JP3033995B2 - 脱臭材およびそれを用いた製品 - Google Patents
脱臭材およびそれを用いた製品Info
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- JP3033995B2 JP3033995B2 JP2207389A JP20738990A JP3033995B2 JP 3033995 B2 JP3033995 B2 JP 3033995B2 JP 2207389 A JP2207389 A JP 2207389A JP 20738990 A JP20738990 A JP 20738990A JP 3033995 B2 JP3033995 B2 JP 3033995B2
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L9/00—Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L9/00—Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
- A61L9/01—Deodorant compositions
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、主として厨房製品、住宅関連設備等の家庭
電気製品に用い、アミン、メルカプタン、インド−ル、
スカト−ル等の悪臭を触媒により脱臭する脱臭材および
それを用いた製品に関するものである。
電気製品に用い、アミン、メルカプタン、インド−ル、
スカト−ル等の悪臭を触媒により脱臭する脱臭材および
それを用いた製品に関するものである。
［従来の技術］ 厨房で日常使用されているオ−ブン機能付き電子レン
ジや冷蔵庫では、調理中に飛び散る油や食品そのものの
変質により、アミン、メルカプタン、インド−ル、スカ
ト−ル等の悪臭物質が発生する。従来このような悪臭が
発生した場合、悪臭の自然放散を待つかあるいは活性炭
等の吸着により脱臭を行なってきた。また最近冷蔵庫で
は、特開平01−58978号公報あるいは特開平01−189321
号公報のようにオゾンあるいは光触媒による脱臭方法も
考えられてきた。しかしいずれも脱臭、消臭効率が低
い、寿命が短い、大掛かりな装置になる等の欠点があっ
た。
ジや冷蔵庫では、調理中に飛び散る油や食品そのものの
変質により、アミン、メルカプタン、インド−ル、スカ
ト−ル等の悪臭物質が発生する。従来このような悪臭が
発生した場合、悪臭の自然放散を待つかあるいは活性炭
等の吸着により脱臭を行なってきた。また最近冷蔵庫で
は、特開平01−58978号公報あるいは特開平01−189321
号公報のようにオゾンあるいは光触媒による脱臭方法も
考えられてきた。しかしいずれも脱臭、消臭効率が低
い、寿命が短い、大掛かりな装置になる等の欠点があっ
た。
悪臭物質を効率よく脱臭、消臭する手段としては、金
属酸化物等の触媒による悪臭物質の分解が一般的に知ら
れている。
属酸化物等の触媒による悪臭物質の分解が一般的に知ら
れている。
［発明が解決しようとする課題］ しかし、上記方法では次のような問題点がある。
触媒による悪臭の酸化あるいは還元分解は、200℃以
下の低温では効率が低く脱臭、消臭に時間がかかる。
効率よく脱臭、消臭するためには触媒とガス状の悪臭物
質とを十分接触させる必要があるが、このとき触媒を保
持するのがむずかしい。さらに悪臭物質を触媒に接触
させるために、ガス状の悪臭を触媒のところまで誘導す
る必要があるが、誘導するための装置が大掛かりにな
る。
下の低温では効率が低く脱臭、消臭に時間がかかる。
効率よく脱臭、消臭するためには触媒とガス状の悪臭物
質とを十分接触させる必要があるが、このとき触媒を保
持するのがむずかしい。さらに悪臭物質を触媒に接触
させるために、ガス状の悪臭を触媒のところまで誘導す
る必要があるが、誘導するための装置が大掛かりにな
る。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたもの
で、脱臭効率のよい脱臭材を得ることを目的とする。
で、脱臭効率のよい脱臭材を得ることを目的とする。
本発明の別の発明は、上記目的に加えて、適度なクラ
ックを生じせしめ脱臭、消臭機能を有する触媒と悪臭と
の接触を十分なものにし、熱や紫外線による劣化が少な
く、長時間にわたる厳しい使用にも耐えることができる
脱臭材を得ることを目的とする。
ックを生じせしめ脱臭、消臭機能を有する触媒と悪臭と
の接触を十分なものにし、熱や紫外線による劣化が少な
く、長時間にわたる厳しい使用にも耐えることができる
脱臭材を得ることを目的とする。
本発明の別の発明は、脱臭材中の固形分と溶剤との比
率を日常よく用いられる塗料と同様にし、粘度が従来の
塗料とほぼ同程度とすることが可能で、従来の塗装技術
がそのまま利用できる脱臭材を得ることを目的とする。
率を日常よく用いられる塗料と同様にし、粘度が従来の
塗料とほぼ同程度とすることが可能で、従来の塗装技術
がそのまま利用できる脱臭材を得ることを目的とする。
本発明の別の発明は、表面が不活性なものに対しても
濡れ性があり、密着性が確保できるため、被塗装物がス
テンレス等、表面が不活性なものでも十分な密着性を持
った塗装物を得ることを目的とする。
濡れ性があり、密着性が確保できるため、被塗装物がス
テンレス等、表面が不活性なものでも十分な密着性を持
った塗装物を得ることを目的とする。
また、本発明のされに別の発明は、従来のように大掛
かりになる必要がない上記脱臭材を用いた製品を得るこ
とを目的とする。
かりになる必要がない上記脱臭材を用いた製品を得るこ
とを目的とする。
［課題を解決するための手段］ 本発明の脱臭材は、有機けい素をバインダとし、それ
にチタン、ジルコニウム、ランタンもしくはマンガンの
無水金属酸化物又は塩類を、単独又は混合して含有し、
クラックを生成させたものである。
にチタン、ジルコニウム、ランタンもしくはマンガンの
無水金属酸化物又は塩類を、単独又は混合して含有し、
クラックを生成させたものである。
本発明の別の発明の脱臭材は、無機けい素をバインダ
とし、それにランタンの無水金属酸化物又は塩類を含有
するものである。
とし、それにランタンの無水金属酸化物又は塩類を含有
するものである。
本発明の別の発明の脱臭材は、有機けい素および無機
けい素をバインダとし、それにチタン、ジルコニウム、
ランタンもしくはマンガンの無水金属酸化物又は塩類
を、単独又は混合して含有し、クラックを生成させたも
のである。
けい素をバインダとし、それにチタン、ジルコニウム、
ランタンもしくはマンガンの無水金属酸化物又は塩類
を、単独又は混合して含有し、クラックを生成させたも
のである。
本発明の別の発明の脱臭材は、上記脱臭材のバインダ
が５〜98wt％、チタン、ジルコニウム、ランタン、もし
くはマンガンの無水金属酸化物又は塩類が0.50〜90wt
％、着色材、増量材が０〜94.5wt％、添加剤が０〜5wt
％であるものである。
が５〜98wt％、チタン、ジルコニウム、ランタン、もし
くはマンガンの無水金属酸化物又は塩類が0.50〜90wt
％、着色材、増量材が０〜94.5wt％、添加剤が０〜5wt
％であるものである。
本発明の別の発明の脱臭材は、上記脱臭材の添加剤
が、フッ素系の湿潤剤、酸化ポリエチレン系、有機アマ
イド系の沈降防止剤であるものである。
が、フッ素系の湿潤剤、酸化ポリエチレン系、有機アマ
イド系の沈降防止剤であるものである。
本発明のさらに別の発明の上記脱臭材を用いた製品
は、上記脱臭材を悪臭の存在する部分の壁面あるいは悪
臭を導入する経路中に塗布し、脱臭、消臭する機能を有
するものである。
は、上記脱臭材を悪臭の存在する部分の壁面あるいは悪
臭を導入する経路中に塗布し、脱臭、消臭する機能を有
するものである。
［作用］ 本発明において、チタン、ジルコニウム、ランタン、
もしくはマンガンの無水金属酸化物又は塩類は、バイン
ダの硬化を阻害せず、かつ脱臭、消臭機能を有する。
もしくはマンガンの無水金属酸化物又は塩類は、バイン
ダの硬化を阻害せず、かつ脱臭、消臭機能を有する。
本発明の別の発明において、添加剤は表面が不活性な
ものに対しても濡れ性があり、密着性が確保できるた
め、被塗装物がステンレス等、表面が不活性なものでも
十分な密着性を持った塗装物が得られる。
ものに対しても濡れ性があり、密着性が確保できるた
め、被塗装物がステンレス等、表面が不活性なものでも
十分な密着性を持った塗装物が得られる。
さらに本発明の別の発明は、バインダとして、無機け
い素と有機けい素を適当に配合して用い、所定の硬化条
件で硬化することにより、適度なクラックを生じせしめ
脱臭、消臭機能を有する触媒と悪臭との接触を十分なも
のにし、熱や紫外線による劣化が少なく、長時間にわた
る厳しい使用にも耐えることができる。
い素と有機けい素を適当に配合して用い、所定の硬化条
件で硬化することにより、適度なクラックを生じせしめ
脱臭、消臭機能を有する触媒と悪臭との接触を十分なも
のにし、熱や紫外線による劣化が少なく、長時間にわた
る厳しい使用にも耐えることができる。
また、本発明の別の発明において、脱臭材中の固形分
と溶剤との比率を日常よく用いられる塗料と同様にすれ
ば、粘度が従来の塗料とほぼ同程度となり従来の塗装技
術がそのまま利用できる。
と溶剤との比率を日常よく用いられる塗料と同様にすれ
ば、粘度が従来の塗料とほぼ同程度となり従来の塗装技
術がそのまま利用できる。
上記作用により、本発明の脱臭材を塗料に用いた場
合、塗装性に優れ、かつ密着性の良好な脱臭、消臭塗料
を提供することが可能になった。また、脱臭、消臭効果
が極めて高く、基材の選択性に優れた脱臭、消臭塗料が
得られるため、生産性が極めて高く、色々な基材に対す
る密着性が良好な脱臭、消臭塗装が可能になる。
合、塗装性に優れ、かつ密着性の良好な脱臭、消臭塗料
を提供することが可能になった。また、脱臭、消臭効果
が極めて高く、基材の選択性に優れた脱臭、消臭塗料が
得られるため、生産性が極めて高く、色々な基材に対す
る密着性が良好な脱臭、消臭塗装が可能になる。
［実施例］ 表１は、バインダ用材料の性能に関する総合評価結果
である。ここでバインダ（１）は有機けい素｛例えば商
品名:KR−311（信越化学社製）｝、バインダ（２）は無
機けい素｛例えばメタノ−ルシリカゾル（日産化学産業
社製）｝、バインダ（３）は四ふっ化エチレン（平均分
子量3000程度）とバインダ（２）の無機けい素との混合
物（混合比率1:40）、バインダ（４）はビスフェノール
型のエポキシ（平均分子量1800程度）バインダ（５）は
ポリエ−テルサルファイドと六ふっ化プロピレンの共重
合（平均分子量2200程度）、バインダ（６）〜（14）は
バインダの（１）有機けい素とバインダ（２）の無機け
い素との混合物（例えば混合比率1:1）である。このと
き、金属酸化物あるいは塩類等は酸化チタンとリン酸ジ
ルコニウムを用い、バインダ100部に対し金属酸化物あ
るいは塩類を100部の割合にし、塗料とした。添加剤に
ついては、金属酸化物あるいは塩類の湿潤分散剤、バイ
ンダのレベリング剤、密着性向上剤を0.5部混合した。
なお、この評価に用いた基材は、標準的なステンレス板
（SUS304:板厚0.5mm）を用いた。また塗装は一般的なエ
アスプレガン（例えば岩田塗装機製:W−71）を用い、吐
出圧4Kg/cm2,塗膜厚を25μｍに設定した。このときの塗
料の粘度は55cpsにした。ここで塗料の粘度調整用シナ
ンにはキシレンを用いた。また塗料の硬化条件として
は、炉内温度が±３℃で制御できる電気オ−ブンを用
い、すべて80℃で10分前乾燥したあとバインダ（４）は
190℃、それ以外は360℃で20分間の硬化を行なった。
である。ここでバインダ（１）は有機けい素｛例えば商
品名:KR−311（信越化学社製）｝、バインダ（２）は無
機けい素｛例えばメタノ−ルシリカゾル（日産化学産業
社製）｝、バインダ（３）は四ふっ化エチレン（平均分
子量3000程度）とバインダ（２）の無機けい素との混合
物（混合比率1:40）、バインダ（４）はビスフェノール
型のエポキシ（平均分子量1800程度）バインダ（５）は
ポリエ−テルサルファイドと六ふっ化プロピレンの共重
合（平均分子量2200程度）、バインダ（６）〜（14）は
バインダの（１）有機けい素とバインダ（２）の無機け
い素との混合物（例えば混合比率1:1）である。このと
き、金属酸化物あるいは塩類等は酸化チタンとリン酸ジ
ルコニウムを用い、バインダ100部に対し金属酸化物あ
るいは塩類を100部の割合にし、塗料とした。添加剤に
ついては、金属酸化物あるいは塩類の湿潤分散剤、バイ
ンダのレベリング剤、密着性向上剤を0.5部混合した。
なお、この評価に用いた基材は、標準的なステンレス板
（SUS304:板厚0.5mm）を用いた。また塗装は一般的なエ
アスプレガン（例えば岩田塗装機製:W−71）を用い、吐
出圧4Kg/cm2,塗膜厚を25μｍに設定した。このときの塗
料の粘度は55cpsにした。ここで塗料の粘度調整用シナ
ンにはキシレンを用いた。また塗料の硬化条件として
は、炉内温度が±３℃で制御できる電気オ−ブンを用
い、すべて80℃で10分前乾燥したあとバインダ（４）は
190℃、それ以外は360℃で20分間の硬化を行なった。
表２は添加剤の効果について評価した結果である。こ
こで添加剤（１）、（２）、（３）は金属酸化物あるい
は塩類、着色材、増量材の湿潤分散剤であり、添加剤
（１）はフッ素系高分子（例えばノニオン系）、添加剤
（２）はハロゲン含有界面活性剤（例えばノニオン
系）、添加剤（３）は非極性ポリメチレン系（アニオン
系）である。また添加剤（４），（５），（６）はレベ
リング剤であり、添加剤（４）は高沸点エ−テル（例え
ば沸点246℃）、添加剤（５）はオルガノポリシロキサ
ン系（沸点139℃）、添加剤（６）は非シリコーン系非
ケン化物（屈折率1.441）である。さらに添加剤
（７），（８）は密着性向上剤であり、添加剤（７）は
シランカップリング剤（TSL−8340）、添加剤（８）は
有機官能性シランエステル（沸点117℃）、添加剤
（９）は塗膜欠陥改善剤である。有機官能性シリコーン
と高沸点エーテルの混合物（ST−94PA）である。さらに
添加剤（10），（11），（12）は脱臭材中に充填されて
いる金属酸化物あるいは塩類、着色材、増量材の沈降を
防ぐための沈降防止剤であり、添加剤（10）は酸化ポリ
エチレン系（平均分子量800）添加剤（11），（12）は
有機アマイド系（平均分子量1100）である。この評価に
はバインダとして、バインダ（１）とバインダ（２）の
混合物を用いた。その他の条件はバインダの評価と同一
である。
こで添加剤（１）、（２）、（３）は金属酸化物あるい
は塩類、着色材、増量材の湿潤分散剤であり、添加剤
（１）はフッ素系高分子（例えばノニオン系）、添加剤
（２）はハロゲン含有界面活性剤（例えばノニオン
系）、添加剤（３）は非極性ポリメチレン系（アニオン
系）である。また添加剤（４），（５），（６）はレベ
リング剤であり、添加剤（４）は高沸点エ−テル（例え
ば沸点246℃）、添加剤（５）はオルガノポリシロキサ
ン系（沸点139℃）、添加剤（６）は非シリコーン系非
ケン化物（屈折率1.441）である。さらに添加剤
（７），（８）は密着性向上剤であり、添加剤（７）は
シランカップリング剤（TSL−8340）、添加剤（８）は
有機官能性シランエステル（沸点117℃）、添加剤
（９）は塗膜欠陥改善剤である。有機官能性シリコーン
と高沸点エーテルの混合物（ST−94PA）である。さらに
添加剤（10），（11），（12）は脱臭材中に充填されて
いる金属酸化物あるいは塩類、着色材、増量材の沈降を
防ぐための沈降防止剤であり、添加剤（10）は酸化ポリ
エチレン系（平均分子量800）添加剤（11），（12）は
有機アマイド系（平均分子量1100）である。この評価に
はバインダとして、バインダ（１）とバインダ（２）の
混合物を用いた。その他の条件はバインダの評価と同一
である。
表３は、バインダと金属酸化物あるいは塩類、着色
材、増量材の混合比率の違いによる硬化性について検討
した結果である。このとき着色材としては金属酸化物系
の黒と赤を用いた。また増量材としてはチタン系、マグ
ネシウム系、アルミニウム系を用いた。バインダとして
は有機けい素と無機けい素の混合物であるバインダ
（８）を用いた。硬化条件は、バインダの評価と同様で
ある。
材、増量材の混合比率の違いによる硬化性について検討
した結果である。このとき着色材としては金属酸化物系
の黒と赤を用いた。また増量材としてはチタン系、マグ
ネシウム系、アルミニウム系を用いた。バインダとして
は有機けい素と無機けい素の混合物であるバインダ
（８）を用いた。硬化条件は、バインダの評価と同様で
ある。
表４は脱臭触媒として用いている金属酸化物や塩類等
のトリメチルアミン、メタンチオ−ル（メチルメルカプ
タン）、硫化水素に対する脱臭、消臭の効果を評価した
ものである。ここで触媒（１）はゼオライト系、触媒
（２）、（３）は活性アルミナ（例えば200メッシ
ュ）、触媒（４）は白金、触媒（５）はシリカゲル、触
媒（６）〜（９）は活性炭素（例えばヤシガラ活性炭:4
〜10メッシュ）、触媒（10）〜（14）はモレキュラシ−
ブス（例えば6A）、触媒（15）はランタン系、触媒（1
6）〜（18）はチタン系（例えば二酸化チタン：粒径５
〜15μｍ）、触媒（19）、（20）はマンガン系（例えば
二酸化マンガン）触媒（21）はベリリウム系、触媒（2
2）はリチウム系、触媒（23），（24）は亜鉛系（例え
ば酸化亜鉛）、触媒（25）は酸化鉛、触媒（26）は酸化
第二銅、触媒（27）は酸化クロム、触媒（28）〜（31）
はスズ系（例えば酸化第一スズ）、触媒（32）は三酸化
アンチモン、触媒（33）はストロンチウム系、触媒（3
4）は一酸化ニッケル、触媒（35）はほう素、触媒（3
6）〜（41）はけい素系（例えば二酸化けい素）、触媒
（42）は鉄系、触媒（43）〜（46）はジルコニウム系
（例えばリン酸ジルコニウム）、触媒（47）〜（50）は
マグネシウム系（例えばフッ化マグネシウム）、触媒
（51）はコバルト系、触媒（52）はバリウム系、触媒
（53）〜（56）はカルシウム系（例えば酸化カルシウ
ム）、触媒（57）〜（59）はアルミニウム系（例えば縮
合リン酸アルミニウム）、触媒（60）はクロム酸銅、触
媒（61）はチタンイエロ−、触媒（62）〜（74）は金属
酸化物の混合物（例えばタルク）触媒（75）〜（78）は
金属粉（例えば金属マンガン粉）である。
のトリメチルアミン、メタンチオ−ル（メチルメルカプ
タン）、硫化水素に対する脱臭、消臭の効果を評価した
ものである。ここで触媒（１）はゼオライト系、触媒
（２）、（３）は活性アルミナ（例えば200メッシ
ュ）、触媒（４）は白金、触媒（５）はシリカゲル、触
媒（６）〜（９）は活性炭素（例えばヤシガラ活性炭:4
〜10メッシュ）、触媒（10）〜（14）はモレキュラシ−
ブス（例えば6A）、触媒（15）はランタン系、触媒（1
6）〜（18）はチタン系（例えば二酸化チタン：粒径５
〜15μｍ）、触媒（19）、（20）はマンガン系（例えば
二酸化マンガン）触媒（21）はベリリウム系、触媒（2
2）はリチウム系、触媒（23），（24）は亜鉛系（例え
ば酸化亜鉛）、触媒（25）は酸化鉛、触媒（26）は酸化
第二銅、触媒（27）は酸化クロム、触媒（28）〜（31）
はスズ系（例えば酸化第一スズ）、触媒（32）は三酸化
アンチモン、触媒（33）はストロンチウム系、触媒（3
4）は一酸化ニッケル、触媒（35）はほう素、触媒（3
6）〜（41）はけい素系（例えば二酸化けい素）、触媒
（42）は鉄系、触媒（43）〜（46）はジルコニウム系
（例えばリン酸ジルコニウム）、触媒（47）〜（50）は
マグネシウム系（例えばフッ化マグネシウム）、触媒
（51）はコバルト系、触媒（52）はバリウム系、触媒
（53）〜（56）はカルシウム系（例えば酸化カルシウ
ム）、触媒（57）〜（59）はアルミニウム系（例えば縮
合リン酸アルミニウム）、触媒（60）はクロム酸銅、触
媒（61）はチタンイエロ−、触媒（62）〜（74）は金属
酸化物の混合物（例えばタルク）触媒（75）〜（78）は
金属粉（例えば金属マンガン粉）である。
表５は塗膜の硬化温度について検討した結果である。
ここで塗料はバインダとしてバインダ（１）とバインダ
（２）の混合物であるバインダ（８）を用い、チタン
系、マンガン系、ジルコニウム系、ランタン系のそれぞ
れ１種類づつの金属酸化物あるいは塩類、金属酸化物の
赤と黒の着色材、チタン系、マグネシウム系、アルミニ
ウム系の増量材をバインダ100部にたいして100部の割合
で混合した物を用いた。硬化条件としては、自然乾燥は
所定の温度に設定した恒温室に放置し、強制乾燥あるい
は焼き付け乾燥の条件は、バインダの評価と同様であ
る。
ここで塗料はバインダとしてバインダ（１）とバインダ
（２）の混合物であるバインダ（８）を用い、チタン
系、マンガン系、ジルコニウム系、ランタン系のそれぞ
れ１種類づつの金属酸化物あるいは塩類、金属酸化物の
赤と黒の着色材、チタン系、マグネシウム系、アルミニ
ウム系の増量材をバインダ100部にたいして100部の割合
で混合した物を用いた。硬化条件としては、自然乾燥は
所定の温度に設定した恒温室に放置し、強制乾燥あるい
は焼き付け乾燥の条件は、バインダの評価と同様であ
る。
なお、表中◎は特性が極めて良好、○は特性が良好、
△は実用可能、×は実用的でないことを示す。
△は実用可能、×は実用的でないことを示す。
図面は塗料の硬化温度による脱臭、消臭率変化を示す
特性図であり、縦軸は脱臭レベル、横軸は塗膜硬化温度
（℃）である。この検討にはバインダとしてバインダ
（１）とバインダ（２）の混合物であるバインダ（８）
を用いた。また脱臭、消臭触媒にはチタン系、マンガン
系、ジルコニウム系、ランタン系のそれぞれ１種類づつ
を用いた。
特性図であり、縦軸は脱臭レベル、横軸は塗膜硬化温度
（℃）である。この検討にはバインダとしてバインダ
（１）とバインダ（２）の混合物であるバインダ（８）
を用いた。また脱臭、消臭触媒にはチタン系、マンガン
系、ジルコニウム系、ランタン系のそれぞれ１種類づつ
を用いた。
以上の評価をした結果、バインダとしては、四ふっ化
エチレンと無機けい素との混合物であるバインダ（３）
でも実用的には問題ない。しかし密着性を確保するには
有機けい素を用いるのがよく、触媒との接触をはかるた
めの適度なクラックを生成させるのには無機けい素がよ
いため、表面の活性度が低い材料の塗装用の塗料として
して良好な脱臭効果を得るには、有機けい素と無機けい
素の混合物であるバインダ（７）〜バインダ（12）を用
いるのがよい。さらに、この中でもバインダ（８）はい
ろいろな特性に対して安定した性能を示しており、良好
な脱臭塗料を得るにはバインダ（８）を用いるのがよ
い。
エチレンと無機けい素との混合物であるバインダ（３）
でも実用的には問題ない。しかし密着性を確保するには
有機けい素を用いるのがよく、触媒との接触をはかるた
めの適度なクラックを生成させるのには無機けい素がよ
いため、表面の活性度が低い材料の塗装用の塗料として
して良好な脱臭効果を得るには、有機けい素と無機けい
素の混合物であるバインダ（７）〜バインダ（12）を用
いるのがよい。さらに、この中でもバインダ（８）はい
ろいろな特性に対して安定した性能を示しており、良好
な脱臭塗料を得るにはバインダ（８）を用いるのがよ
い。
さらに、添加剤としてはふっ素系の湿潤分散剤である
添加剤（１）、高沸点エ−テル系のレベリング剤である
添加剤（４）、非シリコーン系非ケン化物のレベリング
剤である添加剤（６）、有機官能性シランエステル系の
密着性向上剤である添加剤（８）、酸化ポリエチレン系
の沈降防止剤である添加剤（10）、有機アマイド系の沈
降防止剤である添加剤（11）を用いることが可能である
が、塗料の価格と使用した場合の効果からふっ素系の湿
潤分散剤である添加剤（１）、酸化ポリエチレン系の沈
降防止剤である添加剤（10）、有機アマイド系の沈降防
止剤である添加剤（11）を用いるのがよい。
添加剤（１）、高沸点エ−テル系のレベリング剤である
添加剤（４）、非シリコーン系非ケン化物のレベリング
剤である添加剤（６）、有機官能性シランエステル系の
密着性向上剤である添加剤（８）、酸化ポリエチレン系
の沈降防止剤である添加剤（10）、有機アマイド系の沈
降防止剤である添加剤（11）を用いることが可能である
が、塗料の価格と使用した場合の効果からふっ素系の湿
潤分散剤である添加剤（１）、酸化ポリエチレン系の沈
降防止剤である添加剤（10）、有機アマイド系の沈降防
止剤である添加剤（11）を用いるのがよい。
脱臭触媒として用いている金属酸化物や塩類等は、ど
の物を用いてもトリメチルアミン、メタンチオ−ル、硫
化水素の全部あるいは一部に対して脱臭、消臭の効果は
ある。しかしその中で特に効果の高かったのは活性炭素
である触媒（６）、ランタン系である触媒（15）、チタ
ン系である触媒（16）、触媒（17）、触媒（18）、亜鉛
系である触媒（23）、けい素系である触媒（37）、ジル
コニウム系である触媒（43）、触媒（45）、金属酸化物
である触媒（67）、触媒（72）であった。
の物を用いてもトリメチルアミン、メタンチオ−ル、硫
化水素の全部あるいは一部に対して脱臭、消臭の効果は
ある。しかしその中で特に効果の高かったのは活性炭素
である触媒（６）、ランタン系である触媒（15）、チタ
ン系である触媒（16）、触媒（17）、触媒（18）、亜鉛
系である触媒（23）、けい素系である触媒（37）、ジル
コニウム系である触媒（43）、触媒（45）、金属酸化物
である触媒（67）、触媒（72）であった。
バインダと充填物である金属酸化物、塩類、着色材、
増量材の混合比率は、バインダ１に対して充填物19〜0.
01までで安定して使用可能であるが、最も良好なのはバ
インダ１に対して充填物が３〜0.3までの範囲であっ
た。
増量材の混合比率は、バインダ１に対して充填物19〜0.
01までで安定して使用可能であるが、最も良好なのはバ
インダ１に対して充填物が３〜0.3までの範囲であっ
た。
さらに本発明の実施例の脱臭材を塗料とした場合の硬
化条件は、25℃×8hr〜420℃×20分まで使用可能であ
る。しかし脱臭、消臭効果と塗膜の耐久性を考慮した場
合の硬化条件としては250℃×20分〜400℃×20分の範囲
が最も良好であった。そこで塗膜が表６に示す配合組成
になるように塗料を調整して、総合評価を行なった。そ
の結果、配合例７および配合例11で良好な塗膜が得られ
た。
化条件は、25℃×8hr〜420℃×20分まで使用可能であ
る。しかし脱臭、消臭効果と塗膜の耐久性を考慮した場
合の硬化条件としては250℃×20分〜400℃×20分の範囲
が最も良好であった。そこで塗膜が表６に示す配合組成
になるように塗料を調整して、総合評価を行なった。そ
の結果、配合例７および配合例11で良好な塗膜が得られ
た。
なお、本発明の実施例の脱臭材を塗料とした場合、塗
料の粘度を従来と同様にすることで従来の塗装技術が適
用でき、製造上の制約が少ないことはもとより、既存の
設備が利用できることで設備投資の節約が図れる。さら
に、この塗料は重ね塗りが可能であるため、塗装の途中
あるいは最終検査後での不良修正が容易であり、歩留ま
りの向上を図ることができる。
料の粘度を従来と同様にすることで従来の塗装技術が適
用でき、製造上の制約が少ないことはもとより、既存の
設備が利用できることで設備投資の節約が図れる。さら
に、この塗料は重ね塗りが可能であるため、塗装の途中
あるいは最終検査後での不良修正が容易であり、歩留ま
りの向上を図ることができる。
［発明の効果］ 以上説明した通り、本発明は有機けい素をバインダと
し、それにチタン、ジルコニウム、ランタンもしくはマ
ンガンの無水金属酸化物又は塩類を、単独又は混合して
含有し、クラックを生成させたもの、並びに無機けい素
をバインダとし、それにランタンの無水金属酸化物又は
塩類を含有するものを用いることにより、脱臭効率のよ
い脱臭材を得ることができる。
し、それにチタン、ジルコニウム、ランタンもしくはマ
ンガンの無水金属酸化物又は塩類を、単独又は混合して
含有し、クラックを生成させたもの、並びに無機けい素
をバインダとし、それにランタンの無水金属酸化物又は
塩類を含有するものを用いることにより、脱臭効率のよ
い脱臭材を得ることができる。
本発明の別の発明は、有機けい素および無機けい素を
バインダとし、それにチタン、ジルコニウム、ランタン
もしくはマンガンの無水金属酸化物又は塩類を、単独又
は混合して含有し、クラックを生成させたものを用いる
ことにより、適度なクラックを生じせしめ脱臭、消臭機
能を有する触媒と悪臭との接触を十分なものにし、熱や
紫外線による劣化が少なく、長時間にわたる厳しい使用
にも耐えることができる脱臭材を得ることができる。
バインダとし、それにチタン、ジルコニウム、ランタン
もしくはマンガンの無水金属酸化物又は塩類を、単独又
は混合して含有し、クラックを生成させたものを用いる
ことにより、適度なクラックを生じせしめ脱臭、消臭機
能を有する触媒と悪臭との接触を十分なものにし、熱や
紫外線による劣化が少なく、長時間にわたる厳しい使用
にも耐えることができる脱臭材を得ることができる。
本発明の別の発明は、バインダが５〜98wt％、チタ
ン、ジルコニウム、ランタン、もしくはマンガンの無水
金属酸化物又は塩類が0.50〜90wt％、着色材、増量材が
０〜94.5wt％、添加剤が０〜5wt％であるものを用いる
ことにより、脱臭材中の固形分と溶剤との比率を日常よ
く用いられる塗料と同様にし、粘度が従来の塗料とほぼ
同程度とすることが可能で、従来の塗装技術がそのまま
利用できる脱臭材を得ることができる。
ン、ジルコニウム、ランタン、もしくはマンガンの無水
金属酸化物又は塩類が0.50〜90wt％、着色材、増量材が
０〜94.5wt％、添加剤が０〜5wt％であるものを用いる
ことにより、脱臭材中の固形分と溶剤との比率を日常よ
く用いられる塗料と同様にし、粘度が従来の塗料とほぼ
同程度とすることが可能で、従来の塗装技術がそのまま
利用できる脱臭材を得ることができる。
本発明の別の発明は、添加剤が、フッ素系の湿潤剤、
酸化ポリエチレン系、有機アマイド系の沈降防止剤であ
るものを用いることにより、表面が不活性なものに対し
ても濡れ性があり、密着性が確保できるため、非塗装物
がステンレス等、表面が不活性なものでも十分な密着性
を持った塗装物が得られる脱臭材を得ることができる。
酸化ポリエチレン系、有機アマイド系の沈降防止剤であ
るものを用いることにより、表面が不活性なものに対し
ても濡れ性があり、密着性が確保できるため、非塗装物
がステンレス等、表面が不活性なものでも十分な密着性
を持った塗装物が得られる脱臭材を得ることができる。
本発明のさらに別の発明は、上記脱臭材を、悪臭の存
在する部分の壁面または悪臭を導入する経路中に塗布
し、脱臭消臭する機能を有するものを用いることによ
り、従来のように大掛かりになる必要がない製品を得る
ことができ、例えばオ−ブン機能付き電子レンジや冷蔵
庫等の厨房製品およびトイレットファンやサ−キュレ−
タ等の住宅関連製品を含めた家庭電気製品、並びにカ−
ク−ラ−、サ−キュレ−タ等の自動車用の製品に安価で
かつ容易な脱臭機能が提供できる。
在する部分の壁面または悪臭を導入する経路中に塗布
し、脱臭消臭する機能を有するものを用いることによ
り、従来のように大掛かりになる必要がない製品を得る
ことができ、例えばオ−ブン機能付き電子レンジや冷蔵
庫等の厨房製品およびトイレットファンやサ−キュレ−
タ等の住宅関連製品を含めた家庭電気製品、並びにカ−
ク−ラ−、サ−キュレ−タ等の自動車用の製品に安価で
かつ容易な脱臭機能が提供できる。
図面は塗料の硬化温度による脱臭、消臭率変化を示す特
性図である。
性図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 勉 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地 １ 三菱電機ホーム機器株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−15467（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−102941（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61L 9/00 - 9/22 B01J 20/00 - 20/34 C09D 1/00 - 1/12
Claims (6)
- 【請求項１】有機けい素をバインダとし、それにチタ
ン、ジルコニウム、ランタンもしくはマンガンの無水金
属酸化物又は塩類を、単独又は混合して含有し、クラッ
クを生成させた脱臭材。 - 【請求項２】無機けい素をバインダとし、それにランタ
ンの無水金属酸化物又は塩類を含有する脱臭材。 - 【請求項３】有機けい素および無機けい素をバインダと
し、それにチタン、ジルコニウム、ランタンもしくはマ
ンガンの無水金属酸化物又は塩類を、単独又は混合して
含有し、クラックを生成させた脱臭材。 - 【請求項４】特許請求の範囲第１項ないし第３項のいず
れかに記載のものにおいて、バインダが５〜98wt％、チ
タン、ジルコニウム、ランタンもしくはマンガンの無水
金属酸化物又は塩類が0.50〜90wt％、着色材、増量材が
０〜94.5wt％、添加剤が0.5wt％である脱臭材。 - 【請求項５】特許請求の範囲第４項記載のものにおい
て、添加剤が、フッ素系の湿潤剤、酸化ポリエチレン
系、有機アマイド系の沈降防止剤である脱臭材。 - 【請求項６】特許請求の範囲第１項ないし第５項のいず
れかに記載の脱臭材を、悪臭の存在する部分の壁面また
は悪臭を導入する経路中に塗布し、脱臭、消臭する機能
を有する脱臭材を用いた製品。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2207389A JP3033995B2 (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | 脱臭材およびそれを用いた製品 |
| EP91307110A EP0469921B1 (en) | 1990-08-03 | 1991-08-02 | Deodorant and product in which the deodorant is used |
| US07/739,433 US5183656A (en) | 1990-08-03 | 1991-08-02 | Deodorant and product in which the deodorant is used |
| DE69128316T DE69128316T2 (de) | 1990-08-03 | 1991-08-02 | Deodorant und dieses enthaltendes Produkt |
| KR1019910013370A KR950001970B1 (ko) | 1990-08-03 | 1991-08-02 | 탈취재 및 이를 이용한 도료 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2207389A JP3033995B2 (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | 脱臭材およびそれを用いた製品 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0490763A JPH0490763A (ja) | 1992-03-24 |
| JP3033995B2 true JP3033995B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=16538931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2207389A Expired - Fee Related JP3033995B2 (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | 脱臭材およびそれを用いた製品 |
Country Status (5)
| Country | Link |
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| EP (1) | EP0469921B1 (ja) |
| JP (1) | JP3033995B2 (ja) |
| KR (1) | KR950001970B1 (ja) |
| DE (1) | DE69128316T2 (ja) |
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