JP2015520099A5 - - Google Patents

Claims (40)

1. リン酸アルミニウム組成物を製造する方法であって：
   水酸化アルミニウムスラリーを含む出発物質をリン酸と合わせて混合物を形成する工程;及び
   該混合物をある期間反応させて、リン酸アルミニウム縮合物を含む反応生成物を形成する工程であって、該リン酸アルミニウム縮合物が非晶質リン酸アルミニウムを含む、前記工程、
   を含む、前記方法。
2. 前記の合わせる工程の前に、水酸化アルミニウムを水と合わせることにより水酸化アルミニウムスラリーを形成し、該スラリーが、10〜35重量％の水酸化アルミニウムを含む、請求項１記載の方法。
3. 前記反応工程の間、前記混合物の体積が一定レベルに維持される、請求項１記載の方法。
4. 前記反応工程の間、水分が逃げることが可能である、請求項１記載の方法。
5. 前記の合わせる工程の間、前記リン酸が、前記水酸化アルミニウムスラリーに加えられる、請求項１記載の方法。
6. 前記の合わせる工程の間、前記水酸化アルミニウムスラリーが、前記リン酸に、10〜60分の期間加えられる、請求項１記載の方法。
7. 前記の合わせる工程の前に、前記スラリーが高温に加熱される、請求項1記載の方法。
8. 前記スラリーが30〜95℃の温度に加熱される、請求項７記載の方法。
9. 前記反応工程が60〜120℃で起こる、請求項1記載の方法。
10. 前記温度が95℃である、請求項９記載の方法。
11. 前記反応工程の後に、
    前記リン酸アルミニウム縮合物を前記反応生成物から分離すること、及び、
    前記縮合物を乾燥させてリン酸アルミニウム粒子を形成すること、
    をさらに含む、請求項1記載の方法。
12. 前記分離工程の後に、
    前記リン酸アルミニウム縮合物を200℃を超える温度に加熱して、前記リン酸アルミニウム粒子中の反応副生成物を分解すること、
    をさらに含む、請求項１１記載の方法。
13. 前記リン酸アルミニウム縮合物が、非晶質リン酸アルミニウムからなる、請求項１記載の方法。
14. 前記リン酸アルミニウムから形成された粒子が、50未満の吸油量を有する、請求項１記載の方法。
15. 前記リン酸アルミニウムから形成された粒子が、20m²/g未満の表面積を有する、請求項1記載の方法。
16. 結合ポリマー及び請求項１に従って製造されたリン酸アルミニウムを含む化学組成物。
17. 前記リン酸アルミニウムとは異なる顔料材料をさらに含む、請求項１６記載の化学組成物。
18. 前記リン酸アルミニウムが、前記顔料材料の総重量の70重量％未満を構成する、請求項１７記載の化学組成物。
19. 前記反応工程の間に、リン酸アルミニウム粒子が形成され、さらなるリン酸アルミニウムが、既に形成されたリン酸アルミニウム粒子上に配置される、請求項１記載の方法。
20. 前記リン酸アルミニウム縮合物が、さらなるリン酸アルミニウム粒子により被覆されているリン酸アルミニウム粒子を含む、請求項１記載の方法に従って形成されたリン酸アルミニウム。
21. 非晶質リン酸アルミニウム組成物を製造する方法であって：
    水酸化アルミニウムスラリーを含む出発物質をリン酸と合わせて酸性リン酸アルミニウム溶液を形成する工程;
    該酸性リン酸アルミニウム溶液をさらなる水酸化アルミニウムスラリーと合わせて、混合物を形成する工程;及び
    該混合物をある期間反応させて、リン酸アルミニウム縮合物を含む反応生成物を形成する工程であって、該リン酸アルミニウム縮合物が非晶質リン酸アルミニウムを含む、前記工程、
    を含む、前記方法。
22. 前記出発物質を合わせる工程の前に、水酸化アルミニウムを水と合わせてスラリーを形成する、請求項２１記載の方法。
23. 前記酸性リン酸アルミニウム溶液を水酸化アルミニウムスラリーと合わせる工程の間に、前記混合物中に充分なアルミニウム含量が存在して、前記反応工程の間に製造される縮合物中に0.1〜1.5の範囲の望ましいP:Al比を達成する、請求項２１記載の方法。
24. 前記出発物質を合わせる工程の前に、前記リン酸が水で希釈されている、請求項２１記載の方法。
25. 前記反応工程の間に、前記混合物の体積が一定レベルに維持される、請求項２１記載の方法。
26. 前記スラリーが10〜35重量％の水酸化アルミニウムを含む、請求項２１記載の方法。
27. 前記スラリーが10〜25重量％の水酸化アルミニウムを含む、請求項２６記載の方法。
28. 前記反応工程が60〜120℃で起こる、請求項２１記載の方法。
29. 前記出発物質を合わせる工程の間に、前記水酸化アルミニウムスラリーが前記リン酸に加えられる、請求項２１記載の方法。
30. 前記反応工程の後に：
    前記リン酸アルミニウム縮合物を前記反応生成物から分離すること;及び
    該縮合物を乾燥させてリン酸アルミニウム粒子を形成すること、
    をさらに含む、請求項２１記載の方法。
31. 前記分離工程の後に：
    該リン酸アルミニウム縮合物を200℃を超える温度に加熱して、該リン酸アルミニウム粒子中の反応副生成物を分解すること、
    をさらに含む、請求項３０記載の方法。
32. 前記酸性リン酸アルミニウム溶液が非晶質リン酸アルミニウムである、請求項２１記載の方法。
33. 前記リン酸アルミニウム縮合物が、非晶質リン酸アルミニウムからなる、請求項２１記載の方法。
34. 前記出発物質を合わせる工程の間に、前記リン酸が前記水酸化アルミニウムスラリーに加えられる、請求項２１記載の方法。
35. 前記リン酸アルミニウムから形成された粒子が、50未満の吸油量及び20 m²/g未満の表面積を有する、請求項２１記載の方法。
36. 前記出発物質を合わせる工程の間に、前記酸性リン酸アルミニウム溶液が、2:1を超えるP:Alのモル比を有する、請求項２１記載の方法。
37. 前記反応工程の間に、前記混合物の体積が可変である、請求項２１記載の方法。
38. 結合ポリマー及び請求項２１に従って製造されたリン酸アルミニウムを含む化学組成物。
39. 前記リン酸アルミニウムとは異なる顔料材料をさらに含む、請求項３８記載の化学組成物。
40. 前記リン酸アルミニウムが、前記顔料材料の総重量の70重量％未満を構成する、請求項３９記載の化学組成物。