JP2006184442A - レチクル保護装置および露光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、レチクルを保護するレチクル保護装置およびこのレチクル保護装置を用いた露光装置に関し、レチクルあるいはCFP等のインナーカバーをアウターケース内に確実に固定することを目的とする。
【解決手段】 レチクルを覆うインナーカバーを、蓋部材とベース部材とを備えたアウターケース内に収納してなるレチクル保護装置において、前記アウターケースの前記蓋部材の内側に、前記蓋部材に固定されるバネ部材を介して前記インナーカバーを押圧するパッド部材を配置し、前記パッド部材の前記インナーカバーのエッジ部に対向する位置に、前記インナーカバーのエッジ部を押圧する傾斜面を形成してなることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レチクルを保護するレチクル保護装置およびこのレチクル保護装置を用いた露光装置に関する。
従来、レチクルを保護するレチクル保護装置として、レチクルをクリーンフィルタポッド(以下CFPという)内に収納し、さらに、CFPをアウターケース(レチクルケース)内に収納したものが知られている。
そして、このようなレチクル保護装置では、レチクルおよびCFPは、CFPおよびアウターケース内に機械的にガタ(緩み)のある状態で保持されている。
特許3455072号公報
しかしながら、従来のレチクル保護装置では、レチクルおよびCFPを、CFPおよびアウターケース内に機械的にガタのある状態で保持しているため、ガタのある部分が擦れて微細なゴミ(汚染物)が発生し易く、レチクルのパターン面にゴミが付着し、露光工程での欠陥を生み易いという問題があった。特にペリクルを使用できないEUVL露光用レチクルでは、パターン面にゴミが付着し易いため大きな問題となる。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされたもので、レチクルあるいはCFP等のインナーカバーをアウターケース内に、より確実に保持することができるレチクル保護装置を提供することを目的とする。また、このレチクル保護装置を用いた露光装置を提供することを目的とする。
請求項1のレチクル保護装置は、レチクルを覆うインナーカバーを、蓋部材とベース部材とを備えたアウターケース内に収納してなるレチクル保護装置において、前記アウターケースの前記蓋部材の内側に、前記インナーカバーのエッジ部を押圧するパッド部材を配置してなることを特徴とする。
請求項2のレチクル保護装置は、請求項1記載のレチクル保護装置において、前記パッド部材の前記インナーカバーのエッジ部に対向する位置に、前記インナーカバーのエッジ部を押圧する傾斜面を形成してなることを特徴とする。
請求項3のレチクル保護装置は、請求項1または請求項2記載のレチクル保護装置において、前記インナーカバーの前記エッジ部は、前記インナーカバーの頂部であることを特徴とする。
請求項4のレチクル保護装置は、レチクルを覆うインナーカバーを、蓋部材とベース部材とを備えたアウターケース内に収納してなるレチクル保護装置において、前記アウターケースの前記蓋部材の内側に、前記レチクルのエッジ部を押圧するパッド部材を配置してなることを特徴とする。
請求項5のレチクル保護装置は、請求項4記載のレチクル保護装置において、前記パッド部材の前記レチクルのエッジ部に対向する位置に、前記レチクルのエッジ部を押圧する傾斜面を形成してなることを特徴とする。
請求項6のレチクル保護装置は、請求項4または請求項5記載のレチクル保護装置において、前記レチクルの前記エッジ部は、前記レチクルの頂部であることを特徴とする。
請求項7のレチクル保護装置は、レチクルを覆うインナーカバーを、蓋部材とベース部材とを備えたアウターケース内に収納してなるレチクル保護装置において、前記インナーカバーを前記ベース部材に前記レチクル面に対して水平方向に保持するクランプ手段を有していることを特徴とする。
請求項8のレチクル保護装置は、請求項7記載のレチクル保護装置において、前記クランプ手段は、前記アウターケースの蓋部材に固定されるバネ部材と、前記バネ部材より回転され前記インナーカバーの側面を保持する回転レバーとを有していることを特徴とする。
請求項9のレチクル保護装置は、レチクルを覆うインナーカバーを、蓋部材とベース部材とを備えたアウターケース内に収納してなるレチクル保護装置において、前記アウターケースに、前記アウターケース内に収納される前記インナーカバーを保持するインナーカバー保持手段を設けるとともに、前記ベース部材の内側に、前記インナーカバーを載置する載置部を設け、前記インナーカバーの前記載置部に対応する位置を前記インナーカバー保持手段により押圧してなることを特徴とする。
請求項10のレチクル保護装置は、レチクルを覆うインナーカバーを、蓋部材とベース部材とを備えたアウターケース内に収納してなるレチクル保護装置において、前記アウターケースに、前記インナーカバーにより覆われるレチクルを保持するレチクル保持手段を設けるとともに、前記インナーカバーに、前記レチクルを載置する載置部を設け、前記レチクルの前記載置部に対応する位置を前記レチクル保持手段により押圧してなることを特徴とする。
請求項11のレチクル保護装置は、レチクルを覆うインナーカバーを、蓋部材とベース部材とを備えたアウターケース内に収納してなるレチクル保護装置において、前記アウターケースに、前記アウターケース内に収納されるインナーカバーを保持するインナーカバー保持手段と、前記インナーカバーを前記ベース部材に前記レチクル面に対して水平方向に保持するクランプ手段とを設け、前記インナーカバー保持手段により前記インナーカバーを保持した後、前記クランプ手段により前記インナーカバーを前記ベース部材に保持することを特徴とする。
請求項12のレチクル保護装置は、レチクルを覆うインナーカバーを、蓋部材とベース部材とを備えたアウターケース内に収納してなるレチクル保護装置において、前記アウターケースに、前記アウターケース内に収納されるインナーカバーを保持するインナーカバー保持手段と、前記インナーカバーを前記アウターケース内の位置決め部に押圧して保持するクランプ手段とを設け、前記クランプ手段により前記インナーカバーを前記位置決め部に押圧して保持した後、前記インナーカバー保持手段により前記インナーカバーを保持することを特徴とする。
請求項13のレチクル保護装置は、請求項1ないし請求項12のいずれか1項記載のレチクル保護装置において、前記インナーカバーは、前記レチクルを収納する上カバー部材と下カバー部材とを有していることを特徴とする。
請求項14のレチクル保護装置は、請求項1ないし請求項12のいずれか1項記載のレチクル保護装置において、前記インナーカバーは、前記レチクルの下面を覆うカバー部材を有していることを特徴とする。
請求項15の露光装置は、請求項1ないし請求項14のいずれか1項記載のレチクル保護装置を用いることを特徴とする。
本発明のレチクル保護装置では、パッド部材によりインナーカバーのエッジ部を押圧するようにしたので、エッジ部の狭い面積にパッド部材の力が集中するとともに、斜め方向の押さえによる分力の関係からレチクル面に対して水平方向への成分が発生するため、インナーカバーの上面部を押圧する場合に比較してパッド部材がずれ難くなり、インナーカバーをアウターケース内に確実に保持することができる。
本発明のレチクル保護装置では、パッド部材によりレチクルのエッジ部を押圧するようにしたので、エッジ部の狭い面積にパッド部材の力が集中するとともに、斜め方向の押さえによる分力の関係からレチクル面に対して水平方向への成分が発生するため、レチクルの上面部を押圧する場合に比較してパッド部材がずれ難くなり、レチクルをアウターケース内に確実に保持することができる。
本発明のレチクル保護装置では、クランプ手段によりインナーカバーをレチクル面に対して水平方向からベース部材に保持するようにしたので、水平方向のズレが防止可能となりインナーカバーをアウターケース内により確実に保持することができる。
本発明のレチクル保護装置では、インナーカバーの載置部に対応する位置をインナーカバー保持手段により押圧するようにしたので、インナーカバーの載置部のほぼ真上に近い位置を押圧可能であり、インナーカバーに対する曲げモーメント荷重を極力小さくすることが可能であり、インナーカバーを載置部に向かって大きい力で押圧することが可能になり、インナーカバーをアウターケース内により確実に保持することができる。また、インナーカバーに生じる歪みを小さくすることができる。
本発明のレチクル保護装置では、レチクルの載置部に対応する位置をレチクル保持手段により押圧するようにしたので、レチクルの載置部のほぼ真上に近い位置を押圧可能であり、レチクルに対する曲げモーメント荷重を極力小さくすることが可能であり、レチクルを載置部に向かって大きい力で押圧することが可能になり、レチクルをアウターケース内により確実に保持することができる。また、レチクルに生じる歪みを小さくすることができる。
本発明のレチクル保護装置では、インナーカバー保持手段によりインナーカバーを保持した後、クランプ手段によりインナーカバーをベース部材にレチクル面に対して水平方向に保持するようにしたので、クランプ手段による保持時にインナーカバーが水平方向に大きく移動することがなくなり、インナーカバーをアウターケース内に確実に保持することができる。そのため、運搬中の振動等による擦れを防止可能であり、ゴミの発生を抑制することができる。
本発明のレチクル保護装置では、クランプ手段によりインナーカバーを位置決め部に押圧して保持した後、インナーカバー保持手段によりインナーカバーを保持するようにしたので、インナーカバーを高い精度でアウターケース内により確実に保持することができる。
本発明の露光装置では、本発明のレチクル保護装置を用いてレチクルを保護するようにしたので、汚染の少ないレチクルを使用して歩留まりの高い製品を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1および図2は、本発明のレチクル保護装置の第1の実施形態を示している。
この実施形態のレチクル保護装置は、EUVL露光用のレチクル11を収納するインナーケース13と、インナーケース13を収納するアウターケース15とを備えている。レチクル11、インナーケース13およびアウターケース15は、図2に示すように、上方から見て正方形形状とされている。
インナーケース13は、下カバー部材17と上カバー部材19とを有している。上カバー部材19は上面部19aと側面部19bを有する断面コ字状とされている。上カバー部材19の側面部19bの下端は、下カバー部材17の外周部の上面に載置されている。これによりインナーケース13内にゴミが入り込みにくくなる。この実施形態では、インナーケース13には、クリーンフィルタポッド(CFP)が使用されている。
アウターケース15は、蓋部材21とベース部材23とを有している。蓋部材21は上面部21aと側面部21bを有する断面コ字状とされている。側面部21bの下部には嵌合部21cが形成され、この嵌合部21cが平板状のベース部材23の側面に嵌合されている。この実施形態では、アウターケース15には、スミフ(SMIF)ポッドが使用されている。
図3および図4は、インナーケース13の下カバー部材17を示している。下カバー部材17の上面の四隅には、インナーケース13内に収容されるレチクル11が大きく移動することを防止するズレ防止ピン25がそれぞれ1対ずつ配置されている。また、レチクル11を載置する載置部27が3箇所配置されている。この載置部27はズレ防止ピン25より高さを低くされている。載置部27は、下カバー部材17の図の右側の隅部のズレ防止ピン25の内側となる位置に2箇所配置されている。また、下カバー部材17の図の左側の中央に1箇所配置されている。そして、載置部27が配置されない下カバー部材17の図の左側の隅部の2箇所には、ズレ防止ピン25の内側となる位置にレチクル11の倒れを防止する倒れ防止部29が配置されている。この倒れ防止部29は載置部27の高さより若干低くされている。これにより、レチクル11は3箇所の載置部27にのみ載置される。
図5および図6は、アウターケース15のベース部材23を示している。ベース部材23の上面の四隅には、アウターケース15内に収容されるインナーケース13の下カバー部材17が大きく移動することを防止するズレ防止ピン31がそれぞれ1対ずつ配置されている。また、下カバー部材17を載置する載置部33が3箇所配置されている。この載置部33はズレ防止ピン31より高さを低くされている。載置部33は、ベース部材23の図の右側の隅部のズレ防止ピン31の内側となる位置に2箇所配置されている。また、ベース部材23の図の左側の中央に1箇所配置されている。そして、載置部33が配置されないベース部材23の図の左側の隅部の2箇所には、ズレ防止ピン31の内側となる位置に下カバー部材17の倒れを防止する倒れ防止部35が配置されている。この倒れ防止部35は載置部33の高さより若干低くされている。これにより、下カバー部材17は3箇所の載置部33にのみ載置される。
そして、図1および図2に示すように、アウターケース15には、インナーケース13内に収納されるレチクル11を保持するレチクル保持手段37が配置されている。また、アウターケース15内に収納されるインナーケース13を保持するインナーケース保持手段39が配置されている。さらに、インナーケース13をベース部材23に保持するクランプ手段41が配置されている。
レチクル保持手段37は、図2に示すように、図4に示したインナーケース13の下カバー部材17に形成される載置部27および倒れ防止部29に対応する位置(載置部27および倒れ防止部29の上方または略上方となる位置)に5箇所配置されている。ここで載置部27に対応する位置とは、必ずしも載置部27の真上である必要はなく、レチクル11に許容量以上の歪みを生じさせない位置をいう。
インナーケース保持手段39は、図2に示すように、図6に示したアウターケース15のベース部材23に形成される載置部33および倒れ防止部35に対応する位置(載置部33および倒れ防止部35の上方または略上方となる位置)に5箇所配置されている。ここで載置部33に対応する位置とは、必ずしも載置部33の真上である必要はなく、インナーケース13に許容量以上の歪みを生じさせない位置をいう。なお、保持手段37の発生力は載置部27の上では強く、倒れ防止部29の上では弱く設定している。
クランプ手段41は、図2に示すように、インナーケース13の4辺にそれぞれ間隔を置いて2箇所ずつ配置されている。各辺に配置されるクランプ手段41はインナーケース13の隅部側に偏って配置されている。そして、対向する辺に配置される1対のクランプ手段41は相互に対向する位置に配置されている。
図7および図8は、レチクル保持手段37、インナーケース保持手段39およびクランプ手段41の詳細を示している。
レチクル保持手段37は、板バネからなるバネ部材43を有している。バネ部材43の一端はアウターケース15の蓋部材21の上面部21aに支持部材44を介して固定されている。バネ部材43の他端には、押圧ピン45の上端が固定されている。一方、インナーケース13の上カバー部材19には、押圧ピン45に対応する位置に貫通穴19cが形成されている。この貫通穴19cには円筒状のベローズ46が配置されている。
ベローズ46の上端は、図9に示すように、上カバー部材19の貫通穴19cの上端開口を塞いで上カバー部材19に固定されている。ベローズ46の下端にはパッド部材47が配置されている。このパッド部材47は、ベローズ46の下端開口を塞いでベローズ46の下端に固定されている。そして、パッド部材47の上面には押圧ピン45により押圧される受け部48が形成されている。この受け部48はベローズ46内に配置されている。なお、受け部48を省略してパッド部材47で直接押圧ピン45の力を受けても良い。
パッド部材47には、レチクル11のエッジ部11aに対向する位置に傾斜面47aが形成されている。この傾斜面47aは、図面左下側から右上側に向けて傾斜されている。そして、この傾斜面47aによりレチクル11のエッジ部11aが押圧されている。これにより、エッジ部11dの狭い面積にパッド部材47の力が集中すると共に、斜め方向の抑えによる分力の関係から水平方向への成分が発生するために、レチクル11の水平面内のずれを、回転方向も含めてより確実に抑えることができる。特に、この実施形態では、図2に示すように、エッジ部(辺)の中でもレチクル11の四隅である頂部11tをパッド部材47により押圧している。そのため、パッド部材47の弾性力によって頂部11tがパッド部材47に食い込み、横方向へ滑りにくくなるためより確実に保持することが可能となる。パッド部材に予め凹部を設けておき、そこに頂部11tが入り込む構成にすることもできる。この場合はパッド部材は硬質なものでも効果がある。
インナーケース保持手段39は、図7に示すように、板バネからなるバネ部材51を有している。バネ部材51の一端はアウターケース15の蓋部材21の上面部21aに支持部材52を介して固定されている。バネ部材51の他端には、支持部53を介してパッド部材54が固定されている。
このパッド部材54には、上カバー部材19のエッジ部19dに対向する位置に傾斜面54aが形成されている。この傾斜面54aは、図面左下側から右上側に向けて傾斜されている。そして、この傾斜面54aにより上カバー部材19のエッジ部19dが押圧されている。これにより、エッジ部19dの狭い面積にパッド部材54の力が集中すると共に、斜め方向の抑えによる分力の関係から水平方向への成分が発生するために、上カバー部材19の水平面内のずれを、回転方向も含めてより確実に抑えることができる。特に、この実施形態では、図2に示すように、エッジ部(辺)の中でも上カパー部材19の四隅である頂部19tをパッド部材54により押圧している。そのため、パッド部材54の弾性力によって頂部19tがパッド部材54に食い込み、横方向へ滑りにくくなるためより確実に保持することが可能となる。パッド部材に予め凹部を設けておき、そこに頂部19tが入り込む構成にすることもできる。この場合はパッド部材は硬質なものでも効果がある。
クランプ手段41は、板バネからなるバネ部材57を有している。バネ部材57の一端はアウターケース15の蓋部材21の側面部21bに支持部材58を介して固定されている。バネ部材57の他端には、押圧部59が固定されている。一方、アウターケース15のベース部材23には、押圧部59に対応する位置に回転レバー61が回転可能に配置されている。回転レバー61は、受け部61aと保持部61bとを有している。
回転レバー61は、図8に示すように、ベース部材23の上面に固定される一対の支持柱63の間に配置されている。そして、支持柱63にピン部材64を介して回転可能に配置されている。従って、回転レバー61の受け部61aを、バネ部材57の押圧部59により押圧すると回転レバー61が回転し、インナーケース13の下カバー部材17の側面が保持される。
上述したレチクル保護装置では、図10および図11に示すように、インナーケース13の下カバー部材17の載置部27にレチクル11を載置し、上カバー部材19の側面部19bの下端を下カバー部材17の上面に載置することによりインナーケース13内にレチクル11が収納される。
そして、レチクル11を収納したインナーケース13の下カバー部材17が、図12に示すように、ベース部材23の載置部33に載置される。この状態では、レチクル保持手段37のバネ部材43、インナーケース保持手段39のバネ部材51、およびクランプ手段41のバネ部材57は水平に保たれている。また、レチクル保持手段37のパッド部材47はベローズ46によりレチクル11より上方に位置している。さらに、クランプ手段41の回転レバー61は自重により回転して保持部61bが下方に位置している。
そして、アウターケース15のベース部材23に、蓋部材21の側面に形成される嵌合部21cを嵌合すると、嵌合に連動して、図7に示したように、レチクル保持手段37によるレチクル11の保持、インナーケース保持手段39によるインナーケース13の保持、およびクランプ手段41によるインナーケース13の保持が行われる。
この実施形態では、インナーケース保持手段39によるインナーケース13の保持、クランプ手段41によるインナーケース13の保持、レチクル保持手段37によるレチクル11の保持が順番に行われるように、インナーケース保持手段39のパッド部材54、クランプ手段41の回転レバー61、レチクル保持手段37のパッド部材47の位置が設定されている。
すなわち、アウターケース15のベース部材23に、蓋部材21の側面に形成される嵌合部21cを嵌合すると、先ず、インナーケース保持手段39のパッド部材54がインナーケース13の上カバー部材19のエッジ部19dを押圧しインナーケース13が保持される。次に、クランプ手段41の回転レバー61の保持部61bがインナーケース13の下カバー部材17の側面を押圧して下カバー部材17が保持される。このように、インナーケース保持手段39によりインナーケース13の上カバー部材19を保持した後、クランプ手段41によりインナーケース13の下カバー部材17の側面を四方から保持することにより、アウターケース15内でインナーケース13を大きく移動することなくインナーケース13をアウターケース15内に確実に保持することができる。そして、最後に、レチクル保持手段37のパッド部材47がレチクル11のエッジ部11aを押圧し、レチクル11がインナーケース13内で保持される。
上述したレチクル保護装置では、インナーケース保持手段39のパッド部材54によりインナーケース13のエッジ部19dを押圧するようにしたので、エッジ部19dの狭い面積にパッド部材54の力が集中し、インナーケース13の上面部を押圧する場合に比較してパッド部材54がずれ難くなり、インナーケース13をアウターケース15内に確実に保持することができる。
また、レチクル保持手段37のパッド部材47によりレチクル11のエッジ部11aを押圧するようにしたので、エッジ部11aの狭い面積にパッド部材47の力が集中し、レチクル11の上面部を押圧する場合に比較してパッド部材47がずれ難くなり、レチクル11をアウターケース15内に確実に保持することができる。
さらに、クランプ手段41によりインナーケース13を、アウターケース15の蓋部材21より剛性の高いベース部材23に保持するようにしたので、インナーケース13をアウターケース15内に確実に保持することができる。
そして、上述したレチクル保護装置では、インナーケース13の載置部33に対応する位置をインナーケース保持手段39により押圧するようにしたので、インナーケース13を載置部33に大きい力で押圧することが可能になり、インナーケース13をアウターケース15内に確実に保持することができる。また、インナーケース13に生じる歪みを小さくすることができる。
また、レチクル11の載置部27に対応する位置をレチクル保持手段37により押圧するようにしたので、レチクル11を載置部27に大きい力で押圧することが可能になり、レチクル11をアウターケース15内に確実に保持することができる。また、レチクル11に生じる歪みを小さくすることができる。
さらに、上述したレチクル保護装置では、インナーケース保持手段39によりインナーケース13を保持した後、クランプ手段41によりインナーケース13をベース部材23に四方から保持するようにしたので、クランプ手段41による保持時にインナーケース13が大きく移動することがなくなり、インナーケース13をアウターケース15内により確実に保持することができる。そのため、摺動によるゴミの発生を少なくすることができる。
そして、インナーケース13内のレチクル11およびインナーケース13がアウターケース15内に確実に固定されるため、インナーケース13とレチクル11およびインナーケース13とアウターケース15とが擦れてゴミが発生することを確実に防止することができる。これにより、露光工程での欠陥を減らすことができる。
なお、この実施形態では、アウターケース15内にレチクル保持手段37、インナーケース保持手段39およびクランプ手段41を設けた例について説明したが、必ずしもアウターケース15内に全ての手段37,39,41を設ける必要はなく、装置側の要望により1つ以上の手段を設けるようにしても良い。
(第2の実施形態)
図13は、本発明のレチクル保護装置の第2の実施形態の要部を示している。
なお、この実施形態において第1の実施形態と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施形態では、インナーケース13の上カバー部材19の側面部19bの下面に、断面三角形状の凹溝19aが側面部19bの下面に沿って環状に形成されている。そして、この凹溝19aにパッキン67が配置されている。また、インナーケース13の上カバー部材19の側面部19bに貫通穴19fが形成され、この貫通穴19fにフィルタ69が配置されている。さらに、インナーケース13の上面部19aに貫通穴19hが形成され、この貫通穴19hが薄膜71により覆われている。
この実施形態では、インナーケース13の上カバー部材19の側面部19bの下面にパッキン67を配置したので、インナーケース13内の気密性をより向上することができる。なお、この実施形態では、上カバー部材19側にパッキン67を配置したが、下カバー部材17側に凹溝を形成してパッキンを配置するようにしても良い。また、パッキンを使用することなく、例えば上カバー部材19の側面部19bの下面にゴム引き等の表面処理を行いシール機能を形成しても良い。
また、この実施形態では、インナーケース13の上カバー部材19の側面部19bにフィルタ69を配置したので、インナーケース13内を汚染することなく、インナーケース13内の気圧を外部雰囲気の気圧にすることができる。なお、フィルタ69を上カバー部材19の上面部19aに配置しても良い。
さらに、この実施形態では、インナーケース13の上面部19aに貫通穴19hを形成し、貫通穴19hを薄膜71により覆ったので、外部雰囲気の気圧が急激に変化した時に、薄膜71が破れインナーケース13内の気圧を外部雰囲気の気圧にすることができる。なお、薄膜71の代わりにチェック弁、破裂弁等の安全弁を配置するようにしても良い。
(第3の実施形態)
図14は、本発明のレチクル保護装置の第3の実施形態の要部を示している。
なお、この実施形態において第1の実施形態と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施形態では、インナーケース13の上カバー部材19に配置されるベローズ46が、板バネからなるバネ部材73により支持されている。バネ部材73の一端は、上カバー部材19の貫通穴19cの近傍にビス75により固定されている。また、バネ部材73の他端は、ベローズ46の下端とパッド部材47の間に固定されている。
この実施形態では、ベローズ46およびパッド部材47をバネ部材73により支持するようにしたので、ベローズ46およびパッド部材47が水平方向に移動することがなくなり、パッド部材47の位置決め精度を向上することができる。
(第4の実施形態)
図15および図16は、本発明のレチクル保護装置の第4の実施形態を示している。
なお、この実施形態において第1の実施形態と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施形態では、レチクル11はインナーケース13に収納されることなく、レチクル11の下面のみがインナーカバー部材77により保護される。そして、レチクル11がインナーカバー部材77とともにアウターケース15内に収納される。
インナーカバー部材77の外周には上方に向けて側面部77bが形成されている。そして、この側面部77bの上端がインナーカバー保持手段79のパッド部材54により保持される。また、レチクル11のエッジ部11aがレチクル保持手段81のパッド部材47により保持される。
なお、側面部77bを無くし、図1に示した下カバー部材17をそのままインナーカバー部材77としても良い。また、インナーカバー保持手段79とクランプ手段41のどちらか一方でも良い。さらに、レチクル保持手段81のみにすることも可能である。
(第1の実施形態の変形例)
図17および図18は本発明の第1の実施形態の変形例を示している。
なお、この実施形態において第1の実施形態と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この変形例では、クランプ手段41が下カバー部材17の2辺(図18の上辺および左辺)となる位置にのみ配置されている。そして、下カバー部材17の他の2辺(図18の右辺および下辺)となる位置には、位置決め用のブロック部材83が配置されている。このブロック部材83は、図17に示すように、アウターケース15のベース部材23の上面に固定されている。
この変形例では、クランプ手段41による下カバー部材17の保持、インナーケース保持手段39による上カバー部材19の保持、レチクル保持手段37によるレチクル11の保持が順番に行われるように、インナーケース保持手段39のパッド部材54、クランプ手段41の回転レバー61、レチクル保持手段37のパッド部材47の位置が設定されている。
すなわち、アウターケース15のベース部材23に、蓋部材21の側面に形成される嵌合部21cを嵌合すると、嵌合に連動して、先ず、クランプ手段41の回転レバー61の保持部61bが下カバー部材17の側面を押圧する。これにより、下カバー部材17がブロック部材83に押圧され下カバー部材17が所定の位置に位置決めされ、同時に保持される。次に、インナーケース保持手段39のパッド部材54が上カバー部材19の側面部19bの上面のエッジ部19dを押圧し上カバー部材19が保持される。そして、最後に、レチクル保持手段37のパッド部材47がレチクル11のエッジ部11aを押圧し、レチクル11が下カバー部材17に保持される。
この第1の実施形態の変形例では、インナーケース保持手段39により上カバー部材19を保持する前に、クランプ手段41により下カバー部材17をブロック部材83に押圧し、下カバー部材17の保持と同時に、下カバー部材17の位置決めを行うようにしたので、下カバー部材17をアウターケース15内に高い精度で保持することができる。
(露光装置の実施形態)
図19は、EUV光リソグラフィシステムを模式化して示している。なお、この実施形態において第1の実施形態と同一の部材には、同一の符号を付している。この実施形態では、露光の照明光としてEUV光が用いられる。EUV光は0.1〜400nmの間の波長を持つもので、この実施形態では特に1〜50nm程度の波長が好ましい。投影像は像光学系システム101を用いたもので、ウエハ103上にレチクル11によるパターンの縮小像を形成するものである。
ウエハ103上に照射されるパターンは、レチクルステージ102の下側に静電チャック104を介して配置されている反射型のレチクル11により決められる。この反射型のレチクル11は、上述した実施形態のレチクル保護装置により保護された状態で真空ロボットによって搬入および搬出される(真空ロボットの図示は省略する)。また、ウエハ103はウエハステージ105の上に載せられている。典型的には、露光はステップ・スキャンによりなされる。
露光時の照明光として使用するEUV光は大気に対する透過性が低いので、EUV光が通過する光経路は、適当な真空ポンプ107を用いて真空に保たれた真空チャンバ106に囲まれている。またEUV光はレーザプラズマX線源によって生成される。レーザプラズマX線源はレーザ源108(励起光源として作用)とキセノンガス供給装置109からなっている。レーザプラズマX線源は真空チャンバ110によって取り囲まれている。レーザプラズマX線源によって生成されたEUV光は真空チャンバ110の窓111を通過する。
放物面ミラー113は、キセノンガス放出部の近傍に配置されている。放物面ミラー113はプラズマによって生成されたEUV光を集光する。放物面ミラー113は集光光学系を構成し、ノズル112からのキセノンガスが放出される位置の近傍に焦点位置がくるように配置されている。EUV光は放物面ミラー113の多層膜で反射し、真空チャンバ110の窓111を通じて集光ミラー114へと達する。集光ミラー114は反射型のレチクル11へとEUV光を集光、反射させる。EUV光は集光ミラー114で反射され、レチクル11の所定の部分を照明する。すなわち、放物面ミラー113と集光ミラー114はこの装置の照明システムを構成する。
レチクル11は、EUV光を反射する多層膜とパターンを形成するための吸収体パターン層を持っている。レチクル11でEUV光が反射されることによりEUV光は「パターン化」される。パターン化されたEUV光は投影システム101を通じてウエハ103に達する。
この実施形態の像光学システム101は、凹面第1ミラー115a、凸面第2ミラー115b、凸面第3ミラー115c、凹面第4ミラー115dの4つの反射ミラーからなっている。各ミラー115a〜115dにはEUV光を反射する多層膜が備えられている。
レチクル11により反射されたEUV光は第1ミラー115aから第4ミラー115dまで順次反射されて、レチクル11パターンの縮小(例えば、1/4、1/5、1/6)された像を形成する。像光学系システム101は、像の側(ウエハ103の側)でテレセントリックになるようになっている。
レチクル11は可動のレチクルステージ102によって少なくともX−Y平面内で支持されている。ウエハ103は、好ましくはX,Y,Z方向に可動なウエハステージ105によって支持されている。ウエハ103上のダイを露光するときには、EUV光が照明システムによりレチクル11の所定の領域に照射され、レチクル11とウエハ103は像光学系システム101に対して像光学システム101の縮小率に従った所定の速度で動く。このようにして、レチクルパターンはウエハ103上の所定の露光範囲(ダイに対して)に露光される。
露光の際には、ウエハ103上のレジストから生じるガスが像光学システム101のミラー115a〜115dに影響を与えないように、ウエハ103はパーティション116の後ろに配置されることが望ましい。パーティション116は開口116aを持っており、それを通じてEUV光がミラー115dからウエハ103へと照射される。パーティション116内の空間は真空ポンプ117により真空排気されている。このように、レジストに照射することにより生じるガス状のゴミがミラー115a〜115dあるいはレチクル11に付着するのを防ぐ。それゆえ、これらの光学性能の悪化を防いでいる。
この実施形態の露光装置では、上述したレチクル保護装置によりレチクル11を保護した状態で搬送を行うようにしたので、汚染の少ないレチクル11を使用して歩留まりの高い製品を得ることができる。
(実施形態の補足事項)
以上、本発明を上述した実施形態によって説明してきたが、本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下のような形態でも良い。
(1)上述した実施形態では、レチクル11、上カバー部材19および下カバー部材17の四隅をパッド部材47,54により押圧した例について説明したが、例えば、レチクル11、上カバー部材19または下カバー部材17の四隅に面取り部を形成し、この面取り部をパッド部材47,54により押圧するようにしても良い。
(2)上述した実施形態では、レチクル11、下カバー部材17および下カバー部材17を3箇所の載置部27,33に載置して支持した例について説明したが、例えば、載置部を3箇所以上設け、3箇所以上で支持するようにしても良い。
(3)上述した実施形態では、EUV光を用いた露光装置の例を説明したが、その他、荷電粒子線、i線、g線、KrF、ArF、F2等を用いた露光装置にも広く適用することができる。
本発明のレチクル保護装置の第1の実施形態を示す縦断面図である。 図1のII-II線に沿う横断面図である。 図1のインナーケースの下カバー部材を示す側面図である。 図3の上面図である。 図1のアウターケースのベース部材を示す側面図である。 図5の上面図である。 図1の要部を拡大して示す説明図である。 図8の上面図である。 図1のベローズおよびこの近傍を示す説明図である。 図1のインナーケースを示す断面図である。 図10の上面図である。 図1のアウターケースを開いた状態を示す説明図である。 本発明のレチクル保護装置の第2の実施形態のインナーケースを示す縦断面図である。 本発明のレチクル保護装置の第3の実施形態のベローズおよびこの近傍を示す説明図である。 本発明のレチクル保護装置の第4の実施形態を示す縦断面図である。 図15の横断面図である。 本発明のレチクル保護装置の第1の実施形態の変形例を示す縦断面図である。 図17の横断面図である。 本発明の露光装置の一実施形態を示す説明図である。
符号の説明
11 レチクル
11a エッジ部
13 インナーケース
15 アウターケース
17 下カバー部材
19 上カバー部材
21 蓋部材
21c 嵌合部
23 ベース部材
27,33 載置部
37,81 レチクル保持手段
39 インナーケース保持手段
41 クランプ手段
47,54 パッド部材
47a,54a 傾斜面
61 回転レバー
77 カバー部材
79 インナーカバー保持手段

Claims (15)

  1. レチクルを覆うインナーカバーを、蓋部材とベース部材とを備えたアウターケース内に収納してなるレチクル保護装置において、
    前記アウターケースの前記蓋部材の内側に、前記インナーカバーのエッジ部を押圧するパッド部材を配置してなることを特徴とするレチクル保護装置。
  2. 請求項1記載のレチクル保護装置において、
    前記パッド部材の前記インナーカバーのエッジ部に対向する位置に、前記インナーカバーのエッジ部を押圧する傾斜面を形成してなることを特徴とするレチクル保護装置。
  3. 請求項1または請求項2記載のレチクル保護装置において、
    前記インナーカバーの前記エッジ部は、前記インナーカバーの頂部であることを特徴とするレチクル保護装置。
  4. レチクルを覆うインナーカバーを、蓋部材とベース部材とを備えたアウターケース内に収納してなるレチクル保護装置において、
    前記アウターケースの前記蓋部材の内側に、前記レチクルのエッジ部を押圧するパッド部材を配置してなることを特徴とするレチクル保護装置。
  5. 請求項4記載のレチクル保護装置において、
    前記パッド部材の前記レチクルのエッジ部に対向する位置に、前記レチクルのエッジ部を押圧する傾斜面を形成してなることを特徴とするレチクル保護装置。
  6. 請求項4または請求項5記載のレチクル保護装置において、
    前記レチクルの前記エッジ部は、前記レチクルの頂部であることを特徴とするレチクル保護装置。
  7. レチクルを覆うインナーカバーを、蓋部材とベース部材とを備えたアウターケース内に収納してなるレチクル保護装置において、
    前記インナーカバーを前記ベース部材に前記レチクル面に対して水平方向に保持するクランプ手段を有していることを特徴とするレチクル保護装置。
  8. 請求項7記載のレチクル保護装置において、
    前記クランプ手段は、前記アウターケースの蓋部材に固定されるバネ部材と、前記バネ部材より回転され前記インナーカバーの側面を保持する回転レバーとを有していることを特徴とするレチクル保護装置。
  9. レチクルを覆うインナーカバーを、蓋部材とベース部材とを備えたアウターケース内に収納してなるレチクル保護装置において、
    前記アウターケースに、前記アウターケース内に収納される前記インナーカバーを保持するインナーカバー保持手段を設けるとともに、前記ベース部材の内側に、前記インナーカバーを載置する載置部を設け、前記インナーカバーの前記載置部に対応する位置を前記インナーカバー保持手段により押圧してなることを特徴とするレチクル保護装置。
  10. レチクルを覆うインナーカバーを、蓋部材とベース部材とを備えたアウターケース内に収納してなるレチクル保護装置において、
    前記アウターケースに、前記インナーカバーにより覆われるレチクルを保持するレチクル保持手段を設けるとともに、前記インナーカバーに、前記レチクルを載置する載置部を設け、前記レチクルの前記載置部に対応する位置を前記レチクル保持手段により押圧してなることを特徴とするレチクル保護装置。
  11. レチクルを覆うインナーカバーを、蓋部材とベース部材とを備えたアウターケース内に収納してなるレチクル保護装置において、
    前記アウターケースに、前記アウターケース内に収納されるインナーカバーを保持するインナーカバー保持手段と、前記インナーカバーを前記ベース部材に前記レチクル面に対して水平方向に保持するクランプ手段とを設け、前記インナーカバー保持手段により前記インナーカバーを保持した後、前記クランプ手段により前記インナーカバーを前記ベース部材に保持することを特徴とするレチクル保護装置。
  12. レチクルを覆うインナーカバーを、蓋部材とベース部材とを備えたアウターケース内に収納してなるレチクル保護装置において、
    前記アウターケースに、前記アウターケース内に収納されるインナーカバーを保持するインナーカバー保持手段と、前記インナーカバーを前記アウターケース内の位置決め部に押圧して保持するクランプ手段とを設け、前記クランプ手段により前記インナーカバーを前記位置決め部に押圧して保持した後、前記インナーカバー保持手段により前記インナーカバーを保持することを特徴とするレチクル保護装置。
  13. 請求項1ないし請求項12のいずれか1項記載のレチクル保護装置において、
    前記インナーカバーは、前記レチクルを収納する上カバー部材と下カバー部材とを有していることを特徴とするレチクル保護装置。
  14. 請求項1ないし請求項12のいずれか1項記載のレチクル保護装置において、
    前記インナーカバーは、前記レチクルの下面を覆うカバー部材を有していることを特徴とするレチクル保護装置。
  15. 請求項1ないし請求項14のいずれか1項記載のレチクル保護装置を用いることを特徴とする露光装置。
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