JP2861436B2 - プリンタの紙送り機構 - Google Patents
プリンタの紙送り機構Info
- Publication number
- JP2861436B2 JP2861436B2 JP4224891A JP4224891A JP2861436B2 JP 2861436 B2 JP2861436 B2 JP 2861436B2 JP 4224891 A JP4224891 A JP 4224891A JP 4224891 A JP4224891 A JP 4224891A JP 2861436 B2 JP2861436 B2 JP 2861436B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- gear
- guide plate
- feed mechanism
- motor
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタの紙送り機構に
関し、特にカット紙の両面印字のための送り機構に関す
るものである。
関し、特にカット紙の両面印字のための送り機構に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、小型のプリンタでカット紙の両面
印字を行えるものはなかった。複写機などの大型の装置
では両面印字を行えるものがあり、そのような装置は、
片面の印字を終了したカット紙を蓄えるためのスタック
部を内部に備え、片面印字後のカット紙をこのスタック
部に一旦入れ、その後、紙の走行ルートを変えて両面印
字を行うようになっていた。
印字を行えるものはなかった。複写機などの大型の装置
では両面印字を行えるものがあり、そのような装置は、
片面の印字を終了したカット紙を蓄えるためのスタック
部を内部に備え、片面印字後のカット紙をこのスタック
部に一旦入れ、その後、紙の走行ルートを変えて両面印
字を行うようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
の両面印字機構では、カット紙反転部の機構が大きく、
小型のプリンタに組み込むことは困難であった。
の両面印字機構では、カット紙反転部の機構が大きく、
小型のプリンタに組み込むことは困難であった。
【0004】本発明の目的は、このような問題を解決
し、カット紙の両面印字を可能とする小型の紙送り機構
を提供することにある。
し、カット紙の両面印字を可能とする小型の紙送り機構
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタの紙送
り機構は、印字用紙の案内板と、この案内板に接して回
転する第1の駆動ローラと、前記案内板の出口に設けた
第2の駆動ローラと、この第2の駆動ローラの中心を回
転軸とするギアと、前記第2の駆動ローラの外周に接す
る位置の前記ギア側面に回転自在に取り付けられた従動
ローラと、前記ギアを回転させるモータとを備えたこと
を特徴とする。
り機構は、印字用紙の案内板と、この案内板に接して回
転する第1の駆動ローラと、前記案内板の出口に設けた
第2の駆動ローラと、この第2の駆動ローラの中心を回
転軸とするギアと、前記第2の駆動ローラの外周に接す
る位置の前記ギア側面に回転自在に取り付けられた従動
ローラと、前記ギアを回転させるモータとを備えたこと
を特徴とする。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。図1
〜図3に本発明によるプリンタの紙送り機構の一例を示
す。図1はこの紙送り機構の側面図、図2は、図1の矢
印Aの方向から見た平面図、図3は、図1の矢印Bの方
向から見た側面図である。
〜図3に本発明によるプリンタの紙送り機構の一例を示
す。図1はこの紙送り機構の側面図、図2は、図1の矢
印Aの方向から見た平面図、図3は、図1の矢印Bの方
向から見た側面図である。
【0007】2はカット紙の案内板で、これに接する駆
動ローラ1は所定のモータ(図示せず)により回転して
カット紙を送る。案内板2の出口部に設けた駆動ローラ
3はモータ4によってギア5を介して回転する。
動ローラ1は所定のモータ(図示せず)により回転して
カット紙を送る。案内板2の出口部に設けた駆動ローラ
3はモータ4によってギア5を介して回転する。
【0008】ギア6はモータ7によって駆動ローラ3の
中心を軸として回転し、このギア6には従動ローラ8が
回転自在に取り付けられている。従動ローラ8は、ギア
6が回転するとき駆動ローラ3の外周に接しながら駆動
ローラ3の外周を回る。
中心を軸として回転し、このギア6には従動ローラ8が
回転自在に取り付けられている。従動ローラ8は、ギア
6が回転するとき駆動ローラ3の外周に接しながら駆動
ローラ3の外周を回る。
【0009】9はカット紙に印字を行う印字ヘッドであ
り、案内板2に押し付けられている。
り、案内板2に押し付けられている。
【0010】次に図4を用いてこの紙送り機構の動作を
説明する。ローラ1のモータおよびモータ4,7は所定
の制御部(図示せず)によってその回転が制御される。
まず、ローラ1はそのモータによって矢印Cの方向に回
転し、ローラ1と案内板2とに挟まれたカット紙10が
矢印Dの方向に送り出される(図4a)。そして印字ヘ
ッド9によってカット紙10の表面に印字が行われ、ま
たモータ4によってローラ3が矢印Eの方向に回転し、
カット紙10がローラ3とローラ8とに挟まれる(図4
b)。
説明する。ローラ1のモータおよびモータ4,7は所定
の制御部(図示せず)によってその回転が制御される。
まず、ローラ1はそのモータによって矢印Cの方向に回
転し、ローラ1と案内板2とに挟まれたカット紙10が
矢印Dの方向に送り出される(図4a)。そして印字ヘ
ッド9によってカット紙10の表面に印字が行われ、ま
たモータ4によってローラ3が矢印Eの方向に回転し、
カット紙10がローラ3とローラ8とに挟まれる(図4
b)。
【0011】次に、モータ7によってギア6が矢印Fの
方向に回転し(図4c)、図4dの位置で止まった後、
さらにモータ4によってローラ3が回転し、カット紙1
0は案内板2の上に送られる。カット紙10の先端がロ
ーラ1に達すると、ローラ1はモータによって矢印Gの
方向に回転し、カット紙10は印字開始位置まで送られ
る(図4e)。このときカット紙10のすでに印字が行
われた表面は下側となっている。
方向に回転し(図4c)、図4dの位置で止まった後、
さらにモータ4によってローラ3が回転し、カット紙1
0は案内板2の上に送られる。カット紙10の先端がロ
ーラ1に達すると、ローラ1はモータによって矢印Gの
方向に回転し、カット紙10は印字開始位置まで送られ
る(図4e)。このときカット紙10のすでに印字が行
われた表面は下側となっている。
【0012】次に、ローラ1がそのモータによって矢印
Cの方向に回転し、カット紙10が矢印Dの方向に送ら
れて、印字ヘッド9により裏面の印字が行われる(図4
f)。また、モータ7によってギア6が矢印Hの方向に
回転し、従動ローラ8は図4gの位置に戻され、さら
に、モータ4によってローラ3が矢印Eの方向に回転し
(図4h)、カット紙10が排出されて動作を終了す
る。
Cの方向に回転し、カット紙10が矢印Dの方向に送ら
れて、印字ヘッド9により裏面の印字が行われる(図4
f)。また、モータ7によってギア6が矢印Hの方向に
回転し、従動ローラ8は図4gの位置に戻され、さら
に、モータ4によってローラ3が矢印Eの方向に回転し
(図4h)、カット紙10が排出されて動作を終了す
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明のプリンタの
紙送り機構は、印字用紙の案内板と、2つの駆動ローラ
と、モータで回転するギアと、駆動ローラとにより構成
されるので、全体を小型にできる。従って、小型の装置
にも組み込むことができ、例えば小型プリンタでカット
紙の両面印字を行うことが可能となる。
紙送り機構は、印字用紙の案内板と、2つの駆動ローラ
と、モータで回転するギアと、駆動ローラとにより構成
されるので、全体を小型にできる。従って、小型の装置
にも組み込むことができ、例えば小型プリンタでカット
紙の両面印字を行うことが可能となる。
【図1】本発明の紙送り機構の一例を示す側面図であ
る。
る。
【図2】図1の紙送り機構を示す平面図である。
【図3】図1の紙送り機構を示すもう一つの側面図であ
る。
る。
【図4】図1の紙送り機構の動作を示す側面図である。
1,3 駆動ローラ 2 案内板 4,7 モータ 5,6 ギア 8 従動ローラ 9 印字ヘッド 10 カット紙
Claims (1)
- 【請求項1】印字用紙の案内板と、 この案内板に接して回転する第1の駆動ローラと、 前記案内板の出口に設けた第2の駆動ローラと、 この第2の駆動ローラの中心を回転軸とするギアと、 前記第2の駆動ローラの外周に接する位置の前記ギア側
面に回転自在に取り付けられた従動ローラと、 前記ギアを回転させるモータとを備えたことを特徴とす
るプリンタの紙送り機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4224891A JP2861436B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | プリンタの紙送り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4224891A JP2861436B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | プリンタの紙送り機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04261878A JPH04261878A (ja) | 1992-09-17 |
JP2861436B2 true JP2861436B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=12630728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4224891A Expired - Fee Related JP2861436B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | プリンタの紙送り機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2861436B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5534424B2 (ja) * | 2010-03-17 | 2014-07-02 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP4224891A patent/JP2861436B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04261878A (ja) | 1992-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071211 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081211 Year of fee payment: 10 |
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