JP3885983B2 - シートベルトリトラクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の衝突時等においてウェビングの引出しを阻止して乗員を拘束する緊急ロック機構を備えるとともに、乗員とウェビングとの間に作用する衝撃荷重を吸収して、乗員を保護することのできるエネルギ吸収機構を備えたシートベルトリトラクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の座席等に装着されて乗員を座席に保持するためのシートベルト装置のウェビングを、不使用時に巻き取るシートベルトリトラクタにおいては、一般に、車両の衝突時や急激な加減速時等にこれを検知する慣性感知手段を備えるとともに、その検知に反応してウェビングの巻き戻しを阻止する緊急ロック機構を備え、衝突時等の緊急時においてウェビングにより乗員を座席に安全に拘束するように構成されている。
【0003】
また、衝突時や急激な減速時等において以上の緊急ロック機構が作動したときには、ウェビングを完全にロック状態にしてしまうと乗員とウェビングとの間に大きな衝撃荷重が作用することになるため、従来、ウェビングに作用する衝撃荷重が一定値を越える場合に、ウェビングがある程度引き出されながらその衝撃荷重を吸収するようにしたエキルギ吸収機構を備えたシートベルトリトラクタが既に実用化されている。
【0004】
このようなエネルギ吸収機構を備えたシートベルトリトラクタとして、ウェビングを巻き取るスプールとそのスプールの回転を阻止する緊急ロック機構との間に、軟鋼等からなるトーションバーを介在させた構成のものが知られている。すなわち、この種のエネルギ吸収機構を備えたシートベルトリトラクタにおいては、緊急ロック機構として、スプールとともに回転するラチェットホイールと、慣性感知手段による衝突等の検知に反応してそのラチェットホイールに噛み合うことによりラチェットホイールを介してスプールをロックするパウルを備えた構成を採用するとともに、ラチェットホイールとスプールとの間に、一端がスプールに、他端がラチェットホイールに対してそれぞれ結合されるトーションバーを介在させ、ウェビングを引き出す力がある限度を越えたときに、ウェビングが巻回されたスプールと、パウルの噛み合いによってロック状態となったラチェットホイールとの間でトーションバーがねじれ変形することによって、ラチェットホイールに対してスプールが所定量だけ回転しつつ、ウェビングに作用する衝撃荷重を吸収するように構成されている(例えば特開平10−250529号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、以上のようなトーションバーを主体とするエネルギ吸収機構を備えたシートベルトリトラクタにおいては、トーションバーにはラチェットホイールのほか、当該トーションバーと同期回転とともに正確にラチェットホイールとパウルとが噛合するようにシンクロナイズされた慣性感知装置(ロックアーム、ロックアームベース等)が連結される。
【0006】
エキルギ吸収機構が付加されていないシートベルトルトラクタにおいては、トーションバーに対応するスプールのスピンドルと緊急ロック機構のラチェットホイールとを一体形成することによって、比較的容易にスピンドルの他部材に対する角度位相が一定となるように組み合わせて正確な同期を取ることができるが、エネルギ吸収機構のトーションバーにはねじれ変形しやすい軟鋼が使用される一方、緊急ロック機構のラチェットホイールはパウルの噛合によるロック時において極めて大きな荷重に耐える必要があるために硬鋼が使用される関係上、これらは一体的に形成することはできない。従って、トーションバーとラチェットホイールとは互いに個別の部材として、前記した特開平10−250592号公報に記載されているように、トーションバーの一端に例えば六角形状の結合部を形成するととともに、ラチェットホイールにはそのトーションバーの結合部を嵌入するための六角形の嵌入孔を形成して、その嵌入孔内にトーションバーの結合部を嵌め込むことによって相互に結合する構造が採用される。
【0007】
しかしながら、トーションバーの結合部をラチェットホイールの嵌入孔内に嵌め込むことを可能とするためには、当然のことながらこれら両者間にある程度以上の隙間が必要となり、そのため、これら両部材の結合に際してはどうしても多少の周方向への組み付け誤差が生じ、それが原因となって、組み付け部品の数が増えれば増えるほどそれぞれの部品の同期を正確に設計通りに維持することが困難となり、緊急ロック機構の同期がずれてウェビングの巻き込みや引出し不能状態(ロックアップ現象)を発生することになってしまうという問題がある。
【0008】
なお、前記した特開平10−250592号公報には、トーションバーに予捩を与えることによって、1種類のトーションバーでエネルギ吸収荷重を種々に変更させる技術が開示されているとともに、その予捩角度を識別することを目的として、軟鋼製のトーションバーの両端のスプール並びにラチェットホイールへの結合部の表面に周方向1箇所に切欠きもしくは突起を設けることが開示されており、突起を設ける場合には、ラチェットホイールの嵌入孔への挿入時にその突起が潰れて、嵌入孔とトーションバーの結合部との間のガタを無くすることができる旨の記載がある。
【0009】
しかし、このような軟鋼製のトーションバー側への周方向1箇所に形成した突起は、嵌入孔への挿入時にその突起が適当に変形して嵌入孔との間の隙間を解消して、力が加わらない状態において両者間のガタを無くするには効果があるものの、トーションバーにねじりモーメントが作用すると、突起は軟らかい材料からなるトーションバー側に設けられているが故に、更に簡単に変形してラチェットホイールとの結合部でこじられて相対的なずれが生じやすく、このようなねじりモーメントが繰り返し作用すると、やがて両者間にガタが発生して緊急ロック機構の同期が取れなくなる可能性がある。また、このような突起をトーションバーの外周面に設けただけでは、トーションバーとラチェットホイールとの角度位相の組み付け誤差を解消することはできない。
【0010】
本発明はこのような実情に鑑みてなされたもので、特に精密な加工を要することなく、エネルギ吸収機構のトーションバーと緊急ロック機構のラチェットホイールとを再現性よく一定の角度位相のもとに容易に組み付けることができ、緊急ロック機構の同期がずれることなく常に安定して確実に動作し、かつ、時間遅れを伴うことなく有効にエネルギを吸収することのできるシートベルトリトラクタの提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のシートベルトリトラクタは、ウェビングを巻き取るためのスプールと、
そのスプールとともに回転するラチェットホイールと、慣性感知手段による緊急検知に反応してそのラチェットホイールに噛み合わされ、当該ラチェットホイールを介して上記スプールをロック状態となすパウルを備えた緊急ロック機構を備えるとともに、
上記スプールとラチェットホイールとの間には、一端がスプールに結合され、かつ、他端がラチェットホイールに結合され、上記緊急ロック機構の作動状態でウェビングに引出し方向への力が作用したときにねじれ変形して衝撃を吸収するトーションバーが設けられたシートベルトリトラクタにおいて、
上記トーションバーのラチェットホイールに対する結合部が多角形状に形成され、上記ラチェットにはその多角形状の結合部を嵌入する多角形状嵌入孔が形成されているとともに、この多角形状嵌入孔の内面には、ウェビング引出時にトーションバーが回転する向きに当該トーションバーを嵌入孔内で偏寄させて互いの面をその向きに圧接させるためのリブ状の突起が、トーションバーの軸方向に沿って形成されていることによって特徴づけられる(請求項1)。
【0012】
ここで、本発明においては、トーションバーのラチェットホイールに対する結合部の多角形状として、六角形や八角形等のほか、周方向に凹凸が周期的に形成されてなる多角形状を採用することができ、その場合のより具体的な形状としては、例えば星型、スプライン歯形状、セレーション歯形状などを挙げることができる。
【0013】
本発明においては、上記リブ状の突起を、多角形状嵌入孔の内面に周方向に所定の間隔を開けて少なくとも3箇所に形成する構成(請求項3)を採用することが好ましい。
【0014】
また、本発明におけるリブ状の突起は、多角形状嵌入孔のトーションバーの嵌め込み側の開口端から所定距離だけ奥側に入った位置から奥側に向けて形成すること(請求項4)が望ましい。
【0015】
本発明は、トーションバーのラチェットホイールへの結合部、並びにその結合部を嵌め込むためのラチェットホイール側の嵌入孔の形状をそれぞれ多角形状とし、ラチェットホイールの嵌入孔側に、この嵌入孔内でトーションバーを一定の向きに偏寄させて互いの面を一定の向きに密着させるためのリブを形成することによって、トーションバーの結合部をラチェットホイール側の嵌入孔に嵌め込む際に、トーションバーとラチェットホイールとの角度位相が常に一定となるように組み立てることを可能とするものである。また、リブ状の突起をより硬い側のラチェットホイールの嵌入孔側に設けることにより、そのリブ状の突起はトーションバーの嵌め込み時に潰れることがなく、トーションバーの結合部側を抉るように食い込み、その反対側の面どうしが強く圧接されて、トーションバーとラチェットホイールは常に一定の角度位相のもとに組み立てられる。
【0016】
そして、そのトーションバーの嵌入孔内での偏寄の向きを、ウェビングの引出し時にトーションバーが回転する向きとすることで、車両の衝突時等においてウェビングに衝撃荷重が作用してスプールを介してトーションバーにウェビング引出し方向へのトルクが作用したとき、トーションバーの結合部の面がラチェットホイール側の嵌入孔の面に対してその回転の向きに当初から圧接しているため、トーションバーとラチェットホイールとが相対回転を生じることがなく、時間遅れを生じることなく直ちにねじれ変形を生じ、有効にエネルギを吸収することができる。
【0017】
また、請求項2に係る発明のように、トーションバー側の結合部並びにラチェットホイール側の嵌入孔の形状を、周方向に凹凸が周期的に形成された多角形状とすることにより、嵌入孔内で結合部を上記方向に偏寄させたとき、結合部および嵌入孔の凹凸面が相互に面当たり状態で圧接するため、トーションバーとラチェットホイールとの相対回転の防止効果はより一層確実なものとなる。
【0018】
更に、ラチェットホイールの嵌入孔に形成するリブ状の突起を、周方向に所定の間隔を開けて少なくとも3箇所に形成する請求項3に係る発明の構成を採用すると、トーションバーはその嵌入孔内において部分的に偏ることなく、常に正確に上記の向きに偏寄されて、互いの面をその向きに確実に密着させた状態とすることができる。
【0019】
また、請求項4に係る発明のように、以上のリブ状の突起を、ラチェットホイールの嵌入孔のトーションバーの嵌め込み側の開口端近傍には形成せずに、所定距離だけ奥側に入った位置から形成すると、トーションバーの結合部を挿入する際に、挿入の当初は嵌入孔とトーションバーの結合部との間にある程度の隙間があるために、容易かつ確実に位置決めした状態でトーションバーの結合部を嵌入孔内に挿入することが可能となり、組み立て作業の容易化を達成できるという利点がある。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態の部分縦断面断面図であり、図2はその分解斜視図である。なお、図1においては、パウル42の近傍については、カバー7のみを切断した状態で図2における矢視Aで示している。
【0021】
車体に固定されるフレーム1内に、ウェビングを巻回するためのスプール2が回動自在に配置されている。フレーム1の一端側には、スプール2に対してウェビングを巻き取る向きに回動付勢する巻取り装置3が装着されているとともに、その他端側には、後述する緊急ロック機構4が装着されている。
【0022】
スプール2はその中心部に軸方向に沿う空洞を有したドラム状の形状をしており、その空洞内にスプール2の中心軸と同軸に、軟鋼製のトーションバー5が配置されている。このトーションバー5には、後述するようにその両端部に断面星形の結合部5a,5bが形成されており、その一方の結合部5aがスプール2側に相互回転不能に結合されるとともに、他方の結合部5bが緊急ロック機構4のラチェットホイール41に同じく相互回転不能に結合される。
【0023】
スプール2の一端には、外周が異形形状をした連結部材6が相互回転不能に装着されている。この連結部材6は、スプール2に対して装着された状態で外側の端面に断面角形の突起6aが形成されているとともに、その反対側の端面にはトーションバー結合用嵌入孔6bが形成されており、この嵌入孔6bにトーションバー5の一端側の結合部5aが嵌め込まれることにより、この連結部材6を介してトーションバー5とスプール2が相互回転不能に一体的に結合される。また、連結部材6に形成された断面角形の突起6aは巻取り装置3に係合しており、前記した巻取り装置3によるスプール2の回動付勢力は、この連結部材6を介して伝達される。すなわち、巻取り装置3は、ゼンマイばね31と、そのゼンマイばね31の中心に配置されて当該つる巻きばね31の弾性力によって回動付勢される回転子32を主体として構成されており、連結部材6の断面角形の突起6aはこの回転子32の中心に形成された断面角形の孔32aに挿入され、ゼンマイばね31による回動付勢力は回転子32、連結部材6を介してスプール2に伝達される。
【0024】
緊急ロック機構4は、フレーム1に対してブッシング11を介して回動自在に支持された硬鋼からなるラチェットホイール41と、常時はばね42aの付勢力によりこのラチェットホイール41から離脱する方向に付勢され、かつ、加速度センサおよび傾斜センサ等からなる慣性感知装置43による車両の衝突等の検知結果に反応して、ラチェットホイール41に噛み合わされるパウル42とを主体として構成されている。そして、この緊急ロック機構4のラチェットホイール41は、以下に示すようにトーションバー5の他端側の結合部5bと相互回転不能に結合されているとともに、その一端側の外周面において、ブッシング21を介してスプール2を支持している。また、緊急ロック機構4は全体がカバー7によって覆われているとともに、そのカバー7内には、トーションバー5の結合部5bの先端を回動自在に支持するキャップ44が設けられている。
【0025】
図3はトーションバー5の詳細説明図で、(A)は正面図であり、(B)はその左側面図、(C)は(A)図におけるC−C断面図である。また、図4および図5はラチェットホイール41の詳細説明図であって、図4(A)は部分縦断面図で、(B)はそのB部拡大図であり、図5(A)は図4(A)の左側面図で、図5(B)はそのB部拡大図である。
【0026】
トーションバー5の両端部に設けられた結合部5aおよび5bは、それぞれ周方向に30°のピッチで二等辺三角形状の凹部並びに凸部が規則的に繰り返し形成された星形の断面形状をしている。また、ラチェットホイール41に対する結合部5bの先端側には、フランジ部5cを介して突出軸5dが形成されており、その突出軸5dの端面に、前記したキャップ44に嵌まり込む孔5eが形成されている。
【0027】
ラチェットホイール41には、その中心軸上に貫通孔41aが形成されているとともに、その貫通孔41aの一端側には、組み付け状態においてトーションバー5のフランジ部5cが嵌まり込む大径部41bが形成されているとともに、その大径部41bに隣接した部位は、トーションバー5の結合部5bの星形断面形状と相似形の星形断面に形成され、トーションバー5を結合するための嵌入孔41cを構成している。従って、トーションバー5は、その一端部が結合部5aにおいて前記した連結部材6を介してスプール2に結合され、他端部が結合部5bにおいてラチェットホイール41に結合され、その他端部の先端が支持軸44に回動自在に支持されることになる。なお、トーションバー5の一端部の結合部5aが結合される連結部材6のトーションバー結合用嵌入孔6bの断面形状についても、結合部5aの星形断面と相似形の星形断面形状を有している。
【0028】
さて、ラチェットホイール41の嵌入孔41bの星形断面形状の内面寸法は、トーションバー5の結合部5bを嵌め込むための隙間が必要であるために、この結合部5bの外面寸法よりも若干大きく形成されている。そして、この嵌入孔41bの内面には、その周期的な二等辺三角形状の凹部を形成する互いに対向した2種類の斜面αおよびβのうち、一方側の斜面αで、かつ、互いに周方向に90°の間隔を開けた斜面の表面に、トーションバー5の軸方向に沿ったリブ状の突起8が合計4箇所に形成されている。この各リブ状の突起8が形成される斜面αは、上記した互いに対向する2種の斜面のうち、トーションバー5のウェビング引出し時における回転の向き(図5(A)において矢印Aで示す)に対して背反する側の斜面である。また、この各リブ状の突起8は、嵌入孔41cの大径部41b側と反対側の端部から軸方向に伸び、大径部41b側の端部から所定距離の位置で終焉している。換言すれば、嵌入孔41cの内面の各リブ状の突起8は、大径部41b側の端部から所定距離までは形成されてない。
【0029】
以上のラチェットホイール41とトーションバー5とを組み付けて相互に結合するには、図6に斜視図を示すように、ラチェットホイール41の貫通孔41aに対して、その大径部41b側から、トーションバー5の一端側の結合部5a側を挿入し、他端側の結合部5bを嵌入孔41cに嵌入圧着することによって行われる。この組み付け作業に当たり、結合部5bは大径部41b側から嵌入孔41cへと挿入されていくことになるが、結合部5bを嵌入孔41c内に挿入し始める組み付け初期の段階においては、結合部5bはリブ状の突起8の形成されていない領域を通るために、嵌入孔41cと結合部5bとの間に隙間が形成される状態となって容易に挿入可能である。
【0030】
結合部5bの先端がやがてリブ状の突起8の形成領域にまで達すると、硬鋼製のラチェットホイール41側の各リブ状の突起8は潰れず、軟鋼製のトーションバー5側の結合部5bが各リブ状の突起8に抉られるように変形しながら、図7に要部断面図を示すように、結合部5bは嵌入孔41c内でリブ状の突起8の反対側に常に偏寄される。この偏寄によって、結合部5bの星形断面形状と嵌入孔41cの星形断面形状は相似形であるため、嵌入孔41cの上記した2種の斜面αおよびβのうち、リブ状の突起8が形成されていない側の斜面βと、それに対向する結合部5bの斜面とが強く圧接した状態となる。
【0031】
ここで、リブ状の突起8は前記したようにトーションバー5のウェビング引出し時における回転の向きに対して背反する側の斜面αに形成されているため、結局、リブ状の突起8の存在により、トーションバー5は常にウェビング引出し時における回転の向きに嵌入孔41c内で偏寄して互いの凹凸面がその向きに圧接した状態となる。従って、トーションバー5とラチェットホイール41とは、周方向に常に一定の角度位相のもとに組み付けられることになり、周方向への組み付け誤差の発生を防止することができる。
【0032】
以上の本発明の実施の形態によれば、慣性感知装置43が車両の衝突等を検知して緊急ロック機構4が作動したとき、つまりパウル42がラチェットホイール41に対して噛み合わされてその回動が阻止されたとき、ウェビングに引き出す向きの大きな力が作用した場合でも、トーションバー5の結合部5bはラチェットホイール41の嵌入孔41cの凹凸面に対してそのウェビング引出し時の回転の向きにあらかじめ強く圧接しているため、結合部5bと嵌入孔41cとが相対的に回転をすることがなく、従って、トーションバー5がねじれ変形を生じるような衝撃荷重がウェビングに作用したときには、トーションバー5が時間遅れを伴うことなく直ちにねじれ変形を開始してその衝撃荷重を有効に吸収することができる。
【0033】
以上の実施の形態において特に注目すべき点は、嵌入孔41c内に周方向に互いに一定の間隔を開けて複数箇所にリブ状の突起8を形成している点であり、これにより、トーションバー5とラチェットホイール41とを組み付ける際に、トーションバー5の結合部5bが嵌入孔41c内で局部的に偏寄することなく、常に周方向に偏寄されて、トーションバー5とラチェットホイール41との組み付け位相角度の誤差の発生を防止することができる。このリブ状の突起8の数は、以上の実施の形態のように4個とすることに限定されず、3個以上としてそれらを周方向に等配すれば、上記と同等の作用効果を奏することができる。
【0034】
また、リブ状の突起8を、トーションバー5の結合部5bの挿入側端から所定距離の領域に形成していないために、嵌入孔41c内への結合部5bの挿入開始当初においては両者間に隙間が存在した状態となってスムーズに挿入が可能であり、その作業が極めて容易となる。
【0035】
なお、以上の実施の形態においては、トーションバー5の結合部5bおよびラチェットホイール41の嵌入孔41cの断面形状を星形としたが、本発明はこれに限定されることなく、他の任意の多角形状とすることができる。周方向に周期的に凹凸が形成された多角形状の他の例としては、例えば図8に組み付け状態の断面図を示すような角形のスプライン形状や、あるいはセレーション形状とすることができる。また、このような周期的な凹凸を有さない、例えば六角形や八角形等の多角形状としてもよく、その場合、リブ状の突起の形成位置は、図9に例示するように、多角形状の辺の一端部の近傍とすることにより、トーションバー5の結合部5bをラチェットホイール41の嵌入孔41c内で常に確実に所要方向に偏寄させることが可能となる。
【0036】
また、本発明は、トーションバー5の結合部5bとラチェットホイール41の嵌入孔41cを除く各部の構成については、上記した実施の形態で用いた構成に限定されることなく、他の公知の構成を採用し得ることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、トーションバーの端部に形成された結合部と、その結合部を嵌入する緊急ロック機構のラチェットホイールの嵌入孔の断面形状をそれぞれ多角形状とするとともに、ラチェットホイールの嵌入孔の内面には、トーションバーをウェビング引出し時に回転する向きに偏寄させてその向きに互いの面を相互に圧接させるためのリブ状の突起をトーションバーの軸方向に沿って形成しているため、トーションバーとラチェットホイールとは常に一定の角度位相のもとに組み付けられ、これら両者間に周方向への組み付け誤差が生じる恐れがなく、緊急ロック機構の同期がずれるという不具合を生じることがない。
【0038】
しかも、リブ状の突起は相対的に硬い材料であるラチェットホイール側の嵌入孔に形成されているため、軟鋼等の軟らかい材料により形成されるトーションバーの結合部を嵌入孔に嵌め込む際にリブ状の突起が潰れることなく、トーションバー側が抉られるようにしてウェビング引出し時の回転の向きに偏寄されて嵌入孔に圧接されて、両者間にガタが存在しない状態となるため、緊急ロック機構の作動時にトーションバーがねじれ変形を開始する際にも、時間遅れを伴うことなく有効に衝撃荷重を吸収することができると同時に、耐久性にも優れたものとなる。
【0039】
また、ラチェットホイールの結合部並びにトーションバーの嵌入孔の形状を周方向に凹凸が周期的に形成されてなる多角形状とすると、リブ状の突起による偏寄時には結合部と嵌入孔が互いに面当たりするため、両者の圧接が強固なものとなって上記の効果をより一層確実なものとすることができ、更に、リブ状の突起を、ラチェットホイールの嵌入孔内に少なくとも3箇所において周方向に等間隔に配置する請求項2に係る発明の構成を採用すれば、その嵌入孔内でトーションバーが局部的に偏寄することがなく、常に周方向に一定の向きに偏寄させることが可能となり、両者間の位相角度の組み付け誤差の発生をより確実に防止することができる。
【0040】
更にまた、ラチェットホイールの嵌入孔に、トーションバーの嵌め込み側の端部から所定の距離だけはリブ状の突起を形成しない領域を設ける請求項4に係る発明の構成を採用すると、その嵌入孔内にトーションバーの結合部を挿入して相互に結合する際に、挿入の当初においては両者間に隙間が形成された状態となってスムーズな挿入を実現でき、組み付けの作業性の向上を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の部分縦断面断面図で、パウル42の近傍については、カバー7のみを切断した状態で図2における矢視Aで示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態のトーションバー5の詳細説明図で、(A)は正面図であり、(B)はその左側面図、(C)は(A)図におけるC−C断面図である。
【図4】本発明の実施の形態のラチェットホイール41の部分縦断面図(A)とそのB部拡大図(B)である。
【図5】図5(A)は図4(A)の左側面図であり、図5(B)はそのB部拡大図である。
【図6】本発明の実施の形態のトーションバー5とラチェットホイール41との組み付け作業を説明するための斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態のトーションバー5とラチェットホイール41の組み付け状態における要部断面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態のトーションバー5とラチェットホイール41の組み付け状態を示す要部断面図である。
【図9】本発明の更に他の実施の形態のトーションバー5の結合部5bととラチェットホイール41の嵌入孔41cの形状並びにリブ状の突起8の形成位置の説明図である。
【符号の説明】
1 フレーム
2 スプール
3 巻取り装置
31 ゼンマイばね
32 回転子
4 緊急ロック機構
41 ラチェットホイール
41a 貫通孔
41b 大径部
41c 嵌入孔
42 パウル
43 慣性感知装置
44 支持軸
5 トーションバー
5a 結合部(スプール側)
5b 結合部(ラチェットホイール側)
5c フランジ部
5d 突出軸
5e 孔
6 連結部材
6a 突起
6b トーションバー結合用嵌入孔
8 リブ状の突起
Claims (4)
- 一方向に回動付勢されてウェビングを巻き取るためのスプールと、
上記スプールとともに回転するラチェットホイールと、慣性感知手段による緊急検知に反応してそのラチェットホイールに噛み合わされ、当該ラチェットホイールを介して上記スプールをロック状態となすパウルを備えた緊急ロック機構を有するとともに、
上記スプールとラチェットホイールとの間には、一端がスプールに結合され、かつ、他端がラチェットホイールに結合され、上記緊急ロック機構の作動状態でウェビングに引出し方向への力が作用したときにねじれ変形して衝撃を吸収するトーションバーが設けられたシートベルトリトラクタにおいて、
上記トーションバーのラチェットホイールに対する結合部が多角形状に形成され、上記ラチェットにはその多角形状の結合部を嵌入する多角形状嵌入孔が形成されているとともに、この多角形状嵌入孔の内面には、ウェビング引出時にトーションバーが回転する向きに当該トーションバーを嵌入孔内で偏寄させて互いの面をその向きに圧接させるためのリブ状の突起が、トーションバーの軸方向に沿って形成されていることを特徴とするシートベルトリトラクタ。 - 上記トーションバーのラチェットホイールに対する結合部の形状が、周方向に凹凸が周期的に形成されてなる多角形状であることを特徴とする請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。
- 上記リブ状の突起が、上記多角形状嵌入孔の内面に周方向に所定の間隔を開けて少なくとも3箇所に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。
- 上記リブ状の突起は、上記多角形状嵌入孔の上記トーションバーの嵌め込み側の開口端から所定距離だけ奥側に入った位置から奥側に向けて形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のシートベルトリトラクタ。
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