドプレートが、前記開口部の全閉位置において、前記開口部の開口端縁に嵌合されるとともに、前記上壁と実質的に同一面を形成する嵌合部を有する場合、該嵌合部によってモールディングの開口部の端縁を隠せるので、見栄えがよい。また、開口部端縁が露出されている場合には、モールディング清掃時等に指などを切ることがないように開口部端縁のバリ取りをする必要があるが、嵌合部によって開口部の端縁が隠されることにより、開口部端縁のバリ取りを省略してコストを安くしても、安全性を確保できる。
【0047】
車体パネルに形成された凹溝の底壁に当接される側壁が、モールディング本体の長手方向にわたって形成されている場合には、スライドプレートの開閉時に、モールディングが凹溝に沈み込んで棚部などが変形するおそれがなく、作業性が良い。
【0048】
スライドプレートが全開位置にあるときにモールディング本体の切欠部の端縁に当接しうる突出部を、該スライドプレートの端縁または裏面側に有する場合、スライドプレートを開いたときに、突出部がストッパーの役割を果たし、スライドプレートの移動を停止させることができる。また、該突出部がスライドプレートの裏面側に設けられているので、開口部から露出しうる表面側の凹凸が少なくなり、見栄えがよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のルーフモールディングが取り付けられた自動車(車両)の一例を示す外観斜視図である。
【図2】 屋根上部品の取付部付近を示し、図1のSA―SA線に沿う横断面図である。
【図3】 モールディング本体の開口部付近を示す外観斜視図である。
【図4】 スライドプレートの一例を示す斜視図である。
【図5】 スライドプレートの一例を示す(a)正面図および(b)側面図である。
【図6】 開口部を閉じた状態を示す斜視図である。
【図7】 図6に示す状態に対応するSB―SB線に沿う縦断面図である。
【図8】 開口部を開いた状態を示す斜視図である。
【図9】 図8に示す状態に対応するSC―SC線に沿う縦断面図である。
【図10】 本発明のルーフモールディングの第2の実施形態におけるスライドプレートを示す(a)正面図および(b)斜視図である。
【図11】 図10に示すスライドプレートを用いたルーフモールディングの一例を示す分解斜視図である。
【図12】 図11のルーフモールディングの開口部を閉じた状態を示す横断面図である。
【図13】 図11のルーフモールディングの開口部を開いた状態を示す縦断面図である。
【図14】 スライドプレートの第3例を示す(a)正面図および(b)斜視図である。
【図15】 スライドプレートの第4例を示す斜視図である。
【図16】 スライドプレートの第5例を示す正面図である。
【図17】 スライドプレートの第6例を示す正面図である。
【図18】 スライドプレートの第7例を示す(a)正面図および(b)斜視図である。
【図19】 ルーフモールディングの改変例1を示す断面図である。
【図20】 ルーフモールディングの改変例1を示す断面図である。
【符号の説明】
1,30,40,50…車両用ルーフモールディング(ルーフモールディング)、2…車体パネル(ルーフアウターパネル)、3…車体パネル(ピラーアウターパネル)、4…凹溝、4b…凹溝の底壁、10…モールディング本体、11…上壁、11a…上壁の外表面、11b…上壁の裏面、12…開口部、12a…開口部の端縁(開口端縁)、13a,13b…折返し部、14a,14b…棚部、18,19…側壁、18c,19c…切欠部、18d,19d…切欠部の端縁、20…スライドプレート、22…嵌合部、25…弾性部、26,27…突出部。

Claims (3)

  1. 外表面に開口部が形成された上壁を有する長尺なモールディング本体と、前記開口部を開閉するスライドプレートとを有する車両用ルーフモールディングであって、
    前記モールディング本体は、前記上壁の裏面と間隔を隔てて対向するように、幅方向に相対して形成された棚部を有し、該棚部の前記開口部に対向する位置には、前記スライドプレートが前記モールディング本体の長手方向に沿ってスライド移動可能に装着され、両側の前記棚部から延出された側壁が前記モールディング本体の長手方向にわたって形成されており、前記側壁が前記車体パネルに形成された凹溝の底壁に当接され、前記側壁のいずれか一方または両方に前記開口部付近で部分的に除去された切欠部が形成されており、
    前記スライドプレートは、前記棚部に向けて突出するとともに前記棚部から反力を受けて前記スライドプレートを前記上壁に向けて付勢する弾性部と、前記スライドプレートの端縁または裏面側に前記スライドプレートをスライド移動して前記開口部を開いたときに前記切欠部の端縁に当接しうる突出部とを有する
    ことを特徴とする車両用ルーフモールディング。
  2. 前記棚部は、前記上壁から、該上壁の幅方向内方に折り返された折返し部により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ルーフモールディング。
  3. 前記スライドプレートは、前記開口部の全閉位置において、前記開口部の開口端縁に嵌合されるとともに、前記上壁と実質的に同一面を形成する嵌合部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用ルーフモールディング。
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