JP2006056428A - ガラスランチャンネルおよびその取付構造 - Google Patents

ガラスランチャンネルおよびその取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2006056428A
JP2006056428A JP2004241471A JP2004241471A JP2006056428A JP 2006056428 A JP2006056428 A JP 2006056428A JP 2004241471 A JP2004241471 A JP 2004241471A JP 2004241471 A JP2004241471 A JP 2004241471A JP 2006056428 A JP2006056428 A JP 2006056428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
run channel
glass run
door
door sash
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004241471A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Nakaike
利夫 中池
Hidekazu Baba
英一 馬場
Jun Kobayashi
潤 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP2004241471A priority Critical patent/JP2006056428A/ja
Publication of JP2006056428A publication Critical patent/JP2006056428A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

【課題】ドアサッシュの上端膨出部に代えて凹み部を形成した自動車のプレスドアにおいて、その凹み部に密に面接触して高いシール効果を発揮することのできるガラスランチャンネルおよびその取付構造を提供する。
【解決手段】断面略コ字状の本体部11の両側壁からドアガラス2の内外両面を挟むシールリップ12を突設し、自動車ドア1のドアサッシュ20に取付けられるガラスランチャンネル10において、本体部11の車内側上端部に、ドアサッシュ20の車外側面に密に面接触する高発泡スポンジ13を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車のプレスドアに取付けられるガラスランチャンネル、および当該ガラスランチャンネルをプレスドアのドアサッシュに取付けた取付構造に関するものである。
自動車のドアサッシュには、アウターパネルおよびインナーパネルとは別部材であるフレームサッシュで構成したものの他に、アウターパネルとインナーパネルとで構成したもの(プレスドア)がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−150959号公報
図4および図5に示すように、アウターパネル41とインナーパネル42とでドアサッシュ40を形成したプレスドア(自動車ドア)1においては、当該アウターパネル41とインナーパネル42の末端部Eをスポット溶接する必要があり、その際、溶接機Wがドアサッシュ40の上端膨出部43に干渉するため(図5のaで示す部分参照)、それを避けるべく、図6に示すように、当該上端膨出部43の形状を変更して凹み部44を形成する場合があった。
こうすることによって、溶接機Wがドアサッシュ40に干渉しないので、スポット溶接を円滑に行うことが可能となった。
しかしながら、図6に示すように、自動車ドアのドアサッシュ40には、昇降するドアガラスの内外両面を挟むシールリップ31,31が両側壁に設けられたガラスランチャンネル30が取付けられ、そのガラスランチャンネル30の車内側上端部には、アウターパネル41に弾接してシールするリップ部32が通常設けられているので、こうした凹み部44を形成すると、リップ部32は、ドアサッシュ40とのシール面積およびシール圧が小さくなり、十分なシール効果を発揮することができなくなるという新たな問題が発生した。
そこで本発明の目的とするところは、ドアサッシュの上端膨出部に代えて凹み部を形成した自動車のプレスドアにおいて、その凹み部に密に面接触して高いシール効果を発揮することのできるガラスランチャンネル、および当該ガラスランチャンネルをドアサッシュに取付けた構造を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のガラスランチャンネル(10)は、断面略コ字状の本体部(11)の両側壁から、昇降するドアガラス(2)の内外両面を挟むシールリップ(12)を突設し、自動車ドア(1)のドアサッシュ(20)に取付けられるガラスランチャンネルであって、前記本体部(11)の車内側上端部に、ドアサッシュ(20)の車外側面に密に面接触する高発泡スポンジ(13)を設けてなることを特徴とする。
また、請求項2に記載のガラスランチャンネルの取付構造は、断面略コ字状の本体部(11)の両側壁から、昇降するドアガラス(2)の内外両面を挟むシールリップ(12)を突設したガラスランチャンネル(10)を、アウターパネル(21)とインナーパネル(22)とで形成されたプレスドア(1)のドアサッシュ(20)に取付けた構造であって、前記ドアサッシュ(20)の車外側で、前記ガラスランチャンネル(10)の車内側上端部に対向する部分に、前記アウターパネル(21)とインナーパネル(22)の末端部(E)を溶接するための溶接機(W)との干渉を回避するための凹み部(23)を形成し、前記ガラスランチャンネル(10)の車内側上端部に、少なくとも前記凹み部(23)に密に面接触する高発泡スポンジ(13)を設けてなることを特徴とする。
さらに、請求項3に記載のガラスランチャンネル(10)およびその取付構造は、前記高発泡スポンジ(13)の比重が0.1〜0.4であることを特徴とする。
なお、カッコ内の記号は、図面および後述する発明を実施するための最良の形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の請求項1に記載のガラスランチャンネルによれば、本体部の車内側上端部に、ドアサッシュの車外側面に密に面接触する高発泡スポンジを設けたので、当該車外側面に広い範囲で強く弾接し、高いシール効果を発揮する。よって、例えば、当該ドアサッシュの車外側面に溶接機との干渉を避けるための凹み部が形成された場合でも、高発泡スポンジが当該凹み部およびその周辺部に強く弾接して、優れたシール性を得ることができる。
なお、高発泡スポンジは優れた弾性および柔軟性を備えているので、その形状を、ガラスランチャンネルの本体部とドアサッシュとの間の隙間よりも十分に大きく設定することによって、より高いシール性を得ることができる。また、優れた柔軟性により、ガラスランチャンネルをドアサッシュに取付ける際にも容易に弾性変形する。従って、取付け作業性にも優れる。
また、本発明の請求項2に記載のガラスランチャンネルの取付構造によれば、ドアサッシュの車外側で、ガラスランチャンネルの車内側上端部に対向する部分に、アウターパネルとインナーパネルの末端部を溶接するための溶接機との干渉を回避するための凹み部を形成し、それと共に、ガラスランチャンネルの車内側上端部に、少なくとも凹み部に密に面接触する高発泡スポンジを設けたので、高いシール性を確保することができる。
すなわち、ドアサッシュに凹み部を形成したことによって、必然的に、ガラスランチャンネルと当該凹み部とのシール面積およびシール圧が低下する状態となるが、本発明では、この凹み部に密に面接触する高発泡スポンジを設けたので優れたシール性を確保することができる。
その上、凹み部を形成したことによって、アウターパネルとインナーパネルの末端部をスポット溶接する際に、溶接機がドアサッシュに干渉しないので、溶接作業を円滑に行うことができる。
また、高発泡スポンジの優れた弾性および柔軟性により、その形状を十分に大きく設定しても、ドアサッシュに対する取付け作業性が低下することがない。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、高発泡スポンジの比重が0.1〜0.4であるので、さらに優れたシール効果を発揮することができると共に、ドアサッシュに対する取付け作業性にも優れる。
因に、比重が0.1未満であるものは、安定して製造することが困難であり、また、0.4を超えると段差への追従性が低下すると共に、ドアサッシュに対する取付け作業が困難となる。
図1乃至図4を参照して、本発明の実施形態に係るガラスランチャンネルの取付構造について説明する。この取付構造は、本発明の実施形態に係るガラスランチャンネル10を備える。
図1は、本発明の実施形態に係るガラスランチャンネルの取付構造を示すもので、図4のA−A線断面図である。また、図2は、図1において、ドアサッシュ20とガラスランチャンネル10を分離した状態を示す分解図であり、図3は両者を取付けた組立図である。
本発明の実施形態に係るガラスランチャンネルの取付構造は、ガラスランチャンネル10とドアサッシュ20とで構成される。図中、符合3はボディパネルである。
ガラスランチャンネル10は、断面略コ字状の本体部11の両側壁から、昇降するドアガラス2の内外両面を挟むシールリップ12,12を突設したものである。また、ドアサッシュ20は、アウターパネル21とインナーパネル22とで形成されたプレスドア1に形成されるもので、そのアウターパネル21の車外側の内周面にガラスランチャンネル10が嵌入取付けされる。
そして、ドアサッシュ20(アウターパネル21)の車外側で、ガラスランチャンネル10の車内側上端部に対向する部分に、アウターパネル21とインナーパネル22の末端部Eを溶接するための溶接機Wとの干渉を避けるための凹み部23を形成している。凹み部23は、ガラスランチャンネル10の車内側上端部とそれに対向する部分との距離が離間するように、アウターパネル21の一部が車内側に凹んでいる。すなわち、凹み部23は、図2のように、従来例で示した上端膨出部43をなくしてアウターパネル21の直線部を長くするように設けられている。
また、ガラスランチャンネル10の車内側上端部に、ドアサッシュ20に形成した凹み部23の上端部分とその直上部分に密に面接触する高発泡スポンジ13を、同時押出成形によって一体的に設けている。この高発泡スポンジ13は、比重0.1〜0.4のものを使用している。
本実施形態に係るガラスランチャンネルの取付構造は、溶接機Wとの干渉を避けているので、溶接作業の円滑化を図ることができると共に、高いシール性を確保することができる。
すなわち、ドアサッシュ20に凹み部23を形成したことによって、溶接機Wが干渉するといった問題を回避することができる。また、凹み部23の形成によって、ガラスランチャンネル10と当該凹み部23とのシール面積およびシール圧が低下する状態となるが、本実施形態に係る取付構造は、ガラスランチャンネル10の車内側上端部に、この凹み部23に密に面接触する高発泡スポンジ13を設けたので十分なシール面積とシール圧を確保することができる。従って、優れたシール効果を発揮することができる。
また、このガラスランチャンネルの取付構造は、ガラスランチャンネル10に設けた高発泡スポンジ13の比重が0.1〜0.4であり、シール材として適切な弾性を有するので、より優れたシール効果を発揮する。また、この高発泡スポンジ13は、ガラスランチャンネル10をドアサッシュ20に取付ける際に十分に弾性変形することができるので、取付け作業が容易である。
本発明の実施形態に係るガラスランチャンネルの取付構造を示すもので、図4のA−A線断面図である。 図1において、ドアサッシュとガラスランチャンネルを分離した状態を示す分解図である。 図2に示すドアサッシュとガラスランチャンネルを取付けた組立図である。 自動車のドアを示す側面図である。 従来技術において、図4のA−A線断面部分における問題点を示す断面図である。 従来技術において、図4のA−A線断面部分における問題点を示す断面図である。
符号の説明
1 ドア
2 ドアガラス
3 ボディパネル
10 ガラスランチャンネル
11 本体部
12 シールリップ
13 高発泡スポンジ
20 ドアサッシュ
21 アウターパネル
22 インナーパネル
23 凹み部
30 ガラスランチャンネル
31 シールリップ
32 リップ部
40 ドアサッシュ
41 アウターパネル
42 インナーパネル
43 上端膨出部
44 凹み部
E 末端部
W 溶接機

Claims (3)

  1. 断面略コ字状の本体部の両側壁から、昇降するドアガラスの内外両面を挟むシールリップを突設し、自動車ドアのドアサッシュに取付けられるガラスランチャンネルであって、
    前記本体部の車内側上端部に、ドアサッシュの車外側面に密に面接触する高発泡スポンジを設けてなることを特徴とするガラスランチャンネル。
  2. 断面略コ字状の本体部の両側壁から、昇降するドアガラスの内外両面を挟むシールリップを突設したガラスランチャンネルを、アウターパネルとインナーパネルとで形成されたプレスドアのドアサッシュに取付けた構造であって、
    前記ドアサッシュの車外側で、前記ガラスランチャンネルの車内側上端部に対向する部分に、前記アウターパネルとインナーパネルの末端部を溶接するための溶接機との干渉を回避するための凹み部を形成し、
    前記ガラスランチャンネルの車内側上端部に、少なくとも前記凹み部に密に面接触する高発泡スポンジを設けてなることを特徴とするガラスランチャンネルの取付構造。
  3. 前記高発泡スポンジの比重が0.1〜0.4であることを特徴とする請求項1又は2に記載のガラスランチャンネルおよびその取付構造。
JP2004241471A 2004-08-20 2004-08-20 ガラスランチャンネルおよびその取付構造 Pending JP2006056428A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004241471A JP2006056428A (ja) 2004-08-20 2004-08-20 ガラスランチャンネルおよびその取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004241471A JP2006056428A (ja) 2004-08-20 2004-08-20 ガラスランチャンネルおよびその取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006056428A true JP2006056428A (ja) 2006-03-02

Family

ID=36104255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004241471A Pending JP2006056428A (ja) 2004-08-20 2004-08-20 ガラスランチャンネルおよびその取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006056428A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007030729A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Toyoda Gosei Co Ltd ガラスラン及びその取付構造
JP2012051524A (ja) * 2010-09-03 2012-03-15 Nishikawa Rubber Co Ltd ガラスラン及びその組付構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007030729A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Toyoda Gosei Co Ltd ガラスラン及びその取付構造
JP4572768B2 (ja) * 2005-07-28 2010-11-04 豊田合成株式会社 ガラスラン及びその取付構造
JP2012051524A (ja) * 2010-09-03 2012-03-15 Nishikawa Rubber Co Ltd ガラスラン及びその組付構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019018724A (ja) 車両外装構造
JP2004025906A (ja) ウインドモールの取り付け構造
JP2001071751A (ja) 自動車ドア下部のシール構造
JP2007069831A (ja) 自動車用ドアウェザーストリップ
JP2005081989A (ja) 自動車のシール構造
JP2006056428A (ja) ガラスランチャンネルおよびその取付構造
JP5110382B2 (ja) ドアウエザストリップの製造方法
JP2005271677A (ja) ガラスラン
JP2006193053A (ja) ドアグラスランの取付構造
JP2011126347A (ja) ウェザストリップ
WO2019049889A1 (ja) ガラスラン
JP2008179234A (ja) ウエザストリップの取付け構造
JP6777490B2 (ja) 車両用ドアのクウォーターウエザーストリップ
JP6487345B2 (ja) 車両用ドア構造
JP2009067195A (ja) ドアウエザストリップ
JP2003191755A (ja) ウエザストリップの取付構造
JP2008162320A (ja) 自動車用ドアグラスラン
JP2004189105A (ja) ドアウエザストリップの取付構造
JP2006150993A (ja) 自動車用ウエザーストリップ
JP2012101744A (ja) ドアウェザーストリップ
JP2007320324A (ja) ドアウエザストリップ
JP2012158249A (ja) ドアウェザーストリップ
JP2005297603A (ja) ドアガラスのシール構造
JP2006335110A (ja) ガラスラン
JP2009078572A (ja) ドアウエザストリップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090331

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090804