JP2000504675A - 置換アミノアルケン酸シアノフェニルアミドからの置換シアノフェニルウラシルの製造方法 - Google Patents

置換アミノアルケン酸シアノフェニルアミドからの置換シアノフェニルウラシルの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、除草性化合物として既知の化合物である一般式(I)[式中、R1、R2、R3およびR4は、明細書に定められた意味をもつ]の置換シアノフェニルウラシルの新規な製造方法に関する。また、本発明は、そのための中間体としての新規な置換アミノアルケン酸シアノフェニルアミドおよびそれらの新たに見い出された製造方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 置換アミノアルケン酸シアノフェニルアミドからの 置換シアノフェニルウラシルの製造方法 本発明は、除草性のある活性化合物として既知の化合物である置換シアノフェ ニルウラシルの新規な製造方法、その中間体としての新規な置換N−(シアノフ ェニル)アミノアルケンアミド、およびそれらの新たに見い出された製造方法に 関する。 ある種の置換シアノフェニルウラシルは、反応補助剤、例えば水素化ナトリウ ムの存在下で、適当なアミノアルケン酸エステルと適当なイソシアン酸シアノフ ェニルもしくはシアノフェニルウレタンとの反応によって製造できることが知ら れている(欧州特許第648749号、参照)。しかしながら、この工程によると、得 られる生成物の収量および品質は、必ずしも完全に満足できるものではなく、ま た必要な反応成分は、工業目的には適切ではない。 さらに、ある種の置換フェニルウラシルは、適当な置換N−(フェニル)アミ ノアルケンアミドと適切な炭酸誘導体との反応によって製造できることも知られ ている(WO 95/32952、参照)。しかしながら、この刊行物に記述されている 合成経路は、多くの段階を含み、そして複雑である。 したがって、本発明は、次の(a)〜(c)を提供する。 (a)一般式(I) [式中、 R1は、場合によっては置換されていてもよいアルキルを表し、 R2は、水素、ハロゲンもしくはアルキルを表し、 R3は、水素もしくはハロゲンを表し、そして R4は、アミノ、ハロゲンもしくは基−N(R5)SO26(式中、 R5は、水素を表すか、またはそれぞれ場合によっては置換されていてもよ いアルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、シクロアルキルカルボ ニル、シクロアルキルスルホニル、アリールカルボニルもしくはアリールスルホ ニルを表し、そして R6は、それぞれ場合によっては置換されていてもよいアルキル、シクロア ルキルもしくはアリールを表す)を表す] の置換シアノフェニルウラシルの製造方法であって、 一般式(II) [式中、R1、R2、R3およびR4は、各々先の定義のとおりである] の置換N−(シアノフェニル)アミノアルケンアミドを、 一般式(III) Z1−CO−Z2 (III) [式中、Z1およびZ2は、同一または相異なり、各々は、ハロゲン、アルコキシ 、アリールオキシ、イミダゾリルもしくはトリアゾリルを表す] の炭酸誘導体と、 適当であれば反応補助剤の存在下で、そして適当であれば希釈剤の存在下で、温 度−20℃〜+150℃において反応させることを特徴とする方法、 (b)一 般式(II)[式中、 R1は、場合によっては置換されていてもよいアルキルを表し、 R2は、水素、ハロゲンもしくはアルキルを表し、 R3は、水素もしくはハロゲンを表し、そして R4は、アミノ、ハロゲンもしくは基−N(R5)SO26(式中、 R5は、水素を表すか、またはそれぞれ場合によっては置換されていてもよ いアルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、シクロアルキルカルボ ニル、シクロアルキルスルホニル、アリールカルボニルもしくはアリールスルホ ニルを表し、そして R6は、それぞれ場合によっては置換されていてもよいアルキル、 シクロアルキルもしくはアリールを表す)を表す] の新規な置換N−(シアノフェニル)アミノアルケンアミド、ならびに (c)一般式(II)の置換N−(シアノフェニル)アミノアルケンアミドの 製造方法であって、一般式(IV) [式中、R1、R2、R3およびR4は、各々先の定義のとおりである] のシアノフェニルピリミジノンを、 希釈剤の存在下で、温度−20℃〜+100℃において、塩基性化合物と反応さ せることを特徴とする方法。 また、本発明は、先に(c)および(a)に一般的様式で記された段階を組み 合わせてなる、一般式(I)の置換シアノフェニルウラシルへの新規な製造経路 も提供する。 この新規経路が、より一層簡易な方法、そしてまたより高い収量と改善された 品質において、一般式(I)の置換シアノフェニルウラシルを生成することは驚 くべきことである。特に、式(IV)のシアノフェニルピリミジノンの円滑な開 環反応により式(II)の置換N−(シアノフェニル)−アミノアルケンアミド が生成することは、置換N−(アリール)−β−アミノアルケンアミド製造の非 常に驚くべき新法を構成する。 好ましくは、本発明は、式(I)の化合物ならびに式(II)の新規 化合物の製造に関し、各場合、 R1は、場合によってはフッ素および/または塩素で置換されていてもよく、 炭素原子1〜4個をもつアルキルを表し、 R2は、水素、フッ素、塩素、臭素もしくは炭素原子1〜4個をもつアルキル を表し、 R3は、水素、フッ素、塩素もしくは臭素を表し、そして R4は、アミノ、フッ素、塩素もしくは基−N(R5)SO26[式中、 R5は、水素を表すか、あるいはそれぞれ場合によってはフッ素および/また は塩素で置換されていてもよく、各場合アルキル基に炭素原子1〜6個をもつア ルキル、アルキルカルボニルもしくはアルキルスルホニルを表すか、それぞれ場 合によってはフッ素および/または塩素で置換されていてもよく、各場合シクロ アルキル基に炭素原子3〜6個をもつシクロアルキルカルボニルもしくはシクロ アルキルスルホニルを表すか、またはそれぞれ場合によってはフッ素および/ま たは塩素で置換されていてもよいフェニルカルボニルもしくはフェニルスルホニ ルを表し、そして R6は、場合によってはフッ素および/または塩素で置換されていてもよく、 炭素原子1〜6個をもつアルキルを表すか、場合によってはフッ素および/また は塩素で置換されていてもよく、炭素原子3〜6個をもつシクロアルキルを表す か、またはそれぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置換されていて もよいフェニルを表す]を表す。 特に、本発明は、式(I)の化合物ならびに式(II)の新規化合物の製造に 関し、各場合、 R1は、それぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置換さ れていてもよいメチルもしくはエチルを表し、 R2は、水素、フッ素、塩素、臭素、メチルもしくはエチルを表し、 R3は、水素、フッ素もしくは塩素を表し、そして R4は、フッ素、塩素もしくは基−N(R5)SO26[式中、 R5は、水素を表すか、あるいはそれぞれ場合によってはフッ素および/また は塩素で置換されていてもよいメチル、エチル、n−またはi−プロピル、アセ チル、プロピオニル、メチルスルホニルもしくはエチルスルホニルを表すか、そ れぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置換されていてもよいシクロ プロピルカルボニル、シクロブチルカルボニル、シクロペンチルカルボニル、シ クロヘキシルカルボニル、シクロプロピルスルホニル、シクロブチルスルホニル 、シクロペンチルスルホニルもしくはシクロヘキシルスルホニルを表すか、また はそれぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置換されていてもよいフ ェニルカルボニルもしくはフェニルスルホニルを表し、そして R6は、それぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置換されていて もよいメチル、エチル、n−またはi−プロピル、n−、i−、s−またはt− ブチルを表すか、それぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置換され ていてもよいシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルもしくはシクロヘ キシルを表すか、またはそれぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置 換されていてもよいフェニルを表す]を表す。 例えば、先に(c)(方法(c))で述べられた方法段階において、3−(4 −シアノ−2,5−ジフルオロフェニル)−6−トリフルオロメチルピリミジン −4−オンが、出発材料として使用され、そして得ら れる生成物が、先に(a)(方法(a))で述べられた方法段階にしたがって、 例えばホスゲンと反応する場合には、その反応は、次の式によって略記すること ができる: 式(I)の化合物を製造するための本発明による方法(a)において、出発材 料として使用されるべき炭酸誘導体は、式(III)について一般的に定義され ている。式(III)において、Z1およびZ2は、同じか異なっていて、そして 好ましくは、フッ素、塩素、臭素、C1−C4−アルコキシ、フェノキシ、イミダ ゾリルもしくはトリアゾリル、特に、塩素、メトキシ、エトキシもしくはフェノ キシを表す。 式(III)の出発材料の例は、次のとおりである: ホスゲン(またその「二量体」もしくは「三量体」−ジホスゲンもしくはトリ ホスゲン)、炭酸ジメチル、炭酸ジエチル、炭酸ジフェニル、クロロギ酸メチル 、クロロギ酸エチルならびにカルボニル−ビス−イミダゾール。 式(III)の出発材料は、合成用の既知化学品である。 式(II)の化合物を製造するための本発明による方法(c)におい て、出発材料として使用されるべきシアノフェニルピリミジノンは、式(IV) について一般的に定義されている。式(IV)において、R1、R2、R3および R4は、好ましくは、または特には、本発明による式(I)の化合物の記述に関 して、R1、R2、R3およびR4について好適もしくは特に好適であるとして既に 述べられた意味をもつ。 式(IV)の出発材料は、既知であり、そして/または既知の方法によって製 造することができる(ドイツ特許第4431218号、製造実施例、参照)。 本発明による方法(c)は、塩基性化合物を用いて実施される。適切な塩基性 化合物は、すべて慣用の無機または有機塩基を含む。これらは、例えば、アルカ リ土類金属もしくはアルカリ金属の水素化物、水酸化物、アミド類、アルコキシ ド類、酢酸塩、炭酸塩もしくは重炭酸塩、例えば水素化ナトリウム、水素化リチ ウム、水素化ナトリウム、水素化カリウムもしくは水素化カルシウム、ナトリウ ムアミドもしくはカリウムアミド、ナトリウムメトキシドもしくはカリウムメト キシド、ナトリウムエトキシドもしくはカリウムエトキシド、ナトリウムn−ま たはi−プロポキシドもしくはカリウムn−またはi−プロポキシド、ナトリウ ムt−ブトキシドもしくはカリウムt−ブトキシド、水酸化リチウム、水酸化ナ トリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウムもしくは水酸化カルシウム、水 酸化アンモニウム、酢酸ナトリウムもしくは酢酸カリウム、酢酸アンモニウム、 炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸マグネシウムもしくは炭酸カルシウム、重 炭酸ナトリウムもしくは重炭酸カリウム、炭酸アンモニウム、そして第4級アミ ン類、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、N,N −ジメチルアニリン、ピ リジン、N−メチルピペリジン、N,N−ジメチルアミノピリジン、ジアザビシ クロオクタン(DABCO)、ジアザビシクロノネン(DBN)またはジアザビ シクロウンデセン(DBU)を包含する。 アルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウムもしくは炭酸カリウム、アルカリ 金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウム、そしてアルカ リ金属アルコキシド類、例えばナトリウムメトキシドもしくはカリウムメトキシ ド、ナトリウムエトキシドもしくはカリウムエトキシド、ナトリウムt−ブトキ シドもしくはカリウムt−ブトキシドは、本発明による方法(c)における塩基 性化合物としての使用のために特に好適である。 本発明による方法(c)を実施するための適切な希釈剤は、水および有機溶媒 である。これらは、特に、脂肪族、脂環式または芳香族の場合によりハロゲン化 された炭化水素類、例えばベンジン、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベ ンゼン、ジクロロベンゼン、石油エーテル、ヘキサン、シクロヘキサン、ジクロ ロメタン、クロロホルム、四塩化炭素;エーテル類、例えばジエチルエーテル、 ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランおよびエチレングリ コールジメチルエーテルもしくはエチレングリコールジエチルエーテル;ケトン 類、例えばアセトン、ブタノンもしくはメチルイソブチルケトン;ニトリル類、 例えばアセトニトリル、プロピオニトリルもしくはベンゾニトリル;アミド類、 例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メ チルホルムアニリド、N−メチルピロリドンもしくはヘキサメチルリン酸トリア ミド;エステル類、例えば酢酸メチルもしくは酢酸エチル;スルホキシド類、例 えばジメチルスルホキシド;アルコ ール類、例えばメタノール、エタノール、n−またはi−プロパノール、n−, i−,s−またはt−ブタノール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エ チレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテ ル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、それらの水との混合液、または 純水、を包含する。 水もしくはアルコール類、例えばメタノールもしくはエタノールが、本発明に よる方法(c)における希釈剤としての使用のために特に好適である。 本発明による方法(c)を実施する場合、反応温度は、比較的広い範囲内で変 えることができる。一般に、その反応は、温度−20℃〜+100℃、好ましく は−5℃〜+80℃、特に+10℃〜+60℃で実施される。 本発明による方法(c)は、通常、大気圧下で実施される。しかしながら、本 発明による方法(c)を加圧下または減圧下−一般には0.1bar〜10ba rで実施することも可能である。 本発明による方法(c)の実施では、一般に、式(IV)のシアノフェニルピ リミジノン1mol当たり、塩基性化合物0.9〜1.5mol、好ましくは0 .95〜1.2molが用いられる。 一般に、反応物は、室温において−または必要に応じて若干冷却しながら−混 合され、そして反応混合液は、反応が終了するまで必要とされる特定の温度で撹 拌される。 生成物の精製および単離は、通常の方式で実施できる。例えば、混合液は、水 および実質的に水と混和しない有機溶媒、例えば塩化メチレンと振盪され、その 有機相が分離され、そして乾燥される。溶媒は、減圧 下で溜去され、そして残渣は、必要に応じて、慣用の方法(例えば、クロマトグ ラフィー、再結晶化)にしたがって精製される。しかしながら、方法(c)の粗 生成物が、適当であれば、さらなる精製なしに方法(a)による反応のために使 用されてもよい。 式(I)の化合物を精製するための本発明による方法(a)は、好ましくは、 適切な反応補助剤の存在下で実施される。適切な酸受容体は、一般に、慣用の無 機もしくは有機塩基または酸受容体である。これらは、好ましくは、アルカリ金 属もしくはアルカリ土類金属の酢酸塩、アミド類、炭酸塩、重炭酸塩、水素化物 、水酸化物またはアルコキシド類、例えば酢酸ナトリウム、酢酸カリウムもしく は酢酸カルシウム、リチウムアミド、ナトリウムアミド、カリウムアミドもしく はカルシウムアミド、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムもしくは炭酸カルシウム、 重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウムもしくは重炭酸カルシウム、水素化リチウム 、水素化ナトリウム、水素化カリウムもしくは水素化カルシウム、水酸化リチウ ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムもしくは水酸化カルシウム、ナトリウム メトキシドもしくはカリウムメトキシド、、ナトリウムエトキシドもしくはカリ ウムエトキシド、ナトリウムn−もしくはi−プロポキシドまたはカリウムn− もしくはi−プロポキシド、ナトリウムn−,i−,s−もしくはt−ブトキシ ドまたはカリウムn−,i−,s−もしくはt−ブトキシド;さらにまた、塩基 性有機窒素化合物、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピル アミン、トリブチルアミン、エチル−ジイソプロピルアミン、N,N−ジメチル −シクロヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミン、エチル−ジシクロヘキシル アミン、N,N−ジメチル−アニリン、N,N−ジメチル−ベンジル アミン、ピリジン、2−メチル−,3−メチル−,4−メチル、2,4−ジメチ ル−,2,6−ジメチル−,3,4−ジメチル−および3,5−ジメチル−ピリ ジン、5−エチル−2−メチル−リジン、4−ジメチルアミノ−ピリジン、N− メチル−ピペリジン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]−オクタン(DA BCO)、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−ノン−5−エン(DBN) 、または1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−ウンデク−7−エン(DBU )を包含する。 本発明による方法(a)を実施するために好適な希釈剤は、不活性有機溶媒で ある。これらは、特に、脂肪族、脂環式または芳香族の場合によりハロゲン化さ れた炭化水素類、例えばベンジン、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベン ゼン、ジクロロベンゼン、石油エーテル、ヘキサン、シクロヘキサン、ジクロロ メタン、クロロホルム、四塩化炭素;エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジ イソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランもしくはエチレングリ コールジメチルエーテルもしくはエチレングリコールジエチルエーテル;ケトン 類、例えばアセトン、ブタノンもしくはメチルイソブチルケトン;ニトリル類、 例えばアセトニトリル、プロピオニトリルもしくはベンゾニトリル;アミド類、 例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メ チルホルムアニリド、N−メチルピロリドンもしくはヘキサメチルリン酸トリア ミド;エステル類、例えば酢酸メチルもしくは酢酸エチル;スルホキシド類、例 えばジメチルスルホキシドを包含する。 本発明による方法(a)を実施する場合、反応温度は、比較的広い範囲にわた って変えることができる。一般に、その反応は、温度−20℃ 〜+150℃、好ましくは−10℃〜+120℃、特に0℃〜100℃で実施さ れる。 本発明による方法(a)は、一般に、大気圧下で実施される。しかしながら、 本発明による方法(a)を加圧下または減圧下−一般には0.1bar〜10b arで実施することも可能である。 本発明による方法(a)の実施では、一般に、式(II)の置換N−(シアノ フェニル)アミノクロトンアミド1mol当たり、式(III)の炭酸誘導体1 .0〜5.0mol、好ましくは1.1〜2.5mol、そして適当であれば、 反応補助剤1.0〜5.0mol、好ましくは1.2〜2.5molが用いられ る。反応が実施され、反応生成物は、既知の方法にしたがって精製され、単離さ れる。 本発明にしたがって製造されるべきシアノフェニルウラシルは、除草性のある 活性化合物として既に知られている(欧州特許第648749号、参照)。 製造実施例: 例1 (方法(c)) 3−(4−シアノ−2,5−ジフルオロ−フェニル)−6−トリフルオロメチ ル−ピリミド−4−オン30.3g(0.10mol)、5N 水酸化ナトリウム水溶液20ml(NaOH 0.10mol)および水300 mlを、室温(約20℃)で混合し、そして混合液を、この温度で約20時間撹 拌する。結晶性反応生成物を吸引濾過によって単離し、水で洗浄し、そして酸化 リン(V)上デシケーター内で乾燥する。 融点127℃をもつN−(4−シアノ−2,5−ジフルオロ−フェニル)−3 −アミノ−4,4,4−トリフルオロ−2−ブテンアミド27.7g(純度93 .3%、すなわち理論値の89%)を得る。 例2 (方法(c)) 3−(4−シアノ−2,5−ジフルオロ−フェニル)−6−トリフルオロメチ ル−ピリミド−4−オン0.8g(2.7mmol)、ナトリウムメトキシド0 .15g(2.7mmol)およびエタノール10mlを、室温(約20℃)で 混合し、そして混合液を、この温度で約1時間撹拌する。次いで、混合液を水流 ポンプを用いて真空濃縮し、その残渣を水/塩化メチレンとともに振盪し、そし て有機相を分別し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして濾過する。溶媒を、注意し て、濾液から水流ポンプを用いて真空除去する。 融点127℃をもつN−(4−シアノ−2,5−ジフルオロ−フェニル)−3 −アミノ−4,4,4−トリフルオロ−2−ブテンアミド0. 6g(理論値の76%)を得る。 例3 (方法(a)) N−(4−シアノ−2,5−ジフルオロ−フェニル)−3−アミノ−4,4, 4−トリフルオロ−2−ブテンアミド(純度93.3%)1.56g(5mmo l)を、テトラヒドロフラン20mlに溶解し、そしてパラフィン油中水素化ナ トリウムの濃度80%懸濁液0.3gを添加する。その混合液を、約20℃で約 30分間撹拌する。続いて、炭酸ジフェニル1.28g(5.6mmol)を添 加し、そして反応混合液を、還流下で約15時間加熱する。冷却後、混合液を水 流ポンプを用いて真空濃縮し、その残渣を水に採取し、そしてpHを2N塩酸の 添加によって3に調整する。得られる結晶性生成物を、吸引濾過によって単離し 、そして酸化リン(V)上減圧下で乾燥する。 融点208℃をもつ1−(4−シアノ−2,5−ジフルオロ−フェニル)−3 ,6−ジヒドロ−2,6−ジオキソ−4−トリフルオロメチル−1(2H)−ピ リミジン1.65g(純度79.7%、すなわち理論値の83%)を得る。 例4 (方法(a)) N−(4−シアノ−2,5−ジフルオロ−フェニル)−3−アミノ−4,4, 4−トリフルオロ−2−ブテンアミド(純度93.3%)9.4g(30mmo l)を、トルエン200mlに溶解し、そしてピリジン6mlと4−ジメチルア ミノ−ピリジン0.3gを添加する。約40℃の内部温度において、ホスゲン約 5gを導入し、続いて、反応混合液を、さらに約4時間約40℃で撹拌する。冷 却後、水200mlを添加し、徹底的に振盪後、得られる結晶性生成物を、吸引 濾過によって単離し、クレイ上で乾燥する。 融点208℃をもつ1−(4−シアノ−2,5−ジフルオロ−フェニル)−3 ,6−ジヒドロ−2,6−ジオキソ−4−トリフルオロメチル−1(2H)−ピ リミジン3.7g(理論値の39%)を得る。 式(IV)の出発材料: 例(IV−1) 6−トリフルオロメチル−ピリミジン−4−オン3.0g(18.3mmol )、炭酸カリウム2.5g(18.3mmol)およびジメチルスルホキシド5 0mlの混合液を、20℃で15時間撹拌する。次いで、2,4,5−トリフル オロ−ベンゾニトリル2.9g(18.3mmol)を添加し、そして混合液を 、60℃で8時間撹拌する。その混合液を濃縮後、残渣を水とともに撹拌し、そ して得られる結晶性生成物を吸引濾過によって単離する。 融点95℃をもつ3−(4−シアノ−2,5−ジフルオロ−フェニル)−6− トリフルオロメチル−ピリミジン−4−オン2.7g(理論値の49%)を得る 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY, CA,CN,CZ,HU,IL,JP,KR,KZ,L K,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SK,TR ,UA,US (72)発明者 ランチユ,ラインハルト ドイツ連邦共和国デー―42115ブツペルタ ール・アムブツシユホイスヘン51 (72)発明者 ブロブロウスキ,ハインツ―ユルゲン ドイツ連邦共和国デー―40764ランゲンフ エルト・フイルネブルクシユトラーセ73

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 一般式(I) [式中、 R1は、場合によっては置換されていてもよいアルキルを表し、 R2は、水素、ハロゲンもしくはアルキルを表し、 R3は、水素もしくはハロゲンを表し、そして R4は、アミノ、ハロゲンもしくは基−N(R5)SO26 (式中、 R5は、水素を表すか、またはそれぞれ場合によっては置換されていてもよ いアルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、シクロアルキルカルボ ニル、シクロアルキルスルホニル、アリールカルボニルもしくはアリールスルホ ニルを表し、そして R6は、それぞれ場合によっては置換されていてもよいアルキル、シクロア ルキルもしくはアリールを表す)を表す] の置換シアノフェニルウラシルの製造方法であって、 一般式(II) [式中、R1、R2、R3およびR4は、各々、上記定義のとおりである] の置換N−(シアノフェニル)アミノアルケンアミドを、 一般式(III) Z1−CO−Z2 (III) [式中、Z1およびZ2は、同一または相異なり、各々は、ハロゲン、アルコキシ 、アリールオキシ、イミダゾリルもしくはトリアゾリルを表す] の炭酸誘導体と、 適当であれば反応補助剤の存在下で、そして適当であれば希釈剤の存在下で、温 度−20℃〜+150℃において反応させることを特徴とする方法。 2. 一般式(II) [式中、R1、R2、R3およびR4は、各々、請求の範囲1の定義のとおりである ] の置換N−(シアノフェニル)アミノアルケンアミドの製造方法であっ て、一般式(IV) [式中、R1、R2、R3およびR4は、各々、請求の範囲1の定義のとおりである ] のシアノフェニルピリミジノンを、 希釈剤の存在下で、温度−20℃〜+100℃において、塩基性化合物と反応さ せることを特徴とする方法。 3. 請求の範囲1記載の式(I)の置換シアノフェニルウラシルの製造方法 であって、最初に、一般式(IV) [式中、R1、R2、R3およびR4は、各々、請求の範囲1の定義のとおりである ] のシアノフェニルピリミジノンを反応させて、一般式(II) [式中、R1、R2、R3およびR4は、各々、上記定義のとおりである] の置換N−(シアノフェニル)アミノアルケンアミドを得、そして最後に、これ を、請求の範囲1記載の方法にしたがって、さらに反応させて、所望のシアノフ ェニルウラシルを得ることを特徴とする方法。 4. R1が、場合によっては置換されていてもよいアルキルを表し、 R2が、水素、ハロゲンもしくはアルキルを表し、 R3が、水素もしくはハロゲンを表し、そして R4が、アミノ、ハロゲンもしくは基−N(R5)SO26[式中、 R5は、水素を表すか、またはそれぞれ場合によっては置換されていてもよ いアルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、シクロアルキルカルボ ニル、シクロアルキルスルホニル、アリールカルボニルもしくはアリールスルホ ニルを表し、そして R6は、それぞれ場合によっては置換されていてもよいアルキル、シクロア ルキルもしくはアリールを表す]を表す ことを特徴とする、一般式(II) の置換N−(シアノフェニル)アミノアルケンアミド。 5. R1が、場合によってはフッ素および/または塩素置換されていてもよ く、炭素原子1〜4個をもつアルキルを表し、 R2が、水素、フッ素、塩素、臭素もしくは炭素原子1〜4個をもつアルキル を表し、 R3が、水素、フッ素、塩素もしくは臭素を表し、そして R4が、アミノ、フッ素、塩素もしくは基−N(R5)SO26[式中、 R5 は、水素を表すか、あるいはそれぞれ場合によってはフッ素および/または塩素 で置換されていてもよく、各場合アルキル基に炭素原子1〜6個をもつアルキル 、アルキルカルボニルもしくはアルキルスルホニルを表すか、それぞれ場合によ ってはフッ素および/または塩素で置換されていてもよく、各場合シクロアルキ ル基に炭素原子3〜6個をもつシクロアルキルカルボニルもしくはシクロアルキ ルスルホニルを表すか、またはそれぞれ場合によってはフッ素および/または塩 素で置換されていてもよいフェニルカルボニルもしくはフェニルスルホニルを表 し、そして R6は、場合によってはフッ素および/または塩素で置換されていてもよく、 炭素原子1〜6個をもつアルキルを表すか、場合によってはフッ素および/また は塩素で置換されていてもよく、炭素原子3〜6個をもつシクロアルキルを表す か、またはそれぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置換されていて もよいフェニルを表す]を表す ことを特徴とする、請求の範囲4記載の一般式(II)の置換N−(シアノフェ ニル)アミノアルケンアミド。 6. R1が、場合によってはフッ素および/または塩素で置換され ていてもよく、炭素原子1〜4個をもつアルキルを表し、 R2が、水素、フッ素、塩素、臭素もしくは炭素原子1〜4個をもつアルキル を表し、 R3が、水素、フッ素、塩素もしくは臭素を表し、そして R4が、アミノ、フッ素、塩素もしくは基−N(R5)SO26[式中、 R5は、水素を表すか、あるいはそれぞれ場合によってはフッ素および/また は塩素で置換されていてもよく、各場合アルキル基に炭素原子1〜6個をもつア ルキル、アルキルカルボニルもしくはアルキルスルホニルを表すか、それぞれ場 合によってはフッ素および/または塩素で置換されていてもよく、各場合シクロ アルキル基に炭素原子3〜6個をもつシクロアルキルカルボニルもしくはシクロ アルキルスルホニルを表すか、またはそれぞれ場合によってはフッ素および/ま たは塩素で置換されていてもよいフェニルカルボニルもしくはフェニルスルホニ ルを表し、そして R6は、場合によってはフッ素および/または塩素で置換されていてもよく、 炭素原子1〜6個をもつアルキルを表すか、場合によってはフッ素および/また は塩素で置換されていてもよく、炭素原子3〜6個をもつシクロアルキルを表す か、またはそれぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置換されていて もよいフェニルを表す]を表す ことを特徴とする、請求の範囲1および3記載の一般式(I)の置換シアノフェ ニルウラシルの製造方法。 7. R1が、それぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置換され ていてもよいメチルもしくはエチルを表し、 R2が、水素、フッ素、塩素、臭素、メチルもしくはエチルを表し、 R3が、水素、フッ素もしくは塩素を表し、そして R4が、フッ素、塩素もしくは基−N(R5)SO26[式中、 R5は、水素を表すか、あるいはそれぞれ場合によってはフッ素および/また は塩素で置換されていてもよいメチル、エチル、n−またはi−プロピル、アセ チル、プロピオニル、メチルスルホニルもしくはエチルスルホニルを表すか、そ れぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置換されていてもよいシクロ プロピルカルボニル、シクロブチルカルボニル、シクロペンチルカルボニル、シ クロヘキシルカルボニル、シクロプロピルスルホニル、シクロブチルスルホニル 、シクロペンチルスルホニルもしくはシクロヘキシルスルホニルを表すか、また はそれぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置換されていてもよいフ ェニルカルボニルもしくはフェニルスルホニルを表し、そして R6は、それぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置換されていて もよいメチル、エチル、n−またはi−プロピル、n−、i−、s−またはt− ブチルを表すか、それぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置換され ていてもよいシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルもしくはシクロヘ キシルを表すか、またはそれぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置 換されていてもよいフェニルを表す]を表す ことを特徴とする、請求の範囲4記載の一般式(II)の置換N−(シアノフェ ニル)アミノアルケンアミド。 8. R1が、それぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置換され ていてもよいメチルもしくはエチルを表し、 R2が、水素、フッ素、塩素、臭素、メチルもしくはエチルを表し、 R3が、水素、フッ素もしくは塩素を表し、そして R4が、フッ素、塩素もしくは基−N(R5)SO26[式中、 R5は、水素を表すか、あるいはそれぞれ場合によってはフッ素および/また は塩素で置換されていてもよいメチル、エチル、n−またはi−プロピル、アセ チル、プロピオニル、メチルスルホニルもしくはエチルスルホニルを表すか、そ れぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置換されていてもよいシクロ プロピルカルボニル、シクロブチルカルボニル、シクロペンチルカルボニル、シ クロヘキシルカルボニル、シクロプロピルスルホニル、シクロブチルスルホニル 、シクロペンチルスルホニルもしくはシクロヘキシルスルホニルを表すか、また はそれぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置換されていてもよいフ ェニルカルボニルもしくはフェニルスルホニルを表し、そして R6は、それぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置換されていて もよいメチル、エチル、n−またはi−プロピル、n−、i−、s−またはt− ブチルを表すか、それぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置換され ていてもよいシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルもしくはシクロヘ キシルを表すか、またはそれぞれ場合によってはフッ素および/または塩素で置 換されていてもよいフェニルを表す]を表す ことを特徴とする、請求の範囲1および3記載の一般式(I)の置換シアノフェ ニルウラシルの製造方法。
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