JP4026776B2 - 車両用の飾り縁部材 - Google Patents

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本発明は、車両の窓枠に沿って設けたフランジの内周側にガラスランチャンネルが装着される窓枠構造のフランジに装着される車両用の飾り縁部材に関するものである。
車両のドアの窓枠構造として、例えば、特許文献1(特開平7−205657号公報)に記載されているように、ドアの窓枠に沿って車外側に向けて突出するフランジを設け、このフランジに窓ガラスの上部外方を覆う飾り縁部材(サブシール)を装着すると共に、フランジの内周側に窓ガラスのスライド移動を案内するガラスランチャンネルを装着するようにしたものがある。この場合、飾り縁部材は、その裏面側に、横断面略U字形状の挟持部を設けて、この挟持部の両側壁内面に、それぞれ中心側に向けて斜めに突出する突起部を形成し、これらの突起部でフランジの外周側と内周側の両面を挟むことで、飾り縁部材がフランジに保持されるようになっている。
特開平7−205657号公報(第4頁、第1図等)
一般に、ガラスランチャンネルは、窓ガラスを全閉したときの密閉性を確保するために、窓ガラスを最上位置(全閉位置)まで上昇させたときに、窓ガラスの上端がガラスランチャンネルの基底部を押し上げるように設計されている。
しかし、上記特許文献1のように窓枠に沿って設けたフランジに飾り縁部材を装着すると共にフランジの内周側にガラスランチャンネルを装着する構成では、窓ガラスが全閉されて窓ガラスの上端でガラスランチャンネルの基底部が押し上げられたときに、ガラスランチャンネルの基底部が飾り縁部材の挟持部を押圧するため、挟持部の内周側側壁の保持リップ(特に窓ガラスの移動方向の延長線上に位置する保持リップ)が倒れるように変形して挟持部がフランジに対して外周側に傾くように変位してしまう。その結果、飾り縁部材の位置ずれが発生して、見栄えが悪くなり、装飾性が損なわれてしまうという不具合が発生することがある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、従って本発明の目的は、車両の窓枠に沿って設けたフランジの内周側にガラスランチャンネルが装着される窓枠構造のフランジに装着される飾り縁部材において、窓ガラス全閉時の位置ずれを防止することができて、装飾性を向上させることができるようにすることである。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の車両用の飾り縁部材は、車両の窓枠に沿って車外側に向けて突出するように設けたフランジの内周側に窓ガラスのスライド移動を案内するガラスランチャンネルが装着される窓枠構造に適用され、装飾頭部と、この装飾頭部の裏面側に突出してフランジを外周側と内周側の両面から挟むようにして該フランジに装着される一対の保持部とを備えた長尺な車両用の飾り縁部材であって、一対の保持部のうちの外周側の保持部には、両保持部の中心側に向けて斜めに突出する弾性ポリマー材料製の保持リップを一体的に形成し、一対の保持部のうちの内周側の保持部には、両保持部の中心側に向けて突出し、少なくとも窓ガラスが全閉されたときに、フランジに当接して内周側の保持部がフランジ側へ移動又は変位することを防止して飾り縁部材の位置ずれを防止する凸形状のストッパを窓ガラスの移動方向の延長線上に位置させるように設け、更に、前記外周側の保持部には、窓枠の外周側に位置する部材に向けて突出すると共に前記保持部を形成するポリマー材料よりも柔軟な弾性ポリマー材料で形成されたシールリップを設けた構成としたものである。
この構成では、飾り縁部材がフランジに装着された状態で、窓ガラスが全閉されて窓ガラスの先端でガラスランチャンネルの基底部が押し上げられたときに、ガラスランチャンネルの基底部が保持部を押圧するが、その際、内周側の保持部に設けた凸形状のストッパがフランジに当接して内周側の保持部が外周側(フランジ側)に移動又は変位することを防止できるため、窓ガラス全閉時の飾り縁部材の位置ずれを防止することができて、装飾性を向上させることができる。また、飾り縁部材をフランジに装着する過程で、両保持部間にフランジを差し込むときに、外周側保持部の保持リップが弾性変形するため、フランジを両保持部間に容易に差し込むことができて、飾り縁部材を容易に装着することができ、装着後は、外周側保持部の保持リップの弾性力によって飾り縁部材をフランジに確実に保持することができる。
この場合、窓ガラスの先端で押し上げられたガラスランチャンネルの基底部が保持部を押圧する際には、保持部のうちの窓ガラスの移動方向の延長線上の位置が強く押圧されるため、本発明のように、ストッパ、窓ガラスの移動方向の延長線上に位置させるように設けた構成とすれば、窓ガラス全閉時の保持部の移動をより確実に防止することができる。
更に、本発明では、外周側の保持部に、窓枠の外周側に位置する部材に向けて突出すると共に保持部を形成するポリマー材料よりも柔軟な弾性ポリマー材料で形成されたシールリップを設けた構成としているため、外周側の保持部に設けたシールリップを窓枠の外周側に位置する部材(車体パネル等)に当接させて、窓枠とその外周側部材との間をシールすることができ、遮音性能や風切り音防止性能を向上させることができると共に、窓ガラス全閉時に外周側の保持部のシールリップの弾性力によっても保持部の移動を防止して飾り縁部材の位置ずれをより確実に防止することができる。
また、請求項のように、装飾頭部に、内周側の保持部よりも内周側に突出してガラスランチャンネルの車外側側壁の外側面を覆う延長部を設け、その延長部に、車外側側壁に係合して該車外側側壁が内周側に移動することを防止する係合部を設けるようにしても良い。このようにすれば、ガラスランチャンネルの内周側への位置ずれを防止して、ガラスランチャンネルを所定位置に安定保持することができる。
また、請求項のように、内周側の保持部に、ストッパよりも車内側の位置に両保持部の中心側に向けて斜めに突出する弾性ポリマー材料製の保持リップを一体的に形成するようにしても良い。このようにすれば、両保持部間にフランジを差し込むときに、内周側及び外周側の両保持部の保持リップによってフランジを両保持部の中央位置に案内することができるため、フランジをストッパに衝突させずにスムーズに差し込むことができ、装着作業性を向上させることができる。また、装着後は、両保持部の保持リップでフランジの外周側と内周側の両面を挟むことができ、フランジの抜け止め防止効果を高めることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、次の2つの実施例1,2を用いて説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図5に基づいて説明する。
図1に示すように、自動車の車体パネル11に開閉可能に取り付けられたフロントドア12には、窓枠13が一体的に設けられ、この窓枠13に沿って窓ガラス14の昇降移動(スライド移動)を案内する長尺なガラスランチャンネル15(図4及び図5参照)が装着されている。また、窓枠13の上辺部(ルーフ対応部及びフロンピラー対応部)には、窓ガラス14の上部外方を覆う長尺な飾り縁部材16(図2乃至図5参照)が装着されている。
図4及び図5に示すように、窓枠13の上辺部では、窓枠13に沿って車外側に向けて突出するようにフランジ17が設けられ、このフランジ17に飾り縁部材16が装着されると共に、フランジ17の内周側にガラスランチャンネル15が装着されるようになっている。
ガラスランチャンネル15は、弾性ポリマー材料(例えば熱可塑性エラストマーやゴム等)の押出成形により窓ガラス14の端面に対向する基底部18と、この基底部18の幅方向両端側からそれぞれ立ち上がるように延びる車外側の側壁部19及び車内側の側壁部20と、各側壁部19,20の先端側からそれぞれ基底部18の幅方向略中心側に向けて突出して折り返し状に形成された車外側のシールリップ21及び車内側のシールリップ22等が一体に成形されている。
また、車内側の側壁部20の外側面には、車内側に向けて突出する上側係合部23と下側係合部24が長手方向に延びるように一体的に形成され、これらの係合部23,24を、フランジ17の内周側に設けられた横断面略C字形状のガラスランチャンネルホルダー25に弾性係合させることで、ガラスランチャンネル15が窓枠13(フランジ17の内周側)に装着されるようになっている。
ガラスランチャンネル15が窓枠13(フランジ17の内周側)に装着されたときに、車外側のシールリップ21と車内側のシールリップ22が、それぞれ窓ガラス14の表面に当接することで、窓ガラス14を保持すると共に窓枠13と窓ガラス14との間をシールするようになっている。
一方、図3乃至図5に示すように、飾り縁部材16は、後述する弾性ポリマー材料の押出成形により頭部本体26と、この頭部本体26の裏面側に突出してフランジ17を外周側と内周側の両面から挟むように設けられた外周側の保持部27及び内周側の保持部28とが一体に成形され、これらの頭部本体26と各保持部27,28には、ステンレス板等で形成された補強用の芯金29がインサート成形により埋設されている。
また、頭部本体26の外表面には、装飾カバー部材30が被せられ、これらの頭部本体26と装飾カバー部材30等から装飾頭部31が構成されている。装飾カバー部材30は、ステンレス板等の金属板の外表面に着色した装飾テープを貼着したものであり、この装飾カバー部材30の幅方向両端に折曲形成された係合爪32,33を、頭部本体26の幅方向両端部に弾性係合させることで、装飾カバー部材30が頭部本体26に装着されている。
また、外周側の保持部27の内側面には、両保持部27,28の中心側に向けて斜めに突出する複数の保持リップ34が長手方向に延びるように一体的に形成され、更に、外周側の保持部27の内側面には、これらの保持リップ34よりも先端側にフランジ17の折り返し先端に係止可能に両保持部27,28の中心側に向けて斜めに突出する抜け止めリップ35が長手方向に延びるように一体的に形成されている。
一方、内周側の保持部28の内側面のうちの窓ガラス14の移動方向の延長線上の位置には、両保持部27,28の中心側に向けて突出する横断面略台形形状のストッパ36が長手方向に延びるように一体的に形成され、更に、内周側の保持部28の内側面には、ストッパ36よりも先端側に両保持部27,28の中心側に向けて斜めに突出する保持リップ37が長手方向に延びるように一体的に形成されている。
飾り縁部材16の両保持部27,28間にフランジ17を差し込んだときに保持リップ34,37が弾性変形してフランジ17の外周側と内周側の両面を挟むことで飾り縁部材16がフランジ17に保持され、飾り縁部材16がフランジ17に対して抜け方向に移動しようとしたときに抜け止めリップ35の先端部がフランジ17の段差部17aに当接することで両保持部27,28間からフランジ17が抜けることを防止するようになっている。
更に、飾り縁部材16がフランジ17に装着された状態で、図5に示すように、窓ガラス14が全閉されて窓ガラス14の上端で押し上げられたガラスランチャンネル15の基底部18が内周側の保持部28を押圧したときに、ストッパ36がフランジ17に当接して内周側の保持部28がフランジ17側へ移動することを防止するようになっている。この場合、図4に示すように、窓ガラス14が最上位置(全閉位置)よりも下方にあるときからストッパ36がフランジ17に当接するようにしても良いが、窓ガラス14が最上位置よりも下方にあるときにはストッパ36とフランジ17との間に僅かな隙間が形成されるようにしても良く、要は、窓ガラス全閉時に保持部28の変位を飾り縁部材16の位置ずれが発生しない程度に抑えることができれば良い。
また、装飾頭部31(頭部本体26と装飾カバー部材30)には、内周側の保持部28よりも内周側に突出するように延長された延長部38がガラスランチャンネル15の車外側の側壁部19の外側面を覆うように設けられている。この延長部38には、車内側に向かって突出する係合部39が頭部本体26に一体成形され、この係合部39がガラスランチャンネル15の車外側の側壁部19に形成された被係合部40と係合して車外側の側壁部19が内周側に移動することを防止するようになっている。
また、外周側の保持部27の外側面には、窓枠13の外周側に向けて突出するシールリップ41が一体的に形成され、フロントドア12が閉鎖されたときに、このシールリップ41が、車体パネル11のフロントドア開口縁の上辺部に装着されたドリップモール42に当接するようになっている。
飾り縁部材16は、シールリップ41がEPDMスポンジ材料(例えば成形後の比重が約0.65の材料)で形成され、それ以外の押出成形部分(頭部本体26と保持部27,28と保持リップ34,37と抜け止めリップ35とストッパ36等)が、EPDMソリッド材料(例えばJISK7215によるデュロメータ硬さがHDA70度程度の材料)で形成されている。
以上説明した本実施例1のように、窓枠13に沿って設けたフランジ17に飾り縁部材16を装着すると共にフランジ17の内周側にガラスランチャンネル15を装着する構成では、図5に示すように、窓ガラス14が全閉されて窓ガラス14の上端でガラスランチャンネル15の基底部18が押し上げられたときに、ガラスランチャンネル15の基底部が飾り縁部材16の内周側の保持部28を押圧するが、本実施例1では、飾り縁部材16の内周側の保持部28にストッパ36を設けて、窓ガラス14の上端で押し上げられたガラスランチャンネル15の基底部18が保持部28を押圧したときに、ストッパ36がフランジ17に当接して保持部28が外周側に移動又は変位することを防止するようにしたので、窓ガラス全閉時の飾り縁部材16の位置ずれを防止することができて、装飾性を向上させることができる。
しかも、本実施例1では、窓ガラス14の上端で押し上げられたガラスランチャンネル15の基底部18が内周側の保持部28を押圧する際には、保持部28のうちの窓ガラス14の移動方向の延長線上の位置が強く押圧されることに着目して、ストッパ36を窓ガラス14の移動方向の延長線上の位置に設けるようにしたので、窓ガラス全閉時の保持部28の移動をより確実に防止することができる。
また、本実施例1では、外周側及び内周側の保持部27,28に保持リップ34,37を設けるようにしたので、飾り縁部材16をフランジ17に装着する過程で、両保持部間27,28にフランジ17を差し込むときに、両保持部27,28の保持リップ34,37によってフランジ17を両保持部27,28の中央位置に案内することができて、フランジ17をストッパ36に衝突させずにスムーズに差し込むことができ、飾り縁部材16を容易に装着することができる。また、装着後は、両保持部27,28の保持リップ34,37でフランジ17の外周側と内周側の両面を挟むことができると共に保持リップ34,37の弾性力によって飾り縁部材16をフランジ17に確実に保持することができ、フランジ17の抜け止め防止効果を高めることができる。
また、本実施例1では、飾り縁部材16の装飾頭部31の延長部38に形成した係合部39をガラスランチャンネル15の車外側の側壁部19に係合させて側壁部19が内周側に移動することを防止するようにしたので、ガラスランチャンネル15の内周側への位置ずれを防止して、ガラスランチャンネル15を所定位置に安定保持することができる。
更に、本実施例1では、飾り縁部材16の外周側の保持部27に、窓枠13の外周側に向けて突出するシールリップ41を設けて、フロントドア12が閉鎖されたときに、シールリップ41が車体パネル11に装着されたドリップモール42に当接するようにしたので、シールリップ41によって窓枠13と車体パネル11(ドリップモール42)との間をシールすることができ、遮音性能や風切り音防止性能を向上させることができると共に、窓ガラス全閉時にシールリップ40の弾性力によっても保持部28が外周側に移動することを防止して飾り縁部材16の位置ずれを防止することができる。
次に、図6を用いて本発明の実施例2を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同一部分には同一符号を付して説明を簡略化し、主として前記実施例1と異なる部分について説明する。
図6に示すように、本実施例2の飾り縁部材43は、芯金29のうちの内周側の保持部28に埋設される部分で窓ガラス14の移動方向の延長線上の位置(つまりストッパ36の形成位置)に、両保持部27,28の中心側に向けて突出する突出部44を折曲形成しておくことで、ストッパ36の内部に金属製の突出部44を埋設するようにしている。このようにすれば、窓ガラス全閉時(窓ガラス14の上端で押し上げられたガラスランチャンネル15の基底部18が内周側の保持部28を押圧してストッパ36がフランジ17に当接したとき)のストッパ36の変形量を極めて少なくすることができ、飾り縁部材43の位置ずれを更に確実に防止することができる。
また、上記各実施例1,2では、外周側及び内周側の保持部27,28に保持リップ34,37を設けるようにしたが、内周側の保持部28の保持リップ37を省略して外周側の保持部27のみに保持リップ34を設けるようにしても良く、この場合でも、両保持部27,28間にフランジ17を差し込むときに、外周側保持部27の保持リップ34が弾性変形するため、フランジ17を両保持部27,28間に容易に差し込むことができて、飾り縁部材16(43)を容易に装着することができ、装着後は、外周側保持部27の保持リップ34とストッパ36でフランジ17の外周側と内周側の両面を挟むことができると共に保持リップ34の弾性力によって飾り縁部材16(43)をフランジ17に確実に保持することができる。
また、上記各実施例1,2では、頭部本体26に装飾カバー部材30を取り付けて装飾頭部31を構成するようにしたが、装飾カバー部材30を省略して装飾頭部と保持部を一体に成形するようにしても良い。
た、上記各実施例1,2では、飾り縁部材16(43)をEPDM材料で形成したが、これに限定されず、飾り縁部材16(43)を樹脂又はTPEで形成しても良い。
また、芯金29は必ずしも設ける必要はなく、例えば、芯金29を省略して両保持部27,28を金属以外の硬質材料で形成するようにしても良い。或は、芯金29の代わりに硬質ポリマー材料で形成した芯材を使用するようにしても良い。
また、上記各実施例1,2では、フロントドアの窓枠に装着される飾り縁部材に本発明を適用したが、これに限定されず、リヤドアの窓枠に装着される飾り縁部材に本発明を適用しても良い。
また、本発明の適用範囲は、サッシドアの窓枠(ドアパネルに取り付けた窓枠)に装着される飾り縁部材に限定されず、パネルドアの窓枠(ドアパネルに一体成形さた窓枠)に装着される飾り縁部材に本発明を適用しても良い。
更に、ドア以外の窓枠に装着される飾り縁部材に本発明を適用しても良い等、本発明は車両の窓枠に沿って設けたフランジの内周側にガラスランチャンネルが装着される窓枠構造のフランジに装着される飾り縁部材に広く適用できる。
本発明の実施例1における飾り縁部材及びその周辺部の斜視図である。 飾り縁部材の正面図である。 飾り縁部材の横断面図である。 図1のA−A断面図で窓ガラスが最上位置よりも下方にある状態を示す図である。 図1のA−A断面図で窓ガラスが最上位置まで上昇した状態を示す図である。 実施例2の飾り縁部材の横断面図である。
符号の説明
11…車体パネル、12…フロントドア、13…窓枠、14…窓ガラス、15…ガラスランチャンネル、16…飾り縁部材、17…フランジ、18…基底部、19,20…側壁部、21,22…シールリップ、26…頭部本体、27,28…保持部、29…芯金、30…装飾カバー部材、31…装飾頭部、34…保持リップ、36…ストッパ、37…保持リップ、38…延長部、39…係合部、40…被係合部、41…シールリップ、43…飾り縁部材、44…突出部

Claims (3)

  1. 車両の窓枠に沿って車外側に向けて突出するように設けたフランジの内周側に窓ガラスのスライド移動を案内するガラスランチャンネルが装着される窓枠構造に適用され、装飾頭部と、この装飾頭部の裏面側に突出して前記フランジを外周側と内周側の両面から挟むようにして該フランジに装着される一対の保持部とを備えた長尺な車両用の飾り縁部材であって、
    前記一対の保持部のうちの外周側の保持部には、両保持部の中心側に向けて斜めに突出する弾性ポリマー材料製の保持リップが一体的に形成され、
    前記一対の保持部のうちの内周側の保持部には、両保持部の中心側に向けて突出し、少なくとも前記窓ガラスが全閉されたときに、前記フランジに当接して前記内周側の保持部が前記フランジ側へ移動又は変位することを防止して飾り縁部材の位置ずれを防止する凸形状のストッパが前記窓ガラスの移動方向の延長線上に位置するように設けられ
    前記外周側の保持部には、前記窓枠の外周側に位置する部材に向けて突出すると共に前記保持部を形成するポリマー材料よりも柔軟な弾性ポリマー材料で形成されたシールリップが設けられていることを特徴とする車両用の飾り縁部材。
  2. 前記装飾頭部には、前記内周側の保持部よりも内周側に突出して前記ガラスランチャンネルの車外側側壁の外側面を覆う延長部が設けられ、その延長部には、前記車外側側壁に係合して該車外側側壁が内周側に移動することを防止する係合部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用の飾り縁部材。
  3. 前記内周側の保持部には、前記ストッパよりも車内側の位置に両保持部の中心側に向けて斜めに突出する弾性ポリマー材料製の保持リップが一体的に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用の飾り縁部材。
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