JPH08268704A - 防錆顔料組成物 - Google Patents

防錆顔料組成物

Info

Publication number
JPH08268704A
JPH08268704A JP7095997A JP9599795A JPH08268704A JP H08268704 A JPH08268704 A JP H08268704A JP 7095997 A JP7095997 A JP 7095997A JP 9599795 A JP9599795 A JP 9599795A JP H08268704 A JPH08268704 A JP H08268704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phosphate
talc
rust preventive
group
pigment composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7095997A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Okuda
雅朗 奥田
Naotaka Funada
尚孝 船田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tayca Corp
Original Assignee
Tayca Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tayca Corp filed Critical Tayca Corp
Priority to JP7095997A priority Critical patent/JPH08268704A/ja
Publication of JPH08268704A publication Critical patent/JPH08268704A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 無公害で、かつ防錆能が優れた防錆顔料組成
物を提供する。 【構成】 トリポリリン酸二水素アルミニウム、リン酸
亜鉛およびメタリン酸アルミニウムよりなる群から選ば
れる少なくとも1種のリン酸塩化合物と、酸化亜鉛およ
び酸化マグネシウムよりなる群から選ばれる少なくとも
1種の二価金属酸化物と、リン酸根含有タルクとで防錆
顔料組成物を構成する。上記リン酸塩化合物と、二価金
属酸化物と、リン酸根含有タルクとの配合比は、重量比
で1:0.20〜1.25:0.03〜1.9であるこ
とが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防錆顔料組成物に関す
る。さらに詳しくは、本発明は、無公害で、かつ防錆能
が優れた防錆顔料組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リン酸塩化合物と亜鉛酸化物とを併用し
た防錆顔料組成物は、重金属を含まない無公害防錆顔料
組成物として、従来から種々の配合組成が検討され、今
日に至っている。
【0003】たとえば、縮合リン酸塩を利用したものと
しては、特許第1379840号ではトリポリリン酸二
水素アルミニウムと酸化亜鉛とからなる組成物が、特許
第1766197号ではメタリン酸アルミニウムと酸化
亜鉛とからなる組成物が、特許第1761848号では
水に難溶性の縮合リン酸塩と硫化亜鉛とからなる組成物
が、それぞれ防錆顔料として検討されており、他にも種
々の配合が検討されている(特開昭62−4753号公
報、特開平1−40563号公報、特開平2−1516
65号公報、特開平4−342770号公報など)。
【0004】また、特開平1−234475号公報には
縮合リン酸アルミニウムと酸化亜鉛とタルクを配合した
防食塗装皮膜が開示されており、さらに、特開平4−3
10511号公報では、リン酸亜鉛と他の金属化合物と
をメカノケミカルに反応させて得られた防錆顔料が検討
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
ーからは、より高い防錆能を有する無公害防錆顔料組成
物が要望されており、上記の防錆顔料組成物ではユーザ
ーの要望を充分に満足させることができないという問題
があった。
【0006】したがって、本発明は、防錆能をより一層
向上させて、無公害で、かつ優れた防錆能を有する無公
害防錆顔料組成物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、防錆顔料組成
物をトリポリリン酸二水素アルミニウム、リン酸亜鉛お
よびメタリン酸アルミニウムよりなる群から選ばれる少
なくとも1種のリン酸塩化合物と、酸化亜鉛および酸化
マグネシウムよりなる群から選ばれる少なくとも1種の
二価金属酸化物と、リン酸根含有タルクとの混合物で構
成することによって、上記目的を達成したものである。
【0008】本発明は、上記構成から明らかなように、
トリポリリン酸二水素アルミニウムなどのリン酸塩化合
物と酸化亜鉛などの二価金属酸化物とからなる無公害防
錆顔料組成物に、さらに無公害のリン酸根含有タルクを
配合し、そのリン酸根含有タルクの配合に基づき、通常
の体質顔料としてのタルクを配合した場合からは予測で
きない優れた防錆能を有する無公害防錆顔料組成物を提
供したものである。
【0009】そこで、このリン酸根含有タルクについて
詳しく説明する。まず、そのベースとなるタルクについ
て説明すると、タルクは一般に組成式Mg3 Si4 10
(OH)2 で示される鉱物であるが、鉱床によっては、
少量のカルサイト(CaCO 3 )や、マグネサイト(M
gCO3 )、ドロマイト〔CaMg(CO3 2 、上記
のMgはMn、Fe、Znと置換されることがある〕な
どが含まれている。そして、タルクは、形状的には鱗片
状粒子よりなる粉末であり、従来からも塗料用の体質顔
料として用いられ、塗膜を形成したときに、その塗膜内
で他の各種顔料粒子と共に層状をなして重畳しあうこと
により、水や塩分などの腐食因子が外部から侵入するこ
とを防止する遮蔽層として機能すると考えられている。
【0010】そこで、本発明者らは、タルクのうち、炭
酸根を含有するタルクに着目し、それをリン酸などのリ
ン酸系薬剤で処理すると、タルクにリン酸根が含有され
るようになり、そのリン酸根含有タルクは、それ自身単
独ではほとんど防錆能を有しないが、トリポリリン酸二
水素アルミニウムなどのリン酸塩化合物と酸化亜鉛など
の二価金属酸化物とからなる無公害防錆顔料組成物に配
合すると、防錆能を著しく向上させることを見出し、そ
れに基づいて本発明を完成したのである。
【0011】本発明で用いるリン酸根含有タルクを製造
するにあたり、リン酸系薬剤としては、たとえばオルト
リン酸、ピロリン酸、メタリン酸、ポリリン酸などを用
いることができる。そして、上記の炭酸根を含むタルク
をリン酸系薬剤で処理すると、炭酸根を含有するタルク
は多量の二酸化炭素ガスを発生しながら反応し、処理後
のタルクには上記のようにリン酸根が含有されるように
なる。
【0012】リン酸根含有タルクにおけるリン酸根の量
は、必ずしも多量を必要とせず、PO4 含有量として
0.3〜30重量%、特に1〜20重量%が好ましい。
すなわち、リン酸根含有タルクのPO4 含有量が0.3
重量%より少ない場合は、防錆能を充分に向上させるこ
とができなくなるおそれがあり、リン酸根含有タルクの
PO4 含有量は30重量%より多くてもよいが、そのよ
うな高濃度のPO4 を含有するリン酸根含有タルクは得
ることがむつかしい。
【0013】つぎに、上記リン酸根含有タルク以外の成
分について説明する。本発明において、リン酸塩化合物
として用いるものは、トリポリリン酸二水素アルミニウ
ム、リン酸亜鉛およびメタリン酸アルミニウムよりなる
群から選ばれる少なくとも1種であり、もとより、これ
らはそれぞれ単独で使用することができるし、また2種
以上の混合物として使用することもできる。
【0014】本発明者らは、本発明で用いるリン酸塩化
合物を決めるにあたり、オルトリン酸アルミニウム、オ
ルトリン酸亜鉛などのオルトリン酸塩、ピロリン酸アル
ミニウム、ピロリン酸カルシウム、ピロリン酸錫、ピロ
リン酸セリウム、ピロリン酸銅、ピロリン酸鉄、ピロリ
ン酸チタン、ピロリン酸マグネシウム、ピロリン酸マン
ガンなどのようなピロリン酸塩、トリポリリン酸二水素
アルミニウム、トリポリリン酸鉄などのようなトリポリ
リン酸塩(シリカ変性品を含む)、リン酸亜鉛、メタリ
ン酸アルミニウム、メタリン酸鉄、メタリン酸カルシウ
ム、メタリン酸錫、メタリン酸セリウム、メタリン酸マ
ンガン、メタリン酸モリブデン、メタリン酸銀などのよ
うなメタリン酸塩(シリカ変性品を含む)などについて
も検討したが、それらの中で、トリポリリン酸二水素ア
ルミニウム、リン酸亜鉛およびメタリン酸アルミニウム
が好ましい結果を生じることを見出し、それらに決定し
たのである。
【0015】本発明においては、防錆顔料組成物を構成
する成分として、上記リン酸根含有タルク、リン酸塩化
合物以外に、酸化亜鉛および酸化マグネシウムよりなる
群から選ばれる少なくとも1種の二価金属酸化物を用い
るが、本発明において、それを用いるにいたったのは、
次のような検討をした結果によるものである。
【0016】すなわち、本発明者らは、酸化亜鉛につい
てはもとより、酸化亜鉛に代えて、硫化亜鉛、塩化亜
鉛、硫酸亜鉛、酢酸亜鉛、水酸化亜鉛などの亜鉛化合物
についても検討したが、酸化亜鉛以上の好ましい結果を
与えるものはなかった。また、本発明者らは、酸化亜鉛
と同様の役割を果たす非亜鉛系化合物として、アルカリ
土類金属化合物に着目し、メタホウ酸バリウムや酸化カ
ルシウム、酸化マグネシウムなどについて検討し、酸化
マグネシウムを用いた場合に好ましい結果が得られるこ
とを見出した。そして、その結果に基づき、酸化亜鉛お
よび酸化マグネシウムよりなる群から選ばれる少なくと
も1種を用いることにしたのである。もとより、この酸
化亜鉛と酸化マグネシウムは、それぞれ単独で使用する
ことができるし、また両者の混合物として使用すること
もできる。
【0017】本発明の防錆顔料組成物において、上記ト
リポリリン酸二水素アルミニウム、リン酸亜鉛およびメ
タリン酸アルミニウムよりなる群から選ばれる少なくと
も1種のリン酸塩化合物と、酸化亜鉛および酸化マグネ
シウムよりなる群から選ばれる少なくとも1種の二価金
属酸化物と、リン酸根含有タルクとの配合比は、重量比
で1:0.20〜1.25:0.03〜1.9、特に
1:0.25〜1.0:0.05〜1.7であることが
好ましい。
【0018】上記トリポリリン酸二水素アルミニウム、
リン酸亜鉛およびメタリン酸アルミニウムよりなる群か
ら選ばれる少なくとも1種のリン酸塩化合物は、防錆能
を発揮する基材となるものであり、このリン酸塩化合物
の配合比が少なくなると防錆能が低下し、またリン酸塩
化合物の配合比が上記範囲より多くなりすぎると、酸化
亜鉛および酸化マグネシウムよりなる群から選ばれる少
なくとも1種の二価金属酸化物の減少により塗料に配合
したときに塗料の不安定化を招いたり、リン酸根含有タ
ルクの減少により防錆能の向上が少なくなるおそれがあ
る。
【0019】酸化亜鉛および酸化マグネシウムよりなる
群から選ばれる少なくとも1種の二価金属酸化物は、主
として防錆顔料組成物を塗料に配合したときにリン酸塩
化合物に基づく塗料の不安定化を防止して塗料を安定化
させる作用をするものであるが、この二価金属酸化物の
配合比が上記範囲より少ない場合は、塗料を安定化させ
る作用などが低下し、また上記二価金属酸化物の配合比
が上記範囲より多くなると、リン酸塩化合物やリン酸根
含有タルクの減少により防錆能が低下するおそれがあ
る。
【0020】リン酸根含有タルクは、前記したようにそ
れ自身単独では防錆能をほとんど有しないものの、トリ
ポリリン酸二水素アルミニウムなどのリン酸塩化合物と
酸化亜鉛などの二価金属酸化物からなる防錆顔料組成物
の防錆能を向上させるものであり、このリン酸根含有タ
ルクの配合比が上記範囲より少ない場合は、防錆能を向
上させる作用が少なくなり、またリン酸根含有タルクの
配合比が上記範囲より多くなると、防錆能を発揮する基
材のリン酸塩化合物などの減少により、防錆能が低下す
るおそれがある。
【0021】本発明の防錆顔料組成物を調製するにあた
り、トリポリリン酸二水素アルミニウム、リン酸亜鉛お
よびメタリン酸アルミニウムよりなる群から選ばれる少
なくとも1種のリン酸塩化合物と、酸化亜鉛および酸化
マグネシウムよりなる群から選ばれる少なくとも1種の
二価金属酸化物と、リン酸根含有タルクとを混合する方
法としては、乾式混合または湿式混合のいずれも採用す
ることができる。
【0022】湿式混合では、湿式反応と呼ばれる各構成
成分間に一種の弱い反応を生じさせる混合方法を採用す
ることができる。この湿式混合方法では、温度は室温〜
90度の範囲が適しており、時間は通常30分〜3時間
が適している。
【0023】本発明の防錆顔料組成物の塗料化に際して
は、塗料用樹脂として用いられるものであれば特に制限
はなく各種の樹脂を用いることができ、たとえば、ボイ
ル油、油性ワニス、フェノール樹脂、アミノ樹脂、エポ
キシ樹脂、ウレタン樹脂、ビニル樹脂、アクリル樹脂、
フッソ樹脂、シリコン樹脂、ポリエステル樹脂、あるい
は水系のアルキド樹脂、アクリル樹脂、カチオン電着樹
脂などの各種塗料用合成樹脂や、塩化ゴム、環化ゴムな
どのゴム誘導体、その他繊維素誘導体などが、単独でま
たは併用して使用できる。
【0024】
【実施例】つぎに、実施例を挙げて本発明をより具体的
に説明する。なお、実施例に先立ち、実施例で用いるリ
ン酸根含有タルクの製造や比較のため用いるリン酸根を
実質的に含有しないリン酸処理タルクの製造を製造例と
して示す。そして、実施例、製造例などにおける濃度や
含有量を示す%は重量%であり、また各成分の配合量は
いずれも重量基準によるものである。
【0025】製造例1 タルク(日本タルク社製SSS、CO3 含有量22%)
50gを、85%オルトリン酸1.6gと水150gと
の混合物に添加した後、加温し、80℃において1時間
かきまぜて上記炭酸根(CO3 )を含有するタルクとオ
ルトリン酸とを反応させた。反応後、固形物を濾別して
105℃で乾燥し、得られた乾燥物を解砕してリン酸根
含有タルク粉末を得た。このリン酸根含有タルク中のP
4 (リン酸根)含有量は、ICP発光分光分析装置S
PS 1200(セイコー電子工業社製)を用いて分析
すると、1.1%であった。また、上記リン酸根含有タ
ルク中のCO3 (炭酸根)含有量は、CHN元素分析装
置(パーキンエルマー社製CHN corder)で定
量すると、12.5%であり、反応前の22%から1
2.5%まで低下していた。なお、以後の製造例におい
ても、PO4 含有量の定量やCO3 含有量の定量は、本
製造例1と同様にIPC発光分光分析やCHN元素分析
で行う。
【0026】製造例2 タルク(日本タルク社製SSS、CO3 含有量22%)
50gを85%オルトリン酸4.5gと水150gとの
混合物に添加した後、加温し、90℃において1時間か
きまぜて上記炭酸根を含有するタルクとオルトリン酸と
を反応させた。反応後、固形物を濾別し、さらに80℃
の温水150gで1時間水洗し、固形物を濾別して10
5℃で乾燥し、得られた乾燥物を解砕してリン酸根含有
タルクを得た。このリン酸根含有タルク中のPO4 含有
量は3.1%であり、またCO3含有量は8%であっ
た。
【0027】製造例3 タルク(日本タルク社製SSS、CO3 含有量22%)
50gを85%オルトリン酸15gと水150gとの混
合物に添加した後、加温し、90℃において18時間か
きまぜて上記炭酸根を含有するタルクとオルトリン酸と
を反応させた。反応後、固形物を濾別し、さらに80℃
の温水150gで1時間水洗し、固形物を濾別して10
5℃で乾燥し、得られた乾燥物を解砕してリン酸根含有
タルクを得た。このリン酸根含有タルク中のPO4 含有
量は16.2%であり、またCO3 含有量は1%であっ
た。
【0028】この製造例3で得られたリン酸根含有タル
クについて、リン酸処理前の原料タルクと粉末X線回折
図で比較すると次のようになる。原料タルクの粉末X線
回折図は図1に示す通りであり、製造例3で得られたリ
ン酸根含有タルクの粉末X線回折図は図2に示す通りで
ある。
【0029】まず、原料タルクのピークについて図1で
説明すると、2θ=31.0°(図中、)、2θ=4
1.2°(図中、)、2θ=50.6°(図中、)
および2θ=51.5°(図中、)のピークは、ドロ
マイト〔CaMg(CO3 2 〕に基づくものであり、
また、2θ=32.6°(図中、)、2θ=42.9
°(図中、)および2θ=53.7°(図中、)の
ピークは、マグネサイト(MgCO3 )に基づくもので
あるが、これらのピークは、リン酸処理を経たリン酸根
含有タルクでは、図2に示すように、いずれも強度が減
少していて、炭酸根が減少または消失している。
【0030】しかし、図2では、リン酸根がどのような
化合物として存在しているのかが明確でないので、上記
製造例3のリン酸根含有タルクを600℃で2時間熱処
理して結晶化を促進させて観察したところ、図3に示す
ように、2θ=26.7°(図中、)および2θ=2
9.7°(図中、)にリン酸水素マグネシウム(Mg
HPO4 ・3H2 O)に相当するピークが現れ、製造例
3のリン酸根含有タルクがPO4 を含有していることが
判明した。
【0031】製造例4 タルク(日本タルク社製MS、CO3 含有量0.05
%)50gを85%オルトリン酸1.6gと水150g
との混合物に添加した後、加温し、80℃において1時
間かきまぜて上記タルクとオルトリン酸とを反応させ
た。反応後、固形物を濾別し、さらに80℃の温水15
0gで1時間水洗し、図形物を濾別して105℃で乾燥
し、得られた乾燥物を解砕してリン酸処理タルクを得
た。ただし、このリン酸処理タルク中には0.01%以
上のPO4 は確認されず、このリン酸処理タルクは実質
上リン酸根を含有しているとはいえなかった。
【0032】実施例1 トリポリリン酸二水素アルミニウム(テイカ社製、K−
100)、リン酸亜鉛、(堺化学工業社製、ZPF)、
メタリン酸アルミニウム(テイカ社製、K−90)、酸
化亜鉛、酸化マグネシウムおよび上記製造例1〜3で得
られたリン酸根含有タルクならびに製造例4で得られた
リン酸処理タルクを用いて、表2〜7に示すような各種
防錆顔料組成物を調製し、それらに体質顔料としてのタ
ルク(日本タルク社製、SSS)を添加して、防錆顔料
組成物と体質顔料タルクとの和が塗料中で13.3%と
なるようにして、表1に示す塗料とした。
【0033】そして、それらの防錆顔料組成物を含有す
る塗料を用いて、後に詳記する塩水噴霧試験および耐湿
試験を行い、防錆顔料組成物の防錆能の評価をした。そ
の評価結果を各試料に対応して表2〜7に評点化して示
す。なお、評価結果を表2〜7に示すにあたっては、塩
水噴霧試験を「SS」、耐湿試験を「耐湿」と簡略化し
て表示する。評価点は両者とも20点が満点であり、総
合とは上記「SS」と「耐湿」との合計点であって40
点が満点である。
【0034】
【表1】
【0035】※1:各試料における防錆顔料組成物と市
販タルクとの配合比は、それぞれ表2、表3、表4、表
5、表6、表7に示す通りである。 ※2:大日本インキ化学工業社製、常乾型中油アルキッ
ド樹脂液(固形分濃度50%) ※3:楠本化成社製、ポリエステル樹脂系皮張防止剤 ※4:楠本化成社製、沈降防止剤
【0036】つぎに、各試料を表2〜7に示すが、あら
かじめ、それらについて要点を示しておくと次の通りで
ある。
【0037】表2では、リン酸根含有タルクとして製造
例2で得たPO4 含有量3.1%のものを用い、試料1
〜5ではトリポリリン酸二水素アルミニウムと酸化亜鉛
は一定量用い、リン酸根含有タルクを変動させている。
ただし、リン酸根含有タルクと市販タルクとの総量は7
8.2%にし、リン酸根含有タルクの増加に伴って市販
タルクを減少させている。また、試料6〜8では防錆顔
料組成物の量を43.6%とし、その中でトリポリリン
酸二水素アルミニウム、酸化亜鉛、リン酸根含有タルク
の量を変動させている。そして、試料9ではリン酸根含
有タルクと市販タルクのみを用いた場合を示し、試料1
0では市販タルクのみを用いた場合を示している。な
お、各成分量を示す数字の下に付記した括弧(カッコ)
内の数字は防錆顔料組成物内における各成分の配合比
〔重量比で、リン酸塩化合物(表2の場合はトリポリリ
ン酸二水素アルミニウム)を1にしたときの比率〕を示
すものである。これは以後の表3〜7においても同様で
ある。
【0038】表3では、トリポリリン酸二水素アルミニ
ウム、酸化亜鉛、リン酸根含有タルクまたはリン酸処理
タルク、市販タルクのいずれも一定量用い、リン酸根含
有タルクの種類を変えたり、リン酸根含有タルクに代え
てリン酸処理タルクを用いて、リン酸根含有タルクの配
合効果を示している。
【0039】表4では、トリポリリン酸二水素アルミニ
ウムに代えてリン酸亜鉛を用い、リン酸根含有タルクと
して製造例2で得たPO4 含有量3.1%のものを用
い、リン酸塩化合物としてリン酸亜鉛を用いた場合のリ
ン酸根含有タルクの配合効果を示している。
【0040】表5では、トリポリリン酸二水素アルミニ
ウムに代えてメタリン酸アルミニウムを用い、リン酸根
含有タルクとして製造例2で得たPO4 含有量3.1%
のものを用い、リン酸塩化合物としてメタリン酸アルミ
ニウムを用いた場合のリン酸根含有タルクの配合効果を
示している。
【0041】表6では、リン酸根含有タルクとして製造
例2で得たPO4 含有量3.1%のものを用い、リン酸
塩化合物としてトリポリリン酸二水素アルミニウムとリ
ン酸亜鉛を併用した場合のリン酸根含有タルクの配合効
果を示している。
【0042】表7では、リン酸根含有タルクとして製造
例2で得たPO4 含有量3.1%のものを用い、酸化亜
鉛に代えて酸化マグネシウムを用いた場合のリン酸根含
有タルクの配合効果を示している。
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】
【表4】
【0046】
【表5】
【0047】
【表6】
【0048】
【表7】
【0049】つぎに、上記表2〜7に示した防錆能評価
を生み出すにあたって塗料の塗装条件および被塗板なら
びに防錆能の評価方法について示す。
【0050】〔塗装条件および被塗板〕 塗装:バーコーター塗装 被塗板:日本テストパネル工業社製 脱脂処理軟鋼板
SPCC−SB 膜厚:30〜32μm 乾燥:1週間(温度20℃、相対湿度75%)
【0051】〔防錆能の評価方法〕防錆能の評価は、塩
水噴霧試験と耐湿試験を行い、それぞれにおいて、被塗
板の平面部とカット部の錆発生防止効果、ふくれ(膨
れ)発生防止効果を調べ、かつ上記塩水噴霧試験と耐湿
試験後の試験片の剥離試験による剥離程度を調べること
によって行った。
【0052】(1)塩水噴霧試験(SS) 上記のように被塗板上に塗膜を形成することによって作
製した試験板に、カッターナイフで被塗板に達するクロ
スカットを入れ、機内温度を35℃に保った塩水噴霧試
験機内に静置して、5%塩化ナトリウム水溶液を1kg
/cm2 で14日間塗膜に噴霧し、カット部および平面
部からの腐食および塗膜のふくれを観察して、下記の評
価方法により評価した。
【0053】(2)耐湿試験 上記のように被塗板上に塗膜を形成することによって作
製した試験板を、機内温度49℃、相対湿度95%以上
に保った耐湿試験機内に入れ、7日間静置した後、平面
部からの腐食および塗膜のふくれを観察して、下記の評
価方法により評価した。
【0054】評価方法:上記塩水噴霧試験および耐湿試
験後の試験板の錆発生防止効果および塗膜のふくれ発生
防止効果を下記の5段階評価する。
【0055】
【0056】
【0057】ふくれ発生防止効果の評価基準: 8F以下 :5点 8M、6F :4点 8MD、6M、4F :3点 8D、6MD、4M、2F :2点 6D、4MD以上、2M以上 :1点
【0058】なお、錆発生防止効果の評価基準はAST
M D610−68(1970)に準拠し、ふくれ発生
防止効果の評価基準はASTM D714−59(19
65)に準拠している。上記の評価基準からも明らかな
ように、錆発生防止効果、ふくれ発生防止効果とも、評
価値が高いほど効果が優れている。
【0059】剥離による評価:上記塩水噴霧試験後の試
験板および耐湿試験後の試験板をそれぞれ乾燥し、標準
状態で1時間以上放置したものを試験片として、下記
(A)〜(B)の剥離試験を行い、剥離による評価を行
った。
【0060】(A)塩水噴霧試験後の試験片の剥離試験 塩水噴霧試験後の試験板から得た試験片のカット部に沿
ってセロテープを張り付け、消しゴムでこすった後、い
きおいよく剥がし、剥がれによる欠損部面積で評価す
る。
【0061】剥離試験片の評価基準: 剥がれない :5点 欠損部面積 15%以内 :4点 欠損部面積 15〜35% :3点 欠損部面積 35〜55% :2点 欠損部面積 55〜85% :1点 欠損部面積 85%以上 :0点
【0062】(B)耐湿試験後の試験片の剥離試験:カ
ッターナイフを用い、カッターガイドでその刃先を塗面
に対して35〜45度の一定範囲角度に保ちながら、耐
湿試験後の試験板から得た試験片のほぼ中央に、直交す
る縦横11本ずつの平行線を1mm間隔で引く。切り傷
をつける際は、塗膜を貫通して試験板の生地面に届くよ
うに、切り傷1本について約0.5秒間かかって等速に
引き、1cm2 中に100個のます目ができるように碁
盤目状の切り傷をつけ、その上にセロテープを張り付
け、消しゴムでこすった後、いきおいよく剥がし、欠損
部の面積を測定して、評価する。
【0063】剥離試験片の評価基準: 剥がれない :5点 欠損部面積が全正方形面積の5%以内 :4点 欠損部面積が全正方形面積の5〜15% :3点 欠損部面積が全正方形面積の15〜35% :2点 欠損部面積が全正方形面積の35〜65% :1点 欠損部面積が全正方形面積の65%以上 :0点
【0064】試験結果の表示方法について:上記塩水噴
霧試験について、平面部の錆発生防止効果、カット部の
錆発生防止効果、塗膜のふくれ発生防止効果および塩水
噴霧試験後の剥離による評価の評価点を合計して、表2
〜7の「SS」の項目に表示する。評価点は20点が満
点である。
【0065】また、上記耐湿試験について、平面部の錆
発生防止効果、カット部の錆発生防止効果、塗膜のふく
れ発生防止効果および耐湿試験後の剥離による評価の評
価点を合計して、表2〜7の「耐湿」の項目に表示す
る。評価点は20点が満点である。
【0066】そして、表2〜7の総合の項目には、「S
S」すなわち塩水噴霧試験の評価結果と「耐湿」すなわ
ち耐湿試験の評価結果との合計を示している。
【0067】試験結果:表2では、リン酸根含有タルク
として製造例2で得たPO4 含有量3.1%のものを用
い、試料1〜5ではトリポリリン酸二水素アルミニウム
と酸化亜鉛を一定量用い、リン酸根含有タルクを変動さ
せている。ただし、リン酸根含有タルクと市販タルクと
の総量は78.2%にし、リン酸根含有タルクの増加に
伴って市販タルクを減少させている。また、試料6〜8
では防錆顔料組成物の量を43.6%とし、その中でト
リポリリン酸二水素アルミニウム、酸化亜鉛、リン酸根
含有タルクの量を変動させている。そして、試料9では
リン酸根含有タルクと市販タルクのみを用いた場合を示
し、試料10では市販タルクのみを用いた場合を示して
いる。
【0068】表2に示すように、トリポリリン酸二水素
アルミニウム、酸化亜鉛およびリン酸根含有タルクの3
成分を用いた試料2〜8は防錆能に関する総合評価点が
高い。
【0069】リン酸根含有タルクは、それ自身では試料
9に示すように防錆能を有しないが、トリポリリン酸二
水素アルミニウムと酸化亜鉛との2成分系に配合するこ
とにより、試料1のトリポリリン酸二水素アルミニウム
と酸化亜鉛との2成分系に比較して、明らかに防錆能を
向上させる。
【0070】表3では、トリポリリン酸二水素アルミニ
ウム、酸化亜鉛、リン酸根含有タルクまたはリン酸処理
タルク、市販タルクのいずれも一定量用い、リン酸根含
有タルクの種類を変えたり、リン酸根含有タルクに代え
てリン酸処理タルクを用いているが、この表3に示すよ
うに、製造例1〜3のリン酸根含有タルク(PO4 含有
量では1.1〜16.2%のリン酸根含有タルク)で
は、防錆能が高くなっていた。しかし、実質上、リン酸
根を含有しない製造例4のリン酸処理タルクを配合した
場合には、防錆能を向上させる効果がなかった。
【0071】表4は、トリポリリン酸二水素アルミニウ
ムに代えてリン酸亜鉛を用い、リン酸塩化合物としてリ
ン酸亜鉛を用いた場合のリン酸根含有タルクの配合効果
を示すものであるが、この表4に示す結果から明らかな
ように、リン酸塩化合物としてリン酸亜鉛を用いた場合
にも、リン酸根含有タルクの配合により防錆能が向上し
ていた。
【0072】表5は、トリポリリン酸二水素アルミニウ
ムに代えてメタリン酸アルミニウムを用い、リン酸塩化
合物としてメタリン酸アルミニウムを用いた場合のリン
酸根含有タルクの配合効果を示すものであるが、この表
5に示す結果から明らかなように、リン酸塩化合物とし
てメタリン酸アルミニウムを用いた場合にも、リン酸根
含有タルクの配合により防錆能が向上していた。
【0073】表6は、リン酸塩化合物としてトリポリリ
ン酸二水素アルミニウムとリン酸亜鉛を併用した場合の
リン酸根含有タルクの配合効果を示すものであるが、こ
の表6に示す結果から明らかなように、リン酸塩化合物
としてトリポリリン酸二水素アルミニウムとリン酸亜鉛
を併用した場合にも、リン酸根含有タルクの配合により
防錆能が向上していた。
【0074】表7は、酸化亜鉛に代えて酸化マグネシウ
ムを用いた場合のリン酸根含有タルクの配合効果を示す
ものであるが、この表7に示す結果から明らかなよう
に、酸化亜鉛に代えて酸化マグネシウムを用いた場合に
も、リン酸根含有タルクの配合により防錆能が向上して
いた。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、防錆
能が優れた防錆顔料組成物を提供することができた。そ
して、この防錆顔料組成物は、無公害の成分のみで構成
される無公害防錆顔料組成物である。
【図面の簡単な説明】
【図1】製造例3のリン酸根含有タルクの製造にあたっ
て使用した原料タルクの粉末X線回折図である。
【図2】製造例3で製造したリン酸根含有タルクの粉末
X線回折図である。
【図3】製造例3で製造したリン酸根含有タルクの60
0℃で2時間熱処理後の粉末X線回折図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリポリリン酸二水素アルミニウム、リ
    ン酸亜鉛およびメタリン酸アルミニウムよりなる群から
    選ばれる少なくとも1種のリン酸塩化合物と、酸化亜鉛
    および酸化マグネシウムよりなる群から選ばれる少なく
    とも1種の二価金属酸化物と、リン酸根含有タルクとか
    らなる防錆顔料組成物。
  2. 【請求項2】 リン酸塩化合物と、二価金属酸化物と、
    リン酸根含有タルクとの配合比が、重量比で1:0.2
    0〜1.25:0.03〜1.9である請求項1記載の
    防錆顔料組成物。
JP7095997A 1995-03-28 1995-03-28 防錆顔料組成物 Pending JPH08268704A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7095997A JPH08268704A (ja) 1995-03-28 1995-03-28 防錆顔料組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7095997A JPH08268704A (ja) 1995-03-28 1995-03-28 防錆顔料組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08268704A true JPH08268704A (ja) 1996-10-15

Family

ID=14152750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7095997A Pending JPH08268704A (ja) 1995-03-28 1995-03-28 防錆顔料組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08268704A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0845508A1 (en) * 1996-12-02 1998-06-03 Tayca Corporation Anticorrosive pigment composition and coating compositions containing the same
JP2008007645A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Tayca Corp 亜鉛メッキ鋼板用防錆顔料組成物
US9005355B2 (en) 2010-10-15 2015-04-14 Bunge Amorphic Solutions Llc Coating compositions with anticorrosion properties
US9023145B2 (en) 2008-02-12 2015-05-05 Bunge Amorphic Solutions Llc Aluminum phosphate or polyphosphate compositions
US9169120B2 (en) 2004-08-30 2015-10-27 Bunge Amorphic Solutions Llc Aluminum phosphate or polyphosphate particles for use as pigments in paints and method of making same
US9187653B2 (en) 2004-08-30 2015-11-17 Bunge Amorphic Solutions Llc Aluminum phosphate, polyphosphate, and metaphosphate particles and their use as pigments in paints and method of making same
US9371454B2 (en) 2010-10-15 2016-06-21 Bunge Amorphic Solutions Llc Coating compositions with anticorrosion properties
US9611147B2 (en) 2012-04-16 2017-04-04 Bunge Amorphic Solutions Llc Aluminum phosphates, compositions comprising aluminum phosphate, and methods for making the same
US9801385B2 (en) 2012-04-16 2017-10-31 Bunge Amorphic Solutions Llc Antimicrobial chemical compositions
US9955700B2 (en) 2013-03-15 2018-05-01 Bunge Amorphic Solutions Llc Antimicrobial chemical compositions

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0845508A1 (en) * 1996-12-02 1998-06-03 Tayca Corporation Anticorrosive pigment composition and coating compositions containing the same
US9169120B2 (en) 2004-08-30 2015-10-27 Bunge Amorphic Solutions Llc Aluminum phosphate or polyphosphate particles for use as pigments in paints and method of making same
US9187653B2 (en) 2004-08-30 2015-11-17 Bunge Amorphic Solutions Llc Aluminum phosphate, polyphosphate, and metaphosphate particles and their use as pigments in paints and method of making same
JP2008007645A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Tayca Corp 亜鉛メッキ鋼板用防錆顔料組成物
US9023145B2 (en) 2008-02-12 2015-05-05 Bunge Amorphic Solutions Llc Aluminum phosphate or polyphosphate compositions
US9005355B2 (en) 2010-10-15 2015-04-14 Bunge Amorphic Solutions Llc Coating compositions with anticorrosion properties
US9371454B2 (en) 2010-10-15 2016-06-21 Bunge Amorphic Solutions Llc Coating compositions with anticorrosion properties
US9840625B2 (en) 2010-10-15 2017-12-12 Bunge Amorphic Solutions Llc Coating compositions with anticorrosion properties
US9611147B2 (en) 2012-04-16 2017-04-04 Bunge Amorphic Solutions Llc Aluminum phosphates, compositions comprising aluminum phosphate, and methods for making the same
US9801385B2 (en) 2012-04-16 2017-10-31 Bunge Amorphic Solutions Llc Antimicrobial chemical compositions
US9955700B2 (en) 2013-03-15 2018-05-01 Bunge Amorphic Solutions Llc Antimicrobial chemical compositions

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4796320B2 (ja) 水中で剥離する層状複水酸化物を使用した防錆塗料組成物
JP2543504B2 (ja) 表面を腐食から保護するための塗料組成物
JPH10158546A (ja) 防錆顔料及び塗料組成物
JPH08268704A (ja) 防錆顔料組成物
JP3186908B2 (ja) 防錆顔料組成物
JPH08283619A (ja) 防錆顔料組成物およびそれを含有する防錆塗料
JP3004486B2 (ja) 防錆顔料組成物
Kalendova et al. Anticorrosive spinel‐type pigments of the mixed metal oxides compared to metal polyphosphates
JPH04342770A (ja) 防錆顔料組成物およびそれを配合した塗料
JPS5849579B2 (ja) 顔料組成物
JP4367883B2 (ja) 腐食防止顔料及びその使用
KR20100036320A (ko) 방청 안료 조성물 및 그것을 함유한 수계 방청 도료
JP3089347B2 (ja) 防錆顔料
JPH06122986A (ja) 防錆顔料
JPH01110567A (ja) 防錆顔料組成物
JP3407418B2 (ja) ホウ酸ストロンチウム顔料とその製造方法、ならびにそれを用いたさび止め塗料
JP2003113482A (ja) 水系塗料用防錆顔料組成物
JPH04359973A (ja) 防錆顔料組成物
JP3226064B2 (ja) 防錆顔料
JPH09227109A (ja) 亜りん酸亜鉛ストロンチウム系顔料、及び、それを含 有する塗料
JPS59204663A (ja) 防錆顔料
JPH1017795A (ja) 防錆塗料組成物
JPH03146567A (ja) 防錆顔料組成物
JPH062169A (ja) 白色防錆顔料およびその製造方法
JPH07138775A (ja) 防錆顔料組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040325

A977 Report on retrieval

Effective date: 20060413

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060420

A601 Written request for extension of time

Effective date: 20060718

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

A602 Written permission of extension of time

Effective date: 20060721

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

A521 Written amendment

Effective date: 20061020

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20071116

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02