JPS6016988B2 - 防錆顔料 - Google Patents
防錆顔料Info
- Publication number
- JPS6016988B2 JPS6016988B2 JP51135101A JP13510176A JPS6016988B2 JP S6016988 B2 JPS6016988 B2 JP S6016988B2 JP 51135101 A JP51135101 A JP 51135101A JP 13510176 A JP13510176 A JP 13510176A JP S6016988 B2 JPS6016988 B2 JP S6016988B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- sample
- aluminum phosphate
- particles
- condensed
- Prior art date
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- Expired
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- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はモノリン酸アルミニウムを加熱して得られる縮
合リン酸アルミニウムに関する。
合リン酸アルミニウムに関する。
更に詳しく特別に調製された防錆顔料として好適な縮合
リン酸アルミニウムに関する。リン酸塩、縮合リン酸塩
の防錆性は古くから知られ、リン酸亜鉛などはすでに防
錆顔料として広く使われているが、不充分な点が多々存
在している。縮合リン酸アルミニウムに関しても同様で
充分ね防錆効果を発揮するものは得られていない。そこ
で本発明者らは縮合リン酸アルミニウムに関して種々検
討した結果、縮合リン酸アルミニウムの粒子径を調整し
、縮合リン酸アルミニウムの水可溶物を水洗除去するこ
とによって種々の欠点を解決し、充分な効果を発揮する
防錆顔料を得ることに成功した。モノリン酸アルミニウ
ム（山２０３・＊２０５・母も○）を３００〜５００こ
０で加熱すると、加熱直後は強固な結合体であるが、こ
れに水分が加わると、いわゆるダスティング現象を起し
、試料は指頭に感じないほど細かい粒子となることは良
く知られており、水中に投じるとｐＨが約２位となり相
当量の水可溶物が存在していることが分る。この粒子は
板状結晶であり、顕微鏡で測定するとその平均粒子径は
約５仏である。この粒子を充分水洗し防錆顔料として塗
料に使用しても塗料貯蔵中に顔料が沈降するなどの欠点
を有している。本発明はモノリン酸アルミニウムを３０
０〜５００００で加熱し、得られた縮合リン酸アルミニ
ウムに水を加えて細かい粒子となし、これを水中に投じ
てポールミルで５仏以上の粒子を２０％（重量）以上含
まない程度に粉砕し、水洗を繰り返して、水への溶解度
が０．２％（重量）以下である縮合リン酸アルミニウム
となし、塗料に使用すると上記の欠点が解消されること
を見出した。
リン酸アルミニウムに関する。リン酸塩、縮合リン酸塩
の防錆性は古くから知られ、リン酸亜鉛などはすでに防
錆顔料として広く使われているが、不充分な点が多々存
在している。縮合リン酸アルミニウムに関しても同様で
充分ね防錆効果を発揮するものは得られていない。そこ
で本発明者らは縮合リン酸アルミニウムに関して種々検
討した結果、縮合リン酸アルミニウムの粒子径を調整し
、縮合リン酸アルミニウムの水可溶物を水洗除去するこ
とによって種々の欠点を解決し、充分な効果を発揮する
防錆顔料を得ることに成功した。モノリン酸アルミニウ
ム（山２０３・＊２０５・母も○）を３００〜５００こ
０で加熱すると、加熱直後は強固な結合体であるが、こ
れに水分が加わると、いわゆるダスティング現象を起し
、試料は指頭に感じないほど細かい粒子となることは良
く知られており、水中に投じるとｐＨが約２位となり相
当量の水可溶物が存在していることが分る。この粒子は
板状結晶であり、顕微鏡で測定するとその平均粒子径は
約５仏である。この粒子を充分水洗し防錆顔料として塗
料に使用しても塗料貯蔵中に顔料が沈降するなどの欠点
を有している。本発明はモノリン酸アルミニウムを３０
０〜５００００で加熱し、得られた縮合リン酸アルミニ
ウムに水を加えて細かい粒子となし、これを水中に投じ
てポールミルで５仏以上の粒子を２０％（重量）以上含
まない程度に粉砕し、水洗を繰り返して、水への溶解度
が０．２％（重量）以下である縮合リン酸アルミニウム
となし、塗料に使用すると上記の欠点が解消されること
を見出した。
５〃以上の粒子が２０％を越えると、塗料中における顔
料の沈降が著しくなり、また水への溶解度が０．２％以
上であると防錆性が低下する。
料の沈降が著しくなり、また水への溶解度が０．２％以
上であると防錆性が低下する。
なお粒度分布は電子顕微鏡写真から統計的に算出した数
字である。以下実施例により具体的に説明する。
字である。以下実施例により具体的に説明する。
実施例 １
第１リン酸アルミニウム（山２０３・紺２０５・母ＬＯ
）粉末２００夕を１そのステンレス容器に入れ、電気炉
中で４００３０で２時間加熱し、冷却後、これに水をふ
りかけてダスティング現象によって粉末を得た。
）粉末２００夕を１そのステンレス容器に入れ、電気炉
中で４００３０で２時間加熱し、冷却後、これに水をふ
りかけてダスティング現象によって粉末を得た。
これを１２０午０で乾燥した（試−料・＞。試料一１を
水で充分洗練し乾燥した（試料−２）。
水で充分洗練し乾燥した（試料−２）。
試料一１ １００夕を水１と中に投じ、これを５その磁
性ボールミルで２４時間粉砕し、炉過後１２０℃で乾燥
した（試料−３）。
性ボールミルで２４時間粉砕し、炉過後１２０℃で乾燥
した（試料−３）。
試料−３を充分水洗し１２０℃で乾燥した（試料−４）
。上記の如くして得た試料を使用して以下の組成で塗料
を製造し、効能のテストを行った。
。上記の如くして得た試料を使用して以下の組成で塗料
を製造し、効能のテストを行った。
塗料組成
試料 ５夕
酸化チタン ２５夕
ワニス※ ５０夕
キシレン ２０夕
※アクリデイツクＡ４０５とスーパ−べツカミンＪＺ２
０（以上いづれも日本ラィヒホールド社製）とを４対１
の割合で混合して作製したもの。
０（以上いづれも日本ラィヒホールド社製）とを４対１
の割合で混合して作製したもの。
この塗料をパーカー＃３７処理板にバーコータ−で塗布
し、２７０００で１分間焼き付けた。膜厚は８仏であっ
た。このパネルの塩水噴霧試験を３０畑時間行った。
し、２７０００で１分間焼き付けた。膜厚は８仏であっ
た。このパネルの塩水噴霧試験を３０畑時間行った。
一方塗料はガラスビンに入れ室温で１ケ月貯蔵した。試
料の粒度分布、水への溶解度及び塗料の貯蔵安定性、塩
水燈霧試験の結果を第１表に示した。第１表
料の粒度分布、水への溶解度及び塗料の貯蔵安定性、塩
水燈霧試験の結果を第１表に示した。第１表
第１図は試料２、第２図は試料４の電子顕微鏡写真であ
り、倍率は６００び苔。 礎事嬢 毅込函
り、倍率は６００び苔。 礎事嬢 毅込函
Claims (1)
- 粒子径が５μ以上の粒子を２０重量％以上含有せず、
水への溶解度が０．２重量％以下である縮合リン酸アル
ミニウム顔料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51135101A JPS6016988B2 (ja) | 1976-11-09 | 1976-11-09 | 防錆顔料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51135101A JPS6016988B2 (ja) | 1976-11-09 | 1976-11-09 | 防錆顔料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5359725A JPS5359725A (en) | 1978-05-29 |
| JPS6016988B2 true JPS6016988B2 (ja) | 1985-04-30 |
Family
ID=15143853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51135101A Expired JPS6016988B2 (ja) | 1976-11-09 | 1976-11-09 | 防錆顔料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6016988B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0641570B2 (ja) * | 1984-10-08 | 1994-06-01 | 日本ペイント株式会社 | カチオン電着塗料組成物 |
| US9023145B2 (en) | 2008-02-12 | 2015-05-05 | Bunge Amorphic Solutions Llc | Aluminum phosphate or polyphosphate compositions |
| US9371454B2 (en) | 2010-10-15 | 2016-06-21 | Bunge Amorphic Solutions Llc | Coating compositions with anticorrosion properties |
| US9005355B2 (en) | 2010-10-15 | 2015-04-14 | Bunge Amorphic Solutions Llc | Coating compositions with anticorrosion properties |
| US9155311B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-10-13 | Bunge Amorphic Solutions Llc | Antimicrobial chemical compositions |
| US9078445B2 (en) | 2012-04-16 | 2015-07-14 | Bunge Amorphic Solutions Llc | Antimicrobial chemical compositions |
| US9611147B2 (en) | 2012-04-16 | 2017-04-04 | Bunge Amorphic Solutions Llc | Aluminum phosphates, compositions comprising aluminum phosphate, and methods for making the same |
-
1976
- 1976-11-09 JP JP51135101A patent/JPS6016988B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5359725A (en) | 1978-05-29 |
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