JP2005181989A - 像加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】可撓性の回転部材52と、前記回転部材の内面に接触する摺動部材55と、前記摺動部材を保持するホルダ53と、前記回転部材を介して前記摺動部材とニップ部Nを形成する加圧ローラ57と、を有する像加熱装置において、記録媒体の皺や波打ちを抑える。
【解決手段】前記ホルダ53の前記摺動部材55を保持する保持面は、前記ホルダの長手方向中央部が両端部より前記ニップ部側に突出したクラウン形状の第1保持領域Aと、前記第1保持領域より前記回転部材の移動方向下流側に設けられており前記ホルダの長手方向中央部が両端部より前記ニップ部側に突出したクラウン形状の第2保持領域Bと、を有し、前記第2保持領域のクラウン量は前記第1保持領域のクラウン量より大きいことを特徴とする像加熱装置
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、トナー像が形成された記録媒体の画像定着を行う加熱定着装置として用いて好適な像加熱装置に関する。
画像形成装置において、プリンタや複写機等にあっては電子写真記録方式によって画像を形成するものが多いが、この電子写真記録方式は記録媒体にトナー像を転写方式または直接方式で形成し、この記録媒体に熱及び圧力を印加してトナー像を定着させるようにしている。
前記トナー像を加熱定着させるための像加熱装置としての定着装置としては、従来、図6に示すような熱ローラ方式が用いられていた。この方式は、内部にヒータ101を備えた金属製等の加熱ローラ102と、これに圧接する弾性をもった加圧ローラ103を基本構成として、この両ローラ102・103の圧接ニップ部N(定着ニップ部)に未定着トナー像tを担持させた記録媒体Sを導入して挟持搬送、通過させることによってトナー像tを加熱、加圧定着させるものである。
しかし、このような熱ローラ方式の定着装置では、ローラの熱容量が大きいためにローラ表面を定着温度まで上げるのには非常に多くの時間を要していた。このため、画像出力動作を速やかに実行するためには、装置を使用していないときにもローラ表面をある程度の温度に温調していなければならないという問題点があった。
そこで、高剛性の定着ローラの代わりに可撓性のスリーブ(フィルム)を用い、ヒータをこのスリーブの内面に接触させ、可撓性スリーブを介してヒータと加圧ローラによりニップ部を形成した構成のオンデマンド(on−demand)タイプの像加熱装置が特許文献1〜12等で提案されている。
このオンデマンドタイプの像加熱装置は、通常、薄肉の耐熱性フィルム(例えばポリイミド等)と、このフィルムの一方面側に固定支持して配置されたヒータ(発熱体)と、他方面側にヒータに対向して配置された、ヒータに対してフィルムを介して被加熱部材を密着させる加圧ローラとからなっている。
そして、これを定着装置として用いる場合には、前記フィルムを挟んでヒータと加圧ローラとの圧接で形成される圧接ニップ部(定着ニップ部)に、トナー像を形成担持させた記録媒体を導入して通過させることにより、記録媒体がフィルムを介してヒータで加熱され、未定着画像に熱エネルギーを付与し、トナーが軟化、溶融して画像の加熱定着がなされる。
図7に上記のような像加熱装置の一例の要部の概略構成図を示した。113は発熱体としてのセラミックヒータである。このセラミックヒータ113は図面に垂直方向を長手とする細長薄板状のセラミック基板と、この基板面に具備させた通電発熱抵抗体層を基本構成とするもので、通電発熱抵抗体層に対する通電により全体に急峻な立ち上がり特性で昇温する、低熱容量のヒータである。
112は上記のヒータ113を固定支持させたホルダである。このホルダ112は横断面略半円弧状樋型で、図面に垂直方向を長手とする耐熱樹脂製部材である。ヒータ113はこのホルダ112の下面に長手に沿って形成具備させた溝部にヒータ表面側を下向きに露呈させて嵌め入れて耐熱性接着剤等により固定して配設してある。
114は円筒状の耐熱性フィルムであり、上記のヒータ113付きのホルダ112にルーズに外嵌させてある。
111は横断面逆U字型の加圧ステーであり、図面に垂直方向を長手とする剛性部材である。この加圧ステー111は上記ホルダ112の内側に挿通して配設してある。
115は加圧部材としての弾性加圧ローラである。この加圧ローラ115は芯金の両端部を回転自由に軸受け支持させて配設してある。この加圧ローラ115の上側に上記のヒータ113・ホルダ112・フィルム114・ステー111のアセンブリを、ヒータ113側を下向きにして加圧ローラ115に並行に配置し、加圧ステー111の長手両端側を不図示の付勢部材で下方に押圧させることで、ヒータ113の下面をフィルム114を介して加圧ローラ115の上面にローラ弾性層の弾性に抗して圧接させて所定幅の圧接ニップ部Nを形成させてある。
加圧ローラ115は不図示の駆動手段により矢印の時計方向に所定の回転周速度にて回転駆動される。この加圧ローラ115の回転駆動による加圧ローラ115とフィルム114との圧接ニップ部Nにおける圧接摩擦力により円筒状のフィルム114に回転力が作用して該フィルム114がヒータ113の下向き面に密着して摺動しながらホルダ112の外回りを矢印の反時計方向に従動回転状態になる。
加圧ローラ115が回転駆動され、それに伴って円筒状フィルム114が従動回転状態になり、またヒータ113に通電がなされて該ヒータが迅速に昇温して所定の温度に立ち上がり温調された状態において、圧接ニップ部Nのフィルム114と加圧ローラ115との間に未定着トナー像tを担持した記録媒体Sが導入され、圧接ニップ部Nにおいて記録媒体Sのトナー像担持側面がフィルム114の外面に密着してフィルム114と一緒に圧接ニップ部Nを挟持搬送されていく。この挟持搬送過程においてヒータ113で加熱されたフィルム114の熱により記録媒体Sが加熱され、記録媒体S上の未定着トナー像tが記録媒体S上に加熱・加圧されて溶融定着される。圧接ニップ部Nを通過した記録媒体Sはフィルム114の面から曲率分離して排出搬送されていく。
上記のようなフィルム加熱方式の像加熱装置においては、発熱体として低熱容量ヒータを用いることができるため、従来の熱ローラ方式、ベルト加熱方式等の装置に比べて省電力及びウエイトタイムの短縮化が可能となる。
特開平3−233586号公報 特開平4−44075号公報 特開平8−6409号公報 特開平8−54795号公報 特開平8−286533号公報 特開平9−114292号公報 特開平9−197864号公報 特開2001−194937号公報 特開2003−228246号公報 米国特許第5525775号明細書 米国特許第5355204号明細書 米国特許第6775509号明細書
このようなオンデマンドタイプの像加熱装置は、上述したように加圧ステー111と加圧ローラ115の長手方向両端部をバネ等の付勢部材で加圧することによりヒータ113と加圧ローラ115の間に圧力を掛けている。このような加圧構成の場合、加圧ローラ115や加圧ステー111のわずかな撓みによりニップ部の長手方向中央部に掛かる圧力がニップ部両端部に掛かる圧力よりも小さくなり易い。このように圧力分布が不均一になると記録媒体搬送方向のニップ幅も長手方向に亘り不均一になり、画像の定着性が不均一になりやすい。このニップ幅分布の不均一性を補うために、ホルダ112のヒータ保持面の長手方向中央部の厚みを両端部より若干大きくして、ヒータ113の長手方向中央部が両端部よりも加圧ローラ115側に反るようにしている(このような形状を以下クラウン形状と称する)。
ところで、記録媒体を皺なく排出するための手法として、加圧ローラの形状を逆クラウン形状(長手方向両端部付近の径が中央部より大きい形状)にすることが知られている。加圧ローラを逆クラウン形状にすることにより加圧ローラの周速が中央部より両端部付近で速くなり、このため記録媒体がニップ部で搬送される際に中央部から両端部に向かって引っ張られる力を受ける。このような現象により皺の発生が抑えられると考えられている。
しかしながら、記録媒体の皺を抑えるメカニズムは必ずしも加圧ローラの中央と両端の周速差だけに拠るものではない。上述したように、ニップ部のニップ幅の不均一性を補うためのヒータ113の反り(クラウン量)を大きくしすぎると、たとえ加圧ローラが逆クラウン形状になっていても記録媒体が皺になって排出されることがある。ヒータのクラウン量を大きくするということはニップ長手方向中央部のニップ幅(記録媒体移動方向の幅)をより大きくするということである。記録媒体の皺を抑えるメカニズムは加圧ローラの中央と両端の周速差だけでなく、ニップ長手方向中央部のニップ幅と両端部のニップ幅の差なども微妙に関係していると思われる。いずれにしても、ヒータのクラウン量を大きくしすぎると記録媒体の皺の発生には不利になる。
一方、図8及び図9に示すように、フィルム114と加圧ローラ115との圧接ニップ部Nからの記録媒体Sの排出がなされた直後の部分では、圧接ニップ部Nでの拘束が開放されると同時に記録媒体が熱膨張し、記録媒体Sに縦方向の波打ちSaが現れる。このように波打ちが発生すると、記録媒体Sの凸の部分が凹の部分よりフィルム114に長く接触する。このため、図9に示すように、記録媒体Sの波打ちSaの凸の部分は凹の部分に比べて余分な熱を受けやすくなる。波打ちSaは、特にOHPシートや光沢フィルム等の樹脂フィルム記録媒体で顕著である。
特に、フィルム114として、ある程度の熱容量を持つ弾性層と離型層と金属フィルムからなるスリーブを使用する場合(例えば単位面積当たりの熱容量0.1J/cm・K)は、記録媒体Sに発生する波打ちSaの凸の部分は、凹の部分に比べて過剰の熱を受ける事になる。この過剰の熱の為に、凸の部分の表面の平滑度が悪化する事で、特に記録媒体SがOHPシートの場合、図10に示すように、波打ちSaの凸の部分に沿って透過性が悪化したり、記録媒体Sが光沢フィルムの場合は光沢度ムラが発生する。この画像ムラを炎のような形に見えるので便宜的にファイヤマークと称する。
このファイヤマークは、図11で示すように、フィルム114を介してヒータ113と加圧ローラ115とで形成される圧接ニップ部Nのニップ長手方向のクラウン量Cが小さい(例えば長手L=220に対してC=100μm)ほど悪くなる傾向があり、同クラウン量Cが大きい(例えば長手L=220に対してC=300μm)と軽微になる。これは、上述したようにニップ部Nのクラウン量Cが小さいと圧接ニップ部N内で記録媒体Sを広げながら搬送する能力が大きくなり、記録媒体Sに対するストレスが大きくなり前記波打ちSaが大きくなる為と考えられる。しかしながら、このファイヤマークに対するクラウン量Cの傾向を重視し、クラウン量Cを大きく設定すると、圧接ニップ部N内で記録媒体Sを広げながら搬送する能力が低くなる為に、薄紙等の剛性の弱い記録媒体Sの紙シワが悪化する。
本発明は上述の課題に鑑み成されたものであり、その目的は、記録媒体の皺や波打ちを抑えられる像加熱装置を提供することにある。
本発明の更なる目的は、添付図面を参照しつつ以下の詳細な説明を読むことにより明らかになるであろう。
上記目的を達成するための本発明に係る像加熱装置の代表的な構成は、可撓性の回転部材と、前記回転部材の内面に接触する摺動部材と、前記摺動部材を保持するホルダと、前記回転部材を介して前記摺動部材とニップ部を形成する加圧ローラと、を有し、前記ホルダの前記摺動部材を保持する保持面は、前記ホルダの長手方向中央部が両端部より前記ニップ部側に突出したクラウン形状の第1保持領域と、前記第1保持領域より前記回転部材の移動方向下流側に設けられており前記ホルダの長手方向中央部が両端部より前記ニップ部側に突出したクラウン形状の第2保持領域と、を有し、前記第2保持領域のクラウン量は前記第1保持領域のクラウン量より大きいことを特徴とする像加熱装置、である。
また、上記目的を達成するための本発明に係る像加熱装置の他の代表的な構成は、可撓性の回転部材と、前記回転部材の内面に接触する摺動部材と、前記回転部材を介して前記摺動部材とニップ部を形成する加圧ローラと、前記ニップ部を形成するための圧力を付与する付勢手段と、を有し、前記摺動部材は、前記付勢手段による圧力が掛かった状態で長手方向中央部が両端部より前記ニップ部側に突出したクラウン形状になっており、前記摺動部材の前記回転部材の移動方向下流側のクラウン量は上流側のクラウン量より大きいことを特徴とする像加熱装置、である。
この構成により、ニップ部に突入した直後の特に薄紙のような剛性の弱い記録媒体は、十分に両端に広げられながら侵入する為にシワが発生することは無い。又、排紙直前の記録媒体は余分なストレスを受けることなく排出される為、排紙直後に波うつ量が少なく、ファイヤマークも抑えることが可能になる。
本発明に係る像加熱装置を定着装置として用いた画像形成装置の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は画像形成装置の一例を示す図であり、図2は定着装置の説明図である。まず画像形成装置の全体構成について説明し、次に定着装置の構成について説明する。
(1)画像形成装置
本実施例の画像形成装置は電子写真方式を採用したフルカラー画像形成装置であって、略垂直方向へ略直線上に配列され、異なる色の画像(マゼンタ、シアン、イエロー、ブラック)をそれぞれ形成する4つのプロセスステーション1a〜1dと、記録媒体としてのシートSを搬送する搬送経路20とを備える。
各プロセスステーション1a〜1dは、少なくとも潜像を担持するための感光体ドラム2a〜2dを有し、各感光体ドラム2a〜2dの周囲には、感光体ドラム2a〜2dを一様に帯電するための帯電ローラ3a〜3dと、感光体ドラム2a〜2d上にレーザ光を照射して潜像を形成するための露光器4a〜4dと、感光体ドラム2a〜2d上に形成された潜像を対応する色(マゼンタ、シアン、イエロー、ブラック)のトナーで現像して顕像化する現像手段5a〜5dと、感光体ドラム2a〜2d上の残留トナーを除去するクリーニング装置6a〜6dと、が配置されている。
各現像手段5a〜5dは、トナーを担持するための現像スリーブ50a〜50dを有する。各現像スリーブ50a〜50dは、対応する感光体ドラム2a〜2dと所定の間隔をおいて支持されており、現像時には感光体ドラム2a〜2dと現像スリーブ50a〜50dの間に現像バイアスが印加される。
中間転写ベルト7は、駆動ローラ8、従動ローラ9、および各ベルト張架ローラ10,11に張架され、図中の矢印が示す方向に回転駆動される。
中間転写ベルト7は、各プロセスステーション1a〜1dの配列方向に沿って搬送され、感光体ドラム2a〜2d上の各色のトナー像は各ステーションで順次1次転写手段14a〜14dにより中間転写ベルト表面に転写されフルカラー画像が形成される。
一方、シートSは、装置下部に設けられた給紙カセット15に積載収納されており、給紙ローラ16によって給紙カセット15から一枚ずつ分離給送され、レジストローラ対17に給紙する。レジストローラ対17は、給紙されたシートSを中間転写ベルト7と2次転写ローラ12の間に送り出す。
中間転写ベルト7の最下方の表面には、従動ローラ9に対向するように配置された2次転写ローラ12が当接され、2次転写ローラ12は、中間転写ベルト7との間で通過するシートSを挟持搬送する。2次転写ローラ12には、高圧電源13(バイアス手段)からバイアスが印加され、これにより、2次転写ローラ12と中間転写ベルトの間を通過するシートSに中間転写ベルト上のトナー画像が2次転写されながら定着装置18に搬送される。
トナー像が転写されたシートSは、定着装置18に送られる。定着装置18によってシートSが加熱及び加圧され、そのトナー像がシートS上に定着される。これにより、シートS上には画像が形成されることになり、このシートSは、定着装置18から装置外部の排出トレイ19へ排出される。
(2)定着装置18
図2は定着装置18の構成略図である。この定着装置18は前述した図7の定着装置と基本的には同じオンデマンドタイプの像加熱装置である。
すなわち、セラミックヒータ(摺動部材)55と、該ヒータ55を支持する加熱体保持部材としてのホルダ53と、ホルダ53の周辺に巻きかけられたフィルム状の定着スリーブ(可撓性の回転部材)52と、横断面下向きにU字型の断面をもつ剛性部材から構成される補強ステー51と、定着スリーブ52を挟んでヒータ55に対向配設される加圧ローラ57と、を有する。セラミックヒータ55は、セラミック製の長方形の基板に発熱抵抗体のペーストをスクリーン印刷し、基板上に発熱抵抗体のパターンを形成したものである。発熱抵抗体パターンの上には定着スリーブ内面と接触する絶縁層(ガラス製)が形成されている。加圧ローラ57は芯金の周りに弾性層を設けた構造である。また、加圧ローラ57は弾性層の長手方向両端部付近の径が中央部より大きい逆クラウン形状になっている。
また、図12の分解図及び図13を参照すれば理解できるように、定着装置本体フレーム70とステー51の間にはバネ61A(第1の付勢手段)、61B(第2の付勢手段)が配置されており、バネ61A、62Bは共にステー51を加圧ローラ57に向かって付勢している。バネ61A、62Bの付勢力はステー51からホルダ53を介してヒータ55に伝わる。また、加圧ローラ57の軸57A、57Bはいずれも本体フレーム70に回転可能に保持されている。したがって、ヒータ55と加圧ローラ57の間にはバネ61A、62Bによる圧力が掛かり、ニップ部Nが形成される。
加圧ローラ57と定着スリーブ52との圧接ニップ部Nを通る記録媒体としてのシートSは、圧接ニップ部Nにて圧接され、定着スリーブ52に密着して挟持搬送される。さらに、この圧接力によりヒータ裏面は、ホルダ53のシート搬送方向上流側受け面(第1保持領域)Aと下流側受け面(第2保持領域)Bに圧接される。ホルダ53のヒータを保持する保持面は第1保持領域Aと第2保持領域Bを有する。受け面A,Bはいずれも長手方向中央部が両端部よりニップ部側に突出したクラウン形状になっている。ヒータ55はセラミック製で、装置に搭載していない部品単体状態では実質的に長方形である。このようなヒータを装置の搭載しバネ61A、61Bの力が加わると、ヒータはこのA・Bの各々の受け面のクラウン形状にならって湾曲し、クラウン形状を作る。
本実施例において、定着スリーブ52は、図3に層構成模型図を示したように、内面から金属フィルム52a、弾性層52b、離型層52cから構成される可撓性を有するものである。また定着スリーブ52の単位面積当たりの熱容量は、およそ0.1J/cm・K程度の熱容量のものを使用する。
加圧ローラ57が回転駆動され、それに伴って定着スリーブ52が従動回転状態になり、またヒータ55に通電がなされて該ヒータが迅速に昇温して所定の温度に立ち上がり温調された状態において、圧接ニップ部Nの定着スリーブ52と加圧ローラ57との間に未定着トナー像tを担持した記録媒体としてのシートSが導入され、圧接ニップ部NにおいてシートSのトナー像担持側面が定着スリーブ52の外面に密着して定着スリーブ52と一緒に圧接ニップ部Nを挟持搬送されていく。この挟持搬送過程においてヒータ55で加熱された定着スリーブ52の熱によりシートSが加熱され、シートS上の未定着トナー像tがシートS上に加熱・加圧されて溶融定着される。圧接ニップ部Nを通過したシートは定着スリーブ52の面から曲率分離して排出搬送されていく。
定着動作で圧接ニップ部Nからの排出直後において、シートSは、圧接ニップ部Nでの拘束が開放されると同時に熱膨張する。ここで、図4の部分拡大模型図及び図8、図9に示すように、圧接ニップ部N内を通過中のシートSは、加圧ローラの逆クラウン形状の作用等により、搬送方向に対して直交する方向の中央部から両端部に向かって押し広げられようとする力を受けている。このような力による搬送ストレスを受けたシートSは、ニップ部から排出されてニップ部での拘束力から開放されると熱膨張し縦方向の波うちSaが発生する。この時の波うちSaにおいて、上に凸のラインを波うちの上端部63とし、下に凸のラインを波うちの下端部62とする。この時、より定着スリーブ52に長く接触する波うち上端部63は、下端部62と比べて余分な熱を受けやすくなり、従来例で説明したように画像不良の原因になる。この画像不良は炎のような形に見えるので便宜的にファイヤマークと呼ばれ、記録媒体SがOHPシートや樹脂フィルムシートである場合に特に顕著に発生する。
ファイヤマークは、特に圧接ニップ部N内下流からシートSが排紙される時のシートSに対する搬送ストレスとの関係が深い。搬送ストレスはヒータホルダの長手方向に沿って設けられたクラウン量C(図11)に関連がある。圧接ニップ部N内の長手方向に亘るニップ幅分布の不均一性を抑えつつ紙シワを防止する為に十分な、ホルダ53のヒータ受け面A・Bのクラウン量として、例えばL=220mmに対しC=100μm(即ち、小さめのクラウン量)に設定すると、紙シワは防止できるものの、ファイヤマークが顕著になる。又、この画像不良(ファイヤマーク)に有利なクラウン量の設定として、例えばL=220mmに対しC=400μm(即ち、大きめのクラウン量)にすると、ニップ部内でシートSを広げる作用が低下し薄紙などの剛性の低い紙で紙シワが発生する。なお、この場合のホルダ53のヒータ受け面A・Bのクラウン量の数値は、加圧ローラ57の逆クラウン量Cpressureが、例えばL=220mmに対しCpressure=150μmの時の数値である。
ファイヤマークは、特に、圧接ニップ部Nからの排紙時、すなわち圧接ニップ部N内の下流側のクラウン量による搬送ストレスでが主な原因で発生するのに対し、紙シワは、シートSが圧接ニップ部Nに突入した直後(即ち圧接ニップ部N内の上流側)において、紙を広げながら搬送する作用が十分に働かない場合に発生することが判明した。
このため、本実施例では、加圧ローラ57、定着スリーブ52、ホルダ53で構成された圧接ニップ部N内のクラウン量を圧接ニップ部N内のシート搬送方向上流と下流で異ならせる様に構成する。即ち、図5で示すように、ヒータホルダ53の上流側のヒータ受け面Aと下流側のヒータ受け面Bのクラウン量Cを、例えば、A面においてはL=220mmに対してC=100μm、B面においてはL=220mmに対してC=400μmに設定する。つまり、ヒータ受け面B(第2保持領域)のクラウン量Cをヒータ受け面A(第1保持領域)のクラウン量Cより大きく設定する。なお、従来装置の構成においてはA面とB面は同じ値である。
本実施例の設定の場合のヒータホルダ53の一部を斜め下側から見たときの斜視図を図14に示す。また、ヒータホルダ53を図14の形状にし、加圧バネ61A及び61Bにより圧力を掛けた状態におけるヒータ55を斜め下側から見たときの斜視図を図15に示す。また、ヒータホルダをシートSの搬送方向下流側から見たときの図を図16に示す。図14及び図16を参照すれば理解できるように、ヒータ受け面Bのクラウン量(C=400μm)はヒータ受け面Aのクラウン量(C=100μm)より大きいが、ヒータ受け面A、Bのクラウン部の頂点は同じ高さに設定されている。
図15に示すヒータの撓み方を参照すれば分かるように、ヒータ受け面A、Bのクラウン量が同じ場合、ヒータの撓み方は図15の破線に示すようにシート搬送方向上流側と下流側共にクラウン量が同じ形状になるが、本実施例のようにヒータ受け面Bのクラウン量をヒータ受け面Aのクラウン量より大きく設定すると、ヒータの撓み方も図15の実線のようにシート搬送方向(定着スリーブ移動方向)下流側のクラウン量が上流側のクラウン量より大きくなるように撓む。
この構成により、圧接ニップ部Nに突入した直後の特に薄紙のような剛性の弱いシートSは、十分に両端に広げられながら侵入する為に紙シワが発生することは無い。又、排紙直前のシートSは余分なストレスを受けることなく排出される為、排紙直後に波うつ量が少なく、ファイヤマークも抑えることが可能になる。
上記の様に、ヒータホルダ53の上流側のヒータ受け面Aと下流側のヒータ受け面Bのクラウン量Cを別々に設定する事によってファイヤマークと紙シワを共に抑えることができる。しかしながら、このクラウン量Cの差を大きく取るに従って、圧接ニップ部Nの長手方向のニップ幅分布の不均一性に影響を与える。この為、ファイヤマークの低減、紙シワの低減、ニップ幅分布の均一性、を満たすヒータ受け面A、B各々のクラウン量Cの設定が重要になる。そこで、最適なクラウン量を設定すべく、実験を行った。実験結果を表1に示す。
表1は、シートSの紙シワ・ファイヤマーク・ニップの均一性の、ヒータ受け面A、Bクラウン量に応じた性能差を示している。○=良好、△=やや悪い、×=悪い、を意味する。この実験により、圧接ニップ部Nにおけるシート搬送方向と直交する方向のクラウン量に関して、シート搬送方向上流位置のクラウン量と下流位置のクラウン量を上流部Aで100〜200μm、下流部Bで300〜400μmに設定する事で、圧接ニップ部Nのニップ幅の均一性を損なう事無く、紙シワとファイヤマークの良好な状態を実現する事が可能になることがわかる。なお、ヒータ55はバネ61A、61Bによる圧力を掛ける前の状態(部品単体)では長方形であるが、セラミック製であるので、ホルダ53のクラウン量を上述の値に設定してもヒータ55のクラウン量は必ずしもホルダ53と全く同じ値にはならない。ヒータ受け面Aのクラウン量をC=100〜200μm、ヒータ受け面Bのクラウン量をC=300〜400μmに設定した場合、ヒータ55の上流側のクラウン量C´は0μm<C´≦100μm、下流側のクラウン量C´は200μm≦C´≦300μmとなり、ヒータのクラウン量の設定としてはこれらの値が適切であることがわかる。
以上のように、弾性層と離型層と金属フィルムとから成る定着スリーブを備えた定着装置において、薄紙においても紙シワの発生が無く、かつファイヤマークの良好な定着装置を提供する事ができる。熱容量の比較的大きな定着フィルムを用いたときでも、画質を落とさず紙シワを発生させずに定着作業を行うことができる。
上記の実施例においては、定着フィルムとして、単位面積当たりの熱容量がおよそ0.1J/cm・K程度の熱容量のものを使用したが、これに限るものではなく、熱容量の非常に小さいポリイミドフィルム(例えば厚さ50μm、単位面積当たりの熱容量0.01J/cm・K)等を使用することもできる。この場合、波うちSaの上端部63と、下端部62との受ける熱量の差は小さく、元々画像に対する影響は少ないが、本実施例のような構成にすることでより高画質にすることができるまた、弾性層のない可撓性の定着スリーブを備えた装置にも適用できる。
なお、本実施例の摺動部材は発熱機能のあるヒータであるが、加圧ローラと共にニップ部を形成する機能さえあればよく、発熱機能は必ずしもなくても構わない。この場合、例えば定着スリーブ自体を電磁誘導の原理で発熱させればよい。また、実施例では可撓性の移動部材52を円筒状部材にして、これを加圧ローラ駆動による従動回転としているが、エンドレスフィルムの内部に駆動ローラとテンションローラを設け駆動ローラを回転駆動することによりフィルムを回転させるなど、任意の回転駆動手段にすることが出来る。
また、本発明の像加熱装置は実施例の画像加熱定着装置としての使用に限られず、未定着画像を記録材に仮に定着せしめる仮定着装置、定着画像を担持した記録材を再加熱してつや等の画像表面性を改質する表面改質装置等の像加熱装置としても有効である。またその他、例えば、紙幣等のシワ除去用の熱プレス装置、熱ラミネート装置、紙等の含水分を蒸発させる加熱乾燥装置、インクジェットプリンタ等に用いられる乾燥用の像加熱装置など、被加熱部材を加熱処理する像加熱装置等として用いても有効であることは勿論である。
本発明は上述の実施例にとらわれるものではなく、技術思想が同じ変形例を含むものである。
実施例1における画像形成装置の概略構成図である。 定着装置の概略構成図である。 定着スリーブの層構成模型図である。 定着装置の部分的な拡大模型図である。 ヒータホルダのヒータ受け面A・Bの形状をグラフ化したものである。 従来の熱ローラ方式の定着装置の説明図である。 従来のフィルム加熱方式の定着装置の説明図である。 記録媒体の波うちの状態を模式的に示す斜視図である。 図8の拡大模式図である。 画像不良の部位を示す図である。 クラウン量の説明図である。 実施例1の定着装置の分解図である。 実施例1の定着装置におけるバネ61の掛け方を示した図である。 実施例1のヒータホルダの一部を斜め下側から見たときの斜視図である。 加圧バネにより圧力を掛けた状態におけるヒータを斜め下側から見たときの斜視図である。 ヒータホルダを記録媒体搬送方向下流側から見たときの図である。
符号の説明
S…シート、Sa…波うち、N…圧接ニップ部、A…ニップ上流のクラウン形成面、B…ニップ下流のクラウン形成面、C…クラウン量、1…プロセスステーション、2…感光体ドラム、3…帯電ローラ、4…露光器、5…現像手段、6…クリーニング装置、7…中間転写ベルト、8…駆動ローラ、9…従動ローラ、10…ベルト張架ローラ、11…ベルト張架ローラ、12…二次転写ローラ、13…高圧電源、14…一次転写手段、15…給送カセット、16…給送ローラ、17…レジストローラ対、18…定着装置、19…排出トレイ、20…搬送経路、50…現像スリーブ、51…補強ステー、52…定着スリーブ、52a…金属フィルム、52b…弾性層、52c…離型層、53…ホルダ、55…ヒータ、57…加圧ローラ、62…下端部、63…上端部

Claims (22)

  1. 可撓性の回転部材と、前記回転部材の内面に接触する摺動部材と、前記摺動部材を保持するホルダと、前記回転部材を介して前記摺動部材とニップ部を形成する加圧ローラと、を有し、前記ホルダの前記摺動部材を保持する保持面は、前記ホルダの長手方向中央部が両端部より前記ニップ部側に突出したクラウン形状の第1保持領域と、前記第1保持領域より前記回転部材の移動方向下流側に設けられており前記ホルダの長手方向中央部が両端部より前記ニップ部側に突出したクラウン形状の第2保持領域と、を有し、前記第2保持領域のクラウン量は前記第1保持領域のクラウン量より大きいことを特徴とする像加熱装置。
  2. 前記ニップ部を形成するための圧力を付与する付勢手段を有し、前記付勢手段は前記装置の長手方向両端部に夫々設けられていることを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
  3. 前記ホルダを前記加圧ローラ側に押さえつける高剛性のステーを有し、第1の前記付勢手段は前記ステーの一端側を前記加圧ローラに向かって付勢しており、第2の前記付勢手段は前記ステーの他端側を前記加圧ローラに向かって付勢していることを特徴とする請求項2に記載の像加熱装置。
  4. 前記第1保持領域のクラウン量は100μm以上200μm以下であり、前記第2保持領域のクラウン量は300μm以上400μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
  5. 前記第1保持領域のクラウン部の頂点と前記第2保持領域のクラウン部の頂点は略同じ高さであることを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
  6. 前記摺動部材は板状の部材であり、前記付勢手段による圧力の作用により前記ホルダの前記保持面の形状に倣って撓んでいることを特徴とする請求項2に記載の像加熱装置。
  7. 前記摺動部材は、前記ホルダの前記保持面に倣って撓んだ状態で、前記ホルダの前記第1保持領域に対応する領域のクラウン量がゼロより大きく100μm以下であり、前記ホルダの前記第2保持領域に対応する領域のクラウン量が200μm以上300μm以下であることを特徴とする請求項6に記載の像加熱装置。
  8. 前記摺動部材はセラミック製であり、前記付勢手段による圧力が掛かる前の形状は実質的に長方形であることを特徴とする請求項6に記載の像加熱装置。
  9. 前記摺動部材は発熱抵抗体パターンが形成されたヒータであることを特徴とする請求項6に記載の像加熱装置。
  10. 前記回転部材は、基層と弾性層を有することを特徴とする請求項6に記載の像加熱装置。
  11. 前記基層は金属製であることを特徴とする請求項10に記載の像加熱装置。
  12. 前記加圧ローラは長手方向両端部付近の径が中央部より大きい逆クラウン形状であることを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
  13. 可撓性の回転部材と、前記回転部材の内面に接触する摺動部材と、前記回転部材を介して前記摺動部材とニップ部を形成する加圧ローラと、前記ニップ部を形成するための圧力を付与する付勢手段と、を有し、前記摺動部材は、前記付勢手段による圧力が掛かった状態で長手方向中央部が両端部より前記ニップ部側に突出したクラウン形状になっており、前記摺動部材の前記回転部材の移動方向下流側のクラウン量は上流側のクラウン量より大きいことを特徴とする像加熱装置。
  14. 前記付勢手段は前記装置の長手方向両端部に夫々設けられていることを特徴とする請求項13に記載の像加熱装置。
  15. 前記摺動部材を保持するホルダと、前記ホルダを前記加圧ローラ側に押さえつける高剛性のステーを有し、第1の前記付勢手段は前記ステーの一端側を前記加圧ローラに向かって付勢しており、第2の前記付勢手段は前記ステーの他端側を前記加圧ローラに向かって付勢していることを特徴とする請求項14に記載の像加熱装置。
  16. 前記摺動部材は板状の部材であり、前記付勢手段による圧力の作用により前記ホルダの保持面の形状に倣って撓んでいることを特徴とする請求項15に記載の像加熱装置。
  17. 前記摺動部材は、前記上流側のクラウン量がゼロより大きく100μm以下であり、前記下流側のクラウン量が200μm以上300μm以下であることを特徴とする請求項13に記載の像加熱装置。
  18. 前記摺動部材はセラミック製であり、前記装置に搭載する前の形状は実質的に長方形であることを特徴とする請求項16に記載の像加熱装置。
  19. 前記摺動部材は発熱抵抗体パターンが形成されたヒータであることを特徴とする請求項18に記載の像加熱装置。
  20. 前記回転部材は、基層と弾性層を有することを特徴とする請求項13に記載の像加熱装置。
  21. 前記基層は金属製であることを特徴とする請求項20に記載の像加熱装置。
  22. 前記加圧ローラは長手方向両端部付近の径が中央部より大きい逆クラウン形状であることを特徴とする請求項13に記載の像加熱装置。
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