JP2005254935A - 自車両存在報知装置 - Google Patents

自車両存在報知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005254935A
JP2005254935A JP2004067954A JP2004067954A JP2005254935A JP 2005254935 A JP2005254935 A JP 2005254935A JP 2004067954 A JP2004067954 A JP 2004067954A JP 2004067954 A JP2004067954 A JP 2004067954A JP 2005254935 A JP2005254935 A JP 2005254935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
presence notification
sound
physical sound
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004067954A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005254935A5 (ja
Inventor
Masahiro Maekawa
正博 前川
Naoyuki Takaishi
尚幸 高石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP2004067954A priority Critical patent/JP2005254935A/ja
Priority to US11/061,887 priority patent/US7253746B2/en
Publication of JP2005254935A publication Critical patent/JP2005254935A/ja
Priority to JP2008255398A priority patent/JP2009067382A/ja
Priority to JP2008255397A priority patent/JP2009081991A/ja
Publication of JP2005254935A5 publication Critical patent/JP2005254935A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Abstract

【課題】車両が予め備えているエンジンなどによるエンジン音の駆動を制御することにより、自車両の存在を歩行者に報知することができる自車両存在報知装置を提供する。
【解決手段】自車存在報知装置100は、自車両の存在を音の発生により、自車両の周囲に位置する歩行者に対して警報として報知する自車存在音発生装置300を備え、この自車存在音発生装置300のエンジン制御部310によるエンジンの駆動に基づいて発生するエンジン音を、歩行者に対する警報として報知する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、自車両の存在を周辺に報知する自車両存在報知装置に関し、特に、自車両に概に備えているエンジンなどによるエンジン音(動作音)や車両走行に起因する物理音などを利用して、歩行者に注意を促すことができる自車両存在報知装置に関するものである。
近年、ガソリンエンジン(内燃機関)を動力源とする自動車に代わって、ガソリンエンジンと電動モータとの両者の動力源を兼ね備えたハイブリッド自動車や、水素ガスを燃料とする燃料電池で発電しながら走行する燃料電池自動車や、充電器により充電される電池(電動モータ)を動力源とする電気自動車などが普及し始めている。
かかる電動モータによる車両駆動の利点の一つとして、走行音が小さい(静音特性が高い)ことが挙げられる。ところが、歩行者や自転車に乗っている人などは、自動車(車両)のエンジンから発生するエンジン音によって自分の周辺に車両が存在するか否かの判断や、車両と自分との距離の推測をおこなう場合がある。
すなわち、従来一般的であったエンジン駆動車の走行音を基準に判断するため、静音特性の高い電動モータ駆動車(ハイブリッド自動車、燃料電池自動車)の存在に気付くのが遅れる場合や、距離の推測を誤る場合があるという問題点があった。そこで、かかる問題点を解決するための自車両存在報知装置が従来より開示されている。
例えば、特許文献1には、自車両に備えた撮影カメラやレーダなどにより人体(歩行者)を検出した時に、自車両の周囲にいる歩行者や運転者に対してスピーカなどによる音声で警報を報知する電気自動車に関する技術が、特許文献2には、電気自動車の運転状態を音により歩行者や運転者に報知する技術が、特許文献3には、走行時の運転モードに応じて異なる擬似音を報知するハイブリッド自動車に関する技術がそれぞれ記載されている。
特開平11−27810号公報 特開平7−322403号公報 特開平10−83187号公報
ところが、上述した従来技術の自車両存在報知装置によると以下に示すような問題点があった。すなわち、特許文献1に開示された従来技術の場合には、電気自動車にスピーカなどの音源を新たに設ける必要があり、コストアップの要因となるという問題がある。また、特許文献2および特許文献3に開示された記従来技術の場合には、自車両の運転状態を歩行者や運転者に報知する擬似音を発生させたり、運転モードに応じて擬似音を発生させているだけであり、本来、ハイブリッド自動車や燃料電池自動車が備えている静音特性を妨げているだけであるという問題がある。
この発明は、上述した従来技術における課題を解決するためになされたものであり、警報音を発生させるための音源(スピーカ)などを新たに設ける必要のないうえ、既存の設備を有効利用できる自車両存在報知装置および自車存在報知方法を提供ことを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、自車両の存在を周辺に報知する自車両存在報知装置であって、車両を走行するために動作するとともに、動作音を発生する動作手段を制御する制御手段と、自車両の存在報知の必要性を判断する判断手段と、前記判断手段が存在報知の必要性があると判断した場合に、前記制御手段による制御内容を変更し、前記動作手段の動作音を用いて自車両周辺への存在報知を実行する報知手段と、を備えたことを特徴とする。
この請求項1に記載の発明によれば、自車両の存在を周辺に報知する自車両存在報知装置は、車両を走行するために動作するとともに、動作時に動作音を発生する動作手段を制御する制御手段と、自車両の存在報知の必要性を判断する判断手段と、前記判断手段が存在報知の必要性があると判断した場合に、前記制御手段による制御内容を変更し、前記動作手段の動作音を用いて自車両周辺への存在報知を実行する報知手段とを備えている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御手段は、エンジンの動作を制御し、前記報知手段は、前記エンジンの動作音を用いて自車両周辺への存在報知を実行することを特徴とする。
この請求項2に記載の発明によれば、前記制御手段は、エンジンの動作を制御し、前記報知手段は、前記エンジンの動作音を用いて自車両周辺への存在報知を実行する。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記制御手段は、コンプレッサの動作を制御し、前記報知手段は、前記コンプレッサの動作音を用いて自車両周辺への存在報知を実行することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明によれば、前記制御手段は、コンプレッサの動作を制御し、前記報知手段は、前記コンプレッサの動作音を用いて自車両周辺への存在報知を実行する。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1、2または3に記載の発明において、前記制御手段は、モータ駆動回路を構成するインバータの駆動周波数を可変する機能を備え、前記報知手段は、前記インバータの駆動周波数を用いて自車両周辺への存在報知を実行することを特徴とする。
この請求項4に記載の発明によれば、前記制御手段は、モータ駆動回路を構成するインバータの駆動周波数を可変する機能を備え、前記報知手段は、前記インバータの駆動周波数を用いて自車両周辺への存在報知を実行する。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明において、自車両周辺における報知対象を検出する対象検出手段をさらに備え、前記判断手段は、前記対象検出手段が前記報知対象を検出した場合に存在報知の必要性があると判断することを特徴とする。
この請求項5に記載の発明によれば、自車両周辺における報知対象を検出する対象検出手段をさらに備え、前記判断手段は、前記対象検出手段が前記報知対象を検出した場合に存在報知の必要性があると判断する。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、自車両の走行環境を取得する走行環境取得手段をさらに備え、前記判断手段は、前記走行環境取得手段が取得した自車両の走行環境に基づいて存在報知の必要性を判断することを特徴とする。
この請求項6に記載の発明によれば、自車両の走行環境を取得する走行環境取得手段をさらに備え、前記判断手段は、前記走行環境取得手段が取得した自車両の走行環境に基づいて存在報知の必要性を判断する。
また、請求項7に記載の発明は、自車両の存在を周辺に報知する自車両存在報知装置であって、車両の走行によって物理音を発生する物理音発生手段と、自車両の存在報知の必要性を判断する判断手段と、前記判断手段が存在報知の必要性があると判断した場合に、前記物理音発生手段に前記物理音を発生させて自車両周辺への報知を実行する報知手段と、を備えたことを特徴とする。
この請求項7に記載の発明によれば、自車両の存在を周辺に報知する自車両存在報知装置は、車両の走行によって物理音を発生する物理音発生手段と、自車両の存在報知の必要性を判断する判断手段と、前記判断手段が存在報知の必要性があると判断した場合に、前記物理音発生手段に前記物理音を発生させて自車両周辺への報知を実行する報知手段と、を備える。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記物理音発生手段は、自車両のタイヤ空気圧の変更によりロードノイズを前記物理音として発生させることを特徴とする。
この請求項8に記載の発明によれば、前記物理音発生手段は、自車両のタイヤ空気圧の変更によりロードノイズを前記物理音として発生させるようにしている。
また、請求項9に記載の発明は、請求項7または8に記載の発明において、前記物理音発生手段は、自車両の車体形状の変更に応じた走行抵抗音を前記物理音として発生させることを特徴とする。
この請求項9に記載の発明によれば、前記物理音発生手段は、自車両の車体形状の変更に応じた走行抵抗音を前記物理音として発生させるようにしている。
また、請求項10に記載の発明は、請求項7、8または9に記載の発明において、前記物理音発生手段は、車体と路面との間を昇降可能とする昇降機構と、当該昇降機構の昇降動作により路面に対して接触する物理音発生用タイヤとから構成されることを特徴とする。
この請求項10に記載の発明によれば、前記物理音発生手段は、車体と路面との間を昇降可能とする昇降機構と、当該昇降機構の昇降動作により路面に対して接触する物理音発生用タイヤとから構成されることとしている。
また、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の発明において、前記物理音発生手段は、前記物理音発生用タイヤには、複数の溝部が形成されていることを特徴とする。
この請求項11に記載の発明によれば、前記物理音発生手段は、前記物理音発生用タイヤには、複数の溝部が形成されている。
また、請求項12に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記物理音発生手段は、自車両に備えたサスペンションにより車体と路面との間を伸縮可能とするサスペンション機構と、当該サスペンション機構の伸縮作動により路面に対して接触する物理音発生用タイヤとから構成されることを特徴とする。
この請求項12に記載の発明によれば、前記物理音発生手段は、自車両に備えたサスペンションにより車体と路面との間を伸縮可能とするサスペンション機構と、当該サスペンション機構の伸縮作動により路面に対して接触する物理音発生用タイヤとから構成される。
また、請求項13に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記物理音発生手段は、車両の動をおこなうブレーキ用ディスクと、当該ブレーキ用ディスクと連動して回転する物理音発生用ディスクと、当該物理音発生用ディスクとの衝合による衝突音を発生させる可動ロット部材とを備えることを特徴とする。
この請求項13に記載の発明によれば、前記物理音発生手段は、車両の制動をおこなうブレーキ用ディスクと、当該ブレーキ用ディスクと連動して回転する物理音発生用ディスクと、当該物理音発生用ディスクとの衝合による衝突音を発生させる可動ロット部材とを備える。
また、請求項14に記載の発明は、請求項7〜13のいずれか一つに記載の発明において、自車両周辺における報知対象を検出する対象検出手段をさらに備え、前記判断手段は、前記対象検出手段が前記報知対象を検出した場合に存在報知の必要性があると判断することを特徴とする。
この請求項14に記載の発明によれば、自車両周辺における報知対象を検出する対象検出手段をさらに備え、前記判断手段は、前記対象検出手段が前記報知対象を検出した場合に存在報知の必要性があると判断する。
また、請求項15に記載の発明は、請求項7〜14のいずれか一つに記載の発明において、自車両の走行環境を取得する走行環境取得手段をさらに備え、前記判断手段は、前記走行環境取得手段が取得した自車両の走行環境に基づいて存在報知の必要性を判断することを特徴とする。
この請求項15に記載の発明によれば、自車両の走行環境を取得する走行環境取得手段をさらに備え、前記判断手段は、前記走行環境取得手段が取得した自車両の走行環境に基づいて存在報知の必要性を判断する。
請求項1に記載の発明によれば、自車両の存在を周辺に報知する自車両存在報知装置は、車両を走行するために動作するとともに、動作音を発生する動作手段を制御する制御手段と、自車両の存在報知の必要性を判断する判断手段と、前記判断手段が存在報知の必要性があると判断した場合に、前記制御手段による制御内容を変更し、前記動作手段の動作音を用いて自車両周辺への存在報知を実行する報知手段とを備えているので、警報音を発生させるための音源などを新たに設ける必要のないうえ、本来、車両が備えている既存の設備による動作音を有効に活用して、容易に警報音を発生させることができるという効果を奏する。
この請求項2に記載の発明によれば、前記制御手段は、エンジンの動作を制御し、前記報知手段は、前記エンジンの動作音を用いて自車両周辺への存在報知を実行するので、警報音を発生させるための音源などを新たに設ける必要のないうえ、本来、ハイブリッド自動車などが備えている既存のエンジンによる動作音(エンジン音)を有効に利用して、警報音を発生させることができるという効果を奏する。また、エンジンを発電機として有効活用することができ、これによって、電動モータで使用する電気を発電できるという効果を奏する。
この請求項3に記載の発明によれば、前記制御手段は、コンプレッサの動作を制御し、前記報知手段は、前記コンプレッサの動作音を用いて自車両周辺への存在報知を実行するので、警報音を発生させるための音源などを新たに設ける必要のないうえ、本来、ハイブリッド自動車などが備えている既存のコンプレッサによる動作音を有効に利用して、警報音を発生させることができるという効果を奏する。
この請求項4に記載の発明によれば、前記制御手段は、モータ駆動回路を構成するインバータの駆動周波数を可変する機能を備え、前記報知手段は、前記インバータの駆動周波数を用いて自車両周辺への存在報知を実行するので、警報音を発生させるための音源などを新たに設ける必要のないうえ、本来、電気自動車などが備えている電動モータ用に設けられた既存のインバータによる駆動周波数音を有効に利用して、警報音を発生させることができるという効果を奏する。
この請求項5に記載の発明によれば、自車両周辺における報知対象を検出する対象検出手段をさらに備え、前記判断手段は、前記対象検出手段が前記報知対象を検出した場合に存在報知の必要性があると判断するので、本来、ハイブリッド自動車などが備えている必要最小限の静音特性を維持できるという効果を奏する。
この請求項6記載の発明によれば、前記自車両の走行環境を取得する走行環境取得手段を備え、当該走行環境取得手段により取得された走行環境に基づいて、前記自車存在音発生手段による被検出物に対する動作音の報知をおこなうので、自車両の走行環境に基づいて、歩行者に対して適切な報知をおこなうことができるうえ、静音特性を必要最小限維持することができるという効果を奏する。
この請求項7に記載の発明によれば、自車両の存在を周辺に報知する自車両存在報知装置であって、車両の走行によって物理音を発生する物理音発生手段と、自車両の存在報知の必要性を判断する判断手段と、前記判断手段が存在報知の必要性があると判断した場合に、前記物理音発生手段に前記物理音を発生させて自車両周辺への報知を実行する報知手段と、を備えたので、物理音発生手段を有効に利用して、容易に報知対象(例えば、歩行者)に対する警報音を発生させることができるという効果を奏する。
この請求項8に記載の発明によれば、前記物理音発生手段は、自車両のタイヤ空気圧の変更によりロードノイズを前記物理音として発生させるようにしているので、既存のタイヤを有効活用することにより、容易に報知対象(例えば、歩行者)に対する警報の報知をおこなうことができるという効果を奏する。
この請求項9に記載の発明によれば、前記物理音発生手段は、自車両の車体形状の変更に応じた走行抵抗音を前記物理音として発生させるようにしているので、本来、車両が備えているボディ(車体)形状の変更をおこなうだけで、既存の車体による形状を有効に利用して、警報音を発生させることができるという効果を奏する。
この請求項10に記載の発明によれば、前記物理音発生手段は、車体と路面との間を昇降可能とする昇降機構と、当該昇降機構の昇降動作により路面に対して接触する物理音発生用タイヤとから構成されることとしているので、物理音発生用タイヤと路面との接触時には、ロードノイズを発生させることができ、このロードノイズにより確実に報知対象(歩行者)に対する警報の報知をおこなうことができるという効果を奏する。
この請求項11に記載の発明によれば、前記物理音発生手段は、前記物理音発生用タイヤには、複数の溝部が形成されているので、物理音発生用タイヤと路面との接触時には、物理音発生用タイヤに形成された溝部により容易にロードノイズを発生させることができるという効果を奏する。
この請求項12に記載の発明によれば、前記物理音発生手段は、自車両に備えたサスペンションにより車体と路面との間を伸縮可能とするサスペンション機構と、当該サスペンション機構の伸縮作動により路面に対して接触する物理音発生用タイヤとから構成されるので、既存のサスペンション機構の有効活用により、物理音発生用タイヤと路面との接触をおこない、これにより、報知対象(例えば、歩行者)に対する警報の報知を容易におこなうことができるという効果を奏する。
この請求項13に記載の発明によれば、前記物理音発生手段は、車両の制動をおこなうブレーキ用ディスクと、当該ブレーキ用ディスクと連動して回転する物理音発生用ディスクと、当該物理音発生用ディスクとの衝合による衝突音を発生させる可動ロット部材とを備えるので、物理音発生用のディスク板と可動ロット部材との衝突音により、確実に報知対象(例えば、歩行者)に対する警報の報知をおこなうことができるという効果を奏する。
この請求項14に記載の発明によれば、自車両周辺における報知対象を検出する対象検出手段をさらに備え、前記判断手段は、前記対象検出手段が前記報知対象を検出した場合に存在報知の必要性があると判断するので、本来、ハイブリッド自動車などが備えている必要最小限の静音特性を維持できるという効果を奏する。
この請求項15に記載の発明によれば、前記自車両存在報知装置は、前記自車両の走行環境を取得する走行環境取得手段を備え、当該走行環境取得手段により取得された走行環境に基づいて、前記自車存在音発生手段による被検出物に対する動作音の報知をおこなうので、自車両の走行環境に基づいて、例えば、歩行者(或は、自転車に乗った人)に対して適切な報知をおこなうことができるうえ、静音特性を必要最小限維持することができるという効果を奏する。
以下に、添付図面を参照して、この発明に係る自車両存在報知装置および自車存在報知方法の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下に示す実施例1では、本発明に係る自車両存在報知装置の概要および特徴を説明した後に、ハイブリッド自動車、燃料電池自動車、電気自動車に適用する自車両存在報知装置の構成および自車存在報知方法による歩行者に対する自車存在音の報知制御手順を説明することとする。なお、以下に示す各実施例1〜3によりこの発明が限定されるものではない。
(自車両存在報知装置の概要および特徴)
まず最初に、図1を参照して、本実施例に係る自車両存在報知装置の概要および特徴を説明する。図1は、本実施例1に係るハイブリッド自動車に適用される自車両存在報知装置の構成を示すシステム構成図である。
この自車両存在報知装置の主たる特徴の概略を説明すると、自車両存在報知装置100を構成する自車存在音発生装置300と、歩行者検出部400と、主制御部500とから構成されており、この自車両存在報知装置100は、歩行者検出部400により歩行者や自転車の検出がなされた時には、自車存在発生装置300によりエンジン610の駆動によるエンジン音などにより歩行者に対して警報を報知する機能を備えている。すなわち、これによって、本来、ハイブリッド自動車が備えている静音機能を維持しつつ、このハイブリッド自動車が備えている既存の機能(エンジン610によるエンジン音)を利用して、歩行者に対して自車両の存在を確実に報知することを可能としているうえ、自車両に接触するなどの事故を確実に防止するようにしている。
従って、前述した従来技術の例で言えば、撮影カメラやレーダにより、自車両に接近する歩行者(人体)を検出した時に、スピーカから擬似音などを鳴らして報知するのではなく、本発明では、自車両600に装備されているエンジン610の駆動によるエンジン音から発生する音を利用(有効活用)して、自車両に接近する歩行者に対して注意を促すようにしている。具体的には、ハイブリッド自動車の場合には、歩行者の検知時にエンジン610の駆動を開始し、このエンジン音により歩行者に対して警報を報知するようにしている。また、発進時には、この発進を歩行者に報知すべく、エンジン610によるエンジン音を発生させる制御をおこなうようにしている。さらに、燃料電池自動車の場合には、エアコンプレッサ250(図4)の作動を開始し、このコンプレッサ音により歩行者に対して警報を報知するようにしている。
また、本発明に係る自車両存在報知装置は、上記の主たる特徴に関連して以下に列挙するような特徴も備えている。つまり、本発明では、上述した自車両に予め装備されているエンジン610やエアコンプレッサ250などによる特殊音発生機能を利用した警報以外に、歩行者の検出時に、自車両の走行に応じて物理的な特殊音を発生することのできる物理音発生装置800(図6−1)を備えるようにしている。具体的には、物理音発生装置800として、車両の走行時に路面に接触するロードノイズ発生用の可動用タイヤ616(図6−1)を備えるようにしている。すなわち、これによって、この可動用タイヤ616と路面Mとの接触による発生するロードノイズによって歩行者に対して、自車両の接近を知らせることとしている。
また、本発明に係る自車両存在報知装置は、上記に関連して自車両の走行環境(例えば、走行領域)を取得し、この自車両が走行している走行環境が、例えば、街中を走行している場合には、報知をおこなうようにしている。具体的には、ナビゲーションシステム700などの位置検索装置により自車両の走行環境を地図情報に基づいて検索し、取得された走行環境を判定するとともに、自車両が街中以外を走行している場合には、自車存在音発生装置300や物理音発生装置800による音による報知をキャンセル(中止)するようにしている。すなわち、これによって、街中など歩行者の往来が集中する領域以外では、不必要な音による警報をなくすことで、ハイブリッド自動車や燃料電池自動車が備えている静音作用を維持するとともに、騒音防止対策を向上できるようにしている。なお、走行環境としては、自車両の走行領域だけでなく走行時間帯や車外音量などを取得対象としてもよい。
(ハイブリッド自動車に適用する自車両存在報知装置の構成)
次に、図1を参照して、本実施例1に係る自車両存在報知装置の構成を詳細に説明する。図1は、本実施例1に係る自車両存在報知装置の構成を示すシステム構成図である。ここで、図1は、本発明の自車両存在報知装置をハイブリッド自動車に適用した場合の全体機能ブロック図を示している。
同図に示すように、自車両存在報知装置は、自車両存在報知装置100を備えており、この自車両存在報知装置100は、歩行者検出部400により歩行者や自転車の検出がなされた時には、自車両存在発生装置300におけるエンジン610の駆動によるエンジン音を警報音として歩行者に報知する機能を備えている。すなわち、これによって、スピーカなどから擬似音などを発生させることなく、本来、ハイブリッド自動車が備えている静音機能を維持しつつ、歩行者に対して自車両の存在を確実に報知することを可能としているうえ、自車両と歩行者とが接触するなどの人身事故を確実に防止することができる。
ここで、図1に示すように、ハイブリッド自動車(自車両600)は、エンジン610と電動モータ630との2種類の動力源を備えており、発進時は電動モータ630の駆動力により、低速走行時などでは、エンジン610による内燃機関で走行をおこなうことに特徴がある。また、このハイブリッド自動車(自車両600)は、制動時や降坂時の電動モータ630による回生制動やエンジン610を所謂「発電器」として利用している。そして、さらに本実施例1では、このハイブリッド自動車の1つの動力源であるエンジン610によるエンジン駆動制御タイミングを制御することにより、発生するエンジン音を街中を歩行する歩行者や自転車に乗った人に報知する警報音としたことに特徴がある。
すなわち、同図に示すように、自車両存在報知装置100は、自車存在音発生装置300と、歩行者検出部400と、主制御部500とから構成されている。また、自車両600(ハイブリッド自動車)において、本発明に密接に関係する主な構成要素としては、エンジン610と、冷却装置620を構成するラジエータ625と、エンジン610と直列に配設される電動モータ630とを備えている。本実施例1では、エンジン610および冷却装置620(ラジエータ625)による駆動音(エンジン音/ラジエータファンによる音)を警報音として利用している。
自車存在音発生装置300は、自車存在音制御部310と、エンジン制御部320と、ラジエータ制御部330とから構成されており、歩行者検出部400により歩行者や自転車の検出がなされた時には、エンジン620および冷却装置620(ラジエータ625)を駆動させることによりエンジン音やラジエータファン622(図2)による音を発生させる機能を備えている。
エンジン制御部320は、自車両600に搭載したエンジン610の駆動開始タイミングの制御をおこなう機能を備えている。ラジエータ制御部330は、自車両600に搭載した冷却装置620に備えたラジエータ625(ラジエータファンによる音)の駆動開始タイミングの制御をおこなう機能を備えている。
自車存在音制御部310は、エンジン制御部320およびラジエータ制御部330の両者に対して、所定の制御タイミングで自車両600の存在を報知するための指示(エンジン音/ラジエータファンによる音)をエンジン610および冷却装置620(ラジエータ625)に対して報知させる制御機能を備えている。
ここで、図2を参照して、冷却装置620(ラジエータ625)を利用した自車存在音発生原理の詳細について説明する。図2は、エンジン610のオーバーヒートを防止する冷却装置620(ラジエータ625)を構成する主要部の機能ブロック図を示している。
すなわち、図2に示すように、冷却装置620の内部は、ラジエター625(放熱器)と、クーリングファン622と、ウォーターポンプ623と、冷却経路(バイパス経路)を循環する冷却水の温度を制御するサーモスタット624とにより構成されている。このうち、ウォーターポンプ623は、クーリングファン622を回転させて、エンジン610内の温められた冷却水と、ラジエータ625のラジエータコアにより冷却された冷却水とを循環により入れ替える機能を備えている。ラジエター625は、冷却水を受け入れる上部タンクと、放熱をおこなうと、冷却された冷却水を貯溜する下部タンクとで構成されており、エンジン610の冷却により高温となった冷却水は、上部タンクに導出され、ラジエータコアで冷却され下部タンクからエンジン610に戻される。そして、本例では、このクーリングファン622の回転駆動タイミングを自車存在音発生装置300のラジエータ制御部330により制御するとともに、自車存在音制御部310により、クーリングファン622の回転音を動作音を歩行者に対する警報音としている。
ここで、上述した実施例では、ラジエータ625を冷却するためのクーリングファン622(冷却ファン)を利用して、このクーリングファン622を歩行者の検知時に駆動させることにより警報音を発生する制御をおこなっているが、このラジエータ625以外にも、例えば、自車両のパワーコントロールユニットなどに備えているリアクトルを冷却するための冷却ファン、電気自動車に備えているバッテリを冷却するための冷却ファンによる動作音もラジエータ625用のクーリングファン622と同様に、警報を発生させるための動作音として活用することができる。
図1に戻り、再度、自車両存在報知装置100の各構成要素について説明する。歩行者検出部400は、自車両600の周囲に存在或いは接近する歩行者(人体)や自転車を検出する機能を備えており、人体検知センサ410、撮影カメラ420、レーダ430などにより構成され、自車両600の周囲に存在或は、接近する歩行者や自転者などを検出する機能を備えている。画像処理部415は、撮影カメラ410により撮影されたアナログ情報(映像情報)をデジタル情報に変換する機能を備えている。なお、人体検知センサ410には、歩行者(人体)から送出される赤外線を検出する波長領域の広い焦電型赤外線センサなどを採用することができる。
主制御部500は、自車両存在報知装置100全体の各部位を統括して制御する機能を備えており、歩行者有無判定部510と、走行環境取得部520と、走行環境判定部530とを備えている。歩行者有無判定部510は、撮影カメラ410、歩行者検出センサ420、レーダ430から送信される「歩行者検出信号」に基づいて、自車両の周囲に存在或いは接近する歩行者(人体)や自転車を検出する機能を備えている。走行環境取得部520は、自車両600が走行している走行環境を取得する機能を備えている。ここで、走行環境取得部520により取得される走行環境とは、自車両600が走行している走行区域(街中/郊外)、車外音、車外の明るさ、走行時間帯、渋滞などを示している。走行環境判定部530は、走行環境取得部520により取得された自車両による走行環境をナビゲーションシステム700により取得された走行環境として、判定する機能を備えている。
ナビゲーションシステム700は、GPS人工衛星との通信によって自車両600の現在位置を算出するGPS受信器710と、モニタ720およびスピーカ730と接続され、自車両600による予定経路(走行予定ルート)および現在の走行環境を管理する機能を備えている。特に、本例では、このナビゲーションシステム700を利用し、GPS受信器710が算出した自車両の現在位置により自車両600の走行領域が街中であるか否かを走行領域判定部530により判定するものとしている。
(自車両存在報知装置による歩行者に対する警報音報知制御手順)
次に、図3を参照して、上述した自車両存在報知装置における制御手順について詳細に説明する。図3は、本実施例1の自車両存在報知装置による自車存在報知方法の詳細を示すフローチャートである。本フローチャートでは、自車両存在報知装置100によりおこなわれる詳細な制御手順を示している。
すなわち、先ず、自車両600の周囲に歩行者や自転車などの存在或いは、接近が検出したことが人体検知センサ140(図1)により検知(ON)されると(ステップS310)、この人体検知センサ140から自車両存在報知装置100の主制御部500に対して、「人体検知ON信号」が送信される(ステップS315)。一方、主制御部500では、人体検知センサ410から送信された「人体検知ON信号」を受信すると(ステップS320)、次いで、エンジン610によるエンジンの駆動がON/OFFであるかの判定をおこなう(ステップS340)。なお、走行環境判定部530による自車両600の走行環境判定は、ナビゲーションシステム700を利用しておこなう。
また、このステップS340の判定により、エンジンの駆動がONの場合には(ステップS340肯定)、エンジン610の駆動レベルを上昇させる制御(第一のエンジン駆動制御)をおこなう(ステップS346)。このステップS346の処理によりエンジン610の駆動レベルを上昇させることにより、エンジン610によるエンジン音は、上昇したエンジン音となり、この上昇したエンジン音が歩行者に対する警報音として作用する。
一方、ステップS340の判定により、エンジン610の駆動がOFFの場合には(ステップS340否定)、駆動モードの切り換えをおこない(ステップS341)、電動モータ630をOFFし(ステップS342)、以下、このエンジン610の駆動をOFFからONに切り換える制御処理(第二のエンジン駆動制御)をおこなう(ステップS345)。このように、エンジン610の駆動をOFFからONに切り換えることにより、エンジン610によるエンジン音が発生し、このエンジン音が歩行者に対する警報音となる。なお、本例では、走行環境取得部520により取得される走行環境の一例として、「街中」を例に説明したが、前述したように、車外音、車外の明るさ、走行時間帯、渋滞などを走行環境として取得し、この取得した走行環境に応じて、歩行者に対して報知をおこなうようにしてもよい。
次いで、人体検知センサ410の出力がOFFになると、歩行者検出部400から「人体検知OFF信号」が送信される。具体的には、ステップS350により自車両の周囲に歩行者がいないと判定された場合には(ステップS350肯定)、歩行者検出部400から「人体検知OFF信号」が送信され、自車両存在報知装置100が、この「人体検知OFF信号」を受信すると(ステップS360)、次いで、エンジンの駆動制御が第一のエンジン駆動制御か第二のエンジン駆動制御かの判定がおこなわれ(ステップS365)、エンジンの駆動制御が第二のエンジン駆動制御である場合には(ステップS365肯定)、以下、駆動モードの切り換え処理に移行し(ステップS385)、エンジン610の駆動をONからOFFに切り換える(ステップS386)。以下、ハイブリッド自動車の走行は、電動モータ630の駆動による走行モードとなり(ステップS390)、全ての処理は終了する(エンド)。
また、ステップS365の判定により、エンジンの駆動制御が第二のエンジン駆動制御でない場合には(ステップS365否定)、ステップS370に移行し、エンジンの駆動量を元に戻す制御をおこない(ステップS370)、全ての処理は終了する(エンド)。
上記一連の処理をおこなうことにより、自車両600が歩行者を検出した場合には、この歩行者に対して、エンジン音により自身の存在を容易に報知することができ、これにより、歩行者に対する安全性を確保することができる。
なお、走行環境判定部510(図1)により、自車両600の走行環境が街中であると判定された場合にも、エンジン610によるエンジンの駆動がON/OFFであるかの判定をおこない(ステップS340)、エンジン610の駆動がOFFの場合には(ステップS340否定)、このエンジン610の駆動をOFFからONに切り換える制御処理(第二のエンジン駆動制御)をおこなう。
また、ナビゲーションシステム700と連動して、自車両が街中に近づいたことが判定された場合には、エンジン610による駆動から電動モータ630(バッテリ)による駆動に切り換える制御をおこない、バッテリの残量を減らす制御をおこなうようにしてもよい。これは、街中を自車両が走行中には、警報はエンジン610の駆動によりおこなわれ、前述したように、このエンジン610の駆動により電動モータ630を駆動する駆動源(バッテリ)に対する充電がおこなわれるからである。これにより、効率的に充電がおこなわれ、充電容量オーバーによりエネルギを捨てないといけない事態を極力防止することができる。
また、通常の走行時には、バッテリの残量が所定の閾値(Th1)よりも低下した場合には、電動モータ630による走行からエンジン610の駆動によるエンジン610の駆動に切り換えているが、本発明によると、ナビゲーションシステム700により自車両が街中に近づいていることが判定された場合、バッテリの残量が閾値(Th2)を下回るまで、電動モータ630による駆動により走行をおこなうようすることができる(Th1>Th2)。これは、自車両が街中を走行する際には、警報はエンジン610の駆動によりおこなわれ、前述したように、このエンジン610の駆動により電動モータ630を駆動する駆動源(バッテリ)に対する充電がおこなわれるからである。この場合も、効率的に充電がおこなわれ、充電容量オーバーによりエネルギを捨てないといけない事態を極力防止することができる。
以上説明したように、本実施例1に係る自車両存在報知装置によれば、歩行者などを検知した場合に、自車存在音発生装置300のエンジン制御部310によるエンジンの駆動に基づいて発生するエンジン音を警報音として歩行者に報知することとしているので、本来、ハイブリッド自動車などが備えている既存の設備であるエンジンやコンプレッサなどを利用することにより歩行者に対する報知を確実におこなうことができる。
(燃料電池自動車に適用する自車両存在報知装置の構成)
次に、本実施例2に係る自車両存在報知装置の構成を詳細に説明する。図4は、本実施例2に係る自車両存在報知装置の構成を示すシステム構成図である。ここで、図4は、本発明の自車両存在報知装置を燃料電池自動車に適用した全体機能ブロック図を示している。なお、この図4において、図1と同一の構成要素についての詳細な説明は省略するものとする。
同図に示すように、自車両存在報知装置は、自車両存在報知装置100aを備えており、この自車両存在報知装置100aは、駆動制御部200と、自車存在音発生装置300aと、歩行者検出部400と、主制御部500とから構成されている。この自車両存在報知装置100aは、歩行者検出部400により歩行者や自転車の検出がなされた時には、自車両存在発生装置300aによりエアコンプレッサ250による駆動音を警報音として歩行者に報知する機能を備えている。すなわち、これによって、燃料電池自動車が本来備えている静音特性を必要最小限に維持しつつ、歩行者に対して自車両の存在を確実に報知することを可能としているうえ、自車両に接触するなどの事故を確実に防止することができる。
ここで、燃料電池自動車は、燃料電池で発電しながら走行をおこなう電気自動車であり、エンジンを装備していないため、静音特性に優れており、ガソリン自動車のガソリンに相当する水素ガスを燃料として補給することに特徴があり、電気自動車とは、バッテリに充電する必要がない点で相違する。
具体的には、図4に示すように、車輪660の駆動は、電動モータ630の駆動によりおこなわれ、この電動モータ630の駆動を制御する駆動制御部200aは、エアコンプレッサ250と、エアタンク260と、燃料電池270と、水素ガスを貯留する燃料タンク280とにより構成されている。燃料電池270は、水素ガスと空気中の酸素との混合(化学反応)により電力を発生させる機能を備えている。エアコンプレッサ制御部340は、コンプレッサ250の駆動を制御する機能を備えている。
エアコンプレッサ250は、燃料電池270にエアー(空気)を送り込む機能を備えており、エアタンク260は、燃料電池270に送り込まれるエアー(空気)を貯留することができる。ここで、本実施例2は、エアコンプレッサ250のエアポンプ(図示せず)は、燃料電池270にエアー(空気)を送り込む時に、エアコンプレッサ250による駆動音を警報音として歩行者に報知するものとしている。
上述してきたように、本実施例2では、歩行者検出部400により歩行者や自転車の検出がなされた時には、自車両存在発生装置300aによりエアコンプレッサ250による駆動音を警報音として歩行者に報知することができるので、本来、燃料電池自動車などが備えている静音特性を維持しつつ、歩行者に対する安全性を確実に向上することができる。
なお、自車両600に備えている既存の機能を利用した音の発生要素としては、上述した実施例1、2によるエンジンによるエンジン音、エアコンプレッサ音の他に、制動装置に備えたブレーキのエアコンプレッサによるエアー圧力を圧縮する圧縮音などを利用することができる。
(電気自動車に適用する自車両存在報知装置の構成)
次に、本実施例3に係る自車両存在報知装置の構成を詳細に説明する。図5は、本実施例3に係る自車両存在報知装置の構成を示すシステム構成図である。ここで、図5は、本発明の自車両存在報知装置を電気自動車に適用した全体機能ブロック図を示している。なお、この図5において、図1および図4と同一の構成要素についての詳細な説明は省略する。
同図に示すように、自車両存在報知装置は、自車両存在報知装置100bを構成する物理音発生装置800と、歩行者検出部400と、主制御部500とから構成されている。そして、この自車両存在報知装置100bは、歩行者検出部400により歩行者や自転車の検出がなされた時には、物理音発生装置800によって発生する物理音により、街中を歩行する歩行者や自転車に乗った人に、自車両の存在を警報音として報知することに特徴がある。すなわち、これによって、本来の電気自動車が備えている静音機能を維持しつつ、歩行者に対して自車両の存在を確実に報知することを可能としているうえ、自車両に接触するなどの人身事故を確実に防止することができる。
ここで、本実施例3では、この電気自動車において、物理的な音を発生することができる物理音発生装置800を備えており、この物理音発生装置800から発生する特殊音の発生タイミングを制御することにより、この特殊音により街中を歩行する歩行者や自転車に乗った人に警報を報知することに特徴がある。
以下、図6−1および図6−2を参照して、本発明に係る実施例5の物理音発生装置800の構成および機能の詳細について説明する。図6−1および図6−2は、本実施例3に係る物理音発生装置800の第一例を示している。
すなわち、図6−1、図6−2に示す物理音発生装置800は、自車両600に備えている走行用の4個のタイヤ615とは、別に、単独でロードノイズ(路面Mとの接触により発生する物理音)を発生するための可動用タイヤ616を備えていることに特徴がある。同図に示すように、物理音発生装置800は、可動用タイヤ616と、物理音発生制御部810とにより構成され、駆動部820は、電動モータ830と、回生用の発電機能を有する発電機840と、昇降機構850とにより構成されている。電動モータ830は、昇降機構850を作動させる機能を備えている。これら発電機840および可動用タイヤ616は、電動モータ830の駆動伝達ロッドの両端部に連結されたコ字型に形成されたクランクロッドのほぼ中央部に固設されている。なお、通常、この可動用タイヤ616は、自車両600の後方にあるバンパー619の内部(図の鎖線位置)に収納する構造としている。本例では、可動用タイヤ616と路面Mとの接触により生じた熱は、回生用の発電機840に回収される。
以上のように構成される物理音発生装置800において、歩行者検出部400により自車両600の周囲に歩行者がいると判定された場合に、電動モータ830の駆動とともに、昇降機構850が作動し、バンパー619内に収納された可動用タイヤ616が下降(図の実線位置)を開始し、この下降により可動用タイヤ616が路面Mに対して接触する。すなわち、自車両600の走行時、可動用タイヤ616と路面Mとの接触により、発生するロードノイズを歩行者に対する警報として報知することができる。
ここで、路面Mとの接触時により大きな音を発生させるために、可動用タイヤ616のタイヤ表面には複数の溝部(図示せず)を形成するようにしてもよい。また、この場合、タイヤ615の空気圧を減圧することにより、より大きなロードノイズを発生させる制御を併用してもよい。さらに、本例では、可動用タイヤ616を路面Mに接触させることにより、物理音を発生させることとしているが可動用タイヤ616ではなく、この可動用タイヤの代りに、単にチェーンなどを昇降自在に構成し、歩行者の検出時には、このチェーンを路面Mに接触させることにより、物理音を報知するようにしてもよい。
次に、図7−1、図7−2を参照して、本実施例3に係る物理音発生装置800aの第二例を説明する。ここで、前述した第一例では、電動モータ830の駆動により作動する昇降機構850の制御により可動用タイヤ616を路面Mに接触させる構成としているが、本例の特徴は、可動用タイヤ616と路面Mとの接触/非接触の制御は、可動用タイヤ616と路面Mとの接地状態を調節するサスペンション機構部870(懸架装置)を利用しておこなうことに特徴がある。
すなわち、同図に示すように、物理音発生装置800aは、エアサスペンション機構部870による伸縮機構を制御するためのエアサスペンション制御部860を備えるようにしている。具体的には、エアサスペンション機構部870により、自車両600の車高を上昇させることで、自車両600のバンパー619に取り付けられた可動用タイヤ616を路面Mから離間させることができる(図の鎖線位置)。
一方、エアサスペンション機構部870により、自車両600の車高を下降させることで可動用タイヤ616を路面Mに接触させることができる。そして、この場合、この可動用タイヤ616と路面Mとが接触する。すなわち、この可動用タイヤ616と路面Mとの接触により、発生するロードノイズを歩行者に対する警報として報知することができる。
次に、図8−1、図8−2および図9、図10を参照して、本実施例3に係る物理音発生装置800bの第三例を説明する。図8−1は、物理音発生装置800bの構成図を、図8−2は、物理音発生装置800bによる衝突音の作動状態を、図9は、音発生用ディスクの拡大斜視図を、図10は、図8−2の要部拡大図をそれぞれ示している。ここで、本実施例3による第三例では、物理音発生用ディスク910に物理音発生用の可動部材920を衝突させることにより、この衝突により発生する衝突音を歩行者に対する警報音として利用することに特徴がある。
すなわち、図8−1に示すように、物理音発生装置800bは、ブレーキ用ディスク900の軸部930の同軸上に取り付けた物理音発生用のディスク910と、この物理音発生用のディスク910の近傍に設けた物理音発生用の可動部材920とにより構成されている。図9に示すように、ディスク910の周方向には、複数の通孔915が形成され、図10に示すように、これらの通孔915には、可動部材920のロット921が挿通自在となっている。なお、ロット921には、衝突した際の振動を吸収すべく板バネ部材などを採用する。
以上のように構成された物理音発生装置800bにおいて、通常は、図8−1に示すように、ディスク910に対して、可動部材920は離隔しており、自車両600の周囲に歩行者が接近することを検出された場合には、図8−2に示すように、可動部材920のロット921が、ディスク910に向けて突出する。これにより、このロット921の先端部が通孔915に挿通される。ここで、ディスク910は、回転しているため、ロット921と通孔915の縁部との衝合により衝突音が発生するため、この衝突により発生する衝突音を歩行者に対する警報音として報知することができる。
なお、この実施例3に示した、物理音発生装置800、800a、800bは、電気自動車に備えるようにしているが、この電気自動車だけでなく、前述したハイブリッド自動車或いは、燃料電池自動車に物理音発生装置800を備えることとし、歩行者に対する警報の報知は、この物理音発生装置800とエンジンの動作音、冷却ファンによる動作音、エアコンプレサの動作音などのを併用するようにしても良い。
また、上述した電気自動車では、電動モータを駆動させる駆動回路に電圧変換用のインバータを使用しており、このインバータによる動作音を警報音として利用することもできる。以下、図11を参照して、インバータ620を利用した自車存在音発生原理の詳細について説明する。
図11は、電動モータ630を駆動させる駆動回路の一例を示しており、この電動モータ駆動回路は、バッテリ670とコンバータ680とインバータ690とから構成されている。このうち、コンバータ680は、バッテリ670による直流電源を昇圧する機能を備えており、インバータ690は、直流を交流に変換する機能を備えている。このインバータ690により交流に変換された交流電源(三相交流)は、電動モータ630の駆動に使用されている。
ここで、通常、インバータ690の駆動周波数は、静音設計の観点から人にとって、聞き取り難い「可聴帯域外」の音域レベルに調整されているが、本例では、この駆動周波数を人にとって聞き取りやすい「可聴帯域内」の駆動周波数に設定(可変)することにより、このインバータ690による駆動周波数の可変にともなう動作音を警報音として利用することができる。
また、上述した実施例以外にも大型のバスなどでは、降坂時などに発生する回生エネルギーを熱エネルギーに変換することがおこなわれており、具体的には、バスの屋根の上部に抵抗器と、この抵抗器から発生する熱を放熱(冷却)するための冷却ファンを据置している。このため、この抵抗器の熱を冷却するための冷却ファンによる動作音も警報音として利用することができる。
また、上述した実施例以外にも燃料電池自動車では、単体のセルの集合体(積層体)である燃料電池スタックが備えられている。このため、燃料電池自動車の駆動時に発生する燃料電池スタックによる振動音を警報音として利用することもできる。
さらに、上述した実施例以外にも物理音発生装置としては、自車両のタイヤ空気圧を変更(減圧或は加圧)することにより、このタイヤ空気圧の減圧或は加圧にともない発生するロードノイズを物理音として利用するようにしてもよい。また、自車両の外装(ボディ形状)を所望の形状に変更することにより、自車両の走行時に発生する走行抵抗音を、警報音として利用するようにしてもよい。
以上のように、本発明に係る自車両存在報知装置および自車存在報知方法は、歩行者に対する安全性の確保に有用であり、特に、ハイブリッド自動車、燃料電池自動車、電気自動車などの静音特性を備えた自動車による自車両存在報知装置に適している。
本発明の実施例1に係る自車両存在報知装置の概要を示すシステム構成図である。 冷却装置(ラジエータ)の内部構成を示す機能ブロック図である。 自車存在報知方法の基本制御手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る自車両存在報知装置の概要を示すシステム構成図である。 本発明の実施例3に係る自車両存在報知装置の概要を示すシステム構成図である。 物理音発生装置800の構成を示す説明図である。 図6−1の概略構成を示す上視図である。 物理音発生装置800aの構成を示す説明図である。 図7−1の概略構成を示す上視図である。 物理音発生装置800bの構成を示す図である。 物理音発生装置800bによる作動状態を示す説明図である。 物理音発生用のディスクを示す拡大斜視図である。 図9の要部を示す拡大説明図である。 電気自動車における動作音発生原理を説明するモータ駆動回路の一例を示す機能ブロック図である。
符号の説明
100、100a、100b 自車両存在報知装置
300 自車存在音発生制御部
320 エンジン制御部
330 ラジエータ制御部
400 歩行者検出部
415 画像処理部
410 撮影カメラ
420 人体検知センサ
430 レーダ
500 主制御部
510 歩行者有無判定部
520 走行環境取得部
530 走行環境判定部
600 自車両
610 エンジン
615 タイヤ
616 可動用タイヤ
619 バンパー
620 冷却装置
625 ラジエータ
630、830 電動モータ
670 バッテリ
680 コンバータ
690 インバータ
700 ナビゲーションシステム
710 受信機
720 モニタ
730 スピーカ
740 地図データベース
800、800a、800b 物理音発生装置
810 物理音発生制御部
820 駆動部
840 発電機
850 昇降機構
860 エアサスペンション制御部
870 エアサスペンション機構部
900 ブレーキディスク
910 物理音発生用ディスク
920 可動部材

Claims (15)

  1. 自車両の存在を周辺に報知する自車両存在報知装置であって、
    車両を走行させるために動作するとともに、動作音を発生する動作手段を制御する制御手段と、
    自車両の存在報知の必要性を判断する判断手段と、
    前記判断手段が存在報知の必要性があると判断した場合に、前記制御手段による制御内容を変更し、前記動作手段の動作音を用いて自車両周辺への存在報知を実行する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする自車両存在報知装置。
  2. 前記制御手段は、エンジンの動作を制御し、前記報知手段は、前記エンジンの動作音を用いて自車両周辺への存在報知を実行することを特徴とする請求項1に記載の自車両存在報知装置。
  3. 前記制御手段は、コンプレッサの動作を制御し、前記報知手段は、前記コンプレッサの動作音を用いて自車両周辺への存在報知を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の自車両存在報知装置。
  4. 前記制御手段は、モータ駆動回路を構成するインバータの駆動周波数を可変する機能を備え、前記報知手段は、前記インバータの駆動周波数を用いて自車両周辺への存在報知を実行することを特徴とする請求項1、2または3に記載の自車両存在報知装置。
  5. 自車両周辺における報知対象を検出する対象検出手段をさらに備え、前記判断手段は、前記対象検出手段が前記報知対象を検出した場合に存在報知の必要性があると判断することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の自車両存在報知装置。
  6. 自車両の走行環境を取得する走行環境取得手段をさらに備え、前記判断手段は、前記走行環境取得手段が取得した自車両の走行環境に基づいて存在報知の必要性を判断することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の自車両存在報知装置。
  7. 自車両の存在を周辺に報知する自車両存在報知装置であって、
    車両の走行によって物理音を発生する物理音発生手段と、
    自車両の存在報知の必要性を判断する判断手段と、
    前記判断手段が存在報知の必要性があると判断した場合に、前記物理音発生手段に前記物理音を発生させて自車両周辺への報知を実行する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする自車両存在報知装置。
  8. 前記物理音発生手段は、自車両のタイヤ空気圧の変更によりロードノイズを前記物理音として発生させることを特徴とする請求項7に記載の自車両存在報知装置。
  9. 前記物理音発生手段は、自車両の車体形状の変更に応じた走行抵抗音を前記物理音として発生させることを特徴とする請求項7または8に記載の自車両存在報知装置。
  10. 前記物理音発生手段は、車体と路面との間を昇降可能とする昇降機構と、当該昇降機構の昇降動作により路面に対して接触する物理音発生用タイヤとから構成されることを特徴とする請求項7、8または9に記載の自車両存在報知装置。
  11. 前記物理音発生用タイヤには、複数の溝部が形成されていることを特徴とする請求項10に記載の自車両存在報知装置。
  12. 前記物理音発生手段は、自車両に備えたサスペンションにより車体と路面との間を伸縮可能とするサスペンション機構と、当該サスペンション機構の伸縮作動により路面に対して接触する物理音発生用タイヤとから構成されることを特徴とする請求項7に記載の自車両存在報知装置。
  13. 前記物理音発生手段は、車両の制動をおこなうブレーキ用ディスクと、当該ブレーキ用ディスクと連動して回転する物理音発生用ディスクと、当該物理音発生用ディスクとの衝合による衝突音を発生させる可動ロット部材とを備えることを特徴とする請求項7に記載の自車両存在報知装置。
  14. 自車両周辺における報知対象を検出する対象検出手段をさらに備え、前記判断手段は、前記対象検出手段が前記報知対象を検出した場合に存在報知の必要性があると判断することを特徴とする請求項7〜13のいずれか一つに記載の自車両存在報知装置。
  15. 自車両の走行環境を取得する走行環境取得手段をさらに備え、前記判断手段は、前記走行環境取得手段が取得した自車両の走行環境に基づいて存在報知の必要性を判断することを特徴とする請求項7〜14のいずれか一つに記載の自車両存在報知装置。
JP2004067954A 2004-03-10 2004-03-10 自車両存在報知装置 Pending JP2005254935A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004067954A JP2005254935A (ja) 2004-03-10 2004-03-10 自車両存在報知装置
US11/061,887 US7253746B2 (en) 2004-03-10 2005-02-22 Vehicle-presence notifying apparatus and vehicle-presence notifying method
JP2008255398A JP2009067382A (ja) 2004-03-10 2008-09-30 自車両存在報知装置
JP2008255397A JP2009081991A (ja) 2004-03-10 2008-09-30 自車両存在報知装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004067954A JP2005254935A (ja) 2004-03-10 2004-03-10 自車両存在報知装置
JP2008255398A JP2009067382A (ja) 2004-03-10 2008-09-30 自車両存在報知装置
JP2008255397A JP2009081991A (ja) 2004-03-10 2008-09-30 自車両存在報知装置

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008255398A Division JP2009067382A (ja) 2004-03-10 2008-09-30 自車両存在報知装置
JP2008255397A Division JP2009081991A (ja) 2004-03-10 2008-09-30 自車両存在報知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005254935A true JP2005254935A (ja) 2005-09-22
JP2005254935A5 JP2005254935A5 (ja) 2008-11-13

Family

ID=54207930

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004067954A Pending JP2005254935A (ja) 2004-03-10 2004-03-10 自車両存在報知装置
JP2008255398A Pending JP2009067382A (ja) 2004-03-10 2008-09-30 自車両存在報知装置
JP2008255397A Pending JP2009081991A (ja) 2004-03-10 2008-09-30 自車両存在報知装置

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008255398A Pending JP2009067382A (ja) 2004-03-10 2008-09-30 自車両存在報知装置
JP2008255397A Pending JP2009081991A (ja) 2004-03-10 2008-09-30 自車両存在報知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (3) JP2005254935A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010285921A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Honda Motor Co Ltd エンジン自動停止及び自動始動装置
JP2011245908A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Nissan Motor Co Ltd 車両の警報音発生装置
JP2012144133A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Hino Motors Ltd 車両接近通過報知装置
JP2013099029A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Toyota Motor Corp 電動車両
JP2018020736A (ja) * 2016-08-05 2018-02-08 小室 雅彦 車両接近報知装置並びに該車両接近報知装置を備えた車両。
JP2019182120A (ja) * 2018-04-06 2019-10-24 株式会社デンソー 自動運転車制御装置

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101091480B1 (ko) 2009-09-17 2011-12-08 대성전기공업 주식회사 차량 근접 알림 장치
JP2011118753A (ja) 2009-12-04 2011-06-16 Denso Corp 接近報知装置、および接近報知プログラム
JP2011162084A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Mitsubishi Electric Corp 車両制御装置及びハイブリッド車両
WO2011161794A1 (ja) * 2010-06-24 2011-12-29 三菱電機株式会社 ディーゼルハイブリッド車両システム
JP5257430B2 (ja) * 2010-09-21 2013-08-07 株式会社デンソー 車両用電源制御装置
US8760003B2 (en) 2010-08-02 2014-06-24 Denso Corporation Vehicle-use power supply control apparatus and control apparatus for controlling electric rotating machine mounted on vehicle as main engine
JP2012189263A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Denso Corp 車両用冷凍装置
KR101148476B1 (ko) * 2011-10-27 2012-05-23 이재웅 자동차 보조경적 장치
JP6136022B2 (ja) 2014-11-12 2017-05-31 トヨタ自動車株式会社 燃料電池車の制御方法
JP6994982B2 (ja) 2018-02-27 2022-01-14 本田技研工業株式会社 車両制御システム、車両制御方法、およびプログラム
JP7100998B2 (ja) 2018-03-08 2022-07-14 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP6787961B2 (ja) 2018-09-25 2020-11-18 株式会社Subaru 車両制御装置
WO2021014600A1 (ja) * 2019-07-24 2021-01-28 ヤマハ発動機株式会社 ストラドルドビークル

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0640289A (ja) * 1992-07-08 1994-02-15 Chieko Hirata 車両接近警告装置
JPH06296400A (ja) * 1993-04-08 1994-10-21 Toyota Motor Corp 電気自動車用エンジン駆動発電機の制御装置
JPH07205753A (ja) * 1994-01-13 1995-08-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気自動車用警報装置
JPH07209424A (ja) * 1994-01-13 1995-08-11 Tatsuno Co Ltd 電気自動車
JPH0946819A (ja) * 1995-07-31 1997-02-14 Toyota Motor Corp 原動機とモータとを搭載した車両
JPH1083187A (ja) * 1996-09-09 1998-03-31 Toyota Motor Corp ハイブリッド車両
JP2000265870A (ja) * 1999-03-19 2000-09-26 Unisia Jecs Corp ハイブリッド車両の制御装置
JP2002238101A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Denso Corp 電動自動車の警告発生装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51115875A (en) * 1975-04-03 1976-10-12 Hiromasa Kitaguchi Tire air pressure reduction alarm
JPH0749092Y2 (ja) * 1989-11-02 1995-11-13 トキコ株式会社 ディスクブレーキ用パッド
JPH06199118A (ja) * 1993-01-06 1994-07-19 Tomoji Ueno タイヤ空気圧異常検出装置
JP3107262B2 (ja) * 1993-06-16 2000-11-06 株式会社日立製作所 電気車制御装置および電気車
JPH07293603A (ja) * 1994-04-26 1995-11-07 Suzuki Motor Corp ドラムブレーキの防水装置
JPH08268102A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Aqueous Res:Kk 4輪駆動の制御装置
JPH09121401A (ja) * 1995-10-23 1997-05-06 Yamaha Motor Co Ltd 車両のモータ制御装置
JP3484290B2 (ja) * 1996-03-27 2004-01-06 日産ディーゼル工業株式会社 ディスクブレーキ摩耗警報装置
JPH10136501A (ja) * 1996-11-01 1998-05-22 Tatsuno Co Ltd 電気自動車
JPH10309981A (ja) * 1997-05-08 1998-11-24 Nissan Diesel Motor Co Ltd 車輌の制動警報装置
ATE236800T1 (de) * 1998-11-19 2003-04-15 Pirelli Reifen für fahrzeugräder

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0640289A (ja) * 1992-07-08 1994-02-15 Chieko Hirata 車両接近警告装置
JPH06296400A (ja) * 1993-04-08 1994-10-21 Toyota Motor Corp 電気自動車用エンジン駆動発電機の制御装置
JPH07205753A (ja) * 1994-01-13 1995-08-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気自動車用警報装置
JPH07209424A (ja) * 1994-01-13 1995-08-11 Tatsuno Co Ltd 電気自動車
JPH0946819A (ja) * 1995-07-31 1997-02-14 Toyota Motor Corp 原動機とモータとを搭載した車両
JPH1083187A (ja) * 1996-09-09 1998-03-31 Toyota Motor Corp ハイブリッド車両
JP2000265870A (ja) * 1999-03-19 2000-09-26 Unisia Jecs Corp ハイブリッド車両の制御装置
JP2002238101A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Denso Corp 電動自動車の警告発生装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010285921A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Honda Motor Co Ltd エンジン自動停止及び自動始動装置
JP2011245908A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Nissan Motor Co Ltd 車両の警報音発生装置
JP2012144133A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Hino Motors Ltd 車両接近通過報知装置
JP2013099029A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Toyota Motor Corp 電動車両
JP2018020736A (ja) * 2016-08-05 2018-02-08 小室 雅彦 車両接近報知装置並びに該車両接近報知装置を備えた車両。
JP2019182120A (ja) * 2018-04-06 2019-10-24 株式会社デンソー 自動運転車制御装置
JP7077731B2 (ja) 2018-04-06 2022-05-31 株式会社デンソー 自動運転車制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009067382A (ja) 2009-04-02
JP2009081991A (ja) 2009-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009067382A (ja) 自車両存在報知装置
JP2005254935A5 (ja)
US7253746B2 (en) Vehicle-presence notifying apparatus and vehicle-presence notifying method
JP4507554B2 (ja) 車両および車両のモータ制御方法
CN105745133B (zh) 用于车辆的控制设备和用于发动机的控制方法
KR102422138B1 (ko) 하이브리드 자동차 및 그를 위한 엔진 기동 제어 방법
JP4424210B2 (ja) 車両の警報装置
JP4350563B2 (ja) 自車存在報知装置および自車存在報知方法
KR20130045337A (ko) 디젤 하이브리드 차량 시스템
JP2005289175A (ja) 燃料電池自動車
JP2006298245A (ja) 車両の警報装置および車両
JP6756519B2 (ja) 電動車両
KR20160114370A (ko) 하이브리드 자동차의 제어시스템 및 그 제어방법
JP4670359B2 (ja) 車両の警報装置
JP5811991B2 (ja) 運転支援装置
JP5440139B2 (ja) 走行音発生装置
JP2006199109A (ja) 車両の警報装置
WO2012023170A1 (ja) 電動移動体の報知音制御装置
JP5521399B2 (ja) ハイブリッド車両用報知システム
JP2019127211A (ja) 車両用制御装置
JP2008289229A (ja) 電力制御装置
JP2006302106A (ja) 車両の警報発生装置およびそれを備える車両
JP5333260B2 (ja) 車両接近音制御装置
JP2011235765A (ja) 車両用発音装置
JP2017172552A (ja) 内燃機関制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090908

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091109

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100323