JPH10218476A - シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

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JPH10218476A
JPH10218476A JP9019386A JP1938697A JPH10218476A JP H10218476 A JPH10218476 A JP H10218476A JP 9019386 A JP9019386 A JP 9019386A JP 1938697 A JP1938697 A JP 1938697A JP H10218476 A JPH10218476 A JP H10218476A
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JP
Japan
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sheet
tray
discharge port
processing apparatus
sheets
Prior art date
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Withdrawn
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JP9019386A
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English (en)
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Yoichi Tagawa
洋一 多川
Hiroaki Namiki
博昭 並木
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Canon Inc
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Inc
Canon Aptex Inc
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Publication date
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Publication of JPH10218476A publication Critical patent/JPH10218476A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2402/00Constructional details of the handling apparatus
    • B65H2402/40Details of frames, housings or mountings of the whole handling apparatus
    • B65H2402/45Doors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートを積載するトレイを排出口に沿って上
下動させる時、排出口へのシートの進入防止、及び排出
後部をシートがスムーズに通過可能にしたシート処理装
置を実現する。 【解決手段】 シート処理装置1の排出口50からシー
トを排出して積載したトレイを、排出口に沿って上下動
させるとき、排出口を遮蔽する位置にスノコシャッタ3
0を移動させると共に、スノコシャッタに設けた斜面3
0gが、上下規制部材27,27aの摺動面と略同一面
になるように、スノコシャッタ30を姿勢変化可能にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート処理装置に
係り、詳細には、例えば、画像形成装置によって画像形
成されたシートの綴じ操作等の処理を行うシート処理装
置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシート処理装置は、排出手段より
排出されたシートの排出方向上流側部分を支持する第1
のトレイと、この第1のトレイに上流側部分を支持され
たシートの下流側部分を支持する第1のトレイに対して
上下動可能な第2のトレイとを備えたものがあり、この
ような構成のシート処理装置としては、例えば特開平1
−313261号公報に示されるものがある。
【0003】そして、このようなシート処理装置では、
図20に示すように排出口50の内方に配設された排出
ローラ32及び上下方向に移動自在に設けられた移動排
出ローラ33よりなり、シートSを挟持した状態で回転
する一対の移動手段であるローラ対32Aによりシート
Sを第2のトレイTに排出するようにしている。
【0004】なお、同図において、27は上部規制部
材、27aは下部規制部材であり、これら上部及び下部
規制部材27,27aは排出口50の上部壁面及び下部
壁面をそれぞれ形成すると共に、シートSの上流側端部
である傾斜端と当接してシートSの移動を規制する規制
手段を構成するものである。また、38は第1のトレイ
であるステイプルトレイである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この公報に
示されるシート処理装置は、第1のトレイに対して第2
のトレイは1段で構成されると共に、第2のトレイの上
流側端部に既積載シートのストッパ等は設けられていな
いため、第2のトレイをシート排出部(排出口)より上
方に移動させると、積載シートが第2のトレイに落下
し、第1のトレイ38の開口部の天井部と第2のトレイ
Tとの間に挟まってロックすることがある。
【0006】よって、第1のトレイ38の開口部を閉じ
るために、移動手段32Aの一方33を支持する部材
(図示略)は、シートを積載搬送するのを阻害しない位
置に揺動可能に設置され、また第2のトレイTに積載さ
れたシートが規制手段に沿って上下に滑動する際には、
この部材は規制手段の一部として利用されているため、
シートの上下動につられて開閉しないようにストッパが
必要となる。また、この移動手段32Aの一方を支持す
る部材と規制手段との間にもシートを受け渡しする出没
可能な部材が必要となる。
【0007】そこで、特願平7−203680では、簡
単な構造でシートの排出口への侵入を確実に防ぐことの
できるシート処理装置を提供することを目的として、以
下に述べる内容のシート処理装置が提案されている。
【0008】このシート処理装置は、シート綴じ等の処
理を行う本体と、シートを排出するため前記本体の側壁
面に形成された排出口と、前記側壁面に傾斜した状態で
取り付けられて前記排出口より排出されたシートを積載
する上下方向に移動可能なトレイとを備えたシート処理
装置において、通常、前記排出口の上部空間を塞いで前
記トレイに積載されたシートが前記上部空間から該排出
口内に侵入するのを防ぐ回動可能な遮蔽部材と、トレイ
移動時に回動して前記遮蔽部材と共に前記排出口を塞
ぎ、前記排出口を通過するトレイに積載されたシートが
該排出口に侵入するのを防ぐ一方、前記遮蔽部材に当接
して該遮蔽部材の上部空間解放方向への回動を規制する
排出口開閉部材と、を備えている。
【0009】ところが、上記のシート処理装置の構成に
よれば、前記排出口にシートが侵入することを防ぐ排出
口開閉部材は、回動する方法を採ったために、遮蔽状態
ではトレー上下動時のシート上流側端部通過面の平面部
を大きくとれない制約があり、また、排出口の直下に形
成される積載壁面は鉛直面のままでは、シートの積載・
整列性が良くならない場合があることがわかった。
【0010】本発明は、本体の排出口から排出されるシ
ートを積載するトレイを上下方向に移動させる時、積載
シートの排出口への侵入を防ぐと共に、排出後部をシー
トがスムーズに通過してシートの積載・整列性を図った
シート処理装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、請求項1に係る発明は、シー
ト綴じ等の処理を行う処理装置本体と、該処理装置本体
の側壁面に形成されていてシートを排出可能な排出口
と、該排出口から排出されたシートを積載可能に傾斜し
た状態にあって、前記排出口に対して上下方向に移動可
能な複数のトレイと、該トレイにシートを排出するシー
ト排出手段と、を備えるシート処理装置において、前記
シート排出手段の下方に上下動可能に配置され、前記ト
レイに積載したシートの突き当て面となる積載壁面が鉛
直面に対して若干傾斜した斜面を有し、前記トレイに積
載したシートが前記排出口を通過する際に上昇して前記
排出口を遮蔽する排出口開閉部材を備え、該排出口開閉
部材は、前記排出口を閉塞する位置に上昇した状態で
は、前記積載壁面が前記排出口を構成する上下規制部材
の摺動面と略同一面の略鉛直面となるように姿勢変化可
能であることを特徴とする。
【0012】請求項2に係る発明は、前記排出口の上部
空間を閉塞する第1の位置と、該第1の位置から退避し
た第2の位置とに回動自在であって、前記第1の位置に
あるときには前記上下規制部材の摺動面と略同一面をな
す摺動面を備えた遮蔽部材を有することを特徴とする。
【0013】請求項3に係る発明は、前記トレイに排出
するシートを積載しガイドする内部トレイを有し、前記
排出口開閉部材は、排出口を遮蔽する位置に上昇したと
きに前記遮蔽部材又は内部トレイに当接して排出口開閉
部材を姿勢変化させる少なくとも1つの突起を備えてい
ることを特徴とする。
【0014】請求項4に係る発明は、前記排出口開閉部
材は、前記積載壁面と反対側の面が前記内部トレイに当
接するように付勢させる付勢手段を有することを特徴と
する。
【0015】[作用]以上構成に基づき、シート排出手
段により排出口から排出されるシートは、複数のトレイ
の1つに積載され、その後端部は排出口を構成する上下
規制部材の摺動面と排出口開閉部材の積載壁面とに突き
当てられて整合される。シートを他のトレイに排出する
ためにトレイを上下動させるとき、排出口開閉部材は、
排出口を遮蔽する向き上昇すると共に、積載壁面が上下
規制部材の摺動面と略同一面の略鉛直面の状態に姿勢変
化をする。これにより、排出口部を上下方向するトレイ
上のシートは、積載性及び整列性を乱すことなく、排出
口部をスムーズに通過する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0017】図1は、本発明を適用できる画像形成装置
の一例である複写装置の内部構成を示す図である。同図
において、1は本発明におけるシート処理装置本体、1
00は複写装置本体、200はサイズの異なる複数の用
紙を積載するカセット、300は原稿の自動給送を行う
原稿給送装置(以下ADFと称する)である。
【0018】まず、複写装置本体100において、10
1は原稿を積載する原稿台ガラス、103,104はそ
れぞれ原稿の反射光の光路を変更する走査用反射ミラー
(走査ミラー)、105は合焦及び変倍機能を有するレ
ンズ、106はADF300より送られた原稿を読み取
るための照明ランプ及びミラーを持つ第1走査ミラー、
107はレジストローラ、108,110は感光ドラム
及び加圧ローラ、111は画像記録されたシートを定着
側へ搬送する搬送ベルト、112は搬送されてきたシー
トを熱圧着させる定着器である。
【0019】113,117はシートを搬送する搬送ロ
ーラ、114は搬送されてきたシートの搬送方向を切り
換えるためのフラッパ、115はシートをシート処理装
置(処理装置本体)1の方向へ搬送する搬送ローラ、1
16はシートの表裏を反転する反転パス、118は給紙
カセットからの用紙を感光ドラムユニット部へ搬送する
搬送ローラ、119,120,121は手さしユニット
から用紙を搬送するローラ、手差しトレイ及び分離パッ
ドである。122,123,125は感光ドラム上に画
像を形成するためのレーザー及びポリゴンミラー、光路
を変更するミラーであり、124はポリゴンミラー12
3を駆動するためのモータである。
【0020】200は各サイズの用紙を種類別に積載
し、複写装置本体100からの信号により種類別に用紙
を本体へ供給する給紙カセットであり、201はカセッ
トから用紙を引き出す搬送ローラ、202はカセットか
ら引き出された用紙を上方へ受け渡す中間ローラであ
る。
【0021】ところで、感光ドラム108の表面は光導
電体と導電体を用いたシームレス感光体からなり、この
ドラム108は回動可能に軸支されて、複写開始キーの
押下に応答して作動するメインモータ(図示せず)によ
り、同図の矢印の方向に回転を開始するようになってい
る。なお、ドラム108の所定回転制御及び電位制御処
理(前処理)が終了すると、原稿台ガラス101上に置
かれた原稿は第1走査ミラー106と一体に構成された
照明ランプにより照明され、その原稿の反射光は走査ミ
ラー103,104を経てレンズ105を通り、レンズ
ユニット内部の受光素子にて結像するようになってい
る。
【0022】ここで、この原稿からの反射光像は受光素
子において電気信号に変換されて画像処理部(図示せ
ず)へ送られる一方、この画像処理部においてユーザ−
より本体が受けた所定のデータ処理が行われた後、レー
ザー部122へ送られるようになっている。そして、こ
のデータ処理が行われた電気信号はレーザー部122で
光に変換された後、ポリゴンミラー123、ミラー12
5によって反射されて感光ドラム108上で静電潜像と
なると共にトナーにより可視化されて後述するようにシ
ート上に転写されるようになっている。
【0023】また、カセット200もしくは手差しトレ
イ120にセットされたシートは、給紙ローラ118,
119,201,202により複写装置本体100内に
送られ、レジストローラ107により、正確なタイミン
グをもって感光ドラム108の方向へ送られ、潜像先端
とシートの先端とが一致される。その後、感光ドラム1
08とローラ110との間をシートが通過することによ
り、ドラム108上のトナー像がシート上へ転写され
る。
【0024】なお、この後、シートはドラム108より
分離され、搬送ベルト111により定着器112へ導か
れ、加圧及び加熱により転写される。そして、このよう
にして画像形成されたシートはフラッパ114により、
排紙ローラ115の方向へ進行させられ、印字面を上向
きにして、シート処理装置1へ排出されるようになって
いる。
【0025】一方、ADF300において、301は原
稿束302をセットする積載トレイであり、例えば片面
原稿時は半月ローラ304及び分離ローラ303によっ
て、原稿束最下部から1枚ずつ分離し、搬送ローラ30
5及び全面ベルト306により原稿台ガラス101の露
光位置までパスI〜IIを介して搬送した後停止し、複写
動作のスタートに備えるようにしている。
【0026】なお、複写終了後、原稿はパスIVを介して
搬送大ローラ307によりパスVIに送られ、更に排紙ロ
ーラ308により再び原稿束302の上面に戻される。
また、309は原稿の一循環を検知するリサイクルレバ
ーであり、原稿給送開始時に原稿束の上部に載せられ、
原稿が順次給送されて最終原稿の後端がリサイクルレバ
ー309を抜ける時に自重で落下することで原稿の一循
環を検知するようになっている。
【0027】一方、両面原稿時は、原稿を一旦パスI、
IIからIII に導き、そこで回動可能な切換フラッパ31
0を切換ることで原稿の先端をパスIVに導き、搬送ロー
ラ305によりパスIIを通って全面ベルト306で原稿
台ガラス101上に搬送した後停止させる。つまり搬送
大ローラ307により、パスIII 〜IV〜IIのルートで原
稿の反転がなされる構成となっている。
【0028】ところで、シート処理装置1の上部には、
ストッパ部材2が設けられており、シート処理装置1を
複写装置本体100に接続する際は、このストッパ部材
2によって複写装置本体100の側面に形成されている
ホールド部133に位置決め取り付けられている。さら
にシート処理装置1の下部には折り機ユニットもしくは
取付台70が構成され、この台70には移動可能なよう
にキャスター80が取り付けられている。
【0029】したがって、複写装置本体100の排紙部
付近でのジャム処理や、シート処理装置1と複写装置本
体100の受け渡し部でのジャム処理等を行う際は、ス
トッパ部材2を図2に示すX方向に回動してホールド部
133との係合を解除し、次にシート処理装置1を水平
方向に移動して複写装置本体100を離間させることに
より容易に行うことができるようになっている。
【0030】一方、画像形成されたシートは、その後の
処理に応じてシート処理装置1あるいは取付台70の内
部に配設されている図示しない折り装置のどちらかに搬
送されるようになっている。
【0031】即ち、シート処理装置1でシートを処理す
る場合は、図2に示す複写装置本体100に近い側の第
1フラッパ3の上流側端部を下方向へ位置させ、第1ラ
ッパ3の下流側の第2フラッパ4の上流側端部を上方向
へ位置させることによりシートはローラ対5を通して第
1搬送パス6へ送られ、第1搬送パス6からさらに下流
側へ送られるようになる。なお、折り装置へシートを搬
送する場合は、第1フラッパ3の上流側端部を、同図に
示すように上方向へ位置させることにより、シートは第
3搬送パス7を通って図示破線矢印方向の先に位置する
折り装置へ送られる。
【0032】ところで、図2において、8は第2搬送パ
ス(バッファーパス)、9はバッファーローラ、14,
15,16はバッファーコロ、10,11,12,13
はシート検知センサであり、通過シートの検知及び滞留
シートの検知等を行う。17は第1排出ローラ、18は
押えコロ、19は排出整合ベルトであり、第1排出ロー
ラ17と、押えコロ18の間に挟持されて回転し、かつ
ベルト外れ防止策としてベルト内側の中央部付近に図示
しないエンドレスのリブを設け、第1排出ローラ17と
係合して回転する構成である。なお、これら第1排出ロ
ーラ17、押えコロ18及び排出整合ベルト19により
排出手段が形成される。
【0033】また、21は幅よせ板であり、シート整合
の際にシートの整合を行うためのものである。20はつ
き当て板であり、シートを順次積載する際のホームポジ
ションと、ステイプラ22が前後動する際に退避する位
置をとることができるように構成され、ステイプラ22
の位置を変更する際にはステイプラ22と同一位相にあ
るつき当て板20は破線で示す位置へ回動して退避する
ことができるようになっている。
【0034】ところで、本実施の形態において、シート
の幅方向の整合は、図3、図4に示す幅よせガイド21
によって行なわれる。またステイプラ22は、用紙の2
ケ所とじ、手前側1ケ所とじ及び奥側1ケ所綴じを行う
よう、図3の矢印で示す範囲を移動してステイプルを行
うようになっている。なお、ここではステイプラ22の
動作説明は省略するが、ステイプラ22自体は、通常市
販されている電動(ソレノイド)あるいはモータ駆動の
自動ホチキス装置の構成とほぼ同一のもので、シートに
対してステイプル針を打ち込んでシートを綴じる構成の
ものである。なお、図3、図4において、21aは整合
基準板である。
【0035】一方、図2において23,24,25はシ
ート処理装置本体1の側壁面1aに形成されている排出
口50から排出されるシートを積載するための第1トレ
イ、第2トレイ、第3トレイであり、26はこれら第1
トレイ23、第2トレイ24、第3トレイ25を、上下
方向にかつ本体1側に傾斜した状態で取り付けているト
レイユニットである。
【0036】ここで、このトレイユニット26は、シー
ト処理装置本体1の側壁面1aに上下方向に移動可能に
取り付けられていると共に、その下部に内蔵される図示
しない駆動源によって上下方向に移動するようになって
いる。
【0037】また、図5において、31は回動ガイド
(遮蔽部材)であり、移動排出ローラ33を回転自在に
保持すると共に、シート排出時、図6に示すカム35が
駆動源Mにて同図の矢印方向に回転することにより回動
軸31aを支点として下方に回動し、図5に示すように
移動排出ローラ33を、シートを排出するよう排出ロー
ラ32に圧接する第1位置に移動させるためのものであ
る。
【0038】また、この回動ガイド31は、後述するス
テイプルモードの際には、後述する図7に示すようにシ
ート搬出路Rから移動排出ローラ33を退避させる第2
位置に上方回動してローラ対32Aをシート排出可能状
態からシート排出不能状態とするようになっている。
【0039】さらに、この回動ガイド31は、摺動面
(図5)31bを備えており、通常のシート排出時やト
レイ移動時には下方回動し、この摺動面31bにて排出
口50の上部空間である上部規制部材(以下上部スノコ
ガイドという)27の切欠き部271を塞ぐことによ
り、シートの逆流を防ぐようにしている。
【0040】なお、この摺動面31bのシートSと当接
する前面には、図6に示すように垂直方向に複数のリブ
311が形成されている。そして、このようなリブ31
1を有することにより、シートを積載したトレイが上下
動する際、シートが滑りやすくなると共に、引っかかる
ことがないようになっている。
【0041】図5、図9において、排出ローラ32の下
部には、前述の上部スノコガイド27及び回動ガイド3
1の各々摺動面と同一面を有する下部規制部材(以下、
下部スノコガイドという)27aがあり、その摺動面は
回動ガイド31と同様に複数のリブが形成されている。
【0042】ただし、この下部スノコガイド27aの排
出ローラ32の直下部はシートの排出性、積載性、整列
性を向上させるため、斜面27bが形成されている。
【0043】なお、排出ローラ32はその外周部は、ト
レイ23,24,25及びシートSの上下方向の移動に
際し、障害とならないよう、上部及び下部スノコガイド
27,27a及び回動ガイド31の摺動面よりもやや凹
んだ位置に配置される。
【0044】この下部スノコガイド27aの内側にあっ
て、その一部が斜面30gを形成するスノコシャッタ
(排出口開閉部材)30が、上下方向にスライド可能に
装着されている。
【0045】このスノコシャッタ30は、上部が櫛歯状
をなしていて、表側が下部スノコガイド27aの斜面2
7bよりも緩やかな斜面30gを形成し、前記斜面27
bの櫛歯と交互に配置されている。
【0046】スノコシャッタ30及び下部スノコガイド
27aに上記斜面30g、27bをそれぞれ設けたこと
により、各トレイ23,24,25に積載したシートの
後端部の積載性、整列性を向上させることができる。
【0047】また、スノコシャッタ30の下部は、嵌合
部30c,30dとの間の溝30eに小リンク(図9)
34の回動端34bが嵌合する。なお、図9中の34a
は小リンク34の固定端である。
【0048】また、小リンク34の回動端34bには、
大リンク35の下端35aが嵌合し、上端35bは本体
駆動系の一部を構成するカム36の外輪部付近のピン3
6aに嵌合している。このピン36aは、カム36の回
転位置において、上死点Aと下死点Bが設定され、それ
ぞれの位置で停止、保持が可能なように凹部36bが形
成され、この凹部36bの1つにクリックばね37が係
合している。
【0049】したがって、カム36が回転すると、大リ
ンク35の上端は回転するが、下端は小リンク34で規
制されるために、固定端34aを中心として上下の揺動
運動を行う。よって、スノコシャッタ30は上下方向に
連動が可能となる。
【0050】ところで、上記スノコシャッタ30が単な
る上下運動を行った場合、スノコシャッタ30の上部表
面には斜面30gが形成されているため、排出口50を
閉じた状態でも、スノコシャッタ上端部と上部スノコガ
イド27の摺動面との間には段差が生じてしまう。
【0051】これでは、排出口50をシートが通過する
際に、上記段差部でシートが落ち込んだり、あるいはひ
っかかったりして、シートの整列性を乱したり、あるい
はシートが回動ガイド31を持ち上げ、動作不良を起こ
すなどの原因となる。
【0052】そこで、前記スノコシャッタ30の上方の
櫛歯部の裏側には、突起30aないし30bが形成され
ている。一方、回動ガイド31には、前記スノコシャッ
タ30の突起30aに合わせて、スノコシャッタ30が
排出口を塞いだ状態のとき、突起30aと重なり合う位
置に突起30cが設けられる。
【0053】更に、スノコシャッタ30の突起30b
は、スノコシャッタ30が排出口50を塞いだ状態のと
き、ステイプルトレイ(内部トレイ)38の端部38a
と重なり合う位置に設けられる。更に、各々の突起30
a,30b,30cの高さは、スノコシャッタ30が排
出口50を塞いだ状態のとき、斜面30gが上部及び下
部スノコガイド27,27bの摺動面と同一面となるよ
う設定されている。
【0054】また、スノコシャッタ30には、付勢用ば
ね(付勢手段)30fが装着されていて、スノコシャッ
タ30を常に本体側に付勢している。
【0055】このような構成において、スノコシャッタ
30が閉の状態を図8に示す。スノコシャッタ30の突
起30aは突起31cに、突起30bはステイプルトレ
イ38の端部38aにそれぞれ重なり合った位置で停止
し、斜面30gは上部スノコガイド27と下部スノコガ
イド27aの鉛直な摺動面をつなぐ形で排出口を塞いで
る。
【0056】このようにシート処理装置を構成すること
により、トレイ移動時には回動ガイド31が下げられる
と共に、スノコシャッタ30が排出口50を塞ぐ位置に
移動することにより、回動ガイド31の摺動面31b及
びスノコシャッタ30の斜面30gは、上部スノコガイ
ド27及び下部スノコガイド27aの摺動面と同一化と
することができ、トレイ23,24,25が排出口50
を通過する際、トレイ上に積載されているシートSが排
出口50に逆流することを防げるだけでなく、排出口5
0をスムーズに通過できるため、積載・整列性を乱すよ
うのこともない。
【0057】次に、このように構成されたシート処理装
置の動作について説明する。
【0058】例えば、ステイプルを行わずにシートを排
出する際には、第1、第2、第3トレイ23,24,2
5を直接排出するようにしている。図10は、第2トレ
イ24にシートを排出する場合を示す。
【0059】ところで、ユーザによってノンステイプル
モードが選択されると、カム35(図6参照)により、
回動ガイド31が図5に示すように移動排出ローラ33
を排出ローラ32に圧接させると共に、上部スノコガイ
ド27の切欠き部271を塞ぐ位置まで回動する。
【0060】この状態で複写装置本体100から排出さ
れてきたシートは、図2に示す搬送パス6を通ってロー
ラ対5,17に渡され、ローラ対5,17によりさらに
下流側へ排出された後、回動ガイド31によってトレイ
24の方向へ向けられ、排出ローラ32,33を経て排
出口50から排出されてトレイ24上へ順次積載され
る。
【0061】通常のシートSを大量にとる場合は、まず
第1、第2、第3トレイ23,24,25内に設置され
た紙有りセンサ23a,24a,25a(図2参照)に
より、トレイ23,24,25上にシートが残っていな
いことを確認した後、トレイユニット26が、第1のト
レイ23の1枚目のシートを受ける所定の位置まで移動
する。
【0062】さらに、シートの積載枚数が一定数になる
と、トレイユニット26は積載済のシートの上面が1枚
目のシートを受けた面とほぼ同一になるよう定められた
位置まで下降する。上記動作をくり返して、トレイ内に
最大積載量の用紙が積載されたことを検知すると、複写
装置本体100へ停止信号を出し、シートの排出を一時
停止する。
【0063】次に、トレイユニット26は第2トレイ2
4にシートを積載するため、第2トレイ24の1枚目の
シートを積載するよう定められた位置まで下降する。こ
の後、複写装置本体100にコピー動作を再開させ、シ
ートの積載を再開する。この後、前述と同じ動作をトレ
イ24が満載になるまでくり返す。なお、第3トレイ2
5にシートを積載する場合も、第1トレイ23から第2
トレイ24へ移動する場合と同様である。
【0064】ところで、本実施の形態において、複写装
置本体100は、デジタル方式のものであり、このよう
な複写装置本体100は、原稿の画像を読みとるスキャ
ナ部と画像を再現するプリンタ部とで構成されており、
各々独自に動作することも可能である。即ち、スキャナ
部では原稿をランプで照射し、その反射光を受光素子で
小さな点(画素)に分解すると同時に原稿の濃淡に応じ
た電気信号に変換(光電変換)しており、プリンタ部で
はスキャナ部より送られてきた電気信号をもとに、レー
ザー光でドラムを照射し、ドラム上に静電潜像を作り、
現像剤、転写、定着を経てコピー画像を形成している。
【0065】よって、デジタル複写機に図1に示すよう
にインターフェイス500を接続することにより、スキ
ャナ部で読み取った原稿の信号を他のファクシミリ50
1に転送したり、逆に他のファクシミリ501から受け
た電気信号を、インターフェイス500を通してプリン
タ部へ送り画像をシートに写し出すことも可能である。
また、同様にパソコンの様なコンピュータ機器502か
ら受けた画像信号をインターフェイス500を通してプ
リンタ部へ送りシートへコピーしたり、スキャナ部で読
み取った画像を、インターフェイス500を通じてパソ
コンへとり込んだりすることができるようになってい
る。
【0066】上記したように、現在のデジタル複写機で
は、ADF300から送られた原稿や原稿台ガラス10
1上へ載置された原稿を読み取ってコピーするだけでは
なく、インターフェイス500を介在することにより、
ファクシミリとして使用したり、パソコンのプリンタと
して使用することも可能である。
【0067】ところで、このように本装置100を使用
するためにはシートを別々のトレイに分類して積載した
り、ユーザの希望によっては、トレイの各々に番号づけ
を行って、ユーザの希望のトレイ上へシートを積載する
必要がある。
【0068】このため、本実施の形態においては、例え
ば第1トレイ23にはファクシミリの出力紙、第2トレ
イ24にはパソコンからの出力紙、第3トレイ25には
コピーモード時の出力紙を積載するようにしている。そ
して、次にこのように各トレイにシートを排出する動作
について説明する。
【0069】まず、図11に示すパソコンからの出力紙
をある枚数受けた状態からコピーモードのシートSを積
載する場合、即ち第3トレイ25を使用する場合につい
て説明する。
【0070】パソコンからの出力紙をある枚数受けた状
態から第3トレイ25を使用する場合は、トレイユニッ
ト26が下降して第3トレイ25の1枚目のシートを受
ける位置へ移動するが、この動作は、コピーモード時に
おいて、トレイ内の積載枚数が最大になっていなくとも
下降する点を除くと同一である。
【0071】次に、第2トレイ24にパソコンの出力紙
等をある枚数受けた状態で、ファクシミリ等の出力紙を
積載する場合、即ち第1トレイ23を使用する場合につ
いて説明する。
【0072】第2トレイ24にシートを積載したまま、
第1トレイ23にシートを積載するためにトレイユニッ
ト26が上昇する。この際、図5の斜線で示す空間Fに
シートSが入り込むことのないよう、図8に示すように
スノコシャッタ30が閉位置まで移動して空間F(図5
参照)を塞ぐので、第2トレイ24がシートSを積載し
たままで上方へ移動することが可能となる。なお、この
スノコシャッタ30のシートと当接する斜面30gは、
回動ガイド31の摺動面31b(図6参照)及び下部ス
ノコガイド27aと同様にシートSが滑りやすいように
リブ形状となっている。
【0073】そして、このような構成をもつことによ
り、シートSが排出口50に逆流することなく通過する
ことが可能となり、これによりトレイ24はシートSを
積載したまま上方に移動することが可能となる。
【0074】以上説明した動作は第2トレイ24から第
1トレイ23に移動する場合の動作であるが、いずれの
トレイからスタートしても同様である。
【0075】次に、シート処理装置のステイプル動作に
ついて説明する。
【0076】まず、ステイプルを行ってコピーをとるス
テイプルソート時には、積載トレイ23,24,25に
直接積載せず、まず図2におけるステイプルトレイ38
に積載する。
【0077】これには2通りの方法がある。
【0078】第1の方法としてはユーザがステイプルソ
ートモードを選択した場合、回動ガイド31を図7に示
すように、シート搬出路R部を開くような第2の位置に
引き上げ、ローラ対17,18により排出されたシート
は第1枚目よりステイプルトレイ38上に積載する方法
である。これにはシートの重力による自然落下を利用す
る。
【0079】第2の方法としては、回動ガイド31は排
出ローラ33が排出ローラ32にニップした図5の状態
において、シート後端がローラ対17,18より排出さ
れ、排出ローラ32,33を抜ける前記に排出ローラを
逆転させ、ステイプルトレイ38に戻す方法である。こ
の第2の方法はステイプルソートモードで第1枚目のみ
適用され、2枚目以降は回動ガイドが第1の位置に引き
上がり、第1、第2の方法とも同一となる。
【0080】ここで、このステイプルトレイ38は、シ
ートSが自重でステイプルトレイ38上に積載されるよ
うな角度で本体1の内部に取り付けられている。また、
第2トレイ24は、シートSの後端を支えて排出方向上
流側へ戻るのを補助するよう図12に示すようにノンス
テイプルモード時よりも上側に位置するようになってい
る。
【0081】一方、図12に示すように、ステイプルト
レイ38上へ排出されたシートSは、ステイプルトレイ
38の傾斜及びトレイ24のシート落下位置を高めにと
ることにより、排出方向上流側へ自重落下するのを補助
されているが、さらに排出ローラ17と同期して矢印方
向へ回転する排出整合ベルト19によりステイプルトレ
イ38上の上流側方向へ付勢されている。
【0082】よって、シートSはつき当て板20につき
当たって排出方向に対して垂直な方向に対して整合され
る。またシートSの幅方向の整合は幅よせガイド21
(図3、図4参照)によって、シートSがステイプルト
レイ38に落下して、つき当て板20につき当たる所定
の時間で動作を開始し、シートSの幅寸法よりも所定の
寸法だけ本体奥側から手前側へ動作することにより、シ
ートSは手前方向に整合される。以下、2枚目以下のシ
ートSはユーザが設定した枚数がステイプルトレイ38
上にすべて積載されるまで上記動作がくり返される。
【0083】そして、図13に示すようにユーザが設定
した枚数がステイプルトレイ38上に整合されると、ス
テイプラが動作し、ユーザの設定した位置にステイプル
する動作を行う。なお、ステイプルが終了すれば図14
に示すように回動ガイド31が降下し、排出ローラ32
が矢印方向へ回転することで図15に示すようにトレイ
38上のステイプル済のシートSが排出される。
【0084】なお、ステイプル動作時には、順次、シー
トが複写装置100から排出されてくるため、複写装置
本体の複写動作を停止させずにステイプル動作を実行す
るために、次のジョブの排出シートの先頭の1枚目を本
体1内に滞留させ、2枚目のシートと重ねて排出すると
いう動作を行ってもよい。
【0085】上記動作を、図16から図19を用いて説
明する。図16はシートSが本体1内へ侵入し始めた状
態を示す。
【0086】複写装置100から排出された1枚目のシ
ートS1はフラッパ3,4の上流側端部が下方へ位置す
ることで、バッファーパス8へ送られる。バッファーパ
ス8へ送られたシートS1はバッファーローラ9に巻き
つく形で図示矢印方向へ送られる。ここで、フラッパ3
9はシートS1がローラ15の方向へ送られるように回
動し、センサ11でシートS1の先端を検知して図17
に示すような状態で停止する。
【0087】そして、同図に示すように2枚目のシート
S2が侵入してくると、バッファーローラ9は回転を開
始し、図18に示すように1枚目と2枚目のシートS
1,S2を重ねて搬送する。さらに、1枚目のシートS
1の後端がフラッパ39の位置をすぎると、図19に示
すようにフラッパ39は排出ローラ17,18の方向へ
シートSが送られるように回動し、2枚重ねたままステ
イプルトレイ38上へ排出される。以上の動作を行うこ
とで、ステイプラがステイプル動作を行っている時間は
排出ローラ17,18からシートSは排出されず、ステ
イプル動作を実行することが可能であり、かつ複写装置
100の動作も停止することがない。
【0088】またステイプル動作を行う時間をさらにか
せぐために、バッファーローラ9に3枚目以上のシート
Sを巻きつけることも可能である。
【0089】以上の動作をくり返すことで、複数のステ
イプルコピー束Saを作成することができる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シートを積載した複数のトレイが、シートを排出する排
出口部を上下方向に移動するとき、排出口開閉部材が排
出口を遮蔽する位置に移動すると共に、排出口開閉部材
は、その積載壁面が上下規制部材の摺動面と略同一面を
なすように姿勢変化するので、シート移動時におけるシ
ートの排出口への進入を防止すると共に、排出後部をシ
ートがスムーズに通過することができて、シート移動時
におけるシートの積載性及び整列性の乱れを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート処理装置が適用可能な画像
形成装置の縦断正面図。
【図2】本発明に係るシート処理装置の縦断側面図。
【図3】同じくステイプルトレイ部の平面図。
【図4】同じくステイプルトレイ部の正面図。
【図5】同じくシート処理装置の要部を拡大した縦断側
面図。
【図6】同じ回動ガイド部の斜視図。
【図7】同じく回動ガイドが退避位置に移動した動作
図。
【図8】同じく回動ガイド及びスノコシャッタが排出口
を遮蔽した状態の動作図。
【図9】同じく同じくスノコシャッタの駆動部の側面
図。
【図10】同じくシート処理装置の第2トレイにシート
を排出する動作図。
【図11】同じくパソコンからの出力紙を第2トレイに
積載した状態の動作図。
【図12】同じくステイプルモード時の第2トレイにシ
ートを排出する状態の動作図。
【図13】同じく第2トレイにシート束を積載し、整合
した状態の動作図。
【図14】同じくステイプル済みのシート束を第2トレ
イに排出する動作図。
【図15】同じくステイプル済みのシート束を第2トレ
イに積載した状態の動作図。
【図16】同じくシートが搬入されるシート処理装置の
縦断側面図。
【図17】同じく1枚目のシートをバッファローラに巻
回した状態の動作図。
【図18】同じく1枚目と2枚目のシートをバッファロ
ーラに巻回する動作図。
【図19】同じく2枚のシートが重ねられた状態で排出
される状態の動作図。
【図20】従来のシート処理装置の要部の縦断側面図。
【符号の説明】
S シート 1 シート処理装置(処理装置本体) 50 シートの排出口 23 第1トレイ 24 第2トレイ 25 第3トレイ 27 上部スノコガイド(上部規制部材) 27a 下部スノコガイド(下部規制部材) 27b 斜面 30 スノコシャッタ(排出口開閉部材) 30a,30b 突起 30g 斜面(積載壁面) 30f 付勢用ばね(付勢手段) 31 回動ガイド(遮蔽部材) 31b 摺動面 31c 突起 32 排出ローラ 33 移動排出ローラ 32,33 シート排出手段 38 ステイプルトレイ(内部トレイ) 100 複写機本体(画像形成装置本体) 108 ドラム(画像形成手段) 115 排出ローラ対(排出手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート綴じ等の処理を行う処理装置本体
    と、該処理装置本体の側壁面に形成されていてシートを
    排出可能な排出口と、該排出口から排出されたシートを
    積載可能に傾斜した状態にあって、前記排出口に対して
    上下方向に移動可能な複数のトレイと、該トレイにシー
    トを排出するシート排出手段と、を備えるシート処理装
    置において、 前記シート排出手段の下方に上下動可能に配置され、前
    記トレイに積載したシートの突き当て面となる積載壁面
    が鉛直面に対して若干傾斜した斜面を有し、前記トレイ
    に積載したシートが前記排出口を通過する際に上昇して
    前記排出口を遮蔽する排出口開閉部材を備え、 該排出口開閉部材は、前記排出口を閉塞する位置に上昇
    した状態では、前記積載壁面が前記排出口を構成する上
    下規制部材の摺動面と略同一面の略鉛直面となるように
    姿勢変化可能であることを特徴とするシート処理装置。
  2. 【請求項2】 前記排出口の上部空間を閉塞する第1の
    位置と、該第1の位置から退避した第2の位置とに回動
    自在であって、前記第1の位置にあるときには前記上下
    規制部材の摺動面と略同一面をなす摺動面を備えた遮蔽
    部材を有することを特徴とする請求項1に記載のシート
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記トレイに排出するシートを積載しガ
    イドする内部トレイを有し、前記排出口開閉部材は、排
    出口を遮蔽する位置に上昇したときに前記遮蔽部材又は
    内部トレイに当接して排出口開閉部材を姿勢変化させる
    少なくとも1つの突起を備えていることを特徴とする請
    求項1又は2に記載のシート処理装置。
  4. 【請求項4】 前記排出口開閉部材は、前記積載壁面と
    反対側の面が前記内部トレイに当接するように付勢させ
    る付勢手段を有することを特徴とする請求項3に記載の
    シート処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4何れか1項記載のシー
    ト処理装置と、シートに画像を形成する画像形成手段
    と、該画像形成手段により画像形成したシートを前記シ
    ート処理装置に排出する排出手段と、を有することを特
    徴とする画像形成装置。
JP9019386A 1997-01-31 1997-01-31 シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 Withdrawn JPH10218476A (ja)

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