JP2001301877A - マスクケース - Google Patents

マスクケース

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JP2001301877A
JP2001301877A JP2000123926A JP2000123926A JP2001301877A JP 2001301877 A JP2001301877 A JP 2001301877A JP 2000123926 A JP2000123926 A JP 2000123926A JP 2000123926 A JP2000123926 A JP 2000123926A JP 2001301877 A JP2001301877 A JP 2001301877A
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JP
Japan
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hinge
lid
case
joint
case body
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JP2000123926A
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English (en)
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Yoshihiro Tsuda
吉廣 津田
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ROKKO KK
Original Assignee
ROKKO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスクケースの合せ目の外表面を平滑にし
て、粘着テープ等により気密性を高める。 【解決手段】 本体と蓋体との合わせ目を互いに段部を
設けて、いんろう接合する。ケース本体と蓋体との間に
は、プラスチック製丁番を挿入し、固定する。丁番は硬
質プラスチック材料で一体状に成形したもので、中央の
本体部を二つ割にし、中央の薄い接合部を軸にして開閉
するようにし、本体部の各二つ割部分にはそれぞれ取付
翼部を一体状に形成する。そうして丁番の夫々の翼部を
ケース本体と蓋体の合わせ目縁部に形成した取付溝孔内
に挿入してケース本体と蓋体とを接合させた時に、ケー
ス本体と蓋体及び丁番本体部の外表面が平滑になるよう
に、ケース本体と蓋体、及び丁番を成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、集積回路システ
ムをシリコン上に形成して行く際に用いるマスク基板
を、その不使用時に塵埃から気密に保護し、保存や運搬
等に供するためのマスクケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集積回路の製造工程で多用されて
いる5インチ叉は6インチのマスク基板は、塵埃その他が
付着すると集積回路形成に重大な影響を与えるので、不
使用時にマスク基板を塵埃等から保護して保存叉は運搬
するために、それを収納するマスク基板専用の開閉蓋付
プラスチック容器が開発され、用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】マスク基板用のプラス
チック容器は、出来るだけ簡単な構造で有効な気密性を
保持するために、本体と蓋体との間の合わせ目にいんろ
う接合と称する段を設けるとともに、必要に応じて容器
の外部から気密保持のための粘着テープを、本体と蓋体
との合わせ目を塞ぐようにしている。この場合、容器の
外表面に丁番軸、蓋体の鎖錠用止め金等が突出している
と、上記粘着テープは突起部分をまたいで貼りつけねば
ならず、所望の気密性を達成することができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、全てプラス
チック材料により、安価にして簡単に組立てるようにし
たマスクケースであって、本体と蓋体との合わせ目を互
いに段部を設けて、いんろう接合するようにした接合部
の外表面を平滑にして、粘着テープを外接合部外表面に
粘着させて気密性を高めるようにしたマスクケースに関
する。
【0005】ケース本体と蓋体との間には、プラスチッ
ク製丁番を挿入し、固定する。丁番は硬質プラスチック
材料で一体状に成形したもので、中央の本体部を二つ割
にし、中央の薄い接合部を軸にして開閉するようにし、
本体部の各二つ割部分にはそれぞれ取付翼部を一体状に
形成する。そうして丁番の夫々の翼部をケース本体と蓋
体の合わせ目縁部に形成した取付溝孔内に挿入してケー
ス本体と蓋体とを接合させた時に、ケース本体と蓋体及
び丁番本体部の外表面が平滑になるように、ケース本体
と蓋体、及び丁番を成形する。
【0006】ケース本体の丁番取付位置と反対の側にあ
る、本体と蓋体の係止具も、外表面を本体、蓋体と同じ
平滑面にするか、突起が出来る場合には前記合せ目から
離れた位置に配置するようにすれば、後述するように、
合わせ目に沿って外表面を粘着テープ等で覆う場合、粘
着テープの巻きつけが容易になる。
【0007】丁番の取付翼部の前後表面には、数本のう
ね部が一体形成され、丁番の夫々の翼部をケース本体と
蓋体の合わせ目縁部に形成した取付溝孔内に挿入したと
きに、前記うね部が孔の内壁に摩擦接合して、丁番をケ
ース本体と蓋体との間に固定させる。ケース本体と蓋体
とは、丁番によって自由に開閉され、マスク基板の収納
及び取り出しを適宜行い得るほか、これを収納し閉蓋し
た時には、ケース本体と蓋体との間の、外表面の合わせ
目は平滑になり、この合わせ目に沿って、外表面を粘着
テープ等で覆うことにより、マスクケースの気密性を更
に高めることが出来る。
【0008】
【発明の実施の態様】この発明の実施の態様を図1乃至
図8に示す。図1はこの発明のマスクケースの主要な構
成要素である本体1、蓋体2及び丁番3を展開して示し
たもので、ケース本体1及び蓋体2は共に、例えばポリ
カーボネイト樹脂よりなる、透明乃至半透明プラスチッ
ク容器を形成し、本体と蓋体との合わせ目をリブと溝部
とによりいんろう接合するようにし、内部にマスク基板
を収納する。本体と蓋体との対応する縁部には、丁番3
の夫々の翼部を挿入するための取付溝孔4,5が夫々形
成されている。ケース本体と蓋体とを接合させた時に、
ケース本体と蓋体及び丁番本体部の外表面が平滑になる
ように、ケース本体1と蓋体2の取付溝孔4、5及び丁
番3の外表面を成形する。
【0009】図2にこの発明のマスクケースに用いる丁
番の一実施例の見取り図を示す。丁番3は、例えばPB
T樹脂等硬質プラスチック材料で、図示のように一体状
に成形する。すなわち中央の本体部8を二つ割にし、中
央の薄い接合部を軸にして開閉するようにする。本体部
8の各二つ割部分にはそれぞれ取付翼部9,9を一体状
に形成する。この取付翼部9、9の前後表面には、数本
のうね部10が一体形成され、丁番の夫々の翼部をケー
ス本体と蓋体の合わせ目縁部に形成した取付溝孔4内に
挿入してケース本体と蓋体とを接合させた時に、前記う
ね部が孔の内壁に摩擦接合して、丁番をケース本体と蓋
体との間に固定させる。
【0010】図3はケース本体1、蓋体2及び丁番3の
縦断面を示す部分図で、取付前と後とを並べることによ
って、ケース本体と蓋体の合わせ目縁部に形成したいん
ろう接合部と、ケース本体と蓋体及び丁番本体部の外表
面が平滑になる様子を示す。
【0011】図4には、ケース本体の丁番取付位置と反
対の側にある、本体と蓋体の係止具10を、前記合せ目
から離れた位置に配置したものを示す。すなはち係止具
はケース本体側の合せ目から上方に張り出した板の先端
に設けられた本体側係止ブロック11と、閉蓋したとき
これに接合する蓋体側係止ブロック12を、同じく蓋体
に取付けられた係止スライダ13によって係合すること
によって、蓋体の係止施錠を行う。この場合、係止ブロ
ック11,12及びスライダ13は、ケース本体と蓋体
との合せ目から離れた位置にあるので、ケース本体と蓋
体との間の、外表面の合わせ目は平滑になり、この合わ
せ目に沿って、外表面を粘着テープ等で覆うことによ
り、マスクケースの気密性を更に高めることが出来る。
【0012】ケース本体1と蓋体2とによって気密に保
たれる空間内には、夫々本体及び蓋体の内表面から必要
数の保持枝部6,7が突出して、マスク基板を保持す
る。特殊形状の基板には、専用ケースとなる本体及び蓋
体で対応するが、図5乃至6に示す実施例では、汎用さ
れている5インチ叉は6インチのマスク基板に対して共
用できるように、8本の保持枝部6,7を形成して、6
インチ基板の場合、図5のように四隅の保持枝部6を、
5インチ基板の場合、図6のように辺の中間の保持枝部
7を用いるようにすれば良い。また、保持枝部6,7の
形状としては、本体内表面化一体的に突出させた幹部
に、図7に示すように傾斜平面を持つ台板部14、叉は
図8に示すように帽子部15を取付ける。台板部14叉
は帽子部15はケース本体叉は蓋体よりも柔らかく、摩
擦係数の大きいプラスチック材料、例えばポリアミド樹
脂で成形しケース本体、蓋体の幹部に継ぎ枝するように
すればよい。
【0013】
【発明の効果】この発明は以上のような構成であるの
で、高価な半導体用マスクケースを、安価なプラスチッ
ク製容器に収納するとともに、蓋体の丁番及び鎖錠係止
具が、本体と蓋体との合せ目にいかなる突起も造らず、
外表面を平滑に保つので、粘着テープ等を用いて気密性
を挙げることが出来る。またケース本体、蓋体及び丁番
は、廉価なプラスチック材料で、射出成形、モールド成
形により安価に造ることが出来、かつ組立てが容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のマスクケースの主要な構成要素で
ある本体、蓋体及び丁番を展開して示した展開見取り
図、
【図2】 この発明のマスクケースに用いる丁番の一実
施例の見取り図、
【図3】 ケース本体、蓋体及び丁番の縦断面、及びそ
れらの組立て状態を示す部分図、
【図4】 ケース本体と蓋体の係止具を、前記合せ目か
ら離れた位置に配置したものを示す展開見取り図、
【図5】 ケース本体内に6インチマスクを収納した状
態を示す。
【図6】 ケース本体内に5インチマスクを収納した状
態を示す。
【図7】 保持枝部の形状として、傾斜平面を持つ台板
部をもつものを示す。
【図8】 保持枝部の形状として、帽子部を取付けたも
のを示す。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 蓋体 3 丁番 4、5 取付溝孔 6、7 保持枝部 8 本体部 9 取付翼部 10 うね部 11、12 係止ブロック 13 係止スライダ 14 台板部 15 帽子部
フロントページの続き Fターム(参考) 3E061 AA01 AB09 CA22 DB11 DB17 3E067 AA12 AB41 BA02A BA05A BB14A BC06A BC07A EA18 EA24 EA32 EB17 FA01 FC01 GD10 3E096 AA01 BA08 BB05 CA02 CB03 CC02 DA30 DB01 DC02 EA02X EA02Y FA03 GA04 GA07 GA14 5F046 AA21 CB17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全てプラスチック材料により組立てるよ
    うにしたマスクケースであって、本体と蓋体との合わせ
    目を互いに段部を設けていんろう接合するようにした接
    合部の外表面を平滑にし、粘着テープを接合部の平滑な
    外表面に粘着させて気密性を高めるようにしたマスクケ
    ース。
  2. 【請求項2】 ケース本体と蓋体との間には、硬質プラ
    スチック材料で一体状に成形した丁番を挿入、固定する
    ようにし、丁番の夫々の翼部をケース本体と蓋体の合わ
    せ目縁部に形成した取付溝孔内に挿入し、ケース本体と
    蓋体とを接合させた時に、ケース本体と蓋体及び丁番本
    体部の外表面が平滑になるように、ケース本体と蓋体、
    及び丁番を成形した、請求項1に記載のマスクケース。
  3. 【請求項3】 ケース本体の丁番取付位置と反対の側に
    ある、本体と蓋体の係止具を前記合せ目から離れた位置
    に配置した、請求項1に記載のマスクケース。
  4. 【請求項4】 前記丁番は中央の本体部を二つ割にし、
    中央の薄い接合部を軸にして開いたり閉じたりするよう
    にし、本体部の各二つ割部分にはそれぞれ取付翼部を一
    体状に形成し、この取付翼部の前後表面には、数本のう
    ね部が一体形成された、請求項2叉は3の内1項に記載
    のマスクケース用丁番。
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