JP2719181B2 - 原紙の切断装置 - Google Patents

原紙の切断装置

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JP2719181B2 JP1071872A JP7187289A JP2719181B2 JP 2719181 B2 JP2719181 B2 JP 2719181B2 JP 1071872 A JP1071872 A JP 1071872A JP 7187289 A JP7187289 A JP 7187289A JP 2719181 B2 JP2719181 B2 JP 2719181B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、所定速度で搬送されていく連続長体状の原
紙を切断する原紙の切断装置に関するものである。本発
明の装置は、例えばロール状に巻装された原紙を版胴の
外周面に巻き付けて印刷を行なう製版印刷装置等に付設
され、版胴の外周面に巻き付けられていく原紙を所定長
さに切断するために使用することができる。
[従来の技術] ロール状に巻装された連続長体状の孔版原紙を用いる
従来の一般的な製版印刷装置では、サーマルヘッドとプ
ラテンローラから成る製版部で孔版原紙が製版される。
製版済みの孔版原紙は、カッター装置が有する回転刃と
固定刃の間を通り、印刷部の版胴に向けて搬送されるよ
うになっている。搬送されてきた連続長体状の孔版原紙
は、版胴の外周面に設けられたクランプ手段によって一
端を固定され、その後版銅の所定速度の回転駆動に従っ
て版胴の外周面に巻き付けられていく。そして、版胴へ
の巻き付けが所定長さに達したところで、前記カッター
装置の回転刃が一定の速度で回転駆動されて孔版原紙が
切断される。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来の製版印刷装置において、製版済みの孔版原
紙は、低速で回転駆動される版胴に巻き付けられなが
ら、常にテンションがかけられた状態でテンションと直
交する方向に切断される。このように、引張られた状態
にある孔版原紙が引張りとは交差する方向に一定の速度
で切断されはじめると、切断部分の長さが所定の寸法を
越えた時点で、孔版原紙がテンションに耐え切れずに引
きちぎられてしまうことがあった。そのような場合、カ
ッター装置の切断位置付近に待機している引きちぎられ
た孔版原紙の先端部は、不規則で不揃な形状となってい
るので、後で版胴のクランプ手段に取付けても必要な保
持力を得ることができず、印刷動作中にクランプ手段か
ら孔版原紙が抜けてしまうことがあるという問題点があ
った。
本発明は、上記の点に鑑み成されたもので、製版済み
の孔版原紙が版胴に巻き込まれながら切断されてもその
切断面が常に規則的なものとなる原紙の切断装置を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明による原紙の切断装置は、固定刃11と回転刃12
の間を通って搬送されていく原紙1を回転刃12を回転駆
動して原紙1の幅方向にその一側から切り始めて他側で
切り終わるように切断する原紙の切断装置において、回
転刃12の回転速度を原紙1の切り始めには遅く切り終り
にはより早くなるように切り始めから切り終わりにかけ
て増加させる増速手段20を設けたことを特徴としてい
る。
[作 用] 孔版原紙の切り始めから切り終りにかけて、切り始め
には遅く切り終りにはより早くなるように回転刃の回転
速度を増速手段で増加させているので、切り始めには十
分に強い切断力を得ることができ、しかも、切り終わり
において、搬送のために与えられているテンションによ
って孔版原紙が引きちぎられる以前に、該孔版原紙の切
断を終了することができる。そして、その切断箇所はき
れいな直線状となる。
[実施例] 本発明の一実施例を第1図〜第4図によって説明す
る。
第1図は感熱製版印刷装置(以下、製版印刷装置と呼
ぶ。)の断面図であり、同図において1はロール状に巻
成された連続シート状の感熱孔版原紙(孔版原紙)であ
る。この孔版原紙1の案内板2には、正逆回転自在とさ
れた孔版原紙1の駆動手段である一対の搬送ローラ3と
孔版原紙1の存在を感知する検出センサ4が設けられて
いる。
該搬送ローラ3の送り方向には、感熱式の製版手段で
あるサーマルヘッド5とプラテンローラ6から成る製版
部7が設けられている。このサーマルヘッド5には、フ
ァクシミリ装置と同様に原稿の画像を読み取るための読
取部から画像情報信号が送られるようになっており、該
信号に基づいて、搬送ローラ3によって搬送されてくる
孔版原紙1に穿孔画像を施すようになっている。
次に、前記製版部7の隣には、製版済みの孔版原紙1
を貯えておくための箱状のストック部8が設けられてい
る。そして、ストック部8の上面開口の製版部7側に
は、製版部7からストック部8内に孔版原紙1を送り込
む原紙送りローラ9(送りローラ9)が設けられてい
る。また、ストック部8の上面開口を間にして送りロー
ラ9の反対側には、原紙排出ローラ10(排出ローラ10)
が設けられており、ストック部8内にある製版済みの原
紙1を外部に取出して、後述する切断装置13に送り込む
ことができるようになっている。
次に、前記排出ローラ10の排出方向隣部には、固定刃
11と回転刃12を備えた切断装置13が設けられている。第
2図及び第3図に示すように、回転刃12は、回転刃軸14
を有する円柱形の本体15の周面に螺旋状の刃部16を設け
たものである。第4図(d)に示すように、この刃部16
の両端は、回転刃軸14の回転角にして例えば35゜だけ離
れている。そして、固定刃11は、前記刃部16に接するよ
うに回転刃12の隣に固設されている。そして、この回転
刃12は、後述する増速手段20によって駆動されるように
なっている。
まず、増速手段20の駆動源として、製版印刷装置の本
体側にはモータ21が固設されている。このモータ21の出
力軸であるモータ軸22は、前記回転刃軸14とは軸心が一
致しておらず、第2図及び第3図に示すように、例えば
軸の約直径分だけ水平方向にずれている。このモータ軸
22には、増速手段20を構成するカム23が取付けられてお
り、所定寸法の凹部24が形成されたカム23の周面にはス
イッチ25のアクチュエータ26が係合している。このスイ
ッチ25は前記モータ21に接続されており、モータ21の回
転によってアクチュエータ26が凹部24に落ち込むと、該
スイッチ25がOFFとなってモータ21の回転を停止するよ
うに構成されている。また、周面に近接したカム23の前
面側であって、前記凹部24の回転方向先方の隣部には、
モータ軸22及び回転刃軸14と平行に駆動ピン27が固設さ
れている。また、前記回転刃軸14には、回転刃12を回動
操作するためのU字形の係合アーム28が固設されてい
る。増速手段20を構成する駆動ピン27及び係合アーム82
は、滑動自在となるように互いに係合しており、前記モ
ータ21を駆動することによって回転刃12を回動させるこ
とができるように構成されている。
次に、第1図に示すように、前記切断装置3の隣に
は、印刷部としての版銅30が設けられている。版銅30は
多孔構造の円筒体により構成され、外周面には孔版原紙
1の一端部を係止するためのクランプ手段31が設けら
れ、図示しないが内部にはインキ供給装置が設けられて
いる。そして、版銅30は、図示しない電動機によって図
にて時計回り方向に回転駆動されるようになっている。
図示はしないが、この版銅30の下方には、ソレノイドの
電磁力によって版胴の外周面へ向けて選択的に付勢され
るプレスロールが設けられている。そして、プレスロー
ラをはさむ両側の位置には、該プレスローラと版胴30の
間に印刷用紙を送り込む給紙装置と、印刷された印刷用
紙を版胴30から剥ぎ取って排出させるための排紙装置と
が設けられている。
以上のように構成された製版印刷装置で製版・印刷を
行なう場合には、まず搬送ローラ3の正転によって孔版
原紙1を製版部7に送り出し、サーマルヘッド5とプラ
テンローラ6によって感熱製版を行なう。製版済みの孔
版原紙1は、送りローラ9によってストック8に一時的
に溜め込まれ、その後排出ローラ10によって切断装置13
に送り込まれる。回転刃12と固定刃11の間を挿通して版
胴30側に送り出された孔版原紙1は、その先端部が版胴
30のクランプ手段31に固定される。ここで、版胴30が図
示時計回り方向に回動され、孔版原紙1が版銅30の周面
に着装されていく。そして版胴30への巻き付けが所定の
長さに達したところで、前記切断装置13が作動し、版銅
30の回動によってテンションの与えられた孔版原紙1を
切断する。
孔版原紙1の切断にあたっては、まず胴版30の回動に
タイミングを合せ、孔版原紙1の巻き付け長さが所定値
に達したところでモータ21の駆動を開始する。
切断装置13は第4図(a)に示すような状態で停止し
ている。ここでモータ21の駆動が開始され、カム23が図
中反時計回り方向に回動を始めると、同図(b)に示す
ように、まずスイッチ25のアクチュエータ26が凹部24か
ら外れてスイッチ25がON状態になる。そしてカム23の駆
動ピン27は係合アーム28を介して回転刃12を回転駆動し
ていく。
この切断装置13によれば、モータ軸22と回転刃軸14は
互いに偏心した位置に配設されている。従って第4図
(a)〜(d)に示すように、モータ21が駆動を始める
と、駆動ピン27は係合アーム28を旋回させながら回転刃
軸14との間隔を徐々に縮めていく。即ち、回転刃12を回
転させる腕の長さは短くなっていくが、モータ21の回転
数は一定なので、回転刃12の回転速度は徐々に速くなっ
ていく。
そして、第4図(c)に示す位置で孔版原紙1の切断
が開始され、回転刃12がさらに35゜回転した同図(d)
の位置で、回転刃12の回転速度は最高値に達する。従っ
て、孔版原紙1にテンションが加わっていても、テンシ
ョンによる引きちぎりが発生する前にすばやく切断を終
了することができる。また、その切断部はきれいな直線
状になる。
そして第4図(e)に示すように、さらに回転刃12が
回転してアクチュエータ26がカム23の凹部24に落ち込む
と、スイッチ25がOFFとなってモータ21の駆動を停止さ
せる。
以上説明した一実施例では、回転刃軸14に対して偏心
した出力軸のモータ21と、カム23と、駆動ピン27と、係
合アーム28とによって回転刃12の増速手段20を構成し
た。このほか、回転刃軸14にモータを直結し、該モータ
に与える電流・電圧を制御することによって回転速度を
増加させるようにしてもよい。
[発明の効果] 本発明に係る原紙の切断装置によれば、回転刃の回転
速度を増速手段により孔版原紙の切り始めから切り終り
に向けて増加させるようにしたので、従来回転刃を一定
速で駆動していた際に生じたテンションによる引きちぎ
りを防止することができ、その原紙切断面もきれいな直
線となる。
従って、次にその原紙の先端部が版胴部へ搬送され、
クランプ手段のクランプ板でクランプされた場合、クラ
ンプされた原紙には、所定の保持力が確実に与えられる
こととなり、印刷時におけるクランプ手段からの原紙の
抜けを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体構成を示す断面図、第
2図は同実施例における切断装置の分解斜視図、第3図
は同切断装置の平面図、第4図は(a)〜(e)は同切
断装置の作用を説明する図である。 1……感熱孔版原紙(孔版原紙)、 11……固定刃、12……回転刃、 13……切断装置、20……増速手段、 21……増速手段を構成するモータ、 23……増速手段を構成するカム、 27……増速手段を構成する駆動ピン、 28……増速手段を構成する係合アーム。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定刃と回転刃の間を通って搬送されてい
    く原紙を回転刃を回転駆動して原紙の幅方向にその一側
    から切り始めて他側で切り終わるように切断する原紙の
    切断装置において、 前記回転刃の回転速度を前記原紙の切り始めには遅く切
    り終りにはより早くなるように切り始めから切り終わり
    にかけて増加させる増速手段を設けたことを特徴とする
    原紙の切断装置。
  2. 【請求項2】前記増速手段は、前記回転刃の駆動源の出
    力軸に取り付けられたカム(23)と、前記カム(23)の
    偏心面に突設された駆動ピン(27)と、前記回転刃の軸
    に取り付けられ前記駆動ピン(27)と半径方向に滑動自
    在になるように係合された係合アーム(28)と、を具備
    しており、駆動ピン(27)がカム(23)と一体に駆動さ
    れた時に、駆動ピン(27)が係合アーム(28)を介して
    回転刃の軸心に対し半径方向に移動しつつ回転刃を回転
    駆動させることにより、回転刃の回転速度を、その回転
    始めから回転終わりにかけて連続して増速させるように
    構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の原紙の切断装置。
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