JPS5934748B2 - 金属用一次防錆被覆組成物 - Google Patents
金属用一次防錆被覆組成物Info
- Publication number
- JPS5934748B2 JPS5934748B2 JP54109363A JP10936379A JPS5934748B2 JP S5934748 B2 JPS5934748 B2 JP S5934748B2 JP 54109363 A JP54109363 A JP 54109363A JP 10936379 A JP10936379 A JP 10936379A JP S5934748 B2 JPS5934748 B2 JP S5934748B2
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- Japan
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- water
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- resin
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、金属特に鋼材、鋼製品などを被覆するための
組成物に関する。
組成物に関する。
更に詳しくは防錆性に優れかつ容易に水洗除去出来るよ
うな被膜を形成する金属用一次防錆被覆組成物に関する
。従来、鋼材、鋼製品などは、二次加工するまでの間の
例えば保存中又は輸送中、錆が発生したり傷がついたり
するので一時的な保護のため一時防錆被膜を被覆するの
が一般的であつた。
うな被膜を形成する金属用一次防錆被覆組成物に関する
。従来、鋼材、鋼製品などは、二次加工するまでの間の
例えば保存中又は輸送中、錆が発生したり傷がついたり
するので一時的な保護のため一時防錆被膜を被覆するの
が一般的であつた。
ところでこのような一時防錆被膜に要求される性能とし
ては、優れた防錆性能を有することはいうに及ばず金属
メッキを施したり、異種塗料を塗る場合等の二次加工前
に除去の容易であることが要求される。
ては、優れた防錆性能を有することはいうに及ばず金属
メッキを施したり、異種塗料を塗る場合等の二次加工前
に除去の容易であることが要求される。
またこれら一時防錆被膜としては、鉱物性防錆油を塗布
したり、中油、長油性フタル酸樹脂ワニスを塗布したも
のが通常使用されているが、いずれも種々の問題点を有
していた。
したり、中油、長油性フタル酸樹脂ワニスを塗布したも
のが通常使用されているが、いずれも種々の問題点を有
していた。
例えば、鉱物性防錆油においては表面のべとつきによる
取扱い上の難点、環境汚染等が挙げられ、更に防錆油被
膜除去に際してはアルカリ性の脱脂剤を用いて脱脂した
のち充分水洗洗浄する必要があつた。一方、フタル酸樹
脂ワニスを一時防錆被膜として用いたものは防錆性能に
も優れ、塗膜表面は乾燥状態にあるため取り扱い上の難
点は少ないが最も欠点とするところは塗膜除去の方法と
してブラスト処理、サンダー研磨等の物理的方法もしく
は5%程度のカセイソーダ溶液で50℃前後の湯浴中に
浸漬して該一時防錆被膜を除去しなければならないとい
うことであり、加えて鉱物性防錆油の場合と同様に充分
な水洗洗浄を必要とするということであつた。
取扱い上の難点、環境汚染等が挙げられ、更に防錆油被
膜除去に際してはアルカリ性の脱脂剤を用いて脱脂した
のち充分水洗洗浄する必要があつた。一方、フタル酸樹
脂ワニスを一時防錆被膜として用いたものは防錆性能に
も優れ、塗膜表面は乾燥状態にあるため取り扱い上の難
点は少ないが最も欠点とするところは塗膜除去の方法と
してブラスト処理、サンダー研磨等の物理的方法もしく
は5%程度のカセイソーダ溶液で50℃前後の湯浴中に
浸漬して該一時防錆被膜を除去しなければならないとい
うことであり、加えて鉱物性防錆油の場合と同様に充分
な水洗洗浄を必要とするということであつた。
更にフタル酸樹脂ワニスの場合活性金属表面、例えばア
ルミニウム、亜鉛メッキ鋼材表面等に塗布した際、被着
体と被膜の付着性が必ずしも充分でなく、保存中に被膜
が自然剥離するという欠陥もあつた。前記した如く種々
の公知防錆被膜に共通する欠点は、被膜除去に際してア
ルカリ性溶液を使用しなければならず、そのため老化し
たアルカリ廃液及び洗浄水の処理或いは水洗不充分時の
アルカリ物質残存の懸念等があることである。
ルミニウム、亜鉛メッキ鋼材表面等に塗布した際、被着
体と被膜の付着性が必ずしも充分でなく、保存中に被膜
が自然剥離するという欠陥もあつた。前記した如く種々
の公知防錆被膜に共通する欠点は、被膜除去に際してア
ルカリ性溶液を使用しなければならず、そのため老化し
たアルカリ廃液及び洗浄水の処理或いは水洗不充分時の
アルカリ物質残存の懸念等があることである。
従つて水洗もしくは湯洗のみにより容易に除膜可能な塗
料が強く望まれていた。これらの目的のために鋭意研究
を重ねた結果防錆性に優れ水洗もしくは湯洗により容易
に除膜出来、アルミニウム、亜鉛メツキ等の活性金属面
に対する密着性にも優れた金属保護被膜を形成する本発
明の金属用一次防錆被覆組成物に至つたものである。
料が強く望まれていた。これらの目的のために鋭意研究
を重ねた結果防錆性に優れ水洗もしくは湯洗により容易
に除膜出来、アルミニウム、亜鉛メツキ等の活性金属面
に対する密着性にも優れた金属保護被膜を形成する本発
明の金属用一次防錆被覆組成物に至つたものである。
即ち本発明は、
(a)(1)水溶性ポリビニルブチラール樹脂・・・・
・・・・・99〜40重量部(1j)非水可溶性ポリビ
ニルアセタール樹脂及?又はケン化度70モル%以下の
非水可溶性ポリビニルアルコール樹脂・・・・・・・・
・1〜60重量部(b) リン酸アルミニウム、リン酸
亜鉛、モリブデン酸亜鉛、モリブデン酸カルシウム、ホ
ウ酸バリウム、ホウ酸亜鉛、ジンククロメート、三酸化
クロムおよび三酸化モリブデンから選ばれた酸素酸塩及
び/又は金属酸化物、及び(c) リン酸 からなることを特徴とする水洗除膜可能な水系金属用一
次防錆被覆組成物に係る。
・・・・・99〜40重量部(1j)非水可溶性ポリビ
ニルアセタール樹脂及?又はケン化度70モル%以下の
非水可溶性ポリビニルアルコール樹脂・・・・・・・・
・1〜60重量部(b) リン酸アルミニウム、リン酸
亜鉛、モリブデン酸亜鉛、モリブデン酸カルシウム、ホ
ウ酸バリウム、ホウ酸亜鉛、ジンククロメート、三酸化
クロムおよび三酸化モリブデンから選ばれた酸素酸塩及
び/又は金属酸化物、及び(c) リン酸 からなることを特徴とする水洗除膜可能な水系金属用一
次防錆被覆組成物に係る。
本発明に使用する水溶性ポリビニルプチラール樹脂は水
溶性であり、冷水もしくは温水に溶解可能なものである
。
溶性であり、冷水もしくは温水に溶解可能なものである
。
一般的にはブチラール化度9モル%以下の樹脂である。
例えばエスレツクW2Ol、エスレツクW2O2〔以上
積水化学工業(株)製商品名〕などの市販樹脂が使用で
きる。本発明の本溶性ポリビニルブチラール樹脂は1種
もしくは2種以上を混合して各々の樹脂の特性を出すこ
とも可能である。本発明に使用する非水可溶性ポリビニ
ルアセタール樹脂及び非水可溶性ポリビニルアルコール
樹脂とは有機溶剤を主成分とする溶媒に溶解もしくは分
散するものである。
例えばエスレツクW2Ol、エスレツクW2O2〔以上
積水化学工業(株)製商品名〕などの市販樹脂が使用で
きる。本発明の本溶性ポリビニルブチラール樹脂は1種
もしくは2種以上を混合して各々の樹脂の特性を出すこ
とも可能である。本発明に使用する非水可溶性ポリビニ
ルアセタール樹脂及び非水可溶性ポリビニルアルコール
樹脂とは有機溶剤を主成分とする溶媒に溶解もしくは分
散するものである。
ポリビニルアルコール樹脂としては、ケン化度70モル
%以下であることが必須要件であり、溶液粘度の点から
分子量1500以下であることが好ましい。ポリビニル
アセタール樹脂としては、ポリビニルホルマール樹脂、
ポリビニルアセトアセタール樹脂、ポリビニルプチラー
ル樹脂などがあるが、耐水性、金属表面に対する密着性
組成物の混合性などから、平均重合度250〜2000
好ましくは250〜10001ブチラール化度57〜7
5モル%好ましくは57〜70モル%のポリビニルブチ
ラール樹脂が好ましい。前記水溶性ポリビニルブチラー
ル樹脂と非水可溶性樹脂の混合割合は6水溶性樹脂99
〜40重量部に対して非水可溶性樹脂1〜60重量部、
好ましくは水溶性樹脂80〜60重量部に対して非水可
溶性樹脂20〜40重量部である。本発明において非水
可溶性樹脂の量が60重量部より多くなると被膜の防蝕
性は、その量が多くなるにつれて良くなるが逆に水洗除
膜性が悪くなり本発明の目的のために実用上支障のない
範囲は60重量部が限界である。本発明者は水洗除膜性
がありかつ防蝕性に優れる金属保護被膜として水可溶性
ポリビニルアルコール樹脂及び/又はポリビニルアセタ
ール樹脂を基体とする関連発明を同日出願しているが、
更に鋭意研究の結果、前記した如く組成割合の混合物が
、本発明の目的に更に効果的であることを発明するに至
つたものである。更に、本発明の組成物においては、リ
ン酸(縮合リン酸を含む)アルミニウム、リン酸(縮合
リン酸を含む)亜鉛、モリブデン酸亜鉛、モリブデン酸
カルシウム、ホウ酸バリウム、ホウ酸亜鉛、ジンククロ
メート、三酸化クロムおよび三酸化モリブデンから選ば
れた酸素酸塩及び/又は金属酸化物を必須成分として含
有する。
%以下であることが必須要件であり、溶液粘度の点から
分子量1500以下であることが好ましい。ポリビニル
アセタール樹脂としては、ポリビニルホルマール樹脂、
ポリビニルアセトアセタール樹脂、ポリビニルプチラー
ル樹脂などがあるが、耐水性、金属表面に対する密着性
組成物の混合性などから、平均重合度250〜2000
好ましくは250〜10001ブチラール化度57〜7
5モル%好ましくは57〜70モル%のポリビニルブチ
ラール樹脂が好ましい。前記水溶性ポリビニルブチラー
ル樹脂と非水可溶性樹脂の混合割合は6水溶性樹脂99
〜40重量部に対して非水可溶性樹脂1〜60重量部、
好ましくは水溶性樹脂80〜60重量部に対して非水可
溶性樹脂20〜40重量部である。本発明において非水
可溶性樹脂の量が60重量部より多くなると被膜の防蝕
性は、その量が多くなるにつれて良くなるが逆に水洗除
膜性が悪くなり本発明の目的のために実用上支障のない
範囲は60重量部が限界である。本発明者は水洗除膜性
がありかつ防蝕性に優れる金属保護被膜として水可溶性
ポリビニルアルコール樹脂及び/又はポリビニルアセタ
ール樹脂を基体とする関連発明を同日出願しているが、
更に鋭意研究の結果、前記した如く組成割合の混合物が
、本発明の目的に更に効果的であることを発明するに至
つたものである。更に、本発明の組成物においては、リ
ン酸(縮合リン酸を含む)アルミニウム、リン酸(縮合
リン酸を含む)亜鉛、モリブデン酸亜鉛、モリブデン酸
カルシウム、ホウ酸バリウム、ホウ酸亜鉛、ジンククロ
メート、三酸化クロムおよび三酸化モリブデンから選ば
れた酸素酸塩及び/又は金属酸化物を必須成分として含
有する。
これら前記した酸素酸塩と金属酸化物は単独使用又は任
意の割合で混合して用いることができる。
意の割合で混合して用いることができる。
本発明で使用する前記酸素酸塩及び/又は金属酸化物の
量は、それら各々の水に対する溶解性、防蝕性等に大き
な差があり例えば三酸化クロム、及びクロム酸塩は微量
でもその効果が大きいため画一的に特定するものでない
が例えば水溶性ポリビニルブチラール樹脂及び非水可溶
性ポリビニルアセタール樹脂及び/又は非水可溶性ポリ
ビニルアルコール樹脂の混合組成物100重量部に対す
る酸素酸塩及び/又は金属酸化物の添加量は1〜350
重量部、好ましくは1〜200重量部であり酸素酸塩及
び/又は金属酸化物の量が1重量部より少ないと、防錆
効果が期特出来ず、350重量部より多いと被膜の金属
表面に対する密着性を損なう傾向がある。更に本発明に
於てはリン酸を必須成分として用いるが、リン酸添加量
は5〜50重量部好ましくは10〜40重量部である。
量は、それら各々の水に対する溶解性、防蝕性等に大き
な差があり例えば三酸化クロム、及びクロム酸塩は微量
でもその効果が大きいため画一的に特定するものでない
が例えば水溶性ポリビニルブチラール樹脂及び非水可溶
性ポリビニルアセタール樹脂及び/又は非水可溶性ポリ
ビニルアルコール樹脂の混合組成物100重量部に対す
る酸素酸塩及び/又は金属酸化物の添加量は1〜350
重量部、好ましくは1〜200重量部であり酸素酸塩及
び/又は金属酸化物の量が1重量部より少ないと、防錆
効果が期特出来ず、350重量部より多いと被膜の金属
表面に対する密着性を損なう傾向がある。更に本発明に
於てはリン酸を必須成分として用いるが、リン酸添加量
は5〜50重量部好ましくは10〜40重量部である。
本発明は前記した如く、水溶性ポリビニルブチラール樹
脂及び非水可溶性ポリビニルアセタ一ル樹脂及び/又は
非水可溶性ポリビニルアルコール樹脂、酸素酸塩及び/
又は金属酸化物及びリン酸を必須成分とすることにより
、それら各々組成が相互に化学反応を呈し、アルミニウ
ム、亜鉛メツキ表面に対して更に強固な付着性を付与す
るものと考えられる。
脂及び非水可溶性ポリビニルアセタ一ル樹脂及び/又は
非水可溶性ポリビニルアルコール樹脂、酸素酸塩及び/
又は金属酸化物及びリン酸を必須成分とすることにより
、それら各々組成が相互に化学反応を呈し、アルミニウ
ム、亜鉛メツキ表面に対して更に強固な付着性を付与す
るものと考えられる。
本発明において前記した組成物を必須成分とするが、そ
の他本発明と相溶性のあるその他の樹脂例えばフエノー
ル樹脂、メラミン樹脂等を本発明の目的を損わない範囲
で添加することも可能である。
の他本発明と相溶性のあるその他の樹脂例えばフエノー
ル樹脂、メラミン樹脂等を本発明の目的を損わない範囲
で添加することも可能である。
更に所望により他の顔料、例えば体質顔料あるいは着色
顔料、沈澱防止剤、ダレ防止剤、界面活性剤、表面調整
剤等の添加剤、被膜の防錆性を一層助成するためのカツ
プリング剤、キレート化合物或いは有機溶剤系溶媒等も
添加することが出来る。本発明の金属用一次防錆被覆組
成物は水溶性ポリビニルブチラール樹脂及び非水可溶性
ポリビニルアセタール樹脂及び/又は非水可溶性ポリビ
ニルアルコール樹脂、酸素酸塩及び/又は金属酸化物必
要により水、その他材料を一緒に混合してなる主剤と、
別に作つたリン酸溶液を使用時に前記主剤と混合して調
整された後、刷毛、スプレーロールコーター等常法によ
り被塗物、例えば鉄、アルミニウム、亜鉛等に塗布され
る。
顔料、沈澱防止剤、ダレ防止剤、界面活性剤、表面調整
剤等の添加剤、被膜の防錆性を一層助成するためのカツ
プリング剤、キレート化合物或いは有機溶剤系溶媒等も
添加することが出来る。本発明の金属用一次防錆被覆組
成物は水溶性ポリビニルブチラール樹脂及び非水可溶性
ポリビニルアセタール樹脂及び/又は非水可溶性ポリビ
ニルアルコール樹脂、酸素酸塩及び/又は金属酸化物必
要により水、その他材料を一緒に混合してなる主剤と、
別に作つたリン酸溶液を使用時に前記主剤と混合して調
整された後、刷毛、スプレーロールコーター等常法によ
り被塗物、例えば鉄、アルミニウム、亜鉛等に塗布され
る。
常温もしくは強制加熱等により乾燥して得られた被膜は
、樹脂と酸素酸塩及び/又は金属酸化物及びリン酸の相
乗効果により強固に金属と密着し、すぐれた防錆被膜を
与える。該被膜は被覆金属製品の二次加工を必要とし、
被膜が不要な場合には冷水もしく★Yは温水を用いてス
プレー、浸漬等により容易に除去される。また、被膜除
去の必要がなければ所望によりそのまX他の塗料を塗り
重ねて美装製品とすればよい。本発明の組成物により得
られた被膜はアルカリ性脱膜剤を使用することなく水洗
又は湯洗で容易に被膜除去出来るものでありかつ水可溶
性被膜であるが故に、塗料用防錆被膜として全く利用さ
れていないものを実用化したもので、その工業的価値は
極めて高いものである。
、樹脂と酸素酸塩及び/又は金属酸化物及びリン酸の相
乗効果により強固に金属と密着し、すぐれた防錆被膜を
与える。該被膜は被覆金属製品の二次加工を必要とし、
被膜が不要な場合には冷水もしく★Yは温水を用いてス
プレー、浸漬等により容易に除去される。また、被膜除
去の必要がなければ所望によりそのまX他の塗料を塗り
重ねて美装製品とすればよい。本発明の組成物により得
られた被膜はアルカリ性脱膜剤を使用することなく水洗
又は湯洗で容易に被膜除去出来るものでありかつ水可溶
性被膜であるが故に、塗料用防錆被膜として全く利用さ
れていないものを実用化したもので、その工業的価値は
極めて高いものである。
以上本発明の詳細を実施例により説明する。
尚、実施例及び比較例中の「部」又は「%」は「重量部
」又は「重量%」を示す。〔非水可溶性樹脂液Aの作成
〕 ポリビニルブチラール樹脂〔積水化学工業製商品名エス
レツクBL−2〕12.5部、エタノール32.5部、
イソプロパノール30部、トルエン25部よりなる混合
液を作成した。
」又は「重量%」を示す。〔非水可溶性樹脂液Aの作成
〕 ポリビニルブチラール樹脂〔積水化学工業製商品名エス
レツクBL−2〕12.5部、エタノール32.5部、
イソプロパノール30部、トルエン25部よりなる混合
液を作成した。
ポリビニルブチラール樹脂(積水化学工業製商品名エス
レツクBM−2)12.5部、エタノール32.5部、
イソプロパノール30部、トルエン25部よりなる混合
液を作成した。
レツクBM−2)12.5部、エタノール32.5部、
イソプロパノール30部、トルエン25部よりなる混合
液を作成した。
実施例1〜実施例12
第1表に示した実施例1〜12の主剤組成物90部に対
して添加剤10部の割合で混合し、溶剤脱脂した軟鋼板
及び浸漬亜鉛メツキ鋼板上に乾燥膜厚10ミクロンにな
るよう塗装し、20℃、75%RHの室内で7日間乾燥
後、実施例1〜12の供試材として比較試験に供した。
して添加剤10部の割合で混合し、溶剤脱脂した軟鋼板
及び浸漬亜鉛メツキ鋼板上に乾燥膜厚10ミクロンにな
るよう塗装し、20℃、75%RHの室内で7日間乾燥
後、実施例1〜12の供試材として比較試験に供した。
比較例 1〜5
下記第2表の比較例1〜5の組成物を溶剤脱脂した軟鋼
板上に乾燥膜厚10ミクロンになるよう塗装L2O℃、
75%RHの室内で7日間乾燥後比較例1〜5の供試材
として試験に供した。
板上に乾燥膜厚10ミクロンになるよう塗装L2O℃、
75%RHの室内で7日間乾燥後比較例1〜5の供試材
として試験に供した。
但し、比較例3及び4においては、前記組成物80部に
対して、85%リン酸9部、水5部、イ★Yソプロピル
アルコール86部よりなる添加剤を20部添加して塗布
した。比較例 6 エスレツクW2Ol35部、前記樹脂液A3O部、リン
酸亜鉛10部、ジンククロメート2部、水8部及びメタ
ノール15部よりなる組成物を前記比較例1と同様に塗
布、乾燥せしめた後、比較試験に供した。
対して、85%リン酸9部、水5部、イ★Yソプロピル
アルコール86部よりなる添加剤を20部添加して塗布
した。比較例 6 エスレツクW2Ol35部、前記樹脂液A3O部、リン
酸亜鉛10部、ジンククロメート2部、水8部及びメタ
ノール15部よりなる組成物を前記比較例1と同様に塗
布、乾燥せしめた後、比較試験に供した。
比較例 7
エスレツクW2O225部、前記樹脂液B5O部、縮合
リン酸アルミニウム5部、リン酸亜鉛5部、水5部及び
メタノール10部よりなる組成物を前記比較例1と同様
に塗布、乾燥せしめた後、比較試験に供した。
リン酸アルミニウム5部、リン酸亜鉛5部、水5部及び
メタノール10部よりなる組成物を前記比較例1と同様
に塗布、乾燥せしめた後、比較試験に供した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a)(i)水溶性ポリビニルブチラール樹脂・・
・・・・・・・99〜40重量部(ii)非水可溶性ポ
リビニルアセタール樹脂及び/又はケン化度70モル%
以下の非水可溶性ポリビニルアルコール樹脂・・・・・
・・・・1〜60重量部(b)リン酸アルミニウム、リ
ン酸亜鉛、モンブデン酸亜鉛、モリブデン酸カルシウム
、ホウ酸バリウム、ホウ酸亜鉛、ジンククロメート、三
酸化クロムおよび三酸化モリブデンから選ばれた酸素酸
塩及び/又は金属酸化物、及び(c)リン酸 からなることを特徴とする、水洗除膜可能な水系金属用
一次防錆被覆組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54109363A JPS5934748B2 (ja) | 1979-08-28 | 1979-08-28 | 金属用一次防錆被覆組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54109363A JPS5934748B2 (ja) | 1979-08-28 | 1979-08-28 | 金属用一次防錆被覆組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5632556A JPS5632556A (en) | 1981-04-02 |
| JPS5934748B2 true JPS5934748B2 (ja) | 1984-08-24 |
Family
ID=14508324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54109363A Expired JPS5934748B2 (ja) | 1979-08-28 | 1979-08-28 | 金属用一次防錆被覆組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5934748B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3246605A1 (de) * | 1982-12-16 | 1984-06-20 | Hoechst Ag, 6230 Frankfurt | Feinteilige polyvinylacetale, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung fuer einbrennbeschichtungen |
| US9371454B2 (en) | 2010-10-15 | 2016-06-21 | Bunge Amorphic Solutions Llc | Coating compositions with anticorrosion properties |
| US9005355B2 (en) | 2010-10-15 | 2015-04-14 | Bunge Amorphic Solutions Llc | Coating compositions with anticorrosion properties |
| US9611147B2 (en) | 2012-04-16 | 2017-04-04 | Bunge Amorphic Solutions Llc | Aluminum phosphates, compositions comprising aluminum phosphate, and methods for making the same |
| US9078445B2 (en) | 2012-04-16 | 2015-07-14 | Bunge Amorphic Solutions Llc | Antimicrobial chemical compositions |
| US9155311B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-10-13 | Bunge Amorphic Solutions Llc | Antimicrobial chemical compositions |
| US20160168724A1 (en) * | 2014-12-15 | 2016-06-16 | The Boeing Company | Polyvinylbutyral coating containing thiol corrosion inhibitors |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5359727A (en) * | 1976-11-11 | 1978-05-29 | Dainippon Toryo Co Ltd | Primary anti-corrosive coating compositions |
-
1979
- 1979-08-28 JP JP54109363A patent/JPS5934748B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5632556A (en) | 1981-04-02 |
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