JP4809303B2 - 用紙中折り装置および用紙後処理装置 - Google Patents

用紙中折り装置および用紙後処理装置 Download PDF

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本発明は、画像形成装置等の後段に設けられる用紙後処理装置の用紙中折り装置に関する。
従来より、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置によって画像が形成された用紙に対して、綴じたり、穴を開けたり、中綴じ処理をした用紙束を折ったりするなどの処理を行う用紙後処理装置が知られている。これらの用紙後処理装置は、筐体の側面上部に配置された用紙積載トレイに、通常の画像形成済みの用紙やソートされている用紙束をそのまま排出する通常用紙後処理装置と、順次取り込んだ複数枚の用紙束の中央部を、中綴じステイプラを駆動して中綴じし、これを折り手段へ搬送して二つ折りにする製本処理を施して、専用の用紙束積載トレイに排出する用紙中折り処理装置を備えている。
このうち、用紙中折り処理装置は、折りローラ対と、折りプレートを備え、用紙束の綴じ位置を、折りプレートにより折りローラ対のニップ部へ突き出して用紙束を折り込み、折りローラ対で挟圧搬送して二つ折りする。これにより、専用の用紙束積載トレイへ排出される用紙束は、用紙束中央の綴じ位置で二つ折りされて、製本された状態となって排出されることになる。
しかしながら、上記従来の用紙後処理装置の場合、折りローラ対のうち一方は可動ローラであり、この可動ローラは、用紙束の厚さに応じて上方へ移動し、折りローラ対のニップ部の距離が変化するようになっている。一方、折りプレートによる突き位置は常に一定であるため、折りプレートは必ずしも折りローラ対のニップ間の中央を突かず、用紙束の折り位置を正確に突くことができないという不具合があった。
この問題に対して、用紙束が折りローラ対に挟持される場合に、用紙束の折れ位置に折りプレートが追従する用紙後処理装置が提案されている。この用紙後処理装置は、折りプレートと、折りプレートに設けられた2つの摺動コロと、摺動コロが折りローラ対に向かって移動するように装置本体に設けられた案内溝とを備え、2つの摺動コロのうち、少なくとも1つが案内溝の幅よりも小さい径を有しており、さらに、この小さい径の摺動コロのコロ軸にバネの一端を取り付け、バネの他端を装置本体に取り付けて、摺動コロを付勢している(例えば特許文献1参照)。
特開平11−193175号公報
しかしながら、上記従来の用紙後処理装置では、摺動コロは折りプレートに取り付けられているので、折りプレートが前後に移動すれば摺動コロも前後に移動することになるが、摺動コロを付勢するためのバネの他端は装置本体に固定されているので、摺動コロの移動に伴いバネは傾くことになる。
ここで、通常バネは、両端に設けられたフック形状あるいはリング形状の取り付け部を介して、摺動コロおよび装置本体に取り付けられており、摺動コロの移動時に、取り付け部はこすられて(回転摺動して)磨耗してしまう。また、この磨耗を回避するために軸受け等を新たに設けるのではコストがかかる。
また、例えば、折りプレートを下向きにバネで付勢した場合、折りプレートの移動に伴ってバネが傾くと、付勢する力の向きが分散され、下向きの力が弱まって正確な折り位置を突けない場合があり、また、下向きの力を十分確保しようとすると、強いバネが必要となりコストがかかる。
さらに、折りプレートの移動に伴ってバネが傾いた場合には、折りプレートの移動方向と平行な方向に力が加わるため、折りプレートを移動させるために余計な駆動力が必要となっていた。
従って、本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、コストを低減しつつ、正確に用紙束の折り位置を突くことが可能な用紙中折り装置、およびこの用紙中折り装置を備えた用紙後処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の用紙中折り装置は、所定位置に固定されている固定折りローラと、前記固定折りローラに対して接離可能であり、前記固定折りローラとともに用紙束を挟圧するニップ部を形成する可動折りローラと、前記ニップ部に向かって移動して、前記ニップ部に前記用紙束を押し込む用紙束押込み部材と、支持部材に位置固定され、回転自在の複数の固定コロと、前記複数の固定コロの間で前記可動折りローラ側に配置され、前記支持部材に対して移動可能に取り付けられ、前記用紙束押込み部材を前記複数の固定コロとで摺動可能に挟持する回転自在の可動コロと、前記可動コロを前記用紙束押込み部材に対して付勢する付勢手段とを備え、前記可動コロは、前記用紙束押込み部材の摺動方向と交差する方向に移動することを特徴としている。
本発明によれば、コストを低減しつつ、正確に用紙束の折り位置を突くことが可能な用紙中折り装置、およびこの用紙中折り装置を備えた用紙後処理装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
〔第1の実施の形態)〕
図1は、本発明に係る第1の実施の形態の画像形成装置の概略構成図、図2は、本発明に係る第1の実施の形態の用紙後処理装置の概略構成図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、読取り対象の画像を読み取る画像読取り部2と画像を形成する画像形成部3を備えている。また、画像形成装置1には、画像形成後の用紙の各種処理を行う用紙後処理装置4が設けられている。
画像読取り部2は、透過性の原稿載置台5、キャリッジ6、キャリッジ6に設けられた露光ランプ8、反射ミラー10、反射光を収束する結像レンズ11、および反射光を取り込んで光による画像情報をアナログ信号に変換するCCD12(Charge Coupled Device)を備えている。
画像形成部3は、感光体16、感光体16上に静電潜像を形成するレーザーユニット14、感光体16の周囲に順次配置されている帯電装置18、現像装置20、転写装置22、クリーナー24、および除電ランプ26を備えている。
原稿載置台5に置かれた原稿、もしくは自動原稿送り装置28によって送られてくる原稿にキャリッジ6と露光ランプ8からなる露光手段によって原稿載置台5の下方から光が当てられると、原稿からの反射光は反射ミラー10によって誘導され、結像レンズ11で収束され、反射光像がCCD12に投影される。CCD12に取り込まれた画像情報はアナログ信号で出力されたのち、デジタル信号に変換され、画像処理が施された後レーザーユニット14へ送信される。
画像形成が始まると、帯電装置18は所定の放電位置で放電して回転する感光体16の外周面に所定の電荷を供給する。帯電装置18によって軸方向に均一の電位に帯電された感光体16の外周面に、CCD12から送信されてきた画像情報に従ってレーザーユニット14からレーザービームを照射する。レーザービームが照射されることによって原稿の画像情報に対応した静電潜像が感光体16の外周面に形成・保持されると、現像装置20によって感光体16の外周面に現像剤(例えばトナー)が提供され、静電潜像はトナー像に変換、すなわち現像される。
この現像装置20には、現像ローラ(不図示)が回転自在に設けられており、この現像ローラが感光体16に対向配置されて回転することにより、感光体16へトナーを供給する。感光体16の外周面にトナー画像が形成されると、給紙装置30より搬送されてきた用紙上に転写装置22によって画像が静電的に転写される。その後、用紙は搬送ベルト32を経由して定着装置34に搬送され、用紙上に転写されたトナー像は定着装置34によって用紙上に固着、すなわち定着する。トナー画像が定着することで画像形成が完了した用紙は、排出ローラ35により画像形成装置1から排出されて用紙後処理装置4へ送られる。
一方、転写されずに残った感光体16上のトナーが、転写装置22よりも感光体16の回転方向の下流に位置するクリーナー24によって除去されたのち、感光体16の外周面の残留電荷が、除電ランプ26によって除去される。
次に、本発明に係る第1の実施の形態の用紙後処理装置4について説明する。
図2に示すように、用紙後処理装置4は、画像形成装置1から搬出されてくる用紙を画像形成装置1の操作パネルからの入力指示やPCからの処理指示に従って後処理を行うものであり、中折り処理や中綴じ処理以外の後処理、例えば通常のソート処理や用紙束端部の綴じ処理を行うフィニッシャ部(通常用紙後処理装置)40と、中折り処理や中綴じ処理を行うサドルユニット部(用紙中折り処理装置)42とを備えている。
フィニッシャ部40は、用紙の印刷処理に応じて搬送路を切り替える第2の分岐部材50と、通常の印刷用紙が積載される第1の用紙積載トレイ54と、綴じ処理や用紙搬出に必要な時間を確保するため一時的に搬送されてくる用紙を溜めておく中間待機トレイ58と、綴じ処理を行う用紙束を載置する第1の処理トレイ62と、用紙束を綴じ処理するステイプラ64と、ソート処理や綴じ処理された用紙束が積載される、上下に駆動可能な第2の用紙積載トレイ68を備えている。
サドルユニット部42は、用紙の印刷処理に応じて搬送路を切り替える第1の分岐部材46と、略垂直に配置された第2の処理トレイ72と、用紙サイズに応じて用紙搬送路を決める第1の用紙偏向板74、第2の用紙偏向板76を備えている。第2の処理トレイ72の下方には、略垂直に設けられたガイド79a、79bからなる直線状の縦搬送路(以下、直線パス)79が配置されており、この直線パス79に沿って上方から順次、中綴じステイプラ(中綴じ手段)81およびアンビル83、折りローラ対88および折りプレート89を有する用紙中折り装置(用紙中折り手段)90、直線パス79に進入してきた用紙の先端を受け止めるストッパ80が配置されている。また、サドルユニット部42は、用紙中折り装置90で折られた用紙束を積載する専用の用紙束積載トレイ96を備えている。
この用紙後処理装置4では、画像形成装置1から排出されてきた用紙は入口ローラ44によって用紙後処理装置4内に搬入される。
特殊な後処理を行わない通常印刷の場合には、用紙は第1の分岐部材46によって搬送路が偏向され、フィニッシャ部40にある第1の搬送ローラ48へ搬送される。続いて、用紙は第2の分岐部材50によって偏向され、搬出ローラ52の方向へ搬送された後、搬出ローラ52によって第1の用紙積載トレイ54へ排出・積載される。
中折り処理や中綴じ処理は行わず、用紙束端部の綴じ処理や部数を刷るときのソート処理を行う場合には、用紙は、まず、第1の分岐部材46によって搬送路を偏向され、フィニッシャ部40にある搬送ローラ48へ搬送される。続いて、用紙は第2の分岐部材50によって偏向され、搬送ローラ56の方向へ搬送された後、搬送ローラ56によって中間待機トレイ58へ送られる。
中間待機トレイ58は、左右に移動可能な一対の待機トレイ部品(不図示)からなり、この待機トレイ部品が閉じた状態で用紙を受け取る。この中間待機トレイ58は、順次搬送されてくる用紙を所定の枚数、一時的に蓄積することで用紙の流れを調節し、後述する用紙搬送路下流で行われる用紙の搬出や用紙束の端部綴じにかかる時間を確保することで、用紙の後処理をスムーズにしている。また、待機トレイローラ60は、中間待機トレイ58に蓄積された用紙の整合をはかるためのものである。
続いて、中間待機トレイ58に所定枚数の用紙が蓄積されると、待機トレイ部品が開き、用紙束は自重により第1の処理トレイ62に落下する。第1の処理トレイ62に送られた用紙は、不図示の整合部材により縦と横の整合がはかられる。
用紙束を綴じる場合には、第1の処理トレイ62に所定枚数の用紙が整合されて蓄積されると、ステイプラ64により綴じ処理が行われる。ステイプラ64により綴じ処理が行われた用紙束は、搬送機構66により第2の用紙積載トレイ68へ搬出・積載される。
ソート処理のみが行われる場合には、第1の処理トレイ62に送られて整合された用紙は、ステイプラ64による綴じ処理を行わず、搬送機構66により第2の用紙積載トレイ68へ搬出・積載される。
一方、中折り処理や中綴じ処理が行われる場合、入口ローラ44によって用紙後処理装置4内へ搬送されてきた用紙は、まず、第1の分岐部材46によって搬送路が偏向され、サドルユニット部42にある第3の搬送ローラ70へ搬送される。さらに用紙は、用紙サイズに応じて第1の用紙偏向板74、第2の用紙偏向板76、ガイド部材78によって用紙搬送経路を決められ、例えば用紙サイズがA3の場合には、第1の用紙偏向板74の手前、矢印Xの搬送経路を、用紙サイズがB4の場合には、第1の用紙偏向板74とガイド部材78の隙間を通り第2の用紙偏向板76の手前、矢印Yの搬送経路を、用紙サイズがA4の場合には、ガイド部材78に沿う矢印Zの搬送経路を経由して第2の処理トレイ72の下方に略垂直に配置されている直線パス79へ送られ、ストッパ80によって先端を受け止められる。ストッパ80によって先端を受け止められた用紙の他端は、第2の処理トレイ72内に位置し、矢印X、Y、Zの搬送経路を搬送されてくる用紙は、第2の処理トレイ72において順次重ねられていく。この時、ストッパ80は、図2のAで表す用紙束の中央(Aの黒点)が中綴じステイプラ81とアンビル83によって綴じられる綴じ位置に合う位置に配置されている。
ストッパ80には、ラック86と、ラック86に噛み合っているピニオン歯車87が設けられており、このピニオン歯車87に不図示のモータから動力を伝えることで、ストッパ80は、直線パス79に沿って上下動可能となっている。このストッパ80は、中綴じステイプラ81で針綴じする時の位置決めと、用紙中折り装置90で用紙束を折るときの折り位置決めを行う位置決め手段であり、第2の処理トレイ72、直線パス79とともに、搬送されてくる用紙を一時的に蓄積するための蓄積手段を構成する。また、用紙束はストッパ80および不図示の横整合部材により、縦と横の整合がはかられる。
用紙がストッパ80に所定枚数整合されて蓄積されると、中綴じステイプラ81とアンビル83によって、用紙束は中央部に綴じ処理が施される。用紙束に綴じ処理が施されると、ストッパ80は、用紙束の綴じ処理を施された中央部が用紙中折り装置90の折りプレート89の位置に来るまで下降する。折りプレート89は、通常、用紙の搬送の妨げとならないようにガイド78bよりも直線パス78の外側に退避しており、用紙束に折り処理を行う時に移動し、用紙束の中央部分を突いて、互いに圧接している折りローラ対88に向けて押し出すようになっている。
従って、用紙束がストッパ80によって下降し、折り位置(綴じ処理を施された中央部)が用紙中折り装置90の位置までくると、用紙中折り装置90の折りプレート89は、用紙束の中央部を突いて折りローラ対88の方向へ押しやり、折りローラ対88は、用紙束をニップして挟圧搬送し、用紙束の折り位置で二つ折りにする。
用紙中折り装置90によって、折り処理を施された用紙束は、搬送路92を通って搬出ローラ94へ搬送された後、搬出ローラ94によって専用の用紙束積載トレイ96へ排出・積載される。
次に、本発明に係る第1の実施の形態の用紙後処理装置の用紙中折り装置90について説明する。図3は、本発明に係る第1の実施の形態の用紙中折り装置90の概略斜視図である。なお、図3では、アーム104や溝カム120等の駆動手段116の一方を省略してある。
本実施の形態の用紙中折り装置90は、図3に示すように、用紙束を2つに折る折りローラ対88と、用紙束を折りローラ対88のニップ部へ押し込む用紙束押込み部材100と、用紙束押込み部材100が折りローラ対88に向かって移動可能な様に支持する押込み部材支持手段102とを備えている。
折りローラ対88は、不図示の装置フレームに回転可能に固定配置された固定折りローラ88aと、同じく不図示の装置フレームに支点104aを中心に回動可能に支持されたアーム104の一端部104bに回転可能に支持され、上下に移動して固定折りローラ88aに対して接離可能な可動折りローラ88bから構成されている。アーム104の他端部104cには、バネ106が取り付けられており、支点104aを中心に回動したアーム104によって付勢された可動折りローラ88bは、固定折りローラ88aに圧接してニップ部を形成している。また、一端部104bには、アーム104が回動した時に可動折りローラ88bを上下(直線的)に移動させるための第1の支持穴104dが設けられている。なお、固定折りローラ88aおよび可動折りローラ88bは、不図示の駆動モータによって回転する。
用紙束押込み部材100は、用紙束を突く折りプレート89と、折りプレート89を挟み込んで保持する第1および第2の保持部材108、110と、第2の保持部材110の両端に取り付けられたガイドフレーム112を備えている。ガイドフレーム112は、側板112aとこの側板112aと直交方向に延びる底板112bとを有するL字状をなし、底板112bにおいて、押込み部材支持手段102にスライド可能に支持されている。
ガイドフレーム112の側板112aには、軸114が固着されており、軸114の両端には、用紙束押込み部材100をスライドさせるための駆動手段116が設けられている。
駆動手段116は、カム軸118と、溝部120aを有し、カム軸118を中心に回転可能な溝カム120と、従動部材122を備えている。溝カム120の溝部120a内には、例えば接触子であるローラフォロア等のコロ124が回転自在に案内されており、コロ124は従動部材122に取り付けられている。従動部材122の一端には従動部材回動軸126が設けられており、従動部材回動軸126は装置フレームに取り付けられている。また、溝カム120は、カム軸118の一端に接続されている不図示の駆動モータによって回転する。従って、溝カム120が回転することによって溝部120aに沿ってコロ124が案内されると、従動部材122は、溝部120aの偏心に応じて従動部材回動軸126を中心に振り子のような往復動作を繰り返す。
また、従動部材122の他端には、従動部材122が回動した時に、用紙束押込み部材100を直線的に移動させるための第2の支持穴122aが設けられており、第2の支持穴122aを介して軸114が従動部材122に接続されている。
押込み部材支持手段102は、不図示の装置フレーム(支持部材)に回転自在に固定配置された2つの固定コロ128と、固定コロ128の間に配置され、装置フレームに回転自在に上下動可能に設けられた可動コロ130を備えている。2つの固定コロ128のうち、折りローラ対88側にある方を前方の固定コロ128b、他方を後方の固定コロ128cとし、また、可動コロ130は、用紙束押込み部材100を挟んで可動折りローラ88b側に配置されており、バネ(付勢手段)132によって用紙束押込み部材100を(図では下方向に)付勢している。
用紙束押込み部材100は、2つの固定コロ128と可動コロ130で挟持されている。すなわち、本実施の形態において、用紙束押込み部材100は、2つの固定コロ128の上部で用紙束押込み部材100のガイドフレーム112の底板112bの底面が支持され、可動コロ130の下部で、ガイドフレーム112の底板112bの上面が押さえ挟み込むように支持されている。この構成により、溝カム120の回転力が直線的な運動に変換されるので、用紙束押込み部材100は、折りローラ対88方向への直線的な往復運動が可能となっており、用紙束の折り処理の際には用紙束を折りローラ対88のニップ部まで導くことができる。
また、押込み部材支持手段102の装置フレームへの取り付け方の一例としては、図4に示すように、固定コロ128のコロ軸128aは、装置フレーム(支持部材)134に固定されており、可動コロ130のコロ軸130aは、L字状の可動板136に固定されている。可動板136の側面には、上下方向に伸びる長穴136aが2箇所設けられており、この長穴136aを介して、装置フレーム134に固定されているシャフト138およびEリング139によって摺動可能に留められている。従って、可動コロ130は装置フレーム134に対して上下方向に摺動可能となっている。
また、可動板136の下面には、凸部136bが形成されており、この凸部136bにバネ132の一端132aが係合されている。バネ132の他端132bは、例えば、下方の装置フレーム134に固定されるため、可動板136が下方向に付勢され、また、可動コロ130も下方向に付勢されている。バネ132による付勢方向は、用紙束押込み部材100の摺動方向に対して理想的には垂直方向が好ましいが、装置の構成の関係から用紙束押込み部材100の摺動方向に対して傾いていてもよい。なお、ここでは、この凸部136bは可動板136の底板に設けたが、これに限定されるものではなく、可動板136の上部に形成してもよい。また、可動板136を介さずに、可動コロ130のコロ軸130aを直接、装置フレーム134に摺動可能に取り付けてもよい。
次に、本発明に係る第1の実施の形態の用紙中折り装置90の折込み動作について説明する。
図5は、本発明に係る第1の実施形態の用紙中折り装置の折込み動作を説明するための概略図である。なお、可動折りローラ88bを付勢するためのアーム104や用紙束押込み部材100の駆動手段116は省略してある。
用紙束押込み部材100は、図5に示すように、2つの固定コロ128と、可動コロ130で摺動可能に挟持されている。すなわち、用紙束押込み部材100のガイドフレーム112の底板112bの底面には固定コロ128が、ガイドフレーム112の底板112bの上面には可動コロ130が摺動自在に接しており、用紙束押込み部材100は、折りローラ対88に向かって摺動する。また、可動コロ130は、バネ132によって用紙束押込み部材100を下方向に付勢している。
また、用紙束押込み部材100の折りプレート89は、固定折りローラ88aと可動折りローラ88bのニップ部へ用紙束を正確に突くために、理想的には、固定折りローラ88aおよび可動折りローラ88bの破線で示す共通の接線(以下、共通接線という)B上に配置される。
また、バネ132の一端132aは可動コロ130側に取り付けられ、他端132bは下方の装置フレーム134に取り付けられている。
図5(a)では、中綴じステイプラ81とアンビル83によって綴じられた用紙束Aが、ストッパ80によって折り位置に搬送されてきている。この時、用紙束押込み部材100は、所定の位置(待機位置)に待機している。また、用紙中折り装置90は、例えば、マイクロセンサのような光電センサを検知手段(不図示)として備えており、位置検知手段によって用紙束押込み部材100が待機位置に来たことが検知され、駆動モータの回転が制御されることによって、用紙束押込み部材100は待機位置に待機する。
折り処理が開始されると、用紙束押込み部材100は折りローラ対88の方へ摺動し、用紙束押込み部材100の折りプレート89の先端が用紙束Aの中央を突く。この際にも、折りプレート89は共通接線B上をスライドする。
図5(b)に示すように、用紙束Aを突いた用紙束押込み部材100は、さらに折りローラ対88の方へ摺動し、用紙束Aを折りローラ対88のニップ部に導く。用紙束Aがニップ部に入る直前まで、折りプレート89は共通接線B上にあり、可動コロ130も上方向へは摺動していない。
図5(c)に示すように、さらに用紙束押込み部材100が摺動し、用紙束Aを折りローラ対88のニップ部に突き入れると、用紙束Aを取り込んだ可動折りローラ88bは、用紙束Aの二つ折りの厚み分だけ、上方へ移動する。すなわち、固定折りローラ88aと可動折りローラ88bのニップ間距離が変化する。
一方、折りプレート89にも、用紙束Aの厚みにより上方向へ力が加わることになる。そのため、可動折りローラ88bの上方への移動と同時に、折りプレート89は、用紙束Aの折り位置に追従するように、用紙束Aの厚み分だけ、共通接線B上からずれて上方へ移動し、正確に固定折りローラ88aと可動折りローラ88bのニップ間の中央を突くことができる。
折りプレート89は、共通接線B上からずれて上方へ移動し、固定折りローラ88aと可動折りローラ88bのニップ間の中央を突く際には、ガイドフレーム112と後方の固定コロ128cの接点を支点に、可動コロ130のバネ132を上方向に伸ばしながら移動する。
用紙束Aが折りローラ対88に取り込まれて挟圧されると、用紙束押込み部材100は、駆動機構116により折りローラ対88のニップ部から引き抜かれ、待機位置まで摺動する。この動作を繰り返すことで、連続して折り処理が行われる。また、折りローラ対88に取り込まれた用紙束Aは、挟圧搬送され、二つ折りにされて専用の用紙束積載トレイ96へ排出される。
なお、折りプレート89で用紙束Aを突く場合、折りプレート89の位置は、用紙束Aが折りローラ対88のニップ部に挟圧されるまでは、共通接線Bに沿って変化せず、用紙束Aがニップ部に挟圧される時に追従することが好ましい。しかしながら、折りプレート89は、用紙束Aがニップ部に挟圧される前にも、用紙束Aを突いている部分(折りプレートの先端)において用紙束Aによって付勢されている。従って、可動コロ130の位置は、図5(a)に示すように、折りプレート89が用紙束Aを突き始める位置よりも折りローラ対88側にあることが好ましい。
上記第1の実施の形態の用紙後処理装置の用紙中折り装置90によれば、従来の装置のような用紙束押込み部材100に摺動コロを設け、案内溝に沿って摺動させるのではなく、装置フレーム134に固定した2つの固定コロ128と、装置フレーム134に対して上下に移動可能に取り付けられた可動コロ130とで用紙束押込み部材100を挟持している。すなわち、固定コロ128および可動コロ130が装置フレーム134側に取り付けられているので、用紙束押込み部材100が摺動しても、可動コロ130は用紙束押込み部材100と共に移動しないため、バネ132は初期配置の傾きからさらに傾くことがない。従って、可動コロ130側に取り付けられるバネ132の一端132a、および装置フレーム134側に取り付けられるバネ132の他端132bは、回転摺動して磨耗することがなく、余計なコストもかからない。
また、バネ132による付勢方向は、用紙束押込み部材100の摺動方向に対して理想的には垂直方向になっており、用紙束押込み部材100の摺動の際にもバネ132は傾かないので、用紙束押込み部材100を付勢する力が分散することがなく、正確な折り位置を突くことができる。同時に、用紙束押込み部材100の摺動の際に、バネ132による付勢力が用紙束押込み部材100の摺動方向にかかることがないので、用紙束押込み部材100を摺動させるための駆動力が余計にかかることがない。
また、可動コロ130は上下に可動可能になっており、用紙束Aがニップ部に挟圧される際に、固定折りローラ88aと可動折りローラ88bのニップ間距離が変化した場合、可動コロ130手もその変化に追従して移動するので、用紙束Aの折り位置を正確に突くことができる。
〔第2の実施の形態)〕
図6は、本発明に係る第2の実施の形態の用紙中折り装置を説明するための概略斜視図である。本実施の形態は、上記第1の実施の形態とは、規制ローラ140および切り欠き部142をさらに設けた点で異なる。
以下、上記実施の形態と同一部分には同一符号を付し、異なる部分のみ説明する。
本実施の形態では、図6に示すように、規制コロ(規制部材)140が、固定コロ128の取り付けられている装置フレーム134に規制コロ軸140aを介して回転自在に固定されており、この規制コロ140の下部は、十分、用紙束押込み部材100が摺動できる程度で、可動コロ130と同様にガイドフレーム112の底板112bに接している。この規制コロ140の大きさについては特別に定めるものはないが、少なくとも、規制コロ140とガイドフレーム112の底板112bが重なる幅h1は、可動コロ130とガイドフレーム112の底板112bが重なる幅Hよりも狭くなっている。
また、用紙束押込み部材100のガイドフレーム112の底板112bには、切り欠き部(規制解除手段)142が形成されており、切り欠き部142の幅h2は、幅h1と略同値もしくは若干大きく、長手方向の長さh3は、規制コロ140の外径以上となっている。なお、幅h2はh1<h2<<Hであることが好ましく、長手方向の長さh3は、必ずしも規制コロ140の外径以上となる必要がない場合もある。
続いて、本発明に係る第2の実施の形態の用紙中折り装置90の折込み動作について説明する。
図7は、本発明に係る第2の実施の形態の用紙中折り装置の折込み動作を説明するための概略図である。
図7に示すように、用紙束押込み部材100のガイドフレーム112は、2つの固定コロ128、可動コロ130、および規制ローラ140とで挟持されている。すなわち、用紙束押込み部材100のガイドフレーム112の底板112bの底面には固定コロ128が、ガイドフレーム112の底板112bの上面には可動コロ130および規制コロ140が摺動自在に接しており、用紙束押込み部材100は、規制ローラ140によって摺動方向を規制されつつ折りローラ対88に向かって摺動する。また、可動コロ130は、バネ132によって用紙束押込み部材100を付勢している。
図7(a)に示すように、折り処理が開始されると、用紙束押込み部材100は、破線で示す共通接線B上を折りローラ対88の方へ摺動し、用紙束押込み部材100の折りプレート89の先端が用紙束Aの中央を突く。
図7(b)に示すように、用紙束Aを突いた用紙束押込み部材100は、さらに折りローラ対88の方へ摺動し、用紙束Aが折りローラ対88のニップ部に導く。ここでは、折りプレート89が図7(a)に示すように用紙束Aを突いてから、図7(b)に示すように用紙束Aが折りローラ対88のニップ部に入る直前まで移動する間も、用紙束Aを突いている折りプレート89の先端部分には、用紙の硬さや用紙束Aの厚さに応じた力(反力)がかかっているが、下方側は固定コロ128、上方側は規制コロ140によって折りプレート89の変位を規制し、用紙束Aがニップ部に入る直前までの間、折りプレート89が共通接線B上を摺動するようにしている。また、切り欠き部142は、図7(b)に示すように、用紙束Aがニップ部に入る直前に来た時に、規制ローラ140とガイドフレーム112の底板112bの接点の直前まで移動している。
図7(c)に示すように、さらに用紙束押込み部材100が摺動し、用紙束Aを折りローラ対88のニップ部に突き入れると、用紙束Aを取り込んだ可動折りローラ88bは、用紙束Aの二つ折りの厚み分だけ、上方へ移動する。すなわち、固定折りローラ88aと可動折りローラ88bのニップ間距離が変化する。
一方、折りプレート89にも、用紙束Aの厚みによる上方向への力が加わることになる。同時に、規制ローラ140の下方に切り欠き部142が移動してきたことで、規制ローラ140が切り欠き部142内に嵌り込み、用紙束押込み部材100の上方向への変位の規制が解除される。これにより、用紙束押込み部材100のガイドフレーム112が規制ローラ140をすり抜けて上方に移動可能となる。り、そのため、折りプレート89は、用紙束Aの折り位置に追従するように、用紙束Aの厚み分だけ、共通接線B上から上方へ移動し、正確に固定折りローラ88aと可動折りローラ88bのニップ間の中央を突くことができる。
規制の解除された用紙束押込み部材100が、ガイドフレーム112と後方の固定コロ128cの接点を支点に共通接線B上から上方へ移動し、固定折りローラ88aと可動折りローラ88bのニップ間の中央を突く際には、可動コロ130もバネ132を上方向に伸ばしながら移動する。
用紙束Aが折り位置で折りローラ対88に取り込まれて挟圧されると、用紙束押込み部材100は、駆動機構116により折りローラ対88のニップ部から引き抜かれる。この際、用紙束Aによる付勢はないため、折りプレート89が共通接線B上に戻ると共に規制コロ140がガイドフレーム112の底板112b上に戻り、用紙束押込み部材100は、規制コロ140で摺動方向を再び規制されて待機位置まで摺動する。この動作を繰り返すことで、連続して折り処理が行われる。また、折りローラ対88に取り込まれた用紙束Aは、挟圧搬送され、二つ折りにされて専用の用紙束積載トレイ96へ排出される。
上記第2の実施の形態の用紙後処理装置の用紙中折り装置90によれば、上記第1の実施の形態の効果に加え、規制ローラ140により用紙束押込み部材100の上方向の変位が規制されているので、折りローラ対88のニップ部に挟圧される直前まで、用紙束Aの折り位置を折りプレート89で突いた状態で確実にニップ部まで導くことができるので、折りの精度を良くすることができる。また、用紙束Aがニップ部に挟圧される際には、切り欠き部142によって規制ローラ140の規制が解除されるので、固定折りローラ88aと可動折りローラ88bのニップ間距離が変化しても、折りプレート89がその変化に追従して移動するため、用紙束Aの折り位置を正確に突くことができる。
なお、規制コロ140の下部は、用紙束押込み部材100が十分摺動できる程度にガイドフレーム112の底板112b接しているとしたが、用紙束押込み部材100が摺動しやすいように、規制コロ140の下部はガイドフレーム112の底板112bに非接触に極近接していてもよい。
また、本実施の形態では、切り欠き部142を、図6に示すように、ガイドフレーム112の底板112bの長辺に沿って前よりの位置に設けているが、これに限ったものではなく、長辺に沿っていずれの位置に配置してもよい。または、切り欠き部ではなく、底板112bに設けられた開口部であってもよい。
また、規制コロ140は、ガイドフレーム112の底板112bではなく、側板112aに設け、切り欠き部142も対応するように側板112aに設けてもよい。
また、本発明に係る実施の形態では、用紙束押込み部材100が水平に配置されているが、当然この構成に限定されるものではない。折りローラ対88の共通接線Bが傾いた構成である場合には、用紙束押込み部材100は、共通接線Bに沿って傾けて配置され、それに合わせて押込み部材支持手段102も配置される。この時、可動コロ130の付勢方向は、ガイドフレーム112に対して垂直方向であることが好ましい。しかしながら、バネ132は可動コロ130に取り付けられており、用紙束押込み部材100は可動コロ130で摺動するので、たとえバネ132が用紙束押込み部材100の摺動方向に対して垂直に付勢するように配置されていなかったとしても、用紙束押込み部材100を摺動させるための余計な駆動力が顕著となることはない。
また、固定折りローラ88aと可動折りローラ88bの配置が逆である場合には、可動コロ130の上部でガイドフレームの底板112bの底面を、固定コロ128の下部で底板112bの上面を挟み込むように支持し、可動コロ130を上方向に付勢するように構成すればよい。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形をくわえて実施してもよい。
本発明に係る第1の実施の形態の画像形成装置を示す概略構成図。 本発明に係る第1の実施の形態の用紙後処理装置を示す概略構成図。 本発明に係る第1の実施の形態の用紙中折り装置を示す概略斜視図。 本発明に係る第1の実施の形態の押込み部材支持手段を示す概略斜視図。 本発明に係る第1の実施の形態の用紙中折り装置の折込み動作を示す概略図。 本発明に係る第2の実施の形態の用紙中折り装置を示す概略斜視図。 本発明に係る第2の実施の形態の用紙中折り装置の折込み動作を示す概略図。
符号の説明
1 画像形成装置
3 画像形成部
4 用紙後処理装置
72 第2の処理トレイ
79 直線状の縦搬送路(直線パス)
80 ストッパ
81 中綴じステイプラ(中綴じ手段)
88 折りローラ対
88a 固定折りローラ
88b 可動折りローラ
89 折りプレート
90 用紙中折り装置(用紙中折り手段)
100 用紙束押込み部材
102 押込み部材支持手段
128 固定コロ
130 可動コロ
132 バネ(付勢手段)
134 装置フレーム(支持部材)
140 規制コロ(規制手段)
142 切り欠き部(規制解除手段)

Claims (7)

  1. 所定位置に位置固定されている固定折りローラと、
    前記固定折りローラに対して接離可能であり、前記固定折りローラとともに用紙束を挟圧するニップ部を形成する可動折りローラと、
    前記ニップ部に向かって移動して、前記ニップ部に前記用紙束を押し込む用紙束押込み部材と、
    支持部材に位置固定され、回転自在の複数の固定コロと、
    前記複数の固定コロの間で前記可動折りローラ側に配置され、前記支持部材に移動可能に取り付けられ、前記用紙束押込み部材を前記複数の固定コロとで摺動可能に挟持する回転自在の可動コロと、
    前記可動コロを前記用紙束押込み部材に対して付勢する付勢手段と、を備え、
    前記可動コロは、前記用紙束押込み部材の摺動方向と交差する方向に移動することを特徴とする用紙中折り装置。
  2. 前記可動コロは、前記用紙束押込み部材が前記用紙束を突き始める位置よりも、前記固定折りローラと前記可動折りローラに近い位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の用紙中折り装置。
  3. さらに、前記用紙束押込み部材を挟んで前記可動コロが配置されている側において、前記支持部材に位置固定され、前記用紙束押込み部材に摺動可能に接触し、前記用紙束押込み部材の移動方向を規制する規制部材と、
    前記用紙束押込み部材に設けられ、前記用紙束押込み部材が前記用紙束を前記ニップ部へ押し込む際に、前記規制部材による移動方向の規制を解除するための規制解除手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の用紙中折り装置。
  4. 前記規制部材は、コロであり、前記規制解除手段は、前記用紙束押込み部材に設けられた切り欠き部あるいは開口部であることを特徴とする特徴とする請求項3に記載の用紙中折り装置。
  5. 前記可動コロは、前記付勢手段によって、前記用紙束押込み部材の摺動方向に対して交差する方向に付勢されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の用紙中折り装置。
  6. 前記可動コロは、前記付勢手段によって、前記用紙束押込み部材の摺動方向に対して直交方向に付勢されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の用紙中折り装置。
  7. 搬送されてくる用紙を一時的に蓄積するための蓄積手段と、
    前記蓄積手段に蓄積された用紙束を綴じる中綴じ手段と、
    前記中綴じ手段によって綴じられた用紙束の綴じ位置を突いて二つ折りにする用紙中折り装置とを備えた用紙後処理装置であって、
    前記用紙中折り装置は請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の用紙中折り装置であることを特徴とする用紙後処理装置。
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