JP3480834B2 - 排紙機構及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

排紙機構及びこれを備えた画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、転写材を積載部
材上に排出する排紙機構及びこれを備えた複写機、プリ
ンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置において、画像
(トナー像)形成後の転写材を、積載部材上に排出する
ための排出ローラが知られている。
【0003】この排出ローラは、上排出ローラとこれに
下方から当接されてニップ部を形成する下排出ローラと
を有していて、例えば上流側の定着器によって表面にト
ナー像が定着された転写材を、ニップ部における摩擦力
によって挟持搬送し、下方の積載部材(例えば、積載ト
レイ)上に排出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、小型の卓上の
複写機の場合、スペース上の制約によって、上述の排紙
ローラと積載部材との距離を十分に確保することができ
ずに、積載部材が排紙ローラの近くに配置されがちとな
る。この場合、排出途中の転写材は、その先端側が広範
囲にわたって積載部材上に摺擦されることになり、大き
な排出抵抗が作用する。このため転写材の後端は、ニッ
プ部を抜けると、下排紙ローラに覆い被さったような状
態で停止してしまう。このとき、転写材の後端の形状が
正常で、確実に下排紙ローラの表面に接触していれば、
下排紙ローラとの摩擦によって下方の所定の位置に引き
摺り下ろされる。ところが、例えばトナー像定着後の転
写材は、定着時の加熱によって、その先端及び後端にカ
ールが発生している場合が多い。このような場合は、ニ
ップを抜けた転写材の後端は、下排紙ローラに十分に接
触することができず、したがって、下方の所定の位置に
引き摺り下ろされることなく、下排紙ローラに覆い被さ
ったままとなる。このような転写材は、積載トレイ上で
の十分な整合が行われなくなったり、後続の転写材の排
出の障害になったりする。このような不良は、特に、搬
送方向長さの長い転写材や、腰の弱い転写材に発生しや
すい。
【0005】そこで、本発明は、積載部材上に排出され
た転写材が良好に整合され、また後続の転写材の排出の
障害とならないようにした排紙機構及びこれを備えた画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上流
側から搬送されてきた転写材を上排紙ローラと下排紙ロ
ーラとの間のニップ部によって挟持搬送することで、下
流側の積載部材上に排出する排紙機構に関するものであ
る。この発明に係る排紙機構は、ニップ部の下流側の転
写材排出経路を塞ぐように配設された移動可能な転写材
押さえと、前記下排紙ローラと同軸上で、且つ、前記下
排紙ローラよりも軸方向外端部側に取り付けられた排紙
補助ローラとを備えている。そして、前記転写材押さえ
は、ニップ部から排出される転写材の当接により上方に
跳ね上げられて転写材排出経路を開放する退避位置と、
排出動作が終了して前端側が積載部材上に載置され、後
端側が下排紙ローラ上に残った転写材の、その後端側を
下排紙ローラの下方に向けて押し込む押圧位置と、をと
るように構成されている。また、前記排紙補助ローラ
は、前記下排紙ローラ側である内側の部分に、軸方向の
外側ほど大径になる傾斜部が形成され、外周面に、前記
ニップ部を通過した転写材の後端に引っかかって前記転
写材の後端を下方に掻き落とすための係合部が形成され
ている。
【0007】このような構成の本発明によれば、転写材
押さえは、ニップ部から排出される転写材によって退避
位置に退避するので、転写材の排出動作を大きく妨げる
ことはない。また、排出動作の終了後には、押圧位置を
とるので、下排出ローラ上に残った転写材の後端を下排
紙ローラの下方に向けて押し込むことができる。しか
も、排紙補助ローラの係合部は、転写材の後端に引っか
かって転写材の後端を下方に掻き落とすことができる。
このような転写材押さえと排紙補助ローラの係合部の機
能が発揮されることによる相乗効果によって、転写材の
後端側が下搬送ローラを覆うようにして停止することに
起因する整合不良や、後続の転写材の排出の障害となる
排出不良などを効果的に防止することができる。また、
排紙補助ローラは、軸方向内側部分に、軸方向の外側ほ
ど大径になる傾斜部が形成されているため、転写材を前
後方向(排紙補助ローラの軸に沿った方向)に移動させ
る際に、転写材の側端が引っかかるのを防止できる。
【0008】請求項2の発明は、転写材押さえは、転写
材排出経路の上方に揺動中心を有し、この揺動中心を基
準として退避位置と押圧位置との間で揺動することを特
徴としている。
【0009】このような構成の本発明によれば、転写材
が搬送される力で転写材が揺動し、転写材押さえを操作
するための手段を別に必要としないため、転写材押さえ
の構成を簡略化することができる。
【0010】請求項3の発明は、転写材押さえは、自重
によって転写材の後端側を押し込むことを特徴としてい
る。
【0011】このような構成の本発明によれば、押圧部
材を付勢するための、例えばばね等の付勢部材を設ける
必要がないので、このことによっても転写材押さえの構
成を簡略化することができる。
【0012】請求項4の発明は、転写材押さえは、排出
動作中の転写材と接触する部分に、転写材の排出方向に
沿ったリブを有することを特徴としている。
【0013】このような構成の本発明によれば、転写材
押さえは、排出動作中の転写材に対してリブが接触する
ので、不要な摩擦抵抗を低減させることができる。
【0014】請求項5の発明は、転写材押さえは、押圧
位置をとったときの最下端部の位置が、前記下排紙ロー
ラの最下端部の位置よりも上方に位置することを特徴と
している。
【0015】このような構成の本発明によれば、転写材
押さえが、積載部材上に積載された転写材の整合や転写
材の移動の妨げとなることがない。
【0016】請求項6の発明は、像担持体表面にトナー
像を形成し、このトナー像を転写材上に転写する画像形
成部と、トナー像を転写材表面に定着させる定着部と、
定着後の転写材を積載部材上に排出する排紙機構とを備
えた画像形成装置において、排紙機構が、請求項1,
2,3,4,又は5に記載の排紙機構であることを特徴
としている。
【0017】このような構成の本発明によれば、画像形
成装置として、転写材の整合不良や、排出不良を防止す
ることができる。したがって、例えば、後処理としてス
テープル処理を行う場合には、整合不良に起因して発生
するステープル後の転写材の不ぞろいを防止することが
でき、また、後続の転写材が、良好に排出されない先行
の転写材に引っかかって詰まってしまう、いわゆる紙詰
まりを防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】(画像形成装置)図1及び図2に、本発明
に係る画像形成装置の一例を示す。ここで、図1は、複
写機10の内部構成を正面側から見た概略図であり、ま
た、図2は、複写機10の外観形状、すなわち複写機本
体11の外側から見た形状を示す斜視図である。
【0020】まず、図1を主に、適宜、図2を参照しな
がら複写機10の構成の概略を説明し、これにつづいて
構成の詳細を説明する。
【0021】複写機10は、ほぼ直方体状に構成された
複写機本体11を備えており、複写機本体11は、上下
方向に3つの部分、すなわち、下から順に、下ハウジン
グ12と、連結ハウジング13と、上ハウジング14と
に大別される。そして、下ハウジング12の内側には、
下から順に、給紙部15、画像形成部16、定着部17
が設けられている。また、連結ハウジング13には、排
紙部18、後処理部20が設けられている。これら給紙
部15から後処理部20までは、画像形成対象となる転
写材(例えば紙)Pが下方から上方に搬送されるのに対
応して、下から上に順に配設されている。上ハウジング
14の内側には、画像読取り部21が設けられている。
上述の連結ハウジング13は、排紙部18の右方におけ
る下ハウジング12と上ハウジング14との間に、排紙
空間Sを有している。
【0022】つづいて、給紙部15から順に各部の構成
の詳細を説明する。
【0023】給紙部15は、複数枚の転写材Pが積層状
態で収納される給紙カセット23と、給紙カセット23
内の転写材Pを1枚ずつ給紙する給紙ローラ24と、ユ
ーザーが手差しによって転写材を給紙するための手差し
トレイ25と、手差しトレイ25にセットされた転写材
を給紙する給紙ローラ26と、給紙ローラ24,26か
ら供給された転写材Pを一旦、停止させるとともに画像
形成部16に同期をとって供給するレジストローラ27
とを備えている。なお、給紙カセット23は、図2に示
すように、ユーザーにとって手前側となる前方(矢印a
方向)に引き出し可能に構成されていて、引き出した状
態で、転写材Pの補給や、異なったサイズの転写材Pへ
の交換が行われるようになっている。また手差しトレイ
25は、図1に示すように、基端側の軸25aを介して
下ハウジング12によって揺動自在に支持されており、
図1に示すほぼ水平な作動位置と、複写機本体11の左
側面に沿ってほぼ直立する退避位置とをとるようになっ
ている。
【0024】画像形成部16は、像担持体としての感光
体ドラム28と、感光体ドラム28表面を均一に帯電す
る一次帯電器30と、帯電後の感光体ドラム28表面を
露光して静電潜像を形成する露光器(例えば、レーザー
スキャナ)31と、この静電潜像にトナーを付着させて
現像する現像器32と、感光体ドラム28上のトナー像
を上述のレジストローラ27から供給されてきた転写材
Pに転写する転写帯電器(転写ローラ)33と、トナー
像転写後に感光体ドラム28表面に残った残留トナーを
除去するクリーナ34とを備えている。上述の露光器3
1は、後述の画像読取り部21が読み取った画像情報に
基づいてON/OFF制御されるレーザー光によって感
光体ドラム28表面を走査するようになっている。
【0025】定着部17は、ヒータ35を内蔵する定着
ローラ36と、この定着ローラ36に押圧されて定着ロ
ーラ36との間に定着ニップ部を構成する加圧ローラ3
7とを備えている。上述の画像形成部16において、表
面にトナー像が転写された転写材Pは、この定着部17
において、定着ニップ部を通過する際に、加熱・加圧さ
れて表面にトナー像が定着されるようになっている。
【0026】排紙部18は、トナー像定着後の転写材P
の搬送経路を上方の後処理部20側と、右方の排紙空間
S側とに切り換えるフラッパ38と、フラッパ38から
の転写材Pを右方の排紙空間Sに向けて排出する排紙ロ
ーラ40と、排紙空間Sの底部を構成する平面状の排紙
板41とを備えている。排紙ローラ40から排出された
転写材Pは、画像面(トナー像が定着された面)を下方
に向けた、いわゆるフェースダウンで排紙板41上に積
載されるようになっている。
【0027】後処理部20は、給搬送ユニット42と、
整合ユニット43と、排紙トレイ44と、後処理器とし
てのステープラ45(図2参照)とを備えている。
【0028】給搬送ユニット42全体は、上述の排紙部
18の上方に配設されている。給搬送ユニット42は、
拡大図である図3、図4に示すように、排紙部18から
搬送されてきた転写材Pをガイドする切り換え可能な第
1のフラッパ46、第2のフラッパ47と、これら第
1,第2のフラッパ46,47によってガイドされた転
写材Pの右方の整合ユニット43に向けて排出する上排
紙ローラ48、下排紙ローラ50と、整合ユニット43
に排出された転写材Pの後端の位置を規制する、退避可
能なストッパ51と、整合ユニット43上の転写材Pを
左方の排紙トレイ44に向けて搬送する搬送ローラ52
とを有している。
【0029】このうち第1,第2のフラッパ46,47
は、図3、図4に示す位置に切り換え可能となってお
り、図3の位置をとったときには、下方の排紙部18か
ら搬送されてきた転写材Pを上,下排紙ローラ48,5
0に導き、また、図4の位置をとったときには、下排紙
ローラ50と搬送ローラ52とによって右方から挟持搬
送されてきた転写材Pを左方の排紙トレイ44側に導く
ようになっている。また、ストッパ51は、図3に示
す、基準面59から上方に飛び出した起立位置と、図4
に示す、基準面59の下方に退避する退避位置とをとる
ようになっている。さらに、搬送ローラ52は、図3に
示す、基準面59から下方に退避した退避位置と、図4
に示す、基準面59から上方に突出した作動位置とをと
るようになっている。この搬送ローラ52が退避位置に
あるときは、上方の下排紙ローラ50との間に複数枚の
転写材Pの後端が進入できるだけの間隙が形成される。
なお、下排紙ローラ50は、排紙ローラと搬送ローラと
を兼用している。すなわち、下排紙ローラ50は、図3
に示す状態のときは、上排紙ローラ48とともに転写材
Pを中間トレイ(積載部材)53上に排出する一方、図
4に示す状態のときは、搬送ローラ52とともに転写材
Pを挟み込んで左方に搬送するものである。
【0030】このように、給搬送ユニット42は、下方
の排紙部18から搬送されてきた転写材Pを右方の整合
ユニット43に排出し、また、整合ユニット43上に排
出された転写材Pを左方の排紙トレイ44上に排出する
ようになっている。
【0031】整合ユニット43は、図1に示すように、
給搬送ユニット42の右方に隣接するように配設され、
上述の排紙板41の上方、すなわち排出空間Sの上部に
位置している。整合ユニット43は、給搬送ユニット4
2から排出されてきた転写材Pを下方から支持する中間
トレイ53と、中間トレイ53の上面(転写材積載面)
に沿ってほぼ左右方向に移動可能な前寄せ部材54と、
中間トレイ53の上面に沿ってほぼ前後方向に移動可能
な幅寄せ部材55,56とを備えている。前寄せ部材5
4は、中間トレイ52上に転写材Pが排出されるごとに
左右方向の往復運動を繰り返し、左方移動時に転写材P
の先端を押圧して、転写材Pの後端をストッパ51に当
接させ、これにより、中間トレイ53上の転写材Pの搬
送方向の位置を整合させるものである。一方、幅寄せ部
材55,56は、中間トレイ53上に転写材Pが排出さ
れるごとに相互に近接・離間を繰り返し、近接時に転写
材Pの左端及び右端を押圧し、これにより、中間トレイ
53上の転写材Pの搬送方向に直交する方向(以下「幅
方向」という。)の位置を整合させるものである。上述
の幅寄せ部材55,56は、上述の整合動作の外に、中
間トレイ53上の転写材Pを、前面側(手前側)に移動
させて排紙トレイ44上に排出される転写材Pの幅方向
に位置をずらして仕分けを行ったり、さらには、同じく
中間トレイ53上の転写材Pを、前面側のステープラ4
5に対応する位置に移動させ、そして、ステープル後の
転写材Pを後方に移動させて元の位置に復帰させること
ができるようになっている。ここで、前寄せ部材54
は、上述の整合動作を行う場合、転写材ストッパ51と
の間の寸法が転写材Pの搬送方向長さ(幅方向に直交す
る方向の長さ)よりも僅かに短くなる位置まで移動し、
転写材Pの搬送方向の位置を確実に整合させるようにな
っている。同様に、上述の幅寄せ部材55,56は、上
述の整合動作を行う場合、両部材間の寸法が転写材Pの
幅方向の寸法よりも僅かに短くなる位置まで移動し、転
写材Pの幅方向の位置を確実に整合させるようになって
いる。
【0032】排紙トレイ44は、給搬送ユニット42の
左方に配設されていて、給搬送ユニット42から搬送さ
れてきた転写材Pを左方に排出する排紙ローラ57と、
排出された転写材Pを下方から支持する積載部58とを
備えている。
【0033】ステープラ45は、複数枚の転写材Pをス
テープルするためのものであり、図2に示すように、上
述の給搬送ユニット42の前面側に配設されている。
【0034】画像読取り部21は、原稿Dがその画像面
(画像情報)Gを下方に向けて載置される光透過性の原
稿台60と、原稿Dを原稿台60に押圧する開閉自在な
原稿押圧板61と、原稿台60上の原稿Dの画像面Gを
光照射しながら左方から右方に移動する走査ユニット6
2と、画像面Gからの反射光をさらに反射させるミラー
63,64,65と、反射光をCCD67に結像させる
レンズユニット66と、光電変換するCCD67とを備
えている。原稿読取り部21は、原稿Dを固定し、かつ
走査ユニット62を移動させる、いわゆる固定読みを行
うようになっている。この画像読取り部21で読み取っ
た画像情報は、前述の露光器31に送られるようになっ
ている。このような画像読取り部21が内部に配設され
た上ハウジング14の前面側には、ユーザーによって操
作される操作パネル68が配設されている。
【0035】このように構成された複写機10におい
て、原稿台60上に載置された原稿Dは、走査ユニット
62等によって走査され、これにより画像面(画像情
報)Gが読み取られる。読み取られた画像情報は、画像
形成部16の露光器31に送られる。
【0036】一方、画像形成部16においては、感光体
ドラム28が矢印方向に回転駆動され、その表面が一次
帯電器34によって所定の極性・所定の電位に均一に帯
電される。帯電後の感光体ドラム28表面は、露光器3
1によって画像情報に基づいた露光が行われ、静電潜像
が形成される。この静電潜像は、現像器32によってト
ナーが付着されてトナー像として現像される。こうして
感光体ドラム28上に形成されたトナー像は、転写帯電
器33によって転写材P表面に転写される。
【0037】この転写材Pは、給紙部15の給紙カセッ
ト23又は手差しトレイ25から給紙ローラ24又は給
紙ローラ26によって給紙された後、レジストローラ2
7によって一旦停止され、さらに、感光体ドラム28上
のトナー像に同期するようにして感光体ドラム28と転
写帯電器33との間の転写部に供給されたものである。
【0038】トナー像転写後の感光体ドラム28は、表
面に残った残留トナーがクリーナ34によって除去さ
れ、次の画像形成に供される。
【0039】一方、トナー像転写後の転写材Pは、定着
部17に搬送され、ここで定着ローラ36及び加圧ロー
ラ37によって加熱・加圧されて表面にトナー像が定着
される。
【0040】こうしてトナー像が定着された転写材P
は、後処理の有無によって排出先が以下のように異な
る。
【0041】まず、後処理がない場合の、トナー像定着
後の転写材Pは、排紙部18のフラッパ38によって右
方の排紙ローラ40に導かれ、この排紙ローラ40によ
って右方の排紙板41上に、画像面(トナー像が形成さ
れた面)を下方に向けた、いわゆるフェースダウンで排
紙されて、次々と積載される。
【0042】これに対して、後処理がある場合の、トナ
ー像定着後の転写材Pは、フラッパ38の切り換えによ
って上方の給搬送ユニット20に搬送される。搬送され
た転写材Pは、図3の位置に配置された第1,第2のフ
ラッパ46,47によって上,下排紙ローラ48,50
に導かれ、中間トレイ53上に排出される。このとき、
搬送ローラ52は退避位置に、またストッパ51は起立
位置に配置されている。中間トレイ53上に排出された
転写材Pは、その先端が前寄せ部材54によって左方に
押され、後端がストッパ51に突き当てられ、これによ
り、搬送方向の位置が整合される。排紙された転写材P
は、これと同時に、幅寄せ部材55,56によって左右
の側端が押圧され、これにより幅方向の位置が整合され
る。このような整合動作は、中間トレイ53上に次々に
排出される転写材Pに対して、同様に行われる。
【0043】そして、ステープルを行う所定の枚数の転
写材Pが中間トレイ53上に積載されると、転写材Pの
排出が停止される。その後、転写材Pの左右の側端に当
接された状態の幅寄せ部材55,56が前方に移動し
て、転写材Pの後端の手前側をステープラ45に対応す
る位置に配置する。ステープラ45が動作して、所定の
枚数の転写材Pが綴じられる。ステープル後の転写材P
は、幅寄せ部材55,56によって後方に移動され元の
位置に復帰する。復帰した転写材Pは、図4に示すよう
に、作動位置に配置された搬送ローラ52によって、そ
の後端が下排紙ローラ50との間に挟持される。そし
て、ストッパ51が図4の退避位置に、また第1,第2
のフラッパ46,47が図4の位置に配置され、さら
に、下排紙ローラ50及び搬送ローラ52が矢印方向に
回転することにより、ステープル後の転写材Pは、左方
に搬送され、排紙トレイ44の排紙ローラ57によって
積載部58(図1参照)上に排出され、積載される。
【0044】上述の複写機10においては、後処理部2
0のところで述べたように、ステープルを行う際には、
トナー像定着後の転写材Pを、上排紙ローラ48と下排
紙ローラ50とを有する排紙ローラによって、一旦、中
間トレイ53上に排出することになる。そして、このと
き、前述したような不良、すなわち、転写材が完全に排
出されないで、その後端側が下排紙ローラ50を覆うよ
うにして停止するという不良、さらに、この不良に起因
する転写材の整合不良や後続の転写材の排出不良が発生
することになる。
【0045】(排紙機構)以下に詳述する、本発明に係
る排紙機構は、図8に示すように、転写材の後端を下方
に掻き落として、上述の不良を防止するようにした排紙
機構であり、上排紙ローラ48と、下排紙ローラ50
と、転写材押さえ90とを備えている。
【0046】図5に、上排紙ローラ48と下排紙ローラ
50とを排紙トレイ53側(下流側)から見た図を示
す。
【0047】上排出ローラ48は、前後方向に向けて配
設された軸71と、その中間部に取り付けられたローラ
部材72,73を備えている。これらローラ部材72,
73は、円筒状のゴムによって構成されている。
【0048】下排出ローラ50は、軸74と、ローラ部
材75,76と、排紙補助ローラ77,78とを備えて
いる。軸74は、上述の軸71の下方にこれと平行に配
設されている。ローラ部材75,76は、軸74の中間
部に取り付けられており、それぞれ上述のローラ部材7
2,73に下方から当接されている。ローラ部材72と
ローラ部材75との間、及びローラ部材73とローラ部
材76との間には、それぞれニップ部Nが形成されてい
る。軸74における長手方向両端部、つまり、ローラ部
材75,76の外側には、それぞれ排紙補助ローラ7
7,78が取り付けられている。
【0049】排紙補助ローラ77,78は同じ構成であ
るので、排紙補助ローラ78を例に説明すると、排紙補
助ローラ78は内側の部分に、外側ほど大径となる傾斜
部80が形成されている。この傾斜部80は、前述のよ
うに、転写材Pを前後方向に移動させる際に、転写材P
の側端が引っかかるのを防止するためのものである。傾
斜部80の外側の部分には、係合部となる2個の凹部8
1が形成されている。それぞれの凹部81は、図5のX
−X線矢視図である図6に示すように、底部81aと段
差部81b,81cとを有する溝状に形成されている。
底部81aは、外周面82よりも小径の円弧状に形成さ
れている。これにより、転写材Pの後端P1側を自然な
形状で保持できるようになっている。段差部81b,8
1cは、径方向を向いていて、転写材Pの後端P1が引
っかかりやすいようになっている。なお、排紙補助ロー
ラ78の回転方向を図6中の矢印a方向とすると、2箇
所の段差部81b,81cのうちの回転方向上流側の段
差部81bのみが端部P1に引っかかるように作用す
る。段差部81b,81cの高さや向きについては、使
用する転写材の厚さや種類を考慮して、例えば実験によ
って適宜に設定するとよい。また、段差部81b,81
cは、径方向を向くように形成されている。その底部8
1aと外周面82との間には、径方向の段差部81b,
81cが形成されている。
【0050】本実施の形態では、凹部81の周方向の角
度は、ほぼ90度に設定してあり、また、2箇所の凹部
81,81は、中心に対して対称な位置に配置してあ
る。この点についても例えば、60度の角度で、周方向
を3等分する位置に3箇所設定するようにしてもよい
し、設計条件等に応じて適宜個数設定することができる
が、少なくとも1箇所形成しておく必要がある。凹部8
1は、排紙補助ローラ78の軸方向のほぼ全長にわたっ
て設けられている。2個の排紙補助ローラ81の軸方向
の長さ、及び配設位置は、使用する転写材Pの幅方向の
長さが異なる場合であっても、常に、転写材Pの両側端
が凹部81に対応するようにするとよい。排紙補助ロー
ラ77,78は、材質として、摩擦係数の高い材質(例
えばゴム)、摩擦係数の低い材質(例えばPOM等の合
成樹脂)のいずれも採用することができるが、前述のよ
うに、転写材Pを排紙補助ローラ77,78のすぐ下方
で前後方向に移動させることがある場合には、後者の合
成樹脂が好ましい。
【0051】このような構成の排紙補助ローラ77,7
8は、その凹部81が転写材Pの後端P1に引っかかっ
て後端P1を下方に掻き落とすことができるので、転写
材Pの後端P1側が下搬送ローラ50を覆うようにして
停止することに起因する整合不良や、後続の転写材の排
出の障害となる排出不良を防止することができる。
【0052】図7に、排紙補助ローラの他の実施の形態
を示す。同図に示す排紙補助ローラ83は、外周面84
に係合部としての凸部85を多数設けたものであり、例
えば、ゴムをローレット加工することにより形成するこ
とができる。このような排紙補助ローラ83によると、
凸部85によって転写材Pの後端P1を引っ掛けて掻き
落とすことができる。
【0053】なお、上述の排紙補助ローラ77,78,
83の最も大径の部分の直径は、上述のローラ部材7
5,76の外径と同等かこれよりもわずかに小さく設定
することにより、これら排紙補助ローラ77,78,8
3がローラ部材72,73,75,76による転写材P
の排出動作を妨げることがない。
【0054】転写材押さえ90は、図8の矢印A方向か
ら見た形状がほぼ長方形状の板状の部材であり、ローラ
部材72,73に跨るように配置されている。すなわ
ち、転写材押さえ90は、その一端側が排紙補助ローラ
77とローラ部材72の間の軸71に揺動可能に支持さ
れ、その他端側が排紙補助ローラ78とローラ部材73
の間の軸71に揺動可能に支持されており、中間部92
が排紙補助ローラ77,78の外周面に当接された状態
で停止している。このときの転写材押さえ90の位置
を、押圧位置とする。この押圧位置においては、最下端
部となる先端93は、下排紙ローラ50の最下端部50
aよりも少し高い位置に配置されるようになっている。
これにより、前述した中間トレイ53上の転写材Pの整
合時や、転写材Pの前後方向の移動時に、最上位に位置
する転写材Pの表面が先端93に接触することを防止
し、整合や移動が円滑に行われるようにしている。な
お、上述の転写材押さえ90の揺動中心が軸71である
態様を例示したが、揺動中心となる軸を軸71とは別に
設けるようにしてもよい。さらに、中間部92を排紙補
助ローラ77,78に当接させずに、専用のストッパ
(図示せず)を設けてこれに当接させて押圧位置に配置
するようにしてもよい。
【0055】図8に示す押圧位置に配置された転写材押
さえ90は、ニップ部Nの下流側の転写材排出経路を塞
いでいる。この状態の転写材押さえ90は、上流側(図
9の左方)から搬送されてきた転写材Pの先端が衝突す
ると、図9に示す退避位置に跳ね上げられ、転写材搬送
経路を開放して、転写材Pの排出動作を許容する。言い
換えると、転写材押さえ90は、排出動作中の転写材P
に対してその裏面に軽く接触した状態で、図9の退避位
置に保持される。したがって、転写材押さえ90は、そ
の先端93側が排出動作中の転写材Pの裏面摺擦される
ことになり、転写材Pに搬送抵抗が生じる。このため、
転写材押さえ90の下面94には、転写材Pの排出方向
(搬送方向)に沿ってリブ(図示せず)を設け、摩擦抵
抗を低減することが好ましい。
【0056】転写材Pの排出動作が終了すると、図10
に示すように、転写材Pの後端P1側が下排紙ローラ5
0に覆うような状態で、転写材Pが停止されることがあ
る。退避位置にあった転写材押さえ90は、転写材Pの
後端P1がニップ部Nを通過するのに合わせて、その自
重で下方の押圧位置に復帰する。このとき、転写材Pの
後端P1側を下搬送ローラ50の下方に押し込む。転写
材Pの後端P1は、この押圧動作と、下搬送ローラ50
の回転とにより、下搬送ローラ50の下方の正常な位置
に押し込まれる。これにより、転写材Pの後端P1側が
下搬送ローラ50を覆うようにして停止することに起因
する整合不良や、後続の転写材Pの排出の障害となる排
出不良などを防止することができる。
【0057】上述の転写材押さえ90は、摩擦係数が小
さい部材で形成することが好ましく、また、その重量に
ついては、転写材Pの衝突によって容易に退避位置に退
避し、かつ押圧位置に配置されたときには、転写材Pを
良好に押し込むことができるように設定するとよい。な
お、形状については、板状である必要ななく、メッシュ
状や格子等の任意のものを採用することができる。ただ
し、排出中及び排出後の転写材Pに引っかかることがな
いような形状とする必要がある。
【0058】以上説明した排紙機構は、原理的には、上
述の排紙補助ローラ77,78がなくとも相応の効果を
あげることができるが、これら排紙補助ローラ77,7
8を使用することにより、さらに大きな効果をあげるこ
とができるものである。
【0059】本発明は、基本的な構成はほぼそのまま
で、両面の画像形成装置に適用することができる。すな
わち、例えば、転写材の表面に画像形成を行った後、自
動的に転写材の裏面にも画像形成できる画像形成装置に
おいて、表面に画像形成を行った転写材を、一旦、中間
トレイに排出するが、このときに使用する排紙ローラに
対しても、本発明を適用することができる。
【0060】また、上述では、画像形成装置が電子写真
方式の複写機である場合について説明したが、複写機に
限らずプリンタやファクシミリについても、さらには、
電子写真方式に限らず静電記録方式の画像形成装置にも
本発明を適用することができる。
【0061】また、上述の実施の形態では、後処理とし
てステープルを行う場合について説明したが、本発明が
適用される後処理としては外に、例えば、仕分け作業が
ある。この仕分け作業は、排紙トレイ44に転写材Pを
排出するに先立ち、転写材Pを適当枚数ごとに、前後方
向に順に移動させるものである。こうすることで、排紙
トレイ44上に排出される転写材Pは、適当枚数ごと
に、前後方向の積載位置が異なることになり、後の転写
材Pの仕分けが容易になる。また、後処理としては、外
に、転写材Pのクリップ止め,テープの貼着,穿孔作業
等が考えられる。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、転写材押
さえは、ニップ部から排出される転写材によって退避位
置に退避するので、転写材の排出動作を大きく妨げるこ
とはなく、また、排出動作の終了後には、押圧位置をと
るので、下排出ローラ上に残った転写材の後端を下排紙
ローラの下方に向けて押し込むことができる。これによ
り、転写材の後端側が下搬送ローラを覆うようにして停
止することに起因する整合不良や、後続の転写材の排出
の障害となる排出不良などを防止することができる。
【0063】また、本発明に係る画像形成装置によれ
ば、転写材の整合不良や、排出不良を防止することがで
き、例えば、後処理としてステープル処理を行う場合に
は、整合不良に起因して発生するステープル後の転写材
の不ぞろいを防止することができ、また、後続の転写材
が、良好に排出されない先行の転写材に引っかかって詰
まってしまう、いわゆる紙詰まりを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置(複写機)の概略構
成図である。
【図2】複写機の外観形状を示す斜視図である。
【図3】トナー像定着後の転写材を中間トレイに排出す
るようすを説明する図である。
【図4】ステープル後の転写材を排出するようすを説明
する図である。
【図5】本発明に係る排紙ローラの正面図である。
【図6】図5のX−X線矢視拡大図である。
【図7】他の排紙補助ローラの、図6に相当する図であ
る。
【図8】転写材押さえの位置関係を示す概略図である。
【図9】排出中の転写材によって転写材押さえが退避位
置に配置された状態を示す動作説明図である。
【図10】排出後の転写材によって転写材押さえが押圧
位置に配置された状態を示す動作説明図である。
【符号の説明】
10……複写機(画像形成装置)、16……画像形成
部、18……定着部、48……上排紙ローラ、50……
下排紙ローラ、53……中間トレイ(積載部材)、7
7,78……排紙補助ローラ、80……転写材押さえ、
81……揺動中心、K……転写材排出経路、N……ニッ
プ部、P……転写材、P1……転写材の後端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河本 益雄 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラミタ株式会社内 (72)発明者 杉島 芳雄 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラミタ株式会社内 (72)発明者 柴田 充啓 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラミタ株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−58915(JP,A) 特開 平4−298450(JP,A) 特開 平3−128872(JP,A) 特開 昭56−132255(JP,A) 特開 昭63−60863(JP,A) 特開 昭59−198443(JP,A) 実開 平1−169562(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 29/52 B65H 29/22 G03G 15/00 518

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側から搬送されてきた転写材を上排
    紙ローラと下排紙ローラとの間のニップ部によって挟持
    搬送することで、下流側の積載部材上に排出する排紙機
    構において、 前記ニップ部の下流側の転写材排出経路を塞ぐように配
    設された移動可能な転写材押さえと、 前記下排紙ローラと同軸上で、且つ、前記下排紙ローラ
    よりも軸方向外端部側に取り付けられた排紙補助ローラ
    とを備え、 前記転写材押さえは、前記ニップ部から排出される転写
    材の当接により上方に跳ね上げられて前記転写材排出経
    路を開放する退避位置と、排出動作が終了して前端側が
    前記積載部材上に載置され、後端側が前記下排紙ローラ
    上に残った転写材のその後端側を前記下排紙ローラの下
    方に向けて押し込む押圧位置と、をとるように構成さ
    れ、 前記排紙補助ローラは、前記下排紙ローラ側である内側
    の部分に、軸方向の外側ほど大径になる傾斜部が形成さ
    れ、外周面に、前記ニップ部を通過した転写材の後端に
    引っかかって前記転写材の後端を下方に掻き落とすため
    の係合部が形成されたことを特徴とする排紙機構。
  2. 【請求項2】 前記転写材押さえは、前記転写材排出経
    路の上方に揺動中心を有し、前記揺動中心を基準として
    前記退避位置と前記押圧位置との間で揺動することを特
    徴とする請求項1に記載の排出機構。
  3. 【請求項3】 前記転写材押さえは、自重によって前記
    転写材の後端側を押し込むことを特徴とする請求項1又
    は2に記載の排紙機構。
  4. 【請求項4】 前記転写材押さえは、排出動作中の前記
    転写材と接触する部分に、前記転写材の排出方向に沿っ
    たリブを有することを特徴とする請求項1,2,又は3
    に記載の排紙機構。
  5. 【請求項5】 前記転写材押さえは、前記押圧位置をと
    ったときの最下端部の位置が、前記下排紙ローラの最下
    端部の位置よりも上方に位置することを特徴とする請求
    項1,2,3,又は4に記載の排紙機構。
  6. 【請求項6】 像担持体表面にトナー像を形成し、前記
    トナー像を転写材上に転写する画像形成部と、前記トナ
    ー像を転写材表面に定着させる定着部と、定着後の転写
    材を積載部材上に排出する排紙機構とを備えた画像形成
    装置において、 前記排紙機構が、請求項1,2,3,4,又は5に記載
    の排紙機構であることを特徴とする画像形成装置。
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