JP2004106731A - ルーフモールディング - Google Patents

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Toshiya Yoshida
吉田 俊也
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Abstract

【課題】車両のルーフ部11の水がサイドウインドへ流れるのを抑制でき、見栄えがよく、風切り音の発生を抑制できるルーフモールディングを提供する。
【解決手段】上壁4と、該上壁4の車内側の側端から垂設された車内壁5と、該上壁4の車外側の側端から垂設された車外壁6とを有し、前記車外壁6は、頂部6aの高さが、車長方向全長に亘って、前記凹溝12の外側壁22の肩部22aと実質的に同じ高さにされており、前記車内壁5は、頂部5aの高さが、車長方向の中央部において、前記内側壁21の肩部21aの高さより高くされるとともに、車長方向の少なくとも前端において、前記凹溝12の内側壁21の肩部21aと実質的に同じ高さになるように、車内壁5の頂部5aの高さを車長方向に連続的に変化させる。これにより、ルーフ部11上の水を、ルーフモールディング1の車内壁5に沿って、車両の前後方向に流すことができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両のルーフアウターパネルとボディーサイドパネルとの接合部に形成された凹溝に取り付けられるルーフモールディングに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等の車両のルーフアウターパネルとボディーサイドパネルとの接合部においては、該接合部に沿って凹溝を形成し、この凹溝に沿ってルーフモールディングを取り付けて、前記接合部を隠すようにすることが多い。
降雨時のように、車両のルーフ部に水が降り注がれる状態では、水はルーフ部から車外方向に流れ落ちていくが、ドアガラスなどのサイドウインドに水が流れ落ちていくと、通常の車両ではサイドウインドにはワイパが設けられないので、サイドウインドに流れ落ちたり付着したりした水滴により、車両の側方の視界が悪化し、安全運転に支障をきたすおそれがある。
このため、ルーフモールディングの上面に、前後方向に延びる突壁状の水受け部を設け、サイド側への水の流れを抑制して、水を前後方向に流すようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−109600号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のルーフモールディングでは、水受け部がルーフモールディングの上面から突出されているので、車両の側方からの見栄えが悪くなる。また、前記特許文献1にはルーフモールディングの前端や後端における形状は開示されていないが、水受け部がルーフモールディングの前端においても上面から突出しているものであるとすると、車両前方からの見栄えも悪くなるとともに、車両の走行に伴って流れる風(気流)が当該水受け部にぶつかって乱流となり、風切り音を発生して快適性が低下するおそれがある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、車両のルーフ部の水がサイドウインドへ流れるのを抑制でき、見栄えがよく、風切り音の発生を抑制できるルーフモールディングを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明は、自動車等の車両のルーフアウターパネルとボディーサイドパネルとの接合部に形成された凹溝に取り付けられるルーフモールディングであって、上壁と、該上壁の車内側の側端から垂設された車内壁と、該上壁の車外側の側端から垂設された車外壁とを有し、前記車外壁は、頂部の高さが、車長方向全長に亘って、前記凹溝の外側壁の肩部と実質的に同じ高さにされており、前記車内壁は、頂部の高さが、車長方向の中央部において、前記凹溝の内側壁の肩部の高さより高くされるとともに、車長方向の少なくとも前端において、前記凹溝の内側壁の肩部と実質的に同じ高さになるように、車内壁の頂部の高さが車長方向に連続的に変化していることを特徴とするルーフモールディングを提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態に基づいて、本発明を詳しく説明する。
図1(a)は、自動車等の車両の一例を示す斜視図、図1(b)は、車両の正面からルーフモールディングを見た正面図、図1(c)は、車両の側面からルーフモールディングを見た側面図、図2は、ルーフモールディングの前端部周辺を示す図である。また、図3(a)は、図1のA−A線に沿う断面図、図3(b)は、図2のB−B線に沿う断面図である。
図4は、図2のC−C線に沿う断面図、図5は、図2の矢印Dに沿う矢視図、図6は、ルーフモールディングの前端部付近を示す斜視図である。
なお、以下の説明において、車内方向とは、車幅方向の内側に向かう方向をいい、車外方向とは、車幅方向の外側に向かう方向をいう。
【0008】
図1(a)、図2に示すように、車両としての自動車の車体10のルーフ部11の両側部には、車体10の車長方向に延びる凹溝12が形成されており、この凹溝12は、車両のルーフアウターパネル13とピラーアウターパネル14との接合部15に形成されている。さらに、この凹溝12に沿って、該凹溝12を外側から覆うようにしてルーフモールディング1が取り付けられている。
ルーフ部11は、水はけをよくするため、中心部において高く、かつ車長方向および車幅方向の外側に向けて低くなるように形成されている。
【0009】
ルーフモールディング1は、長尺であり、断面が下向きコ字状となっているモールディング本体2と、このモールディング本体2の前端または後端を塞ぐようなエンドキャップ3とから、概略構成されている。
ルーフモールディング1を凹溝12に取り付ける方法としては、例えば、図示はしないが、凹溝12内に固定された係止部材に、モールディング本体2の裏面に取り付けられたクリップを係止させるなど、公知の適当な固定部品により、車体10に固定して取り付けられる。また、接合部15付近にルーフアウターパネル13からフランジを上に向かい設定し、該フランジの先端を横に折り曲げた形状にし、その屈曲部分によりルーフモールディング1を直接固定することも行われる。
【0010】
モールディング本体2の材質としては、例えば、(イ)ステンレス等の金属薄板を冷間ロール成形したものに合成樹脂を被覆形成したもの、(ロ)硬質合成樹脂のみから形成したもの、(ハ)硬質合成樹脂中に耐伸縮性に富む芯材(例えばガラスやカーボンの繊維など)を埋設したもの等があるが、本実施の形態では、図2、図3に示すように、ステンレス材2Aと合成樹脂2Bとの複合押し出し成形品(前記(イ)に属する)を採用している。
【0011】
モールディング本体2は、上壁4と、該上壁4の車内側の側端から垂設された車内壁5と、該上壁4の車外側の側端から垂設された車外壁6とを有する。
車内壁5は、頂部5aの高さが、図3(a)に示すように、車長方向の中央部において、凹溝12の内側壁21の肩部21a(すなわち、ルーフ部11と凹溝12との遷移部に該当する)の高さより高くされている。かつ、図3(b)に示すように、車長方向の少なくとも前端において、凹溝12の内側壁21の肩部21aと実質的に同じ高さになるように、車内壁5の頂部5aの高さが車長方向に連続的に変化させられている(図1(c)参照)。つまり、モールディング本体2の上壁4の上面4aは、ルーフ部11との高さの差Hが、車長方向の前端から中央部にかけて、徐々に増加するようになっている。
なお、ルーフモールディング1の車長方向の後端においては、車内壁5の頂部5aの高さは、前端における形状と同様に、凹溝12の内側壁21の肩部21aと実質的に同じ高さになるようにしてもよく、また、凹溝12の内側壁21の肩部21aより若干高いようにしてもよい。
このように、モールディング本体2の車内壁5は、車長方向の中央部付近で高く形成されていることにより、ルーフ部11から流れ落ちてきた水の勢いを弱め、水が、ルーフモールディング1を乗り越えて車体10のサイド部16に流れていくのを抑制することができる。
【0012】
モールディング本体2の上壁4の上面4aとルーフ部11(つまりルーフアウターパネル13の上面)との高さの差Hは、車長方向での最大値として2〜10mm程度とすることが好ましい。Hの最大値が2mm未満だと、水のルーフモールディング1の乗り越えを充分に抑制することができない。また、Hの最大値が10mmを超えると、ルーフモールディング1が目立ってしまい、意匠上、好ましくない。機能面と意匠面との兼ね合いから、Hの最大値は、約5mmとするのが、特に好ましい。
【0013】
また、図3(a)(b)に示すように、車外壁6は、頂部6aの高さが、車長方向全長に亘って、凹溝12の外側壁22の肩部22aと実質的に同じ高さにされている。つまり、ルーフモールディング本体2の上壁4面と車外壁6面との交線を仮想線M−001とし、凹溝12の外側壁22面とピラーアウターパネル14の上面との交線を仮想線C−001とするとき、これら仮想線M−001、C−001は、それぞれルーフモールディング1の長手方向に沿って延在することになるが、仮想線M−001とC−001との距離dは、車長方向に亘って、実質的に一定距離となっている。この距離dとしては、例えば、約4mmとすることができる。
【0014】
さらに本実施の形態においては、図3(a)に示すように、モールディング本体2の車内壁5および車外壁6は、凹溝12の内側壁21および外側壁22に対して、それぞれ離隔させられており、さらに、モールディング本体2の車内壁5および車外壁6には、該ルーフモールディング1の長手方向に沿って、リップ7、8が形成されている。これらのリップ7、8は、それぞれ、凹溝12の内側壁21および外側壁22に対して、先端部が撓むようにして水密に当接させており、これらリップ7、8の弾性力により、ルーフモールディング1が凹溝12から抜け出ることを防止するとともに、凹溝12の底壁20に、水やゴミなどが侵入したり、この間に、木の葉などが挟まって引っかかったりしないようになっている。
【0015】
これにより、モールディング本体2の車内壁5と凹溝12の内側壁21とリップ7に囲まれてなる内側溝部24、および、車外壁6と外側壁22とリップ8に囲まれてなる外側溝部25は、ルーフモールディング1の長手方向に沿って延在し、さらに、ルーフアウターパネル13において、凹溝12の内側壁21の肩部21aとなるところは、リップ7に当接されている高さよりやや高い位置に段23が設けられており、これにより、前記内側溝部24の幅を広く取れるようにしている。
【0016】
モールディング本体2の前端は、図2に示すように、エンドキャップ3により凹溝12との隙間を塞がれている。
エンドキャップ3は、アウトサート成形などにより形成されたリップ3aを有しており、このリップ3aをモールディング本体2のリップ8と一体的に連結されている。これにより、凹溝12の前端部付近におけるパネルの複雑な形状に対応し、リップ3a、8の先端をピラーアウターパネル14にぴったりと当接させることができる。
また、エンドキャップ3の裏面には、エンドキャップ3と一体にスペーサ3bが取り付けられており、スペーサ3bと凹溝12の底壁20との間隔を狭めて(例えば、約0.5mm)、ルーフモールディング1を押したときに潰れにくくし、ムク感を与えることができる。
【0017】
ルーフモールディング1の先端部は、図2、図4に示すように、ウインドシールドプレート30の周縁部に取り付けられたウインドシールドモールディング31に突接されている。より具体的には、ルーフアウターパネル13の前端部において、ルーフ部11から段差部32の屈曲により形成されたフランジ部33に沿って、スポンジ状のダムラバー34が貼り付けられており、ウインドシールドプレート30の周縁部は、ウレタン系接着剤35を介してルーフアウターパネル13に接着されている。ウインドシールドモールディング31のウインドシールドプレート30に対して反対側の外縁部には、リップ31aが形成されており、このリップ31aが、エンドキャップ3の前面と接している。ウインドシールドモールディング31の上面には、光輝および/または色彩を有する意匠部31bが取り付けられており、窓枠となるウインドシールドモールディング31の意匠性を高めている。
【0018】
本実施の形態においては、図4で二点鎖線により示すように、ウインドシールドモールディング31の上面と、ルーフモールディング1の上面とは、面段差がほとんどないように、高さを合わせられている。また、リップ31aは、ウインドシールドモールディング31の上面から少し下がった位置に突出して形成されており、リップ31aと、ウインドシールドモールディング31の側面との間が、溝部36となっている。
【0019】
このようなルーフモールディング1によれば、車長方向の中央部において、車内壁5の頂部5aの高さが、凹溝12の内側壁21の肩部21aの高さより高くなっているので、これにより、ルーフ部11上の水がルーフモールディング1を乗り越えて車両のサイド部16に流れ落ちるのを抑制することができる。ルーフモールディング1の車内壁5の頂部5aの高さが、車長方向の少なくとも前端において、凹溝12の内側壁21の肩部21aと実質的に同じ高さにされており、この部分では、水がルーフモールディング1を乗り越えることを抑制するのは難しいが、車両の走行中では、車両の運動に対する慣性により、水は、相対的に車両の後方に流れていくので、ルーフモールディング1の前端付近での水の乗り越えは、さほど問題とならない。
【0020】
また、ルーフモールディング1の車内壁5と凹溝12の内側壁21との間、および、車外壁6と外側壁22との間に、それぞれ内側溝部24、外側溝部25が形成されるので、これにより、水を車両の前後方向に排出することができる。内側溝部24は、ルーフモールディング1の車内壁5によって受け止められた水を排出するのに有効であり、また、外側溝部25は、ルーフモールディング1を乗り越えて車外側に流れてきた水を排出するのに有効である。
さらに、ルーフモールディング1の車内壁5側のリップ7が、凹溝12の内側壁21の肩部21aから少し下がった位置に形成されていることにより、内側溝部24の深さを深くすることができ、木の葉などを奥で挟まらせないようにし、清掃性を満足させている状態で、流路を拡大して内側溝部24の排水能力を高めることができる。
【0021】
また、ウインドシールドモールディング31のリップ31aが、ウインドシールドモールディング31の上面から少し下がった位置に形成されていることにより、ウインドシールドモールディング31の周囲にも、溝部36が形成され、この溝部36によってルーフモールディング1に沿って車両の前方に流れてきた水を車幅方向に流すことができる。
これにより、例えば、急ブレーキをかけたときなどに、ルーフ部11から、ウインドシールドプレート30上に水が流れ落ち、ワイパでもすぐには水を除去できない場合があるが、このような場合でも、前記溝部36により水を受け止めて車幅方向に排水し、ウインドシールドプレート30への水の流入を抑制して、車両前方の視界が急に悪化することを防ぐことができる。
【0022】
また、ルーフモールディング1の車内壁5の頂部5aの高さが、車長方向の少なくとも前端において、凹溝12の内側壁21の肩部21aと実質的に同じ高さにされており、ルーフモールディング1の先端が、ウインドシールドモールディング31に接して、上面の高さをほとんど揃えられており、さらに、ルーフモールディング1の車内壁5の頂部5aの高さは、車長方向に連続的に変化していて、モールディング本体2の上壁4と、ルーフアウターパネル13のルーフ部11との高さの差が、車長方向の前端から中央部にかけて、徐々に増加するようになっているので、車両の前方からルーフモールディング1を見たとしても、ルーフモールディング1の前端は、ウインドシールドモールディング31に隠れており、段差が生じないので、ルーフモールディング1前端における乱流と風切り音の発生を抑制することができ、しかも見栄えが良い。
【0023】
さらに、ルーフモールディング1の車外壁6の頂部6aの高さが、車長方向全長に亘って、凹溝12の外側壁22の肩部22aと実質的に同じ高さにされているので、車両側方からの見栄えがよい。ルーフモールディング1の車内壁5の頂部5aの高さがルーフ部11より高くなっていても、図1(a)(b)(c)に示すように、車両側方に立っている人の視点からは、手前側のルーフモールディング1の上面は滑らかに連続して見え、また、奥側のルーフモールディング1の上面は、手前側のルーフモールディング1に隠れてしまい、ルーフ部11との段差は殆どの場合に視野に入ることはなく、美観を損ねない。
【0024】
以上、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明はこの実施の形態のみに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、上記実施の形態においては、ルーフモールディング1とウインドシールドモールディング31との間に、溝部36が形成されるようにしたが、特にこれが必須であるというものではない。例えば屋根面積の小さい車両や、屋根後方が下がりデザインのスポーツハッチバック車等は、ルーフ部11からウインドシールドプレート30上に水が流れる流量は少なく、ワイパにより容易に排水できるので、問題とならない。
【0025】
ウインドシールドモールディング31としては、例えば、図7(a)(b)に示すように、ステンレス芯材により光輝幅の広いウインドシールドモールディング40(31)を、ファスナー41を介してルーフアウターパネル13に取り付けた構造によれば、ウインドシールドモールディング31を、ルーフアウターパネル13との間にほとんど隙間ができないように取り付けることができるので、光輝幅の広い、窓枠を強調した意匠とすることができる。
【0026】
より具体的に説明すると、図7(a)は、このウインドシールドモールディング40と、ルーフモールディング1との当接部近傍を示す断面図であり、図7(b)は、ウインドシールドモールディング40のAピラー18側の部分を示す断面図である。
このウインドシールドモールディング40は、内部空間を有するように折曲成形されているとともに、先端部に突出するように形成されたリップ部40aを有する。そして、ウインドシールドモールディング40の前記内部空間には、ウインドシールドモールディング40の抱合により、取付クリップ42が挿入されて保持されている。また、ルーフアウターパネル13およびピラーアウターパネル14の段差部32などに対して、両面接着テープなどの固着部材43を介してファスナー41が固着されており、このファスナー41の係合部41aに、取付クリップ42のクリップ部42aを挿入し係合させることにより、ウインドシールドモールディング31をファスナー41に対して固定することができる。
【0027】
図7(b)に示すように、ウインドシールドモールディング40には、Aピラー18側(図1参照)の部分に、ウインドシールドプレート30に向かって突出する堰44を設けて、ウインドシールドプレート30上の水がAピラー18を乗り越えてサイドウインド17に移動することを抑制するのが好ましい。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のルーフモールディングによれば、車外壁の頂部の高さを、車長方向全長に亘って、凹溝の外側壁の肩部と実質的に同じ高さにし、ルーフモールディングの車内壁の頂部の高さを、車長方向の中央部において、前記凹溝の内側壁の肩部の高さより高くするとともに、車長方向の少なくとも前端において、前記凹溝の内側壁の肩部と実質的に同じ高さになるように、車長方向に連続的に変化させたものであるので、このルーフモールディングの車内壁により、車両のルーフ部に降り注いだ水の流れを受け止め、水がドアウインドなどのサイドウインドに流れることを抑制することができる。さらに、見栄えが良く、風切り音の発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本実施の形態のルーフモールディングを取り付けた自動車等の車両の一例を示す斜視図、(b)車両の正面からルーフモールディングを見た正面図、(c)車両の側面からルーフモールディングを見た側面図である。
【図2】ルーフモールディングとウインドシールドパネルの近接する部位の近傍を示す図である。
【図3】(a)図1のA−A線に沿う断面図、(b)図2のB−B線に沿う断面図である。
【図4】図2のC−C線に沿う断面図である。
【図5】図2の矢印Dに沿う矢視図である。
【図6】図2の矢印Eに沿う矢視図であり、ルーフモールディングの前端部近傍を示す斜視図である。
【図7】ウインドシールドモールディングの他の例を示し、(a)ルーフモールディングの前端部と当接する部位を示す断面図、(b)Aピラーに取り付けられた部分を示す断面図である。
【符号の説明】
1…ルーフモールディング、4…上壁、5…車内壁、5a…車内壁の頂部、6…車外壁、6a…車外壁の頂部、10…車体、12…凹溝、13…ルーフアウターパネル、14…ピラーアウターパネル、15…接合部、21…凹溝の内側壁、21a…凹溝の内側壁の肩部、22…凹溝の外側壁、22a…凹溝の外側壁の肩部。

Claims (1)

  1. 自動車等の車両のルーフアウターパネルとボディーサイドパネルとの接合部に形成された凹溝に取り付けられるルーフモールディングであって、
    上壁と、該上壁の車内側の側端から垂設された車内壁と、該上壁の車外側の側端から垂設された車外壁とを有し、
    前記車外壁は、頂部の高さが、車長方向全長に亘って、前記凹溝の外側壁の肩部と実質的に同じ高さにされており、
    前記車内壁は、頂部の高さが、車長方向の中央部において、前記凹溝の内側壁の肩部の高さより高くされるとともに、車長方向の少なくとも前端において、前記凹溝の内側壁の肩部と実質的に同じ高さになるように、車内壁の頂部の高さが車長方向に連続的に変化していることを特徴とするルーフモールディング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6974181B2 (en) * 2003-07-14 2005-12-13 Hashimoto Forming Industry Company Limited Vehicle roof molding

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