JPH10292215A - 機能性人工観賞用植物およびその製造法 - Google Patents

機能性人工観賞用植物およびその製造法

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JPH10292215A
JPH10292215A JP9096860A JP9686097A JPH10292215A JP H10292215 A JPH10292215 A JP H10292215A JP 9096860 A JP9096860 A JP 9096860A JP 9686097 A JP9686097 A JP 9686097A JP H10292215 A JPH10292215 A JP H10292215A
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inorganic
ornamental plant
leaves
artificial ornamental
flowers
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JP9096860A
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Juichi Fukunaga
壽一 福永
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FUKUJIYU CORP KK
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/015Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的な空気清浄化装置を用いていないにも
かかわらず、すぐれた脱臭効果を奏し、有機物による汚
れを分解する作用も有し、それらの脱臭効果および汚れ
防止効果が永続し、しかも自然感を有するので視覚的に
も精神的にもやすらぎを与えることのできる機能性人工
観賞用植物およびその製造法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 第1の機能性人工観賞用植物は、人工観
賞用植物の葉・花部(L)に、好ましくは無機質または無
機質に変換したバインダー(b) の下塗り層(B) を介し
て、光触媒作用を有する無機質粒子(a) と無機質または
無機質に変換したバインダー(b) との組成物の薄層(AB)
が設けられた構造を有するものである。第2の機能性人
工観賞用植物は、人工観賞用植物の葉・花部(L) を、光
触媒作用を有する無機質粒子(a) の練り込み成形品で構
成し、好ましくはさらに粗面化処理を施したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱臭をはじめとす
る環境清浄化機能のすぐれた機能性人工観賞用植物に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】脱臭、抗菌など室内雰囲気の清浄化の観
点からの環境改善は、現在では、家庭、職場、工場、学
校、病院、公共の建物、交通機関をはじめとするあらゆ
る場に浸透している。
【0003】このうち、特別の装置を用いない簡便な脱
臭器として、戸棚、ショウケース、冷蔵庫、ロッカー、
乗用車、トイレット、小室などの比較的小さな空間内の
脱臭を図るために、置物風の脱臭器が広く使われてい
る。この種の脱臭器の代表例は、通気性のある容器内に
活性炭等の吸着剤を収容したものや、容器内に芳香剤や
消臭剤を含むゲルを収容したものである。この種の脱臭
器はインテリアとしての役割も果たすため、そのデザイ
ンにも種々の工夫が払われている。
【0004】一方、機械的な工夫を施した脱臭装置の一
つとして、人工観葉植物の鉢内に、モーター、ファンお
よび脱臭フィルターを内蔵させた空気清浄機が知られて
いる。
【0005】最近、光触媒作用を有する酸化チタン等の
無機質粒子が注目されており、抗菌や脱臭への応用が進
んでいる。たとえば、この無機質粒子をタイルや衛生陶
器に吹き付けて焼成することにより、半永久的な抗菌性
を付与することも報告されている。たとえば、「日経ビ
ジネス、1994年3月21日号」の60〜61頁や、
「トリガー、94年5月号」の84〜85頁を参照。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上に述べた簡便な脱臭
器は、単に置物風に用いるだけで脱臭を図ることできる
ので便利であるが、脱臭能力の点でおのずから限界があ
り、また通常は1〜2ケ月程度で脱臭能力が喪失ないし
著しく低下するという問題点がある。
【0007】一方、人工観葉植物の鉢内にモーター、フ
ァンおよび脱臭フィルターを内蔵させた上述の脱臭装置
は、通常の空気清浄機を室内雰囲気にマッチするように
したものであるが、装置そのものの価格が高い上、夜間
や静寂時にはモーターの音が煩わしいという問題点があ
る。
【0008】光触媒作用を有する無機質粒子は、タイル
や衛生陶器に焼き付けコーティングする使い方がされは
じめているが、接触する菌の繁殖を防止する抗菌効果に
ついてはともかく、脱臭効果については期待するほどの
効果が奏されない。これは、光触媒作用を有する無機質
粒子の表面積が焼き付けにより減少しているので、臭気
成分との接触時間が余りに短く、そのため臭気成分を分
解しにくいことが理由として考えられる。
【0009】なお、光触媒作用を有する無機質粒子をハ
ニカムに担持させ、そのハニカムを空気清浄機のフィル
ターに使用して脱臭を図ると同時に、空気清浄機に紫外
線ランプを組み込んで活性化を図ることについても最近
いくつかの提案が見られるが、装置的な工夫の枠を越え
ていないので、装置コスト、電源の必要性、モーター音
などの点で、必ずしも有利とは言えない。
【0010】本発明は、このような背景下において、機
械的な空気清浄化装置を用いていないにもかかわらず、
すぐれた脱臭効果を奏し、有機物による汚れを分解する
作用も有し、それらの脱臭効果および汚れ防止効果が永
続し、しかも自然感を有するので視覚的にも精神的にも
やすらぎを与えることのできる機能性人工観賞用植物お
よびその製造法を提供することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の機能性人工観賞
用植物の一つは、人工観賞用植物の葉・花部(L) に、光
触媒作用を有する無機質粒子(a) と無機質または無機質
に変換したバインダー(b) との組成物の薄層(AB)が設け
られた構造を有するものである。この場合、葉・花部
(L) に、無機質または無機質に変換したバインダー(b)
の下塗り層(B) を介して、光触媒作用を有する無機質粒
子(a) と無機質または無機質に変換したバインダー(b)
との組成物の薄層(AB)が設けられていることが特に好ま
しい。
【0012】本発明の機能性人工観賞用植物の他の一つ
は、人工観賞用植物の葉・花部(L)を、光触媒作用を有
する無機質粒子(a) の練り込み成形品で構成したことを
特徴とするものである。この場合、葉・花部(L) を構成
する練り込み成形品の表面が、微細に粗面化処理されて
いることが特に好ましい。
【0013】本発明の機能性人工観賞用植物の製造法の
一つは、人工観賞用植物の葉・花部(L) またはその前駆
材料に、光触媒作用を有する無機質粒子、無機質または
無機質に変換しうるバインダー、およびこれらを分散ま
たは溶解する媒体を主剤とする組成物を接触させて薄層
(AB)を形成することを特徴とするものである。この場
合、葉・花部(L) またはその前駆材料に、無機質または
無機質に変換しうるバインダーと、それを分散または溶
解する媒体とを主剤とする組成物を接触させて下塗り層
(B) を形成させ、ついでその下塗り層(B) の上から、上
記の薄層(AB)を形成するようにすることが特に望まし
い。
【0014】本発明の機能性人工観賞用植物の製造法の
他の一つは、成形材料に光触媒作用を有する無機質粒子
(a) を配合して成形した練り込み成形品から、人工観賞
用植物の葉・花部(L) を作製し、ついでその葉・花部
(L) を用いて人工観賞用植物を作製することを特徴とす
るものである。この場合、上記練り込み成形品の段階ま
たは葉・花部(L) とした段階で、その練り込み成形品あ
るいは葉・花部(L) の少なくとも片面に、微細な粗面化
処理を施すことが特に好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。
【0016】〈人工観賞用植物の葉・花部(L) 〉人工観
賞用植物としては種々のものがあるが、樹木タイプのも
のは、幹および大枝については天然物を樹脂加工したも
のを用い、小枝から葉については自然物を模写した人工
物を用いることが多く、その小枝は芯線入りのプラスチ
ックスで形成し、その葉は織布・不織布等の布帛に樹脂
加工やプレス加工を施して葉脈などを形成することが多
い。全体が主として葉からなるタイプのものは、織布に
樹脂加工やプレス加工を施して葉脈などを形成したもの
のほか、プラスチックス成形品で形成したものを用いる
ことが多い。苞や花の部分も同様である。人工観賞用植
物としては、そのほか、天然の草木をそのオリジナルの
形および色を保つように乾燥したものも用いられる。本
発明において葉・花部(L) とは、葉、花、苞の少なくと
も一つの意味である。
【0017】〈第1の機能性人工観賞用植物とその製造
法〉本発明の第1の機能性人工観賞用植物は、人工観賞
用植物の葉・花部(L) に、光触媒作用を有する無機質粒
子(a) と無機質または無機質に変換したバインダー(b)
との組成物の薄層(AB)が設けられた構造を有するもので
ある。葉・花部(L)のみならず、枝や幹などにも同様の
薄層(AB)を設けてもよい。
【0018】人工観賞用植物の葉・花部(L) またはその
前駆材料に対する薄層(AB)の設置は、次のようにして達
成できる。すなわち、葉・花部(L) に、 光触媒作用を有する無機質粒子、 無機質または無機質に変換しうるバインダー、およ
び これらを分散または溶解する媒体 を主剤とする組成物を接触させた後、乾燥させる。接触
は、塗布法、ディッピング法、スプレー法などによりな
される。
【0019】葉・花部(L) またはその前駆材料への薄層
(AB)の形成は、密着性の観点から、1回の操作で1μm
以下、殊に 0.3〜 0.5μm あるいはその前後にとどめる
ことが多い。もし1層の薄層(AB)を形成するだけでは脱
臭作用が不足するときは、上記の塗布操作を複数回繰り
返せばよい。
【0020】光触媒作用を有する無機質粒子としては、
X線粒径がたとえば100nm以下というような超微細の
酸化チタンがあげられ、その超微細酸化チタンの表面を
金属(金、銀、銅、白金、亜鉛、ケイ素、鉄等)または
金属化合物(酸化亜鉛、酸化ケイ素等)で修飾したもの
も好適に用いることができる。
【0021】無機質または無機質に変換しうるバインダ
ーとしては、たとえば、アルミナゾル、シリカゾルをは
じめとする無機質のバインダー;テトラメトキシシラ
ン、テトラエトキシシラン、トリメチルメトキシシラ
ン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシ
ランをはじめとするアルコキシシランあるいはこれらの
オリゴマー;他の金属アルコキシド;などがあげられ
る。アルコキシシランは組成物の塗布後に容易に加水分
解してシラノール基を生成し、さらには架橋して、無機
質であるSiO2 にまで変換されていく。なお、本発明
の趣旨を損なわない程度の名目的な量であれば、無機質
または無機質に変換しうるバインダーのほかに有機質バ
インダーを含んでいても差し支えないが、光触媒作用を
有する無機質粒子の作用により有機質バインダーが分解
されるおそれがあるので、通常は有機質バインダーを用
いない方がよい。
【0022】媒体としては、水、水混和性有機溶剤、ま
たは水と水混和性有機溶剤との混合溶剤が用いられる。
殊に、水とアルコール(メタノール、エタノール、イソ
プロパノール等)との混合溶剤が好適である。
【0023】組成物中の固形分濃度は、たとえば、3〜
30重量%程度、殊に5〜20重量%程度が適当である
が、必ずしもこの範囲に限られるものではなく、もし固
形分濃度が高いときは、上述のような媒体で稀釈して用
いればよい。組成物における光触媒作用を有する無機質
粒子と上記のバインダーとの割合は、重量比で、20:
80〜95:5、好ましくは30:70〜90:10と
することが多い。バインダーの割合が余りに少ないとき
は、葉・花部(L) またはその前駆材料の表面から薄層(A
B)が剥落しやすく、バインダーの割合が余りに多いとき
は、相対的に光触媒作用を有する無機質粒子の量が少な
くなって、脱臭効果が不足するようになる。
【0024】このような操作を行えば、薄層(AB)は、実
質的に透明で、指での摩擦によっても剥落を起こさず、
しかも薄層(AB)の存在にかかわらず葉・花部(L) の外観
や風合が変化しない機能性人工観賞用植物を得ることが
できる。
【0025】ところで、上記のようにして無機質粒子
(a) とバインダー(b) との組成物の薄層(AB)を人工観賞
用植物の葉・花部(L) またはその前駆材料に直接設ける
と、薄層(AB)中の光触媒作用を有する無機質粒子(a) に
より有機物である葉・花部(L)またはその前駆材料が分
解することがある。そこで、通常は、無機質粒子(a) と
バインダー(b) との組成物の薄層(AB)を、無機質または
無機質に変換したバインダー(b) の下塗り層(B) を介し
て設けることが特に好ましい。下塗り層(B) 形成のため
の組成物としては、先に述べた、およびの組成物
からの成分を除いたものが好適に用いられる。
【0026】〈第2の機能性人工観賞用植物とその製造
法〉本発明の第2の機能性人工観賞用植物にあっては、
人工観賞用植物の葉・花部(L) を、光触媒作用を有する
無機質粒子(a) の練り込み成形品で構成する。葉・花部
(L) のみならず、枝や幹なども同様の練り込み成形品で
構成してもよい。
【0027】葉・花部(L) は、通常、プラスチックスの
シート状成形物や合成繊維の織布や不織布から作られて
いるので、そのシート状成形物や合成繊維を製造すると
きに、先に述べた光触媒作用を有する無機質粒子(a) を
樹脂原料に配合して(練り込んで)、成形に供するので
ある。
【0028】練り込み成形品に占める光触媒作用を有す
る無機質粒子(a) の割合は、たとえば 0.1〜40重量
%、好ましくは 0.5〜30重量%、さらに好ましくは1
〜20重量%とすることが多い。光触媒作用を有する無
機質粒子(a) の割合が余りに少ないときは脱臭効果が不
足し、一方余りに多いときは成形品の機械的強度が損な
われる。
【0029】樹脂原料に光触媒作用を有する無機質粒子
(a) を配合して成形しただけでは、練り込み成形品の表
面に露われる光触媒作用を有する無機質粒子(a) の量が
少ないので、脱臭効果が充分には奏されないことがあ
る。そこで、練り込み成形品から葉・花部(L) を作製
し、ついでその葉・花部(L) を用いて人工観賞用植物を
作製するに際し、練り込み成形品の段階または葉・花部
(L) とした段階で、その練り込み成形品あるいは葉・花
部(L) の少なくとも片面に、微細な粗面化処理を施すこ
とが特に好ましい。
【0030】粗面化処理方法としては、電気的処理、光
学的処理、機械的処理、化学的処理などがあげられる。
これらの処理方法の中では電気的処理、特にプラズマ処
理が好適である。プラズマ処理には、低温プラズマ処
理、コロナ放電処理、グロー放電処理、プラズマジェッ
ト処理などが含まれ、低温プラズマ処理およびコロナ放
電処理が特に重要である。このうちコロナ放電処理は、
装置コストおよびランニングコストの点でも好ましいも
のである。
【0031】上記のうち低温プラズマ処理方法として
は、直流放電、交流の低周波放電、高周波およびマイク
ロ波放電などがあげられる。プラズマを構成するイオン
種としては、空気、窒素、酸素、水素、アルゴン、ヘリ
ウム、ネオン、亜酸化窒素、一酸化窒素、二酸化窒素、
一酸化炭素、二酸化炭素、フッ素、塩素、臭素、シアン
化臭素、亜硫酸ガス、硫化水素、アンモニア、メタン、
エタン、プロパンをはじめとする種々の無機または有機
のガスが用いられるが、通常は空気で充分である。低温
プラズマ処理時の真空度は、たとえば0.01〜10Torr程
度に設定する。処理時間は、真空度によっても大きく異
なるが、通常は数秒ないし10分間程度までとする。長
時間の低温プラズマ処理は、成形品の強度低下を招くお
それがある。
【0032】上記のうちコロナ放電処理は、高電圧発生
機に接続した電極と、金属ロールとの間に 0.5〜 0.6mm
程度の間隔を設け、数100KC/Sの高周波で数千〜数万
Vの高電圧をかけ、間隙に高圧コロナを発生させると共
に、その間隙に薄層の成形品を走らせて処理する方法で
ある。これにより薄層物表面が活性化される。
【0033】粗面化処理方法のうち光学的処理方法、化
学的処理方法、機械的処理方法としては、紫外線照射処
理、オゾン処理、スパッタエッチング処理、イオンビー
ム処理、火炎処理、クロム酸処理、アルカリ処理、サン
ドブラスト処理、刃・針・ヤスリ等による傷付け処理な
どがあげられる。
【0034】〈作用〉観葉植物をはじめ、一般に樹木、
草木、花などの植物は、光が最も効率的に当たり、風も
通り抜けできるように各葉が立体配置されているため、
炭酸同化作用が最も効率的に行われ、空気を清浄化する
作用がある。また、バランス(フラクタル構造等)、形
状、色彩、風合、多様性は視覚的、触覚的にも好まれ、
見る人にやすらぎを与える。
【0035】本発明の機能性人工観賞用植物は、植物の
主として葉の配置やイメージを脱臭という目的に生か
し、本来の観賞用の目的のみならず、雰囲気中の臭気成
分を除く機能を付加したものである。
【0036】すなわち、本発明の機能性人工観賞用植物
にあっては、光触媒作用を有する無機質粒子が葉・花部
(L) に塗布されあるいは練り込まれており、かつ室内の
蛍光灯や白色光による光や、窓からさし込む太陽光線
が、葉・花部(L) に効率的に当たって光触媒作用を有す
る無機質粒子の脱臭能力を回復するので、雰囲気中の臭
気成分は葉部・花部(L) と接触して効果的に分解され
る。また葉・花部(L) に付着した煙草の煙や料理臭など
に基く有機物の汚れも分解され、付着した菌も分解され
る。しかもこれらの効果は長期間永続する。加えて、葉
・花部(L) が、光および最も効率的に当たり、風も通り
抜けできるように立体配置されているので、上記の環境
浄化機能が最大限に発揮される。
【0037】第1の機能性人工観賞用植物においては、
薄層(AB)におけるバインダーは無機質または無機質に変
換したものであるので、光触媒作用を有する無機質粒子
の強い酸化作用によっても薄層(AB)が劣化するおそれが
ない。葉・花部(L) またはその前駆材料に、無機質また
は無機質に変換したバインダー(b) の下塗り層(B) を介
して、上記の薄層(AB)を形成するようにすれば、薄層(A
B)中の光触媒作用を有する無機質粒子が葉・花部(L) 自
体を分解することがない。
【0038】第2の機能性人工観賞用植物において、練
り込み成形品の段階または葉・花部(L) とした段階で、
その練り込み成形品あるいは葉・花部(L) の少なくとも
片面に、微細な粗面化処理を施すようにすれば、外気と
の接触面積が著しく増大するので、脱臭機能を最大限に
発揮させることができる。なお、この第2の機能性人工
観賞用植物にあっては、練り込んだ光触媒作用を有する
無機質粒子が葉・花部(L) を構成する有機材料を徐々に
分解することがあるが、その影響は表面側にとどまり、
またその分解は外観的には植物の成長過程における変化
のようにも見えるので、必ずしもマイナスとはならな
い。
【0039】そして本発明の機能性人工観賞用植物は、
上記のようにすぐれた環境清浄化機能を有するのみなら
ず、自然感を有するので、視覚的にも精神的にもやすら
ぎを覚えさせることができる。なお、光触媒作用を有す
る無機質粒子が葉・花部(L)に塗布されあるいは練り込
まれていても、従来の人工観賞用植物に比し、外観、感
触、風合、色彩、艶などは事実上変るところがない。
【0040】また、本発明の機能性人工観賞用植物は、
何らの機械的装置を要することなく、ただ室内や車内に
置いておくだけでその機能を発揮するので、モーター音
のような騒音がなく、コスト的にも有利である。
【0041】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。
【0042】実施例1 〈第1の機能性人工観賞用植物〉図1は本発明の機能性
人工観賞用植物のうちの小枝の部分の一例を示した説明
図であり、(L1)は葉部、(B) は下塗り層、(AB)は薄層で
ある。
【0043】光触媒作用を有する無機質粒子、無機質ま
たは無機質に変換しうるバインダー、およびこれらを分
散または溶解する媒体を主剤とする組成物として、石原
産業株式会社製の光触媒用酸化チタン/コーティング剤
「ST−K03」を用いた。「ST−K03」の固形分
濃度は10重量%、TiO2 /バインダーの重量比は5
0/50、溶媒はエタノールと水、pHは 1.5、粘度は
5cps である。
【0044】また、下塗り層(B) の組成物として、上記
の組成物から光触媒作用を有する無機質粒子を除いた組
成物からなるコーティング剤を準備した。
【0045】人工観賞用植物(フィッカス・ベンジャミ
ナ)として、面積が10cm2 の小葉1枚と面積が13cm
2 の中葉2枚がついた小枝Xと、面積が18cm2 の大葉
3枚がついた小枝Yとを準備し、それぞれの葉部(L1)の
表面に上記の光触媒用酸化チタン/コーティング剤「S
T−K03」をハケ塗りして乾燥し、薄層(AB)を形成さ
せた。また、小枝XおよびYを上記の光触媒用酸化チタ
ン/コーティング剤「ST−K03」中にディッピング
してから取り出して乾燥し、薄層(AB)を形成させた。い
ずれの場合も、1回当りの薄層(AB)の厚みは 0.4〜 0.5
μm 程度である。
【0046】ブラックライトを内側に配置した容量5リ
ットルのガラス容器内に、上記の処理を行った小枝Xの
1本および小枝Yの1本の計2本を入れてから(葉部(L
1)の片面の総面積は90cm2 となる)、蓋をして密封し
た。なお太陽光や室内灯を光源とせずにブラックライト
を用いたのは、経時的な臭気成分濃度を正確に測定する
ために、光量を一定にするためである。
【0047】ガラス容器の上部から臭気ガス(アンモニ
ア、アセトアルデヒド、トリメチルアミンまたは酢酸)
を注入し、ブラックライトを照射して、直後、2時間
後、4時間後および6時間後に、ヘッドスペースをサン
プリングし、臭気成分の濃度を検知管で測定した。比較
のため、処理を行わない小枝XおよびYについても、同
様の操作を行った。脱臭試験の結果を表1〜4に示す。
【0048】
【表1】 アンモニア濃度 (ppm) 初 期 2hr後 4hr後 6hr後 未処理 50 50 49 48 片面ハケ塗り 1回 53 28 21 12 2回 52 22 12 5 ディッピング 1回 55 23 16 10 2回 53 18 8 3
【0049】
【表2】 アセトアルデヒド濃度 (ppm) 初 期 2hr後 4hr後 6hr後 未処理 32 33 32 32 片面ハケ塗り 1回 32 18 13 7 2回 30 14 7 2
【0050】
【表3】 トリメチルアミン濃度 (ppm) 初 期 2hr後 4hr後 6hr後 未処理 120 115 105 100 片面ハケ塗り 1回 120 80 57 35 2回 120 64 30 12
【0051】
【表4】 酢酸濃度 (ppm) 初 期 2hr後 4hr後 6hr後 未処理 31 30 30 30 片面ハケ塗り 1回 30 22 18 12 2回 30 20 13 5
【0052】なお、葉部(L1)の表裏両面にまず下塗り層
(B) のコーティング剤によるディッピングを行ってから
乾燥し、ついでそれぞれの葉部(L1)の表面に上記の光触
媒用酸化チタン/コーティング剤「ST−K03」のハ
ケ塗りまたはディッピングを行って薄層(AB)を形成させ
た場合も、上記表1〜4の場合とほぼ同様の結果が得ら
れた。このように下塗り層(B) を介在させたときには、
光触媒作用を有する無機質粒子が葉部(L1)と直接接触し
ないので、人工観賞用植物の寿命の点で特に好ましいも
のとなる。
【0053】人の背丈ほどの観葉植物は、たとえば、光
の差し込む窓際におく代表的な観葉植物であるフィッカ
ス・ベンジャミナの場合、面積15cm2 の葉が1000
枚ほどあるので葉部(L1)片面の総面積は15000cm2
にもなり、1本とか2本でも小室を浄化するのに貢献す
る。
【0054】実施例2 〈第2の機能性人工観賞用植物〉図2は本発明の機能性
人工観賞用植物の他の一例を示した説明図である。(L1)
は葉部、(L2)は花部、(L3)は葉部の変形した苞部であ
り、光触媒作用を有する無機質粒子は散点で示してあ
る。
【0055】光触媒作用を有する無機質粒子(a) の一例
として、石原産業株式会社製の光触媒用酸化チタン「S
T−31」を準備した。「ST−31」は、カタログの
記載によれば、結晶形はアナタース、形状は粉体、Ti
2 含量(110℃乾燥品)は81重量%、X線粒径は
7nm、比表面積(簡易BET法)は260m2/gである。
【0056】この光触媒用酸化チタンを軟質ポリ塩化ビ
ニルに対し練り込み量が全体の5重量%となるように配
合し、シートを成形した。さらにこのシートを、春日電
機株式会社製のコロナ放電処理装置を用いて、両面をコ
ロナ放電処理した。ついでコロナ放電処理後のシートを
所定の形状に裁断してから、二次加工により若干カール
させ、葉部(L1)を作製した。またこれとは別に、通常の
人工観葉植物に使われている花部(L2)と苞部(L3)とを用
意した。
【0057】ブラックライトを内側に配置した容量5リ
ットルのガラス容器内に、上記の葉部(L1)(片面の総面
積は100cm2 、両面の総面積は200cm2 )を花部(L
2)および苞部(L3)と共に入れ、蓋をして密封した。
【0058】ガラス容器の上部から臭気ガスの一例とし
てのアンモニアを注入し、ブラックライトを照射して、
直後、2時間後、4時間後および6時間後に、ヘッドス
ペースをサンプリングし、アンモニアの濃度を検知管で
測定した。比較のため、光触媒用酸化チタンを練り込ま
ないで成形したシートから作製した同面積の葉部(L1)、
または光触媒用酸化チタンを練り込まないで成形したシ
ートの両面をコロナ放電処理したのち作製した同面積の
葉部(L1)についても、花部(L2)および苞部(L3)と共にガ
ラス容器に入れ、同様の操作を行った。結果を表5に示
す。
【0059】
【表5】 アンモニア濃度 (ppm) 初 期 2hr後 4hr後 6hr後 TiO2未練り込み品 コロナ放電なし 55 51 47 48 コロナ放電あり 55 51 43 41 TiO2練り込み品 コロナ放電なし 52 41 32 24 コロナ放電あり 54 32 21 14
【0060】表2から、光触媒用酸化チタン練り込み品
の場合の脱臭能力が大きく、しかもコロナ放電を行った
ときにその脱臭効果が大きいことがわかる。これに対
し、光触媒用酸化チタン練り込みを行わなかったとき
は、たとえコロナ放電を行っても、脱臭効果が劣ること
がわかる。
【0061】
【発明の効果】作用の項でも述べたように、本発明の機
能性人工観賞用植物にあっては、光触媒作用を有する無
機質粒子が葉・花部(L) に塗布されあるいは練り込まれ
ており、かつ室内の蛍光灯や白色光による光や、窓から
さし込む太陽光線が、葉・花部(L) に効率的に当たって
光触媒作用を有する無機質粒子の脱臭能力を回復するの
で、雰囲気中の臭気成分は葉部・花部(L) と接触して効
果的に分解される。また葉・花部(L) に付着した煙草の
煙や料理臭などに基く有機物の汚れも分解され、付着し
た菌も分解される。しかもこれらの効果は長期間永続す
る。加えて、葉・花部(L) が、光および最も効率的に当
たり、風も通り抜けできるように立体配置されているの
で、上記の環境浄化機能が最大限に発揮される。
【0062】そして本発明の機能性人工観賞用植物は、
上記のようにすぐれた環境清浄化機能を有するのみなら
ず、自然感を有するので、視覚的にも精神的にもやすら
ぎを覚えさせることができる。なお、光触媒作用を有す
る無機質粒子が葉・花部(L)に塗布されあるいは練り込
まれていても、従来の人工観賞用植物に比し、外観、感
触、風合、色彩、艶などは事実上変るところがない。
【0063】また、本発明の機能性人工観賞用植物は、
何らの機械的装置を要することなく、ただ室内や車内に
置いておくだけでその機能を発揮するので、モーター音
のような騒音がなく、コスト的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能性人工観賞用植物のうちの小枝の
部分の一例を示した説明図である。
【図2】本発明の機能性人工観賞用植物の他の一例を示
した説明図である。
【符号の説明】
(L) …葉・花部、(L1)…葉部、(L2)…花部、(L3)…苞
部、(B) …下塗り層、(AB)…薄層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】ガラス容器の上部から臭気ガス(アンモニ
ア、アセトアルデヒド、トリメチルアミンまたは酢酸)
を注入し、ブラックライトを照射して、直後、2時間
後、4時間後および6時間後に、ヘッドスペースガス
サンプリングし、臭気成分の濃度を検知管で測定した。
比較のため、処理を行わない小枝XおよびYについて
も、同様の操作を行った。脱臭試験の結果を表1〜4に
示す。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】ガラス容器の上部から臭気ガスの一例とし
てのアンモニアを注入し、ブラックライトを照射して、
直後、2時間後、4時間後および6時間後に、ヘッドス
ペースガスをサンプリングし、アンモニアの濃度を検知
管で測定した。比較のため、光触媒用酸化チタンを練り
込まないで成形したシートから作製した同面積の葉部
(L)、または光触媒用酸化チタンを練り込まないで
成形したシートの両面をコロナ放電処理したのち作製し
た同面積の葉部(L)についても、花部(L)およ
び苞部(L)と共にガラス容器に入れ、同様の操作を
行った。結果を表5に示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人工観賞用植物の葉・花部(L) に、光触媒
    作用を有する無機質粒子(a) と無機質または無機質に変
    換したバインダー(b) との組成物の薄層(AB)が設けられ
    た構造を有する機能性人工観賞用植物。
  2. 【請求項2】人工観賞用植物の葉・花部(L) に、無機質
    または無機質に変換したバインダー(b) の下塗り層(B)
    を介して、光触媒作用を有する無機質粒子(a) と無機質
    または無機質に変換したバインダー(b) との組成物の薄
    層(AB)が設けられた構造を有する請求項1記載の機能性
    人工観賞用植物。
  3. 【請求項3】人工観賞用植物の葉・花部(L) を、光触媒
    作用を有する無機質粒子(a) の練り込み成形品で構成し
    たことを特徴とする機能性人工観賞用植物。
  4. 【請求項4】葉・花部(L) を構成する練り込み成形品の
    表面が、微細に粗面化処理されていることを特徴とする
    請求項3記載の機能性人工観賞用植物。
  5. 【請求項5】人工観賞用植物の葉・花部(L) またはその
    前駆材料に、光触媒作用を有する無機質粒子、無機質ま
    たは無機質に変換しうるバインダー、およびこれらを分
    散または溶解する媒体を主剤とする組成物を接触させて
    薄層(AB)を形成することを特徴とする機能性人工観賞用
    植物の製造法。
  6. 【請求項6】人工観賞用植物の葉・花部(L) またはその
    前駆材料に、無機質または無機質に変換しうるバインダ
    ーと、それを分散または溶解する媒体とを主剤とする組
    成物を接触させて下塗り層(B) を形成させ、ついでその
    下塗り層(B) の上から、光触媒作用を有する無機質粒
    子、無機質または無機質に変換しうるバインダー、およ
    びこれらを分散または溶解する媒体を主剤とする組成物
    を接触させて薄層(AB)を形成することを特徴とする機能
    性人工観賞用植物の製造法。
  7. 【請求項7】成形材料に光触媒作用を有する無機質粒子
    (a) を配合して成形した練り込み成形品から、人工観賞
    用植物の葉・花部(L) を作製し、ついでその葉・花部
    (L) を用いて人工観賞用植物を作製することを特徴とす
    る機能性人工観賞用植物の製造法。
  8. 【請求項8】成形材料に光触媒作用を有する無機質粒子
    (a) を配合して成形した練り込み成形品から、人工観賞
    用植物の葉・花部(L) を作製し、ついでその葉・花部
    (L) を用いて人工観賞用植物を作製すること、および上
    記練り込み成形品の段階または葉・花部(L) とした段階
    で、その練り込み成形品あるいは葉・花部(L) の少なく
    とも片面に、微細な粗面化処理を施すことを特徴とする
    機能性人工観賞用植物の製造法。
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