JP2003118386A - 窓縁モール組立体 - Google Patents

窓縁モール組立体

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JP2003118386A JP2001317532A JP2001317532A JP2003118386A JP 2003118386 A JP2003118386 A JP 2003118386A JP 2001317532 A JP2001317532 A JP 2001317532A JP 2001317532 A JP2001317532 A JP 2001317532A JP 2003118386 A JP2003118386 A JP 2003118386A
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    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/70Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
    • B60J10/74Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides
    • B60J10/75Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides for sealing the lower part of the panes

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ドアパネルの窓開口縁に取付、不要になった場
合には、構成部材を容易に分離可能にして、リサイクル
性を高めた窓縁モール組立体。 【解決手段】長尺に形成されたモール本体部材Mと、長
尺なシール部材Sとの組立体から成り、窓板Gを備える
車体の窓開口縁のフランジ部51aに取付けられる窓縁
モール組立体Aであって、前記モール本体部材Mは、略
板状の取付基部1と、車外側縁部2と、内側連結縁部3
とが長手方向に連続して一体に形成されて、内部にフラ
ンジ部収容溝14が形成され、しかも長手方向の一部に
おいて干渉回避部15,16が形成され、前記シール部
材Sは、取付板部21と、シールリップ部22とから成
り、前記シール部材Sの取付板部21を前記モール本体
部材Mの取付基部1に嵌め合わされた状態で固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の窓開口部で
移動(昇降動)する窓板を備えた窓の車内側又は車外側
に取付けられて、移動する窓板との間をシールし、また
窓板の表面を清浄する窓縁モール組立体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】このような窓縁モールの一つとして、車
両のドアの昇降窓用としての窓開口の下縁に沿って取付
けられるものにはベルトモールがある。一般的なベルト
モールとしては、厚さ0.4 〜0.5mm 程度のステンレス帯
鋼板等を断面略U字形にロール成形して略溝形に作られ
た長尺金属芯材を本体部材とし、この金属芯材を樹脂押
出成形型の中に供給して、金属芯材の上に軟質合成樹脂
のシールリップをシール部材として一体的に共押出しで
形成した一定断面形状のものが知られている。
【0003】そして、このベルトモールを車体パネルの
所定位置に取付けるには、弾性を有する硬質合成樹脂か
ら成形されたクリップ等の取付具を長手方向で所定の間
隔を保って溝形の金属芯材の中に嵌め込んで係止させる
と共に、この取付具を用いてベルトモールを車体パネル
に取付けている。
【0004】しかしながら近年、資源の有効利用の観点
からあらゆる車両部品にリサイクル可能性(特に、不要
時の両部材の分離容易性)が望まれるようになってい
る。
【0005】上記の社会的要請に応えるために、金属芯
材に代えて硬質樹脂材を使用して本体部材とし、軟質合
成樹脂のシール部材とを共押出成形で一定断面形状に一
体押出成形するベルトモールの案が提案されている。こ
れによって、異種材料を省略するという目的は達成する
が、本体部材とシール部材との分離は、問題を残してい
る。
【0006】一方、前記一定断面形状のベルトモールを
車体パネルの窓開口の下縁に取付ける場合には、特にそ
の前後端部において、センターピラー等の車体パネルの
構成部材、或いは、ドアミラー等の取付部品と干渉する
ので、これを回避するために、ベルトモールが他の部材
と干渉する部分を部分的に切欠加工を施す必要がある。
このため、前記両例においては、一定断面のベルトモー
ル材を形成した後に、このベルトモール材の干渉部分を
切欠加工等によって切除していたが、後工程で行う前記
切欠加工等は、大変に面倒で時間を要するものであり、
生産性を低下させていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、複数の構成
部材の形成と組み立てが容易で、ドアパネルの窓開口縁
に安定した状態で取付可能であって、しかも不要になっ
た場合には、構成部材を容易に分離可能にして、リサイ
クル性を高めた窓縁モール組立体の提供を課題としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1に記載の発明は、長尺に形成されたモール本
体部材と、前記モール本体部材とは別途に作られた長尺
なシール部材との組立体から成り、窓板を備える車体の
窓開口縁の少なくとも下縁を形成する車体パネルのフラ
ンジ部に取付けられる窓縁モール組立体であって、前記
モール本体部材は、車体パネルに取付けられたときに前
記フランジ部の車内側に位置する略板状の取付基部と、
前記フランジ部の車外側に位置する車外側縁部と、前記
取付基部と前記車外側縁部とを前記窓開口の中心側で連
結する内側連結縁部とが長手方向に連続して一体に形成
されて、内部に前記フランジ部を収容可能なフランジ部
収容溝が形成され、しかも長手方向の一部において前記
取付基部、前記車外側縁部及び前記内側連結縁部の少な
くとも一部が前記車体パネル及び/又は車体パネルの構
成部材と干渉するのを回避する干渉回避部が形成され、
前記シール部材は、前記モール本体部材の取付基部の車
内側に取付けられる取付部と、前記モール本体部材より
も軟質で弾力性を有する材料により前記取付部と一体的
に形成され、車体パネルに取付けられたときに窓板表面
に弾接するシールリップ部とから成り、前記シール部材
の取付部が前記モール本体部材の取付基部に嵌め合わさ
れた状態で固着されていることを特徴としている。
【0009】請求項1の窓縁モール組立体は、モール本
体部材とシール部材とを組み立てて形成されているの
で、両部材の分離が可能であって、リサイクル性に優れ
る。また、モール本体部材を射出成形等により形成する
場合には、その長手方向の一部に車体パネル及び/又は
車体パネルの構成部材と干渉するのを回避する干渉回避
部を含めて全体が一体成形できるので、別途の追加工程
を要しない。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記モール本体部材の取付基部には、その窓
開口中心側において前記内側連結縁部から窓板側に向け
て突出する上突条と、窓開口中心側と反対側において窓
板側に突出する下突条とがそれぞれ形成されて、上下の
各突条の間に凹状のシール部材受入溝が形成され、前記
シール部材受入溝に前記シール部材の取付部が嵌め合わ
された状態で前記取付基部に固着されていることを特徴
としている。
【0011】請求項2の発明によれば、モール本体部材
の取付基部に形成されたシール部材受入溝にシール部材
の取付部が嵌め合わされて固着される構造であるので、
モール本体部材に対するシール部材の幅方向(長手方向
と直交する方向)の位置ずれを防止できる。また、同様
の理由で、モール本体部材とシール部材との組立作業の
容易化、効率化が図られる。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
において、前記下突条の先端側に、モール本体部材の取
付基部との間で前記シール部材の取付部を受入れ可能な
所定の間隔を保ち、かつ窓開口の中心側に向けて突出す
る複数個の係止突出部が長手方向に所定の間隔を保って
一体に形成されていることを特徴としている。
【0013】請求項3の発明によれば、組立作業時にお
いて、モール本体部材に対してシール部材を係止突出部
で位置決めした状態で仮固定できるため、両部材の組立
作業の一層の容易化、効率化が図られる。
【0014】また、請求項4の発明は、請求項1ないし
3のいずれかの発明において、前記モール本体部材の取
付基部には、その長手方向に沿って所定間隔を保って複
数の固着ボス部が窓板側に向けて形成され、シール部材
の取付部には、前記固着ボス部に対応する位置に複数の
固着孔が形成され、前記シール部材は、前記固着孔に対
する前記固着ボス部の嵌合により位置決めされて、前記
固着ボス部の先端部に突出方向と直交する方向に拡大部
が形成されて、この拡大部によりシール部材の取付部が
モール本体部材の取付基部に固着されていることを特徴
としている。
【0015】請求項4の発明によれば、通常の使用状態
では、モール本体部材とシール部材とを分離することは
ないが、窓縁モール組立体が不要となった場合には、モ
ール本体部材の取付基部とシール部材の取付部とが分離
する方向に強制的な力を加えることにより、モール本体
部材とシール部材との分離が可能となる。これにより、
リサイクル材料として使用する場合の前段階での分別が
簡単にできる。
【0016】また、請求項5の発明は、請求項1ないし
4のいずれかの発明において、前記モール本体部材の取
付基部には、前記フランジ部収容溝に向けて突出する複
数個のフランジ係止部及び/又は係止孔が長手方向に所
定の間隔を保って形成され、前記フランジ部の先端縁が
前記フランジ係止部及び/又は係止孔に係止可能になっ
ていることを特徴としている。
【0017】請求項5の発明によれば、車体パネルに設
けられたフランジ部の先端縁が前記フランジ係止部及び
/又は係止孔に係止して、モール本体部材が窓開口の中
心側に向けて移動して抜け出たりするのを防止できる。
【0018】また、請求項6の発明は、請求項5の発明
において、前記係止突出部と前記フランジ係止部及び/
又は係止孔は長手方向で異なる位置に形成されているこ
とを特徴としている。
【0019】請求項6の発明によれば、モール本体部材
の長手方向に沿った剛性が局部的に低下することがな
い。
【0020】また、請求項7の発明は、請求項5の発明
において、前記固着ボス部と前記係止突出部と前記フラ
ンジ係止部及び/又は係止孔とは長手方向で互いに異な
る位置に形成されていることを特徴としている。
【0021】請求項7の発明によれば、モール本体部材
の長手方向に沿った剛性が局部的に低下することがな
い。
【0022】また、請求項8の発明は、請求項1ないし
7のいずれかの発明において、前記フランジ部収容溝内
に取付けられる引寄せ弾性部材を備え、この引寄せ弾性
部材には、前記収容溝内に収容された前記フランジ部の
車外側に弾接して前記モール本体部材を車外側に引き寄
せる弾性リップ部が設けられ、前記モール本体部材は、
前記引寄せ弾性部材の前記引寄せ力と、前記窓板に対す
る前記シール部材の押付け力とが相乗して、車外側に付
勢された状態で前記フランジ部に取付可能になっている
ことを特徴としている。
【0023】請求項8の発明によれば、金属芯材をモー
ル本体部材内に埋設しなくても、またクリップ等の取付
け具を必ずしも使用せずに、車体パネルのフランジ部に
窓縁モール組立体を安定した状態で取付けられる。
【0024】また、請求項9の発明は、請求項8の発明
において、前記引寄せ弾性部材には、モール本体部材よ
りも軟質で弾力性を有するクッション部が一体に設けら
れ、前記フランジ部収容溝の内部に、該収容溝を横断面
視で二分するリブが長手方向に形成されて、前記リブと
モール本体部材の車外側縁部とで形成される弾性部材取
付溝に前記引寄せ弾性部材の一部が収容され、前記クッ
ション部は、モール本体部材の車外側縁部と車体パネル
との間に配置されて、両者の間の隙間を塞ぐようになっ
ていることを特徴としている。
【0025】請求項9の発明によれば、窓縁モール組立
体の車体パネルへの取付時、及び使用時のいずれにおい
ても、モール本体部材の車外側縁部が直接に車体パネル
に接触しなくなって、その塗装面が保護できる。また、
前記隙間が塞がれるために、当該部分における空気の流
入・流出が防止されて、走行中における異音の発生がな
くなると共に、窓開口縁の装飾性も高められる。
【0026】また、請求項10の発明は、請求項1ない
し8のいずれかの発明において、前記モール本体部材を
構成する内側連結縁部は、その長手方向に連続する空洞
が設けられてパイプ状に形成されて、モール本体部材の
他の部分の肉厚とほぼ同一にガスアシスト射出成形され
ていることを特徴としている。
【0027】請求項10の発明によれば、モール本体部
材の車外側縁部と取付基部とを連結する内側連結縁部が
閉鎖パイプ状構造になっているので、その部分の剛性が
高まる。また、内側連結縁部をパイプ状構造にして、モ
ール本体部材の各部分の肉厚をほぼ一定にしてあるの
で、ガスアシスト射出成形時において、外部から視認さ
れる内側連結縁部の外表面に「ヒケ」が生じない。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、実施形態を挙げて、本発明
を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る窓縁モー
ル組立体Aが装着された窓開口Bを有する自動車の前部
ドアDの部分の正面図であり、図2は、窓縁モール組立
体Aの正面図であり、図3は、同じく平面図であり、図
4は、窓縁モール組立体Aを構成するモール本体部材M
の背面図であり、図5は、窓縁モール組立体Aの部分斜
視図であり、図6は、同じく分解斜視図であり、図7
は、モール本体部材Mの部分斜視図であり、図8及び図
9は、それぞれ図4のX4 −X4 線及びX5 −X5 線拡
大断面図である。図10は、モール本体部材Mに引寄せ
弾性部材Pを取付ける状態を示す断面図であり、図11
は、モール本体部材Mにシール部材Sを取付ける状態を
示す断面図である。更に、図12ないし図14は、それ
ぞれ図1及び図4(但し、シール部材Sが取付けられて
いると仮定した場合)のX1 ーX1 線ないしX3 ーX3
線拡大断面図である。
【0029】最初に、自動車の前部ドアDに設けられた
窓開口Bの部分について説明し、その後に、前記窓開口
Bの下端縁に沿って装着される本発明に係る窓縁モール
組立体Aについて説明する。図1において、ヒンジ開閉
する前部ドアDは、ドアアウターパネル51とドアアウ
ターパネル補強材52とドアインナーパネル(図示せ
ず)とで構成されて、全体形状が略逆U字状をした窓枠
53と、該窓枠53から下方に延長された部分には、横
断面形状が略U字状をしていて、窓板Gの昇降案内を行
うためのガラスランチャンネル(いずれも図示せず)が
設けられている。なお、図1において、符号54,55
は、それぞれ前部ドアDの前方に隣接して設けられた三
角形状の固定窓と、車体パネルのセンターピラー又はセ
ンターピラー部の窓枠53を構成するドアアウターパネ
ルを示す。
【0030】また、窓縁モール組立体Aは、図2、図3
及び図5に示されるように、全体が略直線状になってい
て、モール本体部材Mにシール部材Sが一体に組み付け
られたものであって、前記窓開口Bの下端縁に沿って取
付けられる。モール本体部材Mは、硬質合成樹脂からガ
スアシスト射出成形法により成形され、シール部材S
は、押出成形により長尺に成形される。また、前記モー
ル本体部材Mは、後に表面に塗装をしないときは耐候性
の良好なAES樹脂やPP樹脂を、するときはABS樹
脂等をそれぞれ使用した射出成形、好ましくはガスアシ
スト射出成形品であって、ドアミラーのブラケット41
(図3参照)及びドアパネル50と干渉する前側の所定
長の部分(図2ないし図4で符号L1 で示される部分)
と、前記センターピラー55と干渉する後端部(図2な
いし図4で符号L2 で示される部分)は、それぞれ存在
せず干渉回避部15,16が形成されている。モール本
体部材Mは、前記各干渉回避部15,16を除いて、残
りの全ての部分の横断面形状は、ほぼ同一となってい
る。即ち、モール本体部材Mの前側の干渉回避部15に
おいては、長さL1 の部分の全長に亘って取付基部1の
下端部が存在しない形に、その幅が狭くなっていると共
に、長さL1 の部分の一部において、上突条4が存在し
ない形に形成されている(図3及び図8参照)。また、
モール本体部材Mの後側の干渉回避部16においては、
長さL2 の全長に亘って取付基部1の下端部が存在しな
い形に形成されている(図2及び図10参照)。このよ
うに、モール本体部材Mは、その長手方向に沿った一部
に干渉回避部15,16が設けられていても、ガスアシ
スト射出成形により形成されるので、前記干渉回避部1
5,16を含めてその全体が一体成形(同時成形)され
るために、後工程による加工が不要となって、生産性に
優れる。なお、モール本体部材Mに金属光沢を要求され
るものでは、その表面にクロムメッキを施すか、或いは
樹脂に代えてアルミニウム、亜鉛、マグネシウム等の軽
合金のダイカスト成形部材やチクソモールド部材を使用
することもできる。上記の射出成形、ダイカスト成形、
或いはチクソ成形は、いずれも固定形状をした成形キャ
ビティ内に成形材料を充填して固化させるものであるか
ら、干渉回避部等をモール本体部材Mの成形と同時に形
成でき、更にモール本体部材Mの長手方向の曲線状形成
等も自在である。更に、射出成形等では、成形キャビテ
ィの形状に工夫を加えることで、モール本体部材Mの長
手方向端末に蓋部分を一体に形成したり、縁部分に適宜
の曲面状面取りも一体に成形できるので、シャープなエ
ッジのないものとして取扱いを安全にすることも自在に
可能である。
【0031】また、図7ないし図9、及び図12に示さ
れるように、モール本体部材Mは、断面略逆U字状の横
断面を有していて、車内側(窓板Gの側)に配置される
平板状をした取付基部1と、車外側に配置される車外側
縁部2とが、内側連結縁部3を介して一体に連結された
構成である。この取付基部1の上端及び下端には、それ
ぞれ車内側に向けて突出する上突条4及び下突条5がほ
ぼ全長に亘って一体に設けられ、上突条4の表面(外
面)は、前記内側連結縁部3の表面(外面)と連続した
同一面となっている。また、取付基部1の上下端に一体
成形された上下の各突条4,5の間の凹状空間部は長手
方向に連続して、前記シール部材Sの取付板部21を嵌
め込んで取付けるためのシール部材受入溝10(図7及
び図12参照)となっている。また、モール本体部材M
の取付基部1と車外側縁部2と内側連結縁部3とで形成
される空間は、後述のドアアウターパネル51の上縁フ
ランジ部51aが挿入されるフランジ部収容溝14とな
っている。また、モール本体部材Mの取付基部1の車内
側に形成されたシール部材受入溝10に、シール部材S
のほぼ板状をなす取付部(以下、「取付板部」という)
21が収容されて、モール本体部材Mの取付基部1に固
着される。また、前記車外側縁部2は、取付状態におい
て、その下端が上端よりも車外側に位置するように傾斜
していると共に、前記内側連結縁部3の上面は、同様の
取付状態において、車内側の端部が僅かに高くなるよう
に傾斜している。また、前記内側連結縁部3は、その裏
面側内部にガスアシスト射出成形に伴ってほぼ全長に亘
って空洞部3aが設けられた閉パイプ状構造になってい
て剛性を高め、モール本体部材Mは、その横断面におい
て、全ての部分が略同一の肉厚となっている。これによ
り、モール本体部材Mのガスアシスト射出成形時におい
て、全ての部分の冷却速度がほぼ同一となって、内側連
結縁部3及びこれと車外側縁部2との接続部の表面に、
冷却速度差に起因する「ヒケ」が発生せず、外観が低下
するのを防止している。
【0032】また、図7に示されるように、モール本体
部材Mの取付基部1の車内側の面には、当該取付基部1
に前記シール部材Sの取付板部21を固着するための固
着ボス部6が所定ピッチをおいて車内側に向けて複数突
設されている。また、図7及び図13に示されるよう
に、モール本体部材Mの取付基部1の下端に車内側に向
けて突出された前記下突条5の幅方向に沿った自由端側
であって、しかも長手方向に沿って形成されている複数
個の固着ボス部6の位置とは異なる位置に、長手方向に
沿って所定ピッチ(前記固着ボス部6の2倍のピッチ)
を保って複数の係止突出部7が上方に向けて一体に設け
られている。なお、図11に示されるように、モール本
体部材Mの取付基部1の車内側には、シール部材Sの取
付板部21が密着して配置され、前記係止突出部7は、
上記したシール部材Sの固着前の配置状態において、そ
の取付板部21の下端部を係止させて仮り止めし、組付
け途中(固着作業中)において、シール部材Sの取付板
部21が、モール本体部材Mの取付基部1から離脱する
のを防止して、モール本体部材Mに対するシール部材S
の組み付けを容易にする。
【0033】また、図7及び図14に示されるように、
モール本体部Mの取付基部1の下端であって、しかも前
記係止突出部7及び固着ボス部6とは、長手方向で異な
る位置にフランジ係止部8が車外側に向けて前記係止突
出部7と同一ピッチを保って複数形成されている。この
ように、モール本体部材Mに形成された前記固着ボス部
6と前記係止突出部7と前記フランジ係止部8は、長手
方向で互いに異なる位置に形成されているので、モール
本体部材Mの長手方向に沿った剛性が局部的に低下しな
い構造が実現される。また、フランジ係止部8の上面
(係止面)は、取付基部1の下端部に、前記フランジ係
止部8と反対側に設けられた下突条5の上面よりも高い
位置に設けられている。また、前部ドアDのドアアウタ
ーパネル51の上端部は下方に向けて折り返されて、2
枚重ねとなっていて、その間にドアアウターパネル補強
材52が上端部に挿入されて、上縁フランジ部51aを
形成している。そして、図14に示されるように、前記
ドアアウターパネル51の折返し部の長手方向に沿って
前記フランジ係止部8の位置する部分においては、下方
に向けた折返し長が、他の部分よりも部分的に長くなっ
た係止延長部51bが形成され、その下端が、前記フラ
ンジ係止部8に当接することにより、ドアアウターパネ
ル51に対してモール本体部材Mが所定位置を超えて上
方(窓開口Bの中心B0 側)に移動しないように阻止さ
れている。更に、この状態のときに、上縁フランジ部5
1aは内側連結縁部3の内側面(裏面)3bに当接して
モール本体部材Mが下方(窓開口Bの中心B0 側と反対
側)に移動するのが阻止される。
【0034】また、図7及び図12に示されるように、
内側連結縁部3の内側面(裏面)3b側であって、しか
も車外側縁部2に近い部分には、弾性部材取付溝9を形
成するための溝形成用リブ11が下方に向けて一体に突
設されている。即ち、この溝形成用リブ11は、モール
本体部材Mの取付基部1と車外側縁部2との間に形成さ
れるフランジ部収容溝14を断面視で二分するようにし
て設けられている。この溝形成用リブ11と車外側縁部
2の内側との間に、下方に向けて開口した弾性部材取付
溝9が形成され、該取付溝9に後述の長尺な引寄せ弾性
部材Pの基部31が挿入されて、モール本体部材Mは、
ドアアウターパネル51の上縁フランジ部51aに取付
けられたとき、引寄せ弾性部材Pは弾性変形して、元の
形状(二点鎖線で示す)に戻ろうとする反力(弾性復元
力)によって、取付基部1が上縁フランジ部51aの車
内側面に引き寄せられて圧接する。上述の作用を奏させ
るために、引寄せ弾性部材Pの弾性リップ部32の長さ
は、上縁フランジ部51aに接して弾性変形を生じるの
に充分な長さを有している。この結果、モール本体部材
Mは、引寄せ弾性部材Pの挿入されている部分で車内側
への移動が阻止されて、前記上縁フランジ部51aに取
付けられる。
【0035】このとき、引寄せ弾性部材Pは長尺なの
で、反発力は長手方向の広い範囲で、また均一に作用す
るので、単位長さ当りの反発力が例え小さくても全体で
は充分な引寄せ力を生じ、またモール本体部材Mに局部
的に変形を生じさせない。なお、図1、図2及び図4に
おいて、17は、クリップによって窓縁モール組立体A
をドアパネル50の補強材52に固着するために、モー
ル本体部材Mの前端部に下側に向けて突出するように一
体に形成されたクリップ固定部を示す。このクリップ固
着は、車外側からのモール本体部材Mの取り外しを阻止
する盗難防止を主目的とするものである。
【0036】引き続いて、モール本体部材Mの取付基部
1に取付けられ、窓板Gに弾接して、この表面を清浄す
るためのシール部材Sについて説明する。図5、図6及
び図12に示されるように、シール部材Sは、取付板部
21と、該取付板部21の幅方向の両端部(取付状態で
は上下端部)に沿いそれぞれ一体成形された一対の(2
つの)シールリップ部22とから成り、該シールリップ
部22は、ゴムやTPE(熱可塑性エラストマー)等の
軟質で弾力性に富む材料で成形され、取付板部21は、
シールリップ部22よりも硬質で剛性を有する樹脂でシ
ールリップ部22と一体に成形される。このように、シ
ール部材Sは、シールリップ部22と取付板部21とが
互いに物性の異なる材料の共押出成形(複合押出成形)
により成形される。また、取付板部21の上端部には、
その押出成形時において及び使用時において、伸縮防止
用の帯状芯材23が、該取付板部21の長手方向に沿っ
て連続して一体に埋設される。また、取付板部21に
は、モール本体部材Mに一体成形された固着ボス部6と
同一ピッチでもって長手方向に長孔形状のボス部挿通孔
24が形成されて、シール部材Sの取付板部21を、モ
ール本体部材Mの取付基部1の車内側の面に当接させ
て、該取付板部21に一体成形された各固着ボス部6を
前記取付板部21のボス部挿通孔24に挿通させて、前
記固着ボス部6の先端部を熱溶着等によりかしめること
により、シール部材Sは、モール本体部材Mの取付基部
1に固着される。
【0037】また、上方のシールリップ部22は、取付
板部21の上端部の前記芯材23が埋設された部分に一
体成形され、下方のシールリップ部22は、取付板部2
1の下端より僅かに上方の部分に一体成形され、いずれ
のシールリップ部22も、その長手方向が窓板Gの昇降
(開閉)方向に対してほぼ直交していて、窓板Gの表面
に対して、その先端部が窓開口Bの中心B0(図1参照)
を向くような傾斜状態で接触して、窓板Gとドアアウタ
ーパネル15との間をシールし、窓板Gの下降(開)時
において、その表面に付着している水、ゴミ類が拭き取
られて清浄化され、ドア内部に侵入するのが防止され
る。このように、シール部材Sは、その長手方向が窓板
Gの昇降(開閉)方向とほぼ直交していて、窓板Gのほ
ぼ全ての部分を清浄し得る。また、シール部材Sがモー
ル本体部材Mに取付けられた状態において、上方のシー
ルリップ部22のほぼ半分は、外部から視認し得るが、
この配置はデザイン的見地から自在に変更可能である。
なお、シールリップ部22の窓板Gと接触する面には、
ナイロンパイルの植毛等や低摩擦の滑性材25が一体的
に設けられて、窓板Gが移動するときの摺動抵抗を減少
させている。
【0038】引き続いて、図5、図6及び図12を参照
して、ドアアウターパネル51の上縁フランジ部51a
に対してモール本体部材Mを車外側に引き寄せるように
付勢した状態で取付けるための引寄せ弾性部材Pについ
て説明する。この引寄せ弾性部材Pは、モール本体部材
Mの全長に亘って一体連続して取付けられ、モール本体
部材Mの内側の空間部に形成された弾性部材取付溝9に
一部が挿入された状態で、車外側縁部2の内側面(裏
面)に接着剤を介して固着される基部31と、該基部3
1に対して一体成形されて前記上縁フランジ部51aの
車外側面に弾接する弾性リップ部32と、ドアアウター
パネル51におけるモール本体部材Mの車外側縁部2の
下端末部と対向する部分に弾接して、前記車外側縁部2
の下端末部がそれぞれ直接にドアアウターパネル51に
接触するのを防止するクッション部33との3つの部分
で構成される。弾性リップ部32及びクッション部33
は、弾性に富む軟質の樹脂で成形され、基部31は、弾
性リップ部32及びクッション部33よりも硬質の樹脂
によって、それぞれ共押出成形(複合押出成形)により
成形される。
【0039】次に、モール本体部材Mにシール部材Sを
組み付ける方法について説明する。モール本体部材Mに
シール部材Sを組み付ける前に、図10に示されるよう
に、モール本体部材Mに引寄せ弾性部材Pを取付ける。
即ち、共押出成形された引寄せ弾性部材Pをモール本体
部材Mに対応した長さに切断して、切断された所定長の
引寄せ弾性部材Pの弾性リップ部32の基端部上面が、
モール本体部材Mの溝形成用リブ11の先端面に当接し
得る程度まで、その基部31の一部をモール本体部材M
の弾性部材取付溝9に挿入し、この状態で、引寄せ弾性
部材Pの基部31を、モール本体部材Mの車外側縁部2
の内側面に接着固定することにより、モール本体部材M
に対して引寄せ弾性部材Pを一体に取付けておく。これ
により、引寄せ弾性部材Pの弾性リップ部32は、その
全体がモール本体部材Mのフランジ部収容溝14に収容
されると共に、クッション部33は、その先端部がモー
ル本体部材Mの前記車外側縁部2の先端の延長上に配置
される。ここで、引寄せ弾性部材Pの基部31は、剛性
を有しているので、モール本体部材Mに取付ける際に、
不測の折れ曲がり等が生じないために、容易にしかも正
確に行える。なお、引寄せ弾性部材Pがモール本体部材
Mに取付けられたときに、弾性リップ部32の先端とモ
ール本体部材Mの取付基部1の隙間はドアパネル50の
上縁フランジ部51aの厚さよりも小さく設定されてい
て、これによって後述する弾性変形と反発力が得られ
る。
【0040】次に、図11に示されるように、モール本
体部材Mの取付基部1の外側に形成されたシール部材受
入溝10にシール部材Sの取付板部21を嵌め込む。こ
こで、図3に示されるように、モール本体部材Mが他の
部材(バックミラーのブラッケット41及び車体パネル
のセンターピラー55)と干渉する前側の長さL1 の部
分及び後側の長さL2 の部分は、予め部分的に存在しな
い形に形成されて干渉回避部15,16となっているた
めに、これらの干渉回避部15,16には、前記シール
部材Sは取付けられない。このため、長尺のシール部材
Sは、モール本体部材Mの全長よりも短くなっている。
【0041】そして、前記嵌込み時において、モール本
体部材Mの取付基部1の外側に突出された各固着ボス部
6を、シール部材Sの取付板部21の長孔形状のボス部
挿通孔24に挿通させる。このようにして、モール本体
部材Mのシール部材受入溝10に嵌め込まれたシール部
材Sの取付板部21の下端部は、図5及び図13に示さ
れるように、その長手方向に沿って複数箇所において、
モール本体部材Mの取付基部1に一体に設けられた係止
突出部7と係止する。このため、一旦、モール本体部材
Mのシール部材受入溝10に嵌め込まれたシール部材S
の取付板部21は、その嵌込み状態が維持されて、仮止
めされるので、後工程の固着ボス部6のかしめ作業が容
易となる。その後に、シール部材Sの取付板部21から
突出している固着ボス部6の突出部分を、加熱して軟化
させ、該ボス部6の突出方向に力を加えて、突出高さを
低くすると共に、その径方向に拡大させるように塑性変
形する熱溶着(「熱加締」ともいう)によりかしめて径
の拡大部6aに変形させると、図12に示されるよう
に、モール本体部材Mの取付基部1に対してシール部材
Sは、その取付板部21の下端面がモール本体部材Mの
下突条5の上面に当接した状態で、前記拡大部6aによ
り複数箇所で固着される。これにより、固着ボス部6の
突出高さは低くなるので、シールリップ部22の弾性変
形に支障を来さない。なお、上記熱溶着には、加熱した
押型を用いる方法の他に、超音波溶着、振動溶着等の適
宜の方法を選択して使用できる。また、前記拡大部6a
の成形を容易にするために、ボス部6をチューブ状に成
形しておくこともある。また、モール本体部材Mを金属
の軽合金で形成したものでは、固着ボス部6に振動圧着
工具等を押し付けて常温で塑性変形させて拡大部を形成
することにより固着させる。更に、ボス部6をチューブ
状にして、その突出高さを取付板部21よりやや低くし
ておいて、ボス部挿通孔の径よりも大きい頭部径を有す
るタッピングスクリュー等を使用して固着することもで
きる。前記ボス部等の固着に代えて、モール本体部材M
の取付基部1とシール部材Sの取付板部21との間に、
点在状に接着剤や粘着テープを配して固着してもよい。
この場合には、窓板Gの側に突出する部分が形成されな
いので、例えば窓板Gと取付基部1の間のスペースが小
さいときに有利である。なお、引寄せ弾性部材Pとシー
ル部材Sの取付順序は特に限られるものではなく、それ
らの各形状、その他の理由により適宜変更可能である。
【0042】これにより、直線状のモール本体部材Mに
シール部材Sと引寄せ弾性部材Pとが一体に組み付けら
れた窓縁モール組立体Aが完成し、上記の状態で、ドア
アウターパネル51の上縁フランジ部51aに取付けら
れる。
【0043】そして、上記した窓縁モール組立体Aは、
以下のようにして、窓開口Bの下端縁とに沿って取付け
られる。即ち、窓板Gが全開となっている窓開口B内に
窓縁モール組立体Aを配置しておいて、そのモール本体
部材Mを下方に押し付けることにより、ドアアウターパ
ネル51の上縁フランジ部51aに押し込む。この押し
込みにより、モール本体部材Mは、その前側ではドアパ
ネル50との、また後側ではセンターピラー55との干
渉がそれぞれ回避された状態で、モール本体部材Mのフ
ランジ部収容溝14に前記上縁フランジ部51aが挿入
されて、モール本体部材Mの車外側縁部2の内側面に接
着固定された引寄せ弾性部材Pの弾性リップ部32及び
クッション部33が弾性変形して、上縁フランジ部51
aの外側面、及びドアアウターパネル51にそれぞれ弾
接する。
【0044】また、モール本体部材Mの取付基部1の下
端部に車外側に向けて一体成形された複数のフランジ係
止部8は、引寄せ弾性部材Pの弾性リップ部32を大き
く弾性変形させた状態で、モール本体部材Mが最奥側ま
で押し込まれて、上縁フランジ部51aの先端がフラン
ジ部収容溝14の底に、即ち内側連結縁部3のそれぞれ
内側面(裏面)3bにほぼ当接する位置で、上縁フラン
ジ部51aの係止延長部51bを通過する。これによ
り、上縁フランジ部51aの車外側面に対する弾性リッ
プ部32の元の形状(二点鎖線で示す)に戻ろうとする
弾接力F2 の反力(弾性復元力)及び窓板Gに対するシ
ール部材Sのシールリップ部22の弾接力F1 の反力
(弾性復元力)によって、モール本体部材Mの全体がド
アパネル50に対して車外側Y2 に引き寄せられる。こ
の結果、モール本体部材Mの取付基部1が前記上縁フラ
ンジ部51aに圧接されて、窓縁モール組立体Aは、ク
リップ等の取付具を特に使用することなく、窓開口縁を
構成するドアパネル50の上縁フランジ部51aに取付
けられる。また、前記係止延長部51bの前記通過によ
りモール本体部材Mのフランジ係止部8と、前記係止延
長部51bとが互いに係止して、窓縁モール組立体Aが
窓開口Bの中心側B0 に向けて移動するのが阻止され
る。
【0045】このように、引寄せ弾性部材Pの弾性リッ
プ部32が弾性変形して、上縁フランジ部51aに弾接
し、この弾性復元力と、シール部材Sのシールリップ部
22が窓板Gに弾接して生ずる弾性復元力との相乗によ
り、窓縁モール組立体Aを構成するモール本体部材Mの
取付基部1は、上縁フランジ部51aの内側面(車内側
側面)に引き寄せられて圧接され、この状態が維持され
る。また、窓縁モール組立体Aは、そのモール本体部材
Mのフランジ係止部8と、前記係止延長部51bとが互
いに係止されて、前記弾性復元力により窓開口縁(ドア
パネル50の上縁フランジ部51a)に取付けられた窓
縁モール組立体Aが窓開口Bの車内側Y 1 、車外側Y2
及び窓開口Bの中心側B0 に向けて移動するのが阻止さ
れる。また、窓縁モール組立体Aは、窓開口縁に取付け
られたとき、シール部材Sのシールリップ部22が窓板
Gに接触して弾性変形し(図12ないし図14において
二点鎖線で示される位置から実線で示される位置に変
形)、元の形に戻ろうとする反発力が作用して、モール
本体部材Mの取付基部1を車外側に向けて上縁フランジ
部51aに押し付ける作用をするので、窓縁モール組立
体Aは、車内側への移動やズレが更に効果的に防止さ
れ、取付安定性が向上する。
【0046】更に、図12ないし図14に示されるよう
に、モール本体部材Mの内側連結縁部3の裏面(内側
面)3bに破線で示す凹溝14aを長手方向に連続して
一体に形成しておき、前記上縁フランジ部51aが嵌ま
り込むようにしておくと、車内側と車外側へのズレや移
動が更に確実に防止される。
【0047】以上の通り窓縁モール組立体Aは、車体パ
ネルに取付けられて使用されている間は、シール部材S
にも引寄せ弾性部材Pにも、これらを剥がそうとする力
は作用しないので、安定した固着が得られる。一方、窓
縁モール組立体Aが不要になる等して、前記両部材S,
Pをモール本体部材Mから分離しようとするときは、シ
ール部材Sは長手方向に間隙を保って固着されているの
で、剥がす方向に力を加えると、ボス部挿通孔24が拡
大変形して、及び/又はボス部6の径の拡大部6aが破
損して容易に分離される。また、タッピングスクリュー
で固着してあるときは、これを外せばよい。また、引寄
せ弾性部材Pは、その基部31が硬質材料で形成されて
いるので、これに剥がす方向の力を加えれば、この力が
固着部に直接作用して、これも容易に分離することがで
きる。
【0048】また、弾性変形された引寄せ弾性部材Pの
クッション部33は、モール本体部材Mの車外側縁部2
の先端と、ドアアウターパネル51との間に形成された
隙間に配置されて、窓縁モール組立体Aの窓開口縁への
取付け時、及び使用時に前記車外側縁部2の先端がドア
アウターパネル51に直接接触せず、その表面の塗装面
を傷付けるのを防止する。また、前記隙間が塞がれて、
当該部分における空気の流入・流出が防止されるため
に、走行中における異音の発生がなくなると共に、前記
隙間が塞がれることにより、窓開口縁の装飾性も高ま
る。
【0049】そして、窓開口B内において、窓板Gを昇
降動させると、窓縁モール組立体Aを構成するシール部
材Sのシールリップ部22は、弾性変形して窓板Gの表
面に接触しているために、窓板Gとの間をシールし、ま
た窓板Gの表面の水、ゴミ類は、拭き取られて清浄され
る。
【0050】また、窓縁モール組立体Aを窓開口Bの周
縁に取付けた状態において、この窓縁モール組立体Aが
窓開口Bの中心B0 に向けて移動するのを防止する手段
として、ドアアウターパネル51に係止延長部51bを
設けると共に、モール本体部材Mにフランジ係止部8を
設けて、両者を係止させる構成にしたが、以下の手段も
可能である。即ち、モール本体部材Mのガスアシスト射
出成形時において、取付基部1に、その長手方向に沿っ
た複数箇所に係止開口8a(図7及び図14参照)を成
形しておいて、同図で二点鎖線で示されるように、前記
係止延長部51bの下端部を切り起しにより前記係止開
口8aの側に突出させて、該係止開口8aの下内壁面に
係止させる構成にしてもよい。この構成では、前記フラ
ンジ係止部8を設ける必要がなくなる。
【0051】また、前記干渉回避部15,16、前記フ
ランジ係止部8或いは前記係止開口8aは、モール本体
部材Mの射出、ダイカスト、チクソ成形時に一体に成形
可能であるために、後加工を必要とせず成形コストが嵩
むことはない。
【0052】
【発明の効果】本発明に係る窓縁モール組立体は、モー
ル本体部材とシール部材とを組み立てて形成されている
ので、両部材の分離が可能であって、リサイクル性に優
れる。また、モール本体部材を射出成形により形成する
場合には、その長手方向の一部に車体パネル及び/又は
車体パネルの構成部材と干渉するのを回避する干渉回避
部を含めて全体が一体成形できて、生産性に優れる。
【0053】また、モール本体部材とシール部材とを組
み立てて形成されているので、同一のモール本体部材に
対して異なる形状のシール部材を組み立てたり、その逆
の組み立ても可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る窓縁モール組立体Aが装着された
窓開口Bを有する自動車の前部ドアDの部分の正面図で
ある。
【図2】窓縁モール組立体Aの正面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】窓縁モール組立体Aを構成するモール本体部材
Mの背面図である。
【図5】窓縁モール組立体Aの部分斜視図である。
【図6】同じく分解斜視図である。
【図7】モール本体部材Mの部分斜視図である。
【図8】図4のX4 −X4 線拡大断面図である。
【図9】図4のX5 −X5 線拡大断面図である。
【図10】モール本体部材Mに引寄せ弾性部材Pを取付
ける状態を示す断面図である。
【図11】モール本体部材Mにシール部材Sを取付ける
状態を示す断面図である。
【図12】図1及び図4(但し、シール部材Sが取付け
られていると仮定した場合)のX 1 −X1 線拡大断面図
である。
【図13】図1及び図4のX2 −X2 線拡大断面図であ
る。
【図14】図1及び図4のX3 −X3 線拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
A:窓縁モール組立体 B:窓開口 G:窓板 M:モール本体部材 P:引寄せ弾性部材 S:シール部材 1:モール本体部材の取付基部 2:車外側縁部 3:内側連結縁部 3a:空洞部 6:固着ボス部 6a:拡大部 8:フランジ係止部 9:弾性部材取付溝 10:シール部材受入溝 11:溝形成用リブ 14:フランジ部収容溝 15,16:干渉回避部 22:シールリップ部 24:ボス部挿通孔(固着孔) 31:引寄せ弾性部材の基部 32:弾性リップ部 33:クッション部 50:ドアパネル(車体パネル) 51:ドアアウターパネル 51a:上縁フランジ部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺に形成されたモール本体部材と、前
    記モール本体部材とは別途に作られた長尺なシール部材
    との組立体から成り、窓板を備える車体の窓開口縁の少
    なくとも下縁を形成する車体パネルのフランジ部に取付
    けられる窓縁モール組立体であって、 前記モール本体部材は、車体パネルに取付けられたとき
    に前記フランジ部の車内側に位置する略板状の取付基部
    と、前記フランジ部の車外側に位置する車外側縁部と、
    前記取付基部と前記車外側縁部とを前記窓開口の中心側
    で連結する内側連結縁部とが長手方向に連続して一体に
    形成されて、内部に前記フランジ部を収容可能なフラン
    ジ部収容溝が形成され、しかも長手方向の一部において
    前記取付基部、前記車外側縁部及び前記内側連結縁部の
    少なくとも一部が前記車体パネル及び/又は車体パネル
    の構成部材と干渉するのを回避する干渉回避部が形成さ
    れ、 前記シール部材は、前記モール本体部材の取付基部の車
    内側に取付けられる取付部と、前記モール本体部材より
    も軟質で弾力性を有する材料により前記取付部と一体的
    に形成され、車体パネルに取付けられたときに窓板表面
    に弾接するシールリップ部とから成り、 前記シール部材の取付部が前記モール本体部材の取付基
    部に嵌め合わされた状態で固着されていることを特徴と
    する窓縁モール組立体。
  2. 【請求項2】 前記モール本体部材の取付基部には、そ
    の窓開口中心側において前記内側連結縁部から窓板側に
    向けて突出する上突条と、窓開口中心側と反対側におい
    て窓板側に突出する下突条とがそれぞれ形成されて、上
    下の各突条の間に凹状のシール部材受入溝が形成され、
    前記シール部材受入溝に前記シール部材の取付部が嵌め
    合わされた状態で前記取付基部に固着されていることを
    特徴とする請求項1に記載の窓縁モール組立体。
  3. 【請求項3】 前記下突条の先端側に、モール本体部材
    の取付基部との間で前記シール部材の取付部を受入れ可
    能な所定の間隔を保ち、かつ窓開口の中心側に向けて突
    出する複数個の係止突出部が長手方向に所定の間隔を保
    って一体に形成されていることを特徴とする請求項2に
    記載の窓縁モール組立体。
  4. 【請求項4】 前記モール本体部材の取付基部には、そ
    の長手方向に沿って所定間隔を保って複数の固着ボス部
    が窓板側に向けて形成され、シール部材の取付部には、
    前記固着ボス部に対応する位置に複数の固着孔が形成さ
    れ、 前記シール部材は、前記固着孔に対する前記固着ボス部
    の嵌合により位置決めされて、前記固着ボス部の先端部
    に突出方向と直交する方向に拡大部が形成されて、この
    拡大部によりシール部材の取付部がモール本体部材の取
    付基部に固着されていることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載の窓縁モール組立体。
  5. 【請求項5】 前記モール本体部材の取付基部には、前
    記フランジ部収容溝に向けて突出する複数個のフランジ
    係止部及び/又は係止孔が長手方向に所定の間隔を保っ
    て形成され、前記フランジ部の先端縁が前記フランジ係
    止部及び/又は係止孔に係止可能になっていることを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の窓縁モー
    ル組立体。
  6. 【請求項6】 前記係止突出部と前記フランジ係止部及
    び/又は係止孔は長手方向で異なる位置に形成されてい
    ることを特徴とする請求項5に記載の窓縁モール組立
    体。
  7. 【請求項7】 前記固着ボス部と前記係止突出部と前記
    フランジ係止部及び/又は係止孔とは長手方向で互いに
    異なる位置に形成されていることを特徴とする請求項5
    に記載の窓縁モール組立体。
  8. 【請求項8】 前記フランジ部収容溝内に取付けられる
    引寄せ弾性部材を備え、この引寄せ弾性部材には、前記
    収容溝内に収容された前記フランジ部の車外側に弾接し
    て前記モール本体部材を車外側に引き寄せる弾性リップ
    部が設けられ、 前記モール本体部材は、前記引寄せ弾性部材の前記引寄
    せ力と、前記窓板に対する前記シール部材の押付け力と
    が相乗して、車外側に付勢された状態で前記フランジ部
    に取付可能になっていることを特徴とする請求項1ない
    し7のいずれかに記載の窓縁モール組立体。
  9. 【請求項9】 前記引寄せ弾性部材には、モール本体部
    材よりも軟質で弾力性を有するクッション部が一体に設
    けられ、 前記フランジ部収容溝の内部に、該収容溝を横断面視で
    二分するリブが長手方向に形成されて、前記リブとモー
    ル本体部材の車外側縁部とで形成される弾性部材取付溝
    に前記引寄せ弾性部材の一部が収容され、 前記クッション部は、モール本体部材の車外側縁部と車
    体パネルとの間に配置されて、両者の間の隙間を塞ぐよ
    うになっていることを特徴とする請求項8に記載の窓縁
    モール組立体。
  10. 【請求項10】 前記モール本体部材を構成する内側連結
    縁部は、その長手方向に連続する空洞が設けられてパイ
    プ状に形成されて、モール本体部材の他の部分の肉厚と
    ほぼ同一にガスアシスト射出成形されていることを特徴
    とする請求項1ないし8のいずれかに記載の窓縁モール
    組立体。
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