JP2007116804A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 入力された電力をスイッチング素子によって切り換えてパルス状の出力を生成するスイッチ回路と、
   前記スイッチ回路の出力を直流に変換して出力する出力回路と、
   前記出力回路の出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、
   設定電圧に対応して前記スイッチ回路のオン期間及びオフ期間に関するデータが記憶されている制御テーブルと、前記制御テーブルの読み出し及びＰＷＭ演算を行う演算処理部とを有し、ＰＷＭ信号を出力して前記スイッチ回路を制御するデジタル制御部と、を備えており、
   前記デジタル制御部は、目標とする出力電圧が変更されない場合は、検出された前記出力電圧と前記目標とする出力電圧とに基づいたフィードバック制御によって前記スイッチ回路を制御する第１の制御を行い、前記目標とする出力電圧が変更された場合は、前記制御テーブルから読み出したデータに基づいて前記スイッチ回路を制御する第２の制御を行う、ことを特徴とするスイッチング電源。
2. 前記デジタル制御部の前記第２の制御において、前記目標とする出力電圧が変更された場合は、前記制御テーブルから読み出したデータを、前記検出された出力電圧値に基づいて修正し、該修正したデータに基づいて前記スイッチ回路を制御することを特徴とする請求項１に記載のスイッチング電源。
3. 前記出力回路がコイル及びコンデンサからなる平滑フィルタを含み、
   前記デジタル制御部は、前記コイルに流れるコイル電流が飽和しない程度に前記第２の制御を行う期間が短くなるように制御することを特徴とする請求項１又は２に記載のスイッチング電源。
4. 前記デジタル制御部は、前記第１の制御による前記スイッチング素子の周期において前記コイル電流が最大値を含む第１の範囲または最小値を含む第２の範囲にあるタイミングで、前記第１の制御と前記第２の制御との切り換えを行うことを特徴とする請求項３に記載のスイッチング電源。
5. 前記制御テーブルには、設定電圧に対応して前記スイッチ回路のオン期間及びオフ期間の補正データが記憶されており、
   前記第２の制御は、前記制御テーブルから読み出した補正データに基づいてフィードバック制御によって前記スイッチ回路を制御することを特徴とする請求項１又は２に記載のスイッチング電源。
6. 請求項１から５のいずれか１項に記載のスイッチング電源を有する電子機器であって、前記デジタル制御部が、該電子機器を制御する制御装置内に含まれていることを特徴とする電子機器。
7. 複数の記録素子を有する記録ヘッドによって記録を行うように構成され、前記記録ヘッドの駆動電圧が、前記スイッチング電源から供給されることを特徴とする請求項６に記載の電子機器。
8. 入力された電力をスイッチング素子によって切り換えてパルス状の出力を生成するスイッチ回路と、前記スイッチ回路の出力を直流に変換して出力する出力回路と、前記出力回路の出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、設定電圧に対応して前記スイッチ回路のオン期間及びオフ期間に関するデータが記憶されている制御テーブル、及び前記制御テーブルの読み出し及びＰＷＭ演算を行う演算処理部を有し、ＰＷＭ信号を出力して前記スイッチ回路を制御するデジタル制御部と、を備えたスイッチング電源の制御方法であって、
   目標とする出力電圧が変更されない場合は、検出された前記出力電圧と前記目標とする出力電圧とに基づいたフィードバック制御によって前記スイッチ回路を制御する第１の制御を行い、
   前記目標とする出力電圧が変更された場合は、前記制御テーブルから読み出したデータに基づいて前記スイッチ回路を制御する第２の制御を行う、ように制御を切り換えることを特徴とするスイッチング電源の制御方法。