JP3658050B2 - シート後処理装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート後処理装置及びそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像形成装置によって画像形成されたシートの綴じ操作等の後処理を行うシート後処理装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のシート後処理装置は、排出手段より排出されたシートの排出方向上流側部分を支持する第1のトレイと、この第1のトレイに上流側部分を支持されたシートの下流側部分を支持する第1のトレイに対して上下動可能な第2のトレイとを備えたものがあり、このような構成のシート後処理装置としては例えば特開平1−313261号公報に示されるものがある。
【0003】
そして、このようなシート後処理装置は、図21に示すように排出口50の内方に配設された排出ローラ32及び上下方向に移動自在に設けられた移動排出ローラ33よりなり、シートSを挟持した状態で回転する一対の移動手段であるローラ対32AによりシートSを第2のトレイTに排出するようにしている。
【0004】
なお、同図において、27は上部規制部材、27aは下部規制部材であり、これら上部及び下部規制部材27,27aは排出口50の上部壁面及び下部壁面をそれぞれ形成すると共に、シートSの上流側端部である傾斜端と当接してシートSの移動を規制する規制手段を構成するものである。また、38は第1のトレイであるステイプルトレイである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この公報に示されるシート後処理装置は、第1トレイに対して第2トレイは1段で構成されると共に、第2トレイの上流側端部に既積載シートのストッパ等は設けられていないため、第2のトレイをシート排出部(排出口)より上方に移動させると、積載シートが第1のトレイに落下し、第1トレイの開口部の天井部と第2トレイとの間に挟まってロックすることがある。
【0006】
このため、第1のトレイの開口部を閉じるための阻止部材は、移動手段の一方を支持するガイド部材が揺動して開閉し、シートを積載搬送するのを阻害しない位置に設置され、また第2のトレイに積載されたシートが規制手段に沿って上下に滑動する際には、ガイド部材は規制手段の一部として利用されているためシートの上下動につられて開閉しないようにストッパ部材が必要となる。
【0007】
そこで、本発明は、簡単な構造でシートの排出口への侵入を確実に防ぐことのできるシート後処理装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、シート綴じ等の後処理を行う本体と、シートを排出するため前記本体の側壁面に形成された排出口と、前記壁面に傾斜した状態で取り付けられて前記排出口より排出されたシートを積載し、前記排出口を通過して上下方向に移動可能なトレイと、を備えたシート後処理装置において、前記排出口の上部壁面を形成すると共に、前記トレイに積載されているシートの傾斜端に当接する上部規制部材と、シートを挟持した状態で回転して前記シートを前記排出口より排出するローラ対と、前記ローラ対の一方のローラを保持すると共に、前記トレイが前記排出口を通過して前記排出口の上方へ移動する際、前記排出口の上部空間を塞いで前記トレイ上に積載されたシートが前記排出口の上部空間より侵入するのを防ぐ遮蔽部を有する回動可能な遮蔽部材と、前記遮蔽部材を、綴じモード選択時には前記一方のローラを他方のローラより離間させる第1位置に回動させる一方、シート排出時には前記一方のローラを他方のローラに圧接させると共に前記遮蔽部により前記上部規制部材と同一面を形成した状態で前記排出口の上部空間を塞ぐ第2位置に回動させる回動手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0009】
また本発明は、シートを排出する排出手段と、この排出手段より排出されたシートの排出方向上流側部分を支持する第1のトレイと、この第1のトレイに上流側部分を支持されたシートの下流側部分を支持する前記第1のトレイに対して上下動可能な第2のトレイと、前記第1のトレイと第2のトレイに渡って積載されたシートを前記第2のトレイに移動させる一対の移動手段と、前記一対の移動手段の下流で、かつ前記第1のトレイと第2のトレイとの間に設けられた排出口と、前記第2のトレイに積載されたシートの上流側端部を規制する規制手段と、前記移動手段の一方を回動可能に支持し、第1の位置では前記一対の移動手段が離間して前記第1のトレイと第2のトレイに渡ってシートを積載し、第2の位置では前記一対の移動手段が圧接し、シートを前記第2のトレイヘ排出するように構成されたガイド部材と、を有するシート後処理装置において、前記ガイド部材が前記第2位置にある状態においては、該ガイド部材が前記排出口の上部空間を閉じ、かつ前記規制手段と同一面上にあることを特徴とするものである。
【0010】
さらに、本発明は、画像形成部と、この画像形成部にて画像形成されたシートの後処理を行うシート後処理装置とを備えてなる画像形成装置にも適応できるようにしたものである。
【0011】
そして以上の構成に基づき、綴じ動作時には、回動手段により遮蔽部材を第1位置に回動させることにより、遮蔽部材に保持されているローラ対の一方のローラを他方のローラより離間させてローラ対をシート排出不能状態とする。また、シート排出時には遮蔽部材を第2位置に回動させ、一方のローラを他方のローラに圧接させると共に、遮蔽部材に設けられている遮蔽部にて排出口の上部空間を塞ぐことにより、上部空間よりシートが侵入するのを防ぐようにする。さらに、上部空間を塞ぐ際、遮蔽部が上部規制部材と同一面を形成するようにすることにより、シートが引っかからないようにする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0013】
図1は、本発明を適用できる画像形成装置の一例である複写装置の内部構成を示す図である。同図において、1は本発明におけるシート後処理装置本体、100は複写装置本体、200はサイズの異なる複数の用紙を積載するカセット、300は原稿の自動給送を行う原稿給送装置(以下ADFと称する)である。
【0014】
まず、複写装置本体100において、101は原稿を積載する原稿台ガラス、103,104はそれぞれ原稿の反射光の光路を変更する走査用反射ミラー(走査ミラー)、105は合焦及び変倍機能を有するレンズ、106はADF300より送られた原稿を読み取るための照明ランプ及びミラーを持つ第1走査ミラー、107はレジストローラ、108,110は感光ドラム及び加圧ローラ、111は画像記録された記録紙を定着側へ搬送する搬送ベルト、112は搬送されてきた記録紙を熱圧着させる定着器である。
【0015】
113,117は記録紙を搬送する搬送ローラ、114は搬送されてきた記録紙の搬送方向を切り換えるためのフラッパ、115は記録紙をシート後処理装置1の方向へ搬送する搬送ローラ、116は記録紙の表裏を反転する反転パス、118は給紙カセットからの用紙を感光ドラムユニット部へ搬送する搬送ローラ、119,120,121は手さしユニットから用紙を搬送するローラ、手差しトレイ及び分離パッドである。122,123,125は感光ドラム上に画像を形成するためのレーザー及びポリゴンミラー、光路を変更するミラーであり、124はポリゴンミラー123を駆動するためのモータである。
【0016】
200は各サイズの用紙を種類別に積載し、複写装置本体100からの信号により種類別に用紙を本体へ供給する給紙カセットであり、201はカセットから用紙を引き出す搬送ローラ、202はカセットから引き出された用紙を上方へ受け渡す中間ローラである。
【0017】
ところで、感光ドラム108の表面は光導電体と導電体を用いたシームレス感光体からなり、このドラム108は回動可能に軸支されて、複写開始キーの押下に応答して作動するメインモータ(図示せず)により、同図の矢印の方向に回転を開始するようになっている。なお、ドラム108の所定回転制御及び電位制御処理(前処理)が終了すると、原稿台ガラス101上に置かれた原稿は第1走査ミラー106と一体に構成された照明ランプにより照明され、その原稿の反射光は走査ミラー103,104を経てレンズ105を通り、レンズユニット内部の受光素子にて結像するようになっている。
【0018】
ここで、この原稿からの反射光像は受光素子において電気信号に変換されて画像処理部(図示せず)へ送られる一方、この画像処理部においてユーザ−より本体が受けた所定のデータ処理が行われた後、レーザー112へ送られるようになっている。そして、このデータ処理が行われた電気信号はレーザー部112で光に変換された後、ポリゴンミラー123、ミラー125によって反射されて感光ドラム108上で静電潜像となると共にトナーにより可視化されて後述するように転写紙上に転写されるようになっている。
【0019】
また、カセット200もしくは手差しトレイ120にセットされた転写紙は、給紙ローラ118,119,201,202により複写装置本体100内に送られ、レジストローラ109により、正確なタイミングをもって感光ドラム108の方向へ送られ、潜像先端と転写紙の先端とが一致される。その後、感光ドラム108とローラ110との間を転写紙が通過することにより、ドラム108上のトナー像が転写紙上へ転写される。
【0020】
なお、この後、転写紙はドラム108より分離され、搬送ベルト111により定着器112へ導かれ、加圧及び加熱により転写される。そして、このようにして画像形成された転写紙(以下シートという)はフラッパ114により、排紙ローラ115の方向へ進行させられ、印字面を上向きにして、シート後処理装置1へ排出されるようになっている。
【0021】
一方、ADF300において、301は原稿束302をセットする積載トレイであり、例えば片面原稿時は半月ローラ304及び分離ローラ303によって、原稿束最下部から1枚ずつ分離し、搬送ローラ305及び全面ベルト306により原稿台ガラス101の露光位置までパスI〜IIを介して搬送した後停止し、複写動作のスタートに備えるようにしている。
【0022】
なお、複写終了後、原稿はパスIVを介して搬送大ローラ307によりパスVIに送られ、更に排紙ローラ308により再び原稿束302の上面に戻される。また、309は原稿の一循環を検知するリサイクルレバーであり、原稿給送開始時に原稿束の上部に載せられ、原稿が順次給送されて最終原稿の後端がリサイクルレバー309を抜ける時に自重で落下することで原稿の一循環を検知するようになっている。
【0023】
一方、両面原稿時は、原稿を一旦パスI、IIからIII に導き、そこで回動可能な切換フラッパ310を切換ることで原稿の先端をパスIVに導き、搬送ローラ305によりパスIIを通って全面ベルト306で原稿台ガラス101上に搬送した後停止させる。つまり搬送大ローラ307により、パスIII 〜IV〜IIのルートで原稿の反転がなされる構成となっている。
【0024】
ところで、シート後処理装置1の上部には、ストッパ部材2が設けられており、シート後処理装置1を複写装置本体100に接続する際は、このストッパ部材2によって複写装置本体100の側面に形成されているホールド部133に位置決め取り付けられている。さらにシート後処理装置1の下部には折り機ユニットもしくは取付台70が構成され、この台70には移動可能なようにキャスター80が取り付けられている。
【0025】
したがって、複写装置本体100の排紙部付近でのジャム処理や、シート後処理装置1と複写装置本体100の受け渡し部でのジャム処理等を行う際は、ストッパ部材2を図2に示すX方向に回動してホールド部133との係合を解除し、次にシート後処理装置1を水平方向に移動して複写装置本体100を離間させることにより容易に行うことができるようになっている。
【0026】
一方、画像形成されたシートは、その後の処理に応じてシート後処理装置1あるいは取付台70の内部に配設されている図示しない折り装置のどちらかに搬送されるようになっている。
【0027】
即ち、シート後処理装置1でシートを処理する場合は、同図に示す複写装置本体100に近い側の第1フラッパ3の上流側端部を下方向へ位置させ、第1不ラッパ3の下流側の第2フラッパ4の上流側端部を上方向へ位置させることによりシートはローラ対5を通して第1搬送パス6へ送られ、第1搬送パス6からさらに下流側へ送られるようになる。なお、折り装置へシートを搬送する場合は、第1フラッパ3の上流側端部を、同図に示すように上方向へ位置させることにより、シートは第3搬送パス7を通って図示破線矢印方向の先に位置する折り装置へ送られる。
【0028】
ところで、同図において8は第2搬送パス(バッファーパス)、9はバッファーローラ、14,15,16はバッファーコロ、10,11,12,13はシート検知センサであり、通過シートの検知及び滞留シートの検知等を行う。17は第1排出ローラ、18は押えコロ、19は排出整合ベルトであり、第1排出ローラ17と、押えコロ18の間に挟持されて回転し、かつベルト外れ防止策としてベルト内側の中央部付近に図示しないエンドレスのリブを設け、第1排出ローラ17と係合して回転する構成である。
【0029】
また、21は幅よせ板であり、シート整合の際にシートの整合を行うためのものである。20はつき当て板であり、シートを順次積載する際のホームポジションと、ステイプラ22が前後動する際に退避する位置をとることができるように構成され、ステイプラ22の位置を変更する際にはステイプラ22と同一位相にあるつき当て板20は破線で示す位置へ回動して退避することができるようになっている。
【0030】
ところで、本実施例において、シートの幅方向の整合は、図3、図4に示す幅よせガイド21によって行なわれる。またステイプラ22は、用紙の2ケ所とじ、手前側1ケ所とじ及び奥側1ケ所綴じを行うよう、図3の矢印で示す範囲を移動してステイプルを行うようになっている。なお、ここではステイプラ22の動作説明は省略するが、ステイプラ22自体は、通常市販されている電動(ソレノイド)あるいはモータ駆動の自動ホチキス装置の構成とほぼ同一のもので、シートに対してステイプル針を打ち込んでシートを綴じる構成のものである。なお、図3、図4において、21aは整合基準板である。
【0031】
一方、図2において23,24,25はシート後処理装置本体1の側壁面1aに形成されている排出口50から排出されるシートを積載するための第のトレイである第1、第2、第3トレイであり、26はこれら第1、第2、第3トレイ23,24,25を上下方向にかつ本体1側に傾斜した状態で取り付けているトレイユニットである。ここで、このトレイユニット26は、シート後処理装置本体1の側壁面1aに上下方向に移動可能に取り付けられると共に、その下部に内蔵される図示しない駆動源によって上下方向に移動するようになっている。
【0032】
ところで、図5において、31は遮蔽部材又はガイド部材である回動ガイドであり、ローラ対を形成する一方のローラである移動排出ローラ33を回転自在に保持すると共に、シート排出時、図6に示すカム35が駆動源Mにて同図の矢印方向に回転することにより回動軸31aを支点として下方に回動し、図5に示すように移動排出ローラ33を排出ローラ32に圧接させる第2位置に移動するようになっている。
【0033】
なお、これらカム35及び駆動源Mにより駆動手段が構成されている。また、この回動ガイド31は、後述するステイプルモードの際には、後述する図9に示すように上方回動して移動排出ローラ33を排出ローラ32から離間させ、シートを第1、第2、第3トレイ23,24,25とステイプルトレイ38に渡って積載する第1位置に移動し、ローラ対32Aをシート排出可能状態からシート排出不能状態とするようになっている。
【0034】
また、この回動ガイド31は上部規制部材(以下上部スノコガイドという)27の切欠き部271を塞ぐ遮蔽部である摺動面31bを備えており、下方回動して第2位置に移動した際、この摺動面31bにて切欠き部271を塞ぐようにしている。ここで、この摺動面31bのシートと当接する前面には、図6に示すように垂直方向に複数のリブ311が形成されている。そして、このようなリブ311を有することにより、シートを積載したトレイが上下動する際、シートが滑りやすくなると共に、引っかかることがないようになっている。
【0035】
ところで、上部スノコガイド27及び下部規制部材(以下下部スノコガイドという)27aの前面にも同様のリブが形成されているが、回動ガイド31が下方に回動した際、摺動面31bのリブ311と、これらスノコガイド27,27aのリブとは同一面上になるように形成されている。
【0036】
そして、このように構成することにより、回動ガイド31の摺動面31bを上部スノコガイド27の延長面として利用することができ、上部スノコガイド27を伸縮したり、別のスノコガイドを上部スノコガイド27の延長面上に出没させる必要がなくなり、構造を簡単にすることができるようになっている。さらに、図7に示すように回動ガイド31の摺動面31bを用紙載置面の一部として利用することにより、トレイ23とトレイ24の間を狭めることができるようになる。
【0037】
ところで、この回動ガイド31は、後述するステイプルモードの際には、同図の矢印に示す方向に回動するようになっているが、このように回動ガイド31が回動する際、シートSが積載されているトレイ24が上部スノコガイド27の下端27bよりも上方に位置していない場合には、シートSがステイプルトレイ38の方向に落下するようになる。
【0038】
このため、シートSを落下させることなくステイプルを行うには、トレイ23,24間の間隔はトレイ23の最大積載面から上部スノコガイド27の下端27bまでの距離以上とする必要があるが、本実施例においては、動作モードを限定し、例えば同図に示すように第1トレイ23にシートSを排出している際、その上方の第2トレイ24にシートSがある場合にはノンステイプルモードのみを行うようにしている。
【0039】
そして、このように構成することにより、回動ガイド31の摺動面31bを上部スノコガイド27の一部として利用することができ、これによりシートSを積載した第2トレイ24を上部スノコガイド27の下端より下方まで下げることができ、トレイ23,24間隔を狭め、トレイユニット26を小型化することができるようになっている。
【0040】
一方、図5において、30はストッパであり、トレイ移動時に回動軸30aを支点として回動し、上端部に形成されているシャッタ部30bにより図8の実線にて示すように排出口50を塞いでトレイ24が排出口50を通過する際、トレイ24に積載されているシートSが排出口50に逆流するのを防ぐためのものである。なお、このストッパ30は、シートを排出する場合には、図5に示すY方向に回動して排出口50を開放するようになっており、また後述するステイプルモードの際には、図9に示すように回動ガイド31と同様に排出口50を開放する方向に回動するようになっている。
【0041】
さらに、図5において、34は排出されたシートSをトレイ24に案内するためのローラガイドであり、下部スノコガイド27aと排出口50との間に下端部が軸支されて回動可能に設けられると共に、水平アーム34aと、水平アーム34aより略直角に立設されている垂直アーム34bとを有するものである。
【0042】
ここで、このローラガイド34は、水平アーム34aに取り付けられているバネ37により図5の矢印A方向へ付勢され、ステイプルモードの際には、図9に示すように下部スノコガイド27aと同一面を形成する位置(以下第1位置という)に保持されるようになっている。
【0043】
そして、このように下部スノコガイド27aと同一面を形成することにより、ステイプルモードの際、トレイ24に積載されたシートSaの傾斜端が上方に湾曲した場合でも、この傾斜端は下部スノコガイド27aと排出ローラ32との間に引っかかることがないようにしている。
【0044】
なお、本実施例においては、垂直アーム34bの上端部には係止爪35が外方に向かって突設されており、ローラガイド34を第1位置に保持した際には、この係止爪35はトレイ24の上方に突出するようになっている。そして、このように係止爪35をトレイ24の上方に突出させることにより、シートSの傾斜端が上方に湾曲した場合でもその上端がG点を越えないようにすることができ、次シートが出てくる際に引っ掛かってジャムしたり、幅よせガイド21が動作して整合する際の負荷となって整合性が悪化するのを防ぐことができる。
【0045】
ところで、このローラガイド34はリンク36を介して回動ガイド31に連動して揺動するようになっている。即ち、図5に示すように回動ガイド31が下方に回動してリンク36の上部アーム36aを押し下げると、リンク36が回動軸36bを支点として下方に回動し、これに伴いリンク36の下部アーム36cがローラガイド34の水平アーム34aを押し下げるようになっている。
【0046】
そして、このように水平アーム34aが押し下げられると、ローラガイド34は、バネ37を伸ばしながら揺動し、係止爪35の先端が少なくとも排出ローラ32の前端よりも本体1内方に入り込んだ位置(以下第2位置という)に退避するようになっている。
【0047】
ここで、このようにローラガイド34を退避することにより、シート排出時、シートSがローラガイド34と排出ローラ34との間で引っかかるのを防ぐことができ、シートSを確実に排出することができる。また、図10に示すように、ローラガイド34と下部スノコガイド27aとの間に斜線Iで示す逃げ面を形成することができ、これにより排出されたシートSをスムーズにトレイ24に案内することができるようになっている。
【0048】
一方、このローラガイド34は、回動ガイド31が上方に回動すると、バネ37の復元力によりリンク36を上方に回動させながら第1位置に戻るようになっている。そして、このようにローラガイド34が第1位置に戻ると、逃げ面Iが形成されなくなるので、ステイプルモード時におけるシートSの引っ掛かりを防ぐことができるようになっている。
【0049】
次に、このように構成されたシート後処理装置の動作について説明する。
【0050】
例えば、ステイプルを行わずにシートを排出する際には、第1、第2、第3トレイ23,24,25を直接排出するようにしている。図11は、第2トレイ24にシートを排出する場合を示す。
【0051】
ところで、ユーザによってノンステイプルモードが選択されると、カム35(図6参照)により、回動ガイド31が図5に示すように移動排出ローラ33を排出ローラ33に圧接させる位置まで回動する。なお、この際、ストッパ30はY方向に回動して停止している。また、ローラガイド34は、回動ガイド31及びリンク36により第2位置に保持され、係止爪35は排出ローラ32の前端よりも本体内方側に退避している。
【0052】
この状態で複写装置本体100から排出されてきたシートは、図2に示す搬送パス6を通ってローラ対5,17に渡され、ローラ対5,17によりさらに下流側へ排出された後、回動ガイド31によってトレイ24の方向へ向けられ、排出ローラ32,33を経て排出口50から排出されてトレイ24上へ順次積載される。
【0053】
なお、このシート排出時、シートSの状態によりシートSが帯電していたり、シートS間の摩擦係数が高く、はき出しが悪い場合があるが、ローラガイド34が第1位置にあるので排出ローラ32でひっかかることなく排出され、図10に示すように排出ローラ32と下部スノコガイド27aとの間に形成された逃げ部Iにより案内されてスムーズにトレイ24上に積載される。
【0054】
一方、通常のシートSを大量にとる場合は、まず第1、第2、第3トレイ23,24,25内に設置された紙有りセンサ23a,24a,25a(図2参照)により、トレイ23,24,25上にシートが残っていないことを確認した後、トレイユニット26が、第1トレイ23の1枚目のシートを受ける所定の位置まで移動する。
【0055】
さらに、シートの積載枚数が一定数になると、トレイユニット26は積載済のシートの上面が1枚目のシートを受けた面とほぼ同一になるよう定められた位置まで下降する。上記動作をくり返して、トレイ内に最大積載量の用紙が積載されたことを検知すると、複写装置本体100へ停止信号を出し、シートの排出を一時停止する。
【0056】
次に、トレイユニット26は第2トレイ24にシートを積載するため、第2トレイ24の1枚目のシートを積載するよう定められた位置まで下降する。この後、複写装置本体100にコピー動作を再開させ、シートの積載を再開する。この後、前述と同じ動作をトレイ24が満載になるまでくり返す。なお、第3トレイ25にシートを積載する場合も、第1トレイ23から第2トレイ24へ移動する場合と同様である。
【0057】
ところで、本実施例において、複写装置本体100は、デジタル方式のものであり、このような複写装置本体100は、原稿の画像を読みとるスキャナ部と画像を再現するプリンタ部とで構成されており、各々独自に動作することも可能である。即ち、スキャナ部では原稿をランプで照射し、その反射光を受光素子で小さな点(画素)に分解すると同時に原稿の濃淡に応じた電気信号に変換(光電変換)しており、プリンタ部ではスキャナ部より送られてきた電気信号をもとに、レーザー光でドラムを照射し、ドラム上に静電潜像を作り、現像剤、転写、定着を経てコピー画像を形成している。
【0058】
よってデジタル複写機に図1に示すようにインターフェイス500を接続することにより、スキャナ部で読み取った原稿の信号を他のファクシミリ501に転送したり、逆に他のファクシミリ501から受けた電気信号を、インターフェイス500を通してプリンタ部へ送り画像を転写紙に写し出すことも可能である。また、同様にパソコンの様なコンピュータ機器502から受けた画像信号をインターフェイス500を通してプリンタ部へ送り転写紙へコピーしたり、スキャナ部で読み取った画像を、インターフェイス500を通じてパソコンへとり込んだりすることができるようになっている。
【0059】
上記したように、現在のデジタル複写機では、ADF300から送られた原稿や原稿台ガラス101上へ載置された原稿を読み取ってコピーするだけではなく、インターフェイス500を介在することにより、ファクシミリとして使用したり、パソコンのプリンタとして使用することも可能である。
【0060】
ところで、このように本装置100を使用するためにはシートを別々のトレイに分類して積載したり、ユーザの希望によっては、トレイの各々に番号づけを行って、ユーザの希望のトレイ上へシートを積載する必要がある。
【0061】
このため、本実施例においては、例えば第1トレイ23にはファクシミリの出力紙、第2トレイ24にはパソコンからの出力紙、第3トレイ25にはコピーモード時の出力紙を積載するようにしている。そして、次にこのように各トレイにシートを排出する動作について説明する。
【0062】
まず、図12に示すパソコンからの出力紙をある枚数受けた状態からコピーモードのシートSを積載する場合、即ち第3トレイ25を使用する場合について説明する。
【0063】
パソコンからの出力紙をある枚数受けた状態から第3トレイ25を使用する場合は、トレイユニット26が下降して第3トレイ25の1枚目のシートを受ける位置へ移動するが、この動作は、コピーモード時において、トレイ内の積載枚数が最大になっていなくとも下降する点を除くと同一である。
【0064】
次に、第2トレイ24にパソコンの出力紙等をある枚数受けた状態で、ファクシミリ等の出力紙を積載する場合、即ち第1トレイ23を使用する場合について説明する。
【0065】
第2トレイ24にシートを積載したまま、第1トレイ23にシートを積載するためにトレイユニット26が上昇する。この際、図5の斜線で示すF部の空間にシートSが入り込むことのないよう、図8に示すようにストッパ30が回動し、シャッタ部30aにてF部の空間を塞ぐので、トレイ24がシートSを積載したままで上方へ移動することが可能となる。なお、このシャッタ部30aのシートつき当て面は、回動ガイド31の摺動面31b(図6参照)及び下部スノコガイド27aと同様にシートSが滑りやすいようにリブ形状となっている。
【0066】
そして、このような構成をもつことにより、シートSが排出口50に逆流することなく通過することが可能となるため、トレイ24はシートSを積載したまま上方に移動することが可能となる。
【0067】
以上説明した動作は第2トレイ24から第1トレイ23に移動する場合の動作であるが、いずれのトレイからスタートしても同様である。
【0068】
次に、シート後処理装置のステイプル動作について説明する。
【0069】
まず、ステイプルを行ってコピーをとるステイプルソート時には、積載トレイ23,24,25に直接積載せず、まず図2におけるステイプルトレイ38に積載する。
【0070】
なお、ユーザによってステイプルソートモードが選択されると、回動ガイド31は図9に示すように第1位置まで上方に回動するが、このように回動ガイド31が回動するとローラガイド34はバネ37により下部スノコガイド27aと同一面となる位置に保持され、ローラガイド34の係止爪35はトレイ積載面の上側端部へ突出する。
【0071】
この状態で、複写装置本体100から排出されてきたシートは、搬送パス6を通り、ローラ対17,18に渡された後、このローラ対17,18より排出されるようになるが回動ガイド31が上方に回動しているため、シートは排出されずステイプルトレイ38上に積載される。
【0072】
ここで、このステイプルトレイ38は、シートSが自重でステイプルトレイ38上に積載されるような角度で本体1の内部に取り付けられている。また、トレイ24は、シートSの後端を支えて排出方向上流側へ戻るのを補助するよう図13に示すようにノンステイプルモード時よりも上側に位置するようになっている。
【0073】
一方、同図に示すようにステイプルトレイ38上へ排出されたシートSは、ステイプルトレイ38の傾斜及びトレイ24のシート落下位置を高めにとることにより、排出方向上流側へ自重落下するのを補助されているが、さらに排出ローラ17と同期して矢印方向へ回転する排出整合ベルト19によりステイプルトレイ38上の上流側方向へ付勢されている。
【0074】
よって、シートSはつき当て板20につき当たって排出方向に対して垂直な方向に対して整合される。またシートSの幅方向の整合は幅よせガイド21(図3、4参照)によって、シートSがステイプルトレイ38に落下して、つき当て板20につき当たる所定の時間で動作を開始し、シートSの幅寸法よりも所定の寸法だけ本体奥側から手前側へ動作することにより、シートSは手前方向に整合される。以下、2枚目以下のシートSはユーザが設定した枚数がステイプルトレイ38上にすべて積載されるまで上記動作がくり返される。
【0075】
そして、図14に示すようにユーザが設定した枚数がステイプルトレイ38上に整合されると、ステイプラが動作し、ユーザの設定した位置にステイプルする動作を行う。なお、ステイプルが終了すれば図15に示すように回動ガイド31が降下し、排出ローラ32が矢印方向へ回転することで図16に示すようにトレイ38上のステイプル済のシートSが排出される。
【0076】
なお、ステイプル動作時には、順次、シートが複写装置100から排出されてくるため、次のジョブの排出シートの先頭の1枚目を本体1内に滞留させ、2枚目のシートと重ねて排出するという動作を行う。
【0077】
その動作を図17から図20を用いて説明する。図17はシートSが本体1内へ侵入し始めた状態を示す。
【0078】
複写装置100から排出された1枚目のシートS1はフラッパ3,4の上流側端部が下方へ位置することで、バッファーパス8へ送られる。バッファーパス8へ送られたシートS1はバッファーローラ9に巻きつく形で図示矢印方向へ送られる。ここで、フラッパ39はシートS1がローラ15の方向へ送られるように回動し、センサ11でシートS1の先端を検知して図18に示すような状態で停止する。
【0079】
そして、同図に示すように2枚目のシートS2が侵入してくると、バッファーローラ9は回転を開始し、図19に示すように1枚目と2枚目のシートS1,S2を重ねて搬送する。さらに、1枚目のシートS1の後端がフラッパ39の位置をすぎると、図20に示すようにフラッパ39は排出ローラ17,18の方向へシートSが送られるように回動し、2枚重ねたままステイプルトレイ38上へ排出される。以上の動作を行うことで、ステイプラがステイプル動作を行っている時間は排出ローラ17,18からシートSは排出されず、ステイプル動作を実行することが可能であり、かつ複写装置100の動作も停止することがない。
【0080】
またステイプル動作を行う時間をさらにかせぐために、バッファーローラ9に3枚目以上のシートSを巻きつけることも可能である。
【0081】
以上の動作をくり返すことで、複数のステイプルコピー束Saを作成するが、図9に示すように、トレイ24上に既にステイプルしたコピー束Saが有る際には、コピー束Saのたわみやふくらみが大きい場合に既に積載されているコピー束Saの上端がシートSがG点を上側へ越えてしまうと次シートが出てくる際に引っ掛かってジャムしたり、幅よせガイド21が動作して整合する際の負荷となって整合性が悪化することがある。
【0082】
しかし、この際、ローラガイド34は下部スノコガイド27aと同一面をなす位置にあり、ローラガイド34の係止爪35がトレイ24の上方に突出しているため、シートSの後端面を押えることができるのでジャム等が生じるのを防ぐことができる。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、シート排出時、遮蔽部材を回動させて遮蔽部材に設けられている遮蔽部にて排出口の上部空間を塞ぐことにより、上部空間よりシートが侵入するのを防ぐことができる。これにより、簡単な構造でロック状態を起こすことなくトレイを上昇させることができる。また、排出口を塞ぐ際、遮蔽部と規制部材とが同一面を形成するようにすることにより、シートがひっかかることなくトレイを上昇させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したシート後処理装置と複写装置の断面図。
【図2】上記シート後処理装置の断面図。
【図3】上記シート後処理装置のステイプルトレイ部の平面図。
【図4】上記ステイプルトレイ部の側面断面図。
【図5】上記シート後処理装置の要部拡大側面断面図。
【図6】上記シート後処理装置の回動ガイドが回動する様子を示す図。
【図7】上記シート後処理装置の要部拡大側面断面図。
【図8】上記回動ガイドが排出口を塞いだ様子を示す図。
【図9】上記シート後処理装置のローラガイドが第1位置にあるときの様子を示す図。
【図10】上記ローラガイドが第2位置にあるときの様子を示す図。
【図11】上記シート後処理装置の第2トレイにシートを排出する様子を示す図。
【図12】パソコンからの出力紙を第2トレイに積載した様子を示す図。
【図13】ステイプルソート時における上記第2トレイの状態を示す図。
【図14】ユーザが設定した枚数がステイプルトレイ上に整合された状態を示す図。
【図15】ステイプル済のシートが排出される様子を示す図。
【図16】ステイプル済シートが排出された様子を示す図。
【図17】上記シート後処理装置内へシートが侵入し始めた状態を示す図。
【図18】1枚目のシートをバッファーローラに巻き付けた様子を示す図。
【図19】1枚目と2枚目のシートS1,S2を重ねて搬送する様子を示す図。
【図20】2枚のシートが重ねられた状態で排出される様子を示す図。
【図21】従来のシート後処理装置の要部側面断面図。
【符号の説明】
1 シート後処理装置
23,24,25 トレイ
27 上部規制部材
31 回動ガイド
31b シャッタ部
32 排出ローラ
32A ローラ対
33 移動排出ローラ
35 カム
100 複写装置
S シート
M 駆動源

Claims (6)

  1. シート綴じ等の後処理を行う本体と、シートを排出するため前記本体の側壁面に形成された排出口と、前記壁面に傾斜した状態で取り付けられて前記排出口より排出されたシートを積載し、前記排出口を通過して上下方向に移動可能なトレイと、を備えたシート後処理装置において、
    前記排出口の上部壁面を形成すると共に、前記トレイに積載されているシートの傾斜端に当接する上部規制部材と、
    シートを挟持した状態で回転して前記シートを前記排出口より排出するローラ対と、
    前記ローラ対の一方のローラを保持すると共に、前記トレイが前記排出口を通過して前記排出口の上方へ移動する際、前記排出口の上部空間を塞いで前記トレイ上に積載されたシートが前記排出口の上部空間より侵入するのを防ぐ遮蔽部を有する回動可能な遮蔽部材と、
    前記遮蔽部材を、綴じモード選択時には前記一方のローラを他方のローラより離間させる第1位置に回動させる一方、シート排出時には前記一方のローラを他方のローラに圧接させると共に前記遮蔽部により前記上部規制部材と同一面を形成した状態で前記排出口の上部空間を塞ぐ第2位置に回動させる回動手段と、
    を備えたことを特徴とするシート後処理装置。
  2. 前記遮蔽部材が前記第2位置にある状態において、前記トレイが前記排出口を通過して前記排出口の上方へ移動する際、前記トレイ上に積載されたシートが前記排出口へ逆流するのを防ぐストッパ手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のシート後処理装置。
  3. シートを排出する排出手段と、この排出手段より排出されたシートの排出方向上流側部分を支持する第1のトレイと、この第1のトレイに上流側部分を支持されたシートの下流側部分を支持する前記第1のトレイに対して上下動可能な第2のトレイと、前記第1のトレイと第2のトレイに渡って積載されたシートを前記第2のトレイに移動させる一対の移動手段と、前記一対の移動手段の下流で、かつ前記第1のトレイと第2のトレイとの間に設けられた排出口と、前記第2のトレイに積載されたシートの上流側端部を規制する規制手段と、前記移動手段の一方を回動可能に支持し、第1の位置では前記一対の移動手段が離間して前記第1のトレイと第2のトレイに渡ってシートを積載し、第2の位置では前記一対の移動手段が圧接し、シートを前記第2のトレイヘ排出するように構成されたガイド部材と、を有するシート後処理装置において、
    前記ガイド部材が前記第2位置にある状態においては、該ガイド部材が前記排出口の上部空間を閉じ、かつ前記規制手段と同一面上にあることを特徴とするシート後処理装置。
  4. 前記ガイド部材が前記第2位置にある状態において、前記第2のトレイが前記排出口を通過して前記排出口の上方へ移動する際、前記第2のトレイ上に積載されたシートが前記排出口へ逆流するのを防ぐストッパ手段を備えたことを侍徴とする請求項3に記載のシート後処理装置。
  5. 前記一対の移動手段と前記規制手段との間に設けられ、シートを前記第2のトレイへ案内し、前記第2のトレイに積載されたシートの上流側端部を上方から規制するローラガイド部材を備えたことを特徴とする請求項3に記載のシート後処理装置。
  6. 画像形成部と、この画像形成部にて画像形成されたシートの後処理を行うシート後処理装置とを備えてなる画像形成装置において、
    前記シート後処理装置が請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート後処理装置であることを特徴とする画像形成装置。
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