JP2003528862A - 非対称4,6−ビス(アリールオキシ)ピリミジン誘導体の製造方法 - Google Patents

非対称4,6−ビス(アリールオキシ)ピリミジン誘導体の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)を添加して、一般式(I) 【化1】 [式中、Ar1 は置換又は非置換アリールもしくはヘテロシクリルをそれぞれ表し、Xは水素、弗素、塩素もしくは臭素を表し、そしてL1 〜L5 は請求項1により定義されている。]の、公知の非対称4,6−ビス(アリールオキシ)ピリミジン誘導体を製造する新規な方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は公知の非対称4,6−ビス(アリールオキシ)ピリミジン誘導体を製
造するための新規な方法に関する。
【0002】 非対称4,6−ビス(アリールオキシ)ピリミジン誘導体は知られており、例
えば作物保護の際に有害生物防除剤として用いられる(WO 94/02470
、WO 97/27189、WO 98/21189、WO 99/57116
参照)。
【0003】 非対称4,6−ビス(アリールオキシ)ピリミジン誘導体の製造は、異なるア
リールオキシ基を別々の反応で導入する必要があるために、対称4,6−ビス
(アリールオキシ)ピリミジン化合物の製造よりも困難である。
【0004】 非対称4,6−ビス(アリールオキシ)ピリミジン誘導体を製造するための複
数の方法が既に開示されている。
【0005】 WO 94/02470は2段階法による非対称4,6−ビス(アリールオキ
シ)ピリミジン誘導体の製造を詳述している。塩基性の反応条件下での4,6−
ジクロロピリミジン(A)と1当量のフェノール誘導体(B)との反応、及び2
番目のフェノール誘導体(D)との次の反応により非対称4,6−ビス(アリー
ルオキシ)ピリミジン誘導体(E)が得られる(図式1参照)。
【0006】
【化15】
【0007】 この方法には、第2の反応段階においてアリールオキシ基の交換が起こって、
非対称4,6−ビス(アリールオキシ)ピリミジン誘導体(E)と対称4,6−
ビス(アリールオキシ)ピリミジン誘導体(F)及び(G)とからなる生成混合
物を生じるという不利な事情がある。
【0008】 従って、非対称4,6−ビス(アリールオキシ)ピリミジン誘導体(E)は不
十分な収量で得られ、複雑な分離法で単離され得るにすぎない。
【0009】 第2の反応段階におけるアリールオキシ基の交換の問題を回避するために、出
発物質に4,6−ジフルオロピリミジンを用いることが考えられる(図式2及び
WO 94/02470、EP−A1−794 177参照)。
【0010】
【化16】
【0011】 しかしながら、この方法には、4,6−ジクロロピリミジンから出発して塩素
/弗素交換を行って4,6−ジフルオロピリミジンを製造する必要があるという
不利な事情がある。従って、非対称4,6−ビス(アリールオキシ)ピリミジン
誘導体の製造は追加の反応段階を必要とする。それゆえに、好ましい出発物質は
4,6−ジクロロピリミジンもしくは4,6−ジクロロピリミジン誘導体である
【0012】 WO 94/02470に述べられている方法に類似的に4,6−ジクロロ−
5−ハロゲノ−ピリミジンから出発する、非対称4,6−ビス(アリールオキシ
)ピリミジン誘導体の製造はWO 98/41513に説明されている。
【0013】 EP−A1−794 177、US 5,849,910及びUS 5,97
7,363は4,6−ジクロロピリミジン(A)から出発する、非対称4,6−
ビス(アリールオキシ)ピリミジン誘導体(E)を製造するための別の方法を説
明している(図式3参照)。
【0014】
【化17】
【0015】 この方法において、第1の反応段階の後に得られるアリールオキシ−クロロピ
リミジン誘導体(C)は少なくとも1モル当量の第三級アミンを用いて処理する
【0016】 生成した中間体はピリミジニル−アンモニウム誘導体(J)であって、この誘
導体はフェノール誘導体(D)と反応して非対称4,6−ビス(アリールオキシ
)ピリミジン誘導体(E)を生じる。
【0017】 この方法には、少なくとも等モル量の第三級アミンを必要とし、この第三級ア
ミンは複雑な手順を用いて回収されるにすぎないという不利な事情がある。さら
に、非対称4,6−ビス(アリールオキシ)ピリミジン誘導体が普通の収量で得
られるにすぎない。従ってこの方法は、とりわけ高価なアミン類を用いる場合に
は大規模な工業的製造には不適当である。
【0018】 そこで、一般式(I)
【0019】
【化18】
【0020】 [式中、Ar1 はそれぞれの場合に置換されたもしくは非置換のアリールもしく
はヘテロシクリルを表し、 Xは水素、弗素、塩素もしくは臭素を表し、 L1 、L2 、L3 、L4 及びL5 は、同一であるかもしくは異なっており、そし
てそれらのそれぞれは相互に独立して水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキ
ルカルボニル、ホルミル、アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、アルキル
アミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル;それぞれの場合にハロゲンで
場合により置換されたアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィ
ニルもしくはアルキルスルホニルを表すか、 又は L1 、L2 、L3 及びL4 は、同一であるかもしくは異なっており、またそれら
のそれぞれは相互に独立して水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキルカルボ
ニル、ホルミル、アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカ
ルボニル、ジアルキルアミノカルボニル;それぞれの場合にハロゲンで場合によ
り置換されたアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニルもし
くはアルキルスルホニルを表し、 そして L5 は下記の基:
【0021】
【化19】
【0022】 [当該基中、*はフェニル基に対する結合場所を示す。] の中の1つの基を表し、 そしてその場合、基
【0023】
【化20】
【0024】 は異なっている。] の非対称4,6−ビス(アリールオキシ)ピリミジン誘導体は、一般式(II)
【0025】
【化21】
【0026】 [式中、Xは上で定義した通りである。] の4,6−ジクロロピリミジン誘導体を、 a)最初に、第1段階において、適切であれば希釈剤の存在下で、また適切であ
れば酸受容体の存在下で一般式(III) Ar1 −OH (III) [式中、Ar1 は上で定義した通りである。] の化合物と反応させ、 そして次に、生じた一般式(IV)
【0027】
【化22】
【0028】 [式中、Ar1 及びXのそれぞれは上で定義した通りである。] の化合物を第2段階において、適切であれば溶媒の存在下で、適切であれば塩基
の存在下で2〜40モル%の1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン
(DABCO)を加えて、一般式(V)
【0029】
【化23】
【0030】 [式中、L1 、L2 、L3 、L4 及びL5 のそれぞれは上で定義した通りである
。] の化合物と反応させるか、 又は b)最初に、第1段階において適切であれば希釈剤の存在下で、また適切であれ
ば酸受容体の存在下で、一般式(V)
【0031】
【化24】
【0032】 [式中、L1 、L2 、L3 、L4 及びL5 のそれぞれは上で定義した通りである
。] の化合物と反応させ、 そして次に、生じた式(VI)
【0033】
【化25】
【0034】 [式中、X、L1 、L2 、L3 、L4 及びL5 のそれぞれは上で定義した通りで
ある。] の化合物を、第2段階において、適切であれば溶媒の存在下で、適切であれば塩
基の存在下で2〜40モル%の1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン
(DABCO)を加えて、一般式(III) Ar1 −OH (III) [式中、Ar1 は上で定義した通りである。] の化合物と反応させると得られることが判明した。
【0035】 定義において、アルキル、アルカンジイル、アルケニルもしくはアルキニル等
の飽和もしくは不飽和の炭化水素鎖は、例えばアルコキシ、アルキルチオもしく
はアルキルアミノのようにヘテロ原子と結合している場合を含めて、それぞれの
場合直鎖のもしくは枝分れしたものとする。異なるように指摘がない場合には1
個乃至6個の炭素原子を有する炭化水素鎖が好ましい。別のように指摘されない
場合には、アルケニルもしくはアルキニルについては2個乃至6個の炭素原子を
有する炭化水素鎖が好ましい。
【0036】 ハロゲンは通常弗素、塩素、臭素もしくはヨウ素、好ましくは弗素、塩素もし
くは臭素、特に弗素もしくは塩素を表す。
【0037】 アリールは、芳香族の、単環式もしくは多環式の炭化水素環、例えばフェニル
、ナフチル、アントラニル、フェナントリル、好ましくはフェニルもしくはナフ
チル、特にフェニルを表す。
【0038】 ヘテロシクリルは、少なくとも1個の環構成要素がヘテロ原子、すなわち炭素
と異なる原子である場合の、飽和もしくは不飽和の芳香族環式化合物を表す。環
が複数のヘテロ原子を含む場合には、この原子は同一であっても異なっていても
よい。好ましいヘテロ原子は酸素、窒素もしくは硫黄である。環が複数の酸素原
子を含む場合には、これらは隣接して存在しない。適切であれば、環式化合物は
、別の炭素環式もしくは複素環式の縮合環もしくは橋かけ環と一緒になって多環
式環系を形成する。単環式もしくは二環式の環系、特に単環式もしくは二環式の
芳香族環系が好ましい。
【0039】 シクロアルキルは、適切であれば他の炭素環式の縮合環もしくは橋かけ環と一
緒になって多環式環系を形成する、飽和の炭素環式化合物を表す。
【0040】 多環式環系は、複素環式環もしくは縮合炭素環式環に結合していてもよい。こ
のヘテロシクリル基は、好ましくはメチル、エチルもしくはハロゲンで一置換も
しくは多置換されていてもよい。単環式もしくは二環式環系、特に単環式もしく
は二環式芳香族環系が好ましい。
【0041】 ハロゲノアルコキシは、部分的にもしくは完全にハロゲン化されたアルコキシ
を表す。多ハロゲン化されたハロゲノアルコキシの場合、ハロゲン原子は同一で
あっても異なっていてもよい。好ましいハロゲン原子は弗素及び塩素、特に弗素
である。ハロゲノアルコキシが追加的に他の置換基を担持する場合には、可能な
ハロゲン原子の最大数は残っている自由原子価まで減少する。別のように指摘さ
れない場合には、1個乃至6個の炭素原子を有する炭化水素鎖が好ましい。
【0042】 ハロゲノアルキルは、部分的にもしくは完全にハロゲン化されたアルキルを表
す。多ハロゲン化されたハロゲノアルキルの場合、ハロゲン原子は同一であって
も異なっていてもよい。好ましいハロゲン原子は弗素及び塩素、特に弗素である
。ハロゲノアルキルが追加的に別の置換基を担持する場合には、可能なハロゲン
原子の最大数は、残っている自由原子価まで減少する。別のように指摘されない
場合には、1個乃至6個の炭素原子を有する炭化水素鎖が好ましい。
【0043】 式(III)及び(V)の出発物質、式(IV)及び(VI)の中間体及び一
般式(I)の最終生成物は異なる可能な異性形の純粋な異性体、例えばE異性体
もしくはZ異性体として、適切な場合には異なる可能な異性形の混合物、特にヘ
テロ異性体(heteroisomers)の混合物、例えばE/Z混合物とし
て存在し得る。 一般に、Ar1 は特に 3個乃至7個の環構成要素を有すると共に、ハロゲンで;もしくはそれぞれの場
合に1個乃至4個の炭素原子を有するアルキル、アルコキシ、ハロゲノアルキル
、ハロゲノアルコキシで場合により置換されたヘテロシクリルを表すか、 又は同一もしくは異なる置換基でそれぞれ場合により一置換乃至四置換されたフ
ェニルもしくはナフチルを表し、その場合可能な置換基は下記のリスト: ハロゲン、シアノ、ニトロ、ホルミル、カルボキシル、カルバモイル、チオカル
バモイル; それぞれの場合に1個乃至8個の炭素原子を有する、それぞれの場合に直鎖のも
しくは枝分れしたアルキル、オキソアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル
、アルキルチオアルキル、ジアルコキシアルキル、アルキルチオ、アルキルスル
フィニルもしくはアルキルスルホニル; それぞれの場合に2個乃至6個の炭素原子を有する、それぞれの場合に直鎖のも
しくは枝分れしたアルケニルもしくはアルケニルオキシ; それぞれの場合に1個乃至6個の炭素原子と1個乃至13個の同一もしくは異な
るハロゲン原子を有する、それぞれの場合に直鎖のもしくは枝分れしたハロゲノ
アルキル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアルキルチオ、ハロゲノアルキルスル
フィニルもしくはハロゲノアルキルスルホニル; それぞれの場合に2個乃至6個の炭素原子と1個乃至11個の同一もしくは異な
るハロゲン原子を有する、それぞれの場合に直鎖のもしくは枝分れしたハロゲノ
アルケニルもしくはハロゲノアルケニルオキシ; それぞれの場合に直鎖のもしくは枝分れしたジアルキルアミノ; 各炭化水素鎖に1個乃至6個の炭素原子を有する、アルキルカルボニル、アルキ
ルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジア
ルキルアミノカルボニル、アリールアルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミ
ノカルボニルオキシ、アルケニルカルボニルもしくはアルキニルカルボニル; それぞれの場合に3個乃至6個の炭素原子を有する、シクロアルキルもしくはシ
クロアルキルオキシ; 3個もしくは4個の炭素原子を有する、二箇所で結合するアルキレン、2個もし
くは3個の炭素原子を有する、二箇所で結合するオキシアルキレンもしくは1個
もしくは2個の炭素原子を有する、二箇所で結合するジオキシアルキレン、これ
らのそれぞれは弗素、塩素、オキソ、メチル、トリフルオロメチル及びエチルか
ら成る群からの同一もしくは異なる置換基で場合により一置換乃至四置換されて
いる; もしくは基
【0044】
【化26】
【0045】 [当該基中、A1 は、水素、ヒドロキシル;又は1個乃至4個の炭素原子を有す
るアルキルもしくは1個乃至6個の炭素原子を有するシクロアルキルを表し、そ
して A2 は、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、アミノ、メチルアミノ、フェニル
、ベンジルを表すか、又は1個乃至4個の炭素原子を有する、それぞれの場合に
シアノ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノもしく
はフェニルで場合により置換されたアルキルもしくはアルコキシを表すか、又は
それぞれの場合に2個乃至4個の炭素原子を有するアルケニルオキシもしくはア
ルキニルオキシを表し、 そして、フェニル、ベンゾイル、ベンゾイルエテニル、シンナモイル、ヘテロシ
クリル;又はそれぞれの場合に各アルキル部分に1個乃至3個の炭素原子を有す
ると共に、それぞれの場合に環部分がハロゲンで及び/又は1個乃至4個の炭素
原子を有する直鎖のもしくは枝分れしたアルキルもしくはアルコキシで場合によ
り一置換乃至三置換されているフェニルアルキル、フェニルアルキルオキシもし
くはヘテロシクリルアルキルをも表す。] から選択される。
【0046】 Ar1 はメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメチルもしくは
トリフルオロメトキシで場合により置換されたチエニル、ピリジルもしくはフリ
ルを表すか、 又はそれぞれの場合に同一もしくは異なる置換基で場合により一置換乃至四置換
されたフェニルを表し、その場合に可能な置換基は、好ましくは下記のリスト:
弗素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、ホルミル、カルボキシル、カルバ
モイル、チオカルバモイル; メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブ
チル、1−、2−、3−、ネオ−ペンチル、1−、2−、3−、4−(2−メチ
ルブチル)、1−、2−、3−ヘキシル、1−、2−、3−、4−、5−(2−
メチルペンチル)、1−、2−、3−(3−メチルペンチル)、2−エチルブチ
ル、1−、3−、4−(2,2−ジメチルブチル)、1−、2−(2,3−ジメ
チルブチル)、3−オキソブチル、メトキシメチル、ジメトキシメチル; メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ; メチルチオ、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、メチルスルフィニル
、エチルスルフィニル、メチルスルホニルもしくはエチルスルホニル; ビニル、アリル、2−メチルアリル、プロペン−1−イル、クロトニル、プロパ
ルギル、ビニルオキシ、アリルオキシ、2−メチルアリルオキシ、プロペン−1
−イルオキシ、クロトニルオキシ、プロパルギルオキシ; トリフルオロメチル、トリフルオロエチル; ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロクロロメトキシ、トリ
フルオロエトキシ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、ジフルオ
ロクロロメチルチオ、トリフルオロメチルスルフィニルもしくはトリフルオロメ
チルスルホニル; ジメチルアミノ、ジエチルアミノ; アセチル、プロピオニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、メチルア
ミノカルボニル、エチルアミノカルボニル、ジメチルアミノカルボニル、ジエチ
ルアミノカルボニル、ジメチルアミノカルボニルオキシ、ジエチルアミノカルボ
ニルオキシ、ベンジルアミノカルボニル、アクリロイル、プロピオロイル; シクロペンチル、シクロヘキシル; それぞれの場合に、二箇所で結合するプロパンジイル、エチレンオキシ、これら
のそれぞれは弗素、塩素、オキソ、メチル及びトリフルオロメチルから成る群か
らの同一もしくは異なる置換基で場合により一置換乃至四置換されている; もしくは基
【0047】
【化27】
【0048】 [当該基中、A1 は水素、メチルもしくはヒドロキシルを表し、そして A2 は、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、アミノ、メチルアミノ、フェニル
もしくはベンジルを表し、そして フェニル、ベンゾイル、ベンゾイルエテニル、シンナモイル、ベンジル、フェニ
ルエチル、フェニルプロピル、ベンジルオキシ、5,6−ジヒドロ−1,4,2
−ジオキサジン−3−イルメチル、トリアゾリルメチル、ベンゾオキサゾール−
2−イルメチル、1,3−ジオキサン−2−イル、ベンゾイミダゾール−2−イ
ル、ジオキソール−2−イル、オキサジアゾリルをも表し、これらのそれぞれは
環部分がハロゲンで;及び/又は1個乃至4個の炭素原子を有する、直鎖のもし
くは枝分れしたアルキルもしくはアルコキシで場合により一置換乃至三置換され
ている。] から選択される化合物が好ましい。
【0049】 さらに極めて特に好ましい群の化合物の中では、Ar1 は一置換乃至四置換さ
れたフェニルを表し、その場合置換基は下記のリスト: ハロゲン、シアノ;特に1個乃至4個の炭素原子を有する、それぞれの場合に直
鎖のもしくは枝分れしたアルキルもしくはハロゲノアルキル から選択される。
【0050】 概して、Xはとりわけ弗素もしくは塩素を表す。
【0051】 Xが弗素を表す化合物が特に好ましい。
【0052】 概して、L1 、L2 、L3 、L4 及びL5 は、同一もしくは異なっており、そ
してそれらのそれぞれは相互に独立して特に水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、
ホルミル;それぞれの場合に1個乃至6個の炭素原子を有する、アルキルカルボ
ニル、アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、
ジアルキルアミノカルボニル;それぞれの場合に1個乃至6個の炭素原子を有す
ると共に、それぞれの場合に1個乃至5個のハロゲン原子で場合により置換され
たアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニルもしくはアルキ
ルスルホニルを表すか、 又は L1 、L2 、L3 及びL4 は、同一であるかもしくは異なっており、そしてそれ
らのそれぞれは相互に独立して特に水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ホルミル
;それぞれの場合に1個乃至6個の炭素原子を有するアルキルカルボニル、アル
コキシカルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキル
アミノカルボニル;それぞれの場合に1個乃至6個の炭素原子を有すると共に、
それぞれの場合に1個乃至5個のハロゲン原子で場合により置換されたアルキル
、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニルもしくはアルキルスルホニ
ルを表し、そして L5 は特に下記の基
【0053】
【化28】
【0054】 [当該基中、*はフェニル基に対する結合場所を表す。] の中の1つの基を表す。
【0055】 L1 、L2 、L3 及びL4 が同一であるかもしくは異なっており、そしてそれ
らのそれぞれが相互に独立して、好ましくは水素、弗素、塩素、臭素、シアノ、
ニトロ、アセチル、プロピオニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、
メチルアミノカルボニル、エチルアミノカルボニル、ジメチルアミノカルボニル
、ジエチルアミノカルボニル、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n
−、i−、s−もしくはt−ブチル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プ
ロポキシ、メチルチオ、エチルチオ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル
、メチルスルホニルもしくはエチルスルホニル、トリフルオロメチル、トリフル
オロエチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロクロロメ
トキシ、トリフルオロエトキシ、ジフルオロメチルチオ、ジフルオロクロロメチ
ルチオ、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルスルフィニルもしくはト
リフルオロメチルスルホニルを表す化合物が好ましい。
【0056】 極めて特に好ましい群の化合物では、L1 、L2 、L3 及びL4 のそれぞれは
水素もしくはメチルを表す。
【0057】 さらに極めて特に好ましい群の化合物では、L1 、L2 、L3 及びL4 のそれ
ぞれは水素を表す。
【0058】 L5 が下記の基:
【0059】
【化29】
【0060】 [当該基中、*はフェニル基に対する結合場所を表す。] の中の1つの基を表す化合物が好ましい。
【0061】 極めて特に好ましい群の化合物では、L5 は下記の基:
【0062】
【化30】
【0063】 [当該基中、*はフェニル基に対する結合場所を表す。] の中の1つの基を表す。
【0064】 上述の一般的なもしくは好ましい基の定義は式(I)の最終生成物に対しての
みならず、それに対応して、それぞれの場合に製造に必要な出発物質もしくは中
間体に対しても適用される。
【0065】 それぞれの場合に示した基の組み合わせとは関わりなく、とりわけこれらの基
に適合する基の組み合わせもしくは好ましい組み合わせについて個々に示した基
の定義は、別の好ましい範囲の基のいずれかの定義で置き換えることができる。
【0066】 本発明方法においては、2〜40モル%の第三級アミン1,4−ジアザビシク
ロ[2.2.2]オクタン(DABCO)を加えた場合にアリールオキシハロゲ
ノピリミジン誘導体は高い選択性と収率を伴って反応して非対称4,6−ビス
(アリールオキシ)ピリミジン誘導体を生じるということは極めて驚くべきこと
である。この反応は少なくともモル当量の第三級アミンを必要とするということ
が先行文献(EP−A1−794 177、US 5,849,990及びUS
5,977,363参照)に述べられているので、この反応が2〜40モル%
のDABCOによっても行われ、優れた収率を与え得るということは驚くべきこ
とである。このことはDABCOを添加せずにこの反応を行った比較実験(実施
例4、第2段階参照)によって確かめられている。生成物は極めて低い収量で単
離されるにすぎない。
【0067】 本発明方法は多くの利点を有している。非対称4,6−ビス(アリールオキシ
)ピリミジン誘導体は高収率と高純度で得られる。さらに、出発物質として、4
,6−ジクロロピリミジン誘導体に較べて容易に得られる4,6−ジフルオロピ
リミジン誘導体を用いることができる。因襲的には、本方法を行うのに触媒量の
DABCOを必要とするだけであるから、このアミンを回収する必要がない。
【0068】 本発明方法を行うのに出発物質として必要な式(II)の化合物は、知られて
いると共に、公知の方法(DE−A1−197 10 609、WO 97/4
9605、DE−A1−196 42 533及びDE−A1−195 31
299参照)で製造することができるか、又は商業的に入手できる製品である。
【0069】 本発明方法を行うのに出発物質として必要な式(III)の化合物は通例の市
販用製品であるか、又は市販用製品から簡単な方法で製造することができる。
【0070】 本発明方法を行うのに出発物質として必要な式(V)の化合物は、知られてお
り、また公知の方法で製造することができる(DE−A1 196 11 65
3、WO−A−95/24396、WO 95/04728、WO 97/27
189、WO 97/14687、WO 98/23155、WO 98/21
189、WO 98/55461、WO 99/09026、WO 99/57
116参照)。その他の出発物質の全ては、通例の市販用製品であるか、又はこ
れらの市販用製品から簡単な方法で製造することができる。
【0071】 本発明方法の第1段階を行うのに適切な希釈剤は不活性有機溶媒の全てである
。これらのものの例としてまた好ましいものとしては次のものが挙げられる:脂
肪族、脂環式又は芳香族の炭化水素類、例えば石油エーテル、ヘキサン、ヘプタ
ン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレンも
しくはデカリン;ハロゲン化炭化水素類、例えばクロロベンゼン、ジクロロベン
ゼン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタンもしくはト
リクロロエタン;エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、メチルt−ブチルエーテル、メチルt−アミルエーテル、ジオキサン、テト
ラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタンもしく
はアニソール;ケトン類、例えばアセトン、ブタノン、メチルイソブチルケトン
もしくはシクロヘキサノン;ニトリル類、例えばアセトニトリル、プロピオニト
リル、n−もしくはi−ブチロニトリルもしくはベンゾニトリル;アミド類、例
えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチ
ルホルムアミド、N−メチルピロリドンもしくはヘキサメチルリン酸トリアミド
;エステル類、例えば酢酸メチルもしくは酢酸エチル;スルホキシド類、例えば
ジメチルスルホキシド;ホスホン類、例えばスルホラン;又は水とそれらの混合
物。本発明方法の第1段階においては、ケトン類、特にメチルイソブチルケトン
を用いるのが好ましい。
【0072】 本発明方法の第1段階は、適切であれば適切な酸受容体の存在下で行なう。適
切な酸受容体は通例の無機塩基もしくは有機塩基の全てである。これらのものの
例としてまた好ましいものとしては、アルカリ土類金属もしくはアルカリ金属の
水酸化物、酢酸塩類、炭酸塩類もしくは重炭酸塩類、例えば水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、重炭酸カリウムもしくは重炭酸ナトリウム;第三級アミン類、例えばトリメ
チルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、N,N−ジメチルアニリン
、N,N−ジメチルベンジルアミン、ピリジン、N−メチルピペリジン、N−メ
チルモルホリン、N,N−ジメチルアミノピリジン、ジアザビシクロノネン(D
BN)もしくはジアザビシクロウンデセン(DBU);並びにアルカリ土類金属
もしくはアルカリ金属の水素化物、例えば水素化カルシウム、水素化ナトリウム
もしくは水素化カリウムが挙げられる。本発明方法の第1段階においては、アル
カリ土類金属もしくはアルカリ金属の炭酸塩類、特に炭酸カリウムもしくは炭酸
ナトリウムを用いるのが好ましい。
【0073】 本発明方法の第1段階においては、反応温度は比較的広い範囲内で変えること
ができる。一般に、反応は0℃〜100℃の温度、好ましくは40℃〜80℃の
温度で行う。
【0074】 本発明方法を行うためには、式(III)の化合物のモル当たり、1〜4モル
、好ましくは1〜1.1モルの、式(II)の4,6−ジクロロピリミジン誘導
体を用いる。
【0075】 本発明方法を行うためには、一般に式(V)の化合物のモル当たり1〜4モル
、好ましくは1〜1.1モルの、式(II)の4,6−ジクロロピリミジン誘導
体を用いる。
【0076】 本発明方法の第1段階を行うためには、下記の手順が一般的に採用される。式
(II)の4,6−ジクロロピリミジン誘導体を、適切であれば希釈剤の存在下
で塩基と混合する。式(III)の化合物もしくは式(V)の化合物を、適切で
あれば希釈剤の存在下で加え、この混合物を、適切であれば高温もしくは低温で
、反応が完結するまで撹拌する。反応の終了後に、反応混合物を通例の方法で、
後処理するか、又は本発明方法の第2段階としてその場で直接反応させる。
【0077】 本発明方法の第1段階における、適切であれば希釈剤の存在下での式(III
)の化合物もしくは式(V)の化合物は、適切であればケトン、特にメチルイソ
ブチルケトンに溶解した式(II)の化合物に対して、特に計量して添加する。
この添加は、みんな一度にもしくは12時間の期間内に、好ましくはみんな一度
にもしくは6時間の期間内に行う。
【0078】 本発明方法の第2段階を行うのに適切な希釈剤は不活性有機溶媒の全てである
。これらのものの例としてまた好ましいものとしては次のものが挙げられる:脂
肪族、脂環式又は芳香族の炭化水素類、例えば石油エーテル、ヘキサン、ヘプタ
ン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレンも
しくはデカリン;ハロゲン化炭化水素類、例えばクロロベンゼン、ジクロロベン
ゼン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタンもしくはト
リクロロエタン;エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、メチルt−ブチルエーテル、メチルt−アミルエーテル、ジオキサン、テト
ラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタンもしく
はアニソール;ケトン類、例えばアセトン、ブタノン、メチルイソブチルケトン
もしくはシクロヘキサノン;ニトリル類、例えばアセトニトリル、プロピオニト
リル、n−もしくはi−ブチロニトリルもしくはベンゾニトリル;アミド類、例
えばN,N−ジメチルホルムアニリド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メ
チルホルムアニリド、N−メチルピロリドンもしくはヘキサメチルリン酸トリア
ミド;エステル類、例えば酢酸メチルもしくは酢酸エチル;スルホキシド類、例
えばジメチルスルホキシド;ホスホン類、例えばスルホラン;又は水とそれらの
混合物。本発明方法の第2段階においては、ケトン類、特にメチルイソブチルケ
トンを用いるのが好ましい。
【0079】 本発明方法の第2段階は、適切であれば適切な酸受容体の存在下で行なう。適
切な酸受容体は通例の無機塩基もしくは有機塩基の全てである。これらのものの
例としてまた好ましいものとしては、アルカリ土類金属もしくはアルカリ金属の
水酸化物、酢酸塩類、炭酸塩類もしくは重炭酸塩類、例えば水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、重炭酸カリウムもしくは重炭酸ナトリウム;並びにアルカリ土類金属もしく
はアルカリ金属の水素化物、例えば水素化カルシウム、水素化ナトリウムもしく
は水素化カリウムが挙げられる。本発明方法の第2段階においては、アルカリ土
類金属もしくはアルカリ金属の炭酸塩類、特に炭酸カリウムもしくは炭酸ナトリ
ウムを用いるのが好ましい。
【0080】 本発明方法の第2段階は、触媒量の1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オ
クタン(DABCO)の存在下で行う。
【0081】 本発明方法の第2段階を行う場合、反応温度は比較的広い範囲内で変えること
ができる。一般に、反応は0℃〜100℃の温度、好ましくは40℃〜90℃の
温度、特に50℃〜80℃の温度で行う。
【0082】 本発明方法を行うためには、一般に式(IV)の化合物のモル当たり0.8〜
4モル、好ましくは0.95〜1.05モルの式(V)の化合物を用いる。
【0083】 本発明方法を行うためには、一般に式(VI)の化合物のモル当たり0.8〜
4モル、好ましくは0.95〜1.05モルの式(III)の化合物を用いる。
【0084】 本発明方法を行うためには、一般に式(IV)の化合物のモル当たり2〜40
モル%、好ましくは2〜20モル%の1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オ
クタンを用いる。
【0085】 本発明方法を行うためには、一般に式(VI)の化合物のモル当たり、2〜4
0モル%、好ましくは2〜20モル%の1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]
オクタンを用いる。
【0086】 手順の変形a)の第2段階は、通常次の通りに行う。式(V)の化合物は、適
切であれば希釈剤の存在下で、塩基及び1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]
オクタンと混合する。式(IV)の化合物を、適切であれば希釈剤の存在下で加
え、この混合物を、適切であれば高温で撹拌する。反応が終了してから、反応混
合物を通例の方法で後処理する。
【0087】 代案として、手順の変形a)の第2段階は、式(IV)の化合物を、適切であ
れば希釈剤の存在下で、塩基及び1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタ
ンと混合して行うこともできる。式(V)の化合物を、適切であれば希釈剤の存
在下で加え、この混合物を、適切であれば高温で撹拌する。反応が終了してから
、反応混合物を通例の方法で後処理する。
【0088】 手順の変形b)の第2段階は、通常次の通りに行う。式(III)の化合物を
、適切であれば希釈剤の存在下で、塩基及び1,4−ジアザビシクロ[2.2.
2]オクタンと混合する。式(VI)の化合物を、適切であれば希釈剤の存在下
で加え、この混合物を、適切であれば高温で撹拌する。反応が終了してから、反
応混合物を通例の方法で後処理する。
【0089】 代案として、手順の段階b)は、式(VI)の化合物を、適切であれば希釈剤
の存在下で、塩基及び1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタンと混合し
て行うこともできる。式(III)の化合物を、適切であれば希釈剤の存在下で
加え、この混合物を、適切であれば高温で撹拌する。反応が終了してから、反応
混合物を通例の方法で後処理する。特殊な変形においては、本発明方法を一段反
応(one−pot reaction)として行う。
【0090】 後段の実施例は本発明を具体的に説明するのに有用である。しかしながら、本
発明はこの実施例に限定されない。
【0091】 実施例 実施例1 手順の変形a)もしくはb) 4−クロロ−5−フルオロ−6−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル )フェノキシ]ピリミジン
【0092】
【化31】
【0093】 (第1段階) 最初に4,6−ジクロロ−5−フルオロピリミジン(1.67g、含有率:9
8.9%)及び炭酸カリウム(1.72g)をメチルイソブチルケトン(5ml
)中に入れ、この混合物を60℃で3時間の期間にわたってメチルイソブチルケ
トン5ml中に4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノール1.8g
を含む溶液に滴加混合する。この混合物を60℃で1.5時間撹拌し、次に冷却
し、水と混合し、有機相を分離し、水性相をメチルイソブチルケトンで再度抽出
し、有機性抽出物を併合し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、溶媒を留去する。こ
のようにして4−クロロ−5−フルオロ−6−[4−フルオロ−3(トリフルオ
ロメチル)フェノキシ]ピリミジン(2.74g、含有率:93.9%、理論値
の83.8%)が油状物として得られる。
【0094】 4−[4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−5−フルオロ
−6−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]ピリミジン
【0095】
【化32】
【0096】 (第2段階) 最初に4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェノール(0.98g)並
びに炭酸カリウム(0.9g)及び1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オク
タン(DABCO)(28mg)をメチルイソブチルケトン/水の混合物(8m
l、7/1)に入れ、メチルイソブチルケトン7ml中に4−クロロ−5−フル
オロ−6−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]ピリミジ
ン(1.56g、含有率:98.8%)を含む溶液と70〜80℃で混合する。
この混合物を70〜80℃で2時間撹拌し、次に冷却し、水を加え、有機相を分
離し、水性相をメチルイソブチルケトンで抽出し、併合した有機性抽出物を硫酸
ナトリウム上で乾燥させ、溶媒を留去する。このようにして、4−[4−クロロ
−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−5−フルオロ−6−[4−フルオ
ロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]ピリミジン(1.92g、含有率
:96.5%、理論値の79.2%)が固体として得られる。
【0097】 実施例2 手順の変形a) 4−クロロ−6−(3−クロロ−2−メチルフェノキシ)−5−フルオロピリ ミジン
【0098】
【化33】
【0099】 (第1段階) 最初に4,6−ジクロロ−5−フルオロピリミジン(16.7g、含有率:9
9.7%)と炭酸カリウム(20.2g)をメチルイソブチルケトン(50ml
)中に入れ、60℃で3.5時間の期間にわたって、メチルイソブチルケトン5
0ml中に3−クロロ−2−メチルフェノール14.3gを含む溶液に滴加混合
する。この混合物を60℃で2時間撹拌し、次に冷却し、水と混合し、有機相を
分離し、水性相をメチルイソブチルケトンで再度抽出し、有機性抽出物を併合し
、硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶媒を留去する。このようにして、4−クロロ−
6−(3−クロロ−2−メチルフェノキシ)−5−フルオロピリミジン(26.
8g、含有率:96.7%、理論値の95.2%)が固体として得られる。
【0100】 (2E)−2−(2−{[6−(3−クロロ−2−メチルフェノキシ)−5− フルオロ−4−ピリミジニル]オキシ}フェニル)−2−(メトキシイミノ) −N−メチルエタンアミド
【0101】
【化34】
【0102】 (第2段階) 最初に(2E)−2−(2−ヒドロキシフェニル)−2−(メトキシイミノ)
−N−メチルエタンアミド(4.16g、含有率:99.7%)並びに炭酸カリ
ウム(3.7g)及びDABCO(110mg)をメチルイソブチルケトン(3
0ml)中に入れ、メチルイソブチルケトン30ml中に4−クロロ−6−(3
−クロロ−2−メチルフェノキシ)−5−フルオロピリミジン(5.46g、含
有率:98.1%)を含む溶液と50℃において混合する。この混合物を50℃
で4時間撹拌し、次に冷却し、水を加え、有機相を分離し、水性相をメチルイソ
ブチルケトンで抽出し、併合した有機性抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、
溶媒を留去する。このようにして、(2E)−2−(2−{[6−3−クロロ−
2−メチルフェノキシ)−5−フルオロ−4−ピリミジニル]オキシ}フェニル
)−2−(メトキシイミノ)−N−メチルエタンアミド(9.15g、含有率:
94.2%、理論値の96.9%)が油状物として得られる。
【0103】 実施例3 手順の変形a) 4−クロロ−6−(2−クロロフェノキシ)−5−フルオロピリミジン
【0104】
【化35】
【0105】 (第1段階) 最初に、4,6−ジクロロ−5−フルオロピリミジン(33.5g、含有率:
98.9%)及び炭酸カリウム(34.4g)をメチルイソブチルケトン/水の
混合物(120ml、5/1)に入れ、メチルイソブチルケトン100ml中に
o−クロロフェノール25.7gを含む溶液に60℃で3時間の期間にわたって
滴加混合する。この混合物を60℃で6時間撹拌し、次に冷却し、有機相を分離
し、5%NaOHで洗浄し、水性相をメチルイソブチルケトンで抽出し、有機性
抽出物を併合し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、溶媒を留去する。このようにし
て、4−クロロ−6−(2−クロロフェノキシ)−5−フルオロピリミジン(4
8.4g、含有率:95.6%、理論値の90.3%)が油状物として得られる
【0106】 (E)−(2−{[6−(2−クロロフェノキシ)−5−フルオロ−4−ピリ
ミジニル]オキシ}フェニル)−(5,6−ジヒドロ−1,4,2−ジオキサジ
ン−3−イル)メタノンO−メチルオキシム
【0107】
【化36】
【0108】 (第2段階) 最初に(E)−5,6−ジヒドロ−1,4,2−ジオキサジン−3−イル−
(2−ヒドロキシフェニル)メタノンO−メチルオキシム(11.8g)並びに
炭酸カリウム(9.0g)及びDABCO(280mg)をメチルイソブチルケ
トン/水の混合物(80ml、7/1)に入れ、メチルイソブチルケトン70m
l中に4−クロロ−6−(2−クロロフェノキシ)−5−フルオロピリミジン
(13.1g、含有率:98.1%)を含む溶液と80℃で混合する。この混合
物を80℃で1.5時間撹拌し、次に冷却し、水を加え、有機相を分離し、水性
相をメチルイソブチルケトンで抽出し、併合した有機性抽出物を硫酸ナトリウム
上で乾燥させ、溶媒を留去する。このようにして、(E)−2−(2−{[6−
(2−クロロフェノキシ)−5−フルオロ−4−ピリミジニル]オキシ}フェニ
ル)−(5,6−ジヒドロ−1,4,2−ジオキサジン−3−イル)メタノンO
−メチルオキシム(23.4g、含有率:95.2%、理論値の97.9%)が
固体として得られる。
【0109】 実施例4 手順の変形a) 4−クロロ−6−(2−クロロフェノキシ)−5−フルオロピリミジン
【0110】
【化37】
【0111】 (第1段階) 最初に4,6−ジクロロ−5−フルオロピリミジン(33.5g、含有率:9
8.9%)及び炭酸カリウム(34.4g)をメチルイソブチルケトン/水の混
合物(120ml、5/1)中に入れ、メチルイソブチルケトン100ml中に
o−クロロフェノール25.7gを含む溶液に60℃で3時間の期間にわたって
滴加混合する。この混合物を60℃で6時間撹拌し、次に冷却し、有機相を分離
し、5%NaOHで洗浄し、水性相をメチルイソブチルケトンで抽出し、有機性
抽出物を併合し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、溶媒を留去する。このようにし
て、4−クロロ−6−(2−クロロフェノキシ)−5−フルオロピリミジン(4
8.4g、含有率:95.6%、理論値の90.3%)が油状物として得られる
【0112】 (E)−(2−{[6−(2−クロロフェノキシ)−5−フルオロ−4−ピリ ミジニル]オキシ}フェニル)−(5,6−ジヒドロ−1,4,2−ジオキサ ジン−3−イル)メタノンO−メチルオキシム
【0113】
【化38】
【0114】 (第2段階、比較実験) 最初に(E)−5,6−ジヒドロ−1,4,2−ジオキサジン−3−イル−
(2−ヒドロキシフェニル)メタノンO−メチルオキシム(11.8g)及び炭
酸カリウム(9.0g)をメチルイソブチルケトン/水の混合物(80ml、7
/1)に入れ、メチルイソブチルケトン70ml中に4−クロロ−6−(2−ク
ロロフェノキシ)−5−フルオロピリミジン(13.1g、含有率:98.1%
)を含む溶液と50℃で混合する。この混合物を50℃で24時間撹拌し、次に
冷却し、水を加え、有機相を分離し、水性相をメチルイソブチルケトンで抽出し
、併合した有機性抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、溶媒を留去する。この
ようにして、(E)−2−(2−{[6−(2−クロロフェノキシ)−5−フル
オロ−4−ピリミジニル]オキシ}フェニル)−(5,6−ジヒドロ−1,4,
2−ジオキサジン−3−イル)メタノンO−メチルオキシム(26.4g、含有
率:33.3%、理論値の38.6%)が油状物として得られる。
【0115】 実施例5 手順の変形b) (E)−{2−[(6−クロロ−5−フルオロ−4−ピリミジニル)オキシ] フェニル}(5,6−ジヒドロ−1,4,2−ジオキサジン−3−イル)メタ ノンO−メチルオキシム
【0116】
【化39】
【0117】 (第1段階) 最初に4,6−ジクロロ−5−フルオロピリミジン(31.8g、含有率:9
8.9%)及び炭酸カリウム(31.5g)をアセトン(115ml)中に入れ
、アセトン350ml中に(E)−5,6−ジヒドロ−1,4,2−ジオキサジ
ン−3−イル−(2−ヒドロキシフェニル)メタノンO−メチルオキシム44.
9gを含む溶液に60℃で6時間の期間にわたって滴加混合する。この混合物を
60℃で2時間撹拌し、アセトンを留去し、混合物を塩化メチレン及び水と混合
し、有機相を分離し、水性相を塩化メチレンで抽出し、有機性抽出物を併合し、
5%NaOHで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、溶媒を留去する。このよ
うにして、(E)−{2−[(6−クロロ−5−フルオロ−4−ピリミジニル)
オキシ]フェニル}−(5,6−ジヒドロ−1,4,2−ジオキサジン−3−イ
ル)メタノンO−メチルオキシム(68.0g、含有率:95.8%、理論値の
94.5%)が固体として得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ガイアー,ヘルベルト ドイツ40789モンハイム・ザントシユトラ ーセ66 (72)発明者 ヘプシユ,バルター ドイツ42113ブツペルタール・ビルトシユ タイク22 Fターム(参考) 4C063 AA01 BB08 CC59 DD29 EE03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 [式中、Ar1 は、それぞれの場合に置換又は非置換アリールもしくはヘテロシ
    クリルを表し、 Xは水素、弗素、塩素もしくは臭素を表し、 L1 、L2 、L3 、L4 及びL5 は、同一であるかもしくは異なっており、また
    それらのそれぞれは相互に独立して水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキル
    カルボニル、ホルミル、アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、アルキルア
    ミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、それぞれの場合にハロゲンで場
    合により置換されたアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニ
    ル、もしくはアルキルスルホニルを表すか、 又は L1 、L2 、L3 及びL4 は、同一であるかもしくは異なっており、またそれら
    のそれぞれは相互に独立して水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキルカルボ
    ニル、ホルミル、アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカ
    ルボニル、ジアルキルアミノカルボニル;それぞれの場合にハロゲンで場合によ
    り置換されたアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、も
    しくはアルキルスルホニルを表し、 そして L5 は下記の基: 【化2】 (これらの基中、*はフェニル基に対する結合場所を表す。) の中の1つの基を表し、 そして、ここで基 【化3】 は異なっている。] の化合物の製造方法において、 一般式(II) 【化4】 [式中、Xは上で定義した通りである。] の4,6−ジクロロピリミジン誘導体を、 a)最初に、第1段階において、適切であれば希釈剤の存在下で、また適切であ
    れば酸受容体の存在下で、一般式(III) Ar1 −OH (III) [式中、Ar1 は上で定義した通りである。] の化合物と反応させ、 そして次に、生じた式(IV) 【化5】 [式中、Ar1 及びXのそれぞれは上で定義した通りである。] の化合物を、第2段階において、適切であれば溶媒の存在下で、適切であれば塩
    基の存在下で、2〜40モル%の1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタ
    ン(DABCO)を加えて、一般式(V) 【化6】 [式中、L1 、L2 、L3 、L4 及びL5 のそれぞれは上で定義した通りである
    。] の化合物と反応させるか、 b)最初に、第1段階において、適切であれば希釈剤の存在下で、また適切であ
    れば酸受容体の存在下で一般式(V) 【化7】 [式中、L1 、L2 、L3 、L4 及びL5 のそれぞれは上で定義した通りである
    。] の化合物と反応させ、 そして次に、生じた式(VI) 【化8】 [式中、X、L1 、L2 、L3 、L4 及びL5 のそれぞれは上で定義した通りで
    ある。] の化合物を、第2段階において、適切であれば溶媒の存在下で、適切であれば塩
    基の存在下で、2〜40モル%の1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタ
    ン(DABCO)を加えて一般式(III) Ar1 −OH (III) [式中、Ar1 は上で定義した通りである。] の化合物と反応させることを特徴とする、前記一般式(I)の化合物の製造方法
  2. 【請求項2】 式(I)の化合物を製造するための本発明方法を行うために
    、式(IV)の化合物のモル当たり2〜20モル%の1,4−ジアザビシクロ[
    2.2.2]オクタンを用いることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 式(I)の化合物を製造するための本発明方法を行うために
    、式(VI)の化合物のモル当たり2〜20モル%の1,4−ジアザビシクロ[
    2.2.2]オクタンを用いることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 式(I)の化合物の製造方法が1段法(one-pot process)で
    行われることを特徴とする、請求項1から3の中の少なくとも1つの項に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 式(III)の化合物のモル当たり、式(II)の4,6−
    ジクロロピリミジン誘導体1〜4モルを用いることを特徴とする、請求項1から
    4の中の少なくとも1つの項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 式(V)の化合物のモル当たり、式(II)の4,6−ジク
    ロロピリミジン誘導体1〜4モルを用いることを特徴とする、請求項1から4の
    中の少なくとも1つの項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 式(IV)の化合物のモル当たり0.8〜4モルの式(V)
    の化合物を用いることを特徴とする、請求項1から6の中の少なくとも1つの項
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】 式(VI)の化合物のモル当たり0.8〜4モルの式(II
    I)の化合物を用いることを特徴とする、請求項1から6の中の少なくとも1つ
    の項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 Ar1 は、ハロゲン、又はそれぞれの場合に1個乃至4個の
    炭素原子を有するアルキル、アルコキシ、ハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキ
    シで場合により置換された、3個乃至7個の環構成要素を有するヘテロシクリル
    を表すか; 又はフェニルもしくはナフチルを表し、これらのそれぞれは同一もしくは異なる
    置換基で場合により一置換乃至四置換されており、その場合可能な置換基は、好
    ましくは下記のリスト: ハロゲン、シアノ、ニトロ、ホルミル、カルボキシル、カルバモイル、チオカル
    バモイル; それぞれの場合に1個乃至8個の炭素原子を有する、それぞれの場合に直鎖のも
    しくは枝分れしたアルキル、オキソアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル
    、アルキルチオアルキル、ジアルコキシアルキル、アルキルチオ、アルキルスル
    フィニルもしくはアルキルスルホニル; それぞれの場合に2個乃至6個の炭素原子を有する、それぞれの場合に直鎖のも
    しくは枝分れしたアルケニルもしくはアルケニルオキシ; それぞれの場合に1個乃至6個の炭素原子と1個乃至13個の同一もしくは異な
    るハロゲン原子を有する、それぞれの場合に直鎖のもしくは枝分れしたハロゲノ
    アルキル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアルキルチオ、ハロゲノアルキルスル
    フィニルもしくはハロゲノアルキルスルホニル; それぞれの場合に2個乃至6個の炭素原子と1個乃至11個の同一もしくは異な
    るハロゲン原子を有する、それぞれの場合に直鎖のもしくは枝分れしたハロゲノ
    アルケニルもしくはハロゲノアルケニルオキシ; それぞれの場合に直鎖のもしくは枝分れしたジアルキルアミノ; 各炭化水素鎖に1個乃至6個の炭素原子を有するアルキルカルボニル、アルキル
    カルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアル
    キルアミノカルボニル、アリールアルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノ
    カルボニルオキシ、アルケニルカルボニルもしくはアルキニルカルボニル; それぞれの場合に3個乃至6個の炭素原子を有するシクロアルキルもしくはシク
    ロアルキルオキシ; 3個もしくは4個の炭素原子を有する、二箇所で結合するアルキレン、2個もし
    くは3個の炭素原子を有する、二箇所で結合するオキシアルキレン又は1個もし
    くは2個の炭素原子を有する、二箇所で結合するジオキシアルキレン、これらの
    それぞれは弗素、塩素、オキソ、メチル、トリフルオロメチル及びエチルから成
    る群からの同一もしくは異なる置換基で場合により一置換乃至四置換されている
    ; もしくは基 【化9】 [当該基中、A1 は、水素、ヒドロキシル;又は1個乃至4個の炭素原子を有す
    るアルキルもしくは1個乃至6個の炭素原子を有するシクロアルキルを表し、 A2 は、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、アミノ、メチルアミノ、フェニル
    、ベンジルを表すか、又は1個乃至4個の炭素原子を有する、それぞれの場合に
    シアノ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノもしく
    はフェニルで場合により置換されたアルキルもしくはアルコキシを表すか、又は
    それぞれの場合に2個乃至4個の炭素原子を有するアルケニルオキシもしくはア
    ルキニルオキシを表し、 そして、フェニル、ベンゾイル、ベンゾイルエテニル、シンナモイル、ヘテロシ
    クリル;又はそれぞれの場合に各アルキル部分に1個乃至3個の炭素原子を有す
    ると共に、それぞれの場合に環の部分がハロゲン及び/又は1個乃至4個の炭素
    原子を有する、直鎖のもしくは枝分れしたアルキルもしくはアルコキシで場合に
    より一置換乃至三置換されているフェニルアルキル、フェニルアルキルオキシも
    しくはヘテロシクリルアルキルをも表す。] から選択され、 Xは弗素もしくは塩素を表し、 L1 、L2 、L3 、L4 及びL5 は、同一であるか又は異なっており、またそれ
    らのそれぞれは相互に独立して水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ホルミル;そ
    れぞれの場合に1個乃至6個の炭素原子を有するアルキルカルボニル、アルコキ
    シカルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミ
    ノカルボニル、それぞれの場合に1個乃至6個の炭素原子を有すると共にそれぞ
    れの場合に1個乃至5個のハロゲン原子で場合により置換されているアルキル、
    アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニルもしくはアルキルスルホニル
    を表すか、 又は L1 、L2 、L3 及びL4 は、同一であるかもしくは異なっており、またそれら
    のそれぞれは相互に独立して水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ホルミル;それ
    ぞれの場合に1個乃至6個の炭素原子を有するアルキルカルボニル、アルコキシ
    カルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノ
    カルボニル;それぞれの場合に1個乃至6個の炭素原子を有し、且つ、それぞれ
    の場合に1個乃至5個のハロゲン原子で場合により置換されているアルキル、ア
    ルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニルもしくはアルキルスルホニルを
    表し、そして L5 は下記の基: 【化10】 [これらの基中、*はフェニル基に対する結合場所を表す。] の中の1つの基を表すことを特徴とする、請求項1から8の中の少なくとも1つ
    の項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 Ar1 はメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、トリフル
    オロメチルもしくはトリフルオロメトキシで場合により置換されたチエニル、ピ
    リジルもしくはフリルを表すか; 又はそれぞれの場合に同一のもしくは異なる置換基で場合により一置換乃至四置
    換されたフェニルを表し、その場合可能な置換基は、好ましくは下記のリスト:
    弗素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、ホルミル、カルボキシル、カルバ
    モイル、チオカルバモイル; メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブ
    チル、1−、2−、3−、ネオ−ペンチル、1−、2−、3−、4−(2−メチ
    ルブチル)、1−、2−、3−ヘキシル、1−、2−、3−、4−、5−(2−
    メチルフェニル)、1−、2−、3−(3−メチルフェニル)、2−エチルブチ
    ル、1−、3−、4−(2,2−ジメチルブチル)、1−、2−(2,3−ジメ
    チルブチル)、3−オキソブチル、メトキシメチル、ジメトキシメチル; メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ; メチルチオ、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、メチルスルフィニル
    、エチルスルフィニル、メチルスルホニルもしくはエチルスルホニル; ビニル、アリル、2−メチルアリル、プロペン−1−イル、クロトニル、プロパ
    ルギル、ビニルオキシ、アリルオキシ、2−メチルアリルオキシ、プロペン−1
    −イルオキシ、クロトニルオキシ、プロパルギルオキシ; トリフルオロメチル、トリフルオロエチル; ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロクロロメトキシ、トリ
    フルオロエトキシ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、ジフルオ
    ロクロロメチルチオ、トリフルオロメチルスルフィニルもしくはトリフルオロメ
    チルスルホニル; ジメチルアミノ、ジエチルアミノ; アセチル、プロピオニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、メチルア
    ミノカルボニル、エチルアミノカルボニル、ジメチルアミノカルボニル、ジエチ
    ルアミノカルボニル、ジメチルアミノカルボニルオキシ、ジエチルアミノカルボ
    ニルオキシ、ベンジルアミノカルボニル、アクリロイル、プロピオロイル; シクロペンチル、シクロヘキシル; それぞれの場合に二箇所で結合するプロパンジイル、エチレンオキシ、これらの
    それぞれは、弗素、塩素、オキソ、メチル及びトリフルオロメチルから成る群か
    らの同一のもしくは異なる置換基で場合により一置換乃至四置換されている; もしくは基 【化11】 [これらの基中、A1 は水素、メチルもしくはヒドロキシルを表し、そして A2 は、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、アミノ、メチルアミノ、フェニル
    もしくはベンジルを表し、そして フェニル、ベンゾイル、ベンゾイルエテニル、シンナモイル、ベンジル、フェニ
    ルエチル、フェニルプロピル、ベンジルオキシ、5,6−ジヒドロ−1,4,2
    −ジオキサジン−3−イルメチル、トリアゾリルメチル、ベンゾオキサゾール−
    2−イルメチル、1,3−ジオキサン−2−イル、ベンゾイミダゾール−2−イ
    ル、ジオキソール−2−イル、オキサジアゾリルをも表し、これらのそれぞれは
    、環部分がハロゲン;及び/又は1個乃至4個の炭素原子を有する、直鎖のもし
    くは枝分れしたアルキルもしくはアルコキシで場合により一置換乃至三置換され
    ている。] から選択され、 Xは弗素を表し、 L1 、L2 、L3 及びL4 は、同一であるかもしくは異なっており、またそれら
    のそれぞれは相互に独立して、水素、弗素、塩素、臭素、シアノ、ニトロ、アセ
    チル、プロピオニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、メチルアミノ
    カルボニル、エチルアミノカルボニル、ジメチルアミノカルボニル、ジエチルア
    ミノカルボニル、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s
    −もしくはt−ブチル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、メ
    チルチオ、エチルチオ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、メチルスル
    ホニルもしくはエチルスルホニル、トリフルオロメチル、トリフルオロエチル、
    ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロクロロメトキシ、トリ
    フルオロエトキシ、ジフルオロメチルチオ、ジフルオロクロロメチルチオ、トリ
    フルオロメチルチオ、トリフルオロメチルスルフィニルもしくはトリフルオロメ
    チルスルホニルを表し、そして L5 は下記の基: 【化12】 [これらの基中、*はフェニル基に対する結合場所を表す。] の中の1つの基を表すことを特徴とする、請求項1から8の中の少なくとも1つ
    の項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 Ar1 はメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、トリフル
    オロメチルもしくはトリフルオロメトキシで場合により置換されたチエニル、ピ
    リジルもしくはフリルを表すか; 又はそれぞれの場合に同一もしくは異なる置換基で場合により一置換乃至四置換
    されたフェニルを表し、その場合可能な置換基は、好ましくは下記のリスト: 弗素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、ホルミル、カルボキシル、カルバ
    モイル、チオカルバモイル; メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブ
    チル、1−、2−、3−、ネオ−ペンチル、1−、2−、3−、4−(2−メチ
    ルブチル)、1−、2−、3−ヘキシル、1−、2−、3−、4−、5−(2−
    メチルペンチル)、1−、2−、3−(3−メチルペンチル)、2−エチルブチ
    ル、1−、3−、4−(2,2−ジメチルブチル)、1−、2−(2,3−ジメ
    チルブチル)、3−オキソブチル、メトキシメチル、ジメトキシメチル; メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ; メチルチオ、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、メチルスルフィニル
    、エチルスルフィニル、メチルスルホニルもしくはエチルスルホニル; ビニル、アリル、2−メチルアリル、プロペン−1−イル、クロトニル、プロパ
    ルギル、ビニルオキシ、アリルオキシ、2−メチルアリルオキシ、プロペン−1
    −イルオキシ、クロトニルオキシ、プロパルギルオキシ; トリフルオロメチル、トリフルオロエチル; ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロクロロメトキシ、トリ
    フルオロエトキシ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、ジフルオ
    ロクロロメチルチオ、トリフルオロメチルスルフィニルもしくはトリフルオロメ
    チルスルホニル; ジメチルアミノ、ジエチルアミノ; アセチル、プロピオニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、メチルア
    ミノカルボニル、エチルアミノカルボニル、ジメチルアミノカルボニル、ジエチ
    ルアミノカルボニル、ジメチルアミノカルボニルオキシ、ジエチルアミノカルボ
    ニルオキシ、ベンジルアミノカルボニル、アクリロイル、プロピオロイル; シクロペンチル、シクロヘキシル; それぞれの場合に二箇所で結合するプロパンジイル、エチレンオキシ、これらの
    それぞれは弗素、塩素、オキソ、メチル及びトリフルオロメチルから成る群から
    の同一もしくは異なる置換基で場合により一置換乃至四置換されている; もしくは基 【化13】 [当該基中、A1 は水素、メチルもしくはヒドロキシルを表し、そして A2 は、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、アミノ、メチルアミノ、フェニル
    もしくはベンジルを表し、そして フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、ベンゾイル、ベンゾイルエテニル、シン
    ナモイル、ベンジル、フェニルエチル、フェニルプロピル、ベンジルオキシ、ベ
    ンジルチオ、5,6−ジヒドロ−1,4,2−ジオキサジン−3−イルメチル、
    トリアゾリルメチル、ベンゾオキサゾール−2−イルメチル、1,3−ジオキサ
    ン−2−イル、ベンゾイミダゾール−2−イル、ジオキソール−2−イル、オキ
    サジアゾリルをも表し、これらのそれぞれは環部分が、ハロゲン、及び/又は1
    個乃至4個の炭素原子を有する、直鎖のもしくは枝分れしたアルキルもしくはア
    ルコキシで場合により一置換乃至三置換されている。] から選択され、 Xは弗素を表し、 L1 、L2 、L3 及びL4 のそれぞれは水素を表し、 そして L5 は下記の基: 【化14】 [当該基中、*はフェニル基に対する結合場所を表す。] の中の1つの基を表すことを特徴とする、請求項1から8の中の少なくとも1つ
    の項に記載の方法。
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