JPH01192664A

JPH01192664A - シート収納装置並びに該装置に用いる押圧部材

Info

Publication number: JPH01192664A
Application number: JP63018671A
Authority: JP
Inventors: Keizo Sasai; 笹井　敬三
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1988-01-28
Filing date: 1988-01-28
Publication date: 1989-08-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、複写機、印刷機或いはレーザービームプリン
タ等の画像形成装置に用いるシート収納装置に係り、詳
しくは排出トレイに排出されたシートを押える押圧部材
を備えるシート収納装置に関する。

（ロ）従来の技術従来、シート収納装置を備えた画像形成装置が知られて
いるが、該画像形成装置１ａは、第４図に示すように、
シート収納装置２ａを構成する排紙トレイ３に機体５内
にて画像形成したシートＳを排出、集積していた。

＆→　発明が解決しようとする課題ところで、上述した画像形成装置１ａでは、排紙トレイ
８上にカールシートＳが排出された場合、シートＳの積
載性が悪化すると共に、該カールシー）Ｓが次のシート
Ｓの排出を阻害するという欠点があった。

この欠点を解消するものとして、駆動手段により、排出
トレイ上に排出されたシートを押える押圧位置と、シー
トの排出を阻害しない退避位置と、へ移動するシート押
えを備えた画像形成装置がある。

しかし、該画像形成装置では、シート押えを駆動する駆
動手段、該駆動手段を制御する制御手段等を必要とする
ため、装置が複雑かつコストアップになってしまうとい
う欠点があった。

そこで、本発明は、排出回転体の回転により押圧部付を
回動付勢して、もって上述問題点を解消したレート収納
装置を提供することを目的とするものである。

（へ）課題を解決するための手段本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第１図を参照して示すと、シー）　（Ｗａ）を積載す
る排出トレイ　（１３）と、該排出トレイ（１３）へシ
ー）（Ｗａ）を排出する排出回転体（１７，１９）と、
を備えてなるシート収納装置（１）において、前記排出
回転体（１７，１９）に押圧部材（２０）を所定摩擦抵
抗にて回動自在に支持し、該押圧部材（２０）を、前記
排出回転体（１７，１９）が前記シートを排出する方向
に回転中は該排出回転体（１７，１９）との摩擦により
回動付勢されてシートの排出を阻害しない位置に退避し
、かつ前記排出回転体（１７，１９）が反転すると、反
対方向に回動付勢されて前記排出トレイ　（１３）に排
出されたシート（Ｗａ）′を押えるように構成した、も
のである。

また、押圧部材（２０）を排出トレイ　（１３）に沿っ
た形状に形成することが好ましい。

（ホ）　作用上述構成に基づき、−出トレイ（１３）にシート（Ｗａ
）を排出する場合、排出回転体（１７゜１９）が回転を
開始すると、押圧部材（２０）は排出回転体（１７，１
９）との摩擦により回動付勢されてシート（Ｗ　ａ　）
の排出を阻害しない位置に退避する。そして、排出トレ
イ　（１３）へシー）−（Ｗａ）が排出回転体（１７，
１９）により排出され、排出回転体（１７，１９）が回
転を停止して排出作業が終了した後、排出回転体（１７
゜１９）が反転して押圧部材（２０）は反対方向に回転
付勢されて排出トレイ（１３）に排出されたシート（Ｗ
ａ）を押える。

また、排出トレイ（１３）に沿った形状に形成された押
圧部材（２０）は、シー）（Ｗａ）を広′　　く排出ト
レイ　（１３）へ押圧し、シー）（Ｗａ）のカールを取
り除くように働く。

（へ）実施例以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明する
。

シート収納装置１は、第１図及び第２図に示すように、
ファクシミリ２に配設されている。そして、該ファクシ
ミリ２は機体３内に画像記録部５と原稿読取部６とを備
えており、該画像記録部５及び該原稿読取部６にはシー
ト収納装置１がそれぞれ配設されてる。また、該両画像
記録部５は、ウェブＷを収納するウェブホルダ７を有し
ており、かつ該ウェブホルダ７の下流に記録手段９を備
えている。更に、該記録手段９は、ウェブＷＩｔ搬送す
るプラテンローラ１０、該プラテンクーラ１０に押圧付
勢されてウェブＷに画像を印字するライン型の記録ヘッ
ド１１及びウェブＷをカットするカッター１２によ秒構
成されており、該記録手段９の下流には前記シート収納
装置１が配設されている。そして、該収納装置１は、機
体３より排出されるカットシートＷａを集積する排紙ト
レイ１３を有しており、該トレイ１３の基端部には、機
体３に回転自在に２本の略々平行な軸１５，１６が支持
されている。また、該軸１５にはウレタンゴムにより構
成された排紙上ローラ１７及び該軸１６にはウレタンゴ
ムにより構成された排紙下ローラ１９が固定されており
、これら上下ローラ１７．１９は、互いに押圧接触して
お口、プラテンローラ１０と同一周速にて回転するよう
になっている。更に、該軸１５には、押圧部材としての
シート押え２０が所定摩擦抵抗にて回動自在に支持され
ており、該シート押え２０は、該軸１５との間で所定摩
擦抵抗を有する軸受部２１、ガイド部２２、押圧部２３
取っ学部２５及びストッパ２６により構成されている。

そして、該シート押え２０のシート接触面側はテフロン
処理等により摩擦抵抗が低くなっており、該シート押え
２０の先端部にはシー）−Ｗａの排出を確認し得る切欠
き部２０ａが開設されている。一方、前記原稿読取部６
は機体３上面が構成する原稿トレイ３０を備えており、
該トレイ３０の下流には、給紙ローラ対３１、分離パッ
ド３２及び該パッド３２と摩擦接触する搬送ローラ３３
が配設されている。そして、該ローラ３３の下流には、
搬送ローラ対３４が配設されており、該ローラ対３４の
下流には、原稿Ｍの画像読取り手段３５が配設されてお
り、該読取手段３５は、光＃３６、プラテン３７、ミラ
ー３９．４０、レンズ４１、読取り素子４２により構成
されている。また、該読取り手段３５の下流にはシート
収納装置ＩＮＧ配設されており、該収納装Ｍ１は前述し
たシート収納装置１と同じ構成になっている。

本実施例は以上のような構成よりなるので、ファクシミ
リ２が外部装置より画像信号を受信すると、図示しない
制御部は、駆動手段によりプラテンローラ１０及び排紙
ローラ１７，１９を矢印方向（第２図参照）に回転して
ウェブＷ４！Ｓ送すると共に記録ヘッド１１により画像
信号に基づき該ウェブＷに画像を印字する。この際、排
紙上ローラ１７と軸１５とが反時計方向に回転すること
により、該軸１５と所定摩擦抵抗にて回動自在に支持さ
れているシート押え２０は、反時計方向に回動付勢され
て排紙トレイ１３から離間し、ストッパ２６が機体３に
当接することにより回動を規制されてシー）Ｗａの排出
を阻害しない所定位置に保持される（第３図参照）。そ
して、画像を印字された部分のウェブＷは、先端を排紙
ローラ１７゜１９に挾持されると共に画像の位置しない
所定位置をカッター１２によりカットされてカットシー
）Ｗａとなる。それから、該、シー）Ｗａは排紙ローラ
１７，１９により排紙トレイ１３へ排出される。この際
、該シートＷａの上方向はシート押え２０により案内さ
れ、該シートＷａの後端が排紙ローラ１７，１９のニッ
プを通過して排紙トレイ１３に積載されてから所定時間
後に、制御部は駆動手段を停止する。そして、カットシ
ー）　Ｗ　ａが排紙トレイ１３上に排出されてから所定
時間後に、制御部は駆動手段を逆転し、該駆動手段の逆
転によりプラテンローラ１０及び排紙ローラ１７，１９
を矢印と反対方向（第２図参照）に回転する。

それから、該プラテンローラ１０の反時計方向への回転
により先端部分をカッター１２によりカットされたウェ
ブＷは、その先端が記録へラド１１に臨む位置まで戻さ
れて次の印字作業に備える。

一方、排紙ローラ１７の時計方向への回転に基づき、シ
ート押え２０は、軸１５と軸受２１との摩擦回転により
時計方向に回動付勢され、排紙トレイ１３上に積載され
ているカットシートＷａを該トレイ１３に押圧して停止
し、所定時間後に駆動手段が停止すると、カットシー）
−Ｗａを該トレイ１３に押圧した状態を保持する。

また、原稿Ｍを送信する場合、オペレータは、原稿トレ
イ３０上に原稿Ｍを載置し、図示しない操作部により各
モードを入力して送信キー（図示せず）を押す。すると
、該原稿Ｍは、給紙ローラ対３１により分離パッド３２
へ給送され、該分離パッド３２と搬送ローラ３３とによ
り分離されて最下位の原稿Ｍのみ搬送ローラ対３４へ搬
送される。そして、該原稿Ｍは、該ローラ対３４により
読取り手段３５へ搬送され、該読取り手段３５に　′よ
り画像を読取られる。それから、読取り手段３５により
読取られた画像は図示しない送信部により送信される。

一方、該原稿Ｍは前述同様の動作によりシート収納装置
１に収納される。

（ト）発明の詳細な説明したように、本発明によると、押圧部材を、排出
回転体がシートを排出する方向に回転中は該排出回転体
との摩擦により回動付勢されてシートの排出を阻害しな
い位置に退避し、かつ排出回転体が上記方向と反対方向
に回転すると、回動して排出トレイに排出されたシート
を押えるように構成したので、特別な駆動手段及び制御
手段を必要とせず、装置を簡素化でき、またコストダウ
ンを図ることができる。

また、抑圧部材を排出トレイに沿った形状に形成するこ
とによって抑圧部材が各種サイズのシートを広範囲に排
紙トレイへ押圧して、シートのカ−ルを矯正することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るシート収納装置を示す斜視図であ
り、第２図はその断面図である。また、第３図は本発明
の動作を示す断面図である。更に、第４図は従来例を示
す正面図である。１・・・シート収納装置　、　　１３・・・排出トレイ
　、１７．１９・・・排出回転体　、　２ｏ・・・抑圧
部材、Ｗａ・・・シート　。

Claims

【特許請求の範囲】１、シートを積載する排出トレイと、該排出トレイへシ
ートを排出する排出回転体と、を備えてなるシート収納
装置において、前記排出回転体に押圧部材を所定摩擦抵抗にて回動自在に支持し、該押圧部材を、前記排出回転体が回転中は該排出回転体との摩擦により回動付勢されてシートの排
出を阻害しない位置に退避し、かつ前記排出回転体が反
転すると、反対方向に回動付勢されて前記排出トレイに
排出されたシートを押えるように構成した、ことを特徴とするシート収納装置。２、前記排出トレイに沿った形状に形成してなるシート
収納装置用押圧部材。