JPH11210902A - ダイヤフラムバルブ - Google Patents

ダイヤフラムバルブ

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JPH11210902A
JPH11210902A JP958398A JP958398A JPH11210902A JP H11210902 A JPH11210902 A JP H11210902A JP 958398 A JP958398 A JP 958398A JP 958398 A JP958398 A JP 958398A JP H11210902 A JPH11210902 A JP H11210902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
sheet
corrosion
rubber
resistant material
Prior art date
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Pending
Application number
JP958398A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Takeda
慎次 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP958398A priority Critical patent/JPH11210902A/ja
Publication of JPH11210902A publication Critical patent/JPH11210902A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイヤフラムの外側、内側又は周方向のフロ
ーを防止することができるダイヤフラムバルブを提供す
る。 【解決手段】 スピンドルの下方に設けられた押圧体の
昇降によるダイヤフラム中央部の昇降により本体仕切り
壁に接触離反することにより流路が開閉され、ダイヤフ
ラムがゴム状弾性体で裏打ちされた耐蝕性材料のシート
からなるダイヤフラムバルブにおいて、ゴム状弾性体3
1と耐蝕性材料のシート32との接触面の一方に凸部3
21が設けられ、他方に凹部311が設けられ、凸部3
21と凹部311が嵌合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダイヤフラムバルブ
に関し、特に、ダイヤフラムの外側、内側又は周方向の
フローの防止を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、図5に示すように、ダイヤフラ
ム(イ)の外側の本体(ロ)にリング(ハ)を突設する
ことによりダイヤフラム(イ)の外側へのフローを防止
するようにしたダイヤフラムバルブが知られている。
尚、図5において、(ニ)はハンドル、(ホ)はスピン
ドル、(ヘ)はボンネット、(ト)は弁箱である。
【0003】又、例えば、特開平9−196200号公
報に記載されているように、ダイヤフラムがゴム状弾性
体で裏打ちされた耐蝕性材料のシートからなり、耐蝕性
材料のシートの接液面側にシール用の周縁突条が設けら
ると共に裏面側に押圧用周縁突条が設けられたダイヤフ
ラムバルブが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すように、ダイヤフラム(イ)の外側の本体(ロ)に
リング(ハ)を突設することによりダイヤフラム(イ)
の外側へのフローを防止するようにしたダイヤフラムバ
ルブにおいては、ダイヤフラム(イ)の外側へのフロー
は防止できても内側へのフローは防止することができな
い。
【0005】又、特開平9−196200号公報等に記
載されているように、ダイヤフラムの耐蝕性材料のシー
トの接液面側にシール用の周縁突条が設けらると共に裏
面側に押圧用周縁突条が設けられたダイヤフラムバルブ
においては、ダイヤフラムの押え面圧は向上することが
できても、フローは防止できない。
【0006】本発明は、従来のダイヤフラムバルブにお
ける、このような問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、上記の問題を解決し、ダイヤ
フラムの外側、内側又は周方向のフローを防止すること
ができるダイヤフラムバルブを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明ダイヤフラムバルブは、スピンドルの下方
に設けられた押圧体の昇降によるダイヤフラム中央部の
昇降により本体仕切り壁に接触離反することにより流路
が開閉され、ダイヤフラムがゴム状弾性体で裏打ちされ
た耐蝕性材料のシートからなるダイヤフラムバルブにお
いて、ゴム状弾性体と耐蝕性材料のシートとの接触面の
一方に凸部が設けられ、他方に凹部が設けられ、凸部と
凹部が嵌合されていることを特徴とするものである。
【0008】本発明において、ダイヤフラムバルブの本
体の材質は、特に限定されるものではないが、例えば、
鉄、アルミニュウム、硬質塩化ビニル樹脂、ABS樹
脂、PVDF樹脂、PPS樹脂、PEEK樹脂等の材質
を単独に、或いは、これらの材質を適宜組合わせて使用
することができる。
【0009】又、ダイヤフラムの耐蝕性材料の材質は、
特に限定されるものではないが、例えば、エチレン・プ
ロピレンターポリマー(EPDM)、スチレンブタジエ
ンゴム(SBR)、ポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)等が好適に使用できる。
【0010】〔作用〕本発明ダイヤフラムバルブにおい
ては、ゴム状弾性体と耐蝕性材料のシートとの接触面の
一方に凸部が設けられ、他方に凹部が設けられ、凸部と
凹部が嵌合されているので、ゴム状弾性体と耐蝕性材料
のシートとは相互の接触面において凹凸嵌合により相互
に噛み合い、フローを防止し、シール性が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明ダイヤフラムバ
ルブの一例の要部拡大断面図、図2は図1に示す本発明
ダイヤフラムバルブに使用するダイヤフラムの断面図、
図3は図1、2に示すダイヤフラムの耐蝕性材料のシー
トの平面図、図4は図1、2に示すダイヤフラムの耐蝕
性材料のシートの底面図である。
【0012】これらの図において、1は本発明ダイヤフ
ラムバルブの硬質塩化ビニル樹脂製本体のボンネット、
2は本体の弁箱である。3はボンネット1と弁箱2との
間に設けられたダイヤフラムである。ダイヤフラム3は
ゴム状弾性体31と耐蝕性材料のシート32とから構成
されている。
【0013】耐蝕性材料のシート32の上面の周縁付近
には図1〜3に示すように、多数の角形凸部321、3
21・・が周方向に突設されている。又、ゴム状弾性体
31の下面には多数の凹部311、311・・が凹設さ
れている。
【0014】耐蝕性材料のシート32の上面の多数の角
形凸部321、321・・とゴム状弾性体31の下面の
多数の角形凹部311、311・・とが相互に嵌合され
ている。尚、4は図示しないスピンドルの下方に設けら
れたボルトである。
【0015】図1〜4に示す本発明のダイヤフラムバル
ブにおいては、耐蝕性材料のシート32の上面の多数の
角形凸部321、321・・とゴム状弾性体31の下面
の多数の凹部311、311・・とが相互に嵌合されて
いるので、図2に示すように、矢印aで示す外側、矢印
bで示す内側及び周方向のフローを防止できる。
【0016】以上、本発明の実施例を図により説明した
が、本発明の構成は図示の実施例に限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更は本発
明に含まれる。
【0017】例えば、図示の実施の形態においては、耐
蝕性材料のシート32の上面に突設する角形凸部32
1、321・・やゴム状弾性体31の下面に凹設する角
形凹部311、311・・の代わりに、円形凸部、円形
凹部や、三角形凸部、三角形凹部を設けて、相互に嵌合
するようにしてもよい。
【0018】又、耐蝕性材料のシート32の上面に凸部
を突設し、ゴム状弾性体31の下面に凹部を凹設する代
わりに耐蝕性材料のシート32の上面に凹部を凹設し、
ゴム状弾性体31の下面に凸部を突設してもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明ダイヤフラムバルブにおいては、
ゴム状弾性体と耐蝕性材料のシートとの接触面の一方に
凸部が設けられ、他方に凹部が設けられ、凸部と凹部が
嵌合されているので、ゴム状弾性体と耐蝕性材料のシー
トとは相互の接触面において凹凸嵌合により相互に噛み
合い、フローを防止し、シール性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ダイヤフラムバルブの一例を示す要部拡
大断面図。
【図2】図1に示す本発明ダイヤフラムバルブに使用す
るダイヤフラムの断面図。
【図3】図1〜2に示すダイヤフラムの耐蝕性材料のシ
ートの平面図。
【図4】図1〜3に示すダイヤフラムの底面図。
【図5】従来のダイヤフラムバルブを示す右半部切欠正
面図。
【符号の説明】
1 本体のボンネット 2 本体の弁箱 3 ダイヤフラム 31 ゴム状弾性体 311 凸部 32 耐蝕性材料のシート 321 凹部 4 ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドルの下方に設けられた押圧体の
    昇降によるダイヤフラム中央部の昇降により本体仕切り
    壁に接触離反することにより流路が開閉され、ダイヤフ
    ラムがゴム状弾性体で裏打ちされた耐蝕性材料のシート
    からなるダイヤフラムバルブにおいて、ゴム状弾性体と
    耐蝕性材料のシートとの接触面の一方に凸部が設けら
    れ、他方に凹部が設けられ、凸部と凹部が嵌合されてい
    ることを特徴とするダイヤフラムバルブ。
JP958398A 1998-01-21 1998-01-21 ダイヤフラムバルブ Pending JPH11210902A (ja)

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