JP2911309B2 - シリアルプリンタ - Google Patents

シリアルプリンタ

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JP2911309B2
JP2911309B2 JP20118792A JP20118792A JP2911309B2 JP 2911309 B2 JP2911309 B2 JP 2911309B2 JP 20118792 A JP20118792 A JP 20118792A JP 20118792 A JP20118792 A JP 20118792A JP 2911309 B2 JP2911309 B2 JP 2911309B2
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武夫 藤井
正和 山縣
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単票用紙(以下用紙と
いう)を自動的に供給する自動給紙機構と、用紙の厚さ
に応じて印字ヘッドと用紙との間のギャップ(以下ヘッ
ドギャップという)を適性に確保するヘッドギャップ調
整機構とを有するシリアルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリアルプリンタにおいて、用紙
を連続して印字位置へ供給する自動給紙機構は一般的に
広く使用されている。また用紙の厚さを検出し、その厚
さに応じてヘッドギャップを調整するヘッドギャップ調
整機構も従来より一般的に用いられている。(たとえば
実公平2−26686号公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
法では、自動給紙機構で用紙を給送する毎に、ヘッドギ
ャップ調整機構でヘッドギャップ調整を行っていた。し
たがって同一の厚さの用紙を連続的に給送する場合は、
ヘッドギャップ調整を無駄に行っていることになり、ス
ループットの低下を招いていた。他方、途中で種類の異
なる用紙に変える運用も当然あり、これに対しても考慮
しなければならない。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ヘッドギャップ調整を行う必要のない
用紙に対しては既に設定されているヘッドギャップで印
字を行い、ヘッドギャップを行う調整の必要がある用紙
に対してはヘッドギャップの調整を行うようにして、ス
ループットの向上をはかることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明は、単票用紙を連続して供給する自動給紙
機構と、単票の厚さを検出し、検出した厚さに応じて印
字ヘッドと単票用紙とのヘッドギャップ調整機構を有す
るシリアルプリンタにおいて、オフライン状態からオン
ライン状態となった後の最初の1枚目の用紙への印刷で
あるかを判定する判定手段と、前記判定手段が前記最初
の1枚目であると判定した場合にヘッドギャップの調整
を行い、前記最初の1枚目でないと判断した場合にはヘ
ッドギャップの調整を行わないよう制御する制御手段と
を有するようにしたものである。
【0006】
【作用】上記構成を有する本願発明によれば、オフライ
ン状態からオンライン状態となった後の最初の1枚目で
ある場合にはヘッドギャップの調整を行い、最初の1枚
目でない場合にはヘッドギャップの調整を行わない。そ
れ故、連続的あるいは断続的に印刷する場合の同一種類
の単票用紙に対してはヘッドギャップ調整を不要とする
ことが可能となる。
【0007】
【0008】
【実施例】以下本発明に係る実施例を図面にしたがって
説明する。図1は本発明に係る実施例の動作を示すフロ
ーチャート、図2は実施例のプリンタを示す機構説明
図、図3は実施例のプリンタを示すブロック図である。
まず図2にしたがって実施例のプリンタの機構を説明す
る。
【0009】図2において、未印字の用紙1はホッパ2
に収納されており、用紙1の上方にはホッピングローラ
3が回転可能に設けられている。ホッピングローラ3が
反時計回り方向に回転することにより、用紙1はホッパ
2から破線で示す搬送路4へ繰り出される。ホッパ2と
ホッピングローラ3とで自動給紙機構5を構成する。搬
送路4上には用紙1を搬送させる搬送ローラ6a,6
b,6cが設けられている。
【0010】また搬送路4を挟んで印字ヘッド7とプラ
テン8が対向して設けられている。印字ヘッド7は用紙
1に印字を行うものであるが、この印字ヘッド7にはヘ
ッドギャップ調整機構9が連結されている。ヘッドギャ
ップ調整機構9は印字ヘッド7を矢印A−B方向に移動
させてヘッドギャップ調整を行う。搬送路4の終端には
スタッカ10が配設されており、印字済の用紙1はここ
に格納される。また自動給紙機構5の略上方には用紙1
を手差しで供給するためのテーブル11が設けられてい
る。
【0011】次に図3にしたがって実施例のプリンタの
制御構成を説明する。同図において、μCPU21はR
OM22に格納されているプログラムを順次読み出し、
その制御内容にしたがってプリンタ全体を制御する。μ
CPU21にはROM22,RAM23,不揮発メモリ
24およびI/Oポート25が接続されている。RAM
23には後述する毎回フラグが設定される。不揮発メモ
リ24には、電源断時に記憶しておくべき情報が格納さ
れており、その情報は電源投入時にRAM23へ移され
た上で参照される。
【0012】I/Oポート25には、インタフェース部
26、駆動回路27およびスイッチ28が接続されてい
る。インタフェース部26はさらにホスト装置29に接
続され、ホスト装置29からの入力信号を受け取る。駆
動回路27は、印字ヘッド7,スペーシングモータ3
0,改行モータ31,ホッピングモータ32および前述
したヘッドギャップ調整機構9を駆動するモータ33が
接続され、これらを駆動する。
【0013】これらのモータのうちホッピングモータ3
2は、図2に示すホッピングローラ3を回転させるもの
で、自動給紙機構5の一部を構成する。またモータ33
は、図2に示すヘッドギャップ調整機構9の一部を成
し、ヘッドギャップ調整機構9を駆動して印字ヘッド7
を移動させる。
【0014】次に上記構造を有する実施例の動作を主に
図1のフローチャートにしたがって説明する。フローチ
ャートで示す動作に入る前に、まず、これから印字を行
う用紙1に対してヘッドギャップ調整を行うか否かを判
定するためのフラグ(以下毎回フラグという)をRAM
23に設定する。設定の仕方としては、たとえば図3に
示すホスト装置29からインタフェース部26を介して
オンラインコマンドで設定するか、あるいは図3に示す
スイッチ28により設定してもよい。ここで、同じ種類
の用紙1に連続して印字を行う場合には、ヘッドギャッ
プ調整を行わないようにフラグを設定する。
【0015】μCPU21により印字開始命令がある
と、駆動回路27によりホッピングモータ32が駆動さ
れ、ホッピングローラ3が反時計回り方向に回転する。
これによりホッパ2内の最上位の用紙1が搬送路4上に
繰り出される(ステップ1)。またμCPU21は、R
AM23を参照して毎回フラグがオンか否かを判定する
(ステップ2)。本実施例では、毎回フラグがオンの場
合はヘッドギャップ調整を行い、オフの場合はヘッドギ
ャップ調整を行わないようにしている。
【0016】毎回フラグがオンと判定されると、ステッ
プ3へ進んでヘッドギャップ調整を行う。この場合は、
まず駆動回路27によりモータ33を駆動し、印字ヘッ
ド7を図2に示す矢印A方向へ移動させる。このときに
は既に、繰り出された用紙1は搬送ローラ6aにより印
字ヘッド7とプラテン8の間まで搬送されている。印字
ヘッド7が用紙1に圧接するまで移動すると、そこで移
動を停止する。この後モータ33を逆方向に一定量回転
させ、今度は印字ヘッド7を用紙1から所定距離だけ引
き離して停止させる。これにより印字ヘッド7と用紙1
との間に適正なギャップが得られる。
【0017】ステップ2において毎回フラグがオフと判
定されると、ステップ4へ進み、プリンタがDESEL
ECT状態からSELECT状態に変わった後の1枚か
否かをμCPU21が判定する。ここでDESELEC
T状態はオフライン状態をいい、SELECT状態はオ
ンライン状態をいう。即ち、DESELECT状態では
印字ができない。そして状態変更後の最初の1枚目であ
れば、ステップ3へ進んでヘッドギャップ調整を行う。
DESELECT状態においては、用紙1の交換作業が
あり得、一旦DESELECT状態になった場合には最
初の1枚目に対してヘッドギャップ調整をすることによ
り、印字途中でDESELECT状態になった場合にも
見過ごしがなくなる。
【0018】ステップ3において、用紙1がSELEC
T状態移行後の2枚目以降であれば、ステップ5へ進ん
で印字を行う。印字が終了すると、用紙1は搬送ローラ
6b,6cにより搬送され、スタッカ10へ排出される
(ステップ6)。以上のように、SELECT状態移行
後の1枚目でヘッドギャップ調整を行い、同一種類の用
紙1の2枚目以降はヘッドギャップ調整を行わないよう
にしたので、処理時間の短縮が図れる。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願発明によ
れば、オフライン状態からオンライン状態となった後の
最初の1枚目である場合にはヘッドギャップの調整を行
い、最初の1枚目でない場合にはヘッドギャップの調整
を行わない。それ故、連続的あるいは断続的に印刷する
場合の同一種類の単票用紙に対してはヘッドギャップ調
整を不要とすることが可能となり、オンライン状態での
無駄なヘッドギャップ調整を行うことがなくなるのでス
ループットの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の動作を示すフローチャートである。
【図2】実施例のプリンタを示す機構説明図である。
【図3】実施例のプリンタを示すブロック図である。
【符号の説明】
1 用紙 5 自動給紙機構 7 印字ヘッド 9 ヘッドギャップ調整機構 21 μCPU

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単票用紙を連続して供給する自動給紙機
    構と、単票の厚さを検出し、検出した厚さに応じて印字
    ヘッドと単票用紙とのヘッドギャップ調整機構を有する
    シリアルプリンタにおいて、オフライン状態からオンライン状態となった 後の最初の
    1枚目の用紙への印刷であるか判定する判定手段と、 前記判定手段が前記最初の1枚目であると判定した場合
    にヘッドギャップの調整を行い、前記最初の1枚目でな
    いと判断した場合にはヘッドギャップの調整を行わない
    よう制御する制御手段とを有することを特徴とするシリ
    アルプリンタ。
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