JPH10310026A - シートベルト用リトラクター - Google Patents

シートベルト用リトラクター

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JPH10310026A
JPH10310026A JP9119684A JP11968497A JPH10310026A JP H10310026 A JPH10310026 A JP H10310026A JP 9119684 A JP9119684 A JP 9119684A JP 11968497 A JP11968497 A JP 11968497A JP H10310026 A JPH10310026 A JP H10310026A
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JP
Japan
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bobbin
webbing
retractor
locking
base
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JP9119684A
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Inventor
Satoshi Hirase
敏 平瀬
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/341Belt retractors, e.g. reels comprising energy-absorbing means
    • B60R22/3413Belt retractors, e.g. reels comprising energy-absorbing means operating between belt reel and retractor frame
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/28Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices
    • B60R2022/286Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices using deformation of material
    • B60R2022/287Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices using deformation of material of torsion rods or tubes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塑性変形手段の変形量を所定範囲に確実に規
制することができる安価なエネルギー吸収機構を備えた
シートベルト用リトラクターを提供する。 【解決手段】 側板101aとボビン1との間には、側板10
1aの内方に絞り加工された貫通穴110 と、ボビン1のロ
ッキングベース側端面に配設されて側板101aに対するボ
ビン1のウェビング引出し方向の回転を阻止すべく貫通
穴110 の内周面と係合可能な三つのロック片3とから成
るストッパ手段50が構成されている。ロッキングベース
5とボビン1との間には、捩じり棒2が捩じれ変形を起
こしてロッキングベース5に対するボビン1のウェビン
グ引出し方向の回転量が所定量以上に達した時、ロック
片3を貫通穴110 の内周面と係合させるコントロールプ
レート4が配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートベルト装置
のリトラクター(巻取装置)に関し、特に、エネルギー
吸収機構を備えたシートベルト用リトラクターに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の乗員等を座席に安全に保持
するためのシートベルト用リトラクターにおいては、急
な加速、衝突又は減速に反応する慣性感知手段によって
リトラクターを物理的にロックする緊急ロック機構を備
えて乗員を効果的及び安全に拘束する緊急ロック式リト
ラクターが用いられている。
【0003】一方、衝突による衝撃力が極めて大きい時
には、衝突後の時間の経過と共にウェビング張力が増大
するため、乗員の身体に急激な減速度を生じることにな
り、ウェビングから乗員にかかる負荷が極めて大きくな
る。そこで、ウェビングに作用する荷重が予め設定した
所定値以上となった際、シートベルトを所定量繰り出さ
せることにより、乗員の身体に生じる衝撃を吸収するエ
ネルギー吸収機構を備え、乗員の身体をより確実に保護
するようにしたシートベルト装置も種々提案されてい
る。このような構成のシートベルト用リトラクターとし
ては、特開昭46−7710号公報に記載された、「と
くに安全ベルト用のエネルギ吸収装置」が知られてい
る。
【0004】前記エネルギ吸収装置では、エネルギ吸収
装置が力を伝達する部分の為の巻き取り部材(ボビン)
と、この巻き取り部材に対して相対的に回動可能とされ
たホルダ(リトラクターベース)とが備えられ、これら
ホルダと巻き取り部材との間に、トーションバー(捩じ
り棒)が配置されている。そして、車両緊急時にはトー
ションバーの一端部に配設された歯車(ロック部材)が
係止レバーに係止され、ホルダと回動不能に連結され
る。それに対し、トーションバーの他端部は巻き取り部
材と予め回動不能に結合されている。そこで、さらに巻
き取り部材にウェビング引出し方向のトルクが作用した
時には、前記トーションバーが自身の軸回りに捩じれて
塑性変形することにより、乗員の身体に作用する衝突エ
ネルギーが塑性変形手段であるトーションバーの変形仕
事として吸収される。
【0005】ただし、この場合のトーションバーの捩じ
れ量(エネルギー吸収ストローク)は規制されておら
ず、捩じれ量が規制されない状態では、ウェビング繰り
出し量が多過ぎて、特に車内スペースの小さな車両にお
いては乗員がいわゆる2次衝突を引き起こす可能性が高
くなる。そこで、エネルギー吸収ストロークを規制する
ストッパ手段を備えたエネルギー吸収機構を有するシー
トベルト用リトラクターとして、例えば特公昭57−6
948号公報に記載された、「安全ベルトの巻取装置」
が提案されている。
【0006】前記巻取装置におけるエネルギー吸収機構
では、ウェビング巻取軸に取付けられたラッチプレート
(ロック部材)には該ウェビング巻取軸に同軸の第1の
部材が固設されると共に、前記ウェビング巻取軸には該
第1の部材に対向して第2の部材が固設されており、該
第1部材及び第2部材の少なくとも一方に設けた溝上に
は転動体が介装されている(塑性変形手段)。そこで、
前記転動体が前記溝上を転動するときに塑性変形を起こ
すことにより、乗員の身体に作用する衝突エネルギーが
前記溝の変形仕事として吸収される。そして、ストッパ
手段として前記溝の終端近くにキーを植え込み、前記転
動体の進行を阻止することにより、エネルギー吸収スト
ロークを規制している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の如き
キーを用いたストッパ手段の場合、ストッパ作動時には
溝に植え込んだキーに大きな荷重が作用するので、該キ
ーは十分なストッパ強度を維持する必要がある。更に、
エネルギー吸収終了時には、リトラクターベースにロッ
クされたラッチプレートによりウェビング巻取軸の回転
が停止されるので、これらラッチプレートとウェビング
巻取軸との間にある前記転動体や前記第1及び第2の部
材等も最終強度を有する必要がある。
【0008】そこで、車両緊急時に乗員を確実に拘束す
る為には、前記ラッチプレートと前記ウェビング巻取軸
との間にある全ての部品が十分な強度を有する必要があ
り、高価な材料を使ったり、複雑な加工方法を用いなけ
ればならないので、製造コストが嵩むという問題があっ
た。従って、本発明の目的は上記課題を解消することに
係り、塑性変形手段の変形量を所定範囲に確実に規制す
ることができる安価なエネルギー吸収機構を備えたシー
トベルト用リトラクターを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ウ
ェビングが巻装される略筒状のボビンと、車両緊急時に
リトラクターベースと連結されてウェビング引出し方向
の回転を阻止されるロック部材と、前記ボビンと前記ロ
ック部材とを所定トルクで相対回転可能に係合する塑性
変形手段とを備えたシートベルト用リトラクターであっ
て、前記リトラクターベースと前記ボビンとの間には、
リトラクターベースに対するボビンのウェビング引出し
方向の回転を阻止可能なストッパ手段と、前記ボビンと
前記ロック部材との相対回転量が所定量に達した時、前
記ストッパ手段を作動してリトラクターベースに対する
ボビンのウェビング引出し方向の回転を阻止するストッ
パ作動手段とが配設されたことを特徴とするシートベル
ト用リトラクターにより達成される。
【0010】即ち、上記構成によれば、ロック部材が車
両緊急時にウェビング引出し方向の回転を阻止された後
に、ウェビングに作用する荷重により所定以上の回転ト
ルクがボビンとロック部材との間に作用すると、塑性変
形手段の変形によって衝撃エネルギーが吸収される。そ
して、前記ボビンと前記ロック部材との相対回転量が所
定量以上に達すると、ストッパ作動手段がストッパ手段
を作動してリトラクターベースに対するボビンのウェビ
ング引出し方向の回転を直接的に阻止するので、エネル
ギー吸収のための前記塑性変形手段の変形量を適正範囲
に規制することができる。又、エネルギー吸収終了時に
は、ボビンがストッパ手段を介してリトラクターベース
に直接的に回転を阻止されるので、前記ロック部材等の
他の部品はボビンとロック部材との間に設けられた塑性
変形手段を変形させる力にのみ耐えられれば良く、最終
強度を有する必要がなくなる。
【0011】尚、好ましくは前記ストッパ手段が、リト
ラクターベースのロック部材側に設けられた被係止部
と、前記ボビンのロック部材側端面に配設されてリトラ
クターベースに対するボビンのウェビング引出し方向の
回転を阻止すべく前記被係止部と係合可能な係止部材と
から成る。又、好ましくは前記ストッパ作動手段が、ロ
ック部材のボビン側端面に形成された所定長の渦巻き状
カム溝に追従するスライダを略半径方向に沿って摺動可
能に保持するスライダ保持部と、前記ボビンに対して回
転遅れを生じた際に前記係止部材を被係合部に係合させ
るカム部とを備え、前記ロック部材とボビンとの間に配
設されたコントロールプレートから成る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の一実施
形態に係るシートベルト用リトラクター100の要部正
面縦断面図、図2は図1に示したシートベルト用リトラ
クター100の分解斜視図、図3は図1に示したロッキ
ングベース5の要部斜視図、図4は図1のA−A線に沿
う断面図、図5は図1のB−B線に沿う断面図である。
【0013】本実施形態のシートベルト用リトラクター
100は、ウェビングが巻装される略円筒状のボビン1
と、該ボビン1を挿通してリトラクターベース101に
回転自在に支持される共に、一端側(図1中、左側)で
は前記ボビン1と一体的に結合され、他端側(図1中、
右側)では円盤状のロック部材であるロッキングベース
5と一体的に結合される円柱状の捩じり棒2と、車両緊
急時に前記ロッキングベース5のウェビング引出し方向
の回転を阻止する緊急ロック手段102とを備えてい
る。
【0014】前記リトラクターベース101は、車体に
固定される背板101cの両側から左右の側板101
a,101bが立ち上がり、略コ字状の断面を有するよ
うに金属板をプレス成形したものであり、左右の側板1
01a,101bの対向位置には前記ボビン1と組み合
わされた捩じり棒2が回動自在に橋架されている。前記
リトラクターベース101の側板101aを挿通した捩
じり棒2の一端部には、該捩じり棒2を介して前記ボビ
ン1をウェビング巻取り方向に常時付勢する公知の巻取
りばね装置(図示せず)が装備されている。
【0015】前記捩じり棒2の一端側にはボビン1と一
体回転可能な結合を果たすボビン結合部2aを有し、他
端側にはロッキングベース5と一体回転可能な結合を果
たすロッキングベース結合部2bを有している。これら
の各結合部2a,2bは、断面形状を六角形に成形した
ものである。前記ボビン結合部2aは、ボビン1の一端
側に形成された断面六角形の挿通穴1aに嵌合すること
で、ボビン1と一体回転可能に結合されている。ボビン
1の他端側には、前記捩じり棒2が回転自在に挿通する
遊嵌穴1bが形成されている。また、ロッキングベース
結合部2bは、ロッキングベース5に貫通形成された六
角形の挿通穴5aに嵌合することで、ロッキングベース
5と一体回転可能に結合されている。
【0016】前記ボビン結合部2aは断面六角形状を有
し、ボビン1の一端側に形成された嵌合凹部1aに嵌合
されたリテーナ10の断面六角形の挿通穴10aに嵌挿
することで、ボビン1と一体回転可能に結合されてい
る。尚、該リテーナ10は、ブッシュ9を介して側板1
01aに回動自在に支持されている。前記ロッキングベ
ース結合部2bは断面六角形状を有し、ロッキングベー
ス5のボビン側端面に突設された円筒状のボス部5bの
断面六角形の挿通穴5aに嵌挿することで、ロッキング
ベース5と一体回転可能に結合されている(図3参
照)。
【0017】塑性変形手段である前記捩じり棒2は、前
記結合部2a,2b間に所定以上の回転トルクが作用し
て、これらの結合部2a,2b間の変形部2cが捩じれ
変形を起こすことにより、乗員の身体に作用する衝撃エ
ネルギーの吸収を行なうように構成されたエネルギー吸
収機構を構成している。前記緊急ロック手段102は、
車両緊急時(即ち、事故等によって急な減速が発生した
とき、あるいはウェビングが急激に引き出されるときな
ど)に、ロッキングベース5のウェビング引出し方向へ
の回転を拘束することで、ウェビング引出し方向へのボ
ビン1の回転を阻止するものである。
【0018】本発明において、車両緊急時に前記ロッキ
ングベース5のウェビング引出し方向への回転を拘束す
る緊急ロック手段102の具体的な構成は、公知の種々
のものを採用することができる。例えば、本実施形態の
場合は、図2に示すように、ロッキングベース5の支軸
11には、先端に係止歯7aを備えたポール7が回動可
能に軸支されている。また、前記側板101bの貫通穴
110の外側には、前記係止歯7aが噛合可能な係合内
歯6aを内周に備えた内歯ラチェット6が並設されてい
る。
【0019】そして、緊急ロック手段102は、車両緊
急時に前記ポール7の係止歯7aを前記内歯ラチェット
6の係合内歯6aに噛合させることで、ロッキングベー
ス5のウェビング引出し方向への回転を阻止する構成と
なっている。また、前記側板101bと前記ボビン1と
の間には、図2に示すように、側板101bの内方に絞
り加工された貫通穴110と、ボビン1のロッキングベ
ース側端面に配設されて側板101bに対するボビン1
のウェビング引出し方向の回転を阻止すべく前記貫通穴
110の内周面と係合可能な係止部材である三つのロッ
ク片3とから成るストッパ手段50が構成されている。
【0020】前記ロック片3は、前記貫通穴110の内
周面に係合する係止歯3aが先端に形成されており、該
係止歯3aが前記ボビン1の半径方向外方に向けて揺動
できるように、基端側がボビン1のロック片支持面21
を支点に揺動可能にボビン1のロック片座面24に摺接
している。即ち、各ロック片3は、先端の係止歯3bが
前記貫通穴110の内周面に係合することで、前記側板
101bに対してボビン1がウェビング引出し方向へ回
転することを阻止する。尚、前記貫通穴110の内周面
には、ローレット加工が施されており、ロック片3の係
止歯3bは滑ることなく確実に食い込むことができる。
又、前記ロック片3は、前記ロック片座面24に垂設さ
れたシアピン23によって、通常時における不用意な貫
通穴110との係合を防止されると共に、ガタつきによ
る異音の発生を防止されている。
【0021】更に、前記ロッキングベース5とボビン1
との間には、前記捩じり棒2が捩じれ変形を起こしてロ
ッキングベース5に対するボビン1のウェビング引出し
方向の回転量が所定量以上に達した時、前記ロック片3
を貫通穴110の内周面と係合させるストッパ作動手段
としてのコントロールプレート4が配設されている。前
記コントロールプレート4は、嵌合穴4aが前記ロッキ
ングベース5のボス部5bの外周に回転自在に遊貫され
る環状部材である。そして、該コントロールプレート4
は、ロッキングベース5のボビン側端面に形成された所
定長の渦巻き状カム溝31に追従するスライダ8を略半
径方向に沿って摺動可能に保持するスライダ保持部4b
と、前記ボビン1に対して回転遅れを生じた際に前記ロ
ック片3を貫通穴110の内周面に係合させるカム部4
cとを備える。
【0022】前記カム部4cは、係止歯3aが形成され
たロック片3の揺動端側を半径方向外方へ押圧付勢する
突起であり、コントロールプレート4がボビン1に対し
て回転遅れを生じると、前記ロック片3を貫通穴110
の内周面と係合する方向へ揺動させるように突起の形状
が設定されている。尚、前記コントロールプレート4
は、ボビン1のコントロールプレート座面22に当接す
るように軽圧入で固定されており、ボビン1と共に一体
回転可能とされており、車両の通常走行時に該カムプレ
ート4がボビン1に対して不用意に回転遅れを生じるこ
とはない。
【0023】具体的には、図6に示すように、軽圧入部
25が、ボビン1の軸線方向に沿って延びる断面三角形
状のリブ突起26と、該リブ突起26近傍のコントロー
ルプレート座面22に形成された凹部27とから成る。
そして、前記リブ突起26がコントロールプレート4の
圧入時に潰れることにより、該コントロールプレート4
がボビン1に軽圧入で固定される。この時、リブ突起2
6の破片や変形による膨出部が生じても、これらは前記
凹部27内に収納されるので、車両緊急時におけるコン
トロールプレート4の回転に支障を来すことはない。
尚、コントロールプレート4は、例えばボビン側の表面
がボビン1に接着されることによって、ボビン1と共に
一体回転可能とされても良い。
【0024】前記渦巻き状カム溝31は、図3及び図5
に示すように、前記ボビン1のロッキングベース側端面
に凹設された円形凹部20内に嵌挿されるロッキングベ
ース5のボス部5b近傍から外周端に沿って延びる渦巻
き状の有底溝であり、ロッキングベース5に対してボビ
ン1がウェビング引出し方向に回転した時に、コントロ
ールプレート4のスライダ保持部4bに円周方向に対し
て保持されたスライダ8が前記ボビン1の回転量に応じ
て進行する。そして、前記捩じり棒2の捩じれ変形によ
るエネルギー吸収動作が開始する前は前記スライダ8が
溝の初期端部31aに位置し、エネルギー吸収動作の終
了時には前記スライダ8が溝の終端部31bに到達する
ように、溝長さが所定長に設定されたものである。
【0025】前記渦巻き状カム溝31に係合するスライ
ダ8は、渦巻き状カム溝31及びスライダ保持部4bの
内壁面に沿って摺動可能な略繭状に形成されたものであ
る。そして、捩じり棒2の捩じれによってボビン1がロ
ッキングベース5に対して相対回転した時には、コント
ロールプレート4のスライダ保持部4bがボビン1の回
転に伴ってスライダ8を略半径方向に沿って平行移動さ
せながら、該スライダ8を渦巻き状カム溝31の溝の初
期端部31aから溝の終端部31bに次第に移動させて
行く。
【0026】又、コントロールプレート4のスライダ保
持部4bは、ボビン1のウェビング引出し方向の回転に
対し逆向きに反って延びる開口形状とされているので、
スライダ8が外周端方向へ平行移動する際、スライダ保
持部4bの開口縁にプレス成形時のバリがあっても、ス
ライダ8の引っかかりを抑えてエネルギー吸収ストロー
クを保証できる。又、完全に半径方向に沿って延びる開
口形状とされた場合に比べて、エネルギー吸収ストロー
クを逆向きに反った角度分だけ長くできる。
【0027】次に、本実施形態のシートベルト用リトラ
クター100の作動について説明する。衝突等の車両緊
急時に緊急ロック手段102が作動すると、捩じり棒2
の他端に結合されたロッキングベース5のウェビング引
出し方向への回転が阻止される。そして、この状態で乗
員が前方に移動し、ウェビングに作用する荷重により所
定以上の回転トルクがボビン1を介して捩じり棒2の一
端側に作用すると、該捩じり棒2の捩じれ変形が始まっ
て衝撃エネルギーが吸収される。
【0028】この衝撃エネルギー吸収動作時には、ロッ
キングベース5はポール7により内歯ラチェット6にロ
ックされているので、側板101bに対し回動しない。
この為、ボビン1、コントロールプレート4、スライダ
8及びロック片3は、一体的にロッキングベース5に対
し相対回転する。この時、スライダ8は、図7に示すよ
うに、捩じり棒2の捩じれ変形の進行に伴って、渦巻き
状カム溝31の溝の初期端部31aから溝の終端部31
bに向けて次第に移動する。そして、図8に示すよう
に、ボビン1がウェビング引出し方向に約2.81回転
すると、スライダ8が渦巻き状カム溝31の終端部31
bに到達し(即ち、前記捩じり棒2の捩じれ変形による
ボビン1のウェビング引出し方向への回転量が所定量に
達すると)、スライダ8及び該スライダ8を円周方向に
対して保持しているコントロールプレート4がロッキン
グベース5に対して相対回転できなくなる。即ち、コン
トロールプレート4が側板101bに対し固定される。
【0029】ここで、なおも乗員が前方に移動してウェ
ビングが引き出され、ボビン1にウェビング引出し方向
の回転トルクが更に作用すると、ボビン1とコントロー
ルプレート4との軽圧入固定が外れ、該ボビン1はコン
トロールプレート4に対してウェビング引出し方向に相
対回転する。そこで、コントロールプレート4がボビン
1に対して回転遅れを生じるので、ボビン1と共に回転
する各ロック片3は揺動端側がコントロールプレート4
のカム部4cに押圧付勢され、係止歯3aが半径方向外
方へ揺動させられる。この時、ロック片3のガタつきを
抑えていたシアピン23はウェビングの引出しエネルギ
ーにより剪断されるが、該シアピン23は小径で、捩じ
り棒2の捩じり力に比べて十分に小さなエネルギーによ
り剪断されるので、捩じり棒2のエネルギー吸収特性に
影響を与えることはない。
【0030】そして、各ロック片3は、側板101bの
貫通穴110の内周面と同一平面上に配設されているの
で、図9に示すように、半径方向外方へ揺動させられた
ロック片3の係止歯3aは前記貫通穴110の内周面に
食い込む。ここで、係止歯3aが内周面に食い込めず滑
った場合は、ボビン1が更に回転し、それに伴いロック
片3の係止歯3aが更に半径方向外方に揺動して貫通穴
110の内周面に食い込む設定になっており、最終的に
ロック片3は必ず貫通穴110の内周面に係合し、捩じ
り棒2の捩じれ変形によるボビン1のウェビング引出し
方向の回転が阻止される。
【0031】この時、各ロック片3は貫通穴110の内
周面より周方向に沿った矢印F方向(図9)の反力を受
けるが、該ロック片3の基端側がコントロールプレート
4のカム部4cとボビン1のロック片支持面21との間
に楔状に食い込む構造とされている為、各ロック片3は
しっかり固定され、機械的強度に影響を与えないように
なっている。
【0032】又、ロック片3は貫通穴110の内周面に
対しラジアル方向に食い込むので、側板101bが軸方
向に広がるような力を与えることはなく、ポール7と内
歯ラチェット6との噛み合いに影響を与えない。即ち、
上記シートベルト用リトラクター100は、捩じり棒2
の捩じれ変形によるボビン1のウェビング引出し方向へ
の回転量が所定量に達すると、ボビン1がリトラクター
ベース101に直接係合されることで、ボビン1のウェ
ビング引き出し方向の回転を阻止して捩じり棒2の捩じ
れ変形を止めるので、衝撃エネルギー吸収のための前記
捩じり棒2の捩じれ量を適正範囲に確実に規制すること
ができる。
【0033】又、エネルギー吸収終了時には、ボビン1
がロック片3を介してリトラクターベース101に直接
的に回転を阻止されるので、前記ロッキングベース5、
内歯ラチェット6及びポール7等の他の部品は、捩じり
棒2に作用する捩じりトルクにのみ耐えられれば良く、
最終強度を有する必要がなくなる。そこで、例えば従来
はロストワックス、冷間鍛造、MIM又は焼結等で成形
していたロッキングベース5が、アルミニウム又は亜鉛
ダイキャストで成形することができ、内歯ラチェット6
もS45Cの冷間鍛造で成形していたものが、SPCC
のプレス加工で成形できるので、高価な材料を使った
り、複雑な加工方法を用いる必要がなくなり、製造コス
トを低減できる。
【0034】更に、本実施形態においてリトラクターベ
ース101に対するボビン1のウェビング引出し方向の
回転を阻止可能なストッパ手段が、側板101bの貫通
穴110と、前記ボビン1のロッキングベース側端面に
配設されてリトラクターベース101に対するボビン1
のウェビング引出し方向の回転を阻止すべく前記貫通穴
110の内周面と係合可能なロック片3とから成り、捩
じり棒2に捩じれ変形を生じさせた回転トルクに耐える
高強度の係合を、コンパクトな係合構造で実現できる。
【0035】また、前記コントロールプレート4は、捩
じり棒2の捩じれ変形が所定量に達した時に、ボビン1
に装備されたロック片3を前記貫通穴110の内周面に
係合させることのできる強度があればよく、それほど高
い強度が要求されないため、コンパクトに形成すること
ができる。従って、捩じり棒2の捩じれ量を適正範囲に
規制するためのスットパ機構をコンパクトにまとめて、
リトラクターの大型化を防止することができる。
【0036】尚、上記実施形態における渦巻き状カム溝
31は、スライダ8が半径方向内方に位置する初期端部
31aから外方に位置する終端部31bに次第に移動す
る構成とされたが、スライダ8が半径方向外方から内方
に移動するような渦巻き形状とすることもでき、エネル
ギー吸収ストロークの設定によってはC字状のカム溝と
することもできる。
【0037】但し、上記実施形態の如くスライダ8が半
径方向内方から外方に移動するように構成した方が、ス
トッパ手段50が作動した際にスライダ8は半径方向外
方に位置することができ、係止歯3aが内周面に食い込
めず滑った時に該スライダ8等に加わる力が、捩じり棒
2に作用するトルクが同一トルクならば半径方向内方に
位置する時よりも小さくできる。そこで、スライダ8の
断面積を小さくでき、同一のスペース内でも渦巻き状カ
ム溝31のピッチを狭くし、エネルギー吸収ストローク
を長く設定できる。
【0038】更に、本実施形態における被係合部である
貫通穴110は、側板101bの内方に絞り加工されて
おり、リトラクターベース全体の曲げ剛性を高めると共
に、ボビンアッセンブリーがウェビング引出し方向に抜
けるのを防止する。特に、体格の大きい乗員がシートベ
ルトを装着した場合、ウェビングの巻き残りが少なくな
り、エネルギー吸収時、ストッパ手段50が作動する前
にウェビングが全量引出し状態となる可能性があり、こ
の場合のボビンアッセンブリーの抜けを防止できる。勿
論、リトラクターベースのロック部材側に設けられる被
係止部としては、リトラクターベースに固定された別体
の強度部材を用いることもできる。
【0039】又、上記実施形態における緊急ロック手段
では、ロッキングベースに回動可能に軸支されたポール
をリトラクターの被係合部に係止させることによって該
ロッキングベースのウェビング引出し方向の回転を阻止
する構成としたが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、ロッキングベースにラッチ歯を設けると共にリト
ラクターベースにポールを回動可能に軸支してロック手
段を構成しても良い。
【0040】更に、本発明におけるボビン、捩じり棒、
ストッパ手段及びストッパ作動手段の構成も上記各実施
形態の構成に限定されるものではなく、種々の形態を採
りうることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】本発明のシートベルト用リトラクターに
よれば、ロック部材が車両緊急時にウェビング引出し方
向の回転を阻止された後に、ウェビングに作用する荷重
により所定以上の回転トルクがボビンとロック部材との
間に作用すると、塑性変形手段の変形によって衝撃エネ
ルギーが吸収される。そして、前記ボビンと前記ロック
部材との相対回転量が所定量以上に達すると、ストッパ
作動手段がストッパ手段を作動してリトラクターベース
に対するボビンのウェビング引出し方向の回転を直接的
に阻止するので、エネルギー吸収のための前記塑性変形
手段の変形量を適正範囲に規制することができる。
【0042】又、エネルギー吸収終了時には、ボビンが
ストッパ手段を介してリトラクターベースに直接的に回
転を阻止されるので、前記ロック部材等の他の部品はボ
ビンとロック部材との間に設けられた塑性変形手段を変
形させる力にのみ耐えられれば良く、最終強度を有する
必要がなくなる。従って、塑性変形手段の変形量を所定
範囲に確実に規制することができる安価なエネルギー吸
収機構を備えたシートベルト用リトラクターを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシートベルト用リト
ラクターの要部正面縦断面図である。
【図2】図1に示したシートベルト用リトラクターの分
解斜視図である。
【図3】図1に示したロッキングベース5の要部斜視図
である。
【図4】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図5】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図6】図2に示したボビンの要部拡大図である。
【図7】図1のB−B線に沿う一部破断図であり、渦巻
き状カム溝の説明図である。
【図8】図1のB−B線に沿う一部破断図であり、渦巻
き状カム溝の説明図である。
【図9】図1のB−B線に沿う一部破断図であり、渦巻
き状カム溝の説明図である。
【符号の説明】
1 ボビン 2 捩じり棒 3 ロック片 4 コントロールプレート 5 ロッキングベース 6 内歯ラチェット 7 ポール 8 スライダ 31 渦巻き状カム溝 50 ストッパ手段 100 シートベルト用リトラクター 101 リトラクターベース 102 緊急ロック手段 110 貫通穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェビングが巻装される略筒状のボビン
    と、車両緊急時にリトラクターベースと連結されてウェ
    ビング引出し方向の回転を阻止されるロック部材と、前
    記ボビンと前記ロック部材とを所定トルクで相対回転可
    能に係合する塑性変形手段とを備えたシートベルト用リ
    トラクターであって、 前記リトラクターベースと前記ボビンとの間には、リト
    ラクターベースに対するボビンのウェビング引出し方向
    の回転を阻止可能なストッパ手段と、前記ボビンと前記
    ロック部材との相対回転量が所定量に達した時、前記ス
    トッパ手段を作動してリトラクターベースに対するボビ
    ンのウェビング引出し方向の回転を阻止するストッパ作
    動手段とが配設されたことを特徴とするシートベルト用
    リトラクター。
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