JP2017508606A5

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Info

Publication number: JP2017508606A5
Application number: JP2016548194A
Authority: JP
Filing date: 2015-01-23
Publication date: 2019-02-14
Anticipated expiration: 2035-01-23

Claims

ディーゼルエンジンの排気ガスを処理するための酸化触媒であって：
第１の白金族金属（ＰＧＭ）及び第１の支持材を含む、一酸化炭素（ＣＯ）及び炭化水素（ＨＣ）を酸化するための第１のウオッシュコート領域；
白金（Ｐｔ）、マンガン（Ｍｎ）及び第２の支持材を含む、一酸化窒素（ＮＯ）を酸化するための第２のウオッシュコート領域、並びに
入口端及び出口端を有する基材；
を備え、第２のウオッシュコート領域が、基材の出口端において、排気ガスが第１のウオッシュコート領域と接触した後で、排気ガスと接触するように配置され、
白金（Ｐｔ）が、第２の支持材上に配置又は支持されており、
マンガン（Ｍｎ）が、第２の支持材上に配置又は支持されており、
第２の支持材が、シリコンまたはその酸化物でドープされたアルミナを含む耐火性金属酸化物を含み、及び
第２のウオッシュコート領域のゼオライトの含有量が５重量％以下である、酸化触媒。
第２のウオッシュコート領域が、基材の出口端に配置された第２のウオッシュコートゾーンである、請求項１に記載の酸化触媒。
第１のウオッシュコート領域が、基材の入口端に配置された第１のウオッシュコートゾーンである、請求項１又は２に記載の酸化触媒。
第１のウオッシュコート領域が第１のウオッシュコートゾーンであり、第２のウオッシュコート領域が第２のウオッシュコートゾーンであり、第１のウオッシュコートゾーンと第２のウオッシュコートゾーンは単層として基材上に配置される、請求項１から３のいずれか一項に記載の酸化触媒。
第１のウオッシュコート領域が第１のウオッシュコート層であり、第２のウオッシュコートゾーンが第１のウオッシュコート層上に配置されている、請求項２に記載の酸化触媒。
第１のウオッシュコート領域が第１のウオッシュコート層であり、第２のウオッシュコート領域が第２のウオッシュコート層であり、第２のウオッシュコート層が第１のウオッシュコート層の上に配置される、請求項１に記載の酸化触媒。
第２のウオッシュコート層が基材の全長にわたって延びている、請求項６に記載の酸化触媒。
第２のウオッシュコート領域が、唯一の白金族金属として白金（Ｐｔ）を含む、請求項１から７のいずれか一項に記載の酸化触媒。
第２のウオッシュコート領域がゼオライトを含まない、請求項１から８のいずれか一項に記載の酸化触媒。
第１の白金族金属（ＰＧＭ）が、白金（Ｐｔ）、パラジウム（Ｐｄ）及びこれらの組合せからなる群より選択される、請求項１から９のいずれか一項に記載の酸化触媒。
第１の支持材が、アルミナ、シリカ、チタニア、ジルコニア、セリア及びこれらのうちの二つ以上の混合若しくは複合酸化物からなる群より選択される耐火性金属酸化物を含む、請求項１から１０のいずれか一項に記載の酸化触媒。
第１の支持材が、ドーパントでドープされたアルミナを含む、請求項１１に記載の酸化触媒。
第１の支持材が、シリカでドープされたアルミナを含む、請求項１２に記載の酸化触媒。
第１のウオッシュコート領域が炭化水素吸着材を更に含む、請求項１から１３のいずれか一項に記載の酸化触媒。
第１のウオッシュコート領域がアルカリ土類金属を更に含む、請求項１から１４のいずれか一項に記載の酸化触媒。
第１のウオッシュコート領域がマンガン又はその酸化物を含まない、請求項１から１５のいずれか一項に記載の酸化触媒。
第３のウオッシュコート領域を更に含む、請求項１から１６のいずれか一項に記載の酸化触媒。
第３のウオッシュコート領域が、基材の上に直接配置されている、請求項１７に記載の酸化触媒。
第３のウオッシュコート領域が、第１のウオッシュコート領域及び／又は第２のウオッシュコート領域の上に配置されている、請求項１７又は１８に記載の酸化触媒。
第３のウオッシュコート領域がゼオライト触媒を含み、ゼオライト触媒は、貴金属、ゼオライト、及び任意選択的に卑金属を含む、請求項１７から１９のいずれか一項に記載の酸化触媒。
貴金属がパラジウムである、請求項２０に記載の酸化触媒。
ゼオライトが、ＡＥＩ、ＣＨＡ又はＡＥＩ−ＣＨＡ連晶であるフレームワークタイプを有する小孔径ゼオライトである、請求項２０又は２１に記載の酸化触媒。
基材がフロースルー基材である、請求項１から２２のいずれか一項に記載の酸化触媒。
請求項１から２２のいずれか一項に記載の酸化触媒及び排出制御装置を備える排気系統。
排出制御装置が、リーンＮＯ_ｘトラップ（ＬＮＴ）、アンモニアスリップ触媒（ＡＳＣ）、ディーゼルパティキュレートフィルター（ＤＰＦ）、選択的触媒還元（ＳＣＲ）触媒、触媒化スートフィルター（ＣＳＦ）、選択的触媒還元フィルター（ＳＣＲＦ^ＴＭ）触媒、及びこれらのうちの二つ以上の組み合わせからなる群より選択される、請求項２４に記載の排気系統。
ディーゼルエンジンと、請求項１から２３のいずれか一項に記載の酸化触媒又は請求項２４又は２５に記載の排気系統とを備える、車両又は装置。
ディーゼルエンジンの排気ガスの処理方法であって、排気ガスを請求項１から２３のいずれか一項に記載の酸化触媒と接触させること、又は排気ガスを、請求項２４又は２５に記載の排気系統に通過させることを含む方法。
ディーゼルエンジンの排気ガス中の一酸化窒素（ＮＯ）の酸化を増強するための、ディーゼルエンジン用酸化触媒におけるマンガン（Ｍｎ）の使用であって、酸化触媒が請求項１から２３のいずれか一項に記載の酸化触媒である、使用。