JP2538654Y2 - 記録装置の記録紙排出機構 - Google Patents

記録装置の記録紙排出機構

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JP2538654Y2
JP2538654Y2 JP1988060078U JP6007888U JP2538654Y2 JP 2538654 Y2 JP2538654 Y2 JP 2538654Y2 JP 1988060078 U JP1988060078 U JP 1988060078U JP 6007888 U JP6007888 U JP 6007888U JP 2538654 Y2 JP2538654 Y2 JP 2538654Y2
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discharge roller
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roller
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優治 高橋
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はファクシミリ、プリンタ等における記録紙排
出機構に関し、特に、ロール紙を使用する装置の記録紙
排出機構に関する。
従来の技術 例えば、他のマーキング技術に比べて騒音が少なく、
低コストで高画質が得られるため、ファクシミリやプリ
ンタには感熱(あるいは熱転写)記録方式が多く使用さ
れている。感熱(あるいは熱転写)記録装置は、画像信
号に応じて選択的に発熱するサーマルヘッドにより、サ
ーマルヘッドとローラプラテンとの間に搬送されてくる
感熱記録紙を(あるいは普通紙とこれに同期して搬送さ
れるドナーフィルムを)記録情報に応じて選択的に加熱
して、感熱記録紙の熱変化による変色により(あるいは
ドナーフィルムのインクの転写により)、図形や文字を
形成するような構成をとっている。
このような記録装置においては、供給リールにロール
状に巻かれた記録紙を使用するのが一般的であり、記録
紙は供給リールから送り出されて、サーマルヘッドとロ
ーラプラテンとの間を通過し、文字や図形が記録された
後、カッターにより所定のサイズに切断され、切断され
た記録紙(カッターより下流側の記録紙)はさらに排出
ローラ等により装置外部に設けられた排出トレイ上に排
出されるようになっている。カッターより上流側の記録
紙は、切断のためその先端部が送られ過ぎているから、
ローラプラテンを逆回転し、記録紙先端を記録位置まで
戻すようにしている。
このような構成の記録装置においては装置小型化やコ
スト低減の観点から、1つのモータでローラプラテンと
排出ローラの両方を駆動するようにしている(実公昭63
−9174号)。以下概略構成を第7図及び第8図を参照し
て説明すると、10はリール12に巻かれた記録紙、14は記
録すべき画像データに応じて選択的に発熱するサーマル
ヘッドである。サーマルヘッド14には、モータ16により
正又は逆方向に回転駆動されるローラプラテン18が圧接
している。20は回転刃20a及び固定刃20bからなる記録紙
切断用のカッター、22は記録紙排出ローラ、24はバネ26
により排出ローラ22に圧接するよう付勢された排出コ
ロ、28はアイドラシャフトである。
ローラプラテン18、排出ローラ22、及びアイドラシャ
フト28の一端部にはそれぞれプーリ30、32、34が設けら
れており、プーリ30、32、34には無端状のベルト36が巻
回されている。排出ローラ22及びアイドラシャフト28の
他端には互いに噛合するギア38及びギア40が設けられて
いる。排出ローラ22とプーリ32、及びアイドラシャフト
28とギア40との間には一方向クラッチ42、44がそれぞれ
介装されている。
駆動モータ16の回転力はプーリ30、ベルト36を介して
プーリ32、及びプーリ34に伝達されるが、ローラプラテ
ン18が矢印A方向(記録紙10排出方向)に回転している
ときは、一方向クラッチ42は切断された状態、一方向ク
ラッチ44は接続された状態であり、排出ローラ22が記録
紙10排出方向に回転する。記録紙10を所定の位置で切断
後、カッター20の上流側の記録紙10先端部を記録位置ま
で戻すため駆動モータ16が逆転したときは、一方向クラ
ッチ42は接続状態に、一方向クラッチ44は切断状態にあ
り、同様に排出ローラ22は記録紙10排出方向に回転す
る。
このように、駆動モータ16の回転方向にかかわらず排
出ローラ22は常に記録紙排出方向に回転駆動されるよう
になっている。
一方、新しい記録紙を装置内にセットするときは、オ
ペレータはリール12に巻かれた記録紙10を所定の位置に
装填し、記録紙の先端をサーマルヘッド14とローラプラ
テン18との間を通し、カッター20の回転刃20aと固定刃2
0bとの間に差し込み、記録紙10を後側から送り込んで、
記録紙10先端を排出ローラ22、排出コロ24とカッター20
の間の用紙通路内に位置させて、あるいは、排出ローラ
22と排出コロ24の圧接部に突き当てて、記録紙のセット
作業を行っていた。
考案が解決しようとする課題 このように、従来は記録紙排出ローラに動力を伝達す
るのに、一方向クラッチを2個使用しており、その構成
が複雑で部品点数が多く、装置小型化の障害になるとい
う問題があった また、記録紙のセット作業時には、オペレータは記録
紙先端部を目視しない状態で記録紙を送込み、排出ロー
ラと排出コロとの圧接部に記録紙先端を突き当てる等し
て作業していたから、記録紙先端部にダメージを与えた
り、用紙通路内に記録紙が引掛ってしまったことに気付
かないで、記録紙セット作業を完了してしまうことがあ
り、これにより、運転開始時に記録紙詰まりを起こすこ
とがあるという問題もあった。
本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、構成が簡単であるとともに、
記録紙詰まりの少ない記録紙排出機構を提供することで
ある。
課題を解決するための手段 第1図乃至第3図に示す本考案の原理構成説明図を参
照して説明する。
ロールに巻かれた記録紙を、正逆回転可能な駆動モー
タ50により回転駆動されるローラプラテン52により搬送
し、ローラプラテン52により搬送しながら記録紙上に画
像を記録した後に、切断手段により切断し、切断された
記録紙を排出ローラ54と排出ローラ54に圧接する排出コ
ロ66により装置外部に排出するように構成する。
駆動モータ50の回転力を例えば、第1図のように、ロ
ーラプラテン52に一体的にギア56を、排出ローラ54に一
方向クラッチ58(記録紙排出方向に回転するときのみ接
続)を介してギア60を設け、ギア56及びギア60に回動自
在なアイドルギア62を噛合して、ローラプラテン52正転
時(記録紙排出方向に回転時)にのみ排出ローラ54が回
転し、切断した記録紙を排出するようにする。一方向ク
ラッチをローラプラテン52とギア56との間に介装して構
成してもよい。
また、例えば、第2図及び第3図に示すように、排出
ローラ54をバネ64により排出コロ66に圧接せしめるとと
もに、排出コロ66と同軸上にカム部68の形成された部材
70(圧接解除部材)を回動自在に設け、部材70を回転す
ることにより、排出ローラ54が矢印B方向にスライドす
るように構成する。排出コロ66が排出ロラ54に対して離
れるように構成してもよい。
作用 第1図のような構成により、駆動モータ50正転時(記
録紙排出方向に回転時)その回転力は、ローラプラテン
52、ギア56、62、60、及び一方向クラッチ58(接続状
態)を介して排出ローラ54に伝達され、排出ローラ54は
記録紙を排出する方向に回転し、切断された記録紙(切
断手段より下流側)を排出する。
切断された記録紙の切断手段より上流側の先端部を記
録位置に戻すため、駆動モータ50が逆転したときには、
一方向クラッチ58が切断状態であり、排出ローラ54は回
転しない。
これにより、1個の駆動モータでローラプラテン及び
排出ローラの両方の駆動を行うことができるとともに、
一方向クラッチを1つしか用いなくてもよいから、その
構成を簡単にすることができる。
また、第2図及び第3図のような構成により、記録紙
のセット作業を行う際に、部材70を回転させると、その
先端に形成したカム部68が、排出ローラ54を押し下げ、
排出ローラ54と排出コロ66とが分離されるから、記録紙
をこの対向部を通して引出し、その先端部を装置外に出
すことができる。
これにより、仮に記録紙セット時に記録紙の先端にダ
メージを与えてしまったとしても、先端部は装置外に出
されているから、運転中に記録紙詰まりを起こすことが
無くなる。また、記録紙が記録紙通路等に引掛かったま
まセット作業を完了してしまうことも無い。
実施例 以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する
ことにする。
第4図及び第5図は本考案一実施例の構成を説明する
ための図である。80はリール82に巻かれた記録紙、84は
記録すべき画像データに応じて選択的に発熱するサーマ
ルヘッド、86はローラプラテンである。サーマルヘッド
84は開閉可能に設けられた装置カバー88にバネ90を介し
て取付けられ、カバー88を閉じたときにローラプラテン
86に圧接するようになっている。ローラプラテン86は、
モータ92により正又は逆方向に回転駆動され、ローラプ
ラテン86が正転しながら、ローラプラテン86とサーマル
ヘッド84の圧接部で記録紙80に記録が行われる。
記録が行われた記録紙80先端は、回転刃94a及び固定
刃94bにより構成された記録紙切断用のカッター94を通
過し、記録紙案内板96に案内され、排出コロ98と、バネ
100により排出コロ98に圧接するよう設けられた排出ロ
ーラ102との圧接部に至る。
ローラプラテン86の駆動側と反対側(紙面奥側)に
は、第5図に示されるように、ギア104が一体的に設け
られており、このギア104か回動自在に設けられたアイ
ドルギア106に噛合され、アイドルギア106が排出ローラ
102に一方向クラッチ108を介して設けられたギア110に
噛合され、駆動モータ92の回転が排出ローラ102に伝達
されるようになっている。一方向クラッチ108はローラ
プラテン86正転時(記録時)は接続、逆転時は切断の状
態となるよう介装されており、ローラプラテン86正転時
に排出ローラ102は記録紙80を排出する方向に回転す
る。
記録紙80は記録後、所定の長さ送られたところでカッ
ター94の回転刃94aが回転して切断される。切断された
記録紙80のカッター94より上流側の先端部は送られ過ぎ
ているから記録位置まで戻すためローラプラテン86が逆
転されるがこのときは、一方向クラッチ108は切断状態
であり、排出ローラ102が回転しない。
尚、記録紙案内板96近傍には記録紙80の先端部が送ら
れてきたことを検出するセンサ(図示せず)が設けられ
ており、最終頁の記録においては、記録・切断後、カッ
ター94より上流側の記録紙先端が記録位置とセンサ間で
2往復以上するように制御することにより、次の記録が
行われなくても、最終頁の排出が行われるようになって
いる。
一方、サーマルヘッド84が取付けられた装置カバー88
は、排出コロ98と同軸上に回転自在に支承され、カバー
88にはカム部112が形成されている。カバー88を開いた
ときに(第6図参照)、カム部112が排出ローラ102の軸
を押下げ、排出コロ98から排出ローラ102が分離される
ようになっている。これにより、記録紙セット作業時
は、カバー88を開いて、リール82に巻かれた記録紙80を
所定位置に装填した後、記録紙80先端をカッター94の回
転刃94aと固定刃94bの間に通して後方から送込み、その
先端を排出ローラ102と排出コロ98との対向部に至らし
め、矢印C側から記録紙80先端を手で引張って装置外に
出すことができる。
本実施例によれば、記録紙排出ローラ102に動力を伝
達するのに、一方向クラッチを1個使用するだけでよ
く、部品点数が少なく、その構成が簡単なので、記録装
置の小型化、コストの低減を図ることができる。
そして、記録紙のセット作業時には、カバー88を開く
と、排出ローラ102が排出コロ98から離され、オペレー
タは記録紙80の先端が装置外に出たことを確認した上で
カバー88を閉じることができるから、記録紙先端部が装
置内で詰まったままセット作業を完了してしまうことが
無く、また、先端部にダメージが与えられていたとして
も、先端部は装置外に出ているから、これにより運転時
に記録紙詰まりを起こすことが無くなる。さらに、カバ
ー88のカム部112が排出ローラ102の軸を押下げ係合する
ことにより、カバー88が自重により倒れることを防止す
る機構を兼ねることもできる。
考案の効果 本考案は以上詳述したように、駆動モータの回転力を
ローラプラテンと排出ローラに1個の一方向クラッチを
用いて伝達するようにしたから、その構成が簡単であ
り、部品点数も少なく、装置小型化やコストの低減が図
れるとともに、記録紙セット作業時には、排出ローラと
排出コロとを分離し、記録紙先端を装置外部に出せるよ
うにしたから、記録紙が装置内に詰まったままセット作
業を完了することが無く、記録紙先端にダメージを与え
ていたとしても、記録紙詰まりが起らないという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第3図は本考案の原理構成説明図、 第4図乃至第6図は本考案の一実施例の構成説明図、 第7図及び第8図は従来技術の構成説明図である。 50……駆動モータ、52……ローラプラテン、54……排出
ローラ、56、60、62……ギア、58……一方向クラッチ、
64……バネ、66……排出コロ、68……カム部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状に巻かれた記録紙を駆動手段によ
    り正逆回転駆動されるローラプラテンにより搬送しなが
    ら、記録紙上に画像を記録した後に、切断手段により切
    断し、該切断された記録紙を排出ローラと該排出ローラ
    に圧接する排出コロにより装置外部に排出するようにし
    た記録装置において、 前記排出コロを前記排出ローラに対して接離可能に支持
    するとともに、該排出ローラに圧接するように付勢する
    支持手段を設け、前記排出ローラと同軸上に回動可能に
    装置カバーを設け、該装置カバーを正方向に回動した場
    合に該排出コロの中心軸を押圧して該排出コロを該支持
    手段の付勢力に抗して該排出ローラから離間させるとと
    もに、反方向に回動した場合に該排出コロの該中心軸に
    対する押圧を解除するように形成されたカム部を、該装
    置カバーに一体的に設けたことを特徴とする記録装置の
    記録紙排出機構。
JP1988060078U 1988-05-09 1988-05-09 記録装置の記録紙排出機構 Expired - Lifetime JP2538654Y2 (ja)

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JPH01163145U JPH01163145U (ja) 1989-11-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50110740A (ja) * 1974-02-08 1975-09-01
JPS5911655Y2 (ja) * 1980-07-28 1984-04-10 日本プランニング株式会社 マスコット額縁
JPS60127942U (ja) * 1984-02-03 1985-08-28 日本無線株式会社 紙送り装置
JPS60187571A (ja) * 1984-03-07 1985-09-25 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 記録装置
JPS62140043U (ja) * 1986-02-25 1987-09-03

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