JP4572768B2 - ガラスラン及びその取付構造 - Google Patents

ガラスラン及びその取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4572768B2
JP4572768B2 JP2005218295A JP2005218295A JP4572768B2 JP 4572768 B2 JP4572768 B2 JP 4572768B2 JP 2005218295 A JP2005218295 A JP 2005218295A JP 2005218295 A JP2005218295 A JP 2005218295A JP 4572768 B2 JP4572768 B2 JP 4572768B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
glass run
side wall
door
lip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005218295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007030729A (ja
Inventor
悟司 麦島
輝仁 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2005218295A priority Critical patent/JP4572768B2/ja
Publication of JP2007030729A publication Critical patent/JP2007030729A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4572768B2 publication Critical patent/JP4572768B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

本発明は、車両用ドアに取付けられるガラスラン及びその取付構造に関するものである。
自動車等の車両用ドアには、摺動するドアガラスの周縁部をシールするガラスランが設けられている。一般には、ガラスランは、ドアに設けられた断面略コ字状のサッシュに係合されている。これに対し、ドアフレームの構造上の制約により上記サッシュを設けることができない場合には、他の取付構造が採用される。
このような場合、例えば、図4に示すように、ガラスラン71は、基底部72並びに当該基底部72の両端から延びる一対の側壁部73,74からなる断面略コ字状の本体部75と、当該本体部75の両側壁部73,74の略先端から本体部75内側に延び、ドアガラス80をシールする一対のシールリップ77,78とを備えるとともに、基底部72の外側に設けられたリップ部81,82と、各側壁部73,74の外側にそれぞれ設けられたリップ部83,84と、車内側の側壁部73の先端に設けられた係止部85とを備えている。そして、ガラスラン71の取付状態においては、基底部72の外側のリップ部81,82と、側壁部73先端の係止部85とが、それぞれドアフレーム88の所定部位に当接することにより、ガラスラン71の内外周側方向(図4の上下方向)への動きが規制される。また、各側壁部73,74外側のリップ部83,84がそれぞれドアフレーム88の所定部位に当接することにより車内外側方向(図4の左右方向)への動きが規制される(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−280753号公報
しかしながら、図5に示すように、ドアフレーム88には溶接ガン等を入れるスペース90を設ける必要があるため、部位によっては、ガラスラン71の車内側方向(図5の右側方向)への動きを規制するドアフレーム88の壁部88aが一般部(図4参照)より車内側に奥まった位置にある場合もある。従って、ガラスラン71が取付けられた場合、このような部位では、ガラスラン71の車内側側壁部73と、ドアフレーム88の壁部88aとの間に隙間が生じる。そのため、ドアフレーム88の壁部88aが奥まった位置にある部位では、ガラスラン71の車内側側壁部73外側に形成されたリップ部83がドアフレーム88の壁部88aに当接することができず、ガラスラン71が車内側へ凹んでしまい、ガラスラン71全体が波打った状態となってしまうおそれがある。結果として、外観品質の低下、シール性の低下、風切り音の発生等といった不具合が発生するおそれがあった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ガラスランの取付状態の安定性を高め、外観品質の低下等を防止することのできるガラスラン及びその取付構造を提供するものである。
以下、上記目的を解決するのに適した各手段につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.昇降するドアガラスを有する車両用ドアに取付けられ、
基底部並びに当該基底部の両端から延びる車内側側壁部及び車外側側壁部からなる本体部と、
前記車内側側壁部及び前記車外側側壁部からそれぞれ本体部内側へ延び、ドアガラスとの間でシールを行う一対のシールリップとを備え、
前記車内側側壁部の先端部又はその近傍が前記車両用ドアのドアフレームの所定部位に係合するとともに、
少なくとも前記ドアフレームの長手方向特定区間においては、前記車内側側壁部の車内側側面又は当該車内側側面に突出形成される所定の突出部位と、当該車内側側面に相対向する前記ドアフレームの壁面とが所定間隔を隔てて非当接状態で取付けられるガラスランであって、
前記基底部の外周側面から外周側かつ車内側へ向け延出し、当該基底部と相対向するドアフレームの壁面に弾性的に当接又は圧接する2以上の規制リップ部を備えたことを特徴とするガラスラン。
上記手段1によれば、基底部の外周側面から外周側かつ車内側へ向け延出し、当該基底部と相対向するドアフレームの壁面に弾性的に当接又は圧接する2以上の規制リップ部を備えている。従って、車内側側壁部の先端部と規制リップ部とによりガラスランの内外周側方向への動きを規制するとともに、規制リップ部の抵抗によりガラスランの車内側方向への動きを規制することができる。仮にこのような規制リップ部に抗してガラスラン本体が車内側方向へ位置ズレを起こす場合には、規制リップ部の摩擦抵抗に勝る力だけでなく規制リップ部を反転させる力が必要になるため、ガラスランが位置ズレを起こすことは非常に困難となる。これにより、車両用ドアのドアフレームの長手方向特定区間において、車内側側壁部の車内側側面又は当該車内側側面に突出形成される所定の突出部位(例えばリップ)と、当該車内側側面に相対向するドアフレームの壁面とが所定間隔を隔てて非当接状態で取付けられる場合であっても、ガラスランが車内側へ凹んでしまい、ガラスラン全体が波打った状態となることを防止することができる。結果として、ガラスランの取付状態の安定性を高め、ひいては外観品質の向上、シール性の向上、風切り音発生の抑制等を図ることができる。さらには、ガラスラン全体の波打ちを防止するために別部材を備える必要もなく、製造コストの増大を抑制することができる。なお、基底部の外周側面にリップ部を設ける場合、本来ならば、雨水の浸入を防止する点を考慮して、リップ部の延出方向を車外側に向けるべきである。しかし、本手段では、上記課題を解決するため、敢えて延出方向を車内側に向けている。従って、上記2以上の規制リップ部に加えて、車外側に向け延出した雨水侵入防止用のリップ部を設けた構成としてもよい。
手段2.少なくとも前記基底部における前記車内側側壁部との連接部近傍、及び、前記車外側側壁部との連接部近傍において、前記規制リップ部を設けたことを特徴とする手段1に記載のガラスラン。
上記手段2によれば、ガラスランの内外周側方向及び車内側方向への動きをバランスよく規制することができ、取付状態の安定性をより高めることができる。
手段3.昇降するドアガラスを有する車両用ドアに取付けられるガラスランの取付構造であって、
前記ガラスランは、
基底部並びに当該基底部の両端から延びる車内側側壁部及び車外側側壁部からなる本体部と、
前記車内側側壁部及び前記車外側側壁部からそれぞれ本体部内側へ延び、ドアガラスとの間でシールを行う一対のシールリップと、
前記基底部の外周側面から外周側かつ車内側へ向け延出した2以上の規制リップ部とを備え、
前記2以上の規制リップ部が前記基底部と相対向するドアフレームの壁面に弾性的に当接又は圧接し、かつ、前記車内側側壁部の先端部又はその近傍が前記車両用ドアのドアフレームの所定部位に係合した状態で取付けられるとともに、
少なくとも前記ドアフレームの長手方向特定区間においては、前記車内側側壁部の車内側側面又は当該車内側側面に突出形成される所定の突出部位と、当該車内側側面に相対向する前記ドアフレームの壁面とが所定間隔を隔てて非当接状態で取付けられるガラスランの取付構造。
上記手段3によれば、上記手段1と同様の作用効果が奏される。
手段4.少なくとも前記ドアフレームの長手方向特定区間において、前記2以上の規制リップ部のうち少なくとも最も車内側に位置する規制リップ部が係止される被係止部を備えたことを特徴とする手段3に記載のガラスランの取付構造。
上記手段4によれば、ガラスランの車内側方向への動きをより確実に規制することができる。
手段5.少なくとも前記基底部における前記車内側側壁部との連接部近傍、及び、前記車外側側壁部との連接部近傍において、前記規制リップ部を設けたことを特徴とする手段3又は4に記載のガラスランの取付構造。
上記手段5によれば、ガラスランの内外周側方向及び車内側方向への動きをバランスよく規制することができ、取付状態の安定性をより高めることができる。
手段6.前記ドアフレームは、上辺部において前記ドアガラスの車内側に配設されるインナーパネルと、当該インナーパネルに取付けられる内装部材とを備えるとともに、
前記内装部材は、前記インナーパネルの内周側を覆う内壁部と、当該内壁部の車外側端縁部を鋭角状に折曲げ形成した折曲げ部とを備え、
前記ガラスランは、前記車内側側壁部の先端部から延出した車内側の内リップ部及び車外側の外リップ部を備え、
前記ガラスランの取付状態においては、
前記内外両リップ部間に前記折曲げ部の先端が嵌め込まれ、
前記内リップ部が前記折曲げ部の車内側側面に当接することにより車外側方向への動きが規制され、
前記外リップ部が前記折曲げ部の車外側側面に当接することにより車内側方向及びガラスランの内周側方向への動きが規制されるようにしたことを特徴とする手段3乃至5のいずれかに記載のガラスランの取付構造。
上記手段6によれば、仮に、ガラスランの基底部側が車内側方向へずれてしまいそうな場合においても、車内側側壁部の先端部とドアフレームの折曲げ部との係合状態が外れてしまうといった不具合が発生しにくい。さらに、基底部に設けられた規制リップ部の反力により、安定した係合状態が維持できる。
以下に、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1に示すように、車両本体としての自動車ボディの開口部において開閉可能に設けられる車両用ドアとしての自動車ドア(図ではフロントドア:以下、単に「ドア」という)1は、昇降可能なドアガラスGと、当該ドアガラスGの外周形状に対応して、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム)よりなるガラスラン2とを備えている。
ガラスラン2は、その長手方向にみて上辺部に対応する押出成形部3、前後の縦辺部に対応する押出成形部4,5と、各押出成形部3,4,5の端部同士を接続する型成形部6,7(図1で散点模様を付した部分)とから構成される。各押出成形部3〜5は、図示しない押出成形機によりほぼ直線状に(長尺状に)形成される。また、型成形部6,7は、2つの押出成形部3,4及び押出成形部3,5が所定の角度をなした状態で相互に接続されるように図示しない金型装置にて接続成形される。
次に図2,3を参照して、ガラスラン2の上辺部(押出成形部)3の構成と、当該ガラスラン2が取付けられるドア1のドアフレーム1aの構成を基に、ドア1のシール構造について詳細に説明する。図2は、ドアフレーム1aの長手方向一般区間(一般部)を指す図1のJ−J線部分断面図である。図3は、ドアフレーム1aの長手方向特定区間(特定部位)を指す図1のK−K線部分断面図である。なお、ここでいう特定区間とは、製造作業時、例えばドアフレームの溶接時において溶接ガン等を入れるスペースが設けられた区間を指す。
まず、ガラスラン2の上辺部3が取付けられるドアフレーム1aの上辺部の構成について説明する。ドアフレーム1aの上辺部は、ドアガラスGの車内側に配設されるドアフレーム本体部となる車内外一対のインナーパネル51,52と、当該インナーパネル51,52に取付けられた外装部材53及び内装部材54とから構成されている。
車内側のインナーパネル51は、ドアフレーム1aの上辺部略全域において、車外側に向け開口した断面略C字状をなしている。一方、車外側のインナーパネル52は、一般部において車外側に向け開口した断面略W字状をなし(図2参照)、特定部位において車外側に向け開口した断面略C字状をなしている(図3参照)。このような構成により、一般部においてはドアガラスGに並行した縦壁部52aを有し、特定部位においては溶接ガン等を入れるスペース52bが確保されている。そして、インナーパネル51,52は、それぞれの車外側上端縁及び車外側下端縁が接合され一体となっている。
外装部材53は、インナーパネル51の車外側上端縁に沿って取付けられた取付部53aと、当該取付部53aの車外側端部から下方へ延びる縦壁部53bとを備えている。
内装部材54は、インナーパネル51の下面(内周側)を覆うように取付けられた内壁部54aと、当該内壁部54aの車外側端部からインナーパネル51,52の車外側端部を超えてインナーパネル51,52の内側へ向け、鋭角状に折曲げ形成された折曲げ部54bとを備えている。
次に、ガラスラン2の上辺部3の構成について説明する。ガラスラン2の上辺部3は、基底部10並びに当該基底部10の両端から延びる車内側側壁部11及び車外側側壁部12からなる断面略コ字状をなす本体部13と、車内側側壁部11及び車外側側壁部12からそれぞれ本体部13内側へ延び、ドアガラスGとの間でシールを行う一対のシールリップ14,15とを備えている。なお、車外側側壁部12は、車内側側壁部11に比べて比較的短く形成されるとともに、それに付随して車外側のシールリップ15も車内側のシールリップ14に比べて比較的小さく(短く)設定されている。これにより、外装部材53(縦壁部53b)の車外側側面がドアガラスGの車外側側面と略面一となるようフラッシュサーフェイス化が図られている。
また、基底部10には、ドアガラスGの端面との対向面において、ドアガラスGの閉時における衝撃を吸収するための緩衝リップ17が形成されている。
さらに、車内側側壁部11及び車外側側壁部12には、それぞれ基底部10との連接部近傍において外方へ延出した当接リップ21,22が形成されている。そして、ガラスラン2の取付状態において、車内側の当接リップ21が一般部(図2参照)においてインナーパネル52の縦壁部52aに弾性的に当接又は圧接する。一方、車外側の当接リップ22は外装部材53の縦壁部53bに弾性的に当接又は圧接する。この構成により一般部においてガラスラン2の車内外方向(図2の左右方向)の動きが規制される。なお、当接リップ21は、車内側側壁部11の車内側側面に突出形成された突出部位を構成する。
また、車内側側壁部11の先端部には一対の係合リップ25,26が互いに近づく方向へ延出形成されている。車内側の係合リップ25が本実施形態における内リップ部を構成し、車外側の係合リップ26が外リップ部を構成する。そして、ガラスラン2の取付状態においては、係合リップ25,26間に内装部材54の折曲げ部54bの先端が嵌め込まれ、係合リップ25が折曲げ部54bの車内側側面に当接することにより車外側方向への動きが規制され、係合リップ26が内装部材54の折曲げ部54aの車外側側面にオーバーラップして当接することにより、車内側方向(図2の右側方向)及びガラスラン2の内周側方向(図2に下側方向)への動きが規制される。この際、係合リップ25,26により内装部材54の折曲げ部54aの先端が挟持された状態となる。
さらに、基底部10の外周側面10aには、車内側側壁部11との連接部近傍において第1規制リップ31が設けられ、車外側側壁部12との連接部近傍において第2規制リップ32が設けられている。両規制リップ31,32は、外周側面10aから外周側かつ車内側へ向け、基底部10に対し鋭角状に延出形成されている。そして、ガラスラン2の取付状態においては、両規制リップ31,32が、基底部10と相対向するインナーパネル52の壁面に弾性的に当接又は圧接し、ガラスラン2の外周側方向(図2,3の上側方向)及び車内側方向(図2,3の右側方向)への動きが規制される。両規制リップ31,32が本実施形態における規制リップ部を構成する。なお、インナーパネル52には第1規制リップ31が係止される被係止部としての段差部52cが形成されており、これによりガラスラン2の車内側方向への動きがより確実に規制できるようになっている。
以上詳述したように、本実施形態では、基底部10の外周側面10aから外周側かつ車内側へ向け延出し、当該基底部10と相対向するインナーパネル52の壁面に弾性的に当接又は圧接する2つの規制リップ31,32を備えている。従って、車内側側壁部11の先端部(係合リップ25,26)と規制リップ31,32とによりガラスラン2の内外周側方向への動きを規制するとともに、規制リップ31,32の抵抗によりガラスラン2の車内側方向への動きを規制することができる。仮にこのような規制リップ31,32に抗してガラスラン2本体が車内側方向へ位置
ズレを起こす場合には、規制リップ31,32の摩擦抵抗に勝る力だけでなく規制リップ31,32を反転させる力が必要になるため、ガラスラン2が位置ズレを起こすことは非常に困難となる。これにより、ドアフレーム1aの長手方向特定区間において、車内側側壁部11の車内側側面(当接リップ21)と、当該車内側側面に相対向するインナーパネル52の壁面とが所定間隔を隔てて非当接状態で取付けられる場合であっても、ガラスラン2が車内側へ凹んでしまい、ガラスラン2全体が波打った状態となることを防止することができる。結果として、ガラスラン2の取付状態の安定性を高め、ひいては外観品質の向上、シール性の向上、風切り音発生の抑制等を図ることができる。さらには、ガラスラン2全体の波打ちを防止するために別部材を備える必要もなく、製造コストの増大を抑制することができる。
尚、上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、フロントドア1用のガラスラン2について具体化したが、このようなガラスラン2が採用されるドアの部位は何ら限定されるものではなく、例えばリアドアにおいて適用することもできる。また、上記規制リップ31,32等を備えた構成をガラスラン2の上辺部に限らず、例えばガラスラン2の縦辺部に採用してもよい。
(b)規制リップ31,32の数、位置及び形状は上記実施形態に限られるものではない。例えば、上記構成に加えて、基底部10の幅方向略中央部に規制リップを設け、3つの規制リップを備えた構成としてもよい。また、規制リップに加えて、車外側に向け延出した雨水侵入防止用のリップ部を設けた構成としてもよい。
(c)外装部材53(縦壁部53b)を省略し、ドアフレーム本体部となるアウターパネルにより車外側の縦壁部を形成した構成としてもよい。
(d)上記実施形態では、ドアフレーム1aの長手方向特定区間において、車内側側壁部11の車内側側面(当接リップ21)と、当該車内側側面に相対向するインナーパネル52の壁面とが所定間隔を隔てて非当接状態で取付けられる構成となっている。これに限らず、長手方向略全域において同様の構成であってもよい。
ガラスランの組付けられるドアの正面図である。 ガラスラン及びその取付構造を説明するための図1のJ−J線部分断面図である。 ガラスラン及びその取付構造を説明するための図1のK−K線部分断面図である。 従来のガラスラン及びその取付構造を説明するための部分断面図である。 従来のガラスラン及びその取付構造を説明するための部分断面図である。
符号の説明
1…ドア、1a…ドアフレーム、2…ガラスラン、10…基底部、11…車内側側壁部、12…車外側側壁部、13…本体部、14,15…シールリップ、21,22…当接リップ、25,26…係合リップ、31,32…規制リップ、51,52…インナーパネル、52c…段差部、53…外装部材、54…内装部材、54b…折曲げ部、G…ドアガラス。

Claims (6)

  1. 昇降するドアガラスを有する車両用ドアに取付けられ、
    基底部並びに当該基底部の両端から延びる車内側側壁部及び車外側側壁部からなる本体部と、
    前記車内側側壁部及び前記車外側側壁部からそれぞれ本体部内側へ延び、ドアガラスとの間でシールを行う一対のシールリップとを備え、
    前記車内側側壁部の先端部又はその近傍が前記車両用ドアのドアフレームの所定部位に係合するとともに、
    少なくとも前記ドアフレームの長手方向特定区間においては、前記車内側側壁部の車内側側面又は当該車内側側面に突出形成される所定の突出部位と、当該車内側側面に相対向する前記ドアフレームの壁面とが所定間隔を隔てて非当接状態で取付けられるガラスランであって、
    前記基底部の外周側面から外周側かつ車内側へ向け延出し、当該基底部と相対向するドアフレームの壁面に弾性的に当接又は圧接する2以上の規制リップ部を備えたことを特徴とするガラスラン。
  2. 少なくとも前記基底部における前記車内側側壁部との連接部近傍、及び、前記車外側側壁部との連接部近傍において、前記規制リップ部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のガラスラン。
  3. 昇降するドアガラスを有する車両用ドアに取付けられるガラスランの取付構造であって、
    前記ガラスランは、
    基底部並びに当該基底部の両端から延びる車内側側壁部及び車外側側壁部からなる本体部と、
    前記車内側側壁部及び前記車外側側壁部からそれぞれ本体部内側へ延び、ドアガラスとの間でシールを行う一対のシールリップと、
    前記基底部の外周側面から外周側かつ車内側へ向け延出した2以上の規制リップ部とを備え、
    前記2以上の規制リップ部が前記基底部と相対向するドアフレームの壁面に弾性的に当接又は圧接し、かつ、前記車内側側壁部の先端部又はその近傍が前記車両用ドアのドアフレームの所定部位に係合した状態で取付けられるとともに、
    少なくとも前記ドアフレームの長手方向特定区間においては、前記車内側側壁部の車内側側面又は当該車内側側面に突出形成される所定の突出部位と、当該車内側側面に相対向する前記ドアフレームの壁面とが所定間隔を隔てて非当接状態で取付けられるガラスランの取付構造。
  4. 少なくとも前記ドアフレームの長手方向特定区間において、前記2以上の規制リップ部のうち少なくとも最も車内側に位置する規制リップ部が係止される被係止部を備えたことを特徴とする請求項3に記載のガラスランの取付構造。
  5. 少なくとも前記基底部における前記車内側側壁部との連接部近傍、及び、前記車外側側壁部との連接部近傍において、前記規制リップ部を設けたことを特徴とする請求項3又は4に記載のガラスランの取付構造。
  6. 前記ドアフレームは、上辺部において前記ドアガラスの車内側に配設されるインナーパネルと、当該インナーパネルに取付けられる内装部材とを備えるとともに、
    前記内装部材は、前記インナーパネルの内周側を覆う内壁部と、当該内壁部の車外側端縁部を鋭角状に折曲げ形成した折曲げ部とを備え、
    前記ガラスランは、前記車内側側壁部の先端部から延出した車内側の内リップ部及び車外側の外リップ部を備え、
    前記ガラスランの取付状態においては、
    前記内外両リップ部間に前記折曲げ部の先端が嵌め込まれ、
    前記内リップ部が前記折曲げ部の車内側側面に当接することにより車外側方向への動きが規制され、
    前記外リップ部が前記折曲げ部の車外側側面に当接することにより車内側方向及びガラスランの内周側方向への動きが規制されるようにしたことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載のガラスランの取付構造。
JP2005218295A 2005-07-28 2005-07-28 ガラスラン及びその取付構造 Expired - Fee Related JP4572768B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005218295A JP4572768B2 (ja) 2005-07-28 2005-07-28 ガラスラン及びその取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005218295A JP4572768B2 (ja) 2005-07-28 2005-07-28 ガラスラン及びその取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007030729A JP2007030729A (ja) 2007-02-08
JP4572768B2 true JP4572768B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=37790505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005218295A Expired - Fee Related JP4572768B2 (ja) 2005-07-28 2005-07-28 ガラスラン及びその取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4572768B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015009634A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 トヨタ自動車株式会社 車両用プレスドア構造及びドアガラスラン

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510051U (ja) * 1991-07-18 1993-02-09 西川ゴム工業株式会社 ルーフ部グラスランチヤンネル
JP2001233059A (ja) * 2000-02-18 2001-08-28 Toyoda Gosei Co Ltd ガラスランの取付構造
JP2006056428A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Nishikawa Rubber Co Ltd ガラスランチャンネルおよびその取付構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510051U (ja) * 1991-07-18 1993-02-09 西川ゴム工業株式会社 ルーフ部グラスランチヤンネル
JP2001233059A (ja) * 2000-02-18 2001-08-28 Toyoda Gosei Co Ltd ガラスランの取付構造
JP2006056428A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Nishikawa Rubber Co Ltd ガラスランチャンネルおよびその取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007030729A (ja) 2007-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4788909B2 (ja) ガラスラン
JP4735416B2 (ja) ガラスランの取付構造
JP4729087B2 (ja) 車両のドア構造
JP6585952B2 (ja) 自動車ドア用モールの取付構造
JP6700979B2 (ja) 自動車ドア用グラスラン
JP2018176951A (ja) 自動車ドア用グラスラン
JP5032876B2 (ja) 自動車用ウェザーストリップの取付構造
JP2010052461A (ja) ガラスランの取付構造
US10926613B2 (en) Automobile door sash structure
JP4572768B2 (ja) ガラスラン及びその取付構造
JP5163367B2 (ja) ガラスランの取付構造
JP4858408B2 (ja) ガラスラン
JP2007296898A (ja) ガラスラン
JP5011203B2 (ja) ガラスラン
JP2007083943A (ja) ガラスランの組付構造
JP4026776B2 (ja) 車両用の飾り縁部材
JP4487854B2 (ja) ガラスラン及びその取付構造
JP6051918B2 (ja) 車両用ドアサッシュ構造
JP5634279B2 (ja) 自動車用ドアのシール構造
JP5425829B2 (ja) モールディング
JP5696982B2 (ja) 自動車用ガラスラン
JP4169009B2 (ja) ガラスラン
JP2009262893A (ja) 車両用ドア
JP2007091172A (ja) グラスランの組付け構造
JP2006044361A (ja) ガラスラン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100720

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees