JP4097046B2 - シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置によって画像が形成されたシートの積載及び綴じ操作を行うシート処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数枚のシートの積載及びステイプル動作を行うシート処理装置においては、シートを排出する排出ローラに同期して回転する整合ベルトを設け、ベルトの摩擦力によってシートを整合突き当て部材に対し突き当てて整合を行っている。
【0003】
ここで、整合ベルトは、排出ローラに同期して回転するように、排出ローラが持つコロによって回転しているため、シートの後端は整合ベルトからやや離れた位置に落下する。このままでは、整合ベルトによる整合は行うことが出来ないため、シートを積載するトレイに角度をつけ、シートが整合ベルトの方向に対して落下するような構成を持っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、シートを積載するトレイに対して角度がつけられている場合でも、摩擦係数の不安定な再生紙や、静電気が帯電して貼り付きを起こしやすい紙を使用した際には、シートが自重で落下することができず、整合ベルトの下側にはいりこまないため、整合突き当て板に対してシートを整合出来ない場合があった。
【0005】
本発明は、摩擦係数の大きい紙や静電気が帯電しやすいシートを使用した場合でも確実に整合し、シートの整合性を向上させるシート処理装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、シートを排出する排出手段と、
該排出したシートを載置する積載手段と、
前記積載手段上に排出されたシートの後端部を受け止めて整合する整合突き当て部材と、
前記積載手段上に排出されたシートに当接・回動してシートを前記整合突き当て部材側に移動させる変形可能な整合回転体と、
前記排出手段のシート排出動作によって前記整合突き当て部材から離れる方向に変形する前記整合回転体を、該整合回転体の内周面に接触して強制的に前記整合突き当て部材側に変形させて、前記積載手段に排出されるシートの後端部の落下位置を前記整合突き当て部材側に移動させる回転体移動部材と、
を有することを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る発明は、前記積載手段へ排出されるシートを検知するシート検知手段を有し、該シート検知手段によるシート検知から所定時間後に前記回転体移動手段を駆動させることを特徴とする。
【0008】
請求項3に係る発明は、前記整合回転体は、前記排出手段と同期して回転することを特徴とする。
【0009】
請求項4に係る発明における前記回転体移動部材は、前記整合回転体の内周面に接触可能なコロを有し、該コロを介して、前記整合回転体の内周面を押し動かす回動可能なベルト移動アームであることを特徴とする。
【0010】
請求項5に係る発明は、前記積載手段上で整合されたシート束を綴じる綴じ手段を有することを特徴とする。
【0011】
[作用]
以上構成に基づき、排出手段によりシートが積載手段上に排出されると、シートに当接・回動する変形可能な整合回転体によりシートは整合突き当て部材側に移動され、整合回転体は回転体移動手段により強制的に変形されてシートとの接触位置が整合突き当て部材側に移動する。
【0012】
上記構成を有することにより、シートを整合突き当て板に対し、確実に突き当てて整合することが可能となる。また、次のシートが積載手段に排出されるとき、整合回転体は整合突き当て部材側に移動しているので、排出されるシートの後端を下流側に大きく位置させる必要がなくなって、例えば、積載手段を上流側が低くなるように傾斜させた場合、シートを整合突き当て部材側に移動させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0014】
図1は、本発明を適用できる画像形成装置の一例である複写装置の内部構成を示す図である。同図において、1は本発明におけるシート処理装置本体、100は複写装置本体、200はサイズの異なる複数のシートを積載するカセット、300は原稿の自動給送を行う原稿給送装置(以下ADFと称する)である。
【0015】
まず、複写装置本体100において、101は原稿を積載する原稿台ガラス、103,104はそれぞれ原稿の反射光の光路を変更する走査用反射ミラー(走査ミラー)、105は合焦及び変倍機能を有するレンズ、106はADF300より送られた原稿を読み取るための照明ランプ及びミラーを持つ第1走査ミラー、107はレジストローラ、108,110は感光ドラム及び加圧ローラ、111は画像記録されたシートを定着側へ搬送する搬送ベルト、112は搬送されてきたシートを熱圧着させる定着器である。
【0016】
113,117はシートを搬送する搬送ローラ、114は搬送されてきたシートの搬送方向を切り換えるためのフラッパ、115はシートをシート処理装置1の方向へ搬送する搬送ローラ、116はシートの表裏を反転する反転パス、118は給紙カセットからのシートを感光ドラムユニット部へ搬送する搬送ローラ、119,120,121は手さしユニットからシートを搬送するローラ、手差しトレイ及び分離パッドである。122,123,125は感光ドラム上に画像を形成するためのレーザー及びポリゴンミラー、光路を変更するミラーであり、124はポリゴンミラー123を駆動するためのモータである。
【0017】
200は各サイズのシートを種類別に積載し、複写装置本体100からの信号により種類別にシートを本体へ供給する給紙カセットであり、201はカセットからシートを引き出す搬送ローラ、202はカセットから引き出されたシートを上方へ受け渡す中間ローラである。
【0018】
ところで、感光ドラム108の表面は光導電体と導電体を用いたシームレス感光体からなり、このドラム108は回動可能に軸支されて、複写開始キーの押下に応答して作動するメインモータ(図示せず)により、同図の矢印の方向に回転を開始するようになっている。なお、ドラム108の所定回転制御及び電位制御処理(前処理)が終了すると、原稿台ガラス101上に置かれた原稿は第1走査ミラー106と一体に構成された照明ランプにより照明され、その原稿の反射光は走査ミラー103,104を経てレンズ105を通り、レンズユニット内部の受光素子にて結像するようになっている。
【0019】
ここで、この原稿からの反射光像は受光素子において電気信号に変換されて画像処理部(図示せず)へ送られる一方、この画像処理部においてユーザーより本体が受けた所定のデータ処理が行われた後、レーザー部112へ送られるようになっている。そして、このデータ処理が行われた電気信号はレーザー部112で光に変換された後、ポリゴンミラー123、ミラー125によって反射されて感光ドラム108上で静電潜像となると共にトナーにより可視化されて後述するように転写用のシート上に転写されるようになっている。
【0020】
また、カセット200もしくは手差しトレイ120にセットされたシートは、給紙ローラ118,119,201,202により複写装置本体100内に送られ、レジストローラ107により、正確なタイミングをもって感光ドラム108の方向へ送られ、潜像先端とシートシートの先端とが一致される。その後、感光ドラム108とローラ110との間をシートが通過することにより、ドラム108上のトナー像がシート上へ転写される。
【0021】
なお、この後、シートはドラム108より分離され、搬送ベルト111により定着器112へ導かれ、加圧及び加熱によりトナー像が定着される。そして、このようにして画像形成されたシートはフラッパ114により、排紙ローラ115の方向へ進行させられ、印字面を上向きにして、シート処理装置1へ排出されるようになっている。
【0022】
一方、ADF300において、301は原稿束302をセットする積載トレイであり、例えば片面原稿時は半月ローラ304及び分離ローラ303によって、原稿束最下部から1枚ずつ分離し、搬送ローラ305及び全面ベルト306により原稿台ガラス101の露光位置までパスI〜IIを介して搬送した後停止し、複写動作のスタートに備えるようにしている。
【0023】
なお、複写終了後、原稿はパスIVを介して搬送大ローラ307によりパスVIに送られ、更に排紙ローラ308により再び原稿束302の上面に戻される。また、309は原稿の一循環を検知するリサイクルレバーであり、原稿給送開始時に原稿束の上部に載せられ、原稿が順次給送されて最終原稿の後端がリサイクルレバー309を抜ける時に自重で落下することで原稿の一循環を検知するようになっている。
【0024】
一方、両面原稿時は、原稿を一旦パスI、IIからIII に導き、そこで回動可能な切換フラッパ310を切換ることで原稿の先端をパスIVに導き、搬送ローラ305によりパスIIを通って全面ベルト306で原稿台ガラス101上に搬送した後停止させる。つまり搬送大ローラ307により、パスIII 〜IV〜IIのルートで原稿の反転がなされる構成となっている。
【0025】
ところで、シート処理装置1の上部には、ストッパ部材2が設けられており、シート処理装置1を複写装置本体100に接続する際は、このストッパ部材2によって複写装置本体100の側面に形成されているホールド部133に位置決め取り付けられている。さらにシート処理装置1の下部には折り機ユニットもしくは取付台70が構成され、この台70には移動可能なようにキャスター80が取り付けられている。
【0026】
したがって、複写装置本体100の排紙部付近でのジャム処理や、シート処理装置1と複写装置本体100の受け渡し部でのジャム処理等を行う際は、ストッパ部材2を図2に示すX方向に回動してホールド部133との係合を解除し、次にシート処理装置1を水平方向に移動して複写装置本体100を離間させることにより容易に行うことができるようになっている。
【0027】
一方、画像形成されたシートは、その後の処理に応じてシート処理装置1あるいは取付台70の内部に配設されている図示しない折り装置のどちらかに搬送されるようになっている。
【0028】
即ち、シート処理装置1でシートを処理する場合は、図2に示す複写装置本体100に近い側の第1フラッパ3の上流側端部を下方向へ位置させ、第1フラッパ3の下流側の第2フラッパ4の上流側端部を上方向へ位置させることによりシートはローラ対5を通して第1搬送パス6へ送られ、第1搬送パス6からさらに下流側へ送られるようになる。
【0029】
なお、折り装置へシートを搬送する場合は、第1フラッパ3の上流側端部を、図2に示すように上方向へ位置させることにより、シートは第3搬送パス7を通って図示破線矢印方向の先に位置する折り装置へ送られる。
【0030】
ところで、図2において、8は第2搬送パス(バッファーパス)、9はバッファーローラ14,15,16はバッファーコロ、10,11,12,13はシート検知センサであり、通過シートの検知及び滞留シートの検知等を行う。17は第1排出ローラ(排出手段)、18は押えコロ、19は排出整合ベルト(整合回転体)であって、第1排出ローラ17と、押えコロ18の間に挟持されて回転し、かつベルト外れ防止策としてベルト内側の中央部付近に図示しないエンドレスのリブを設け、第1排出ローラ17と係合して回転する構成である。
【0031】
排出整合ベルト19の内側には、ベルトを動かすためのベルトコロ61が配置され、ベルト移動アーム62で、図示しない駆動源により揺動可能となっている。上記ベルト移動アーム62及びベルトコロ61により、排出整合ベルト19を強制的に変形させる回転体移動手段が構成されている。
【0032】
また、スノコシャッタ34は、上下方向に移動可能であり、トレイユニット26がシートを積載して移動する際には上昇して図5のFで示す斜線部を閉じてシートが落下してくるのを防止でき、またトレイ24にシートを排出する際には第2排出ローラ32より下方に移動して、シートの排出を妨げないようになっている。
【0033】
また、図2において21は幅よせ板であり、シート整合の際にシートの整合を行うためのものである。20はシートの後端を規制する突き当て板(整合突き当て部材)であり、この突き当て部材20は、シートを順次積載する際のホームポジションと、ステイプラ(綴じ手段)22が前後動する際に退避する位置をとることができるように構成されている。ステイプラ22の位置を変更する際、ステイプラ22と同一位相にある突き当て部材20は、破線で示す位置へ回動して退避することができるようになっている。
【0034】
ところで、本実施の形態において、シートの幅方向の整合は、図3、図4に示す幅よせガイド21によって行なわれる。また、ステイプラ22は、シートの2ケ所とじ、手前側1ケ所とじ及び奥側1ケ所綴じを行うよう、図3の矢印で示す範囲を移動してステイプルを行うようになっている。
【0035】
なお、ここではステイプラ22の動作説明は省略するが、ステイプラ22自体は、通常市販されている電動(ソレノイド)あるいはモータ駆動の自動ホチキス装置の構成とほぼ同一のもので、シートに対してステイプル針を打ち込んでシートを綴じる構成のものである。なお、図3、図4において、21aは整合基準板である。
【0036】
一方、図2において、23,24,25はシート処理装置本体1の側壁面1aに形成されている排出口50から排出されるシートを積載するための第1、第2、第3トレイであり、26はこれら第1、第2、第3トレイ23,24,25を上下方向にかつ本体1側に傾斜した状態で取り付けているトレイユニットである。ここで、このトレイユニット26は、シート処理装置本体1の側壁面1aに上下方向に移動可能に取り付けられると共に、その下部に内蔵される図示しない駆動源によって上下方向に移動するようになっている。
【0037】
また、本体1の側壁面1aには、第1、第2、第3トレイ23,24,25に積載されたシートの傾斜端部に当接して排出されたシートの上流側への逆流を防止又は支持するための上下の規制部材(以下上部スノコガイド及び下部スノコガイドという)27,27aが設けられている。
【0038】
ところで、図5において、31は揺動ガイドであり、移動排出ローラ33を回転自在に保持すると共に、シート排出時、図6に示すカム35が駆動源Mにて同図の矢印方向に回転することにより揺動軸31aを支点として下方に揺動し、図5に示すように移動排出ローラ33を第2排出ローラ32に圧接させるためのものである。
【0039】
なお、この揺動ガイド31は、後述するステイプルモードの際には、移動排出ローラ33を第2排出ローラ32から離間させるよう上方に揺動して2つのローラ32,33をシート搬出可能状態からシート搬出不能状態とする切り替え手段としての役割を果たすようになっている。
【0040】
また、図5、図7において、30はストッパであり、トレイ移動時に回動軸30aを支点として回動し、図7に示すように、上昇してきたスノコシャッタ34の溝部34aと嵌合してロックされ、排出口50を塞いでトレイ24が排出口50を通過する際、トレイ24に積載されているシートSが排出口50に逆流するのを防ぐためのものである。
【0041】
なお、このストッパ30は、シートを排出する場合には、図5に示すY方向に回動してスノコシャッタ34のロックを解放するようになっており、また、後述するステイプルモードの際には、図8に示すように揺動ガイド31と同様に、排出口50を解放する方向に回動するようになっている。なお、同図において、271は上部スノコガイド27に形成されたリブである。
【0042】
次に、このように構成されたシート処理装置の動作について説明する。
【0043】
例えば、ステイプルを行わずにシートを排出する際には、第1、第2、第3トレイ23,24,25を直接排出するようにしている。図9には、第2トレイ24にシートを排出する場合を示す。
【0044】
ところで、ユーザによってノンステイプルモードが選択されると、カム35(図6参照)により、揺動ガイド31が図5に示すように移動排出ローラ33を第2排出ローラ32に圧接させる位置まで揺動する。なお、この際、ストッパ30はY方向に回動して停止している。また、スノコシャッタ34は、第2排出ローラ32より下方に位置し、シートの排出をさまたげないようになっている。
【0045】
この状態で複写装置本体100から排出されてきたシートは、図2に示す搬送パス6を通ってローラ対5,17に渡され、ローラ対5,17によりさらに下流側へ排出された後、揺動ガイド31によってトレイ24の方向へ向けられ、排出ローラ32,33を経て排出口50から排出されてトレイ24上へ順次積載される。
【0046】
一方、通常のシートSを大量にとる場合は、まず第1、第2、第3トレイ23,24,25内に設置された紙有りセンサ23a,24a,25a(図2参照)により、トレイ23,24,25上にシートが残っていないことを確認した後、トレイユニット26は、第1のトレイ23の1枚目のシートを受ける所定の位置まで移動する。
【0047】
さらに、シートの積載枚数が一定数になると、トレイユニット26は積載済のシートの上面が1枚目のシートを受けた面とほぼ同一になるよう定められた位置まで下降する。上記動作をくり返して、トレイ内に最大積載量のシートが積載されたことを検知すると、複写装置本体100へ停止信号を出し、シートの排出を一時停止する。
【0048】
次に、トレイユニット26は第2トレイ24にシートを積載するため、第2トレイ24の1枚目のシートを積載するよう定められた位置まで下降する。この後、複写装置本体100にコピー動作を再開させ、シートの積載を再開する、この後、前述と同じ動作をトレイ24が満載になるまでくり返す。なお、第3トレイ25にシートを積載する場合も、第1トレイ23から第2トレイ24へ移動する場合と同様である。
【0049】
ところで、本実施の形態において、複写装置本体100は、デジタル方式のものであり、このような複写装置本体100は、原稿の画像を読みとるスキャナ部と画像を再現するプリンタ部とで構成されており、各々独自に動作することも可能である。即ち、スキャナ部では原稿をランプで照射し、その反射光を受光素子で小さな点(画素)に分解すると同時に原稿の濃淡に応じた電気信号に変換(光電変換)しており、プリンタ部ではスキャナ部より送られてきた電気信号をもとに、レーザー光でドラムを照射し、ドラム上に静電潜像を作り、現像剤、転写、定着を経てコピー画像を形成している。
【0050】
デジタル複写機に図1に示すようにインターフェイス500を接続することにより、スキャナ部で読み取った原稿の信号を他のファクシミリ501に転送したり、逆に他のファクシミリ501から受けた電気信号を、インターフェイス500を通してプリンタ部へ送り画像をシートに写し出すことも可能である。
【0051】
また、同様にパソコンの様なコンピュータ機器502から受けた画像信号をインターフェイス500を通してプリンタ部へ送りシートへコピーしたり、スキャナ部で読み取った画像を、インターフェイス500を通じてパソコンへとり込んだりすることができるようになっている。
【0052】
上記したように、現在のデジタル複写機では、ADF300から送られた原稿や原稿台ガラス101上へ載置された原稿を読み取ってコピーするだけではなく、インターフェイス500を介在することにより、ファクシミリとして使用したり、パソコンのプリンタとして使用することも可能である。
【0053】
ところで、このように本装置100を使用するためには、シートを別々のトレイに分類して積載したり、ユーザの希望によっては、トレイの各々に番号づけを行って、ユーザの希望のトレイ上へシートを積載する必要がある。
【0054】
このため、本実施の形態においては、例えば、第1トレイ23にはファクシミリの出力紙、第2トレイ24にはパソコンからの出力紙、第3トレイ25にはコピーモード時の出力紙を積載するようにしている。次に、このように各トレイにシートを排出する動作について説明する。
【0055】
まず、図10に示すパソコンからの出力紙をある枚数受けた状態からコピーモードのシートSを積載する場合、即ち第3トレイ25を使用する場合について説明する。
【0056】
パソコンからの出力紙をある枚数受けた状態から第3トレイ25を使用する場合は、トレイユニット26が下降して第3トレイ25の1枚目のシートを受ける位置へ移動するが、この動作は、コピーモード時において、トレイ内の積載枚数が最大になっていなくとも下降する点を除くと同一である。
【0057】
次に、第2トレイ24にパソコンの出力紙等をある枚数受けた状態で、ファクシミリ等の出力紙を積載する場合、即ち第1トレイ23を使用する場合について説明する。
【0058】
第2トレイ24にシートを積載したまま、第1トレイ23にシートを積載するためにトレイユニット26が上昇する。この際、図5の斜線で示すF部の空間にシートSが入り込むことのないよう、図7に示すようにスノコシャッタ34が上昇してF部の空間を塞ぐので、トレイ24がシートSを積載したままで上方へ移動することが可能となる。なお、このスノコシャッタ34のシート突き当て面は、揺動ガイド31のシート突き当て面31b(図6参照)及び下部スノコガイド27aと同様にシートSが滑りやすいようにリブ形状となっている。
【0059】
そして、このような構成をもつことにより、シートSが排出口50に逆流することなく通過することが可能となるため、トレイ24はシートSを積載したまま上方に移動することが可能となる。また、揺動ガイド31のシート突き当て面31bを上側スノコガイド27の一部として利用することにより、トレイとトレイの間隔を狭めることが可能であり、トレイユニット26を小型化することができる。
【0060】
以上説明した動作は、第2トレイ24から第1トレイ23に移動する場合の動作であるが、いずれのトレイからスタートしても同様である。
【0061】
次に、シート処理装置のステイプル動作について説明する。
【0062】
まず、ステイプルを行ってコピーをとるステイプルソート時には、積載トレイ23,24,25に直接積載せず、まず図2におけるステイプルトレイ(積載手段)38に積載する。
【0063】
ユーザによってステイプルソートモードが選択されると、シート処理装置は下記に示すように動作する。図11は、シートをステイプルトレイに積載する状態を示す図である。
【0064】
まず、1枚目のシートが搬送されてくる際には、図11(a)において示すように、揺動ガイド31が下がった位置にあり、シートSは第1排出ローラ17と第2排出ローラ32とにより同図左方向に搬送される。
【0065】
ここで、第2排出ローラ32の駆動方法を示す。
【0066】
図23図24に示すように、第2排出ローラ32は、ギア604と結合されている。図24において、モータMと結合されているギア601が矢印A方向に回転すると、2段ギア602を介してギア603は矢印B方向へ回転させられる。この際、ギア603は、振り子板608に回転可能に軸支されており、また、振り子板608は、ギア602の回転軸を中心に回転可能となっていて、ギア604と605aの間を揺動可能となっている。
【0067】
ここで、ギア603と振り子板608は、一定の軸負荷を与えられている(負荷手段は図示せず)ため、ギア602の回転により、矢印B方向へ付勢されている。よって、2段ギア603の小径ギア部は、ギア604へ圧接されてかみ合い、ギア604を矢印C方向へ回転する。よって、第2排出ローラ32はシートを下流方向へ搬送することができる。
【0068】
ここで、2段ギア603の小径ギア部とギア604がかみ合っている際は、ギア605aと離間している。また、ストッパ607は図の矢印方向に付勢されているが、揺動ガイドの31bにて押し下げられている。シートSの後端が排紙センサ(シート検知手段)13を通過して所定時間経過し、排出整合ベルトからさらに下流側へ進んだ状態を図11(b)に示す。この状態で第2排出ローラ32は停止する。また、第1排出ローラ17と共に回転している排出整合ベルト19より所定量進んだ位置で、シートSは停止する。
【0069】
次に、ステイプルトレイ38上のシートSを強制的に上流側へ引き戻した状態を図11(c) に示す。ここで、図23、図25においてモータMと結合されているギア601が矢印D方向に回転すると、2段ギア602を介してギア603は矢印E方向に回転させられる。よって、2段ギア603の小径ギア部は、ギア605aへ圧接されてかみ合い、ギア605bを介してギア606を矢印F方向へ回転する。
【0070】
ここで、ギア606の斜線部606aがギア607にかみ合い、更にギア604を矢印G方向に回転する。よって、ギア604と結合している第2排出ローラ32も矢印G方向へ回転し、シートSを搬送方向上流側へ引き戻す。
【0071】
更に、ギア606が矢印F方向へ回転し、シートSの後端が排出整合ベルト19と接する位置へ達すると共に、図23、図25に示すギア606のピン部606bが揺動ガイドのアーム部31aを持ち上げる。よって、揺動ガイド31は、図11(d) に示すような位置まで上昇後、図示しないセンサにて位置を検知されて停止する。
【0072】
揺動ガイド31の上昇に伴って、アーム部31bを上方へ回動するため、ストッパ607は、矢印方向へ回動する。ここで、振り子板608及びギア603、ギア軸先端部603aもギア605a側へ回動しているため、ストッパ607のリブ部607a(裏面)が、ギア軸先端部603aと嵌合し、ギア603はギア605aとそのかみ合いが回転可能で、かつ、はずれない位置へ停止させられる。
【0073】
また、このステイプルトレイ38は、シートSが自重でステイプルトレイ38上に積載されるような角度で本体1の内部に取り付けられている。また、トレイ24は、シートSの後端を支えて、シートSが排出方向上流側へ戻るのを補助するように、図12に示すように、ノンステイプルモード時よりも上側に位置するようになっている。
【0074】
一方、同図に示すように、ステイプルトレイ38上へ排出されたシートSは、ステイプルトレイ38の傾斜及びトレイ24の位置を高めにとることにより、排出方向上流側へ自重落下するのを補助されているが、さらに第1排出ローラ17と同期して矢印方向へ回転する排出整合ベルト19によりステイプルトレイ38上の上流側方向へ付勢されている。
【0075】
よって、シートSは、突き当て板20につき当たって排出方向に対して垂直な方向に対して整合される。また、シートSの幅方向の整合は、幅よせガイド21(図3、図4参照)によって、シートSがステイプルトレイ38に落下して突き当て板20につき当たる所定の時間で動作を開始し、シートSの幅寸法よりも、所定の寸法だけ本体奥側から手前側へ動作することにより、シートSは手前方向に整合される。
【0076】
ここで、排出整合ベルト19は可撓性(弾力性)をもち、かつ、摩擦係数の高いゴム部材を使用している。よって、図12の矢印方向にシートSを整合するために回転する際には、その弾性によってたわみ、図12に示すように、シートSの排紙方向下流側へ変形する。よって、次に搬送されてくるシートSの後端は、変形したベルト19の下流位置19aに後端が落下することになる。
【0077】
ステイプルトレイ38に多数枚のシートが積載されると、かなりの厚みをもってくるため、ベルト19は、大きく下流側へ変形することになる。よって、シートSの落下位置も、位置19aよりも更に下流側の位置19b(図13)の位置へ排出されることになり、図13の符号Gに示すように、厚みをもったシート束の場合は、下流側へたれ下がるようになり、シートSが自重で戻る際に戻りにくくなる。
【0078】
特に、静電気が帯電しやすく、シートとシートの間の摩擦係数の不安定な再生紙を使用した場合などは、シートSが排出整合ベルト19の下側にまで戻ることができず、ステイプル整合不良に到る場合がある。
【0079】
次に、本発明でのステイプルモード時での動作を示す。
【0080】
図14において、ステイプルモードのシートSが、ステイプルトレイ38に排出された直後の状態を示す。
【0081】
ここで、ベルトコロ61は、排出整合ベルト19の内側に配置され、かつベルト移動アーム62で揺動可能になっている。排出整合ベルト19は、弾力性を持つ部材を使用しているため、ベルトコロ61で容易に変形可能である。通常、排紙方向に第1排出ローラ17が回転すると、排出整合ベルト19は自身の摩擦力で搬送方向下流側へ変形する(図12)が、ベルト移動アーム62を矢印方向へ回動することにより、ベルトコロ61が、上流方向へベルト19を引き戻す。
【0082】
よって、搬送されてきたシートSは、図12に示す位置19aよりも上流側の19cの位置へ後端が落下する。よって、図13に示すように、積載済のシート束からとび出した位置へ落下することなく、シートの自重で落下することが容易になる。
【0083】
更に、センサ13(図2)により、ステイプルトレイ38にシートが排出された時間を検知可能であるので、ステイプルトレイ38にシートが排出された後、所定の時間でベルト移動アーム62を図15の矢印方向へ回動し、ベルトコロ61を下流方向へ移動する。よって、排出整合ベルト19は、第1排出ローラ17と同期して回転しているため、自身の摩擦力と弾性力で図15に示すように、下流方向へ変形する。
【0084】
ここで、ベルト19とシートSの接触点19dは、19cの位置よりも下流側へ移動可能であるため、シートSが落下せずとも、排出整合ベルト19がシートSを上流方向へ引き込むことが可能である。
【0085】
以下、2枚目以下のシートSはユーザが設定した枚数がステイプルトレイ38上にすべて積載されるまで上記動作がくり返される。
【0086】
ユーザが設定した枚数のシートが、ステイプルトレイ38上へ整合されると、揺動ガイド31が下降し、シート束を圧接する。その後、ステイプラが動作し、ユーザの設定した位置にステイプルする動作を行う。
【0087】
この際の状態を図11(e)に示す。更に、ステイプル終了後、第2排出ローラ32がシートを下流側へ搬送する方向へ回転し、図18に示すように、ステイプル済のシート束が積載される。
【0088】
上記動作を図25、図26において説明する。
【0089】
まず、図25は、揺動ガイド31が上限位置で停止している状態である。この状態から、モータがギア601を矢印D方向に回転することで、ギア606が矢印F方向へ回転し、ピン部606bが下方向に回転することで、揺動ガイド31は下降し始める。
【0090】
ピン部606bが図25の実線で示す位置にある場合は、揺動ガイド31の自重Pは、ギア606の回転軸の中心へと向かっており、ギア606に、揺動ガイド31の自重による回転力は発生しない。
【0091】
次に、ピン部606bがF方向へ回転し始め、図25に破線で示すような位置へくると、揺動ガイド31から働く力P′はギア606の回転軸からはずれているため、F方向にギア606を回転する力が発生する。
【0092】
そして、その力は揺動ガイド31の自重が比較的重いために、ギア605b、605aをも回転する力を発生する。ここで、もし、ストッパ607がなかったとすると、ギア603がモータの回転力により矢印E方向へ押しつけられる力よりも、ギア605aが揺動ガイド31の自重により回転せられる力の方がはるかに大であるため、ギア603の小ギア部とギア605aのかみ合いがはずれ、揺動ガイドが自重で落下してしまうこととなる。
【0093】
そこで、ストッパ607を設置することにより、ストッパ607のストッパ部607aがギア603のギア軸先端部603aを保持しているため、ギア605aとギア603のかみ合いは離間することなく、揺動ガイド31の降下速度はモータの速度制御に依存することとなる。
【0094】
更に、揺動ガイド31は、ステイプルトレイ38に積載されたシート束を搬送方向下流側へ排出するため、シート束の所定の厚み幅をもった位置まで降下した位置で、第2排出ローラ32が図11(a)に示す矢印方向へ回転可能であることが必要である。前記位置まで揺動ガイド31が降下した状態を図26に示す。
【0095】
図26の位置まで揺動ガイド31が降下すると、揺動ガイド31のアーム先端部31bがストッパ607につき当たり、ストッパ607を図示した位置まで押し下げる。この位置では、ストッパ607のストッパ部607aがギア軸先端部603aからはずれており、ギア603及び振り子板608はギア602の軸を中心として矢印Gのどちらの方向にも移動可能となる。
【0096】
ここで、モータM(図23)が図25の矢印Dと反対の方向へ回転すると、図24に示す状態とほぼ同一の状態となり、ステイプルトレイ38に積載したシートを排出するために第2排出ローラ32を矢印C方向へ回転可能となる。
【0097】
一方、ステイプル動作時には、順次、シートが複写装置100から排出されてくるため、次のジョブの排出シートの先頭の1枚目を本体1内に滞留させ、2枚目のシートと重ねて排出するという動作を行う。
【0098】
その動作を、図19から図22を用いて説明する。図19はシートSが装置本体1内へ侵入し始めた状態を示す。
【0099】
複写装置100から排出された1枚目のシートS1は、フラッパ3,4の上流側端部が下方へ位置することで、バッファーパス8へ送られる。バッファーパス8へ送られたシートS1は、バッファーローラ9に巻きつく形で図示矢印方向へ送られる。ここで、フラッパ39はシートS1がローラ15の方向へ送られるように回動し、センサ11でシートS1の先端を検知して図20に示すような状態で停止する。
【0100】
そして、図20に示すように、2枚目のシートS2が侵入してくると、バッファーローラ9は回転を開始し、図21に示すように1枚目と2枚目のシートS1,S2を重ねて搬送する。さらに、1枚目のシートS1の後端がフラッパ39の位置をすぎると、図22に示すようにフラッパ39は排出ローラ17,18の方向へシートSが送られるように回動し、2枚重ねたままステイプルトレイ38上へ排出される。
【0101】
以上の動作を行うことで、ステイプラ22がステイプル動作を行っている時間は排出ローラ17,18からシートSは排出されず、ステイプル動作を実行することが可能であり、かつ複写装置100の動作も停止することがない。
【0102】
またステイプル動作を行う時間をさらにかせぐために、バッファーローラ9に3枚目以上のシートSを巻きつけることも可能である。
【0103】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、積載手段上に排出されたシートに当接・回動してシートを整合突き当て部材側に移動させる変形可能な整合回転体を、整合回転体移動手段により強制的に整合突き当て部材側に変形させるようにしたので、シートに対する整合回転体の接触位置を整合突き当て部材側に移動できて、積載手段に排出されるシートの後端部の落下位置を整合突き当て部材側に移動させることができる。このため、摩擦係数の大きいシートや、再生紙のように摩擦係数の不安定なシート、静電気が帯電し易いシート等を使用した場合でも、積載手段上に排出されたシートを確実に整合することができる。また、積載手段上のシート束を綴じ手段によりステイプルする場合には、シート束のステイプル整合性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート処理装置が適用された画像形成装置の縦断正面図。
【図2】同じくシート処理装置の縦断正面図。
【図3】同じくステイプルトレイ部の平面図。
【図4】同じくステイプルトレイ部の側面図。
【図5】同じくシート処理装置の要部拡大側面断面図。
【図6】同じく揺動ガイド部の斜視図
【図7】同じくスノコシャッタが空間部Fを塞いだ状態示す動作図。
【図8】同じくステイプルモードにある揺動ガイド部の動作図。
【図9】同じくシート処理装置の第2の積載トレイにシートを排出する動作図。
【図10】同じくパソコンからのシートを第2の積載トレイに積載した動作図。
【図11】同じくステイプルモード時におけるステイプルトレイへのシートの排出動作図。
【図12】同じくステイプルトレイ上のシートを整合する排出整合ベルトの動作図。
【図13】同じくステイプルトレイ上のシートを整合する排出整合ベルトの動作図。
【図14】同じくステイプルトレイ上のシートを整合する排出整合ベルトの動作図。
【図15】同じくステイプルトレイ上のシートを整合する排出整合ベルトの動作図。
【図16】同じく設定したシートがステイプルトレイに排出された状態を示す動作図。
【図17】同じくステイプル後のシート束の排出中の動作図。
【図18】同じくステイプル後のシート束の排出後の状態を示す動作図。
【図19】同じくシート処理装置内にシートが搬入される状態を示す動作図。
【図20】同じく1枚目のシートをバッファローラに巻き付けた状態を示す動作図。
【図21】同じく1枚目と2枚目のシートS1,S2を重ねて搬送する状態の動作図。
【図22】同じく2枚のシートが重ねられて排出される状態を示す動作図。
【図23】同じく揺動ガイド及び第2排紙ローラ部の駆動機構の斜視図。
【図24】同じく揺動ガイドが下降しているときの駆動機構の動作図。
【図25】同じく揺動ガイドが上昇しているときの駆動機構の動作図。
【図26】同じく揺動ガイドが下降途中の駆動機構の動作図。
【符号の説明】
S シート
1 シート処理装置
13 シート検知手段
17 第1排出ローラ
18 押えコロ
17,18 排出手段
19 排出整合ベルト(整合回転体)
20 突き当て部材(整合突き当て部材)
22 ステイプラ(綴じ手段)
31 揺動ガイド
32 第2排出ローラ
33 移動排出ローラ
38 ステイプルトレイ(積載手段)
61 ベルトコロ
62 ベルト移動アーム
61,62 回転体移動手段
100 複写装置本体(画像形成装置本体)
108 感光ドラム(画像形成部)

Claims (6)

  1. シートを排出する排出手段と、
    該排出したシートを載置する積載手段と、
    前記積載手段上に排出されたシートの後端部を受け止めて整合する整合突き当て部材と、
    前記積載手段上に排出されたシートに当接・回動してシートを前記整合突き当て部材側に移動させる変形可能な整合回転体と、
    前記排出手段のシート排出動作によって前記整合突き当て部材から離れる方向に変形する前記整合回転体を、該整合回転体の内周面に接触して強制的に前記整合突き当て部材側に変形させて、前記積載手段に排出されるシートの後端部の落下位置を前記整合突き当て部材側に移動させる回転体移動部材と、
    を有することを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記積載手段へ排出されるシートを検知するシート検知手段を有し、該シート検知手段によるシート検知から所定時間後に前記回転体移動手段を駆動させることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記整合回転体は、前記排出手段と同期して回転することを特徴とする請求項1又は2に記載のシート処理装置。
  4. 前記回転体移動部材は、前記整合回転体の内周面に接触可能なコロを有し、該コロを介して、前記整合回転体の内周面を押し動かす回動可能なベルト移動アームであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載のシート処理装置。
  5. 前記積載手段上で整合されたシート束を綴じる綴じ手段を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載のシート処理装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項記載のシート処理装置と、
    シートに画像を形成する画像形成部と、
    画像形成したシートを前記シート処理装置に排出する排出手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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