JPH1053102A - シートベルト用リトラクター - Google Patents

シートベルト用リトラクター

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JPH1053102A
JPH1053102A JP8227802A JP22780296A JPH1053102A JP H1053102 A JPH1053102 A JP H1053102A JP 8227802 A JP8227802 A JP 8227802A JP 22780296 A JP22780296 A JP 22780296A JP H1053102 A JPH1053102 A JP H1053102A
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JP
Japan
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bobbin
retractor
base
webbing
locking base
Prior art date
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JP8227802A
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English (en)
Inventor
Satoshi Hirase
敏 平瀬
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 捩じり棒の捩じれ限界量を高めると共に、捩
じり棒の破損を防止してボビンの抜け出しを阻止するこ
とができる良好なエネルギー吸収機構を備えたシートベ
ルト用リトラクターを提供する。 【解決手段】 ウェビングが巻装されるボビン3と、該
ボビン3を挿通してリトラクターベース1に回転自在に
支持されると共に、一端側ではボビン3と一体的に結合
され、他端側ではロッキングベース5と一体的に結合さ
れる捩じり棒2と、車両緊急時にロッキングベース5を
リトラクターベース1と係合させてウェビング引出し方
向の回転を阻止する緊急ロック手段300 とを備える。前
記ボビン3のロッキングベース側端部が、ロッキングベ
ース5のボビン側端面に突設された円筒状のボス部8を
受容すべく凹設された嵌合凹部9を介して前記捩じり棒
2の他端側に対し相対回転可能に軸支される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートベルト装置
のリトラクター(巻取装置)に関し、特に、エネルギー
吸収機構を備えたシートベルト用リトラクターに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の乗員等を座席に安全に保持
するためのシートベルト用リトラクターにおいては、急
な加速、衝突又は減速に反応する慣性感知手段によって
リトラクターを物理的にロックする緊急ロック機構を備
えて乗員を効果的及び安全に拘束する緊急ロック式リト
ラクターが用いられている。
【0003】このような緊急ロック式リトラクターとし
ては、例えば特開昭50−79024号、特公昭59−
21624号及び実公平2−45088号公報等に開示
されたシートベルト用リトラクターのように、ウェビン
グを巻装する巻取軸の一端に配設された係合部材が車両
緊急時にリトラクターベースの被係合部に係合して前記
巻取軸のウェビング引出し方向の回転を阻止することが
できるロック手段を備えたものがある。
【0004】そして、前記ロック手段においては、巻取
軸が貫通するリトラクターベースの巻取軸貫通穴に形成
された係止噛合部や、その巻取軸貫通穴に併設された内
歯プレートに形成されたラチェット歯が被係合部として
用いられる一方、巻取軸と共に回転するロックプレート
や係止爪が係合部材として用いられており、車両緊急時
にそれら係合部材と被係合部材とが係合して巻取軸のウ
ェビング引出し方向の回転を阻止するように構成されて
いる。
【0005】一方、衝突による衝撃力が極めて大きい時
には、衝突後の時間の経過と共にウェビング張力が増大
するため、乗員の身体に急激な減速度を生じることにな
り、ウェビングから乗員にかかる負荷が極めて大きくな
る。そこで、ウェビングに作用する荷重が予め設定した
所定値以上となった際、シートベルトを所定量繰り出さ
せることにより、乗員の身体に生じる衝撃を吸収するエ
ネルギー吸収機構を備え、乗員の身体をより確実に保護
するようにしたシートベルト装置も種々提案されてい
る。このような構成のシートベルト用リトラクターとし
ては、特開昭46−7710号公報に記載された、「と
くに安全ベルト用のエネルギ吸収装置」が知られてい
る。
【0006】前記エネルギ吸収装置では、エネルギ吸収
装置が力を伝達する部分となる巻き取り部材(ボビン)
と、この巻き取り部材に対して相対的に回動可能とされ
たホルダ(リトラクターベース)とが備えられ、それら
ホルダと巻き取り部材との間に、トーションバー(捩じ
り棒)が配置されている。そこで、車両緊急時に巻取軸
の回転が阻止された後、さらにロック手段に荷重が負荷
されたときには、前記トーションバーが自体の軸回りに
捩じれることにより、乗員の身体に作用する衝突エネル
ギーがトーションバーの変形仕事として吸収される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開昭
46−7710号公報に記載された安全ベルト用のエネ
ルギ吸収装置を自動安全ベルト(緊急ロック式リトラク
ター)に用いる場合、トーションバーの両端部がホルダ
ブロックに回動自在に支持されることにより、ウェビン
グを巻装された巻き取り部材がホルダブロックに回動自
在に取付けられる。
【0008】しかしながら、ウェビングに作用する荷重
によって巻き取り部材がウェビング引出し方向の大きな
力を受けると、ホルダブロックに支承されたトーション
バーの両端部にはホルダブロックの支承部との間で剪断
力が作用するので、該トーションバーの両端部が剪断さ
れて巻き取り部材がホルダブロックから抜け出てしまう
可能性がある。
【0009】又、歯車に回動自在に支承されている巻き
取り部材の一端部の支承状態によっては、ウェビングに
作用する荷重によって巻き取り部材がウェビング引出し
方向の大きな力を受けた際、ホルダブロックの両側板を
押し広げるような力が作用してトーションバーに曲げ力
が加わることがあるので、捩じり力と共に曲げ力が加わ
ったトーションバーは所定値よりも捩じれ限界が低くな
ってしまう。
【0010】従って、本発明の目的は上記課題を解消す
ることに係り、捩じり棒の捩じれ限界量を高めると共
に、捩じり棒の破損を防止してボビンの抜け出しを阻止
することができる良好なエネルギー吸収機構を備えたシ
ートベルト用リトラクターを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ウ
ェビングが巻装される略筒状のボビンと、該ボビンを挿
通してリトラクターベースに回転自在に支持されると共
に、一端側では前記ボビンと一体的に結合され、他端側
ではロッキングベースと一体的に結合される捩じり棒
と、車両緊急時に前記ロッキングベースをリトラクター
ベースと係合させてウェビング引出し方向の回転を阻止
する緊急ロック手段とを備えたシートベルト用リトラク
ターであって、前記ボビンのロッキングベース側端部
が、前記ロッキングベースのボビン側端面に突設された
円筒状のボス部を受容すべく凹設された嵌合凹部を介し
て前記捩じり棒の他端側に対し相対回転可能に軸支され
ていることを特徴とするシートベルト用リトラクターに
より達成される。
【0012】上記構成によれば、ウェビングに作用する
荷重によってボビンがウェビング引出し方向の大きな力
を受けると、該ボビンのロッキングベース側端部はロッ
キングベースのボス部を介してウェビング引出し方向の
移動を規制されるので、該ボビンを挿通する捩じり棒に
は曲げ力及び剪断力が作用することはない。尚、好まし
くは前記ボス部が、先細りのテーパ状を有すると共に、
前記嵌合凹部が該ボス部に対応した内方窄まりのテーパ
状を有する。又、更に好ましくは前記ボス部のテーパ角
度を前記嵌合凹部のテーパ角度よりも大きく設定するこ
とにより、ボビンのロッキングベース側端部をボス部の
基部と接触させる。
【0013】又、本発明の上記目的は、ウェビングが巻
装される略筒状のボビンと、該ボビンを挿通してリトラ
クターベースに回転自在に支持されると共に、一端側で
は前記ボビンと一体的に結合され、他端側ではロッキン
グベースと一体的に結合される捩じり棒と、車両緊急時
に前記ロッキングベースをリトラクターベースと係合さ
せてウェビング引出し方向の回転を阻止する緊急ロック
手段とを備えたシートベルト用リトラクターであって、
前記ボビンのロッキングベース側端部の外周部が、前記
リトラクターベースの側板に開口された貫通穴の内周縁
と対向していることを特徴とするシートベルト用リトラ
クターにより達成される。
【0014】上記構成によれば、ウェビングに作用する
荷重によってボビンがウェビング引出し方向の大きな力
を受けると、該ボビンのロッキングベース側端部の外周
部が前記貫通穴の内周縁によってウェビング引出し方向
の移動を規制されるので、該ボビンを挿通する捩じり棒
には曲げ力及び剪断力が作用することはない。尚、好ま
しくは前記貫通穴の内周縁が、リトラクター内方へ絞り
加工又はセミシアされることによって、前記ボビンのロ
ッキングベース側端部の外周部と対向される。
【0015】又、好ましくは前記ボビンのロッキングベ
ース側端部が、前記ロッキングベースの外周部と同時又
は該外周部より先にリトラクターベース側に当接してウ
ェビング引出し方向の移動を規制される。更に、本発明
の上記目的は、ウェビングが巻装される略筒状のボビン
と、該ボビンを挿通してリトラクターベースに回転自在
に支持されると共に、一端側では前記ボビンと一体的に
結合され、他端側ではロッキングベースと一体的に結合
される捩じり棒と、車両緊急時に前記ロッキングベース
をリトラクターベースと係合させてウェビング引出し方
向の回転を阻止する緊急ロック手段とを備えたシートベ
ルト用リトラクターであって、前記ボビンのロッキング
ベース側端部が、前記ロッキングベースのボビン側端面
に突設された円筒状のボス部を受容すべく凹設された嵌
合凹部を介して前記捩じり棒の他端側に対し相対回転可
能に軸支されると共に、前記ボビンのロッキングベース
側端部の外周部が、前記リトラクターベースの側板に開
口された貫通穴の内周縁と対向していることを特徴とす
るシートベルト用リトラクターにより達成される。
【0016】上記構成によれば、ウェビングに作用する
荷重によってボビンがウェビング引出し方向の大きな力
を受けると、該ボビンのロッキングベース側端部はロッ
キングベースのボス部を介してウェビング引出し方向の
移動を規制されるので、該ボビンを挿通する捩じり棒に
は曲げ力及び剪断力が作用することはない。その上、万
一ボス部が破損しても、ボビンの外周部はリトラクター
ベースの内周縁に当接してウェビング引出し方向の移動
を規制されるので、ボビンがリトラクターから抜け出て
しまうのを二重に防止することができる 尚、好ましくは前記ロッキングベースの外周部が、前記
ボビンのロッキングベース側端部と同時又は先にリトラ
クターベース側に当接してウェビング引出し方向の移動
を規制される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1実
施形態に係るシートベルト用リトラクター100の正面
縦断面図であり、図2は図1に示したシートベルト用リ
トラクター100の要部分解斜視図であり、図3は図2
に示したロッキングベース5の要部斜視図である。
【0018】本第1実施形態のシートベルト用リトラク
ター100は、ウェビングが巻装される略円筒状のボビ
ン3と、該ボビン3を挿通してリトラクターベース1に
回転自在に支持される共に、一端側(図1中、右側)で
は前記ボビン3と一体的に結合され、他端側(図1中、
左側)では円盤状のロッキングベース5と一体的に結合
される円柱状の捩じり棒2と、車両緊急時に前記ロッキ
ングベース5のウェビング引出し方向の回転を阻止する
緊急ロック手段300とを備えている。
【0019】前記リトラクターベース1は、車体に固定
される背板1cの両側から左右の側板1a,1bが立ち
上がり、略コ字状の断面を有するように金属板をプレス
成形したものであり、左右の側板1a,1bの対向位置
には前記ボビン3と組み合わされた捩じり棒2が回動自
在に橋架されている。前記リトラクターベース1の側板
1aを挿通した捩じり棒2の一端部には、該捩じり棒2
を介して前記ボビン3をウェビング巻取り方向に常時付
勢する公知の巻取りばね装置(図示せず)が装備されて
いる。
【0020】前記捩じり棒2の一端側にはボビン3と一
体回転可能な結合を果たすボビン結合部2aを有し、他
端側にはロッキングベース5と一体回転可能な結合を果
たすロッキングベース結合部2bを有している。これら
の各結合部2a,2bは、断面形状を六角形に成形した
ものである。前記ボビン結合部2aは断面六角形状を有
し、ボビン3の一端側に形成された断面六角形の嵌合凹
部3aに嵌合されたリテーナ40の断面六角形の挿通穴
40aに嵌挿することで、ボビン3と一体回転可能に結
合されている。尚、該リテーナ40は、ブッシュ41を
介して側板1bに回動自在に支持されている。
【0021】前記ロッキングベース結合部2bは断面六
角形状を有し、ロッキングベース5のボビン側端面に突
設された円筒状のボス部8の断面六角形の挿通穴8aに
嵌挿することで、ロッキングベース5と一体回転可能に
結合されている(図3参照)。前記ボビン3のロッキン
グベース側端部には、前記ロッキングベース5のボス部
8を受容する嵌合凹部9が凹設されており、該嵌合凹部
9を介して前記捩じり棒2に対し相対回転可能に軸支さ
れている。
【0022】前記ボス部8は先細りのテーパ状外周面を
有しており、前記嵌合凹部9は該ボス部8に対応した内
方窄まりのテーパ状内周面を有しているので、リトラク
ター組立時には、ボス部8を嵌合凹部9内に容易に嵌挿
することができる。尚、ボス部8の先端縁や嵌合凹部9
の外周縁に面取りを設けることにより、組立性を確保す
ることもできるが、その分だけボス部8の外周面と嵌合
凹部9の内周面との間の摺動面積が小さくなってしま
う。
【0023】更に、本第1実施形態においては、前記ボ
ス部8のテーパ角度が前記嵌合凹部9のテーパ角度より
も大きく設定されているので、ボビン3のロッキングベ
ース側端部である嵌合凹部9の外周縁9aが、ボス部8
の基部と接触する。前記捩じり棒2は、前記結合部2
a,2b間に所定以上の回転トルクが作用して、これら
の結合部2a,2b間が捩じれ変形を起こすことによ
り、乗員の身体に作用する衝撃エネルギーの吸収を行な
うように構成されたエネルギー吸収機構である。
【0024】本発明において、車両緊急時に前記ロッキ
ングベース5のウェビング引出し方向への回転を拘束す
る緊急ロック手段300の具体的な構成は、公知の種々
のものを採用することができる。例えば、本第1実施形
態の場合は、図2に示すように、ロッキングベース5の
支軸7には、先端に係止歯16aを備えたポール16が
回動可能に軸支されている。また、前記側板1bに開口
された貫通穴20の外側には、前記係止歯16aが噛合
可能な係合内歯25を内周に備えた内歯ラチェット21
が並設されている。
【0025】そして、センサーカバー35内に配設され
た緊急ロック手段300は、車両緊急時に前記ポール1
6の係止歯16aを前記内歯ラチェット21の係合内歯
25に噛合させることで、ロッキングベース5のウェビ
ング引出し方向への回転を阻止する構成となっている。
次に、本第1実施形態のシートベルト用リトラクター1
00の作動について説明する。
【0026】衝突等の車両緊急時に緊急ロック手段30
0が作動すると、捩じり棒2の他端に結合されたロッキ
ングベース5のウェビング引出し方向への回転が阻止さ
れる。そして、ウェビングに作用する荷重により所定以
上の回転トルクがボビン3を介して捩じり棒2の一端側
に作用すると、該捩じり棒2の捩じれ変形が始まって衝
撃エネルギーが吸収される。
【0027】そして、この衝撃エネルギー吸収動作時に
は、ボビン3のロッキングベース側端部が前記捩じり棒
2に対し相対回転するが、前記ロッキングベース5のボ
ス部8に嵌合凹部9を回動自在に支持されたボビン3は
滑らかに摺動することができる。そこで、捩じり棒2が
捩じれ変形を起こすことにより吸収するエネルギー吸収
荷重は、捩じり角度に応じて安定的に変化する。
【0028】又、衝撃エネルギー吸収動作終了時(ボビ
ン3に巻装されたウェビングがエネルギー吸収動作によ
り全量繰り出された時)には、ウェビングに作用する荷
重によってボビン3がウェビング引出し方向(図1中、
上方向)の大きな力を受け、ポール16及び内歯ラチェ
ット21を介してリトラクターベース1の側板1aに係
止されたロッキングベース5に対しズレを生じようとす
る。ところが、該ボビン3のロッキングベース側端部
は、ボス部8及び嵌合凹部9を介してロッキングベース
5に対しウェビング引出し方向の移動を規制される。更
に、前記ボス部8の外周面及び前記嵌合凹部9の内周面
は、互いに対応したテーパ状に形成されており、半径方
向のガタつきなく嵌合することができるので、ボビン3
はロッキングベース5に対してウェビング引出し方向に
ズレを生じることがない。
【0029】そこで、ボビン3とロッキングベース5と
のウェビング引出し方向にズレによって捩じり棒2に曲
げ力及び剪断力が作用することはない。また、ウェビン
グに作用する過大な荷重によってロッキングベース5が
ウェビング引出し方向へ移動され、該ロッキングベース
5の外周部が側板1b又は内歯ラチェット21に係止さ
れた場合、ボビン3は嵌合凹部9の外周縁9aがボス部
8の基部と接触しており、ボビン3を介してロッキング
ベース5に作用する力はボス部8の基部に作用する。
【0030】そこで、ボス部8の先端縁と嵌合凹部9の
内周縁9bとが接触することによってロッキングベース
5に作用する力がボス部8の先端部に作用してしまう場
合に比べて、側板1b又は内歯ラチェット21による係
止部分を回転中心として該ロッキングベース5に作用す
る回転モーメントは小さくなる。従って、ボビン3がウ
ェビング引出し方向の大きな力を受けた際、ロッキング
ベース5の回転モーメントによるリトラクターベース1
の両側板1a,1bの広がりを防止することによって、
ボビン3とロッキングベース5との同軸性を高荷重下で
も維持し、前記捩じり棒2の曲がりや剪断をなくすこと
ができる。
【0031】即ち、本第1実施形態のシートベルト用リ
トラクター100は、捩じり変形される捩じり棒2に曲
げ力及び剪断力を作用させることはなく、捩じり棒2の
捩じれ限界量を高めることができると共に、ウェビング
に作用する過大な荷重によって捩じり棒2が破損してボ
ビン3がリトラクターから抜け出てしまうのを防止する
ことができる。
【0032】図4は本発明の第2実施形態に係るシート
ベルト用リトラクター110の正面縦断面図である。
尚、上記第1実施形態に係るシートベルト用リトラクタ
ー100と同様の構成部品については同符号を付して詳
細な説明を省略する。本第2実施形態のシートベルト用
リトラクター110は、ウェビングが巻装される略円筒
状のボビン43と、該ボビン43を挿通してリトラクタ
ーベース41に回転自在に支持される共に、一端側(図
4中、右側)では前記ボビン43と一体的に結合され、
他端側(図4中、左側)では円盤状のロッキングベース
45と一体的に結合される円柱状の捩じり棒42と、車
両緊急時に前記ロッキングベース45のウェビング引出
し方向の回転を阻止する緊急ロック手段300とを備え
ている。
【0033】前記リトラクターベース41は、車体に固
定される背板41cの両側から左右の側板41a,41
bが立ち上がり、略コ字状の断面を有するように金属板
をプレス成形したものであり、左右の側板41a,41
bの対向位置には前記ボビン43と組み合わされた捩じ
り棒42が回動自在に橋架されている。更に、前記側板
41aに開口された貫通穴の内周縁50が、リトラクタ
ー内方へ絞り加工されることによって、前記ボビン43
のロッキングベース側端部の外周部43bと対向されて
いる。前記外周部43bは、前記ロッキングベース45
の外周部45bより大径だが、これらは同径でも良い。
【0034】前記捩じり棒42の一端側にはボビン43
と一体回転可能な結合を果たすボビン結合部42aを有
し、他端側にはロッキングベース45と一体回転可能な
結合を果たすロッキングベース結合部42bを有してい
る。これらの各結合部42a,42bは、断面形状を六
角形に成形したものである。前記ボビン結合部42aは
断面六角形状を有し、ボビン43の一端側に形成された
断面六角形の嵌合凹部43aに嵌合されたリテーナ40
の断面六角形の挿通穴40aに嵌挿することで、ボビン
43と一体回転可能に結合されている。
【0035】前記ロッキングベース結合部42bは断面
六角形状を有し、ロッキングベース45の断面六角形の
挿通穴45aに嵌挿することで、ロッキングベース45
と一体回転可能に結合されている。前記ボビン43のロ
ッキングベース側端面は、前記ロッキングベース45の
ボビン側端面に対して摺接可能に圧接された状態であ
り、前記捩じり棒42に対し相対回転可能である。
【0036】前記捩じり棒42は、前記結合部42a,
42b間に所定以上の回転トルクが作用して、これらの
結合部42a,42b間が捩じれ変形を起こすことによ
り、乗員の身体に作用する衝撃エネルギーの吸収を行な
うように構成されたエネルギー吸収機構である。次に、
本第2実施形態のシートベルト用リトラクター110の
作動について説明する。
【0037】衝突等の車両緊急時に緊急ロック手段30
0が作動し、捩じり棒42の他端に結合されたロッキン
グベース45のウェビング引出し方向への回転が阻止さ
れると、ウェビング張力によりボビン43がウェビング
引出し方向(図4中、上方向)ヘ移動し、該ボビン43
の外周部43bがロッキングベース45の外周部45b
より先にリトラクターベース41の内周縁50に当接す
るので、前記外周部43bはウェビング引出し方向の移
動を規制される。
【0038】そして、ウェビングに作用する荷重により
所定以上の回転トルクがボビン43を介して捩じり棒4
2の一端側に作用すると、該捩じり棒42の捩じれ変形
が始まって衝撃エネルギーが吸収される。この衝撃エネ
ルギー吸収動作時には、ボビン43のロッキングベース
側端部が前記捩じり棒42に対して相対回転するが、ボ
ビン43の外周部43bはリトラクターベース41の内
周縁50と摺動する。
【0039】又、衝撃エネルギー吸収動作終了時(ボビ
ン43に巻装されたウェビングがエネルギー吸収動作に
より全量繰り出された時)、ウェビングに作用する荷重
によってボビン43がウェビング引出し方向の大きな力
を受けた際にも、既に外周部43bがリトラクターベー
ス41の内周縁50に当接されてウェビング引出し方向
の移動を規制されているので、ロッキングベース45に
対してはウェビング引出し方向の大きな力がボビン43
を介して作用することはない。
【0040】そこで、前記ボビン43に挿通された捩じ
り棒42には、ウェビングに作用する荷重によって曲げ
力及び剪断力が作用することはなく、捩じり棒42の捩
じれ限界量を高めることができると共に、ウェビングに
作用する過大な荷重によってボビン43がリトラクター
から抜け出てしまうのを防止することができる。尚、本
第2実施形態においては、側板41aの貫通穴の全周に
絞り加工を施すことによりリトラクター内方へ内周縁5
0を突設し、ボビン43のロッキングベース側端部の外
周部43bと対向させているが、図5に示すように、側
板51aの貫通穴の全周にセミシアを施すことによりリ
トラクター内方へ突出してボビン63の外周部63bと
対向する内周縁52を設けても良い。
【0041】この場合、ボビン63の外周部63bは、
側板51aの内周縁52に当接してウェビング引出し方
向の移動が規制されるので、上記第2実施形態のシート
ベルト用リトラクター110と同様に、他端にロッキン
グベース65が結合されると共にボビン63に挿通され
た捩じり棒42には、ウェビングに作用する荷重によっ
て曲げ力及び剪断力が作用することはなく、捩じり棒4
2の捩じれ限界量を高めることができると共に、ウェビ
ングに作用する過大な荷重によってボビン63がリトラ
クターから抜け出てしまうのを防止することができる。
【0042】又、側板41a,51aの貫通穴の全周に
この様な絞り加工やセミシアを施すことにより、側板4
1a,51a自体の強度を高めることもできる。図6は
本発明の第3実施形態に係るシートベルト用リトラクタ
ー120の正面縦断面図である。尚、上記第1及び第2
実施形態に係るシートベルト用リトラクター100,1
10と同様の構成部品については同符号を付して詳細な
説明を省略する。
【0043】本第3実施形態のシートベルト用リトラク
ター120は、ウェビングが巻装される略円筒状のボビ
ン53と、該ボビン53を挿通してリトラクターベース
41に回転自在に支持される共に、一端側(図6中、右
側)では前記ボビン53と一体的に結合され、他端側
(図6中、左側)では円盤状のロッキングベース55と
一体的に結合される円柱状の捩じり棒2と、車両緊急時
に前記ロッキングベース55のウェビング引出し方向の
回転を阻止する緊急ロック手段300と、前記ロッキン
グベース55と前記ボビン53の対向部分に配設された
ストッパ手段400とを備えている。
【0044】前記リトラクターベース41の側板41a
に開口された貫通穴の内周縁50は、リトラクター内方
へ絞り加工されることによって、前記ボビン53のロッ
キングベース側端部の外周部53bと対向される。本第
3実施形態の場合、前記外周部53bは、前記ロッキン
グベース55の外周部55bよりも小径とされる。又、
ロッキングベース55のボビン側端面には円筒状のボス
部58が突設され、該ボス部58の断面六角形の挿通穴
58aにロッキングベース結合部2bが嵌挿されること
で、前記捩じり棒2がロッキングベース55と一体回転
可能に結合されている。
【0045】更に、前記ボビン53のロッキングベース
側端部には、前記ロッキングベース55のボス部58を
受容する嵌合凹部59が凹設されており、該嵌合凹部5
9を介して前記捩じり棒2に対し相対回転可能に軸支さ
れている。即ち、本第3実施形態のシートベルト用リト
ラクター120は、上記第1及び第2実施形態に係るシ
ートベルト用リトラクター100,110の特徴部分を
組み合わせると共に、捩じり棒2の捩じれ量が所定量以
上に達した際にボビン53のウェビング引出し方向の回
転を阻止するストッパ手段400を付加したものであ
る。
【0046】前記ストッパ手段400は、前記ロッキン
グベース55のボビン側端面に刻設されたC字形状の有
底溝であるガイド溝60と、該ガイド溝60に対向すべ
く前記ボビン53のロッキングベース側端面に圧入固定
されたロックプレート54に形成されたC字形状のガイ
ド溝61と、これらガイド溝60及び61の内壁面に沿
って摺動可能な略繭状に形成されたロックピース62と
から成り、該ロックピース62がガイド溝60及び61
に対して摺動可能な範囲ではロッキングベース55とボ
ビン53とを相対回転可能とする。尚、前記ロックプレ
ート54は、アルミ製のボビン53と別体に成形された
鋼板製の円環状部材である。
【0047】次に、本第3実施形態のシートベルト用リ
トラクター120の作動について説明する。衝突等の車
両緊急時に緊急ロック手段300が作動し、捩じり棒2
の他端に結合されたロッキングベース55のウェビング
引出し方向への回転が阻止されると、ウェビング張力に
よりボビン53がウェビング引出し方向(図6中、上方
向)ヘ移動すると共にロッキングベース55もウェビン
グ引出し方向へ移動する。そして、ロッキングベース5
5は、ボビン53の外周部53bがリトラクターベース
41の内周縁50に当接するより先に側板41a又は内
歯ラチェット21に当接してウェビング引出し方向の移
動を規制される。そこで、この状態ではボビン53の外
周部53bがリトラクターベース41の内周縁50に当
接することはない。
【0048】そして、ウェビングに作用する荷重により
所定以上の回転トルクがボビン53を介して捩じり棒2
の一端側に作用すると、該捩じり棒2の捩じれ変形が始
まって衝撃エネルギーが吸収される。この衝撃エネルギ
ー吸収動作時には、ボビン53のロッキングベース側端
部が前記捩じり棒2に対し相対回転するが、該ボビン5
3は外周部53bが内周縁50と摺動せず、前記嵌合凹
部59の内周面が前記ボス部58の外周面と摺動する。
【0049】又、衝撃エネルギー吸収動作終了時(即
ち、捩じり棒2の捩じれ量が所定量以上に達して前記ス
トッパ手段400が作動した時)、ウェビングに作用す
る荷重によってボビン53がウェビング引出し方向の大
きな力を受けた場合は、ボビン53のロッキングベース
側端部がボス部58及び嵌合凹部59を介してロッキン
グベース55に対しウェビング引出し方向の移動を規制
されるので、ボビン53とロッキングベース55とのウ
ェビング引出し方向にズレによって捩じり棒2に曲げ力
及び剪断力が作用することはない。
【0050】そこで、上記第1実施形態のシートベルト
用リトラクター100と同様に、前記ボビン53に挿通
された捩じり棒2には、ウェビングに作用する荷重によ
って曲げ力及び剪断力が作用することはなく、捩じり棒
2の捩じれ限界量を高めることができると共に、ウェビ
ングに作用する過大な荷重によってボビン53がリトラ
クターから抜け出てしまうのを防止することができる。
【0051】その上、本第3実施形態のシートベルト用
リトラクター120は、万一前記ボス部58が破損して
も、ボビン53の外周部43bはリトラクターベース4
1の内周縁50に当接してウェビング引出し方向の移動
を規制され、ボビン53がリトラクターから抜け出てし
まうのを防止することができるので、リトラクターの信
頼性を高めることができる。
【0052】更に、本第3実施形態の如くボビンの抜け
防止手段が二重となっている構成によれば、前記ボス部
58は設計上必要な強度を備えた肉厚を有すれば良く、
大きな安全率を要しないので、上記第1実施形態におけ
るボス部8よりも肉厚を薄くすることができる。そこ
で、前記ロッキングベース55と前記ボビン53の対向
部分にはスペース上の余裕ができ、前述の如きストッパ
手段400をを無理なく配設できる。
【0053】尚、上記実施形態における緊急ロック手段
では、ロッキングベースに回動可能に軸支されたポール
をリトラクターの被係合部に係止させることによって該
ロッキングベースのウェビング引出し方向の回転を阻止
する構成としたが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、ロッキングベースにラッチ歯を設けると共にリト
ラクターにポールを回動可能に軸支してロック手段を構
成しても良い。
【0054】更に、本発明のシートベルト用リトラクタ
ーは、上記実施形態におけるボビン、捩じり棒、ストッ
パ手段等の構成に限定されるものではなく、種々の形態
を採りうることは勿論である。例えば、ストッパ手段の
構成は上記実施形態におけるC字形状のガイド溝60,
61とロックピース62とから成る構成に限定されるも
のではなく、種々の構成を採りえる。
【0055】
【発明の効果】上述の如き本発明のシートベルト用リト
ラクターによれば、ウェビングに作用する荷重によって
ボビンがウェビング引出し方向の大きな力を受けた際に
は、該ボビンのロッキングベース側端部がロッキングベ
ースのボス部を介してウェビング引出し方向の移動を規
制される。或いは該ボビンのロッキングベース側端部の
外周部がリトラクターベースの側板に開口された貫通穴
の内周縁によってウェビング引出し方向の移動を規制さ
れる。
【0056】そこで、ウェビングに作用する荷重によっ
てボビンがウェビング引出し方向の大きな力を受けた際
にも、これらボビンを挿通する捩じり棒には曲げ力及び
剪断力が作用することはない。従って、捩じり棒の捩じ
れ限界量を高めることができると共に、ウェビングに作
用する過大な荷重によって捩じり棒が破損してボビンが
リトラクターから抜け出るのを防止することができる良
好なエネルギー吸収機構を備えたシートベルト用リトラ
クターを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るシートベルト用リ
トラクターの正面縦断面図である。
【図2】図1に示したシートベルト用リトラクターの要
部分解斜視図である。
【図3】図2に示したロッキングベースの要部斜視図で
ある。
【図4】本発明の第2実施形態に係るシートベルト用リ
トラクターの正面縦断面図である。
【図5】図4に示したシートベルト用リトラクターの変
形例を示す部分断面図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係るシートベルト用リ
トラクターの正面縦断面図である。
【符号の説明】
1 リトラクターベース 2 捩じり棒 3 ボビン 5 ロッキングベース 8 ボス部 9 嵌合凹部 21 内歯ラチェット 100 シートベルト用リトラクター 300 緊急ロック手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェビングが巻装される略筒状のボビン
    と、該ボビンを挿通してリトラクターベースに回転自在
    に支持されると共に、一端側では前記ボビンと一体的に
    結合され、他端側ではロッキングベースと一体的に結合
    される捩じり棒と、車両緊急時に前記ロッキングベース
    をリトラクターベースと係合させてウェビング引出し方
    向の回転を阻止する緊急ロック手段とを備えたシートベ
    ルト用リトラクターであって、 前記ボビンのロッキングベース側端部が、前記ロッキン
    グベースのボビン側端面に突設された円筒状のボス部を
    受容すべく凹設された嵌合凹部を介して前記捩じり棒の
    他端側に対し相対回転可能に軸支されていることを特徴
    とするシートベルト用リトラクター。
  2. 【請求項2】 ウェビングが巻装される略筒状のボビン
    と、該ボビンを挿通してリトラクターベースに回転自在
    に支持されると共に、一端側では前記ボビンと一体的に
    結合され、他端側ではロッキングベースと一体的に結合
    される捩じり棒と、車両緊急時に前記ロッキングベース
    をリトラクターベースと係合させてウェビング引出し方
    向の回転を阻止する緊急ロック手段とを備えたシートベ
    ルト用リトラクターであって、 前記ボビンのロッキングベース側端部の外周部が、前記
    リトラクターベースの側板に開口された貫通穴の内周縁
    と対向していることを特徴とするシートベルト用リトラ
    クター。
JP8227802A 1996-08-09 1996-08-09 シートベルト用リトラクター Pending JPH1053102A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1331694C (zh) * 2004-04-09 2007-08-15 株式会社东海理化电机制作所 带卷收器
JP2011519773A (ja) * 2008-05-07 2011-07-14 ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン 重量物運搬車両用の補強タイヤ

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CN1331694C (zh) * 2004-04-09 2007-08-15 株式会社东海理化电机制作所 带卷收器
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