JP2009533154A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 半球状である堅固なチャンバ壁を有するポンプハウジング；
   可撓膜および前記堅固なチャンバ壁が圧送チャンバを画定するように前記堅固なチャンバ壁に取り付けられた前記可撓膜；
   圧送流体の出入のための前記圧送チャンバの内部への開口を有する少なくとも１つの圧送チャンバポート；および
   前記堅固なチャンバ壁内の導管であって、該導管は前記圧送チャンバおよび前記圧送チャンバポートと流体連通し、
   前記圧送チャンバ内に残留する圧送流体は、前記可撓膜が前記堅固なチャンバ壁と接触した後も前記圧送チャンバポートと流体連通したままである、
   往復容積式ポンプ。
2. 前記可撓膜が、該可撓膜が前記圧送チャンバに面する側に隆起構造を含み、
   前記隆起構造は、前記可撓膜が前記堅固なチャンバ壁に押し付けられるときに前記可撓膜の少なくとも一部を前記堅固なチャンバ壁から離間させる、
   請求項１に記載の往復容積式ポンプ。
3. 堅固な制限構造を更に含み、前記堅固な制限構造の周囲は前記堅固なチャンバ壁の周囲に接触してシールし、前記可撓膜と堅固な制限構造が作動チャンバを画定し、
   前記堅固な制限構造は、前記圧送チャンバの堅固なチャンバ壁から離れるように前記可撓膜の動きを制限して、前記圧送チャンバの最大容積を制限する、
   請求項１に記載の往復容積式ポンプ。
4. 前記堅固な制限構造は、前記作動チャンバの内部への開口を有する少なくとも１つの作動ポートをさらに含み、
   制御流体が前記少なくとも１つの作動ポートを通じて前記作動チャンバに流入しまたは作動チャンバから流出し、前記圧送チャンバの堅固なチャンバ壁へ向けてのまたは前記圧送チャンバの堅固なチャンバ壁から離れる前記可撓膜の動きを生じさせる、
   請求項３に記載の往復容積式ポンプ。
5. 前記堅固なチャンバ壁および前記堅固な制限構造が相互接続されている、
   請求項３または請求項４に記載の往復容積式ポンプ。
6. 前記堅固なチャンバ壁および前記堅固な制限構造は、超音波溶着によって相互接続されている、
   請求項５に記載の往復容積式ポンプ。
7. 前記可撓膜の周囲は、前記堅固なチャンバ壁と前記堅固な制限構造の間の所定位置に保持される、
   請求項３ないし請求項６のいずれか１項に記載の往復容積式ポンプ。
8. 前記圧送チャンバが、前記可撓膜が前記堅固な制限構造に押し付けられたときに回転楕円体容積を規定する、
   請求項３ないし請求項７のいずれか１項に記載の往復容積式ポンプ。
9. 前記作動チャンバに正圧または負圧の制御流体を間欠的に供給する作動システムを更に含む、
   請求項４に記載の往復容積式ポンプ。
10. 前記作動システムが、
    正圧または負圧のいずれかの制御流体を内包する貯留器；および
    前記作動チャンバと前記貯留器との間の制御流体の流れを制御する動弁機構を含む、
    請求項９に記載の往復容積式ポンプ。
11. 前記動弁機構が、
    ２値のオンオフ弁；および
    可変絞り弁の一方を含む、
    請求項１０に記載の往復容積式ポンプ。
12. 前記作動システムが、
    前記作動チャンバの圧力を測定する作動チャンバ圧力トランスデューサ；および
    前記作動チャンバ圧力トランスデューサから圧力情報を受信し、前記動弁機構を制御する制御器を更に含む、
    請求項１０に記載の往復容積式ポンプ。
13. 前記制御器が、前記作動チャンバ圧力トランスデューサからの圧力情報を監視している間に前記動弁機構をディザリングさせて、前記可撓膜が前記圧送チャンバの前記堅固なチャンバ壁または前記堅固な制限構造にいつ接触したかを判定する、
    請求項１２に記載の往復容積式ポンプ。
14. 前記制御器が、前記動弁機構をディザリングさせ、前記動弁機構が前記ディザリングの間に開位置または閉位置に維持される時間間隔を制御することにより、前記可撓膜の動きの速度を制御する、
    請求項１２に記載の往復容積式ポンプ。
15. 前記制御器が、前記作動チャンバ圧力トランスデューサからの圧力情報を時間に亘って積分して、前記圧送チャンバの流体流路の流れの抵抗の変化または前記可撓膜の動きの間に移動される流れの量の変化を検出する、
    請求項１２に記載の往復容積式ポンプ。