JP5696982B2 - 自動車用ガラスラン - Google Patents

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Description

本発明は、自動車ドアのドアフレームの内周に取付け、ドアガラスの昇降を案内するガラスランに関するものである。
図4に示すように、自動車のドア1のドアフレーム2の内周にドアガラス5の昇降を案内するガラスラン110が取付けられている。その従来のガラスラン110の全体を図3に示し、従来のそれぞれのガラスランがドアフレーム2の直線部に取付けた状態の断面図、を図5及び図6に示す。
従来、ガラスラン110は、図4に示すように、ドアフレーム2のチャンネル内に取付けられて、ドアガラス5の昇降を案内するとともにドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。さらに、ガラスラン110は、図3に示すように、ドアフレーム2の上辺部に取り付けられるガラスラン上辺部113と、ドアフレーム2のリヤ側縦辺部に取り付けられるガラスランリヤ側縦辺部114と、ドアフレーム2のフロント側縦辺部に取り付けられるガラスランフロント側縦辺部115と、ガラスラン上辺部113とガラスランリヤ側縦辺部114又はガラスランフロント側縦辺部115とを接続するガラスランコーナー部112から形成されている。
なお、ガラスラン上辺部113、ガラスランリヤ側縦辺部114及びガラスランフロント側縦辺部115は、押出成形により成形された直線部111を構成している。
なお、ドア1と車体との間のシールは、ドアパネルおよびドアフレーム2の外周に取付けられたドアウエザストリップ(図示せず)および/または車体の開口部のフランジに取付けられたオープニングトリムウエザストリップ(図示せず)によりなされている。
ガラスラン110の本体の直線部111は、図5に示すように、車外側側壁120と、車内側側壁130と、底壁140からなる断面略コ字状をなしている。車外側側壁120の先端付近から車外側シールリップ121が本体の断面略コ字状の内側に向けて延出するように設けられている。また、車内側側壁130にもその先端付近から車内側シールリップ131が断面略コ字状の内側に向けて延出するように設けられている。
ガラスラン110の本体の車外側側壁120、車内側側壁130と底壁140はドアフレーム2のパネル先端部2hとドアモール150により設けられたチャンネル3に挿入され、各壁の外面の少なくとも一部がドアフレーム2の先端とドアモール150の内面に圧接され、ガラスラン110を保持している。
ドアガラス5は、このガラスラン110の本体の断面略コ字状の内側を摺動するとともに、上記車外側シールリップ121と車内側シールリップ131によってドアガラス5の端部の両側面がシールされて保持されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、ドアフレーム2の上辺のパネル先端部2hとドアモール150にガラスラン110を装着したときに、ガラスラン110を係止して保持するために、ガラスラン110の直線部では、車内側側壁130と車外側側壁120にそれぞれ車内側保持リップ134と車外側突起部124が設けられている。
このガラスラン110はドアフレーム2の上辺に装着したときに、パネル先端部2hと底壁140との間の隙間が少ないため、ドアガラス5が上昇して完全に閉じたときに、ガラスラン10の先端が底壁140に当接して、底壁140を押し上げて、底壁140がドアフレーム2のパネル先端部2hに衝突してしまうという問題が懸念されていた。特に、パネル先端部2hにおいて各パネルを閉じる取付ネジ60がある場合には、衝突しやすくなっている。
そこで、図6に示すように、底壁240とドアフレーム2のパネル先端部2hとの間に空間241を確保するとともに、車外側側壁220と底壁240との連結部分242に補強突出部243を設けて、ドアガラス5が底壁240に当接したときに、車外側側壁220がドアガラス5側に倒れこまないようにしたガラスラン210がある(例えば、特許文献2参照。)。
この場合には、車外側側壁220の倒れ防止は行っているが、車内側側壁230の倒れ防止とはならないため、ドアガラス5が底壁240に当接したときに、車内側側壁230がドアガラス5側に倒れこんで、車内側側壁230とドアフレーム2との間に隙間が生じて、シール性が低下し、遮音性が低下することがある。
特開2008−24112号公報 特開2006−15776号公報
そこで、本発明は、遮音性が大きく、ドアガラスの昇降時においても、充分な衝撃吸収性を発揮できるガラスランを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、自動車ドアのドアフレームの内周に取付け、ドアガラスの昇降を案内する自動車用ガラスランにおいて、
ドアフレームの上辺部に取付けられるドアガラスのガラスラン本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略コ字形をなし、底壁と車外側側壁は車外側連結部で連結され、底壁と車内側側壁は車内側連結部で連結され、車外側側壁と車内側側壁の先端部分には、それぞれガラスラン本体の断面略コ字状のガラスラン本体の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、車外側シールリップと車内側シールリップによりドアガラスの端部の車外側面及び車内側面をシールし、
底壁は、底壁本体と、底壁車外側保持壁と、底壁車内側保持壁とから構成され、底壁車内側保持壁は、底壁本体の車内側側端から断面く字形に屈曲して形成され、底壁本体側の部分は、底壁本体の外方で、かつ幅方向の外方向に斜めに形成された底壁車内側第1傾斜壁と、底壁車内側第1傾斜壁から先端の部分は底壁本体の幅方向の中心方向に斜めに形成された底壁車内側第2傾斜壁から形成され、
底壁車外側保持壁の先端は、車外側連結部に連結され、底壁車内側保持壁の底壁車内側第2傾斜壁の先端は、車内側連結部に連結されたことを特徴とする自動車用ガラスランである。
請求項1の本発明では、ドアフレームの上辺部に取付けられるドアガラスのガラスラン本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略コ字形をなし、底壁と車外側側壁は車外側連結部で連結され、底壁と車内側側壁は車内側連結部で連結されている。このため、底壁と車外側側壁及び車内側側壁は、それぞれ車外側連結部と車内側連結部により撓み可能に接続されるため、押出成形時には車外側側壁と車内側側壁を開いて成形し、ドアフレームへの取付時には断面略コ字状に閉じて取付けることができ、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる本体の断面略コ字状のガラスランの内側に、ドアガラスの先端を収納することができる。
車外側側壁と車内側側壁の先端部分には、それぞれガラスラン本体の断面略コ字状のガラスラン本体の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、車外側シールリップと車内側シールリップによりドアガラスの端部の車外側面及び車内側面をシールしている。このため、車外側シールリップと車内側シールリップにより、ドアガラスの昇降に応じて、両方のシールリップがドアガラスに当接し、車外側シールリップと車内側シールリップによりドアフレームとドアガラスとの間のシールをすることができる。
底壁は、底壁本体と、底壁車外側保持壁と、底壁車内側保持壁とから構成される。このため、底壁車外側保持壁と底壁車内側保持壁により、底壁本体とドアフレームの間に充分な空間を設けることができ、ドアガラスが上昇して、底壁本体に当接して底壁本体を押し上げても、底壁本体がドアフレームに衝突することがない。
底壁車内側保持壁は、底壁本体の車内側側端から断面く字形に屈曲して形成され、底壁本体側の部分は、底壁本体の外方で、かつ幅方向の外方向に斜めに形成された底壁車内側第1傾斜壁と、底壁車内側第1傾斜壁から先端の部分は底壁本体の幅方向の中心方向に斜めに形成された底壁車内側第2傾斜壁から形成されている。
このため、ドアガラスが上昇して、ドアガラスの先端が底壁本体に当接しても、車内側第1傾斜壁が車内側側壁を押圧して、車内側側壁の倒れを防止することができ、車内側側壁とドアフレームの間の隙間の発生を防止して、遮音性を向上させることができる。
底壁車内側第1傾斜壁と底壁車内側第2傾斜壁とが断面く字形に屈曲して形成されているため、ドアガラスの先端が底壁本体に当接しても、底壁車内側保持壁は、断面く字形に屈曲した部分で衝撃を吸収して、車内側側壁の倒れを防止することができる。
底壁車外側保持壁の先端は、車外側連結部に連結され、底壁車内側保持壁の底壁車内側第2傾斜壁の先端は、車内側連結部に連結されている。このため、底壁本体にドアガラスが当接して、底壁本体が変形しても、車内側連結部が変形を吸収するとともに底壁車外側保持壁により、直接車外側側壁と車内側側壁が変形することが少ない。
請求項2の本発明は、底壁車内側第1傾斜壁の車内側側壁と対向する面は、斜面状に底壁車内側傾斜面が形成されるとともに、車内側側壁の根元部分で底壁車内側傾斜壁と対向する面も斜面状の車内側側壁傾斜面が形成され、ガラスランがドアフレームに取付けられたときに、底壁車内側傾斜面と車内側側壁傾斜面が当接する自動車用ガラスランである。
請求項2の本発明では、底壁車内側第1傾斜壁の車内側側壁と対向する面は、斜面状に底壁車内側傾斜面が形成されるとともに、車内側側壁の根元部分で底壁車内側傾斜壁と対向する面も斜面状の車内側側壁傾斜面が形成され、ガラスランがドアフレームに取付けられたときに、底壁車内側傾斜面と車内側側壁傾斜面が当接する。
このため、ドアガラスの先端が底壁本体に当接し、押圧したときに、底壁車内側傾斜面と車内側側壁傾斜面が当接することにより、傾斜面同士が広い面積で当接して、車内側側壁の根元部分の幅広い部分が安定して押圧され、車内側側壁を大きく形成しても、車内側側壁がガラスラン本体の内部方向に倒れることがない。従って、ドアフレームと車内側側壁の間に隙間が生じることがなく、遮音性を向上させることができる。
請求項3の本発明は、底壁車外側保持壁は、底壁本体の車外側側端から底壁本体の外方で、かつ幅方向の中心方向に斜めに形成された自動車用ガラスランである。
請求項3の本発明では、底壁車外側保持壁は、底壁本体の車外側側端から底壁本体の外方で、かつ幅方向の中心方向に斜めに形成された。このため、ドアガラスが上昇して、ドアガラスの先端が底壁本体に当接しても、底壁車外側保持壁が車外側側壁を押圧して、車外側側壁の倒れを防止することができ、車外側側壁とドアフレームの間の隙間の発生を防止して、遮音性を向上させることができる。
請求項4の本発明は、底壁車外側保持壁は、底壁本体側の部分は、底壁本体の外方で、かつ幅方向の外方向に斜めに形成された底壁車外側第1傾斜壁と、底壁車外側第1傾斜壁から先端の部分は底壁本体の幅方向の中心方向に斜めに形成された底壁車外側第2傾斜壁から形成された自動車用ガラスランである。
請求項4の本発明は、底壁本体の車外側側端から断面く字形に屈曲して形成され、底壁車外側保持壁は、底壁本体側の部分は、底壁本体の外方で、かつ幅方向の外方向に斜めに形成された底壁車外側第1傾斜壁と、底壁車外側第1傾斜壁から先端の部分は底壁本体の幅方向の中心方向に斜めに形成された底壁車外側第2傾斜壁から形成されている。
このため、ドアガラスが上昇して、ドアガラスの先端が底壁本体に当接しても、車外側第1傾斜壁が車外側側壁を押圧して、車外側側壁の倒れを防止することができ、車外側側壁とドアフレームの間の隙間の発生を防止して、遮音性を向上させることができる。
底壁車外側第1傾斜壁と底壁車外側第2傾斜壁とが断面く字形に屈曲して形成されているため、ドアガラスの先端が底壁本体に当接しても、底壁車外側保持壁は、断面く字形に屈曲した部分で衝撃を吸収して、車外側側壁の倒れを防止することができる。
請求項5の本発明は、底壁車外側保持壁は、車外側連結部と連結する部分に底壁本体の幅方向の斜め中心方向に向けて底壁突起部を延設した自動車用ガラスランである。
請求項5の本発明では、底壁車外側保持壁は、車外側連結部と連結する部分に底壁本体の幅方向の斜め中心方向に向けて底壁突起部を延設したため、底壁突起部がドアフレームに当接して、車外側側壁がガラスラン本体の内部方向に倒れることがない。従って、ドアフレームと車外側側壁の間に隙間が生じることがなく、遮音性を向上させることができる。
請求項6の本発明は、底壁車外側保持壁及び底壁車内側保持壁は、車外側連結部及び車内側連結部と連結する部分に底壁本体の幅方向の斜め外方に向けてそれぞれ底壁車外側シールリップと底壁車内側シールリップを延設した自動車用ガラスランである。
請求項6の本発明では、底壁車外側保持壁及び底壁車内側保持壁は、車外側連結部及び車内側連結部と連結する部分に底壁本体の幅方向の斜め外方に向けてそれぞれ底壁車外側シールリップと底壁車内側シールリップを延設したため、ドアフレームのパネル先端部に底壁車外側シールリップと底壁車内側シールリップが当接して、ドアフレームと底壁の間のシール性を向上させることができ、遮音性が向上する。
請求項7の本発明は、車外側側壁の外面に車外側凹部を形成し、車外側凹部にドアフレーム又はドアモールの端部を嵌合し、車外側側壁を保持する自動車用ガラスランである。
請求項7の本発明では、車外側側壁の外面に車外側凹部を形成し、車外側凹部にドアフレーム又はドアモールの端部を嵌合し、車外側側壁を保持する。このため、車外側側壁をドアフレーム又はドアモールで確実に保持して、ドアガラスの昇降に対しても、車外側側壁が外れることなく、車外側側壁とドアフレーム又はドアモール車外側との間を確実にシールするとともに、遮音性を向上させることができる。
請求項8の本発明は、車内側側壁と車内側シールリップは、それぞれ車外側側壁と車外側シールリップよりも大きく、肉厚に形成された自動車用ガラスランである。
請求項8の本発明では、ガラスランの車内側側壁と車内側シールリップは、それぞれ車外側側壁と車外側シールリップよりも大きく、肉厚に形成されたため、ドアガラスを確実に保持できるとともに、車内側側壁とドアフレームとの間のシール性と遮音性を向上させることができる。また、ドアガラスを車外方向に位置させることができ、ドアガラスとドアフレームとの間の段差を小さくすることができ、風切り音を小さくして、見栄えを良くすることができる。また、ドアフレーム又はドアモールの車外側の面積を小さくすることができ、デザイン的にも好ましい。
底壁車外側保持壁は、底壁本体の車外側側端から底壁本体の外方で、かつ幅方向の中心方向に斜めに形成されたため、底壁車外側保持壁が車外側側壁を押圧して、車外側側壁の倒れを防止することができ、車外側側壁とドアフレームの間の隙間の発生を防止して、遮音性を向上させることができる。
底壁車内側保持壁は、底壁本体の車内側側端から断面く字形に屈曲して底壁車内側第1傾斜壁と底壁車内側第2傾斜壁から形成されている。このため、ドアガラスが上昇して、ドアガラスの先端が底壁本体に当接し、押圧しても、車内側第1傾斜壁が車内側側壁を押圧して、車内側側壁の倒れを防止することができ、遮音性を向上させることができる。
本発明の実施の形態であるガラスランの図4におけるA−Aに沿った断面図である。 本発明の実施の形態であるガラスランを上辺部に装着した状態の断面図であり、図4におけるA−Aに沿った断面図である。 本発明の実施の形態であるガラスランの正面図である。 自動車ドアの正面図である。 従来のガラスランをドアフレームの上辺部に装着した状態の断面図である。 従来の他のガラスランをドアフレームの上辺部に装着した状態の断面図である。
本発明の実施の形態を、図1〜図4に基づき説明する。
図4は、自動車のフロントのドア1の正面図であり、図3は、ドア1のドアフレーム2に取付けるフロントドアのガラスラン10の正面図である。図4に示すように、ドア1の上部にはドアフレーム2が設けられ、ドアガラス5が昇降自在に取付けられる。すなわち、ドアフレーム2の内周には、ガラスラン10が取付けられ、ドアガラス5の昇降を案内するとともに、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。
ガラスラン10は、図3に示すように、全体として熱可塑性エラストマーで形成されるとともに、押出成形で形成された直線部11と、ドアフレーム2のコーナー部2bに取付けられ、上記の直線部11を接続し、型成形で形成されるコーナー部12からなる。
直線部11は、ドアフレーム2の上辺部に取付けられるガラスラン上辺部13と、ドアフレーム2のリヤ側縦辺部に取付けられるガラスランリヤ側縦辺部14と、ドアフレーム2のフロント側縦辺部をなすディビジョンサッシュに取付けられるガラスランフロント側縦辺部15とからなる。
これらの押出成形部分をドアフレーム2に対応した形状となるように、フロント側とリヤ側のそれぞれのコーナー部分において、型成形により成形して直線部11を接続してコーナー部12が形成されている。なお、ガラスラン10のコーナー部12は、ドアフレーム2のコーナー部2bの部分に装着される。
本発明のガラスラン上辺部13が取り付けられるドアフレーム2の上辺は、図2に示すように、ドアフレーム2のパネル先端部2hに、ドアモール50が取付けられている。ドアフレーム2の先端は、屈曲されて断面略L字形のチャンネル3を形成し、チャンネル3とドアモール50とでガラスラン10を保持している。
ドアモール50は、一方の端部であるドアモール取付部51が、ドアフレーム2のチャンネル3の部分であるパネル先端部2hの水平面に取付ネジ60等で取付けられ、ドアモール取付部51から屈曲して形成されたドアモール装飾部52がドアフレーム2の先端を覆いドアフレーム2の外周の装飾部分を形成している。
ドアモール装飾部52の端部は、ヘヤピン状に裏面側に屈曲してドアモール保持部53を形成している。ドアモール保持部53は、後述する車外側保持凹部25に嵌めこまれて、車外側側壁20を保持する。
なお、ドアモール50を使用しなく、ドアフレーム2を屈曲して断面略U字形のチャンネル3を形成してガラスラン10を保持することもできる。
本発明は、ガラスラン10において、ドアフレーム2の上辺に取付けられるガラスラン上辺部13に関するものである。
図1に基づきガラスラン10の断面形状を説明し、そして図2に基づき、ガラスラン10がドアフレーム2に取付けられた状態を説明する。
ドアフレーム2の上辺部に取付けられるガラスラン上辺部13の断面形状は、図1に示すように、ガラスラン本体16が車外側側壁20と、車内側側壁30と、底壁40とから断面略コ字状に形成されている。後述のように、車内側側壁30が車外側側壁20よりも大きく、厚肉に形成され、断面略コ字形は、車内側が大きな非対称形に形成されている。図1は、図4におけるA−A線に沿った断面図である。
ガラスラン本体16は、ドアフレーム2の上辺部に取付けられる部分も縦辺部に取付けられる部分も基本的には、ほぼ断面略コ字形の断面形状を有している。
図1に示すように、ガラスラン本体16の車外側側壁20は、断面略板状に形成される。
車外側側壁20の先端付近から車外側シールリップ21が、ガラスラン本体16の断面略コ字状の内側に向けて延設されている。また、車外側カバーリップ22が車外側側壁20の先端から車外方向に延設されている。車外側カバーリップ22は、図2に示すように、ドアモール50のヘヤピン状に屈曲したドアモール装飾部52とドアモール保持部53の先端をカバーしている。
車外側側壁20の外側面には、車外側突起部23が車外側側壁20の外側面の底壁40側に形成されている。この車外側突起部23と車外側カバーリップ22の間に車外側保持凹部25が形成されている。この車外側保持凹部25に、図2に示すように、ドアモール50のドアモール保持部53を嵌合し、車外側側壁20を保持する。
これにより、車外側側壁20をドアモール50で確実に保持することができる。そのため、ドアガラス5が昇降しても、ドアガラス5に引きずられてドアモール50から車外側側壁20が外れることなく、確実にシールするとともに、ドアガラス5が車外側にはみ出すことがなく、車外側からの美観を向上させることができる。
車外側側壁20は、熱可塑性エラストマーゴムのソリッド材又は微発泡ソリッド材で形成されている。このたため、剛性が高く、ドアガラス5が上昇して、ガラスラン10の本体内に進入したときに、ドアガラス5の先端がずれて、ドアガラス5の先端が車外側側壁20の先端に当接した場合でも、車外側側壁20が異常変形することがなく、確実にシール性を確保することができる。さら上述の車外側保持凹部25がドアモール50に保持されていることと相まって、ドアフレーム2からガラスラン10が飛び出すこともなく、見栄えが良い。
車外側側壁20は、車外側連結部26で底壁40と連結されている。車外側連結部26は、内面に溝部が形成され、製造時に、車外側側壁20と車内側側壁30が底壁40とハ字形に開いていても、チャンネル3とドアモール50にガラスラン10を取付けるときに、車外側側壁20と底壁40の間が撓みやすくなり、取付けが容易になる。
図1に示すように、車外側シールリップ21は、車外側側壁20の先端からガラスラン10の本体の内部方向に斜めに延設されている。図2に示すように、車外側シールリップ21と後述する車内側シールリップ31により、ドアガラス5の先端部の両側面を保持する。ドアガラス5の昇降に応じて、車外側シールリップ21と後述する車内側シールリップ31がドアガラス5の側面に当接し、ドアフレーム2とドアガラス5との間のシールをすることができる。
車外側シールリップ21は、車外側側壁20と同様に熱可塑性エラストマーゴムのソリッド材又は微発泡ソリッド材で形成されている。このため、剛性が高く、ドアガラス5が上昇して、ガラスラン10の本体内に進入したときに、ドアガラス5を確実に保持し、シール性を確保することができる。
車外側シールリップ21及び後述する車内側シールリップ31の表面に、低摺動部材層を形成することができる。この場合は、ドアガラス5がガラスラン10の本体内に進入し、摺動しても、車外側シールリップ21及び車内側シールリップ31とドアガラス5との摺動抵抗を減少させることができ、ドアガラス5のスムースな昇降を維持することができる。
低摺動部材層は、熱可塑性エラストマーのオレフィン部分の比率が多い摺動抵抗の少ない材料を、車外側シールリップ21及び車内側シールリップ31の表面に0.1mm程度の厚さで同時押出して形成したり、シリコン樹脂やウレタン樹脂を塗布したりして形成することができる。
なお、車外側シールリップ21の内面、又は車外側側壁20の内面に低摺動部材層や車外側突条部24を形成することもできる。この場合には、ドアガラス5がガラスラン10の本体内部に侵入したときに、車外側側壁20と車外側シールリップ21が密着することを防止でき、異音の発生の防止とシール性の確保ができる。
車内側側壁30は、車外側側壁20よりも肉厚で大きく形成されている。このため、ガラスラン10を強固にドアフレーム2に保持できる。
さらに、車内側側壁30は、車外側側壁20よりも大きく、肉厚に形成されたため、ガラスラン10の本体内で、ドアガラス5を車外方向に位置させることができ、ドアガラス5とドアモール50との間の段差を小さくすることができ、風切り音を小さくして、見栄えを良くすることができる。
車内側側壁30の外面には、先端側に車内側カバーリップ32が形成され、車内側カバーリップ32よりも底壁40側(図1における上方)には、車内側突起部33が形成され、車内側カバーリップ32と車内側突起部33の間は、湾曲した車内側保持凹部35が形成されている。図2に示すように、車内側保持凹部35には、ドアフレーム2のアウターパネル2cが屈曲して形成されたパネル突部2eが嵌め込まれている。パネル突部2eの先端側は、パネル第1凹部2fが形成され、パネル第1凹部2fに車内側突起部33が係合して、車内側側壁30の先端部分を保持している。
底壁40との連続部分の付近に車内側保持リップ34が形成されている。車内側保持リップ34は、アウターパネル2cのパネル先端部2hに近い部分に形成されたパネル第2凹部2gに係合して、車内側側壁30の根元部分を保持している。
このため、上記の車内側突起部33と車内側保持リップ34の保持効果とあわせて、車内側側壁30を確実に保持することができる。
車内側側壁30は、車内側連結部36で底壁40と連結されている。車内側連結部36は、内面に溝部が形成され、チャンネル3のガラスラン10を取付けるときに、車外側連結部26と同様に、車内側側壁30と底壁40の間が撓みやすくなり、取付けが容易になる。そして、車内側側壁30の根元部分の車内側連結部36と連続する部分で、後述する底壁車内側第1傾斜壁47と対向する面も、斜面状の車内側側壁傾斜面37が形成されている。
車内側シールリップ31は、車内側側壁30の先端からガラスラン10の本体の内部方向に斜めに延設されている。前述のように、車内側シールリップ31と車外側シールリップ21により、ドアガラス5の先端部の両側面を保持する。ドアガラス5の昇降に応じて、車内側シールリップ31と車外側シールリップ21がドアガラス5の側面に当接し、ドアフレーム2とドアガラス5との間のシールをすることができる。
車内側シールリップ31は、車外側シールリップ21と同様に熱可塑性エラストマーのソリッド材又は微発泡ソリッド材で形成されている。車内側シールリップ31をソリッド材又は微発泡ソリッド材で形成することができ、ドアガラス5の保持力とガラスラン10の車内側の剛性を向上させて、耐久性を向上させているとともに、表面が円滑であり、美観を向上させている。車内側シールリップ31は、車外側側壁20と同じ材料を使用する。
前述のとおり、車内側シールリップ31の表面に、低摺動部材層を形成することができる。この場合は、車内側シールリップ31及び車内側補助シールリップ38と、ドアガラス5との摺動抵抗を減少させることができ、ドアガラス5のスムースな昇降を維持することができる。
低摺動部材層は、車外側シールリップ21と同じ熱可塑性エラストマーのオレフィン部分の比率が多い摺動抵抗の少ない材料や、シリコン樹脂やウレタン樹脂を塗布して形成することができる。
底壁40は、板状に形成された底壁本体46と、底壁本体46の車外側側端からドアフレーム2方向(図1における上方)に延設される底壁車外側保持壁41と、底壁本体46の車内側側端からドアフレーム2方向(図1における上方)に延設される底壁車内側保持壁42とから構成される。
このため、底壁車外側保持壁41と底壁車内側保持壁42により、底壁本体46とチャンネル3であるドアフレーム2の上辺の先端に水平方向に形成されたパネル先端部2hの間に充分な空間を設けることができ、ドアガラス5が上昇して、底壁本体46に当接して底壁本体46を押し上げても、底壁本体46がドアフレーム2に衝突することがない。
底壁車外側保持壁41は、底壁本体46の車外側側端から底壁本体46の外方で、かつ幅方向の中心方向に斜め(図1における斜め左上方向)に形成された。このため、ドアガラス5が上昇して、ドアガラス5の先端が底壁本体46に当接しても、底壁車外側保持壁41が車外側側壁20方向に撓んで、車外側側壁20の根元部分を押圧して、車外側側壁40が倒れることを防止することができ、車外側側壁20とドアフレーム2又はドアモール50の間の隙間の発生を防止して、遮音性を向上させることができる。
底壁車外側保持壁41は、車外側連結部26と連結する部分に底壁本体46の幅方向の斜め中心方向(図1における斜め左上方向)に向けて底壁突起部45を延設してもよい。この場合は、底壁突起部45がドアフレーム2のパネル先端部2hに当接して、車外側連結部26が車外側側壁20の先端を引っ張り、車外側側壁20車外側に倒れるようなモーメントを与えて、車外側側壁20がガラスラン本体16の内部方向に倒れることがない。従って、ドアフレーム2又はドアモール50と車外側側壁20の間に隙間が生じることがなく、遮音性を向上させることができる。
底壁車外側保持壁41は、車外側連結部26と連結する部分に底壁本体46の幅方向の斜め外方(図1における斜め右上方向)に向けてそれぞれ底壁車外側シールリップ43を延設してもよい。この場合は、ドアフレーム2のパネル先端部2hと底壁40の間のシール性を向上させることができ、遮音性が向上する。
なお、底壁車外側保持壁41は、後述する底壁車内側保持壁42のように、底壁本体46の車外側側端から断面く字形に屈曲して形成され、底壁本体46側の部分は、底壁本体46の外方で、かつ幅方向の外方向(図1における斜め右上方向)に斜めに形成された底壁車外側第1傾斜壁と、底壁車外側第1傾斜壁から先端の部分は底壁本体46の幅方向の中心方向(図1における斜め左上方向)に斜めに形成された底壁車外側第2傾斜壁を形成してもよい。この場合には、後述する底壁車内側保持壁42と同油の効果を奏することができる。
底壁車内側保持壁42は、底壁本体46の車内側側端から断面く字形に屈曲して形成され、底壁本体46側の部分は、底壁本体46の外方で、かつ幅方向の外方向(図1における斜め左上方向)に斜めに形成された底壁車内側第1傾斜壁47と、底壁車内側第1傾斜壁47から先端の部分は底壁本体46の幅方向の中心方向(図1における斜め右上方向)に斜めに形成された底壁車内側第2傾斜壁49から形成されている。
ドアガラス5が上昇して、ドアガラス5の先端が底壁本体46に当接した場合には、車内側第1傾斜壁47が車内側側壁30を押圧して、車内側側壁30の倒れを防止することができ、車内側側壁30とドアフレーム2の間の隙間の発生を防止して、遮音性を向上させることができる。
さらに、車内側第1傾斜壁47と底壁車内側第2傾斜壁49が断面く字形に屈曲して形成されているため、ドアガラス5の先端が底壁本体46に当接しても、底壁車内側保持壁42は、断面く字形に屈曲した部分で衝撃を吸収して、車内側側壁30の倒れを防止することができる。
底壁車内側保持壁42の底壁車内側第2傾斜壁49の先端は、車内側連結部36に連結されている。このため、底壁本体46にドアガラス5が当接して、底壁本体46が変形しても、車内側連結部36が変形を吸収して、車内側側壁30が変形することが少ない。
また、底壁車内側保持壁42は、底壁車内側第1傾斜壁47の車内側側壁30と対向する面は、斜面状に底壁車内側傾斜面48が形成される。そして、車内側側壁30の根元部分で底壁車内側第1傾斜壁47と対向する面も斜面状の車内側側壁傾斜面37が形成されている。そして、ガラスラン10がドアフレーム2に取付けられたときに、底壁車内側第1傾斜面48と車内側側壁傾斜面37が当接する。
図2に示すように、ドアガラス5の先端が底壁本体46に当接したときに、底壁車内側傾斜面48と車内側側壁傾斜面37が当接することにより、車内側側壁30の根元部分に形成された斜面である幅広い部分が面同士で、安定して押圧され、車内側側壁30を大きく形成しても、車内側側壁30が底壁本体46の内部方向に倒れることがない。従って、ドアフレーム2と車内側側壁30の間に隙間が生じることがなく、遮音性を向上させることができる。
底壁車内側保持壁42は、車内側連結部36と連結する部分に、即ち、底壁車内側保持壁42の先端部分に、底壁本体46の幅方向の斜め外方(図1における斜め左上方向)に向けて、即ち、底壁車内側保持壁42とは逆方向に、底壁車内側シールリップ44を延設している。
図2に示すように、ガラスラン10をドアフレーム2に取付けると、底壁車外側シールリップ43と底壁車内側シールリップ44は、チャンネル3のドアフレーム2のパネル先端部2hの平面部分に当接して、ドアフレーム2と底壁40の間のシール性を向上させることができ、遮音性が向上する。
ガラスラン10の直線部11の成形においては、成形材料は、熱可塑性エラストマーのソリッド材又は微発泡ソリッド材とスポンジ材が使用され、押出成形後に加熱し加硫される。
ガラスラン10のコーナー部12も、熱可塑性エラストマーで形成する。同種の材料であり、ガラスラン10の直線部11とコーナー部12の接着性がよい。また、いずれもオレフィン系の材料であり、耐候性がよく、同時に粉砕処理ができ、リサイクル容易な製品を得ることができる。
2 ドアフレーム
10 ガラスラン
13 ガラスラン上辺部
20 車外側側壁
21 車外側シールリップ
26 車外側連結部
30 車内側側壁
31 車内側シールリップ
36 車内側連結部
37 車内側側壁傾斜面
40 底壁
41 底壁車外側保持壁
42 底壁車内側保持壁
43 底壁車外側シールリップ
44 底壁車内側シールリップ
45 底壁突起部
47 底壁車内側傾斜壁
48 底壁車内側傾斜面
50 ドアモール

Claims (8)

  1. 自動車ドアのドアフレームの内周に取付け、ドアガラスの昇降を案内する自動車用ガラスランにおいて、
    上記ドアフレームの上辺部に取付けられる上記ガラスランのガラスラン本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略コ字形をなし、該底壁と上記車外側側壁は車外側連結部で連結され、上記底壁と上記車内側側壁は車内側連結部で連結され、上記車外側側壁と車内側側壁の先端部分には、それぞれ上記ガラスラン本体の断面略コ字状の本体の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、該車外側シールリップと車内側シールリップにより上記ドアガラスの端部の車外側面及び車内側面をシールし、
    上記底壁は、底壁本体と、底壁車外側保持壁と、底壁車内側保持壁とから構成され、上記底壁車内側保持壁は、上記底壁本体の車内側側端から断面く字形に屈曲して形成され、上記底壁本体側の部分は、底壁本体の外方で、かつ幅方向の外方向に斜めに形成された底壁車内側第1傾斜壁と、該底壁車内側第1傾斜壁から先端の部分は底壁本体の幅方向の中心方向に斜めに形成された底壁車内側第2傾斜壁から形成され、
    上記底壁車外側保持壁の先端は、上記車外側連結部に連結され、上記底壁車内側保持壁の上記底壁車内側第2傾斜壁の先端は、上記車内側連結部に連結されたことを特徴とする自動車用ガラスラン。
  2. 上記底壁車内側第1傾斜壁の上記車内側側壁と対向する面は、斜面状に底壁車内側傾斜面が形成されるとともに、上記車内側側壁の根元部分で上記底壁車内側第1傾斜壁と対向する面も斜面状の車内側側壁傾斜面が形成され、上記ガラスランが上記ドアフレームに取付けられたときに、上記底壁車内側傾斜面と上記車内側側壁傾斜面が当接する請求項1に記載の自動車用ガラスラン。
  3. 上記底壁車外側保持壁は、上記底壁本体の車外側側端から底壁本体の外方で、かつ幅方向の中心方向に斜めに形成された請求項1又は請求項2に記載の自動車用ガラスラン。
  4. 上記底壁車外側保持壁は、上記底壁本体の車外側側端から断面く字形に屈曲して形成され、上記底壁本体側の部分は、底壁本体の外方で、かつ幅方向の外方向に斜めに形成された底壁車外側第1傾斜壁と、該底壁車外側第1傾斜壁から先端の部分は底壁本体の幅方向の中心方向に斜めに形成された底壁車外側第2傾斜壁から形成された請求項3に記載の自動車用ガラスラン。
  5. 上記底壁車外側保持壁は、上記車外側連結部と連結する部分に上記底壁本体の幅方向の斜め中心方向に向けて底壁突起部を延設した請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
  6. 上記底壁車外側保持壁及び底壁車内側保持壁は、上記車外側連結部及び車内側連結部と連結する部分に上記底壁本体の幅方向の斜め外方に向けてそれぞれ底壁車外側シールリップと底壁車内側シールリップを延設した請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
  7. 上記車外側側壁の外面に車外側凹部を形成し、該車外側凹部にドアフレーム又はドアモールの端部を嵌合し、上記車外側側壁を保持する請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
  8. 上記車内側側壁と上記車内側シールリップは、それぞれ上記車外側側壁と上記車外側シールリップよりも大きく、肉厚に形成された請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
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