JPH0640289A - 車両接近警告装置 - Google Patents

車両接近警告装置

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JPH0640289A
JPH0640289A JP4180647A JP18064792A JPH0640289A JP H0640289 A JPH0640289 A JP H0640289A JP 4180647 A JP4180647 A JP 4180647A JP 18064792 A JP18064792 A JP 18064792A JP H0640289 A JPH0640289 A JP H0640289A
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JP
Japan
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vehicle
warning
sound
pedestrian
engine
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Application number
JP4180647A
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English (en)
Inventor
Chieko Hirata
千枝子 平田
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  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歩行者等の警告対象に不快感を与えることの
なく車両の接近を警告することができる車両接近警告装
置を得る。 【構成】 車両12のエンジンルーム14内にはエンジ
ン20から発する騒音を集音する集音器16が設けられ
ており、集音器16は増幅回路18に接続されている。
また、増幅回路18には車両前端部の右側及び左側に設
置された2個のスピーカ22、24と、車両12の室内
に取付けられた警告スイッチ30と、が接続されてい
る。運転者32が車両12前方を通行している歩行者3
4を確認し、警告スイッチ30をオンすると、増幅回路
18が作動され集音器16で集音されたエンジン音が増
幅されてスピーカ22、24で再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両に取付けられ、歩行
者、自転車等の警告対象に車両の接近を警告する車両接
近警告装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】車両が
幅の狭い道路等を通行する際に、この道路に歩行者、自
転車等がいた場合には、互いに道路の路側帯側に寄らな
ければ、すれ違いまたは追越しができない場合が多い。
歩行者、自転車の進行方向前方から車両が接近してすれ
違う場合には、歩行者、自転車に乗っている人の視界の
中に車両が入ってくるので、歩行者、自転車に乗ってい
る人が車両の接近に気が付くことは容易である。しかし
ながら、歩行者、自転車の進行方向後方から車両が接近
した場合には、歩行者、自転車に乗っている人の視界の
中に車両が入らないので、車両の接近に気が付きにく
い。また、最近の車両、特に乗用車は快適性等を重視し
て各種の騒音が大幅に低減されており、車両走行音によ
って車両の接近に気が付くことも少なくなってきてい
る。
【0003】このような場合、車両の運転者は歩行者、
自転車等を安全に追越しするために車両に取付けられて
いるクラクションを操作し、歩行者、自転車に乗ってい
る人等に車両の接近を警告することが行われている。し
かしながら、クラクションの音は周波数が高く、操作の
仕方(例えば歩行者、自転車に乗っている人が気付くま
で一定時間以上鳴らす等)によっては歩行者、自転車等
に不快感を与えることがあり、車両の接近の警告用とし
て用いることは好ましくない。
【0004】本発明は上記事実を考慮したもので、歩行
者等の警告対象に不快感を与えることのなく車両の接近
を警告することができる車両接近警告装置を得ることが
目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、車両に取付けられる車両接近警告装置であ
って、警告の出力を指示する指示手段と、前記指示手段
によって警告の出力が指示されたときに、前記車両の走
行状態で発生する音によって警告する警告手段と、を有
している。
【0006】
【作用】本発明では指示手段により警告の出力が指示さ
れる。この指示手段としては、車両の運転者によって操
作されるスイッチ等で構成することができ、例えば車両
が歩行者、自転車等の警告対象に接近したときに操作さ
れ、警告の出力が指示される。また、指示手段を歩行
者、自転車等の警告対象を検出するセンサ等で構成して
もよい。この指示手段による指示に伴い警告手段では、
車両の走行状態で発生する音によって警告する。
【0007】この車両の走行状態で発生する音として
は、例えば車両のエンジン音、タイヤノイズ、風切り音
等の走行音、排気音等が挙げられ、警告手段は、例えば
前記音を集音し増幅して再生することによって警告する
よう構成することができる。また、車両のエンジン音に
よって警告する場合には、警告手段を、エンジンルーム
と外部とを遮蔽するように設けられた部材の一部を開放
するように構成し、エンジンルームの外に漏出するエン
ジン音の音量を大きくて警告することも可能である。
【0008】上記のような音は一般的にクラクションの
音と比較して周波数が低く、また車両の走行状態で発生
する音であるので、警告対象に対し不快感を与えること
なく車両の接近を警告することができる
【0009】
【実施例】
〔第1実施例〕以下、図面を参照して本発明の第1実施
例を詳細に説明する。図1には本第1実施例に係る車両
接近警告装置10が取付けられた車両12が示されてい
る。
【0010】車両接近警告装置10は、エンジンルーム
14内に設けられたマイクロフォン等の集音器16を備
えており、この集音器16は同じくエンジンルーム14
内に設けられた増幅回路18に接続されている。集音器
16はエンジン20から発する騒音を電気信号に変換し
て増幅回路18へ出力する。増幅回路18の出力端子に
は2個のスピーカ22、24が接続されている。スピー
カ22は車両前端部の右側に設置されており、スピーカ
24は車両前端部の左側に設置されている。増幅回路1
8は集音器16から入力された信号を一定の増幅率で増
幅し、スピーカ22、24へ出力する。
【0011】一方、車両12の室内にはインストルメン
トパネル26及びセンターコンソール28が設けられて
おり、センターコンソール28には本発明の指示手段と
しての警告スイッチ30が取付けられている。警告スイ
ッチ30は増幅回路18に接続されている。増幅回路1
8は警告スイッチ30がオンされると作動し、前記増幅
動作を行う。
【0012】次に本第1実施例の作用を説明する。図1
に示すように、車両12が幅の狭い道路を通行している
際、運転者32は車両前方を通行している歩行者34を
確認すると、車両12を減速させて徐行させると共に警
告スイッチ30をオンする。これに伴って増幅回路18
が作動され、集音器16で集音されたエンジン音が増幅
されてスピーカ22、24で再生される。
【0013】これにより、歩行者34に到達するエンジ
ン音が大きくなり、歩行者34によって車両12が接近
したことが感知される。エンジン20から発せられる音
はクラクションの音と比較して一般に低周波であり、ま
た車両12の走行状態で発生する音であるので、クラク
ションにより車両12の接近を警告する場合と比較し
て、歩行者34等の警告対象に不快感を与えることはな
い。
【0014】また、車両12が徐行してエンジン20の
回転数がアイドリング時の回転数に近い状態、すなわち
エンジン20から発する音が略一定となっている状態
で、集音器16で集音された音を一定の増幅率で増幅し
て再生するので、歩行者34に到達するエンジン音の音
量もほぼ一定となる。従って、エンジン20の無負荷状
態でアクセルを開ける、所謂空ぶかしを行うことによっ
て車両12の接近を警告する場合等のように、操作ミス
によって音量が過大となり、歩行者34に威圧感を与え
たり近隣に迷惑をかけたりすることもない。
【0015】また、本第1実施例は、後述する第2実施
例と異なり、エンジン20が運転者の後方に搭載された
車両であっても適用することが可能である。
【0016】なお、本第1実施例では集音器16により
エンジン20から発する音を集音するようにしていた
が、これに限定されるものではなく、集音器16により
例えばタイヤノイズ、風切り音等の走行音や排気音を集
音するようにしてもよく、集音器を複数設け、上記2種
類以上の音を組み合わせてもよい。また、車両12の走
行状態で発生する音を磁気テープ等の記憶媒体に録音し
ておき、これを再生して警告するようにしてもよい。
【0017】〔第2実施例〕次に本発明の第2実施例を
説明する。なお、第1実施例と同一の部分には同一の符
号を付し、説明を省略する。
【0018】図2にも示すように、運転者32の前方に
エンジン20が搭載されている車両12では、エンジン
20の車両前方にラジエター38が配置されており、エ
ンジン20の周囲のラジエター38以外の部分が外部と
区画されて遮蔽されていることが一般的である。本第2
実施例では、ラジエター38の両側にエンジンルーム1
4と外部とを連通する開口42、44が設けられてお
り、この開口42、44には本第2実施例の車両接近警
告装置40の一部を構成する開閉部材46、48が設け
られている。
【0019】開閉部材46、48は、各々開閉扉がピン
に軸支されて構成されており、図2に実線で示す位置と
破線で示す位置との間を回動可能とされている。この開
閉部材46、48の回動に伴い開口42、44は開閉さ
れる。また、エンジンルーム14内には開閉部材46、
48を回動させる駆動回路50が設けられており、この
駆動回路50には警告スイッチ30が接続されている。
【0020】駆動回路50は、警告スイッチ30がオフ
されている間、図2に破線で示す位置に開閉部材46、
48を位置させ、開口42、44を閉止させる。また警
告スイッチ30がオンされると、図2に実線で示す位置
へ開閉部材46、48を回動させて開口42、44を開
放させ、警告スイッチ30がオンされている間この状態
を維持させる。
【0021】次に本第2実施例の作用を説明する。運転
者32が車両前方を通行している歩行者34を確認し、
車両12を減速させて徐行させると共に警告スイッチ3
0をオンすると、駆動回路50は開閉部材46、48を
図2に実線で示す位置まで回動させ、これに伴って開閉
部材46、48に閉止されていた開口42、44が開放
される。これにより、エンジン20から発せられた音が
開口42、44を介して外部へ漏出し、歩行者34に到
達するエンジン音の音量が大きくなり、歩行者34によ
って車両12が接近したことが感知される。
【0022】このように、本第2実施例では第1実施例
と同様にエンジン音によって車両12の接近を歩行者3
4に警告するので、クラクションにより車両12の接近
を警告する場合と比較して歩行者34等の警告対象に不
快感を与えることはない。また、車両12が徐行してエ
ンジン20から発する音が略一定となっている状態で開
口42、44を開放するので、歩行者34に到達するエ
ンジン音の音量もほぼ一定となり、歩行者34に威圧感
を与えたり近隣に迷惑をかけたりすることもない。
【0023】なお、本第2実施例では単に開口42、4
4を開放して歩行者34等の警告対象に到達するエンジ
ン音の音量を増加させていたが、さらに電動ファンや補
機類等を動かして警告対象に到達するエンジン音の音量
をさらに増加させるようにしてもよい。
【0024】また、上記では、指示手段を車両12の室
内に設けられた警告スイッチ30によって構成していた
が、これに限定されるものではなく、歩行者、自転車等
の警告対象を例えば赤外線センサ、光センサ等によって
検出して警告の発生を指示するようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、指示手
段によって警告の出力が指示されたときに、車両の走行
状態で発生する音によって警告するようにしたので、歩
行者等の警告対象に不快感を与えることのなく車両の接
近を警告することができる、という優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る車両接近警告装置が
取付けられた車両の平面図である。
【図2】第2実施例の車両接近警告装置が取付けられた
車両の平面図である。
【符号の説明】 10 車両接近警告装置 16 集音器(警告手段) 18 増幅回路(警告手段) 22、24 スピーカ(警告手段) 30 警告スイッチ(指示手段) 32 運転者 34 歩行者 40 車両接近警告装置 46、48 開閉部材(警告手段) 50 駆動回路(警告手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に取付けられる車両接近警告装置で
    あって、 警告の出力を指示する指示手段と、 前記指示手段によって警告の出力が指示されたときに、
    前記車両の走行状態で発生する音によって警告する警告
    手段と、 を有する車両接近警告装置。
JP4180647A 1992-07-08 1992-07-08 車両接近警告装置 Pending JPH0640289A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4180647A JPH0640289A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 車両接近警告装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4180647A JPH0640289A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 車両接近警告装置

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Publication Number Publication Date
JPH0640289A true JPH0640289A (ja) 1994-02-15

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ID=16086853

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JP4180647A Pending JPH0640289A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 車両接近警告装置

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JP (1) JPH0640289A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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